紋別市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日
(1)企業版ふるさと納税について/(2)元・市職員の不祥事におけるその後の対応について/(3)東京オリンピック、パラリンピックの合宿誘致について/(4)国保事業の制度改定について/(5)市内中学校の修学旅行の航空機利用について/(6)社会体育施設の整備について
2016年12月12日、紋別市議会の一般質問で、阿部徳明議員が「企業版ふるさと納税について」「元・市職員の不祥事におけるその後の対応について」「東京オリンピック、パラリンピックの合宿誘致について」「国保事業の制度改定について」「市内中学校の修学旅行の航空機利用について」「社会体育施設の整備について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志、生涯学習課長兼教育施設建設推進室参事 相澤秀雄、学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史が答弁しました。
- 質問者
- 阿部徳明 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志、生涯学習課長兼教育施設建設推進室参事 相澤秀雄、学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史
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質問 1番 阿部徳明
おはようございます。私は新風の会の一員として、さきの質問通告に従い、以下質問いたします。まず、企業版ふるさと納税についてお尋ねをいたします。この件につきましては、9月議会でも取り上げられたところであります。植物工場整備事業が内閣府の認定事業として対象となったことは、紋別市の取り組みに対する評価であり、大変に喜ばしいことであると考えます。そこで、現在紋別市は企業を対象に周知活動をしていると思います。また、私ども議員に対しても依頼文書を出すなど、担当課である総合戦略推進室を中心に懸命の努力をされているんだろうと思います。私は、市長自身も先頭に立って、紋別市サイドの熱意を伝えることにより、多くの企業が協力していただけるものと期待を持って見守りたいと思います。そこで、お尋ねをいたしますが、まず1点目、依頼をされた企業数と、今現在で協力を約束された企業数と寄附額について。2点目、今後の見通しと企業訪問をされた数と、その感想があればお聞かせください。3点目、市長みずからのトップセールスも必要と私は考えますが、市長の見解を賜りたいと存じます。次に、元市職員の不祥事におけるその後の対応についてお尋ねをいたします。平成22年に市職員の公金横領問題が明らかとなり、同年4月5日付で職員を懲戒免職とした事件が発生し、市は警察に告訴、告発状を提出、議会においても、同年9月16日、元市職員の不祥事の調査に関する特別委員会、いわゆる地方自治法100条に基づき百条委員会を設置し、真相解明に取り組んだことは記憶に新しいところであります。その反省に立って、紋別市は、紋別市職員倫理規程及び紋別市職員等からの公益通報に関する規程などを新しく制定されたと承知しております。そこで、私が今回取り上げた意味は、当時の文化団体などの役員あるいは市の職員などで、責任の一端をとる形で使い込みの穴埋めと申しますか、補填をしていたと記憶をしております。関係団体は、元市職員と、公正証書を含めて、返済を求めた約定書を交わしているはずであります。聞くところでは、本人は働いているとのことでありますので、その状況について、3点にわたりお尋ねをいたします。1点目、返済状況と今日までの総額について。2点目、返済による補填先について。3点目、今後の約束の履行方針についてお知らせください。以上、お尋ねをいたします。次に、東京オリンピック・パラリンピックの合宿誘致についてお尋ねをいたします。このことについては、平成26年第1回定例会では鈴木議員が、平成26年第3回定例会では私も質問しておりますが、国や道との連携による情報収集、受入体制、誘致に関する関係者間による連絡会議の開催、競技団体との協力調整などを行い、誘致に関する課題を整理し、誘致活動に取り組んでいきたいとの答弁であったと記憶しています。そこで、東京オリンピック・パラリンピック合宿誘致についての現在までの取り組み経過と今後の取り組みについてお知らせください。次に、国保事業の制度改定についてお尋ねをいたします。11月2日付北海道新聞の1面トップで、国保料最大2倍超に、道移管後は、試算、93市町村上昇と報道され、それを受けた形で、11月12日付北海道新聞管内版で、国保料、16市町村は増額との報道がなされました。