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妹背牛町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月17日

幼児教育・保育の無償化について

2019年12月17日、妹背牛町議会の一般質問で、廣田毅議員が「幼児教育・保育の無償化について」質問し、健康福祉課長 河野和浩、総務課長 篠原敬司、町長 田中一典が答弁しました。

質問者
廣田毅 議員
答弁者
健康福祉課長 河野和浩、総務課長 篠原敬司、町長 田中一典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 5番 広田毅

(登壇) 改めましておはようございます。通告に従いまして次の2件につきまして質問をいたします。最初に、幼児教育・保育の無償化についてお伺いをいたします。幼児教育・保育を無償化する改正子ども・子育て支援法と低所得者世帯を対象に大学など高等教育を無償化する大学等修学支援法がこの5月に成立し、幼保無償化につきましては、ご案内のとおり10月よりスタートしております。このことにつきましては、安倍政権が掲げる全世代型社会保障の柱とされております。この施策により全国で約300万人が恩恵を受けるとされておりまして、我が町、認定こども園、妹背牛保育所も対象となっております。私は、昨年、平成30年度第1回、第2回定例会一般質問で本町の少子化対策、また移住、定住対策と連動させた認定こども園、妹背牛保育所の保育料の無償化について提案と提起をさせていただいておりましたが、国による幼保無償化がスタートした現在、本町における現状とその課題についてお伺いをいたします。まず、1点目、無償化対象児童数と対象外となった児童数についてお尋ねをいたします。2点目、北空知管内では深川市が子育て支援重点施策としましてゼロから2歳児の保育料無償化に踏み切ったと承知をしておりますけれども、このことにつきましてどのように把握しているかを伺います。3点目、幼保無償化によって生ずる課題についてお伺いをいたします。2件目でありますけれども、本町におきます防犯、とりわけ防犯カメラの設置の必要の可否についてお伺いをいたします。世界の中でも比較的治安がよいとされる日本でありますけれども、ちなみに世界治安ランキング2019年度版では、1位がアイスランド、日本は6位とされております。しかし、全国では連日のように凶悪犯による殺人事件などが発生しております。平成30年度の警視庁犯罪統計によりますと、刑法犯では全国では81万7,337件、北海道におきましては2万5,459件となっております。本町でも安全で安心して暮らせるまちづくりのため、防犯カメラ設置の必要性について町の考えをお伺いいたします。まず、1点目、本町における防犯カメラの設置の状況についてお尋ねをいたします。2点目、行政が防犯カメラ設置または推進に当たってのメリット、デメリットを含めた考え方につきましてお伺いをいたします。以上、再質問を留保し、1回目の質問を終わります。

答弁 健康福祉課長 河野和浩(健康福祉課長は2023年3月まで)

私のほうから1点目の幼児教育・保育の無償化についてご答弁申し上げます。まず、1点目の無償化の対象児童と対象外児童数につきましては、3歳以上の無償化対象児童数は現在35名となっております。3歳未満児は13名となっておりますが、国基準の非課税世帯の対象はゼロとなっており、多子世帯や町独自の軽減により9名が無償化となっており、議員ご質問の対象外となる人数は残りの4名が無償化対象外となっております。2点目の深川市の無償化の内容につきましては、議員ご質問の3歳未満児無償化に踏み切ったとのことですが、こちらのほうで認識しておりますのは、課税者の階層により2分の1を軽減しているという形で把握をしております。3点目の無償化による課題についてですが、子育て世代における経済的負担、子育て支援環境整備という面での無償化でありますが、利用者負担額の減免措置におきましては既にご存じのとおり減免措置がとられており、生活保護世帯、低所得者世帯は事実上もう無償化となっておりました。そういう世帯にとっては、今回の無償化は新たなメリットはないと言われており、恩恵を受けるのは、それぞれの自治体にもよりますが、ある程度の所得のある世帯、例えば月額5万円程度保育料を払っている世帯であれば、年間にして60万円程度が浮くことになりますので、その分をそれぞれ何か教育、習い事をさせるというようなことは考えられるのではないかと思っております。ただ、議員ご指摘の国が言っている全世代型社会保障としてどの世帯もひとしく教育を受けられると言われている点におきましては、こういう現実を考えると疑問にも思います。逆に教育格差が拡大するのではないかとも言われております。今後もし3歳未満児も全て無償化となれば、利用を希望される家庭がふえてくることも予想されます。実際もう10月1日からスタートして、都市部ではそういう傾向が既に見られており、保育士不足も懸念されております。いずれにしましても、無償化の財源に消費税が充てられることになっておりますが、安定した財源確保が課題と考えており、将来子供を産み育てたい、子供がいて楽しいと思える地域社会をどのように構築していくかを考える必要があると認識しております。以上、3点のご質問の答弁とさせていただきます。

答弁 総務課長 篠原敬司(総務課長は2020年3月まで)

私からは本町の防犯状況について2点答弁いたします。初めに、防犯カメラの設置状況ですが、把握できました店、また施設関係で6軒の施設が設置が確認できました。しかし、ほとんどが店内向けのカメラ等々、よくて玄関先が写っている状況となってございます。屋外の設置に対しましては、確認できたのは2件となってございます。そのほか個人で設置している方はいらっしゃるようでございますが、これにつきましては個人情報ともなりますので、確認することは困難であったのが現状でございます。次に、行政が防犯カメラ設置推進に当たってのメリット、デメリットにつきましては、最近のテレビ等でもよく放映されますが、防犯カメラの映像を見ますと、何かがあったときの記録、映像として大変役に立つということが多く見受けられますし、またその場所におきまして防犯カメラがありますと犯罪の抑止、また犯人の逮捕等には効果はてきめんだと思われます。しかし、その反面、設置をしてみますと、そこの場所を通るたびに、またそこに住まわれている方等々におきましては常に監視をされているという、プライバシーに対しまして確認、また現状におきまして侵害を受けているということもあります。その面がデメリットかと思われます。行政が防犯カメラの設置を行っているまちにつきましては、全国的にはありますが、北海道におきましては確認はできておりません。しかし、本町で実施しております防犯灯設置、電気料助成と同様に町内会に防犯カメラの設置助成をしている市町村を確認することはできました。また、道内でも個人設置に対しまして上限を設け助成している町村も確認はできました。本町におきまして防犯カメラの設置のための検討につきましては、まだ行ってはございません。新たなる課題としまして検討し、安全、安心して暮らせるまちづくりを目指していきたいことを申し上げまして答弁とさせていただきます。

質問 5番 広田毅

ただいま答弁をいただきましたので、幼保の無償化につきましては大体本町の現状についてはおおむね把握ができました。昨年、1回目の質問でも申し上げましたとおり、第1回、第2回の定例会において私が質問申し上げましたけれども、その第2回の定例会におきまして、私が2歳児未満の保育料の無償化に取り組んでいただいて、人口減少対策、また少子化対策として強力に発信していく施策として実施されてはどうですかと伺いましたら、町長は次のように答弁されておりますので、ここで議事録を抜粋してではございますけれども、ご紹介をさせていただきます。どちらかといいますと、私は全年齢、そして3歳児未満を含めて、できたら半額の方法でいけるかなということで今財政のほうと検討しています。継続性の問題もありますので、慎重にやらせていただきたいと思いますけれども、来年度からは必ず着手していきたいと思っておりますと答弁されています。また、本年度の町政執行方針の中でも、今科から答弁ありましたとおり、3歳児以上を対象として保育料を10分の5に減額すると名言をされております。これに基づきまして、4月から9月分までの3歳児以上の保育料を半減されております。しかし、残念ながら、課長答弁にあったように、2歳児未満につきましては助成措置をされておりません。今お答えの中で、対象外の児童数につきましては13名いて、そのうち9名が町または多子対策ということで無償化の対象になっているけれども、4名が残念ながら対象外であるという課長の答弁でございました。しかし、幼児無償化と聞きますと、今申し上げましたとおり4名の方が対象外というふうになっておりますけれども、無償化と聞きますと費用が全くかからないというイメージがありますけれども、実はそうではございませんで、先ほどから何回も申し上げておりますとおり、2歳児未満の児童につきましては住民税が非課税世帯のみとされておりますし、また給食費、それから延長保育料は除外をされております。そこで、次のことについてお伺いをします。なぜ本年4月から9月分までの保育料減額に当たって2歳児未満について助成措置がされなかったのかをお伺いします。国による幼保無償化がスタートした現在、本町の9月以降の助成措置おりましてはどのようになっているのかをお伺いします。また、2点目、給食費、いわゆる主食費、お米だとかパンになりますけれども、それとおかず代、副食費と言われておりますけれども、無償化の対象外となったことから、特に低所得者層では保育料は無料になったが、給食費の実費負担となり、いわゆる逆転減少が起きていると言われておりますけれども、本町ではどのようになっているのかをお答えいただきたいと思います。次に、防犯カメラの設置につきましてですが、今回質問するために警察のほうに出向きまして、取材をさせていただきました。本町の窃盗事案に限ってですけれども、直近の何年かの件数についてご紹介をしたいと思います。窃盗事案の発生件数につきましては、平成24年度では20件、25年度では11件、26年度では10件、27年度では2件、28年度では5件、29年度では4件、30年度では2件、本年度はまだ少し日にちがございますけれども、現在のところ4件となっているようであります。これは、いずれにしても認知件数でありまして、本年度の4件のうち3件ついては住宅に侵入した窃盗事件となっております。警察としましては、犯罪抑止の観点から、官民にかかわらず防犯カメラ設置の有効性を訴えておられました。防犯カメラ設置に当たっては、プライバシー侵害のおそれから、慎重な運用を求められることも事実でございます。札幌市では、町内会防犯カメラ設置に当たって補助制度がございます。しかしながら、白石区の町内会では、私的空間、いわゆる個人の住宅、または個人の住宅の窓、玄関などが映り込むことによる一部住民の反対によりましてトラブルとなっております。それで、この設置につきまして一時暗唱に乗り上げていたわけでありますけれども、プライバシー保護の厳格化、例えば映像の一部が映らないように塗り潰すマスキング機能がついたものを補助要件などとした。さらに厳格化したマニュアルを適用して現在運用されております。近年保育所、小学校の子供の声がうるさいだとか、除夜の鐘がうるさいといったようなことがトラブルになる今日でありますけれども、町民の方が安心して暮らせるまちづくりのために防犯カメラの設置の必要性を感じておりますけれども、その上で次のことをお尋ねいたします。1点目、自治体が公共空間と言われる部分、公園だとか公道に当たりますけれども、それに限定した防犯カメラの設置の考えがあるのかを伺います。2点目、町内会の防犯カメラ設置の推進と導入に当たっての補助制度の創出の考え方があるのかどうかを伺います。以上を申し上げまして、再々質問を留保して終わります。

答弁 健康福祉課長 河野和浩(健康福祉課長は2023年3月まで)

広田議員の再質問に対してご答弁申し上げます。3歳未満児の保育料の無償化につきましては、先ほどもお話しさせていただいたとおり、現在いろんな施策によって4名の方が対象外となっており、数の関係ではないのですけれども、来年の4月以降3歳未満児も全員無償化に向けて、現在財政協議を進めているところでございます。もう一点の副食費につきましては、3歳以上が今副食費実費徴収をさせていただいており、10月以降金額も国基準に合わせて4,500円という形で一律徴収させていただいている中で、この副食費につきましても一応軽減措置が階層によってございます。次年度でいきますと20名程度が実費徴収の形になるのですけれども、副食費につきましては各家庭で一応負担していただく方向で、無償化の方向は考えておりませんが、保育料につきましては今答弁させていただいたように無償化に向けて動いているということでご理解賜りたいと思います。以上、私のほうからの答弁とさせていただきます。(何事か言う者あり)

答弁 健康福祉課長 河野和浩(健康福祉課長は2023年3月まで)

10月以降は今現在の4名の方は実費徴収、その方向は変わっておりません。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 総務課長 篠原敬司(総務課長は2020年3月まで)

私から防犯灯につきまして2点、再質問に対してお答えさせていただきたいと思います。初めに、自治体での公園等におきます設置につきましては、現在温泉のほうにつきましては過去いろんな犯罪事案がありましたので、駐車場に向けましての防犯カメラにつきましては設置しております。しかし、公園等につきましては、現在設置はされてございません。この設置につきましてそれぞれ費用の関係等は、まだ積算等を行ってございません。したがいまして、第9次のこれからのまちづくりの中で含めて検討のほうをさせていただければと思います。また、町内会におきます設置助成につきましては、先ほど1点、個人に対します助成ということにつきましては、浦河町で個人に対します助成ということで、あくまでも道路に向けた助成ということを行っています。個人の家から自分の地先含めて道路、町道、道道、それぞれ全体を含めた中で道路に向けた設置ということを限定として、一律上限2万円ということで設置に助成しているところもあります。また、議員から先ほどから札幌市等々ございました。その中で設置している防犯カメラにつきましては、ほとんどが1カ月、約30日間記録した中、自動消滅していき、再度また録画していくというのがほとんどの状況となってございます。本町におきまして、どこに設置、またどのぐらいの規模で設置、どこの町内で設置、それぞれまだ検討している最中でございます。今後に向けた防犯組織確立等々を含めた中で検討させていただければと思います。以上、答えとさせていただきます。

再々質問 5番 広田毅

再々質問では、1件目の幼保の無償化のみについて再々質問させていただきたいと思います。今課長のほうからご答弁いただきましたけれども、第9次の妹背牛町総合振興計画策定に当たって町民の意向調査、いわゆるアンケートとられています。この中で町民の意見や要望を反映するには一番どれがいいのかという設問に対して、このアンケートが一番いいとお答えになった方が58.1%、これが一番多いわけです。過半数いらっしゃるわけですが、このことについては当然ご存じのことだと思います。次に、今後のまちづくりでどの分野について重点を置いて取り組むべきかを問う設問では、18歳から49歳、50歳以上ともに移住、定住対策、そして子育て支援の充実が上位を占めております。ここにもございますけれども、町民の方はまだごらんになっていないと思いますけれども、1位が移住、定住対策、2位が子育て支援の充実ということになっております。これは49歳いか、今申し上げましたとおり50歳以上では移住、定住対策ということになっております。移住、定住対策、そして子育て支援ともにリンクをしておりまして、まちづくりをしていく中で施策としては非常に重要度がわかりやすいかと思います。先ほど課長から答弁いただいたように、2歳児未満の保育料の無償化については来年に向けて財政のほうから検討されているということでありますので、ぜひ無償化に向けて頑張っていただきたいなと思っております。また、2点目に申し上げました給食費なのですけれども、実はこの部分については改正前は主食費が保育料と一緒に払われていたのです。そういった関係で、この給食費が外されということに今回なりましたので、主食費と、それから副食費、これが児童を持つ親御さんが負担をしていかなければいけないと。一般的に、主食費、平均的なものといいますと値段でいいますと約3,000円、本町についてはちょっと忘れました。今課長答弁いただいたことを忘れましたけれども、副食費については本町については4,500円ということだったわけでありますけれども、これ単純に2つ合わせますと7,000円強、8,000円弱ということになろうかと思いますけれども、この部分が逆に言うと、さっきも言いました、今まで保育料に含まれていた主食費を今度払わなければようするにというような状況に今回なってわけでありますけれども、この状況が非常に親御さんにとっては、特に2歳児未満で非常にお金のかかる時期、そして5歳児未満であっても親御さんがまだ所得的にも非常に低い中、児童に係る経費を少しでも軽減してあげて、そして次に向けて貯蓄なりなんなりに備えていただく機会をつくって上げるのも行政の一つの仕事かなと考えております。改めて最後にお伺いをしたいと思いますけれども、給食費のことについて町長の助成措置についての考え方を最後お尋ねをしまして、再々質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

広田議員の再々質問に対してご答弁を申し上げます。認定こども園、妹背牛保育所について、確かに国が10月から施行を始めました保育料無償化の後、来年の3月31日までの対応は私たちはまだしておりませんでした。それは、国がはっきりやると約束はしていましたけれども、本当に施行するのかどうかを実地で見きわめていたわけでございます。議員ご質問ずっとありましたように、少子化対策、それから子育て支援の大筋においては、移住、定住対策とセットというのが筋だということは充分承知しておりまして、私たち財政のほうともずっと頭を突き合わせ手検討してきた結果、来年の4月1日より3歳未満の保育料無償化に踏み切ろうと考えております。ただ、このことによって低所得者世帯を助けるというよりも、全所得世帯、つまりこれから稼いで働く人たち、それから税金もたくさん払っていただける人たちもこの町に呼び込もうという施策のほうにかじを大きく切りたいと思っております。ただし、先ほど言っております副食費、それから給食費に関しましては、これに関しましては、やはり何もかもを行政が担うという発想は私たちにはございません。食べるものに関しては親御さんが働いて稼いでもらう。そして、その税金の中からこの無償化対象に対してお金を払うという流れは変わってございません。ですから、税金を払えない低所得者に関してはきちんと今まで施策が行われていたとおり、そこは変わりなくやっていきますけれども、全てを行政が担うという発想はちょっと私はいかがなものかなと考えておりので、まずは3歳児未満、保育所入所の無料ということでかじを切りたいと考えております。以上で答弁とさせていただきます。

出典:妹背牛町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月17日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる