みんなの議会

幕別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日

外見からは障がいがあると分かりにくい内部障がいの理解促進を

2023年6月21日、幕別町議会の一般質問で、谷口和弥議員が「外見からは障がいがあると分かりにくい内部障がいの理解促進を」について質問し、町長 飯田晴義、福祉課長 亀田貴仁、建設部長 小野晴正が答弁しました。

質問者
谷口和弥 議員
答弁者
町長 飯田晴義、福祉課長 亀田貴仁、建設部長 小野晴正

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 谷口和弥

通告のとおり一般質問をさせていただきます。1、外見からは障がいがあると分かりにくい内部障がいの理解促進を。厚生労働省が令和5年1月 19 日に明らかにした「令和3年度福祉行政報告例の概況」によると、令和3年度末現在の身体障害者手帳交付台帳登録数は約 491 万人で、障がいの種類別に見ると、「肢体不自由」が約 246 万人(構成割合 約 50%)と最も多く、次いで「内部障がい」が約 162 万人(同 約33 パーセント)となり、「聴覚または平衡機能の障がい」「視覚障がい」「音声・言語・そしゃく機能障がい」と続きます。「内部障がい」には、心臓機能障がい、呼吸器機能障がい、腎臓機能障がい、膀胱・直腸機能障がい、小腸機能障がい、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障がい、肝臓機能障がいの7種があり、障がいの程度に応じて1級から4級に分けられ、障害者手帳が交付されています。これは日本の人口の約 1.3 パーセントであり、約 80 人に1人以上が内部障がい者ということになります。平成 19 年9月、「一般の人が抱いていた障がいの認識を塗り替え、より内部障がい・内臓疾患の理解を得られるように、身体内部に障がいを持つ人を表す「ハート・プラスマーク」を作成し、多くの内部障がい者・内臓疾患者が快適に暮らせる社会づくりを行っていく」を、趣旨とした「NPO 法人ハート・プラスの会」が設立されました。「ハート・プラスシンボルマーク」は幕別町が発行している「みんなのふくし」の巻末に、障がい者のシンボルマークの一つとして紹介されているものであります。ついては、以下の点を伺います。(1)幕別町民の内部障がい別の人数は。(2)「ハート・プラスマーク」の必要性・有効性をどのように認識していますか。(3)「ハート・プラスマーク」を周知する考えは。(4)「ハート・プラスマーク」を配布する考えは。(5)「外見から配慮や援助が必要と分かりにくい」という点で、共通点の多い「ヘルプマーク」の普及・活用状況は。二つ目であります。幕別町内の住宅地周辺にそそり立つ大木の管理について平成 15 年度に「緑と人が調和するまち まくべつ」を基本理念として策定された幕別町の「緑の基本計画」は、平成 23 年度の改定を経て、令和3年3月、2度目の改正がされました。「緑の基本計画」は、単に樹木、草花等の緑のみならず、それらを含めオープンスペース(公園、農地、樹林地、河川、湖沼等)に関する総合的な計画と位置付けられています。また、基準年を令和元年度として令和 22 年度(2040 年度)までの期間とし、社会経済情勢等の変化に伴い修正の必要が生じた場合には、計画の見直しを含め適切に対応することとされています。札内春日町から札内青葉町・札内暁町と南北に通る「東 10 号道路」の東側には、高さ 10 メートルを超えるような大木が数多く根を張っています。大木の中には、もし倒れるような事態が起きたときには住宅に届いてしまうと予想されるものがあることから、周辺住民の一部から「大木の伐採を」との希望が出されています。ついては、以下の点を伺います。(1)町内の公共公益施設や道路・植樹ます等の樹木管理はどのように実施していますか。(2)住宅地周辺の大木伐採に関して今後の計画はありますか。以上であります。