それを見ると、所得200万円、夫婦2人のモデル世帯の場合、紋別市は、2016年度平成28年度33万4,400円が、2018年度平成30年度には36万2,300円となり、2万7,900円増になることが報道されておりました。国保加入者は、無職の人や75歳未満の高齢者など経済的弱者も多い中、不安の声が上がっていますが、これらに関連して、以下お尋ねをいたします。1点目、2018年度平成30年度に国保の運営主体が都道府県へ移管する制度改定が行われるわけでありますが、この制度改定の概要及び市町村と加入者のメリット、デメリットについてお知らせください。2点目、今回、道の試算が公表されましたが、それによりますと、前段申し上げましたとおり、紋別市は33万4,400円から36万2,300円となり、2万7,900円増となる試算であります。この試算をするに当たり、道が使用した紋別市の収納率はどのような数値が使われたのか、お知らせください。仮に、道が使用した収納率より実際の収納率が上がった場合、納税者に負担していただく保険料を下げることが可能となると思ったりしていますが、いかがでしょうか。実際の保険料決定には、市町村の意向が反映されていくとされていますが、これらを加味した保険料の設定となるのか、お知らせください。また、賦課限度額を決定する際の考え方についてもお知らせください。3点目、算定方式についてであります。道が示した標準的な保険料算定方式は、所得割、均等割、平等割の3方式でありますが、現在紋別市はこれに資産割を加えた4方式になっていますが、道移管後どうなっていくのかお知らせください。4点目、現在、紋別市は国保税となっていますが、道移管後は国保料となるのか、あるいは従来どおりの国保税のままなのか、お知らせください。もし国保料とすることで賦課徴収事務を税務課から分離する場合は、一体徴収がしにくくなり、納税者や市の事務執行に不都合が生じないのか、また納税者への措置に変更が出るのかも、あわせてお知らせください。5点目、国から総額で3,400億円の国費が投じられ、財政支援が拡充されるわけでありますから、納税者への軽減措置についても拡大されるものと思っているのですが、その軽減内容をお知らせください。次に、市内中学校の修学旅行の航空機利用についてお尋ねをいたします。紋別-羽田便は、搭乗者の低迷により、一時期千歳経由便となった期間がありましたが、市及び関係者の皆さんが懸命に搭乗者対策に取り組んだ結果、平成26年度から東京直行便が再開され、その後も平成26年度、平成27年度と順調に搭乗者数を増やし、今年度は7万8,000人という大きな目標を掲げ、必死に取り組んでいることと承知しております。紋別-羽田便は、観光面だけでなく、医師確保や産業活動においても重要な役割を担っており、今後の本市の発展になくてはならない存在であります。市では、路線を守り、さらに充実を図るために、さまざまな搭乗者対策を実施しておりますが、その一つに、市内の中学校の航空機を利用した修学旅行に対する助成であります。これは、道内で修学旅行を実施する場合との差額を紋別市が独自に助成しているものと聞いております。しかし、残念なことに、市内の中学校の中で、潮見中学校だけが支援制度があるにもかかわらず、従来どおり道内での修学旅行となっております。空港のあるまちに生まれ育った子供たちが、早い時期に飛行機に乗り、大都会の空気に触れること、また紋別と首都圏がたった2時間で結ばれているということを体験することは非常に有意義なことであり、さらには空港利用促進にもつながるものと思います。そこで、お尋ねをいたします。潮見中学校が首都圏で修学旅行を行わない理由と、そのことに関しての教育委員会の見解をお聞かせください。次に、社会体育施設に関する整備、改修についてお尋ねをいたします。教育委員会では、体育協会を経由して、各団体から要望を受けているものと承知しております。私も、水泳協会の役員であり、ここ数年のステアの施設改修並びに競技関係の備品購入に理解をいただいていることに対し一定の評価と感謝をしているところでありますが、担当部署は、待ちの姿勢でなく、より積極的に体育団体との定期的会合を持つなどして、要望事項の早期改善を図るべきと考えますので、市長の基本的な考えをお聞かせいただきたいと存じます。ステアは、平成2年12月23日にオープンして以来、市民多数の健康づくりや競技力向上に寄与してきたところであり、本年は延べ200万人に到達し、道内の25メートル公営プールとしては最も利用者が多く、幼児から高齢者まで幅広い年齢層に人気の高い体育施設であります。また、北海道水泳連盟の公認大会をはじめ、管内大会や協会が主催、主管する各種大会が開催され、年間1,000人超のジュニアスイマーが来紋しており、ホテル宿泊数も800人を超え、地域経済にも大きく貢献しております。このような中で、公認大会におけるアリーナ内と駐車場の混雑ぶりは大会運営に支障が生じており、特に駐車については、隣接する科学センターにご迷惑をかけているところであります。しかしながら、観客、送迎用の駐車場は現在も砂利敷きのままであり、要望の有無にかかわらず、済まされるものではありません。北海道水泳連盟の公認大会が行われるようなプール施設で未舗装駐車場で放置されているところなどはあるのでしょうか。ステアの隣地では、現在植物工場の建設が進められておりますが、ガリヤ地区の地域内でもあり、一日も早く解決すべきと思いますが、市長の見解をお聞かせください。また、水泳の競技会運営に必要な備品についてでありますが、選手、観客にいち早く結果を周知するものは、スコアボードといいます。ステアオープンのときに3レーンしか設置されていなかったことから、不足分の4レーンは協会が取りつけたと聞いております。現在では、電球型から、オリンピックなどでご承知のように、デジタル仕様となり、北見や網走では既に設置されておりますが、設置、撤収が簡単にできる点がすぐれています。早期に解決すべきと考えますが、いかがでしょうか。今後の整備予定についてお知らせください。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
おはようございます。それでは、阿部徳明議員のご質問にお答えいたします。初めに、企業版ふるさと納税についてであります。これまでに、本市とゆかりのある企業をはじめ、市内の事業所、個人、団体など、各方面からご紹介をいただいた民間企業31社に対しまして、寄附の依頼、あるいは情報提供の協力要請を行い、そのうち24社を直接訪問し、現時点では9社から総額1,110万円の寄附の申し出をいただいており、その他の企業につきましてはご検討いただいているところでございます。寄附の依頼を行うに当たりましては、障害者就労支援施策の目的や今後の展開方針をはじめ、本寄附制度の趣旨を丁寧に説明し、企業の理解を得るよう努めておりますが、簡単ではないというのが率直な感想であります。しかしながら、今後におきましても、市内の重立った企業などに対しまして情報提供の協力を求めるとともに、情報をいただきました企業等への寄附の依頼に引き続き取り組んでまいります。また、私自身による要請につきましては、必要に応じて対応をしてまいります。次に、東京オリンピック・パラリンピックの合宿誘致についてであります。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会では、国内の優良なトレーニング環境を紹介する、事前トレーニング候補地ガイドを作成し、参加各国にPRしておりますが、残念なことに、本市の体育施設はこの基準を満たしておらず、ガイドに掲載されていないため、本大会直前の合宿誘致は大変難しいと考えております。しかしながら、本市では積極的にスポーツ合宿の受け入れに取り組んでおり、中でも全日本ハンドボールチームやパラリンピック視覚障害長距離チームが合宿するなど、東京オリンピック・パラリンピックにつながる団体に合宿していただいているところであります。これら団体のコーチや監督とは、適宜連絡をとり情報交換を行うなど、事前合宿の誘致を意識した取り組みを行っているところであり、これまでの本市の合宿実績などを基本に、直前の合宿に限らず、チームの強化、調整など、さまざまな形の合宿を誘致できるよう、関係機関と連携を図ってまいります。次に、国保事業の制度改定についてであります。1点目の制度改定の概要につきましては、昨年、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律が施行されましたが、その中で国民健康保険の安定化が重要項目に掲げられており、その改正内容は、2本の柱から成っております。1つは、公費の拡充であり、国保保険者の財政基盤は、構造的に脆弱な状況にあることから、財政支援の拡充により財政基盤の強化をしようとするものであります。もう一つは、運営のあり方の見直しで、都道府県が新たに市町村との共同保険者となり、国保の財政運営の責任主体となることで、小規模保険者が抱える医療費急増リスクをスケールメリットにより解消できるほか、市町村は、地域住民と身近な関係にあることから、引き続き資格の管理や保健事業の実施、各種手続の窓口業務を担うなど、役割分担を明確化することにより、保険者機能の強化を図ろうとするものであります。制度改定による保険者メリットにつきましては、北海道から必要な医療給付費が全額支払われることにより財源の心配がなくなることなどがあり、デメリットは、事務の共同処理や広域化の実施に伴い、新たに導入される標準システムに係る負担金や既存システムの改修など、イニシャルコストが発生することであります。加入者のメリットにつきましては、国保料の平準化が図られるため、道内であれば、どこの市町村に居住しても保険料が大きく変わらないこと、転居をしても、高額療養費の多数該当の回数が引き継がれるため、加入者の負担軽減が図られることなどあり、デメリットは、北海道より示される、市町村ごとの保険料が、所得額や医療費によって増減する仕組みになっているため、本市のように、道内平均より所得の高い市町村の加入者保険料の引上げ幅が、制度開始時には、特に大きな影響を受けてしまうことであります。2点目の北海道が国保料を試算した際に使用した収納率につきましては、平成26年度と平成27年度のいずれか高いほうを使用しており、本市は、平成27年度の94.84%で試算されております。北海道が使用した収納率より実際の収納率が上がった場合は、本市が北海道へ支払うべき負担金の総額よりも多くの保険料を収納することとなるため、議員ご指摘のとおり、保険料率を下げるための財源として使用することも可能となります。市町村の意向を加味した保険料率につきましては、一般財源を主とする保健事業を強化した場合は、北海道から示される標準保険料率より高い料率で設定することになりますが、保健事業の実施により医療費が適正化されると、北海道に支払う負担金が軽減され、料率の上昇を抑える要因ともなり得ます。料率を下げる要因としては、市町村の保険者に直接支払われる交付金の活用や、議員からのご指摘もありました収納率の向上などが上げられます。また、賦課限度額を決定する際の考え方は、道内の多くの保険者が法定限度額で設定しており、北海道においても、公平な所得水準算定の観点より、法定限度額で定めることが望ましいとの見解を示していることから、本市においても、法定限度額での設定を基本的な考え方としております。3点目の算定方式につきましては、今回の北海道の試算において、全道では被保険者ベースで多数を占める3方式を標準的な保険料算定方式としておりますが、都道府県化の際、4方式を採用する保険者に対しては、北海道より4方式での標準保険料率が示されることになっておりますことから、本市におきましては、資産割が及ぼす低所得者への影響を考慮しながら、採用方式を検討してまいります。4点目の広域化後の保険税または保険料の採用方式につきましては、道内の保険者は、本市も含め、小規模保険者が多く、保険者に採用方式の裁量権があることから、税務課において他の市町村税と一体的に国保税が徴収可能な税方式を採用する保険者が多いため、本市におきましても、引き続き税方式にて現行体制を維持してまいります。5点目の財政支援が拡充されたことに伴う納税者への軽減措置の拡大につきましては、平成27年度から既に1,700億円の財政支援が実施されており、制度変更により保険税が急増する被保険者の激変緩和措置等のために財政安定化基金への積み立てが開始されたほか、低所得者対策の強化のために交付される保険者支援事業が本市においては前年度より約3,600万円増加したため税率の引き上げは回避されたことから、納税者への間接的な効果はあったものと考えております。残りました1,700億円につきましては、引き続き財政安定化基金への積み立てのほか、今年度から前倒しして実施される、保険者努力支援制度による交付を皮切りに、順次投入されることになっており、支援拡充に係る影響額は、納税者1人当たり約1万円の軽減効果が見込まれております。次に、社会体育施設の整備についてであります。1点目の健康プールステアの駐車場につきましては、開館当初より建物正面の現、道の駅エリアを整備し、ステアをはじめ、隣接する施設共有の駐車場として位置づけておりましたが、職員駐車場として使用していたステア横の未舗装地のほうがプール入り口に近いことから、通常の駐車場として利用されるようになり、現在に至っております。北海道内において公認大会が行われているプールは9施設でありますが、そのうち紋別を含めた4施設には、未舗装の駐車場があり、競技大会開催時や混雑時にも対応できるスペースとして利用されている状況にあります。また、ステア横の駐車場につきましては、競技大会前や路盤が荒れてきた際には、適宜グレーダーや砂利入れによる路盤整備を行っておりますが、舗装化につきましては、財源確保や整備手法について検討をしてまいりたいと考えております。2点目のスコアボードにつきましては、競技結果をいち早く館内に示すもので、現在使用している機器は、性能的に問題はなく、定期的に専門業者による点検を行い、競技大会で使用しているところであります。競技状況につきましては、本年から映像モニターにより表示しているところであり、スコアボードにつきましても、引き続き必要な点検整備を行うとともに、専門業者の意見等も参考にしながら、大会等に支障が生じないよう努めてまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁をいたします。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
おはようございます。それでは、阿部徳明議員の教育問題についてお答えをいたします。初めに、元市職員の不祥事におけるその後の対応についてであります。まず、1点目の返済状況と今日までの総額についてでありますが、元市職員と関係5団体とは、平成22年9月に平成32年10月まで毎月1,000円を返済すること、最終月に残債務があった場合は一括返済すること、また就職したときは、増額について協議することなどを定めた債務弁済契約公正証書を交わしております。この5団体への返済状況は、返済回数が、開始から本年11月までの合計が73回になっております。まず、オホーツク紋別音楽セミナー実行委員会への債務額102万2,650円のうち7万3,000円が返済され、残金は94万9,650円となっております。次に、紋別市民大学講座運営委員会には、債務額 26万6,017円のうち7万3,000円が返済され、残金は19万3,017円となっております。青年会議所こころの劇場実行委員会への債務額67万5,730円のうち7万3,000円が返済され、残金は60万2,730円となっております。紋別市学校支援地域本部事業実行委員会への債務額142万9,341円のうち7万3,000円が返済され、残金は135万6,341円となっております。ホットランドオホーツク債務処理委員会への返済でありますが、他の4団体 と同様に、毎月1,000円の返済でありましたが、平成27年7月に元市職員と協議の結果、以後月5,000円の返済となっております。債務処理委員会への債務額は1,324万3,434円でありますが、毎月返済の増額分のほか、市職員時代の保険解約に伴う還付金を含めて28万8,458円が返済され、残金は1,295万4,976円となっているとのことであります。5団体の合計債務額は1,663万7,172円で、返済合計が58万458円となっており、残額は1,605万6,714円となっております。2点目の返済による補填先であります。関係5団体は、事件当時の業者等への未払金を支払うために、副市長、教育長、役長会、部長会、課長会、教育委員会職員有志で構成する紋別の文化を守る市職員の会と旧ホットランドオホーツク会長及び旧ホットランド役員有志の団体、個人から合計1,146万7,698円を借り入れし、支払いを完了しております。元市職員からの5団体への返済金は、借入先のうち紋別の文化を守る市職員の会に毎年返済されております。債務処理委員会の借入金は、旧ホットランド関係の個人、役員有志から借り入れたものがありましたが、当時の債務処理委員会において、まずは紋別の文化を守る市職員の会に返していくこととしたと伺っております。なお、去る11月30日に開催された債務処理委員会の中でも取り上げられ、紋別の文化を守る市職員の会に返すことで再確認されたと伺っております。3点目の今後の約束の履行方針についてでありますが、債務処理委員会としては、債務弁済契約公正証書に従い返済を履行してもらいながら、同時に生活状況等の変化に応じて、増額や再契約等を本人と協議を重ねていくと伺っております。教育委員会といたしましては、債務処理委員会及び他の4団体に対し、引き続き債務処理の事務等の支援や助言に努めてまいりたいと考えております。次に、市内中学校修学旅行の航空機利用についてであります。教育委員会では、現在の166人乗りへの機材変更後、平成24年度に改めて修学旅行における航空機利用を校長会へ提案し、課題やクリアしていかなければならない事項について協議を重ねた結果、現在、紋別中学校、渚滑中学校、上渚滑中学校が航空機を利用した東京への修学旅行を実施しております。現在、潮見中学校が狙いとする職場体験や訪問先である大学を確保することが東京では難しく、また道内で3泊4日の行程で行っているメニューの消化には、飛行機の発着時間による日数の問題や市からの補助を受けても自己負担が増えるなどの理由から、来年度の修学旅行も道内での実施が決まっております。教育委員会といたしましては、地域の財産でありますオホーツク紋別空港を生徒一人ひとりが身近に感じる機会であり、中学生の時期に日本の首都である東京を訪れること自体が、何物にもかえがたい体験になると考えており、生徒たちに数々の感動を与えられるものと確信しております。修学旅行の実施など、教育課程の編成は、学習指導要領に基づき、学校が独自に決定することとなっておりますが、今後も観光交流推進室と連携を図りながら、ANAの整備工場見学など、以前は提供できなかった職場体験メニューや、学校が要望する東京での体験メニューの開拓を行い、潮見中学校の航空機を利用した修学旅行が平成30年度より実施できるよう学校と協議を重ねてまいります。以上、答弁といたします。
再質問 1番 阿部徳明
それでは、何点か再質問させていただきます。まず、1点目の企業版ふるさと納税についてでありますが、協力要請をお願いした会社が31社、そのうちの24社には市のほうから伺ってお願いしたと。そのうち、9社から協力していただいて、そして残りの7社に対しての対応はどういうような形で行ったのか、お知らせください。
答弁 企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志
お答えいたします。私どものほうで、事前に庁内の情報を集約するのと、あとさまざまな方々からのご情報をいただきながら、31社ということで訪問先をまとめたところでございますけれど、そのうち基本、ご訪問によって趣旨説明をさせていただきまして要請をさせていただくことを基本としております。今回の、今ご質問ありました7社につきましては、遠隔地ということもありまして、まずは電話でご連絡をさせていただき、趣旨等のご説明をさせていただいております。この企業等におきましては、その段階で寄附に内諾をいただいておりましたり、ご訪問までは要らないということで、引き続き検討させていただきたいということのお申し出をいただいたり、あるいは中には、ご紹介いただいた先で、東京都ですとか香川県といったところで、遠隔の地に企業があるということで、なかなかご訪問が難しいという先も含まれております。こういった理由によりまして、7社につきましては、ご訪問がちょっとできなかったというような状況になってございます。以上でございます。
再質問 1番 阿部徳明
わかりました。地方ということで、いろいろそういうふうな対応の難しさというのがあってできなかったということで、よくわかりました。続いて、東京オリンピック・パラリンピックの合宿誘致についてでありますが、これについては、先ほど質問でも言いましたけども、鈴木議員も私も、以前一般質問をやりましたので、答弁のほうも、オリンピック・パラリンピックに向けて、変わりなく一生懸命努力しているということでありますので、これについては再質問はいいです。それと次、国保事業の制度改定についてでありますが、これについては、平成30年度からですか、実施になるのが。それに向けて市のほうも、今から、さっきの答弁で市長のほうからも説明があったんですけども、それに向けて。ただ、紋別の状況は、平均よりも上回っているということで、新聞の中にも書いてありますから、そこら辺は大丈夫だと思うんですけども、ただ分散されないで、一括で今までと変わりなく税としてその収納をするということでありますから、これについても、今までどおり努力していただきたいと思います。あと、体育施設の整備ですけども、あそこは、市長からの答弁でありましたように、ただプールの玄関口に近いということで、本来駐車場でないんですけども、その駐車場にして使っているということでの答弁でありました。あそこを、ちょっと大会なんかやったときに、父兄を入れた中で1,000人近くからの人が集まるもんですから、とにかく車の混雑ぶり、それと天気のいいときは、ほこりが舞い上がって、結構地方から来た人たちから苦情あるもんですから、もしできれば、ちょっと整備していただければありがたいと思います。これはちょっとお願いになるかもしれませんけども、このことについては、お願いという形で、本当はだめなのかもしれませんけども、お願いという形でお願いします。それと次、教育問題についてですけども、元市職員の不祥事におけるその後の対応についてでありますけども、これは、10年でもって見直しということでもってやってるんだということで、月1,000円ということで、その5団体についてはやっていると。それとあと、市職員でつくる紋別の文化を守る市職員の会という、その会があるんですけども、そこに対しては、協議の結果、優先的に返済していただいているという説明だったんですけども、なぜそこだけが優先的に返済してもらってるのかというところを1点だけちょっとお聞かせください。
答弁 生涯学習課長兼教育施設建設推進室参事 相澤秀雄
お答えいたします。先ほどの教育長の答弁にもございましたけれども、平成24年当時、関係の方々で協議をいたしまして、その結果と言いましょうか、債務処理委員会の中で、市職員の会のほうに優先的にお返しをしましょうというようなことで決められたというふうに伺っております。以上でございます。
再質問 1番 阿部徳明
わかりました。次に、最後の質問です。市内中学校の修学旅行の航空機利用についてでありますが、これについては、紋別の中学校の中で、紋中が一番最初なんですけども、渚滑中学校も利用するということで、最後潮見中学校だけがいまだに検討しているということなんですけども、子供たち目線というか、札幌がいいか、飛行機乗って東京が修学旅行いいかと言ったら、やっぱり子供たちにしたら、東京へ行きたいというふうになると思うんですよ、大人から見ても。それなのに、なんで学校側がいまだに対応できないのか。その分、親の負担が高くなるとかなんとかというふうに、さっき教育長の答弁でありましたけども、じゃあ紋中だって、渚滑中にしたって、その分親ちゃんと負担して、出してちゃんと行けてるのに、なんで潮見中だけがそういうことを理由にしているのか、ちょっとここら辺の点について再度お尋ねします。
答弁 学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史
お答えいたします。紋別中学校、渚滑中学校、上渚滑中学校、東京に修学旅行、航空機を利用して行っていただいているんですけれども、潮見中学校の経済的負担等の話になりますけれども、実際のところ、潮見中学校が東京に行くと仮定しますと、保護者の負担が1万円増の負担が増えると推計をしております。それにつきまして、ほかの中学校の保護者は負担できているのにというようなご質問でありましたけれども、やはり家庭の事情、家庭環境の違いがありまして、これについての負担が懸念されております。これについても、旅費の算定につきましては、いろんな見学料とか、東京でのバス料金とか、いろいろございます。航空運賃につきましては、各中学校同じですので、そこら辺をどのぐらい圧縮できるのかとか、そういうことも潮見中学校に説明しながら、今後の実施に向けていきたいと考えております。以上です。
再質問 1番 阿部徳明
何か答弁ちょっと違うんじゃないかと思うんです。さっきも言ったように、なんで紋中と潮見中学校と、じゃあ父兄の所得格差とかが、そんなにあるんですか、同じ紋別市内で。なんでそこで、そんな答弁になるのかがちょっと理解できないんですけども、そこのところをちょっとどういうふうに考えているのか。教育長なんか、それどういうふうに考えているのか、ちょっとお聞かせください。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
経済的負担については、紋別中学校も渚滑中学校も潮見中学校も同じ額なんです。ただ、教育課程という学校行事等で教育内容を決定する際には、どこに重きを置いてやるかというのは、それぞれの学校の実態によって学校長が判断することになります。そういう意味で、潮見中学校の判断として、親の経済負担というのに重きがあったということで理解をしております。
再質問 1番 阿部徳明
考え方として、学校側が、子供たちの意見というか、子供たちのそういう思いを余り受け取らないで、親側がこうだから、学校側がこうだからということを優先してるという、学校の校長の考え方だということでいいんですか。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
教育課程というのが、御存じのように、教育内容を決めるものということになります。その上で、子供たちの実態だとか、または親の声、地域の実態、そういうものを全部合わせて教育内容を決めるのが学校の教育課程編成ということになります。ですから、市教委として、その教育課程についてこうしなさいと言うことは、例えば法令遵守をしていないとか、または法令に逸脱していると、そういう場合に限っては、かなり強い指導をいたします。ただ、教育課程を、その学校の実態に応じて、特色ある学校をつくっている中で市教委が介入できるという部分については、指導助言ということになりますので、修学旅行の実施についても、それぞれの実態に応じて学校長が判断しているものというふうに理解しております。ただ、先ほども答弁しましたけども、せっかくの教育的な資源があるわけですから、早期に、平成30年度を目指して、潮見中学校にも、ぜひ東京を味わっていただきたいというふうに考えております。以上です。
再質問 1番 阿部徳明
わかりました。したら、潮見中学校の校長先生の理解がなかったということで、わかりました。以上で私の再質問は終わらせていただきます。