幕別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日
国民健康保険の都道府県単位化で今後の保険税の推移について
2024年3月11日、幕別町議会の一般質問で、荒貴賀議員が「国民健康保険の都道府県単位化で今後の保険税の推移について」質問し、町長 飯田晴義が答弁しました。
- 質問者
- 荒貴賀 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 荒貴賀
通告書に従いまして、質問をいたします。国民健康保険の都道府県単位化で今後の保険税の推移についてであります。国民健康保険は、国の法改正により平成 30 年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、国保運営の役割を担う新たな制度としてスタートし、6年が経過しました。各都道府県は最長6年間を1期とした「国保運営方針」を定め、その方針に沿って市町村の国保行政に指導しています。道は令和6年度からは2期目の国保運営方針を示し、令和 12 年の国保料水準の完全統一が予定されています。先行して平成 30 年から実施している大阪府では、多くの自治体で保険料が年々値上がりし、実施前より約1万 2,000 円も値上がりした自治体もあります。国保の保険料は市町村の医療提供体制の違いや収納率、被保険者の構成で大きく異なります。統一すれば、もともと保険税(料)の高い都市部に平準化され、多くの自治体で大幅な引上げが予想されます。これまで、各市町村が努力を重ね保険会計を維持し、被保険者の保険税を上げないように住民と共につくっている流れが壊されてしまいます。保険料水準の統一の今後の動向と町の認識をお伺いいたします。1、令和 12 年の国保料水準の完全統一に向けて町の国保税の推移は。また、基金の取扱いについて町の考えは。2、国保の所得階層ごとの加入人数は。3、滞納世帯の状況は。4、コロナ禍で制度化されたコロナ特定減免が5類に移行したことでなくなりましたが、その後の影響は。5、令和4年、国は未就学児に係る均等割保険料について、その5割を公費負担により軽減しました。町として拡大の考えは。6、国は今年 12 月2日に現行の健康保険証を原則廃止し、マイナンバーと一体化する方針です。現行の保険証の存続を国に求める考えは。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
荒議員のご質問にお答えいたします。「国民健康保険の都道府県単位化で今後の保険税の推移は」についてであります。国民健康保険は、市町村を単位とする公的医療保険制度として、会社員等が加入する被用者保険とともに、国民皆保険制度を支える要の役割を果たしてきました。しかし近年、市町村間における所得水準や医療費水準の差により、保険料水準に大きな開きが生じており、特に小規模市町村では財政が不安定になりやすいといった構造的な問題を抱えております。こうした状況を改善し、国民健康保険制度の安定的な運営に向け、平成 27 年5月に国民健康保険法の改正が行われ、30 年 4 月から、都道府県が市町村とともに国民健康保険の運営を担い、安定的な財政運営や効率的な事業の確保などに中心的な役割を担っております。ご質問の1点目、「令和 12 年の保険料水準の完全統一に向けて町の国保税の推移は、また、基金の取扱について町の考えは」についてであります。国は、将来的な都道府県での保険料水準の統一に向けた国民健康保険制度における財政運営上の課題解消のため、昨年6月に都道府県国民健康保険運営方針策定要領を改定するとともに、同年 10 月に保険料水準統一加速化プランを策定しました。これを受け、北海道では、市町村が安定的な財政運営と事務の効率化を推進できるよう、令和6年度から運用する北海道国民健康保険運営方針を本年3月に改定し、12 年度を目途に全道どこにいても同じ所得、同じ世帯構成であれば同じ保険料負担となる保険料水準の統一、いわゆる「保険料の完全統一」を目指すとされております。保険料の完全統一に向けての国保税の推移については、北海道が示す標準保険料率と幕別町の現行税率により令和6年度の保険税を試算すると、北海道が示す標準保険料率により算出した保険税額、すなわち北海道に納付する納付金に比べて約 7,330 万円の財源不足が生じることになります。このため、国民健康保険基金を取り崩すか、基金が底をついた場合には、保険税率を引き上げざるを得なくなることが見込まれます。このことから、今後保険税の引上げの検討は避けては通れないものと考えており、国民健康保険特別会計の決算状況や北海道へ納付する国保事業費納付金等を考慮し、限りある基金を活用し急激な負担増とならないよう、慎重にシミュレーションを行うとともに、幕別町国民健康保険運営協議会において、その内容についてご審議をいただきながら、適切な保険税負担について見極めてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「国保の所得階層ごとの加入人数は」についてであります。本年2月末現在の被保険者総数は 3,400 世帯 5,538 人で、世帯ごとの所得階層を 100 万円刻みで申し上げますと、100 万円未満が 1,741 世帯 2,218 人、100 万円以上 200 万円未満が 715 世帯 1,144 人、200 万円以上 300 万円未満が 351 世帯 615 人、300 万円以上 400 万円未満が 140 世帯 266 人、400 万円以上 500 万円未満が 75 世帯 161 人、500 万円以上が 378 世帯 1,134 人となっております。ご質問の3点目、「滞納世帯の現状は」についてであります。本年2月末現在の国民健康保険税の令和4年度以前分の滞納世帯数は 252 世帯で、所得階層を 100万円刻みで申し上げますと、100 万円未満が 86 世帯、100 万円以上 200 万円未満が 40 世帯、200 万円以上 300 万円未満が 34 世帯、300 万円以上 400 万円未満が9世帯、400 万円以上 500 万円未満が1世帯、未申告または転出により所得情報がない世帯が 82 世帯となっております。また、滞納世帯のうち、有効期間を6か月とする短期被保険者証を交付している世帯は 82 世帯 124人、資格証明書を交付している世帯は3世帯5人となっております。ご質問の4点目、「コロナ禍で制度化されたコロナ特定減免が5類に移行したことでなくなりましたが、その後の影響は」についてであります。町では、国の財政支援措置に基づき、新型コロナウイルス感染症に罹患し重症化した方や、国や北海道の要請により事業等の休止を余儀なくされ、収入の減少により国民健康保険税の支払いが困難となった方に対して、対象となる期間を遡及して国民健康保険税を減免してきました。しかしながら、昨年5月8日をもって新型コロナウイルス感染症が「季節性インフルエンザ」と同じ5類感染症に移行したことに伴い、国の財政支援措置が令和4年度相当分の国民健康保険税までで終了したことから、本町における減免の対象年度もこれに合わせたところであります。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行した後においては、罹患者の状況を把握することができないことから、その影響についても検証することができませんが、令和5年度分の国民健康保険税について、これまで当該減免に関する相談や問い合わせがないことから、ワクチン接種の効果などにより、収入が大きく減少するほどの重篤な罹患者は減少したものと推測しております。今後何らかの理由により国民健康保険税を納期内に納められない方からのご相談に対しましては、面談等により生活実態等をよくお聞きし、分割納付していただくなど、これまで同様、丁寧に対応してまいります。ご質問の5点目、「令和4年、国は未就学児に係る均等割保険料について、その5割を公費負担により軽減しました、町として拡大の考えは」についてであります。国民健康保険税の標準賦課総額につきましては、地方税法に基づき、世帯の被保険者に乗じて税額を算出する均等割と1世帯当たりの税額を算出する平等割を応益負担とし、また、世帯の被保険者の所得に応じて税額を算出する所得割を応能負担として、この応益負担と応能負担の原則に従い、被保険者に対し負担を求めているところであります。国においては、令和3年6月に成立した「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律」により地方税法の一部を改正し、4年4月1日から少子化対策の一環として、未就学児に係る均等割の課税額を5割軽減することとしたことから、本町においても同様の軽減措置を設けるため、4年第1回定例会において、幕別町国民健康保険税条例の一部を改正したところであります。子どもの均等割軽減の拡大につきましては、国の財政負担により実施すべきものであり、昨年 11月に国に対し軽減措置対象者や国の負担割合を拡大するよう、全国町村会や北海道国民健康保険団体連合会を通じて要望を行ったところでありますので、現時点において町単独で行う考えはありません。ご質問の6点目、「国は今年 12 月2日に現行の健康保険証を原則廃止し、マイナンバーと一体化する方針です、現行の保険証の存続を国に求める考えは」についてであります。国は、昨年4月1日から、医療機関におけるマイナンバーカードを利用したオンラインでの資格確認を原則義務化し、同年6月2日に成立した改正マイナンバー法において、マイナンバーカードと保険証を一体化するとともに、同年 12 月 27 日に公布した「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令」において、本年 12 月2日で現行の健康保険証を廃止することとしました。マイナンバーカードと健康保険証を一体化したマイナ保険証については、医療機関や薬局が、患者の直近の資格情報や過去の処方薬剤情報、特定健診情報等をオンラインで取得することにより、総合的な診断や重複する投薬を回避するなど、適正な医療の提供を進めるために必要とされております。国では、マイナ保険証を保有していない方や、マイナンバーカードを保有していても健康保険証利用登録をしていない方など全ての人に対し、当分の間、資格確認書を保険者において職権で交付する考えでありますことから、町として現行の保険証の存続を国に求める考えはありません。以上で、荒議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 8番 荒貴賀
それでは、再質問させていただきたいと思います。国保については、現役世代の方が、各種社会保険に入っていた人も年金生活になると、多くの人たちが国保に加入してきます。国保は、誰もが一度はお世話になる医療保険になっていて、国民皆保険制度の土台を支える制度となってきました。しかし、現在、被保険者は減り続けて、現在では 2,600万人、それでも人口の 21 パーセントが保険加入者といわれています。幕別町でも 5,500 人、2万 5,000人ですので、大体同じぐらいの推移なのかなと認識しています。特に、国民健康保険がスタートした時期、1961 年の昭和 34 年ですけれども、当時国保制度をつくるときに、社会保障制度審議会というところを開き、議論したそうです。そこで零細企業者や日雇い労働者、無職者など、低所得の被保険者が多いことで、保険料に事業主負担のない国保を運営するのには、相当額の国保負担を投入し、保険料を低く抑える必要があるということを明確に打ち出して運営を進めてきたということも書かれていました。しかし、現状を見ると、加入者の状況はすごく変化しているのは、先ほどお話があったとおり、当時は農林漁業者ですとか、自営業者の方が6割を占めていた。しかし、今見ると年金生活者の方や非正規の人たちが多くなってきている。そうした中で、収入のところもすごく大きく変化を見せて、当時と今を考えるとするとかなり物価に違いがあるので、30 年前と計算しましても、当時の 30 年前の国保の加入者の平均所得が 240 万円で、2020 年が 136 万円で、104 万円近く国保加入者の収入が落ちているのです。こうした状況で国保運営を行う場合になったときに、やはり収入の少ない人たちだけで支えるということになり、もう限界が来ているというのが現状になっていると思っています。こうした状況から、町長も先ほどお話がありましたけれども、国保の財政運営を健全化させるために、財政支援が絶対的に必要であって、もう 10 年前ですね、2014 年に自治会、町村会も1兆円の財政負担を求めて、協会けんぽ並みの保険制度に移すように財政支援をしてほしいと、その中で均等割についても軽減を行うべきだということで、この間、ずっともう 10 年間やられてきたというふうに認識しております。しかし、現状ではなかなかそれが進んでいないのが実情なのです。2018 年、いわゆる国民健康保険制度の改革から6年が経過したわけなのですけれども、国保のそうした財政面というのを、取得可能なものとすることを目的に行われたというふうに記載されていますが、国保制度の持つ財政上の構造的問題いわゆる保険料の負担が重いという問題は、いまだ解決されていないのです。こうした状況を、もう被保険者に負担を求めることが、持続可能な国保の運営になるのか、私はすごく疑問に思いました。町長、この辺について、どのように認識されますか。
答弁 町長 飯田晴義
低所得者にとって負担が非常に重荷になっているというところは、全く私は同じ考えでありまして、かといって、ではどこからお金を持ってくるのだとなったときに、保険税では調達できないわけですから、しっかりやっぱり国が支える、その分、足りない分を支えるということが必要だろうというふうに思っています。
再質問 8番 荒貴賀
私もやはりそこはしっかりとやっていくべきだと思います。しかし、喫緊の状況を見ますと、先ほどお答えあったとおり、道が平準化を求めてくるのです。今年が2期目を迎える中で、医療水準の差を反映させない仕組が導入されようとしています。どこまでそういったことが入るのか、ちょっと私も今年のがまだ分からないので、何とも言えないのですが、今までは国保の算定については、その町の医療費負担、所得や階層や人数というのも割り返して、ここの町でこのぐらいの負担をしてくださいというのが決められてきたのです。だから、毎年このぐらいですよ、このぐらいですよというのがあったのですけれども、今回から第2期に始まる中で、そういったものを、水準の差を反映させない仕組みを入れたいということでありました。今日、6年度はまだ来ていないということですので、もしかしたらその辺がどうなるかちょっとまだ分からないのですけれども、要は反映させないでいきなり上がってきた感じで納付を迫られて、なぜ上がったのかというふうになると、医療保険料は算定させる。要は北海道全体で医療保険何ぼ、その分を分散して負担してほしいということが今後求められる。そうした段階を全ての、その次に全ての市町村、いわゆる全国どこでも自治体で同じ保険料にするというのを、この6年間で決めていこうという認識なのです。いわゆる 179 自治体がある中ですごく大きな差がある。これを、やはり単純に平準化させることが本当に可能なのか。そして、それが本当に正しい保険料の仕組みなのかについて、町長の見解をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
財政基盤の弱い市町村、人数が少ないところ、被保険者が少ないところにあっては、やはり何人かが重大な病気にかかると、やっぱり給付が増えますので、負担も増えざるを得ないということがありますので、やっぱりそういったことを解消して、なるべく大きな器の中で安定的に財政運営をしていこうというのが今回の改正でありました。このことについて私は、全くそのとおりでいいのだろうなと。ただ、どうしても大都市に引っ張られて上がっていくということについては、やっぱり特に小さな村で、非常に保険料、少ない保険料で運営しているところにとってみれば大きな問題になるわけでありまして、我が町においても、保険税は上がっていくことは間違いないわけでありますから、そこは激変緩和で基金を入れるといっても、最後は求められるべき率を納めなければならないわけですから、激変緩和はできるだけで、最終的には負担は何も変わらないのです。変わらないわけですから、そこはやっぱり国がそこの足りない分、低保険料になるように支援しないと、この問題は解決つかないのかなというふうに思っております。
再質問 8番 荒貴賀
そのとおりなのです。なかなか町で財政といっても、それこそ負担を求めることがなかなか難しい、できない。そういった中で、ではどうやってやっていくのかと。町のホームページにモデルケースが記載されていました。すごく分かりやすくて、よかったなというふうに私も見ていたのですけれども。先ほど町長にお答えいただいた中で、100 万円以下の人たちが3割、4割いますよ。200 万円以下になると、もう半分以上はそちらにいますよ。本当に厳しい状況の中で国保を納めてもらっている。そうした中で、例で挙げられていたのですけれども、国保の夫婦2人で年金の人で、200 万円収入あります、保険料このぐらいですよというのが出ていたのですけれども、200 万円になると、要は道の5割軽減負担に入るのだそうです。要は 200 万円でも5割、所得とか世帯にもよってちょっと変わるのであれなのですけれども、でも2人夫婦で年金で5割の軽減が入るぐらいそれこそ大変な状況なのだな。やはりそういったところ、町では半分もいるような人たちに国保負担を求めるとなると、やっぱりそれ以外の人たちは、大きな負担になってくるということは間違いないのです。こうしたところから、さらに町が負担を、町長、今先ほど負担を求めていかなくてはいけないというお話があったのですが、それが本当にこうした人たちに負担は求められない、ではほかの半分の人たちに求めるというときに、本当にそれで国保運営が健全といえるのか、ちょっと町長にもう一度お聞きしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
私が申し上げたのは、我が町の国保財政だけではいかんともし難い状況にあるので、そこはどこかがお金を出さない限りは、保険税負担が少なくならないわけですから、そこはやはり国にしっかりとお金を出してもらわなければならないのかなと。でないと、今ですら 500 万円以上378 世帯 1,134 人、これ、あまり言いにくいのですが、ほとんど農家の方なのです。農家の方にたくさん納めてもらって、今の国保財政というのが成り立っているということでありますから、これ以上、農家の方、ほとんどもう限度額に近いぐらいの負担をしているわけですから、これ以上上げても、実は上がらないのです。限度額に達していれば、幾ら税率上げても税収は増えないので。だから、そうなると中間層なり低所得層というふうになってきますので、それは今の所得から見ると、やっぱり過重な負担であろうというふうな認識は持っておりますので、ですからそこは国にしっかりとお金を出してもらうしかないのだろうなというふうに思っております。
再質問 8番 荒貴賀
もう一つ確認したいのが、2030 年同一保険料を目指します。先ほど加速化プランというお話がありました。加速化プランは、いわゆる厚生労働省が示した指針だったかなというふうに認識しています。要は、北海道の国保運営の方針のところが出しているわけではなくて、あくまでも国が出しているものであって、道が今度どのようにしていくかというのは、やはりまた今後、それこそ 179 自治体で話し合って、どうやっていくのかというのは決まってくるのだと思うのですが、やはり住民負担がないように、道や国にそういったことを求める機会というものがあったりするのでしょうか。町長、その辺についてお聞きしたいと思いますが。
答弁 町長 飯田晴義
負担の軽減、国の国庫補助金をたくさん出してくださいということは、町村会もそうですし、国保連合会も要請をしているところでありますので、そこが一つの大きな力になって、束になって、国に対して要請をしているということであります。
再質問 8番 荒貴賀
道の国保運営委員会のほうで、そういった提言とかはできたりするのでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
国保の運営方針、北海道がつくる運営方針ができたわけですけれども、それに基づいて 12 年までどうしていくのだということが定まってくるわけで、原則として 12 年を目途に、いわゆる完全統一だという話が今出ているわけで、ただ各年の幾らになるかについては、ちょっと私は細かいところは分かりませんけれども、いずれにしても 12 年には、北海道内にいれば、世帯構成なり、所得が同じであれば同じ負担になるよと、それを目指しているよということは、今の段階ではもうはっきりしていることであります。ただ、目途にと言っているところがちょっとくせ者だなと私は思っていまして、目途ですから、までにと言っていないのです。までにと言っていないので、そこはこの間の会議にも、私、出ましたけれども、一応はそういう 12 年までに統一することを目標と掲げながらも、できない場合も町村によっては出てくるだろうから、そこはなるべくできるだけ早く完全統一を図りたい、そんな言い回しでしたので、それが本当に正式見解があるのかどうなのか。この連合会の会議の後に、道の担当課からそういう話が出ましたので、12 年を目途にしながらも、完全に 12 年で統一するのだというふうに私は取れませんでした。
再質問 8番 荒貴賀
道の方針が少し変わったという、きっと今回の第2期の運営方針の中で、現実的にはどうだったのかとか、今回の加速化プランを見たときに、12 年を目指すというような感じが出ていましたから、そういったところもあったのかもしれないのですが、県や道によって進み方が全然違ってくるわけなのです。やはり町長言われたように、12 年という話がありましたけれども、本当にそれが北海道、これだけ広大なところで、医療にかかるのに時間がかかったりとか、医療状況がすごく違いがある中で、本当に統一したことが、それこそそこに住む人たちにとってどうなのかというようなところに、もっと議論する必要もあったりするのかなと思っていますので、それについても、私自身としても 12 年度までということを決めないでもっと議論をし、それこそ町長言われたとおり、財政支援がないのであれば、そこはどうなのだというところもぜひもっていただきたいなと思うのですが、どうですか。
答弁 町長 飯田晴義
今、北海道の考え方、運営方針の考え方としては、改善していく部分がまず何点かあるのですが。まず、令和8年までに資産割をまだ使っている、採用しているところがあるので、資産割を完全になくしましょうということがあります。それと、限度額もそれぞれ違っていますので、限度額を法定の限度額に統一しましょうというのもあります。これは 12 年度までにという意味ですけれども。それであるとか、歳入を充当する、充てる歳出というのを共通にしましょう、ということ。さらには、被保険者数に応じた使用率の枠というか、この率を目指してくださいというのは、4段階ぐらい決まっているわけなのですが、言ってみれば人口、被保険者に応じた使用率、その目標を達成してくださいであるとか、あとは、法定外繰入れ、いわゆる赤字補填をやめましょうと。こういったことを重点項目に掲げて、12 年に向かおうとしているということであります。
再質問 8番 荒貴賀
今後その統一に向けて動き出すということは、理解したいところであります。やはりそこに住む住民、幕別町が、住民負担がやはり今、町長おっしゃったとおり、12 年までにどうしても増やさざるを得ない。では、そのときに幕別町としてどういった方針を取るのか、そしてそれまでにどういったことを引き出すことができるのかというのが、すごく大切になる6年間になってくるのかなというふうに認識しています。そうした中で、12 年までという目途にはしないで、財政負担をしっかりと示した中で統一化を図ってほしいということを私は求めたいと思います。次、国保の世帯割については理解しました。滞納世帯についてももらったところであります。コロナについて少しお聞きしたいのですが、コロナの特例減免が5月8日になって廃止になった。それに併せて、コロナの減免が二つあったのです。事業者、前年度比 30 パーセント減ったら減免しますよというのと、病気になったときにその分を給与手当を補填しますよというのが、同時になくなったわけなのです。やはり急に5類になってなくなってしまったものなのですけれども、やっぱり町としても今年1年度は継続して、そういった取組を維持して、コロナの感染に対して大変な人たちは支援するということも思ってもよかったのではないかなと思ったのですけれども、その辺について町長どのように考えますか。
答弁 町長 飯田晴義
5類に移行したのは去年の5月8日でありましたけれども、いきなりというのではないのです。やっぱりそれは、その前からいつ5類に引下げをしていくかということを見極めながら、去年の連休明けが適当だろうということで、国がそういうふうに踏み切ったわけですから、それまでに、かつて 2020 年1月に初めての感染者が発見されましたけれども、その年には、もう2月には、小学校をどんな判断で休みましょうだとか、様々な活動を制限してきたわけですから、そのことによって、人が動かないことによって商売が大変な方が出てきたということですから、それがだんだん恐れつつ、ある程度外に出ながら、飲食もしながらというふうに変わってきているわけで、だんだんと変わってきているわけで。ですから、そういう状況があるので、完全に休まなければならないときには収入はゼロですから、この減免にも対象になりましょうけれども、だんだん経済活動も開始されてきたので、そこまで極端に収入減になった人がいないというふうに思っています。その結果として、申請者がなくなってきたということになるのだろうというふうに思いますし、ただ現実のところ、詳細はつかめないわけなので、だから推測でしか物が言えませんけれども、ただ、やっぱり廃業をされている方がいるか、あるいは倒産されている方がいるかというと、今は何とか頑張っていらっしゃる方が多いわけですから、私は、肌感覚と言ってはいけないですけれども、様々な方のお話を聞いた中では、徐々にでありますけれども、回復しつつあるので、減免制度があったとしても、受けるような対象の方は非常に少ないのだろうなというふうに思っておりますから、この判断としては、ある程度の客観的な要素を積み上げた中で、減免制度をなくしたというふうに私は認識をしております。
再質問 8番 荒貴賀
国の制度だったものですから、基準、どこかで線引きをしなければいけないというのは重々理解しているところではあります。やはりなくなってしまったものですから、徐々に、急にではなかったかもしれないです、それこそ随時その状況を見ながら。でも、去年だけ見ますと、十勝医療圏を見たときに、病院数、今、完全にどのぐらいというのが分からなかったのですけれども、11 月ぐらいにたしか結構がつんと大きく増えたかなというのは、テレビでもって一時期話題にもなりました。幕別町もいまだに、今年にちょっと、分からないですけれども、去年まではちらほらとそういった方もいらっしゃったかなと思っています。それこそ5類になってしまったので、なかなか減免の対象にはならなかったというのは分かるのですが、やっぱり個人事業主さんにとっては大きな問題になってくる。そうした中で、自分でそういったところに診療に行くことも自発的になってくる。では、本当にそこに行ったのかとか、そういった状況がどうだったのか。やっぱりそういったところも考えたときに、やっぱり制度として町でもって、あるいはその人の健康を考慮しない。でも、休んだらちゃんと補填がもらえるからしっかり医療にかかろうとか、そういった判断もできた一つの目安にもなったのではないかなと思ったものですから、ちょっと継続も考えてもよかったのかもしれないなと思って、ちょっと町長にお聞きしたところです。僕もこの時期なので、もう少し早く提案できればまたよかったのですけれども、そういったことも今後いわゆる状況によっては、町として独自に少しそういったことも考えて、制度の改正を今後行っていただければと思いますが、町長どうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
コロナによって完全に収入がなくなるとか、もう半分以上も減るだとかということが顕著に見えたわけなのです。ですから、我々としても、頑張る事業者応援事業だとか、もう 50ぐらいにわたってそういった支援もしてきた。1件の倒産もあってはならない、そういう思いでやってきたわけで、それが今現在を見たときには、そういう状況にはありませんので、私は、頑張る事業者応援事業などの町からの現金給付とこれというのは、セットというか、同じものだと思うのです。給付もしますし、減免もどうにか、負担能力がないので減免するということになろうかというふうに思いますので、給付は今必要ないと私は思っていますので、減免も同じく、必要ないと言い切れるかどうか分かりませんけれども、もう役割は終わったのかなという、そういう認識でありますので、当然のことかなというふうな、そんな思いでいるわけです。
再質問 8番 荒貴賀
ちょっと食い違いがあったのですけれども、5月8日に止まるとなったときに、もう少し町として延ばしてみる、要は本当にコロナで大丈夫なのかな、休業になったときに、大変な人たちが出ないかなという意味で、その当時です、今はそういうこと必要ないという思いはあるのかもしれないですけれども、当時のときにもう少しそういったことを引き継ぐと言ったらあれですけれども、対応もあってもよかったのかな思ってちょっとお聞きしたところです。
答弁 町長 飯田晴義
減免制度は、国からの補塡がありきでありましたので、町単独でやるということは、これは国保会計が負担するのか、一般会計が負担するのかというのはありますけれども、お金はどこからも出てこないので、町の負担になるということですから、そこまでの事由はないのかなということでありますので、全く国と同様に、国がやめたらうちもやめるという形になったということであります。
再質問 8番 荒貴賀
理解したいと思いますけれども。どれだけ利用者があるかとか、どれだけの状況があるかというのがまだ全然分からないのですけれども、制度として残れば、仮に今状況分からないのですけれども、こういったときにこういう人たちがこれだけ大変な思いを長引く状況もあるのだなというのが分かって、次の制度のときにそういったものを反映できるとか思ったものですから、町長、もちろん財政負担がある、ただ、利用者がどうなるかというのは、まだ状況的には分からないのですけれども、やっぱりそういった住民や事業者さんのことを考えて、町として頑張りますということもあってもよかったかなという意味で、ちょっと町長にお伝えしたところであります。均等割についてお聞きします。令和4年、一昨年から、半額が国で補填することが決まりました。これも、やっぱりこの持っている世帯の均等割の負担はすごく大きいのです。これも町のホームページに例題が出て、これ本当にいいなと思って、私、今回見て思ったのですけれども。夫婦2人で子ども1人、未就学児で 300 万円の世帯です。そこで均等割の減免が行われて、2割の減免負担にもなるのだそうです。本当に多くの方が減免を受けて国保税を払っているのだなというのが、今回すごく認識しました。こうした中でも、収入が 300 万円、でも国保税が 29 万円 700 円、要は収入の1割が国保なのです。減免しても、半分になってもそれだけ国保の負担が、そういう中間層に大きく負担になっているのです。こういったところも考えたときに、町として均等割のそういうところも制度として負担軽減を図っていくということも、一つの制度として負担軽減はあってもよかった、政策として踏み出すこともいいのではないかと思ったものですから、ちょっと町長にお聞きしたところですけれども、どうですか。
答弁 町長 飯田晴義
これ国は子育て支援の一環として、子どもがたくさんいるところについては、大変だろう、未就学児がいるところは大変だろうということで減免をしているわけで、子育て支援でやるのなら国がお金を出せばいいし、本来、私、税制度の中でやるべきだというふうに思っております。そうした中で、要は負担能力がある人に負担を求めるのが税ですから、そういうきちっとした一本筋が通った中でやればいいし、子育て支援をしっかり国がやるというのであれば、それは子どもの分を取らなければそれはそれでいいのかなと。これ、一つの町があれこれやるという話ではないなというふうに思っていますので、町がやるというのは、難しいというより、できません。
再質問 8番 荒貴賀
残念な回答をもらいました。先ほどのお話のとおり、300 万円の収入で子どもが1人いた場合、減免があって 290 万円よりなかったら、もう 30 万円とか、1割以上の負担が国保税だけで払わなくてはいけないという現状が今あるということは、やっぱりしっかりと受け止めて、今後の国保財政を考えていかないといけないのだろうというふうにすごく感じたところです。町長が均等割については難しいというようなお話ありました。当然、今お話ししたことも税ですから、負担能力を考えたときに、30 万円の負担がどうなのかというところが大前提でありますので、そこについてもっと議論をして、取り組んでいただきたいないうふうに思います。マイナンバーについてです。今年の 12 月に原則廃止になって、一体化させることになりました。去年法改正の国会審議の中で、保険証とマイナ保険証を一体化することによって、無保険の方が発生するというようなことで、すごく議論になったのです。国の制度なのでいろいろあるのですけれども、特に他人とのひもづけですごく深刻な状況になった介護支援や高齢者や障がい者の方たちが、すごく困難に遭遇するというようなことが国会の中ですごく議論になって、与野党議員含めてすごい問題提起になって、これ本当に 12 月からできるのかという中で、すごく紛糾したというふうにやっていました。でも、そういう中でも、もう 12 月からスタートしてしまう。では、その 12 月の間にできるのかという中で、やはり私は、この保険証は、現状残すべきだと思うのです。今回、資格確認書ということで、段階的には残すとありますが、こうした大きな問題がある中で、わざわざ税金を大きく投入して制度設計を図る必要があるのか。むしろ先ほど町長言われたように、国保財政大変なのだから、もっとそっちのほうにというようなところも私はすごく感じるところであります。やはりそうした選択と周知がすごくずれたなというのが、すごく私自身感じています。こうした中で、個人的にではあるのですけれども、税負担を、大きく税金を費やして、これを強行して進めていくのか、もっと違う場所にもっと負担を考えて、それこそもっと時間をかけて進めていくのかということを議論するべきだと思うのですが、町長、このマイナンバー保険証についてどのように感じていますか。
答弁 町長 飯田晴義
日本は非常に DX が遅れているわけですから、それを進めることについては当然のことだと思います。ただ、進め方がやっぱり性急過ぎるなと、そういう印象は持っております。ただ、代替措置として、資格確認書を発行するということでありますから、やっぱりマイナ保険証は進める中で、全く無保険というか、保険証がなくなるような状況は避けなければならないので、その代わりとして資格確認書を発行するということですから、私はここはもうそういう方向に向かうのは当然の話、いろんなものを今 DX を活用して、省力化、効率化を図っていくということは当然のことでありますから、その一環で進めてもらえればいいのかなと。ただ、不便な方というか、利益を受けられない方が出てはまずいなというふうに思っています。
再質問 8番 荒貴賀
本当にそのとおりなのです。利益、利便性と利活用を考えたときに、この制度が本当に税金を投入してよいものができるのか、それこそ何でもかんでもくっつけた中で、それが本当によいのか。私自身も、デジタル化、DX 化、悪いというわけではないです。やはり住民のため、住民が利便性が活用できるものであれば、積極的に進めていただきたいと思いますし、それについては何ら反対するものではないのですけれども、やはりその制度設計を見たときに、本当にこれは大丈夫なのか、これで本当に進めることが必要なのかというところで、やはりもっともっと議論を図るべきではないかなというふうに私は認識しているから、町長としてぜひ今の保険証の継続も図る考えを持っていただきたいなと思って提案したところであります。国保財政については、構造的な欠陥、課題がずっと抱えられてきました。この間も都道府県単位化で 3,400 億円投入され続けてきていますけれども、それでも全く足りていない、それでも負担者が大変だ、幕別町でも現状は起こっています。こうした中で、もっと負担、こうした状況を考えたときに、本当にこの問題は、先ほど言われたように、多くの方々が最終的には国保に入ったときに、こんなに高いのだねというような状況が緩和できるように、私も町長自身も、国保財政についてしっかり議論を進めていただきたいと思います。町長どうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これ、行き着くところは日本国の税制度がどうなるかというところまで行ってしまうと思うのです。結局、借金を 1,000 兆円も抱えているわけで、これをどうしていくのだ、それと税収をどう増やしていくのだ。税収が増えれば、国保にも国はお金を入れられるわけですから、だからやっぱりそういう大きな、マクロ的な考え方の中で税制度をどうしていくのだ、負担の均衡というものをしっかり公平性を確保していくということは必要だろうというふうに思います。ただ、私は、地方自治体の幕別町の町長として言えることは、国からお金たくさんください、そして住民の負担を和らぐようにしてくださいと、これしか言えませんけれども、本当は私は、もっと国のレベルにおいて、日本国の税制度をしっかりとやっぱり議論してほしいなというふうに思います。
再質問 8番 荒貴賀
私も本当にそのとおりだと思います。消費税があれだけ、一番税収の中で多い中で、社会保障のためと言ったのに、私ずっとここにいますけれども、社会保障厚くなったのかなというところはすごく感じています。そういったところも今後、その負担がきっと自治体に来て、それが住民に来て、そして暮らしが大変になるということが予想されます。こういったところをどのように変えていくのか、どのように住民の暮らしをよくしていくのかというのは、私としても今後政策の一つとして、しっかりと取り組んでいきたいと思います。質問を終わります。