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妹背牛町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日

高齢者等への住宅対策について

2017年3月10日、妹背牛町議会の一般質問で、向井敏則議員が「高齢者等への住宅対策について」質問し、健康福祉課長 石井美雪、建設課長 丸岡隆博、町長 寺崎一郎が答弁しました。

質問者
向井敏則 議員
答弁者
健康福祉課長 石井美雪、建設課長 丸岡隆博、町長 寺崎一郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 向井敏則

(登壇) 通告に従いまして、2点について一般質問をいたします。初めに、福祉行政、高齢者等への住宅対策についてお伺いいたします。現在町民の高齢化が進み、人口に対する65歳以上の人の割合が44%を超えている状況にあります。次に、町営住宅についてですが、本町においては古い住宅を順次建てかえ、更新を行っております。比較的新しいところとしては、平成14年度建設の東雲団地から平成16年度の東雲団地B、そして平成19年度の北斗団地A棟、22年度の北斗団地B棟、平成25年度の北斗団地C棟、27年度の北斗団地D棟と建てられ、本年、平成29年度には稲穂団地A棟の建設が予定されています。建てかえの際には、玄関や室内の段差を少なくする、またはなくするなど少しずつバリアフリー化が進められていますが、東雲団地は3階建て、東雲団地B及び北斗団地は2階建てであり、2階以上へは階段となっております。本町の高齢者人口は年々増加し、今後も高齢化現象はさらに加速すると見込まれ、ひとり暮らしや高齢化世帯、認知症高齢者の増加が懸念されております。年をとり、足腰は弱くなっていく中、階段の上りおりはつらくなっていくのではないでしょうか。過日生活支援ハウスすまい・ルを視察しました。すまい・ルは、平成14年10月に開所、入居が始まり、さらに平成17年までは委託という形で、平成18年度以降は指定管理制度で管理運営がなされております。夫婦用4室、単身者用12室で、現在満室とのことです。浴室は共同利用ですが、室内及び建物内はバリアフリーになっています。介護度等の入所条件はあるそうですが、現在入所希望者が単身者で19名、夫婦で2組待機ということで聞いております。近年少しでも長く自立生活が求められる中、高齢で体に不安のある町民にとってはすまい・ルのようなところで生活できるのが安心ではないでしょうか。すまい・ルのような施設あるいはその施設の建物の増設または建設のお考えがあるのかをお伺いいたします。また、担当課はかわると思いますが、関連があると思いますので、今後建てかえていく町営住宅の平屋化、バリアフリー化についてのお考えをお伺いします。さらに、今年建設される稲穂団地A棟の内容、概要についてもお伺いしたいと思います。次に、町政について。寺崎町長の町政執行についてお伺いします。平成21年12月に町長就任し、1期、2期と8年が経過しようとしています。前任者からの継続事業もありますが、国営農地再編事業の推進、大型圃場に対応するためのRTK―GPSシステムを利用した先進農業への取り組み、商工会による住宅リフォーム助成事業、買い物おもてなしタクシー助成事業、移住定住支援事業、子育て支援事業、学校給食費助成などへの取り組みと町民の声を聞き、町民の負託に応えるべく努力されてきたと思います。2期目の終わりを迎えるに当たって、本町の町政執行へのお考え、町政への思いをお伺いします。また、本年11月に町長選挙が予定されております。時期尚早かもしれませんが、それに関して現段階でのお考えがあればお伺いいたします。以上申し上げ、一般質問といたします。

答弁 健康福祉課長 石井美雪(健康福祉課長は2017年3月まで)

私のほうから先に生活支援ハウスの建設について答弁申し上げます。国では、生活支援ハウスを平成2年から平成16年までに1,800カ所整備する計画を立てておりました。最終的には、その整備数は全国で537カ所となっているところです。本町も生活支援ハウスは、高齢者が安心して明るい生活が送れるよう支援し、福祉の増進を図る目的で建設をされているところです。本町のすまい・ルは、平成13年と14年の2カ年計画で建設しまして、総事業費が約4億3,200万円、財源内訳としましては国と道の補助金が約25%、金額で申し上げますと約1億1,900万円ございました。そのほかの財源は起債、あと町の持ち出しは2億2,200万円ございました。また、建築後は生活支援ハウス運営費として平成14年度から16年度まで3年間にわたりまして約2,350万円の運営費補助金というのが国からございました。しかし、平成17年度からは補助金としてではなく、交付税へ算入されましてうやむやとなってきているところです。それと同時に生活支援ハウスに係る建設費用の補助金につきましても、これで廃止という形になっております。また、新たに建設する条件としましては、居住部門をデイサービス事業所にあわせ、または隣地、隣に当該事業所を整備するということになってございます。現在のデイサービス事業所の隣地に増設するには土地がない状況でございます。現時点の財政状況並びに立地状況または整備状況など勘案しますと、類似を含めた生活支援ハウスを建設するには国と道の補助金が全くございませんので、全て町の単独事業になることから、財政面では大変厳しいものと判断しているところでございます。以上、ご理解を賜りますよう答弁といたします。

答弁 建設課長 丸岡隆博(建設課長は2017年12月まで)

私のほうから公営住宅に関しましてご答弁をさせていただきます。まず、バリアフリーということなのでありますが、今ちょっとバリアフリーというのは障がい者、高齢者のためなどの生活弱者のために生活に障害となる物理的な障壁を削除するということをバリアフリーというそうなのですが、今はそういうものだけではなくて、ユニバーサルデザインという表現になっておりまして、このユニバーサルデザインというのはバリアフリー対応設備の障がい者だけの特別扱いに対して、最初から多くの方に使いやすいものをつくる設計手法というのがバリアフリーと言われているものであります。それで、公営住宅に関するバリアフリーなのでありますが、これについては平成21年の3月に北海道ユニバーサルデザイン公営住宅整備指針というのが制定されました。これに基づきまして平成22年の3月に運用として北海道公営住宅ユニバーサルデザインガイドブック2010というのがありまして、このガイドブックに基づきまして今議員おっしゃいました北斗団地の建てかえ事業が途中からにはなると思うのですけれども、特にD棟が最終27年だったかと思うのですが、これが完全に今この指針にのっとった形でやられております。特にこの指針には、公営住宅は社会資本整備総合交付金の対象になっているのですが、この指針にのっとらなければならないということで技術審査を受けることになっております。それが1つ。それを受けることで建設をしていくというような形になっております。もう一点の稲穂団地の建てかえについての平屋化、その建て方、それから概要についてというご質問でしたが、まず稲穂団地は今考えているのは2棟10戸、そのうち2DKを6戸、2LDKを4戸、計の10戸を考えております。これについては、私たちも公営住宅の管理をやっている中で、今既設住宅、確かに申し込みの方は現場建物見に行ったときに、2階にも上がれないのですよというのはやっぱり多く聞かさせていただいておりますので、稲穂団地については平屋を考えております。これからは、やはり平屋でいくことが最善ではないかと思いまして、稲穂団地については平屋を考えています。先ほど言いました公営住宅の指針にのっとりましてユニバーサルデザインで設計をしておりますので、玄関以外については例えば戸は引き戸であったり、トイレについては車椅子でも対応できる、それから特に玄関ではこれも指針にあるのですが、20ミリ、2センチ以下の段差ということでも指針の中にありますので、そういう指針に基づいて設計をし、施工をしていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。以上であります。

答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)

それでは、町政について答弁をしたいと思います。執行方針についてということで、私2期目の締めくくりの年と考えているところでございます。また、きのうの執行方針とダブりますけれども、やはり第1点目は国営農地再編整備事業の道筋が見えてきたということでございます。私がなったすぐ次の年、政権交代もありましたけれども、土地改良事業費が6割カットということで、それ以降何回となく中央あるいは国会の先生のところに要望に行き、何とか道筋が見えてきたということと、あわせまして道営も妹背牛東地区、桜川第2地区、千秋第2地区ということで予算が確保されました。今後の効率的で生産性の高い農業の展開を目指し、土地基盤整備の強化に努めてきたところでございます。また、IT農業ということで、RTK―GPS普及事業にも支援をしているところでございます。また、商工業については、先ほど質問がありましたけれども、地域内消費の向上が重要と考えているところでございまして、地元の商店街を守るのは他の人ではありません。地元の町民がみんなでもって商工業を守っていかなければならないと再認識をしているところでございまして、まち・ひと・しごと総合戦略に基づく移住、定住支援、子育て支援、商工会商品券での支援事業を継続し、活性化を図ってきましたし、あわせて住宅環境支援整備事業、買い物おもてなし事業、モスピーカードのポイント贈呈の継続や町営住宅建てかえなど、そして今年は一部私道の砂利の助成も考えているところでございます。それなど踏まえまして、まちづくりを総合的に鑑みて平成29年度予算編成になっております。今後も安定した行財政基盤の確立を進めながら、将来を見据えた町政運営を再認識しているところでございます。また、11月の町長選挙については、昨年の暮れから私の連合後援会の役員会等で再三協議をいただいておりまして、3期目に向けて支援をいただいているところでございます。町には多くの課題も残っており、この状況を解決すべく、町民が主権者の理念のもと、さらに鋭意努力し、町民と協働の精神を大切にしながら人口減少に負けない、「人輝き、笑顔あふれるまち・もせうし」のまちづくりに向け、地域住民の主体性や自主性を尊重しながら全身全霊を傾けて3期目に挑戦したいと思っております。以上です。

質問 9番 向井敏則

まず、高齢者の住宅等についてでありますが、今ほど説明がありましたとおり、生活支援ハウスを建てるのには大変条件もあり、お金もかかるということでございます。ただ、最初に言いましたとおり、あの施設に入りたいなという方が待機している方が結構おられるという中で、今ほど建設課のほうから聞きましたけれども、これからはやはり町営住宅のユニバーサルデザイン、そういうようなことで、年をとっても、足腰が弱くなっても生活しやすいような建物を建てていくことが必要かなと思っております。それで、1点ほど確認したいのですが、自分の希望としては平屋で町営住宅を建てるのはいいのですが、やはり雪国ですので、冬場の除雪が大変かと思います。それで、個々の玄関が外に1戸ずつあるのであったら個々の雪はねが必要なのですけれども、下屋を出すといいますか、例えば北斗団地のように2階をすっぽりなくして1階だけが平屋と考えます。そうすると、玄関が1つ、入り口があって、あと室内で中廊下みたいな感じでの建物にすると1戸1戸の除雪が要らないと。みんなまとまって1つの玄関の除雪、または車を置くところを除雪を頼めばいい。そういうようなことをこれからは考えていかないと、私は思っておりますが、これからそういうことを考えていくのか、また今回建てられる稲穂団地についてはその辺はどのようになっているのかをお伺いいたしたいと思います。次に、ただいま町長、2期8年間いろいろと頑張ってこられたと思います。そして、本当に時期尚早ではありますが、11月に選挙が予定されており、後援会の支持もいただいて、前向きにといいますか、頑張りたいということでございます。その中において、今年11月までですが、この平成29年度の町政執行をしっかりやってもらわなければいけないと、それはもちろんであります。まずは、その点をしっかり頑張っていただきたいと思いますし、今後の町政の課題を考えるとき、ただいま大まかな説明、表現をいただきましたが、これから大事なことは、妹背牛町にとって重要なことは皆さん心の中に、気持ちの中にあると思いますが、現在高校跡地の利用、活用、そして町民の健康を守る診療所についての対応かと私は思っておりますが、もしその点についての町長の考えがあればお聞きしたいと思います。あわせて町長の町営住宅を今後建てかえるに当たっての高齢者に対しての思いがどのような思いがあるのか、以上お伺いしたいと思います。

答弁 建設課長 丸岡隆博(建設課長は2017年12月まで)

私のほうから稲穂団地の29年の計画の玄関についてということで、それについて答弁させていただきたいと思います。玄関は各戸の玄関ではなく、イメージは北斗団地、前に通路があって玄関が1カ所というようになっている。議員の皆さん視察していただいたので、わかっていらっしゃると思うのですが、平屋でもあのような形で両サイドに道路に面した、町道に面した部分について出口を確保して、前はイメージとしては廊下を通ってというような配置を考えております。以上であります。

答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)

再質問にお答えしたいと思います。まず、平成29年度予算案につきまして原案可決いただいたら、一生懸命この予算どおり執行していきたいというふうに思っております。また、さっき言った町には多くの課題ということで、副議長さんご指摘のとおり高校跡地については町民会館の建てかえも含め、あるいは道道までの道路整備、側溝工事も含め、道と迅速かつ慎重に取り進めていきたいというふうに考えております。また、きのう補正予算の議決をいただきました診療所運営につきましても、より細かく指定管理者と決算内容を協議しながら、指定管理者方式でいくのか、委託運営でいくのか、あるいは最悪の場合廃止も含めてということで、早い時期から町民、そして議会の皆さんと協議しながら方向性を定めていきたいというふうに考えております。また、国営事業完成により国営農地再編整備事業の繰上償還が平成32年に、8億から9億の返済も今後大きな課題となっておりますので、よりよい起債を借りれるよう鋭意努力をしたいと思いますし、昨年から話になっておりますライスセンターの増強工事ということで、色彩選別ともみすり機、国のいい資金がありましたら積極的に導入に向けて働きかけていきたいと思います。また、町営住宅の建てかえにつきましては、現在稲穂団地のほうに古い人を移動するということで、5戸、5戸。屋根雪つきましては、一切おろす必要はないそうです。今の技術で風で飛ぶような屋根雪ということで、あとは玄関の前だけ。玄関も何か長屋廊下みたいなのでということで考えておりますし、その後古いのが黄金団地、そしてその間に町民から声があります地域優良賃貸住宅。今の町営住宅ですと所得制限がかかりまして、仮に農家の息子さん夫婦が専従者給与あるいは共働きをしていますとどうしても基準オーバーで町営住宅には入れないのですけれども、それを所得制限なしの地域優良賃貸住宅もローテーションに入れていこうと考えていますので、その辺もご理解をお願いし、答弁としたいと思います。

出典:妹背牛町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる