妹背牛町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月11日
コロナウイルスについて
2020年3月11日、妹背牛町議会の一般質問で、田中春夫議員が「コロナウイルスについて」質問し、健康福祉課長 河野和浩、教育課長 浦本雅之が答弁しました。
- 質問者
- 田中春夫 議員
- 答弁者
- 健康福祉課長 河野和浩、教育課長 浦本雅之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 田中春夫
(登壇) 最初に、新型コロナウイルスに感染され、亡くなられた皆さんのご冥福をお祈りするとともに、今治療中を余儀なくされている皆さんにお見舞い申し上げます。発言通告に従いまして、コロナウイルスについてお伺いいたします。感染経路がはっきりしない新型コロナウイルスが神奈川、東京、千葉、和歌山など全国各地で発生しており、国内でも見えない感染が広がっている可能性を示していると考えられます。北海道でも新型コロナウイルスの感染拡大を受け、鈴木知事は2月の28日の夕方、北海道感染症危機管理対策本部会議で同日から3週間集中的に対策を講じるとして緊急事態宣言を発表し、道民に対して29日から3月の1日の週末の2日間の外出自粛を要請、これが報道されました。本町でも小中学校が2月の27日から3月の10日まで休業というか、休校中ですけれども、また保育所にわたってもそういう措置が取られました。道内で3月の11日現在で111人が新型コロナウイルスに感染した報道がありました。2003年に流行したSARSでは、ほとんどの感染者が重症化し、典型的なウイルス肺炎を発症したのです。患者のほとんどが見つけることができました。しかし、新型コロナウイルスでは、軽症者や症状が現れていない感染者がかなりの割合で存在すると考えられ、軽症者がそれと知らずに周りに感染させてしまうという見えない感染が広がっていると考えられます。今回のウイルスは、潜伏期間も感染性があることを示すデータが得られています。つまり発症して隔離しても発症する前にほかの人に感染する可能性があるということ、そのためにSARSのように感染者を徹底的に見つけ出して接触者の中から発症した人が出ても早期に隔離するということは使えません。人から人の感染であることも今分かってきました。感染者と接触した距離を置いて時間いた場合のリスクも高くなっています。空気感染のような空間全体に広がるものではないです。日本でも毎日多くの季節性インフルエンザで亡くなっています。しかし、そのほとんどは、インフルエンザの感染後における細菌性肺炎やインフルエンザの感染をきっかけに寝たきりの高齢者などが心筋梗塞など別の原因で亡くなるというインフルエンザ関連死です。しかし、新型コロナウイルスは全く違い、重症化の割合が低くても重症化すればウイルスそのものが肺の中で増えるウイルス性肺炎を起こします。重症のウイルス肺炎治療が困難ということでありますが、そこでお伺いします。本町では、地域内の流行が起こるという前提で医療体制をどのように準備を進めているのか。2つ目に、公的病院でウイルスの検査体制、整備がどのように確立されているのか。3つ目に、インフルエンザに対してはワクチンや抗インフルエンザ薬、さらには迅速診断キットなどというツールがありますが、このウイルスには現時点ではそういったツールはありません。自分たちで守るというか、その対策マニュアルの今徹底が必要と思われますが、どのようになっているかお伺いいたします。2つ目に、児童生徒に対する不審者についてお伺いいたします。新聞、テレビ報道、児童生徒に誰々さんのお宅知っている、お菓子上げようか、かわいいねなどと言って声をかけて巧みに接近して連れ去られるというケースが起きています。つい最近テレビで滝川市内の小学校で不審者の対応の仕方を警官が不審者役をし、子供たちに具体的な事例対応を教えているところを見ました。子供たちの登校時は、先生方やPTA役員の方々が門に立って一人一人の生徒に声をかけていることも見かけております。しかし、残念ながら私の見る範囲ではありますけれども、色あせた子供SOSというステッカーをたまたま見かけることもあります。子供たちに何かあれば、駆け込める場所として設けられていると思います。現状はどのようになっているのか、また本町ではこのような事例は発生していないのかお伺いいたします。大人の目線で訪問者を尋ねられることや一緒に家まで案内していくこともまれではありません。しかし、子供たちにとって見知らぬ人が自分の方向とその人の目的地が一緒の方向となると、今まで話したことのない方は不審者に見えてくるのです。日常的なつながりがない知らない人とお話をしないが子供たちの中にあり、子供たちの自分を守る最大の防御だと思います。児童生徒の不審者の対策だけでなく、大人が何でもないと思うかもしれない恐怖心を感じるときでもあります。子供たちにこうしたことを率直に感想や不審者に対する事件というか、そういうことを見て恐怖を感じていないのかどうか、対話やアンケートなどでそれとなく聞き出して指導していただけないかどうかお伺いいたし、再質問を留保して終わりとします。
答弁 健康福祉課長 河野和浩(健康福祉課長は2023年3月まで)
私のほうから1点目のコロナウイルス対策についてご答弁申し上げます。新型コロナウイルス感染症対策におきましては、本町は2月26日に対策本部を立ち上げ、日々情報収集した中で適宜対応策の協議や発熱等の気になる風邪症状があるときの対応について住民向けの周知を全戸回覧、ホームページ掲載、新聞折り込み等でさせていただいたところでございます。既にご承知のとおり、空知管内近隣でも発症が確認されており、いつ本町で発症してもおかしくない状況と認識しており、1点目のご質問の医療体制をどのように進めているか、関連していますので、2点目の検査体制についてですが、新聞報道にもされていますように今月6日より保険適用となっておりますが、それでも現在は検査のできる医療機関や道内で1日に検査できる数も限られており、やはりまず気になる症状が出た場合はかかりつけ等の医療機関に相談、もしくは受診していただいた中で、その医療機関より保健所を通じて現在非公表となっておりますが、検査できる医療機関での対応という体制になっております。3点目のご質問にありますように、このコロナウイルスそのものに効く抗ウイルス薬や迅速な診断キットは国では現在開発中と言っておりますが、まだなく、現時点では感染した場合はやはり対症療法しかなく、一部報道で既存のぜんそく治療薬で症状の改善効果があったと言われておりますが、それは一部の症例でしか言えないと思っております。やはり既に住民周知させていただいておりますように、小まめな手洗い、うがい、マスクの着用とせきエチケットの徹底、感染しやすい環境下への外出自粛、睡眠と栄養を充分取った上での免疫力を高める、多くの方が触れるドアノブ等の消毒といった議員ご指摘のとおり自分たちでできる予防対策を徹底していく必要があるものと認識しております。ただ、もし本町で感染者が出た場合ですが、当然保健所からの指示に基づいた対応が必要で、公共施設等の使用禁止や制限はもちろん、発生経路、濃厚接触者等を踏まえた中で消毒等も必要になってくるかと思われます。保健所に確認しますと、感染者が個人所有の持家の場合は行政としては特に消毒は要らないとされており、例えば公営住宅で感染者が発生した場合などはやはり共有部分の手すり等は消毒が必要と考えており、また例えばお一人暮らしの方が感染された場合の住宅の管理だとか、子育て世代の親御さんが感染し、子供さんが独りになり、身寄りがない場合は当然ケース・バイ・ケースで行政として対応、支援していかなければならないものと考えております。いずれにしましても、予防により感染が拡大しないよう、万が一感染者が出た場合は保健所の指示も頂きながら、迅速な対応により感染を拡大させない対応ができるよう、そして何といってもやはり住民の不安を少しでも軽減できるよう対策本部を立ち上げておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
答弁 教育課長 浦本雅之(教育課長は2021年3月まで)
児童生徒に対する不審者について私からご答弁申し上げます。1点目の不審者対策の指導についてでございますけれども、ご指摘の子供SOSステッカーですが、これにつきましては登下校中に不審者に遭遇した場合逃げ込む場所の目印ということで現在も活用されております。また、本町では、1区6町内会の方々によりまして登下校の安全対策ということで子供110番運動というものを取り組んでいただいておりまして、これは現在も継続してございます。なお、近年発生しております下校中の児童生徒を狙った悪質事件に鑑み、学校での指導におきましては登下校中に不審者に遭遇した場合はこのステッカーのあるなしにかかわらず、商店や民家に逃げるよう指導してございます。また、こういった内容につきましては、年3回長期休暇に入る前に新聞折り込みにより住民周知も実施しております。今週3月14日にも学校のほうから新聞折り込みを出すというふうに聞いてございますけれども、その中にも同様のことが記載されてございます。町民の皆さんには、この場を借りて併せてご協力をお願いしたいと考えてございます。また、不審者の発生事例ですけれども、明らかに不審者であると確認し、空知教育局にも報告した例が平成25年の冬に1件発生しております。また、登下校対策でございますけれども、小学校、中学校では危機管理マニュアルというものを作成してございます。登校から下校までの間、自然災害も含めまして想定されるあらゆる児童生徒の危機回避について作成しているものでございますけれども、不審者目撃情報等があった場合には速やかに駐在所等に連絡をし、パトロールを強化していただくと。また、PTA役員、それから民生委員による見守り隊等の出役をいただき、登下校の見守りを実施している状況にあります。また、状況によっては、保護者による送迎を要請するなどの対応を取っておりますけれども、現在不審者によりそういうような保護者による送迎を実施したという例はございません。2点目の心のケアの問題でございますけれども、議員からもご指摘あったとおりこれまでも不審者に後をつけられた、知らない人に声をかけられた、変質者がいたという報告を数回受けてございます。特に小学校児童からの報告が主なものとなりますけれども、その都度駐在所と連携し、調査したところ、偶然行き先が同じ場所であった、あるいは学校の近くに住む高齢者であったなど不審者でも何でもなかったという事例が多々ありました。こうした例から見ましても、警戒することはもちろん重要ですけれども、不必要に子供たちに恐怖心を持たないよう学校のほうでは指導してございます。仮に恐怖心を持った子供が発生した場合につきましては、心のケアとして担任や養護教諭に加えましてスクールカウンセラーも積極的に活用することとしてございます。加えまして、児童や生徒の挨拶運動も取り組んでおりまして、町内の方には積極的に挨拶をするよう指導しているところであります。町民の方も登下校中の児童生徒には積極的に挨拶いただくことで子供たちにも安心感を与えると同時に、登下校の見守りにつながると、またコミュニティ・スクールの中でもそういった取組をしていきたいというふうに考えており、この点も含めて再び町民のご協力をお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 8番 田中春夫
ありません。