みんなの議会

紋別市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月9日

(1)再任用制度の活用について/(2)人口減少社会と紋別市の未来について/(3)消費税率の引き上げに伴う低所得者及び子育て世帯への負担軽減策/(4)通学路及び学校生活の安全対策について/(5)消防団の処遇改善について

2014年6月9日、紋別市議会の一般質問で、梶川友子議員が「再任用制度の活用について」「人口減少社会と紋別市の未来について」「消費税率の引き上げに伴う低所得者及び子育て世帯への負担軽減策」「通学路及び学校生活の安全対策について」「消防団の処遇改善について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課長 富樫豪志、保健福祉部参事兼臨時給付金対策室参事 渡辺史、学務課長 小林昌史が答弁しました。

質問者
梶川友子 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課長 富樫豪志、保健福祉部参事兼臨時給付金対策室参事 渡辺史、学務課長 小林昌史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 梶川友子

私は21の会の一員として、さきに通告しております事項について質問をさせていただきます。初めに、再任用制度の活用についてお伺いいたします。これまでもマスコミで天下りの問題が取り上げられています。天下りと再任用は同じように語られていますが、同じものなのでしょうか。そして、必要なのか不必要なのかですが、天下りは中央省庁などの高級官僚が昇進していく過程で、同期の1人が最高ポストの事務次官になると、そのほかの同期入省者は慣例として60歳の定年を待たずに退職する人が多いため、その後の職業を用意するものです。天下り先では官僚時代と同程度か、それ以上の賃金をもらうことになります。再任用制度とは、公務員の中のさまざまな雇用条件の中の一つですが、定年等で退職をした公務員の知識、経験を公務の場で活用していくとともに、60歳代前半の生活を支えるために設けられた制度で、平成13年度からスタートしました。勤務形態はフルタイム勤務と短時間勤務があります。再任用の大きなメリットは安い賃金で行政経験の豊かな退職者を使うことにより、培ったノウハウを生かし、効果を上げることにあります。本年、第1回定例会に宮川議員が質問されておりますが、行政を効率よく運営し、効果を上げるためには再任用制度も必要な制度かもしれません。しかし、退職者個人の利害だけによって運用するのではなく、市にとって最大の効果を上げるために必要か、またそうでないのかという観点に立ち、検討すべきと考えます。紋別市における再任用に関する条例は、現宮川市長が就任される以前の平成14年4月1日から施行されております。改めて再任用制度についての市長のお考えをお聞かせください。1点目に、現在の全職員数、臨時職員数、嘱託職員数、再任用職員数と、その占める割合をお示し願います。2点目に、再任用制度の活用における課題として考えられる点を具体的にお示し願います。3点目に、再任用職員の方にはこれまでの知識や経験を生かしながら、一方後進に継承するなどの役割が期待されると思いますが、今後の新たな取り組み等、何か考えておられるのかお尋ねいたします。次に、人口減少社会と紋別市の未来についてお尋ねいたします。総務省が4月15日に発表した総計人口によりますと、15歳から64歳の生産年齢人口が8,000万人を下回るなど、人口減少が急速に進んでいます。また、紋別市が4月30日現在でまとめた総人口は2万3,871人、ゼロ歳児から9歳児までは14年前の2000年とほぼ同数で、少子化に一定の歯どめがかかったかのように見える一方、65歳以上の高齢者は7,528人になり、紋別市民の平均年齢は49.5歳との報道でした。また、民間の有識者でつくられる日本創成会議の人口減少問題検討分科会が5月8日、独自に推計した2040年時点の全国の市区町村別人口の発表によりますと、全体の約5割を占める896自治体で2040年までの間に20歳から39歳の若年女性が半分以下に減ると試算し、将来消滅する可能性があると指摘しています。2040年の人口で1万人以上と推計される紋別市も減少率66.4%とありました。こうした年代の女性が就業などの理由で地方から大都市圏に流出すると、地方では子供も増えないために人口減少がとまらず、最終的に住民サービスの提供などの自治体の機能を維持することが難しくなると予測しました。既に少子・高齢化や人口減少により、地域社会の至るところに影響を及ぼしていると考えますが、紋別市の次の世代を担う若い人たち、子供たちのためにどうあるべきか、新たな行政ニーズにきめ細かく対応するべきと考えますことからお尋ねいたします。1点目に、近い将来、紋別市の生産年齢人口割合の縮小による就業者の減少、所得の減少、消費の減少、そして地域経済の衰退と、行政においては歳入の減少という負の連鎖が懸念されますけれど、どのように予測し、認識し、その対応をどのように考えているのかお聞かせください。2点目に、国立社会保障・人口問題研究所が昨年3月に発表した地域別将来推計人口によりますと、紋別市の人口が2040年には約1万4,000人と2010年に比べ約1万750人減少します。65歳以上の高齢者は、2040年には6,445人と2010年に比べ622人減少しますが、高齢化率は28.7%から46%へと大きくはね上がることになります。紋別市の介護や高齢者への福祉サービスへの需要が今後は確実に増加することを意味しております。一方、生産年齢人口は2040年には6,466人で、2010年に比べ8,403人減少します。支える世代の人口減少が既に始まっているという厳しい現実をどのように認識しているのか。また、今後の推移とその対応をどのように考えているのかお示しください。3点目に、平成22年国勢調査で、紋別市には高齢化率が50%を超えるいわゆる限界集落と言えるような地域、あるいはその状態に近づきつつある地域がわずかに存在していますが、今後の状況はさらに深刻化し、市内のあちらこちらにある程度広い範囲で限界集落と言われる地域が存在するようになると想定されます。このような地域では、例えば町内会の運営をどう存続していくかという地域自治の問題のほか、子育て支援、教育環境などさまざまな問題を抱えることが想定されますが、将来を見据え、このような地域への支援についてどのように考えているのかお聞かせください。次に、消費税率の引き上げに伴う低所得者及び子育て世帯への負担軽減策についてお尋ねいたします。本年4月から消費税率が5%から8%に引き上げられました。消費税率の引き上げは一昨年、自民、民主、公明3党で修正合意し、成立した社会保障と税の一体改革に基づくもので、社会保障の安定と充実のためには避けられません。しかし、今年は日本にとって経済再生に向けた正念場を迎えております。それには4月の消費税率8%への引き上げによる個人消費などの落ち込みを克服し、景気を回復軌道に戻すことと言われております。そして、景気回復を実感できるものにすることであります。そのような状況のもと、消費税率の引き上げによって景気を腰折れさせないための経済対策をしっかり実行しなければなりません。そこで、消費税率が引き上げられるのに伴い、影響が大きい家庭への負担軽減策として住民税非課税世帯には臨時福祉給付金、児童手当受給世帯には子育て世帯臨時特例給付金が支給されることになりました。臨時福祉給付金は住民税が課税されていない市民が対象となります。ただし、住民税が課税されている人に扶養されている人や生活保護受給者は対象外で、全国で約2,400万人の対象者と推定されています。また、生活保護受給者については、今回の臨時福祉給付金とは別に、今年の4月に消費増税の影響を織り込んで、生活保護支給額の生活費分、いわゆる生活扶助基準を改定する方針と伺っています。臨時福祉給付金の給付額は1人につき1万円で、所得の少ない世帯ほど生活必需品である食料品への支出割合が高いことを踏まえ、増税による食料費の増加分に充てられるよう給付額が決められました。さらに、老齢基礎年金や障害基礎年金、遺族基礎年金、そしてひとり親家庭に対する支援策である児童扶養手当の受給者等には、1人につき5,000円が上乗せされます。また、子育て世帯臨時特例給付金については、消費税率引き上げに際して臨時福祉給付金の対象外となる中堅所得者、特に子育て世帯に対する支援策が必要と公明党が一貫して主張し、これを受け、子育て世帯臨時特例給付金は実現した経緯がございます。支給対象者は、今年1月時点で児童手当を受給している方で、平成25年の所得が児童手当の所得制限に満たない方が対象になります。給付額は子供1人につき1万円で、対象児童数は全国で約1,271万人と推定されています。なお、この2つの給付金を両方とも受け取ることはできず、両方の対象となる場合は臨時福祉給付金のみ支給されることになり、給付金の支給は1回限りでございます。そこでお尋ねいたします。1点目に、給付金の市民への支給までのスケジュールについて、広報もんべつ5月号に詳細については決まり次第、広報もんべつ、市ホームページなどでお知らせするとのことでした。市ホームページには臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の2給付金の支給対象者、支給額、基準日等が記載されておりました。6月号広報には記載されていないようですが、より細やかな市民への周知啓発の方法、申請期間、支給方法も含めてお示しください。2点目に、それぞれの給付金の対象者総数、給付金総額についてどのくらいと想定しているのかお尋ねいたします。3点目に、給付金支給に便乗して詐欺が横行するかもしれません。詐欺対策も重要と考えますが、具体的にどのように考えておられるのでしょうか、お尋ねいたします。次に、通学路及び学校生活の安全対策についてお伺いいたします。子供の登下校時の交通事故は本当に心配なものです。今年5月、ゴールデンウイーク明けの7日、大津市唐橋町の市道3差路で、道路を渡っていた登校中の小学生の列に乗用車が突っ込み、3人が転倒するなどして足や腕などに軽傷を負う事故が発生。また、2012年、京都府亀岡市の集団登校中の市立小学校児童と保護者、合わせて10人の列に18歳少年の無免許、居眠り運転の軽乗用車が突っ込み、2年生の女子児童と26歳の女性保護者が死亡、妊娠中の胎児まで死なせ、2人を重体に陥らせた。車が突っ込んだ瞬間と、それ以後に児童たちを襲った恐怖とパニックは年少だけにすさまじいものがあったに違いありません。たとえ無事であった児童でも血を流して倒れている仲間の児童を嫌でも目にしたでしょうから、その恐ろしさにすくみ、心理的な混乱は避けることができないままに後遺症として残らないとも限りません。また、学校での休憩時間等の打撲や骨折など、子供の身の回りで毎年、多くの事件や事故が発生しております。子供の安全を守るための取り組みの内容や手段等々を適切に推進していただきたいという観点から、以下お尋ねいたします。1点目に、一昨年の第3回定例会で文部科学省、国土交通省、警察庁の連携により通達のあった通学路の交通安全の確保について質問させていただきました。そのときのご答弁では、教育委員会、学校関係者、紋別警察署、道路管理者による緊急合同点検による紋別小学校通学路になる花園町5丁目のサン・ヒルズ紋別付近交差点及び花園町2丁目のセブン-イレブン花園店と、回転寿しにんくる付近交差点を横断歩道未設置の危険箇所として報告し、さらに横断歩道未設置の潮見第8号線の潮見小学校付近の2カ所を合わせた計4カ所について要望書を提出しているとの答弁でした。約2年を経過しようとしていますが、いまだにそのままです。要望書を提出しているのだからよしとしているのか、迅速かつ計画的に目に見える諸対策が図られているとは考えにくいです。事故が起きてからでは遅いのです。要望書に対する何らかの答えはあったのでしょうか。さらに、通学実態は常に変化している状況から、今後も引き続き安全確保策に努めていくとのことでしたが、状況をお聞かせください。2点目に、冬期間の通学路の安全を確保することは児童生徒はもちろん、市民の安全確保につながります。歩行者もドライバーもです。見通しが悪くなった交通量の多い幹線道路や通学路になっている交差点の効果的な道路除排雪を心から願うものでありますが、これに関して市は委託業者に具体的に指示をされているのかお尋ねいたします。3点目に、大山スキー場でのスキー授業についてですが、ゲレンデからオホーツク海が一望でき、流氷を見ながら滑る楽しさは他市町村にはない市営大山スキー場ならではの絶景であります。毎年3学期になると約1カ月間にわたり、市内小中学校が市営大山スキー場において授業を行っているところですが、授業に当たり、学校によっては現地集合、現地解散であったり、またスキーのみ搬送し、児童生徒は徒歩での集団移動であったり、学校により対応が異なっていると複数の保護者からお聞きしております。スキー授業の時間、回数及び移動手段等を学校ごとにお示しください。また、なぜそのようにされているのか理由もお聞かせください。4点目に、毎年市内小中学校の水泳授業が夏休みを除く6月下旬ごろから9月末ごろまでの平日の午前中を中心に、健康プールステアにおいて実施されていると思いますが、実施に当たり、その授業時間、回数、移動手段等を学校ごとにそれぞれの対応内容をお示しください。最後に、消防団の処遇改善についてお尋ねいたします。近年、局地的な豪雨や台風などの自然災害が頻発し、地域防災力の強化が課題となる中、消防団の重要性が改めて注目を集めております。消防団とは消防署とともに火災はもとより、地震などの自然災害への対応などを行う消防組織法に基づいた条例で定めた組織で、全ての自治体に設置されています。消防団員は、非常勤特別職の地方公務員として条例により年額報酬や出動手当などが支給されています。火災や災害の発生時にはいち早く自宅や職場から現場に駆けつけ、その対応に当たる地域防災のかなめであります。また、記憶に新しい東日本大震災では、団員みずからが被災者であるにもかかわらず、救援活動に身を投じ、大きな役割を果たしました。その一方で、住民の避難誘導や水門の閉鎖などで198人の消防団員が殉職し、命がけの職務であることが全国的にも知られました。しかし、その実態は厳しいものがあります。全国的に団員数の減少が著しく、1965年に130万人以上いた団員は2012年には約87万人に落ち込んでいます。その背景には、高齢化に加えてサラリーマンが多くなり、緊急時や訓練の際に駆けつけにくい事情も団員減少の要因とされています。こうした事態を受け、昨年12月の臨時国会で消防団を中核とした地域防災力の充実効果に関する法律、いわゆる消防団支援法が成立しました。この法律は、消防団を将来にわたり地域防災力の中核として欠くことのできない代替性のない存在と定義しました。この消防団支援法には、消防団員の確保はもとより、日ごろより激しい訓練や管轄地域の防災の普及啓発などに尽力している消防団員の苦労に報いるためにも、消防団員の報酬や出動手当を引き上げられるよう、さまざまな機会を通じて処遇改善を直接国が働きかけることになっております。また、国の新年度予算にも消防団の抜本的な強化を国や自治体に求め、さらに消防団員の処遇改善や装備品、訓練の充実に向けた予算が確保されました。消防団員には年額報酬と出動手当の2つが支給されるものとなっており、その額は各自治体の条例で定めております。処遇改善について階級や在籍年数に応じて設けられている退職報償金は、具体的には全階級で一律に5万円を上乗せするほか、年額報酬、出動手当の引き上げについて各自治体に条例改正を強く求めているのが特徴であります。今回の法律改正により、国は市町村への交付税を計算する単価を年額報酬は3万6,500円、出動手当は7,000円と明確にしました。北海道の66消防本部の一般団員の年額報酬の平均は2万9,889円に対して、紋別市の場合は2万5,500円、火災の出動手当の道内平均は4,630円に対して、紋別市の場合は5,000円であります。紋別市の場合、出動手当は道内平均を上回っているとはいえ、国の定めた金額にはまだまだ隔たりが大きいのが現状であります。このたびの法律制定を契機に、改めて消防団員の処遇改善に取り組むべきと考えますことから、以下の3点についてお尋ねいたします。1点目に、新年度予算に消防団員用防火衣更新事業負担金として計上されていますが、消防団員への処遇改善に関する条例案、予算についてはありません。今後、消防団支援法に示している消防団員の年額報酬、出動手当、退職報償金について、国が示している額まで引き上げることについてどのようにお考えなのかお尋ねいたします。2点目に、消防団支援法の成立を受けて、全ての消防団員に情報通信機器としてトランシーバー、安全確保のための装備である安全靴、ライフジャケットなどを配備、また、全ての分団に救助活動用資機材としてチェーンソー、油圧ジャッキ等の配備が求められております。消防団員の生命を守る装備、市民の生命を守る装備の現状と今後の充実に向けてどのように取り組むお考えなのかお尋ねいたします。3点目に、自治体職員の入団について、消防団支援法では職務に支障がない限り認めるよう義務づけが明記されていることについて、紋別市の今の状況と今後の考えをお尋ねいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保いたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、梶川議員のご質問にお答えいたします。初めに、再任用制度の活用についてであります。1点目の現在の全職員数と臨時、嘱託、再任用職員数と、その占める割合につきましては、現在市に在籍している職員は臨時、嘱託職員を含め479名在籍しており、そのうち正規職員が297名で6割程度、常時勤務している臨時職員が82名、嘱託職員が100名で、それぞれ2割程度の割合となっております。再任用職員につきましては、現在在職しておりません。2点目の再任用制度の課題につきましては、さきの第1回定例会において宮川議員のご質問にお答えしたとおり、再任用職員は長年公務で培ってきたノウハウや行政経験を業務に生かすことができるといったメリットがある反面、職員定数との関係で新規採用を抑制することや、年齢層の高齢化による組織全体の活力維持の問題、職場における立場の逆転による士気の低下などの課題があるものと考えております。3点目の再任用を含む今後の取り組みにつきましては、平成25年度から公的年金の支給開始年齢が段階的に引き上げられることに伴い、国家公務員の再任用の義務化が決定され、地方公務員についても地方の実情に応じて必要な措置を講ずることとなっております。本市におきましては、これまで再任用の実績はありませんが、再任用を希望する職員があった場合は採用を前提に考えてまいりますが、従前の勤務実績を選考時に考慮するとともに、新規職員の採用枠にも配慮しながら運用してまいりたいと考えております。次に、人口減少社会と紋別市の未来についてであります。1点目の将来への予測と認識及び対応、2点目の生産年齢人口の減少の推移とその対応につきましては、答弁が重複する部分がありますので、あわせてお答えいたします。国立社会保障・人口問題研究所の報告書によりますと、今後は15歳から64歳までの生産年齢人口は全ての都道府県において一貫して減少するものと予測され、国民所得の減少や労働力不足など、国内経済を縮小に向かわせるおそれが指摘されております。本市におきましても、少子化や若年層の都市部への流出に伴い、生産年齢人口の減少が続いている一方、高齢者人口は急速に増加しており、当面はこの傾向が続くものと予測され、今後の市内経済にマイナスの影響を及ぼすおそれは否定できないものと認識しております。人口減少問題とその対応は一自治体の問題にとどまらず、国全体として抜本的な対策を講じていかなければならないものでありますが、本市といたしましては子供を産み育てやすい環境づくり、力強い産業の育成、多様な雇用環境の創出など、少子化対策や若年層の市内定着に引き続き取り組んでまいります。3点目の限界集落への支援につきましては、本年4月末時点における本市住民基本台帳では、本市の高齢化率は31%でありますが、市の中心部から離れた農業地帯や山間地域などは特に高齢化率が高く、将来的には地域のコミュニティ活動の担い手不足等により、地域生活に影響を及ぼすおそれがあるものと認識しております。限界集落の問題は、産業や人口の都市部への一極集中や少子・高齢化などに対する国の対策のおくれが背景にあり、人口減少と同様に全国の自治体が抱える非常に難しい課題であります。本市といたしましては、それぞれの地域の現状や特性に配慮するとともに、そこに住み続けたいという地域住民の意向を踏まえながら、今後ともできる限り各地域におけるコミュニティ機能や生活環境の維持確保に努めるほか、新規就農者や移住者の誘致などの取り組みを進めてまいります。次に、消費税率の引き上げに伴う低所得者及び子育て世帯への負担軽減策についてであります。1点目の給付金支給に関する詳細につきましては、臨時福祉給付金等の市民周知の方法は、既に広報もんべつや市ホームページに制度の内容等について掲載したところでありますが、さらに受付期間、申請先、申請方法など、詳細な情報について、市ホームページとあわせて地元新聞等にチラシを折り込む予定であり、今後とも広報もんべつや新聞等により、広く市民周知の徹底を図ってまいります。申請期間は7月1日から10月1日までの3カ月間、土曜、日曜日及び祝日を除く毎日午前8時45分から午後5時30分までの間、市本庁舎及び上渚滑支所、渚滑出張所において受付事務を行うとともに、小向や沼の上の生活改善センターにおいても日時を定め、受付窓口を設ける予定であります。また、7月1日から4日までの4日間は、市本庁舎において午後8時まで時間を延長して受付事務を行う予定であり、市民の利便性の向上に努めてまいります。支給方法は、臨時福祉給付金の支給対象が非課税者に限定されていることや、一定の年金受給者等は加算対象となり、申請書の記載事項も多く、添付書類も複数になることから、支給対象者は身分を証明する書類や振込先の通帳等を持参し、受付窓口で申請手続を行うことを基本としております。一方、子育て世帯臨時特例給付金は、一部の高所得者を除く大半の児童手当受給者が支給の対象となること、申請書の記載事項が臨時福祉給付金と比べて容易なことや、添付書類も少なくて済むことなどから、本市の児童手当支給対象外である公務員を除く児童手当受給者に対し、事前に申請書を郵送し、支給対象者が持参した申請書を窓口で受け付けることを基本としております。2点目の給付金対象者等につきましては、平成26年度予算におきまして、臨時福祉給付金では基本分といたしまして5,386人、加算分として4,262人となり、給付金総額を7,517万円程度と見込んでおります。また、子育て世帯臨時特例給付金では、対象者は1,985人となり、給付額を1,985万円程度と見込んでおります。3点目の詐欺対策等につきましては、既に広報もんべつ5月号において振り込め詐欺に対する注意喚起の記事を掲載いたしましたが、引き続き広報もんべつ等により啓発を図るとともに、地元警察等と連携をしてまいります。次に、消防団の処遇改善についてであります。1点目の消防団員の報酬等につきましては、年報酬額及び出動費用弁償額が紋別地区消防組合の消防団員の定員、任免、服務等に関する条例に規定しておりますことから、今後消防本部において他の消防本部の状況も参考とし、組合、構成市町村と協議、調整を図り、来年4月をめどに支給額を引き上げられるよう検討してまいりたいと考えております。2点目の装備等の現状と今後の整備方針につきましては、現状の装備は消防車両や資器材のほか、防火衣、防火ヘルメット、防火長靴などでありますが、年内に防火衣及び防火ヘルメットを配備すべく、防火衣更新事業を進めているところであります。また、本年2月に消防団の装備の基準が改正され、安全確保対策、救助用器具、情報通信機器等の装備についてなお一層の充実が示されたことから、本市といたしましては、過去の災害発生状況のみならず、今後予想される災害を想定し、地域の特性に合った必要な装備品を選定するとともに、優先順位を考慮した整備計画を立案し、消防団員の装備の充実強化に努めてまいります。3点目の自治体職員の入団につきましては、現在入団している職員はおりませんが、市職員は行方不明者の捜索や災害時の援護活動など、消防団活動と重複した用務を行っております。入団にあっては、勤務時間中の出動や災害時における地域防災計画との整合性など整理が必要な部分もございますが、地域防災の推進を図る上で有用と考えますので、これら課題を早急に整理し、市職員の入団を促してまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。

答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)

それでは、梶川議員の教育問題についてお答えをいたします。通学路及び学校生活の安全対策についてであります。1点目の通学路緊急合同点検における要望書提出後の状況についてでありますが、紋別警察署へ横断歩道設置の要望書を提出しておりました4カ所につきまして、昨年8月29日に紋別警察署、教育委員会、学校関係者、市土木課による現地確認を行い、その結果、紋別小学校通学路の花園町5丁目、サン・ヒルズ紋別付近交差点及び潮見小学校付近の新設道路への横断歩道設置要望2カ所のうち、1カ所につきましては構造的な問題があることが判明しまして、要望書からの取り下げを行っております。紋別警察署に現状についての問い合わせを行いましたが、花園町2丁目のセブン-イレブン花園店と回転寿しにんくる付近交差点及び潮見第8号線の潮見小学校付近交差点の2カ所につきましては、要請書に基づき、紋別警察署から北見方面本部へ横断歩道設置に向けての上申書が提出されているのを確認しております。現在、設置には至っておりませんが、今後も紋別警察署と連携を図りながら、横断歩道設置実現に向け取り組んでまいります。引き続き登校時の安全確保につきましては、教職員、地域町内会の協力及び学校を通じての注意啓発を図り、通学路の安全確保に努めてまいります。2点目の通学路の除排雪についてであります。市土木課では除排雪等実施要綱をもとに、除排雪区域においての優先すべき路線を定めておりますが、教育委員会では土木課を通じて委託業者へ通学路の除雪要請を行っており、特に学校周辺歩道の優先除雪をお願いしております。また、排雪につきましても、歩道が埋まってしまった箇所や交差点の雪山で車から歩行者が見えづらい箇所などは随時委託業者へ連絡をとり、排雪対応を行っております。3点目のスキー授業につきましては、市内全ての小中学校でスキー授業が行われております。紋別小学校は1年生1回、2年生3回、3年生から6年生4回、授業時間は9時40分から11時45分まで、移動手段は1、2年生がバス送迎、3年生から6年生はスキーのみ運搬を行い、児童は徒歩での移動となっております。潮見小学校は1年生のスキー場での授業はなく、2年生1回、3年生から6年生3回、授業時間は9時から12時まで、移動手段は全てバス送迎。南丘小学校は1年生1回、2年生から6年生3回、授業時間は9時45分から11時45分まで、移動手段は全てバス送迎。渚滑小学校は各学年3回、全学年合同、授業時間は9時45分から11時50分まで、移動手段はバス送迎。元紋別小学校は各学年3回、全学年合同、授業時間は13時15分から14時45分まで、移動手段はタクシー送迎。紋別中学校は各学年2回、授業時間は9時から14時まで、弁当持参、移動手段は現地集合、現地解散。潮見中学校も各学年2回、授業時間は9時から15時まで、弁当持参、移動手段は現地集合、現地解散。渚滑中学校は各学年3回、全学年合同、授業時間は10時から12時まで、移動手段はバス送迎。以上が大山スキー場での授業となっております。上渚滑小中学校は各学年3回、学校単位での全学年合同、学校からの距離等から滝上町濁川桜ケ丘スキー場で実施し、授業時間は小学校が9時20分から11時45分まで、中学校が9時から12時まで、いずれも移動手段はバス送迎。小向小学校は各学年2回、全学年合同、湧別町五鹿山スキー場で実施し、授業時間は10時から11時30分まで、移動手段はタクシー送迎を行っております。学校により対応が異なる理由につきましては、紋別小学校は学校と大山スキー場の距離が近いことから徒歩での移動としており、紋別中学校、潮見中学校につきましては保護者の協力を得て現地集合、現地解散としております。4点目のステアにおける水泳授業につきましては、紋別中学校、潮見中学校を除く全ての小中学校で実施しております。各学校の水泳授業の状況についてでありますが、紋別小学校は各学年3回、授業時間は9時40分から11時45分まで。潮見小学校は1年生から3年生が4回、4年生から6年生が3回、授業時間は9時15分から11時40分まで。南丘小学校は各学年4回、授業時間は9時から12時まで。元紋別小学校、小向小学校は合同で各学年4回、授業時間は10時から11時40分まで。渚滑小学校及び上渚滑小学校は各学年4回、学校単位での全学年合同、授業時間は9時50分から11時50分まで。渚滑中学校は1年生のみの実施で2回、授業時間は9時40分から12時まで。上渚滑中学校は1、2年生のみ合同で2回実施、授業時間は10時15分から12時まで。いずれの学校も移動手段はバス送迎となっております。以上、答弁といたします。

再質問 7番 梶川友子

じゃあ、何点か再質問をさせていただきます。再任用制度の部分については、ご答弁のところでわかりました。ありがとうございます。人口減少問題についてですけれども、今後の課題ということで、本当に子育て世代への支援だとか、また町内会への支援、そういった部分がすごく重要になってくると思うんですけれども、やはり保育所の無償化だとかそういった部分に関しても子育てにはかかわってくると思うんですけれども、今後、今回の質問は時機がありましたら、またこれをもっと掘り下げてさせていただきたいというふうに考えているんですけれども、やはり子育て世帯、子供を産む世帯の女性が紋別から出ていかない、また逆に紋別に呼び込むという、そういった部分で介護をしながら仕事ができる、また子育てしながら仕事ができるといった、そういう具体的な仕事の内容というんですか、通勤しなくても仕事ができるという、そういった部分をまた取り入れていくということは、私は重要じゃないかなというふうに思うんですね。自宅にいながら仕事ができるということ、いろいろな技術等もありますけれども、そういった部分が必要かと思うんですけれども、そういうことを今までに考えたことがあるのでしょうか。ちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 企画調整課長 富樫豪志(企画調整課長は2020年3月まで)

お答えいたします。人口減少問題につきまして、この人口減少という方向性が既に始まっているということで、その部分については危機感を持って我々も取り組んでおります。人口減少と市内の経済の活性化は表裏一体的なものであるという認識からさまざまな角度から施策を講じてきているところでございますが、その一環としまして、例えば産業誘致ですとか、そういった部分もございますが、具体的に今議員さんのおっしゃられた自宅にいながらの職業というか、そういった部分については具体的に検討してきた、重点的に検討してきたという部分はちょっと薄かったかなというふうには思いますが、今後につきましてもさまざまな角度から多様な雇用環境の創出という部分につきましては検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 7番 梶川友子

例えばテレワークだとか、自宅にいながらでもいろんな仕事に携わることができるという、全国的にもテレワークというのが取り上げられてるんですね。紋別市はまだそういった部分はこれからということなんですけれども、それも含めた中で介護人口が増える、また子育て世帯を増やす、そして流出を減らすという部分で、そういった部分もまた保育所の関係とかもあわせても、一つだけのことじゃなくて全体的にしていかなきゃならないという部分ですので、私も勉強させてもらいたいと思いますけれども、また今後一緒につくり上げていけたらいいかなというふうに思います。よろしくお願いいたします。次、消費税の増税に関することですけれども、7月号の広報でこれから掲載されるのかなというふうに思うんですけれども、子育て世帯は申請書が個別の家庭に郵送ですかね、行く。臨時福祉給付金の部分については住民税の課税か非課税かという部分があるので、それはこちらからはアクションを起こすことができないので、ご自分で調べていただくということになるというふうに理解しました。このことに関して、特に年配の方などは大変気づかないという部分もあるかと思うんですね。新聞への折り込みだとか広報ももちろん重要なことだと思うんですけれども、またさらに年配の方がわかりやすくというか、そういった方法があればそれも進めていただきたいなというふうに思うんですけれども、いかがなものでしょうか。

答弁 保健福祉部参事兼臨時給付金対策室参事 渡辺史(保健福祉部参事兼臨時給付金対策室参事は2014年9月まで)

お答えいたします。加えて今週と来週にかけて民生委員さん、あるいは町内会の会長さんの力をかりて制度の内容を説明して、力をかりながら周知を図っていきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 7番 梶川友子

よろしくお願いいたします。次に、消防団の関係なんですけれども、これは再質問はありません。また、来年の4月をめどにということですので、どうぞよろしくお願いいたします。あと、最後に通学路の関係なんですけれども、横断歩道の設置のところが4カ所から2カ所に減ったということで、これは学校とか保護者との協力の中でしっかりやっていくというご答弁をいただきましたので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。絶対事故が起こってはならないと、起こってからでは遅いということを常に皆さんも念頭に考えてるかと思うんですけれども、その点のところはしっかりお願いしていきたいと思いますので。あと、スキー授業に関してなんですけれども、小学生についてはバスとか皆さんで行くということなんですけれども、中学生に関しては保護者の協力を得てというふうな答弁の中の言葉にあったんですけれども、協力したくてもできなくて、仕事の関係とかで親御さんが送迎できないとか、そういった部分も多々私のところにも聞かれてますし、ほかからもそういう声が聞こえてきてるんですね。なので、中学生に関しても自力で行って自力で帰ってくるというのではなくて、中学生といえどもやはりいつもの校区とはまた違いますし、そういった部分をバスとか予算づけしてもらうということを、そういった部分も検討していただきたいというふうに思います。それと、小学校の上渚滑でしたか、上渚滑は濁川へ行ってると、紋別の大山スキー場に来るよりも近いですよね。その辺のところはそれでいいのかな、どうなのかなというのは私、ちょっとわからないんですけれども、また近いということで。また、小向のほうですか、五鹿山に行かれてるということですね。これ五鹿山に行くんだったら大山スキー場に来ても小向の場合はそんなに変わらないのかなというふうに思うんですけど、なぜ五鹿山なのかなあってちょっと疑問に思ったもんですから、その辺のことを聞かせていただきたいということと。あと、タクシーを使われてるということなんですけど、タクシーはもちろん市内のタクシーかと思うんですけれども、上渚滑と小向ですね、市内のタクシーを使われてると思うんですけれども、市内にはタクシーが2社ありますね。これは平等に使用されてるのか、2社を平等に使ってるのかということもちょっとあわせてお答え願います。

答弁 学務課長 小林昌史(学務課長は2018年3月まで)

お答えいたします。まず、中学校のスキー授業のバス送迎なんですけれども、議員おっしゃるとおり、スキー授業として学校外の場所で行っておりますので、現地集合、現地解散につきましては、安全対策からの面、いつもの通学路じゃないというような面からも検討が必要と考えております。今後は学校及び保護者ニーズを確認して、バス送迎に向けた検討を行っていきたいと考えております。あと、上渚滑小学校から濁川については、梶川議員おっしゃるとおり、距離的なものが大であります。小向小学校から湧別の五鹿山スキー場につきましては、過去、沼ノ上小学校があったときに合同で五鹿山スキー場に行ってた経緯がございます。その経過から小向につきましては五鹿山スキー場でのスキーが通例化となっておりまして、確かに距離的には大山スキー場のほうが近いんですけれども、昨年度につきましてはたまたまちょっと1年生、入学した子供の関係で、学校のほうから五鹿山スキー場のほうが傾斜が緩やかとか、そういうこともあって継続で実施された経緯がございますけれども、大山スキー場についても緩やかな斜面とかがございますので、今後検討していきたいと考えております。あと、小学校のタクシー送迎につきましては、市内タクシー会社が2社ございます。タクシーにつきましては沼ノ上小学校と小向小学校が合同のときには貸し切りバスで実施してた経緯があって、沼ノ上小学校が廃校になってからは小向小学校はタクシーにしております。そのときにタクシー会社に打診したりしているんですけれども、平等性ということから、今後も2社についてはその都度打診して、その年度のスキー送迎のタクシー送迎を行っていきたいと考えております。以上です。

再質問 7番 梶川友子

中学生の現地集合、現地解散ということは、車のある親御さんだとか、勤務時間の都合のつく親御さんたちはできますけども、またよその友達の親に頼んだとか、そういった部分も今までそういうふうにしてた経緯もあったという方もいます。でも、今ご答弁されたように、やはりそうでない家庭もあるということなので、その方向に向けてお願いしたいと思います。また、五鹿山に関しては、今までの経緯があったからという、その今までというのがもう本当に多いんですよね、何でも今までこうだったからそのとおりやってるということが。理事者にはそういうことばっかりで新しく何かしようということが、何かこういうふうになったからこっちに変えようとか、やっぱりそういうことももうちょっと考えてやってもらいたいというふうに思いますね。タクシーに関しては、やはり平等に1社だけなのか、その辺のところは私はちょっとわからないですけども、きちっとこれも平等に、特に大山スキー場に来る場合はそんなに距離もないかもしれないですけれども、市内業者が潤うようなやり方をしていただきたいというふうに思います。それで、じゃあ以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。

出典:紋別市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月9日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる