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妹背牛町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月8日

介護予防の現状と課題について

2016年9月8日、妹背牛町議会の一般質問で、廣田毅議員が「介護予防の現状と課題について」質問し、健康福祉課長 石井美雪、町長 寺崎一郎が答弁しました。

質問者
廣田毅 議員
答弁者
健康福祉課長 石井美雪、町長 寺崎一郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 広田毅

(登壇) 通告に従いまして、一般質問をいたします。まず初めに、さきの複数の台風によりまして被災されました方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。さて、ご案内のとおり、2014年、日本人の平均寿命は、女性が86.83歳、男性が80.50歳、また一般的に言われております健康寿命につきましては、2013年で女性が74.21歳、男性が71.19歳となってございます。このことを見ましても、まさに世界有数の長寿大国ということでございます。また、2015年の日本の65歳以上の高齢者人口は3,392万人となり、高齢化率は26.7%となっております。本町における高齢者人口は2016年1月末現在で1,366人、高齢化率にしますと42.9%と非常に高くなっております。まちづくりを進めていく上で、少子高齢化対策、子育て支援などを柱とした施策は、もちろん展開していくことは欠かせません。しかし、一方で、高齢化の進行という現状からも目を背けるわけにはいきません。たとえ要介護状態となっても、住みなれたまちで自分らしく暮らしていきたいというニーズに応えるべく施策、サービスが提供されているのか、その現状と課題についてお伺いいたします。1点目、介護予防の現状と課題について。本町の総合事業につきましては、介護予防活動としていきいき百歳体操、ふまねっと運動などが知られておりますけれども、このほかにどのようなことが行われているのか、またこれら事業に参加してもらうために動機づけをどのように行っているのか、その現状と課題について伺います。2点目、食事、買い物、掃除などの生活支援の現状と課題について。これらのことにつきましては、日常生活をしていく上で欠くことができないものと考えてございます。この生活支援につきましては、2月1日から本町で行われております総合事業の中でどのように行われているのか、その現状と課題についてお伺いいたします。3点目、要支援者、要介護者数と対応に当たる職員1人の受け持ち対象者数についてであります。現在、本町では、要支援者約40人、要介護者が約60人とお聞きしております。また、本町の場合は調査とケアプランを一緒に行っているようでありますし、法律で対象者を月に1回訪問しなければならないとお聞きをしております。業務も多岐にわたり、非常にボリュームも多いようでございます。地域包括支援業務総合事業に対応される職員数と職員1人当たりが受け持つ対象者の数について伺います。4点目、要介護者が緊急時に受けるサービスの現状と課題についてお伺いいたします。最近の天災につきましては、さきの台風でもわかるように、その規模も大きく、より甚大な被害をもたらしており、また進路につきましても、今までとは違ったコースをたどることもたびたび起こってございます。本町については比較的災害の少ないまちと言われておりますけれども、災害時に老人などの災害弱者を早期に避難させるために、避難準備情報が発令された場合、自力で避難できない方はどのくらいの方がいらっしゃいますか。また、避難支援優先順位などの危機管理マニュアルやフローチャートなどを策定されておりますでしょうか。最後になりますけれども、通常時、病気などの緊急時に対応するため、本町では緊急時通報システムが設置されております。その現状と課題についてお伺いをいたします。再質問を留保しまして、質問を終わります。

答弁 健康福祉課長 石井美雪(健康福祉課長は2017年3月まで)

ご質問がございましたので、私のほうからご答弁申し上げます。先に、介護予防の現状と課題についてご説明を申し上げます。3月末現在、本町の要支援認定者は52名、要介護認定者の居宅者は112名、総合事業対象者は26名となっております。また、昨年度の要支援及び要介護認定申請は64件ございました。そのうち要介護では、認知症の疾患が第1位となっております。予防につきましては、平成29年4月から全国の全ての自治体がしなければならない新しい総合事業を、本町は今年の2月より、わかち愛もせうしひろばで、道内ではまだ1カ所と言われている住民主体による通所型サービスにおいて介護予防運動やサロン的な活動を実施しており、その評価的な役割として、月1回、健康運動士による運動教室や3カ月に1回の体力テストと作業療法士による評価をいただきながら介護予防に取り組んでいます。継続することで改善された方もおられます。先ほどの動機づけということで、総合事業対象者の26名、この方に声をかけるという形になっています。この対象者につきましては、要支援なのだけれども、介護認定を受けない、一歩手前のちょっと重たい方というふうに伺っております。10年後に訪れる団塊の世代が75歳以上になるころには最大の高齢化社会となり、医療と介護のニーズをあわせ持つ高齢者がふえることが懸念されます。住みなれた我が家あるいは地域での療養生活を望まれる方を支えるために24時間365日の対応ができるように、本年の7月には1市4町における北空知地域医療介護連携支援センターが深川市立病院内にスタートいたしました。広域でのサービス基盤整備、人材の育成と確保はもとより、地域へ情報を発信し、ここで生きるためには何が必要なのかを保健、福祉、医療の視点で継続的に検討し、地域包括支援センターの機能強化につなげてまいりたいと思っております。また、今後も引き続き顔の見える地域包括支援センターを目指していきたいと思っております。次に、生活支援の現状と課題についてご説明を申し上げます。町では、配食サービスや外出支援サービス、冬には除雪サービスを提供しております。在宅生活支援サービスの買い物や調理、清掃などはヘルパーが行っておりますけれども、独居老人または足腰の悪い方の簡単なお手伝いにつきましては、今後住民全体による訪問型サービスの実施に向けて、近隣の方にご協力していただくために声かけをしていきたいと考えております。次に、ケアマネジャーが担当する要支援及び要介護の1人当たりの受け持ち人数についてご説明申し上げます。本町の要支援及び要介護認定者は239名おりますが、居宅サービスのケアプラン対象が120件、新規の認定調査が年間60件程度、更新認定調査対象者が100件程度ありますので、1人当たりの担当件数は約90件となってございます。その中でサービスの利用者には、年に最低1回の訪問をはじめ、そのほかに電話、あと来所相談、または時間外対応も多く、現在の3名体制ではかなり厳しくなってきております。最後に、緊急時における対応についてご説明申し上げます。現在緊急通報システムを利用されている方は高齢者及び心臓疾患の方で、現在15台の設置をしております。システムの機械はかなり古くなってきておりますので、今後買いかえを検討しているところでございます。また、先日北海道にも、台風の上陸に伴う大雨によりまして、各地で大規模な災害となりました。本町では幸い大きな被害はありませんでしたけれども、いつどうなるかわかりません。本町では、平成21年に要援護者に対しまして避難支援プランを策定し、災害時の要援護者への情報伝達体制や避難支援体制の整備を図ることにより、地域の安全・安心対策の強化を目的としております。登録者は217件おりまして、そのうち重度疾患者につきましては、災害時に誰が支援をして、どの避難所に避難をさせるかといったものを記入した個別計画というものを立ててございます。その件数は61件、登録がされておりまして、その61件につきましては、年に1回保健師による居宅訪問を行って、個別計画に記載されている内容に変更がないかの確認を行っております。災害時には地域の支援をおかりしながら即座に対応することができるように整備をしているところでございます。以上で答弁とさせていただきます。

質問 5番 広田毅

ただいま課長さんのほうからご答弁いただきました。私は3番目の質問の中で、法律で対象者を月に1回訪問しなければいけないというようなことを申し上げましたけれども、今課長さんのご答弁では年に1回ということだったようでございますので、訂正をさせていただきたいと思います。今課長さんからご答弁ございましたように、本町、ご案内のとおり、2月1日から総合事業をスタートさせておりますとおり、福祉の部分では、北空知、また空知、全道でも有数の先進地と言われるぐらいのまちになっているのかなと思ってございますし、4点の質問のご答弁の中でも、4点目の緊急時におけるサービスにつきましてもきめ細やかなサービスが行われているということで、改めて認識をしたところでございます。しかしながら、先ほど来言われております今回の台風につきましても、想定外がこれからは想定内になるということで、先ほど申し上げましたとおり、災害の少ないまちではございますけれども、いつ何時どんなことになろうかわかりません。自然には我々、あらゆる部分で準備をする技術、また知識を人間持っておりますけれども、それを超えるのが天災だと、そういうふうに考えておりますので、充分過ぎる備えをしていかなければならないと、そんなふうに考えてございます。今のやりとりを聞いた上で何点か町長にお伺いをいたします。まず1点目、地域包括支援業務総合事業に、今お答えですと、1人当たりの受け持ちが90件程度というようなお話ございました。大変な仕事のボリュームではないかなと考えておりますし、この事業に対して少ない職員で対応していただいているのが現状かと思います。業務内容につきましては多岐にわたっておりまして、お聞きしますと、本来の業務ではないことにも対応していただいているとお聞きをしております。行政だけで支援業務総合事業に対応、またサービスを提供していくことにも限界があると、そういうふうに私も思いますけれども、喫緊の課題として、先ほども課長さんからお話がございましたとおり、地域、町内会、老人クラブ、ボランティアなどと連携しながら、住民の支え合いの仕組みづくりを加速化させる必要があるというふうにも考えております。町長の考えはいかがでしょうか。また、対応に当たる職員の数でございますけれども、適正な配置についてもこれから考えていくべきと考えておりますので、この点についてもいかがでしょうか。2点目でございますけれども、先ほども申し上げましたけれども、緊急時通報システムが本町で導入されておりますけれども、課長のお話がございましたけれども、現在15台設置をされておりまして、22台、本町では保有しているというようなお話を聞いております。ただ、この機器が非常に古くて、製造中止になっているということで、部品についても在庫がある限りということのような状況であります。このような状態では、故障したときに対応ができないということも想定できますし、せっかくのシステムが役に立たないといったことも考えられます。まさに生命に直結する問題ですので、早急に機器の更新の必要があると考えてございますが、この点についてもいかがでしょうか。本町で先ほど来行われました人口減少対策に関するアンケートの定住意向調査でも、今後本町に住み続けたいという方が52.4%、非常にたくさんの方がお答えになってございます。また、居住地選定で重視する点ということの設問では、医療、福祉のサービスの充実度と安全・安心な場所が特に重要視されているのでございます。この結果を踏まえながら、高齢者、弱者など、住民が人とつながっているという安心感を持ちながら、できる限り住みなれたまちで自分らしい暮らしをしたいというニーズに対して町長はどういうふうに応えられるのかを含めて、1点目、2点目も含めましてお考え方を伺いたいと思います。

答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)

私から答弁を申し上げたいと思います。まず、(1)番目の地域包括支援センターの1人の受け持ち人数、あるいは行政だけでは職員が足りないのではないかということで、議員ご指摘のとおり、なるべくお年寄りでも元気な方は、地域でみんなで支え合うというのを合い言葉に、わかち愛・もせうしでそれぞれ活動を行っているところでございますので、その面、もうちょっと発展されることと、行政としてできる限りの支援をして、元気な年寄りの集まる居場所をつくってあげたいというふうに考えているところでございますし、元気な年寄りの方は買い物、あるいは通院、通学という、通学はありませんけれども、お手伝いできるところから助け合い運動を進めていく環境の場をつくっていきたいと思います。また、2番目の緊急時通報システムにつきましては、22台、古い、更新でということを受けましたので、早速現場を確認しながら更新の判断を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。また、最後の52.4%の方が妹背牛町に住み続けたいというご意見を持っておられますけれども、まず団地につきましては、今後稲穂団地を建てる予定になっておりますし、その後、先ほどの工藤議員の質問ともかぶりますけれども、妹背牛高校跡地、多世代交流ゾーンの中に企業の従業員向けアパート建築、定額ということ、「てい」は定まる金額でございますし、子育て支援住宅も低額家賃ということ、この「てい」は低い金額での家賃、あわせて高齢者住宅の低額家賃、この「てい」も低い金額で住めるような住宅の建設ということで、診療所もスーパーも近いということで、その辺も視野に入れて今検討中でございますので、また議会の皆さんと相談しながら、高校跡地についても有効利用をしていきたいと思っておりますし、子育て世代につきましても、今年6月に行ったアンケートを中心に今後支援をしていきたいと思います。また、人口減少が予想される中、今後高齢者人口はふえていきます。これはどこの自治体も同じく予測をしなければならないことだと思いますけれども、逆に非常にリスクも大きくて、人口減に伴う認定介護者も横ばいか、もしかすると減をたどらなければならない自治体も出てくると考えているところでございます。また、元気な高齢者がふえるとすれば、特養100床規模、あるいは高齢者住宅というようなでかい施設よりも、コンパクト化した小規模特養、居室29床以下や小規模多機能型設定、定数25人、素泊まり9人など、今後の高齢化状況に合った施設を考えたほうがいいと思います。サービスつき高齢者住宅などもありますが、国民年金が多い本町ではなかなか難しいと考えておりますので、今後その辺も留意しながら、妹背牛高校跡地の有効利用に向けて議会の皆様ともご相談していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

出典:妹背牛町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月8日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる