みんなの議会

妹背牛町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日

ヤングケアラーに対する施策について

2022年3月9日、妹背牛町議会の一般質問で、田中春夫議員が「ヤングケアラーに対する施策について」質問し、健康福祉課長 河野和浩が答弁しました。

質問者
田中春夫 議員
答弁者
健康福祉課長 河野和浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 8番 田中春夫

(登壇) 発言通告に従いまして質問いたします。ヤングケアラーに対する施策について。ヤングケアラーとは、通学や仕事の傍ら障がいや病気のある親や祖父母、年下の兄弟などの介護や世話をしている18歳未満の子供を指す。家族の病気や障がいのために長期のサポートや介護、見守りを必要とし、それを支える人手が充分にないときに、子供であってもその役割を引き受けて家族の世話をする状況が生じる。介護のために学業に遅れが出たり、進学や就職をためらったりするケースもあると言われています。妹背牛町における実態の把握についてお伺いいたします。再質問を留保して質問を終わります。

答弁 健康福祉課長 河野和浩(健康福祉課長は2023年3月まで)

私のほうから議員ご質問のヤングケアラーに対する施策、町の実態についてということでご答弁を申し上げます。議員ご指摘のように、ヤングケアラーとは最近注目されている言葉になっておりますが、本来大人が担うべき家事や家族の世話などを日常的に行っていることにより子供自身がやりたいことができないなど、子供自身の権利が守られていない子供のことを厚生労働省も一応定義づけております。ちょっと古いデータになるかもしれませんが、総務省の就業構造基本調査を毎日新聞社が独自に再集計したデータがありますが、その中では家族を介護するここでは15歳から19歳になっているのですが、平成29年時点で全国で3万7,100人と推計されております。そうした中、厚生労働省も一昨年、令和2年12月から1月にかけて全国の公立中学校と全日制、定時制の高校2年生、中学校2年、その定時制を含めて2年生、およそ1万3,000人を対象にこのヤングケアラーに関する初めての実態調査をしております。その中で、世話をしている家族がいると回答した生徒は中学生が5.7%で約17人に1人、高校生が4.1%で約24人に1人という一応データが出ております。北海道におきましても昨年、令和3年7月から8月にかけて札幌市を除く道内公立中学校、公立高校2年生、これも全日制、定時制ですけれども、約5万人を対象に各学校経由で生活の実態に対する調査、学校におけるヤングケアラーへの対応に対する調査を実施しております。その中で、このヤングケアラーという言葉自体の認識度において、内容を知っていると回答した生徒は1割前後となっており、聞いたことがないと回答された生徒が7割以上になっております。本町においては、特にこの独自の調査はしておりませんが、各種相談や民生委員、児童委員さんからの情報、地域住民並びに学校関係との情報交換においては、このヤングケアラーは現時点では把握しておりませんが、この今回の調査からも実際にどういう状況がヤングケアラーというのか、その生徒本人が理解していないということもあり得ることを認識しておりますので、今後は地域住民や民生委員、児童委員、学校を含めた関係機関にこのヤングケアラーという情報提供を周知する中で、もしそういう方が、生徒が妹背牛にいた場合、そういう存在を見逃すことのないように対応していく考えでおりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 8番 田中春夫

近隣との希薄化、関係者、ヤングケアラー問題が深刻に、今テレビでも新聞報道でも出ています。昔は近所付き合いがあり、町内会の組織も充分に機能していました。隣の家族構成や病気など状況をよく知り、お互いに声をかけ合って足りない部分は補っていたということです。近年では、こうした近所付き合いを避ける傾向が今強く、挨拶する、顔見知り程度のお付き合いしかないという人が増えてきているかなと思います。隣で起きている深刻な問題、築いた基盤が必要です。近所に助けを求める風習、希薄になっている、これがヤングケアラーの問題を今真剣に受け止める必要があると思います。そうした意味でも町として、行政としてそういう対策を充分取っていただく。どういう対策を取るのか再度お伺いして質問といたします。

答弁 健康福祉課長 河野和浩(健康福祉課長は2023年3月まで)

本町におきましては、令和3年の4月より重層的支援体制整備事業という事業を実施しておりまして、各種相談窓口の中で包括的な支援、相談をしっかりと受け止める。そして、さらには今田中議員おっしゃいましたように、やはり近所のそういった情報、そして町内会からのそういった情報をしっかり受け止めた中で、このヤングケアラーに限らず、今やっぱり町内においては障がいを持たれたお子様を育てているとか、健康不安を抱えながら高齢者が高齢者をケアしている、そういうケースも実際にはもう情報をいただいている中で担当課としては対応しているつもりでございます。ただ、このヤングケアラーに関しては、実際にその調査の中でも見えてきたものは日常的に家事を手伝っている、自分自身がそれがケアと思っていないという、そういう子供、生徒さんがいるというのも調査から出ておりますので、もしかしたら今この核家族の中で例えば独り親だとか、例えばご両親がどちらか健康を害して兄弟の面倒を見なければならない、そういった生徒さんはもしかしたらいるかもしれないと認識しておりますので、先ほども申し上げたように、そういった情報をやはり行政としてはしっかりキャッチした中で相談支援体制、そして何らかのそういった早急に対応できる支援を今後も継続してまいりたいと思っておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、再質問への答弁とさせていただきます。

質問 8番 田中春夫

ありません。

出典:妹背牛町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる