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紋別市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月3日

(1)子宮頸がんを防ぐHPVワクチン接種について/(2)利用しやすいトイレ整備について

2024年9月3日、紋別市議会の一般質問で、梶川友子議員が「子宮頸がんを防ぐHPVワクチン接種について」「利用しやすいトイレ整備について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 牧野昌教、観光空港対策室参事 兼田秀哉、都市建築課主幹 林真司が答弁しました。

質問者
梶川友子 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 牧野昌教、観光空港対策室参事 兼田秀哉、都市建築課主幹 林真司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 梶川友子

通告に従い、質問させていただきます。子宮頸がんを防ぐHPVワクチン接種についてです。子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染を防ぐHPVワクチンが2013年4月に定期接種化され、小学6年生から高校1年生相当の女性は無料で受けられるようになりました。しかし、副反応と疑われる症状の報告が相次いだため、2か月後の6月に、定期接種の位置づけのまま、接種の積極的勧奨が中止になりました。その後、厚労省審議会で安全性に特段の懸念は認められないとの結論が出され、2022年4月に積極的勧奨が再開され、あわせて、接種の積極的勧奨の差し控えの影響を受けた世代に対してもキャッチアップ接種が開始されました。将来の子宮頸がん罹患を減らすためにこの機会に接種を進める必要があると思います。キャッチアップ接種期間は、2024年度末までの3年間の時限措置となっており、期間内に3回接種を完了するためには今月中に1回目の接種を開始する必要があります。そこで、接種期限を迎えるキャッチアップ接種対象者等の状況についてお伺いいたします。1点目に、2022年度及び直近までのキャッチアップ接種対象者の接種率の状況についてお伺いいたします。2点目に、先ほども申し上げましたが、キャッチアップの接種期間が来年3月末で終了します。1回目の接種を今月中に終えない場合、自己負担が発生することになります。その点についての周知はどのようにされているのか、お伺いいたします。3点目に、紋別市のワクチン接種の対象者は、小学6年生から高校1年生相当―2008年4月2日から2013年4月1日生まれの女性となっています。9価HPVワクチンに限り、15歳未満の女性は2回接種となり、15歳の誕生日までに1回目を接種すると2回で終えることができます。9価HPVワクチンの周知は十分にされているのか、お伺いいたします。4点目に、HPVワクチンの男性接種補助事業が東京都において実施されているとのことですが、その経緯と男性接種の意義、有効性と安全性などをお伺いいたします。また、紋別市においての実施についてのお考えをお伺いいたします。次に、利用しやすいトイレ整備についてです。トイレは、全ての人の生活の中で身近な設備であり、特に、高齢者、障害者、子ども等にとって外出時に利用できるトイレが身近に見当たらないことは移動する際の大きな制約となるため、全ての人が利用しやすいトイレづくりが求められています。これまで、市民の方々からご相談をいただき、質問させていただきましたが、前向きなご答弁には進捗状況を、また、そうではないご答弁には、さらに市民のお声、また、来紋者のお声を届けさせていただきたいと思います。1点目ですが、2014年の第3回定例会と3年後の2017年の第2回に確認させていただきました公立小・中学校施設のトイレの洋便器率は、2014年は43%で、2017年は44%で、今後、設置比率の低い学校は学校施設整備事業全体の中で計画的に整備していくとのご答弁をいただきました。昨年―2023年9月の状況では50%を超え、その全てが温水洗浄便座とのことですが、約50%近い和便器への対応をどのようにお考えなのでしょうか。2022年第3回定例会において、加藤議員がLGBTQに対応したトイレの設置を提案されておりましたが、誰でも使える多目的トイレは必要と考えます。子どもの数も減っています。設計上の都合等もあると考えますが、和便器を多目的トイレへと改修してはと考えますが、見解をお伺いいたします。2点目に、オストメイト対応トイレについてお伺いいたします。2016年時点で、ご答弁では、設置状況について、市民会館、バスターミナル、上渚滑診療所、オホーツク流氷公園花のサロン、紋別公園管理棟に各1台、北海道管理のオホーツク流氷科学センター、オホーツク流氷公園あおぞら交流館、ピクニック広場、丘のサロン、海のサロン等の観光施設にそれぞれ設置され、今後は、既存施設の利用状況やニーズを把握の上、整備の必要性を検討するとございました。その翌年の秋には道の駅さわやかトイレにも設置されました。道の駅さわやかトイレは、24時間、いつでも利用できるところですが、ほかにも24時間利用できる施設がございましたらお示しください。3点目ですが、オムサロ原生花園オムサロ・ネイチャー・ビューハウス内には、車椅子で利用できるトイレが1台ございます。こちらをオストメイト対応トイレに改修するべきと考えます。あわせて、24時間利用できるよう、施設改修をするお考えについてお伺いいたします。4点目に、街区公園トイレについてでありますが、利用状況は少子化の影響などにより減ってきている、町内会からのトイレに対しての要望は特にない、トイレ整備から30年以上が経過し、老朽化が進んでいるものも多いことから、利用状況や地域住民の要望、必要性や優先度などを考慮し、改修も含めて検討していくとのご答弁を2017年第2回定例会においていただきました。その後の検討結果をお伺いいたします。5点目に、公衆トイレについてです。森林公園内のトイレ、スキー場駐車場向かいの駐車場内のトイレ、大山山頂スカイタワー駐車場横のトイレ等、ほかにも多くの公衆トイレがございます。和便器が設置されているトイレは温水洗浄便座へ、体の不自由な方も利用しやすくなるように改修すべきと考えますが、見解をお伺いいたします。以上で質問を終わります。再質問は留保いたします。(降壇)

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、梶川議員のご質問にお答えいたします。初めに、子宮頸がんを防ぐHPVワクチン接種についてであります。1点目の令和4年度及び直近までのキャッチアップ接種対象者の接種率についてでありますが、令和4年度末で7.2%、令和5年度末で14.5%、直近の本年7月末現在では21.8%となっております。2点目のキャッチアップ接種の自己負担分の周知及び3点目の9価HPVワクチンの周知についてでありますが、広報もんべつ及び市ホームページ、市公式LINEによる周知のほか、転入された方や新たな対象者の方へ案内文書を送付しているところであります。4点目の男性のHPVワクチン接種についてでありますが、令和2年12月の薬事承認により、4価のHPVワクチンのみ接種が可能となっており、男性が接種することで肛門がんや尖圭コンジローマなどの原因となるHPV感染を予防できるほか、感染経路となるパートナーへの感染予防についても有効な接種とされております。現在、国の専門委員会では男性への定期接種についての検討がなされており、有効性や安全性に問題はないとしておりますが、費用対効果に課題があるとの内容でありますことから、本市においての男性のHPVワクチン接種につきましては、今後の国の動向を注視するとともに、助成については、優先度を見極め、検討してまいりたいと考えております。次に、利用しやすいトイレ整備についてであります。2点目の24時間利用可能なオストメイト対応トイレについてでありますが、市の施設では、道の駅さわやかトイレと紋別公園管理棟の2施設、北海道と本市が共同で管理をしている上藻別駅逓に隣接する公衆トイレがあります。3点目のオムサロ・ネイチャー・ビューハウス内のトイレに関し、トイレのオストメイト化についてですが、ハウス内には多目的トイレが1か所あり、シャワーノズルが設置されております。しかし、完全なオストメイト対応にはなっておらず、オストメイト用シンクなどの整備が求められている状況であります。今後、誰もが安心して快適に利用できるよう、多目的トイレの改修に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。また、ハウス内のトイレを24時間利用できるようにするには、夜間や休館日にトイレと売店部分等を仕切るための施設改修が必要となってくることから、改修方法や改修後の管理手法等について必要な検討を行ってまいります。4点目の街区公園トイレについてでありますが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、利用状況の調査を進めることができず、検討が先延ばしになっておりますが、公園利用が通常の状態に戻ってきたことから調査を再開し、地域住民の意見も取り入れながら検討を進めていく予定であります。5点目の公衆トイレの改修等についてでありますが、これまで、市の施設においては、利用頻度や利用者等からの要望などを踏まえ、必要な箇所に対して洋式便器化及び温水洗浄便座への改修を実施してきたところであります。子どもから高齢者まで、全ての人が使いやすいトイレとする和式便器の洋式化は必要と考えておりますので、引き続き、老朽化や利用率及びスペースなどを勘案した上で、必要と判断した施設につきましては、順次、整備、改修を行ってまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。(降壇)

答弁 教育長 牧野昌教(教育長は2026年3月まで)

それでは、梶川議員の質問にお答えいたします。学校トイレの洋式化改修につきましては、近年の少子化の影響により、学校建設時と比較し、児童生徒数が半減している状況を踏まえ、平成30年度から31年度にかけて、民間組織が設定する洋式トイレ適正器具数の算定に基づき、児童生徒数に見合った基準数を満たす整備をしております。和式便器につきましては、学校は災害時の避難場所にも指定されていることから、必要としている方への配慮として一定数残しております。また、和式便器を撤去した多目的トイレへの改修についてですが、学校の多目的トイレは紋別小学校、潮見小学校、南丘小学校、紋別中学校、渚滑中学校に設置しているところであり、さらに多目的トイレを増設するには、トイレブースの大きな改修が必要となりますので、今後の大規模改修時などに合わせた整備を検討してまいりたいと考えております。以上、答弁といたします。(降壇)

再質問 5番 梶川友子

何点か再質問させていただきます。HPVワクチンの関係です。周知がこれだけくまなくされているということは、あとは受ける側の問題かなと思います。知人などに会った場合には私からも話をします。市としても広報もんべつに毎月のように載せてくれていますが、よろしくお願いいたします。また、キャッチアップ接種以外でも、対象年齢の方は2回で済むということがあるので、中学生になる前にできればやっておくといいかなと思いますので、その周知もよろしくお願いいたします。そして、男性のHPVワクチンについてです。これは東京で始まったばかりのもので、これから広まっていくのかなと感じています。ただ、男性にとってのメリットというのは、先ほどもご答弁をいただいた肛門がんなどの予防もありますが、パートナーのためにもできれば受けられるようにと思います。国の動向をということでしたが、よろしくお願いいたします。令和3年から東北でも実施されているそうですけれども、紋別市でも何とかやっていただけたらなと思っておりますので、その方向でのご検討をお願いいたします。次に、利用しやすいトイレの関係です。1点目の学校のことに関しては、大規模改修になるということでした。児童生徒数から基準を満たしているということでした。できれば多目的トイレも増やしてもらえるといいのですけれども、基準を満たしているということですので、分かりました。それに、和便器も必要なのかなと思います。避難所になるところで、洋式は嫌だという方も中にはいらっしゃるかもしれないので、理解しました。次に、24時間利用可能なオストメイトについてです。さわやかトイレのほか、公園の管理棟と上藻別の駅逓の2か所、全部で3か所というご答弁をいただきました。南の入り口のさわやかトイレが24時間ですよね。鴻之舞については、通る人がいたら分かるかもしれませんが、公園の管理棟はわざわざ行かなくてはならないのです。地方から来た方が通って一番見やすいのは、やはり、北の入り口ということでオムサロ・ネイチャー・ビューハウスのトイレとなります。前向きな答弁をいただけたと思ったのですが、やる方向ということで理解してよろしいのでしょうか、ご答弁をお願いします。

答弁 観光空港対策室参事 兼田秀哉

お答えいたします。今、議員からお話があったオムサロ・ネイチャー・ビューハウスの24時間の開放についてです。改修方法としまして、まず、トイレと売店部分を仕切るためのシャッターが設置可能なのかどうかを確認したいと考えております。また、24時間開放した場合についてですが、ホール部分がありますので、冬期間の暖房のことがあります。あるいは、多目的トイレの暖房のことなど、検討しなければならないことがあるものですから、それらを含め、今後検討していきたいと思っております。

再質問 5番 梶川友子

では、やる方向ということで楽しみにしております。今の北の入り口のトイレは、午後5時半になったら閉まってしまうのです。外の仮設トイレみたいものは、大きくて広いのですが、上り口が2段になっていて、車椅子の方が入っていくのはちょっと厳しいですので、何としても早めの実施をよろしくお願いいたします。次に、街区公園のトイレについてです。コロナ禍もあって何年も手をつけていなかったということですけれども、やはり、和便器は危ないのです。前に質問をしたとき、洋式にすると冬は凍ってしまうからというような答弁をいただいた記憶が残っているのですが、冬に閉鎖したとしても、そこで雪遊びなどをする子どもたちもいるかもしれません。それに、夏のことを考えますと、水洗の洋式のものにしていただくと誰もが利用しやすくなります。街区公園については市のいろいろな部署で管理していると思うのですけれども、全体的にちゃんと検討していくべきではないかなと思うのです。5番目の質問の公衆トイレのことも含め、全体的なことなので、例えば、市民を交え、どうしていくのが一番いいのかということでの総点検をしていただきたいと思います。トイレは本当に大事だと思うのですが、ご答弁をいただけますか。

答弁 都市建築課主幹 林真司

お答えいたします。市内にある公園トイレについてですが、既存のトイレの状態といいますか、築年数がかなり経過しているものもございます。そこで、トイレの状態を確認した上で、利用者の状況も考慮し、計画をつくった上で地域の意向を確認するというふうに進めてまいりたいと思っております。また、街区公園についてですが、トイレのある公園が密集している地区もございます。そこで、立地条件や地域の利用状況、あるいは、ニーズの有無を確認し、3か所あるところを2か所にするなど、そういう配置計画の策定も進めてまいりたいと思っております。

再質問 5番 梶川友子

この質問をするに当たって、私もあちこちのトイレを見て回りました。入りましたら触るのも気持ち悪いようなところが結構多かったのです。ただ、コムケ湖のキャンプ場のお手洗いは、バイオマストイレになっていて、とてもきれいで、あずましいといいますか、いろいろな方法があると思いますが、とにかく皆さんが利用しやすいようなトイレにつくり変えていただきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。庁内横断的にやっていただけるとありがたいです。以上で質問を終わります。ありがとうございました。

出典:紋別市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月3日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる