紋別市議会 平成26年第3回定例会 2014年9月8日
(1)市議会議員選挙の投票率について/(2)市内公共施設のWi-Fi(無線LAN)導入の状況について/(3)市の情報伝達の手段について/(4)広域紋別病院について
2014年9月8日、紋別市議会の一般質問で、加藤裕貴議員が「市議会議員選挙の投票率について」「市内公共施設のWi-Fi(無線LAN)導入の状況について」「市の情報伝達の手段について」「広域紋別病院について」について質問し、市長 宮川良一、選挙管理委員長 安田昭博、児童家庭課長兼臨時給付金対策室参事 内田誠、健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美、企画調整課長 富樫豪志が答弁しました。
- 質問者
- 加藤裕貴 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、選挙管理委員長 安田昭博、児童家庭課長兼臨時給付金対策室参事 内田誠、健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美、企画調整課長 富樫豪志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 加藤裕貴
私は未来の会の一員として、さきに通告しました順に従って質問をさせていただきます。質問に入る前に、7月の市議会議員選挙において新人の私を当選をさせていただき、この場で質問をする機会を与えていただきましたことを本当に誇りに思い、大事に時間を使いたいと思います。よろしくお願いいたします。また、宮川市長におかれましては昨年の市長選にて市民の圧倒的な支持を受け3選を果たされましたが、私ども未来の会も宮川市長与党会派として、市民のための市政づくりに向けしっかりと議論を尽くしてまいりたいと思います。まだ全てが本当に初めてのことですので、要領の得ない質問などをしいらいらさせてしまうことがあるかもしれませんが、最後までどうぞおつき合いよろしくお願いいたします。まず、市議会議員選挙の投票率について、投票率の向上対策についてお尋ねをいたします。初めに、2013年6月に行われた紋別市長選挙以降、北海道内の市長選挙では7連続無風という中、今回の紋別市議会議員選挙でも投票率が69.56%と前回の71.23%から1.67ポイント低くなり、非常に私としては厳しい結果だったと思うのですが、やはりその要因としては若い世代の政治離れと、さらには急激な高齢化が進み投票所に行きたくとも足を運ぶことができなかった高齢の方が結構な割合でいたのではないかと感じております。さらに、今回から定数が削減されたことも全体として関心が薄くなる原因の一つになっているのではないか、さらには、市政に関心のない方をはじめ関心のある方の中からも、自治体の議会不要論とも言えるような過激な内容を言われる方もいらっしゃいました。何とか手を打っていかなければならないなと思うのですが、参考に今回の年代別、男女別の投票率をわかる範囲でお教えいただければと思います。そして、深刻な高齢化により投票所に足を運ぶことができない方々に対し、投票権を棄権しなくてもよいよう投票できる施策はあるのかという点。これからの時代を中心的に担っていかなくてはならない我々若い世代に政治へ関心を持ってもらい、今後の市議会議員選挙はもちろん、ほかの選挙においても投票率が上がるように現状どのような施策を行っているのかを、それぞれお伺いをいたします。次に、紋別市内の公共施設のWi-Fi導入の状況について伺います。私は2つの方面から、Wi-Fi導入の必要性について質問をさせていただきます。Wi-Fiというのはインターネットの無線で使う回線のことをいうんですが、まずは観光面について、最近、観光でおいしいものに出会い、そしておもしろいものを見たり美しい景色を見ると、多くの方はスマートフォンなど携帯端末で写真や動画を撮影し、フェイスブックやLINEなどというSNSというものを使いみずから情報発信を行っている方を至るところで目にします。さらには、外国から来られた方ほぼ100%スマートフォンを利用されていると言ってもいいぐらいの確率でおりますが、外国でこのように電話回線を使いインターネットをすると非常に費用が莫大になってしまうため、国内外の空港や観光施設などでは既に公衆無線LANサービスやWi-Fiスポットを提供し、安価もしくは無料で回線を開放している施設を多く目にします。そこで、紋別市内の各観光施設の全てでWi-Fiを導入し、観光や時にはビジネスで紋別へ来られた方の利便性の向上の施策の一環として、無料でインターネット接続をできるハード面の整備という一面。もう一つは、この防災対策という側面です。東北で発生した震災や現在各地で発生している豪雨災害など、もう自分の住むところは大丈夫なんて言えない状況になっている中で、そういうときに自治体として避難所などを提供することになると思うのですが、私は避難所になる場所では通信基盤のチャンネルの複線化が必要であるとも考えており、最低でも公衆無線LAN、Wi-Fiスポットの設置は必要であると考えます。公衆無線LANというと、そこにつながっている有線の回線がだめになってしまえば使えなくなってしまうと思われる方もいらっしゃると思いますけれども、有線の会社と携帯キャリアが提供する回線と両方の無線を飛ばすことができますので、災害に強い通信インフラとして有名であります。通常のインターネットの有線回線、携帯キャリアが提供する3GやLTE回線、どちらの復旧が遅くても片方は利用できる、そういった環境を避難所では担保しなければなりません。今は、通話回線が復旧しなくても、パケット通信ができる環境であればIP電話といわれるネット回線を利用する通話もできますから、通話回線のバックアップとしての機能も果たします。また、大規模な災害時には、電話回線には制限がかかり、時にはテレビの放送を受信することもままならない状況になります。東北の震災では、当時SNS、特にツイッターやユーストリームなどで災害の情報を見ていた方も多く、重大なことが発生しているときに通信手段を確保できているというのは、避難をし心細い思いをされてる方に対しては安心以外の何物でもなく、重要だと考えております。観光施設や避難所になる可能性がある公共施設へのWi-Fi導入の検討について、いかがでしょうか。市の考えをお尋ねいたします。続きまして、市の情報伝達の手段についてです。これも、特に災害発生時における効果的な情報発信についてということで、先月全国各地で甚大な被害と犠牲者を出した豪雨災害や記憶に新しい東北の大震災のような災害時には、自治体から発信される情報は非常に大きな意味を持ってくると思います。現在広く市民に伝え得る手段としては、従来からある市役所の広報車や消防のサイレンに加え、携帯電話を経由して情報を知らせることができるエリアメールなどがあると思うのですが、私自身としては、紋別市で既に運用されているフェイスブックページの強化が今後重要になってくると考えております。なぜかといえば、北海道で言えば札幌などの大都市で甚大な被害が発生すれば、テレビ放送などで情報を受け取ることができますが、東北の震災のような事態が発生した場合、被害が大きい地域が優先的に報道され、その他の地域においては後回しになりがちで、避難などが伴う場合、生活情報をなかなか受け取ることが困難になることが予想されるからです。現在、紋別市で実施されているフェイスブックページのお知らせについては、紋別市として情報を主体的に発信することができることに加え、制限されている電話回線ではなくインターネット回線を利用して伝えるものですので、多くの方に一度に伝えることも可能です。かなり今回インターネットに特化した質問になっておりますが、インターネットなどの情報に触れることがない方には全く関係ないような内容に聞こえますが、災害などが発生し避難などを余儀なくされた際、間違いなくその避難所の中の1名以上は恐らくこういう情報を受け取られる方がいるはずです。ぜひ紋別市として主体的に、情報発信を容易に行える仕組みについて検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。また、現在市役所では災害時において持ち出すことができるスマートフォン端末やタブレット端末などを何台かお持ちでしょうか、伺います。最後に、広域紋別病院の関係についてです。病院議会との関係もあると思うのですが、初めての一般質問の場で、つい最近まで一般市民であった私が一市民としての感覚で病院関連の2点を質問させていただきたいと思いますが、1点目の広域紋別病院の建設の進捗状況については、一市民感覚といえども、病院議会との兼ね合いもあり担当の方からの説明で十分理解いたしましたので、答弁については結構でございます。続けて、2点目の病院周辺の施設整備についての質問に移らせていただきます。まず、老朽化のため新たに建設する紋別保育所と紋別児童館の完成時期についてお尋ねをいたします。次に、遠紋地域唯一の看護師養成機関である道立看護学院の新病院敷地内への移転要請については、北海道とはどの程度話が進んでいるのでしょうか、お教えください。以上で私の質問は終わります。再質問については留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、加藤議員のご質問にお答えいたします。初めに、市内公共施設のWi-Fi導入の状況についてであります。市内公共施設につきましては、国内の主な携帯電話通信会社であるNTTドコモ、au、ソフトバンクの3社全てが利用可能な施設は、流氷科学センターとオホーツク紋別空港、2社利用可能な施設がバスターミナル、1社のみ利用可能な施設が3施設あります。また、これら利用可能とされている施設につきましても、受信範囲の問題もあり、各施設内の全てで利用できるとは限らない状況にあります。観光施設への導入につきましては、議員ご指摘のとおり必要と考えているところであり、現在各施設における光回線の導入状況、1つのスポットでの対応範囲、施設全体をカバーするスポットの設置個数等を調査しているところであります。また、外国人観光客の誘客を推進している本市といたしましても、観光施設でのWi-Fiスポットを多くすることは誘客に向け必要と考えているところであり、今後パスワード等による管理での利用環境や自由に利用できる環境など、利用形式の選定についても導入に当たり研究してまいります。市内避難所への導入につきましては、バスターミナルが利用可能となっております。東日本大震災では音声通話の集中等による通信回線の混雑や通信規制などにより電話がつながりにくい状態となったことから、災害時には複数の通信手段の確保が理想といわれ、特にインターネット通信は災害に強いとされています。避難所に指定されている公共施設にWi-Fi環境を整備することにつきましては、スマートフォンやタブレット端末の利用者は今後も増加し災害時の情報伝達手段として有効性が高まっていくものと考えられますが、インターネットを介して誤った情報が広がる可能性や、各施設のインターネット環境のセキュリティなどの課題があることから、今後の拡充については研究課題とさせていただきます。次に、市の情報伝達の手段についてであります。災害発生時における効果的な情報発信につきましては、議員ご提案のフェイスブックを利用した情報発信を以前から行っており、特に防災情報の発信につきましては、担当課が紋別市のアカウントを使用し主体的な情報発信ができる仕組みになっております。フェイスブックは速報性が求められる防災情報の伝達手段として非常に有効であると考えており、これまでも台風情報や暴風雪情報を発信しておりますが、今後より一層積極的にフェイスブックを活用し、正確な防災情報の効果的な発信に努めてまいります。また、災害時に持ち出すことができるスマートフォンやタブレット端末につきましては、現在配備している防災用携帯電話を順次スマートフォンや衛星携帯電話などに切り替え、情報伝達手段の強化に努めてまいります。次に、広域紋別病院についてであります。紋別保育所と紋別児童館の完成時期につきましては、本年6月下旬に着工し、現在平成27年3月の完成に向け、計画した工事工程に沿って順調に工事を進めております。紋別高等看護学院の移転改築につきましては、北海道では保健福祉部内に北海道立高等看護学院あり方検討会議を設置し、本年8月上旬に看護学院の視察等を行っております。これまで地域で果たしてきた看護学院の役割を踏まえ、施設整備のあり方について現在検討を進めている状況であります。本市といたしましても、西紋別地区総合開発期成会並びにオホーツク圏活性化期成会の要望事項として、北海道に対し継続して要望してまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、選挙管理委員会にかかわるご質問につきましては選挙管理委員会委員長より答弁をいたします。
答弁 選挙管理委員長 安田昭博(選挙管理委員長は2015年9月まで)
それでは、加藤議員の質問にお答えいたします。1点目の今回の市議会議員選挙の投票率につきましては、代表的な投票所2カ所と期日前投票を合わせた状況を20歳代以降10歳刻みで申し上げますと、男性では、順に41.86%、54.44%、62.78%、65.97%、76.05%、70歳代以上では75.66%となっております。また、女性では、49.64%、54.81%、68.64%、63.17%、77.98%、72.83%となっており、比較的高い年代の方の投票率が高く、若い方の投票率が低い傾向が見られます。2点目の投票所へ行けない高齢者への対応につきましては、公職選挙法に定められた障害の種類や程度に該当する障害者の方、介護保険被保険者証に記載されている要介護区分が5の方は、郵便などによる不在者投票が認められております。しかし、それ以外の方につきましては、投票所、期日前投票所にて投票していただく必要があります。3点目の若い世代への投票率向上の対策につきましては、デジタル媒体として当市のホームページ及びフェイスブックを活用しており、今回はセキュリティ等の課題もあり見送りしましたが、次回からは選挙公報もホームページに掲載することを検討しております。また、今回はナイトビアガーデンの会場において投票日の前日、前々日にポケットティッシュの配布を行ったほか、中学生の生徒会選挙などに投票箱、記載台などの選挙用具の貸し出しも行っており、今後も機会を見つけ啓発活動を行ってまいります。以上、答弁といたします。
再質問 7番 加藤裕貴
順番に再質問をさせていただきます。まず、投票率の向上の対策についてでございます。せっかく、今後国の動きでは、18歳以上に選挙権を与えようとする動きなんかもございます。私個人のことで言いますと、もちろん今まで自分に与えられた選挙権をしっかりと行使をしてまいりましたが、私の周囲の同世代や私より若い人については、選挙についての話を聞くと、行ったことがないというだけではなくて選挙の仕方がわからないという声すらも聞こえてきます。本来は、みずからに与えられた権利ですから、ある程度はみずからが調べ選挙に臨まなくてはならないところですが、選挙権を行使するということがいかに重要であるかなどを、今委員長が言われた学校などで投票箱などを貸し出しを行っておられるということでしたが、中高生などを対象にして、事前に模擬投票などを踏まえながら、選挙管理委員会としての啓発の活動などを行ってみてはいかがかと考えます。既に幾つかの自治体では、成人式などに模擬投票を行うイベントを行っているところもございます。これから、若い世代の投票率がこれ以上下がることを全国的な流れと言って仕方がないと考えるのではなく、向上させるためにはという前向きな考えで施策に取り組んでいただきたいと思います。こちらについては答弁は結構でございます。次に、紋別市内の公共施設の今現在のWi-Fiの導入に当たってという点でございます。観光面では、特に海外からの観光客にはWi-Fiは当たり前と言っても過言ではありませんし、防災面においても、市民に的確な情報を確実な方法で伝達するために環境の整備は不可欠でありまして、費用はかかる問題ではありますが、先ほど答弁であったように、Wi-Fiスポットなどにつきましては、各携帯キャリアが公共施設においては多くの場合無償で設置してくれる場合もございます。何よりも、新たにLANを導入する場合においても法外な価格ではないと考えており、既にインターネット環境のある施設では無線LAN化するだけで開放することも可能だと思いますので、観光、防災の両面から、ぜひとも本格的な導入に向けての検討をお願いいたします。こちらについても答弁は結構でございます。3点目のフェイスブックを用いての情報発信については、市長からのご答弁でとても熱いものが感じられましたので、今後さらなる進展を期待をしております。病院関連につきましては、2点ほど質問をさせていただきます。紋別保育所、紋別児童館の工事の完成時期についてですが、こちら27年3月ということですが、紋別市では現在紋別市公共建築物シックハウス対策ガイドラインというマニュアルを策定していると伺っておりますが、この工事についても当該ガイドラインに則した工程となっているのかをお尋ねいたします。
答弁 児童家庭課長兼臨時給付金対策室参事 内田誠(児童家庭課長兼臨時給付金対策室参事は2016年3月まで)
お答えします。紋別保育所、紋別児童館のシックハウス対策についてでございますが、1月中旬から約2カ月間、ベイクアウトする期間を設けるなど、ガイドライン、マニュアル等に基づいた対策をすることとしております。このベイクアウトによる手法は、室内の温度を上げることにより建材などに含まれる化学物質を揮発させた後換気する方法で、それを繰り返すことで空気中化学物質濃度を低減させていくというものでございます。以上でございます。
再質問 7番 加藤裕貴
わかりました、ありがとうございます。続きまして、病院周辺の施設整備についてお伺いいたします。道立看護学院の移転改築について進展がないことにより、看護学生の皆さんや学院の講師となる広域病院の医師、看護師の方々などの利便性が損なわれることと思いますが、いかがでしょうか。また、今後、現在の広域紋別病院跡地の整備、活用につきましても影響を及ぼすことはないのでしょうか。この2点についてお尋ねをいたします。
答弁 健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美
お答えいたします。移転改築の進展がないための影響についてでありますが、新病院と現在の高等看護学院は約2キロメートル離れておりますので、広域病院での病棟実習の際に学生は経済的負担や時間の制約が生じます。また、高等看護学院の講師を兼務されています広域紋別病院の医師や看護師などの方々については、利便性が損なわれて病院での診療や看護体制にも影響を及ぼすと考えております。このような影響を及ぼすことのないように、高等看護学院の移転建替えにつきましてはできるだけ早急に結論を得られますよう、北海道に対し強く要請してまいります。以上です。
答弁 企画調整課長 富樫豪志(企画調整課長は2020年3月まで)
跡地の周辺整備につきましてご答弁をさせていただきます。現在の広域紋別病院の跡地の利活用につきましては、病院敷地のほか、隣設しております高等看護学院の敷地を含めて、今後検討しているところではございます。このため、高等看護学院の移転建替えにつきましておくれ等が生じてきた場合には、病院跡地に係ります本市の整備方針、こういったものの確定作業に影響を及ぼすとともに、今後の整備計画の策定をはじめといたしまして具体的な作業スケジュールのおくれに直結していくことも考えられるところでございます。さらに、整備作業がおくれるということに伴いまして、跡地の利活用に仮に空白期間が生じましてこれが長期化するようなことがあった場合には、核となる施設の不在によりましてこれらを取り巻く周辺コミュニティ、地域コミュニティの、場合によっては衰退を招くというようなおそれも考えられるところではありまして、高等看護学院の移転作業のおくれというものは、今答弁を申し上げました看護学院の講師となるお医者さんやあるいは看護師の利便性の低下を招くということのみならず、地域コミュニティの育成支援といった我々市としてのさまざまな側面において影響を及ぼすものというふうに考えているところでございます。いずれにせよ、こういったことも念頭に置きながら、北海道に対しまして要請活動を強化してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 7番 加藤裕貴
ありがとうございました。よくわかりました。私の再質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。