答弁 町長 飯田晴義

谷口議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「外見からは障がいがあると分かりにくい内部障がいの理解促進を」についてであります。内部障がいとは、身体の内部にある障がいであることから、外見からは障がいの有無が分かりづらいため、周囲からは認識されにくい障がいであり、その種類は、心臓機能、腎臓機能、呼吸器機能、膀胱または直腸の機能、小腸機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能、肝臓機能の七つの機能障がいに分類されています。周囲から障がいがあることを認識されにくいため、内部障がいを持つ方が公共交通機関で優先席を利用する場合や外出先で多目的トイレを使用する場合などに、周囲の理解を得られにくく、誤解をされたり、必要な配慮を受けられないなどの実態があることから、障がいがあることを視覚的に示すマークとして、「ハート・プラスマーク」や「ヘルプマーク」が作られております。ご質問の1点目、「幕別町民の内部障がい別の人数は」についてであります。本年3月 31 日現在、内部障がいにより身体障害者手帳を所有する町民は 347 人で、このうち心臓機能障がいが 196 人、腎臓機能障がいが 81 人、膀胱または直腸機能障がいが 53 人、呼吸器機能障がいが 13 人、小腸機能障がいと肝機能障がいはそれぞれ2人となっております。ご質問の2点目、「「ハート・プラスマーク」の必要性・有効性をどのように認識しているか」と、ご質問の3点目、「「ハート・プラスマーク」を周知する考えは」については、関連がありますので、併せて答弁させていただきます。「ハート・プラスマーク」は、平成 19 年9月に設立した特定非営利活動法人ハート・プラスの会の前身となる任意の集まりにおいて、平成 15 年に国際シンボルマークのように可視化できるマークとして作成され、現在では、同法人が内部障がいの方が快適に暮らせる社会づくりに向け、普及に取り組んでいるところであります。町としては、肢体不自由であることを示す「身体障害者マーク」や聴覚に障がいがあることを示す「耳マーク」など他の障がい者のシンボルマークと同様に、内部障がいがあることを視覚的に示す重要な役割を果たすものであると考えておりますことから、引き続き、「みんなのふくし」のほか、ホームページ等を通じて、情報の周知に努めてまいります。ご質問の4点目、「「ハート・プラスマーク」を配布する考えは」と、ご質問の5点目、「「外見から配慮や援助が必要と分かりにくい」という点で共通点の多い「ヘルプマーク」の普及・活用状況は」については、関連がありますので、併せて答弁させていただきます。「ヘルプマーク」は、義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても、援助や配慮を必要とする方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで援助を得やすくなるよう、平成 24 年度に東京都が作成したマークで、平成29 年7月には日本工業規格(JIS)の案内用図記号に採用され、全国的に広がっており、現在は全ての都道府県で導入されております。町では、北海道の取組とともに、平成 29 年度から「ヘルプマーク」の配布を福祉課、札内支所、保健福祉課、糠内出張所、社会福祉協議会の5か所の窓口で行っており、配布数は本年3月 31 日現在で385 個となっております。ご質問の「「ハート・プラスマーク」を配布する考え」については、「ヘルプマーク」が内部障がいの方を含め、配慮や援助を必要とする方が周囲の方の援助を得やすくすることのできるツールであり、「ハート・プラスマーク」の役割を包含しているものと捉えておりますことから、町で既に普及に取り組んでいる「ヘルプマーク」を引き続き配布してまいりたいと考えております。また、「ヘルプマーク」の普及については、身体障害者手帳の交付時にマークを紹介することはもちろん、町内の公共施設や学校施設におけるポスターの掲示や、病院やスーパー、コンビニなどの民間事業者に対するポスターの掲示依頼、各窓口における啓発グッズを活用した周知活動、「みんなのふくし」、町広報紙などを通じて周知を図ってきたところであります。町といたしましては、障がい者等が快適に暮らせる社会づくりに向け、さらに多くの方々に広くマークが認知されるよう、広報紙のほか、SNS なども活用しながら、引き続き、普及に努めてまいります。次に、「幕別町内の住宅地周辺にそそり立つ大木の管理について」であります。公園や道路などの公共施設に植栽された都市樹木は、地球環境や生活環境を保全するとともに、人々に憩いや癒しを提供し、日常の生活に潤いや活力をもたらすなど、多くの緑化機能を発揮することから、本町においても「幕別町緑の基本計画」に整備目標を定め、公園をはじめとした公共施設緑地の維持保全に努めてきたところであります。一方で、経年的な成長や取り巻く植栽環境の変化などから、老齢化や大径木化の進行、病虫害による生育不良等の問題が生じており、特に台風等の強風時には、倒木による周辺家屋への被害や交通障害など、重大な事故発生のリスクが高まることが懸念されています。都市樹木の持つ機能や効用の増進と安全性の確保を継続的に両立させていくためには、定期的な巡回や事前の保護対策などの適切な維持管理によって健全度を維持することが重要であり、適切で計画的な維持管理が、倒木等による事故を未然に防止することになるものと認識しております。ご質問の1点目、「町内の公共公益施設や道路・植樹ます等の樹木管理はどのように実施しているか」についてであります。はじめに、道路の街路樹の管理についてであります。街路樹の管理については、国土交通省が定めた「道路緑化技術基準」に基づき、道路維持管理業務による道路巡回や道路利用者等の情報などから、樹木の異常発見に努めており、道路標識などの視認性への影響や道路交通に支障となっている樹木については、適宜、受託業者による剪定などを行っております。また、道路巡回で異常やその兆候を確認した樹木については、必要に応じて造園業を営む専門業者等に調査を依頼し、安全確保の観点から必要性や緊急性を判断して、剪定や伐採など適切な措置を講じているところであります。次に、公園の樹木管理についてであります。公園の樹木管理については、国土交通省が定めた「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針」に基づき、公園施設管理業務による日常点検や街区公園を管理する町内会、公園利用者等の情報などから、樹木の異常発見と事故防止に努めており、支障となる樹木については、適宜、受託業者による剪定などを行っております。また、日常点検等で異常やその兆候を確認した樹木については、みだりに伐採するのではなく、再生する可能性を念頭に、都市公園の機能や効用が損なわれることのないよう措置を講じておりますが、回復が難しく倒木の危険がある樹木については、安全確保の観点から伐採などの措置を講じているところであります。次に、公営住宅の樹木管理についてであります。公営住宅の樹木管理については、毎年4月に造園業を営む専門業者等に点検を依頼し、職員が同行して安全確認を実施しているほか、入居者からの情報などから現地確認を行い、剪定や伐採を行うなどの措置を講じております。次に、学校敷地内の樹木の管理についてであります。町内小中学校の樹木の管理については、児童生徒の安全確保の観点から、危険性や緊急性を判断して、剪定や伐採を行っており、直近では、平成 28 年度から令和3年度までの6年間で、白人小学校と札内東中学校の西側の町道札内東通及び春日 10 号通に面している学校林の剪定や伐採を行ったところであり、今後におきましても計画的な管理に努めてまいります。最後に、体育施設などその他の公共施設の樹木管理については、各施設の管理者が定期的な巡回等を実施することで、樹木の異常発見と事故防止に努めておりますが、安全確保の観点から、適宜、剪定や伐採などの適切な措置を講じているところであります。ご質問の2点目、「住宅地周辺の大木伐採に関して今後の計画はあるか」についてであります。公園をはじめとした公共施設の都市緑地については、「緑の基本計画」において維持保全に努めるものと定めており、また、都市樹木の中には、景観木や地域のランドマークとなっているもの、歴史的価値の高いもの、野生動植物が生息しているもの等も存在するため、異常が認められた場合の措置は、慎重に判断する必要があるものと認識しております。住宅地周辺の都市樹木が老齢化や大径木化が進行した際には、安全確保を最優先に、地域住民との話合いや専門業者の意見を聞きながら、個別に対応してまいりたいと考えております。また、樹木が成長し過ぎて大木化しないよう、簡易で適切な管理方法の導入について研究してまいりたいと考えております。以上で、谷口議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 16番 谷口和弥

再質問させていただきたいと思います。二つの質問を今回させていただいたわけですけれども、おおむね理解のできるご答弁だったのかなというふうに思っております。そういう中でも、何点かだけちょっと確認はさせていただきたいと思います。最初に申し上げておきたいことは、一つ目の質問に関してですが、今回の質問、まくべつ障がい者福祉プラン 2021、令和3年度から令和8年度までの6か年計画でありますけれども、その施策の中にある1番の障がいへの理解度と権利擁護の中に、三つ施策があるのですが、(1)障がい者への理解、差別解消の促進、これに関わる質問、そのようにご理解をいただきたいというふうに思います。それで、内部疾患7種類あるうちの人数をそれぞれ教えていただきました。今、合計で 347 人と、そういうご答弁でありました。この先ほど申し上げた、まくべつ障がい者福祉プラン 2021 の中では、令和2年度の3月末の数字が示されていて、そのときは 364 人、そういう人数だったのですけれども、今回 17 人、人数的には少なくない割合だと思うのですけれども、どのような環境の中で、どのような状況の中で人数が減少してきているのかということは、何か特徴的なことがあればご答弁をいただきたいなと思います。

答弁 福祉課長 亀田貴仁(福祉課長は2023年12月まで)

障がい者の人数の推移の部分でありますけれども、全体の人数としましては、今、谷口議員からお話ありましたように、身体障がい者の状況として、令和2年度の数字が合計で1,226 人でありまして、内部障がいが 364 人となっておりました。現在は、先ほど答弁のとおり 349人、全体では身体障がい者 1,120 人というふうに数字が入ってきてはおります。これにつきましては、身体障がい者の中には、やはり高齢の方が多いということもありまして、新たに認定されている方ももちろんいらっしゃるのですけれども、高齢の方でお亡くなりになっていくという部分があって、それによって全体的な数としては減少してきているというふうに捉えております。

再質問 16番 谷口和弥

そのまくべつ福祉プランの中では、経年的な数字も示されていて、増えたり減ったりしながら現在 347 人ということの中では、今ご答弁のあったそういうこれは内部障がい、病気ですから、そういうお亡くなりになるというようなことは、人数の増減に関わってくることなのだろうなということは推察できるものでありました。それで、この総人口のことがあるものですから、令和2年3月 31 日現在の 364 という数字で言いますと、幕別町の内部障がい者の割合というのは、1.4 パーセントになるわけです。これは1回目のご質問で数字を出させていただきましたけれども、全国平均の 1.3 パーセントとほぼほぼ同じ傾向があって、約 80 人に1人の割合で、内部障がいで身体障害者手帳1級から4級を持っている人がいるのだということが示されたということになります。これは、決して少ない人数ではないのだというふうに私は思うのです。それで、ハート・プラスマークでありますけれども、まず、私、この NPO 法人ハート・プラスの会の会員の一人でありまして、昨年 10 月に横浜であった通常総会にも参加してまいりました。そこでこの会の趣旨についても学んできて、それに共感できる部分が多々あったものですから、この質問をさせていただいている次第であります。このハートマーク、この東京都で作られた、東京都が平成 24 年、股関節に障がいのある女性議員さんが訴えて、この「ヘルプマーク」がどんどんと広がっていくとご答弁にあったように、もう全国 47都道府県全部が公共施設、役場、市役所等で扱うという、そんな大きなものになっていって、これはもう揺るがない、これからもしっかりと全国民に紹介する中身になってきているのだろうなということは、やっていくべきだという考えは持っているのですけれども、障がい者、内部障がいのハート・プラスマーク、これですけれども、あまり知られていなくて、なぜそのハートプラスの会がこれにこだわるかというと、「ヘルプマーク」、ご答弁にもあったのですけれども、いろいろな支援の必要な方々が対象になっていて、もちろんその中には、内部障がいもあるのだけれども、見て分からないということがはっきりしているのがこの内部障がいであると、そういうことがあって、理解をされない場面が多いことがあるものだから、このマークを紹介してもらいたいのだということが訴えの中にあるわけなのです。幕別町においては、「みんなのふくし」、毎年更新され、そして障がい者の方には手渡され、そしてホームページからもダウンロードできる、そういう雑誌の中で、この冊子なものだから、このことについては、情報は提供されているのだけれども、なかなかいろんなシンボルマークがある中では、その中では埋もれた一つ、ヘルプマークはとにかく出ている。そんな後のほとんどは埋もれてしまっているわけですけれども、その中で知られていない、このことを解消していただくことは、福祉プラン、まくべつ障がい者福祉プラン 2021 のこの趣旨にしっかりと組み込まれていくことなのだと思うのですよ。今、ヘルプマーク、もう最後の質問にも絡んでしまいますけれども、ヘルプマークの周知度、いろいろな努力の中で周知されているということはご答弁にありましたけれども、どれぐらいの幕別町民が理解されているだろう、このハート・プラスマークについてはどうだろう、その辺はどうでしょうか。どんなふうに想像されますか。

答弁 福祉課長 亀田貴仁(福祉課長は2023年12月まで)

ハート・プラスマーク、そしてヘルプマークの周知度という内容ですけれども、町としましては、まずヘルプマークを 29 年から周知をしてきております。周知の方法につきましては、先ほど町長の答弁のほうでも述べましたとおり、広く周知をしているということがありますので、一定程度周知が広がってきているものというふうには考えておりますけれども、周知の数といいますか、そういう把握につきましては、大変難しいところがありますので、その数までの把握はちょっとできてはおりません。あと、ハート・プラスマークにつきましても、町での配布は行っておりませんけれども、ハート・プラスマーク自体の始まりは、平成 15 年からもうマークはできていますので、そういった意味では歴史は長いのだというふうに思っております。あとは、その周知の部分というと、先ほどと同じようなのですけれども、町のほうで配布しているものでもありませんし、実際どのぐらい普及されているのか、どのぐらいの方が理解されているのかといった部分は、つかめないという状況であります。

再質問 16番 谷口和弥

シンボルマークが理解される、そういう世の中になることは重要なのだというふうに思います。先ほども言ったように、まずはもう全国に広がったヘルプマークがちゃんと理解される、そのことが重要なのだというふうに思うし、その中で、幾つかあるシンボルマークをつけている人がいても、その人が、あ、この人はこういう障がいをお持ちなのだ、こういうことで支援が必要なのだということが分かることが、とても重要なのだと思うのですよ。だから、そのことをこれからのといいますか、さらなるいろんな手法を取り入れて、町民に知らせていただきたいなというふうに思うのです。やっぱり幕別の町内の中では、この「ヘルプマーク」が使われて生きる機会というのは、そんなにないなと思うのです。というのは、満員電車に乗るわけではないし、満員のバスに乗るわけでもないし、あるとしたらば、スーパーとかの駐車場、公共施設なんかの駐車場でつけていることで、見た目は健常者みたいな感じですから、何であいつ障がい者の方の駐車場に入れているのだということになってしまう。そんなようなときにあると生きるぐらいな感じなのかなと思うのですけれども、やっぱり関東圏や札幌圏の中で、ヘルプマークをつけて、これは JR、私鉄の関係ですけれども、やっぱり見てしまうのです。そうしたら、やっぱりあまりにそういうことでの配慮に気づく人が少ないのだなということが分かるのです。席を譲ってあげるような声かけをしているというのは、私は見たことがなくて、高齢者の方に対するそういう譲り合いというのはあるのだけれども、そういった点からいうと、ヘルプマークも含めて、この障がい者の方のシンボルマークというのが、まだあまり国民的に広がってはいるのだけれども、実用的なものになっていないのではないかなということが推察されます。「みんなのふくし」は障がい者の方に対して配られているものであるから、健常者の方はホームページからダウンロードするわけですけれども、積極的にしてみようという方はそう多くはない感じがするし、それから障がい者週間が 12 月の初めにあるわけですけれども、それの機会を利用して、広報まくべつで、2ページにわたってその週間のことで、いろいろ障がい者に対する配慮のことなんかも紹介されているわけですけれども、いろいろ毎年少しずつ変えて、障がい者の方の理解を進めようとされている努力は分かるのですけれども、このシンボルマークのことについては、私はちょっとまだやっていただきたいなと、不十分だろうなと。2ページでいいのかなということも含めて、町民に対してのアピールをしていただきたいと思うのです。ちょっと長くなりましたけれども、その点ではどうでしょうか、宣伝の仕方。

答弁 町長 飯田晴義

私、実は大変申し訳ありません。見かけたことがありません。やっぱり注意して見ていないということもあるのでしょうけれども、ありませんので、やはりつけている方も圧倒的に少ないのかなという感じもいたしております。ただ、そういう配慮してほしい方がつけているわけですから、それが全く配慮されないというのは、本当に気の毒なことだと思いますので、やっぱりこういうマークがあるのだよということは、しっかりと周知をしなければならないというふうに思っておりますので、何ページ割けるかはちょっと別にしましても、そういう特別な週間において広報をする、あるいはこの後、町内会会長の連絡会議もありますので、そういった場を活用して、こういうマークがありますので、どうか配慮お願いしますということから周知ができることですので、そういうあらゆる機会を活用しながら周知をしていくことが必要であろうと思いますし、やっていきたいというふうに思います。

再質問 16番 谷口和弥

今の町長の考え方は、大変共感が持てるものでありました。あと一つ加えれば、障がいのある方が、自分は障がい者だよというふうに名乗り上げるというのは、これはとても勇気が必要なことなのですよね。内部障がいの方ができないことは見て分からないわけですから、必要にならないと表現できない、そういうことの中では、やっぱり大分状況が悪くなってから、ようやく声にするだとか、できれば自分はそういうふうな疾患、障がいがあるのだということを言わないで済ませられるものだったら、そのまま普通に過ごしていたいし、その場に臨んでいたいしと、そんなことがあるものですから、必要なときにそのカード、実はということで見せてくれるようになったときに、ぱっと理解が進むような、そんな世の中には、そんな町にはしていただきたいなというふうに思います。そうしたらば、ハート・プラスマークについては、そういう中で引き続き「みんなのふくし」、それから広報、ホームページで紹介して、目にしたことはあるよと、そういうマークがあるのは知っているよという状況はまずつくっていただきたいなと、そのことを希望したいと思います。よろしいでしょうか。このまましゃべります。一つ目の質問については、以上で終わらせたいと思います。二つ目です。たまたまこの質問の中で指摘した地域が私の地域のエリアなものですから、私のところに相談があったということの中で、確かに日常的にはこんな大きくなってどうするのだろうというふうには思っていたけれども、そういうこの木がもしも倒れてきたらどうなるのだということで言えば、これは大変なことになるだろうな、そういう不安を持つのはもっともなことだろうなということに中で、質問を立てさせていただいた次第であります。いろいろな手法の中で、民間や、それから地域の方の力も得ながら、大木の管理をしているのだなということが示されてきたわけであります。そのことは理解しましたが、今、私はこのようにそそり立つ大木というふうに表現させていただいたのだけれども、実際これは今こういうことで答弁はいただいたのだけれども、どうされようと思っていたのか知りたいです。これだけ木が大きくなっているけれども、これは木の成長だからなというような認識でいらっしゃったのかなというような感じがする。どうなのでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

一番大切なのは、倒木によって住宅であったり、人に危害が加わるということが一番心配されるわけで、これは全く避けなければならないことでありますから、そういう観点の中で、まず木のいわゆる健康管理、これをしっかりした中で、大木、そそり立っているから切るのではなくて、そこに問題があるのであれば、そこは切ってしまう。切ってしまうというか、簡単に切りたくないのです、実はね。何十年もかけて伸びたものを切るのは一瞬ですから、ですからなるべく生かしあげたいという思いの中で、やはり危害が加わっていくという場合については、そこはそれなりの対処法をしていくということですから、まずは1本1本健康管理をするというのはなかなか難しいのでありますけれども、特に住宅地のそばであれば、そんなに本数あるわけでありませんので、そこはやっぱり計画的にやっていく必要があるのかなというふうに思っております。

再質問 16番 谷口和弥

なかなか木を切りたくないということもありましたけれども、それもね、理解は全くできないわけではないです。やはり木が連なってあることで、エゾリスがぱっと通るとか、鳥がさえずる、そういった風景は生まれる。そして、いろんなまた自然の中の体系がほかにもあるのでしょう。大きくなったから切るということだけではないのだということについては、理解をしているつもりです。ただ、やっぱり倒木の可能性というのは、日常的な管理があって、生きている木だ、大丈夫だ、しっかり根を張っているというのはもしあったとしても、根腐れ、それから強風による、それから雷直撃する、重たい水を含んだ大雪が降る、それから地震、水害、それから自動車事故、そんなような可能性の中では、ちゃんとした管理がされていても、それは危険な倒木の可能性があるわけなのですよ。だから、私としては、何が何でも切れというように、もう倒れたら危害を大きく与えるような判断がされる木は、伐採したほうがいいという考えなのです。何よりも優先されるのは、人の命であり、人の財産であると思うものだから、いろいろな配慮があったとしても、もうこれ倒れたら大変なことになるぞと予想されるものは、伐採していくしかないのだというふうに思うし、それから今町長がご答弁になったそんなに多くないというふうにおっしゃったけれども、ちょっと私もそういう認識ではなくて、かなり多いぞというふうに思っているのです。ちょっとその辺、どうでしょう、もう一度。

答弁 町長 飯田晴義

大木だから切るということはないことだな、あり得ないなと思っています、私は。やはり健康に生きているものは、やっぱりそこは障害が出るまで、その木に障害が出るまでは、私は生かしておくべきだなと思います。ただ、最後の、先ほどの答弁の最後に申し上げたように、放っておくと大木になるのですね。それを芯止めというのですか、そういう形の中で、一定程度で止まるような、そういう管理も今後はやっていく中で、今ある大木については、障害が出てきたときには、切らなければならないというふうに思っております。本数、私はそんなにないと申し上げたのは、倒れたときに住宅まで及ぶのかといったときに、どんな木でも倒れれば、そこを歩いていれば、それはけがをさせるということはありますから、どこが大木なのかということは、その判断基準というのはあります。20 メートルが大木なのか、30 メートルなのか、そこはありますけれども、その辺は専門業者の意見もお伺いしながら、やはり点検することがまず必要であろうというふうに思っておりますので、本数が多いか少ないかといったら、私は点検できないような数ではない。町有林の点検ではありませんので、街路樹ですので、そんなにないのかなというふうには思っております。

再質問 16番 谷口和弥

大木だから切る、それから本数がどうか、その辺については、町長と私の中では見解の相違が結構あるのだなということが分かりました。私はやっぱり繰り返して言いますけれども、倒れたときの町民の命や財産、それから体育施設を利用している車両だって相当の数いってしまうような倒れ方も方向によってはするだろうし、電線を切ってしまって、ブラックアウトのようなことを広い地域で起こしてしまうようなこともある。そうなったときには困るわけで、私は既にもう大木となってしまった中のものは伐採をするという、そういう視点でもって専門業者等と研究をしてもらいたいなというふうに思います。そのことが、一つ。それともう一つ、ここで緑の基本計画に関わってのことですけれども、植樹ますのことも質問の中に立てました。植樹ます。道路縁のあれです。今、低いハイマツが植えてあるところがたくさんあって、これが結構整理されていなくて、整理というのはきれいになっていなくて、伸び放題になってしまっていて、冬場になってくると雪がかぶって人が見えないとか、そんなようなことになるし、景観も悪いし、そして夏場は雑草、スギナ、物すごいもう根を張っているものだから、今またシルバーの方々が取ってくれているけれども、取ってくれたところはきれいになるのだけれども、もう一回また年内に、年2回やるのですね。そういったことになっていく。この植樹ますの管理というのも、これ研究しなければ駄目なことではないのかなというふうに思っているのですよ。植樹ますを選んだ理由、そういうふうに植えたのは、どういう経過なのかなということを、古い話になるのかもしれません、ご答弁いただけませんか。

答弁 町長 飯田晴義

これは明確な答弁ができるわけではないのですが、やはりかつては花いっぱいであるとか、緑のあふれるようなそんなまちづくりという考え方ありましたので、植樹ますについてはなるべくそこに緑のものを植えていく、花を植えていくという、そんな考え方の下でずっと今日に至っているのだろうというふうに思っています。ただ、谷口議員おっしゃるように、私もあの植樹ますの低木、松のようなもの、新田通なんかまさに作業今していただいていますけれども、スギナがすごいのですね。それこそ年に2回やらなければみっともなくなるので、管理せざるを得ない。果たして、これが緑を多く、たくさんあちこちに緑をつくるということは必要といいながらも、本当に道路の植樹ますが要るのか、あるいは道路に木を植えますよね。これは冬になると日光を遮って日陰になって、つるつる路面を生むと、そんなこともありますので、ここはやはり何でもかんでも植樹ますをつくって、そこに植えるのだ、木を植えるのだということが、果たしていいのかどうなのか、安全性も含めて、あるいはその後の管理に多額のお金がかかるのであれば、これはちょっと違うのだろうなと、それは。そのことも含めて、内部で検討したいなというふうに思います。

再質問 16番 谷口和弥

町長と同じ認識でおりました。内部でぜひ検討を早急にしていただきたいものというふうに思います。それで、幾つかの道路でもっていろんな取組がされている。恐らく協働のまちづくり支援事業の中の、町内会と環境美化支援事業を利用されているのだろうというふうに思うのですけれども、主な地域で言ったらば、札内コミュニティプラザ、札内支所の前、青葉町と中央町の間、これは札内9号南通というのでしょうか。両側きれいに花苗が植えられていて、それから同様に、桂町の間を通るみずほ通なんかもそうで、陸橋降りた後、それとか北栄大通、北栄町の中の間の広い道路、見事に両側きれいに花苗が植えられていて、まず確認なのですけれども、その緑の基本計画に関わって、ハイマツを切って、そういうふうな支援事業を使って花苗に植え替えた。これは計画に沿う考え方になるのでしょうか、ならないのでしょうか。

答弁 建設部長 小野晴正(建設部長は2024年6月まで)

植樹ますの低木の松を切って、例えば花に替えるという部分なのですけれども、そこに緑の基本計画としての計画が抵触してくるのかどうかという部分かと思うのですけれども、緑の基本計画自体そういった部分で緑化を減らすということには該当しないのかと思います。というのは、花として利用していくわけですから、地域住民の方がそういった形が望まれるということであれば、そういった部分が計画自体に抵触するということにはならないかと思っております。

再質問 16番 谷口和弥

計画に該当しないと、問題ないのだということであれば、なおさらこの事業を、例えば先ほど町長がおっしゃった町内会、連絡会、そういったことでこの協働のまちづくり支援事業でこういったことができるのだよということの紹介などはしていくことは、町にとって楽しいことではないかと思うのです。ほかにもあります。例えば、忠類の国道 236 号線、新聞記事にもなっていましたけれども、中学生も加わって、そして国道縁をきれいな花苗を植えてと、それとか、この幕別の十字街も北洋銀行から踏切までずっとすごいきれいに並んでいる。その2本西側の JA 幕別町などのある通りは植樹ますではなくて、大きな花樽を置いてずっと並んで花を植えていると。そうなったときに、あ、そこを通ったらば、この地域の人たちは、そういう地域のコミュニティというのがちゃんとできていて、みんなでやっているのだろうなと。心優しい人が、違うかもしれないけれども、そういうふうなことを想像できるわけです。この町の人たちはきっと、この周辺の人たちはきっといい人たちなのだろうと。それがスギナでハイマツでぼうぼうとなっていたら、いや、あまり町内会や町の行事に関係ないのかなと、意識がないのかなと思われてしまう。だから、繰り返しますけれども、この協働のまちづくり支援事業を、もっと積極的な活用するようなことも求めていくべきではないかな、そのことが私はまちづくりとして楽しいのではないかなと思うのだけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

今ご紹介をいただいた花壇については、恐らく昭和 60 年、50 年代後半ですかね、手づくりのまち推進委員会の中で、花樽を置いたりしてきれいにしたのです、本通辺り。そういうところの延長線上で皆さんが取り組んでいただいているというふうに思っております。ただ、花を植えるというのは、すごく大変なのです、その後の管理が。ですから、地域でやりますよというのであれば、私は大いにやっていただいて、そこに対する支援も考えなければならないなと思います。ただ、お話聞くと、本当にかなり苦労されていて、やり手がいないというようなこともありますので、やっていただく分にはいいのですが、やりかけたからにはすぐやめるということにはならないので、そこは永続的にやっていただくことの覚悟も必要だと思いますので、当然やっていたくことは手づくりの町あるいは協働の町ということからいうと、非常に好ましいことでありますので、そこは地域住民の皆さんの意思というものを尊重したいなというふうに思います。

再質問 16番 谷口和弥

町長のおっしゃるとおり、ハイマツを抜いてもらって、そこを花壇にして花苗を植えてとなったときには、そこからは町内会でやっていれば、町内会の責任でその後管理していかねばならない。雑草が生えてきても、シルバーの方にというのではなくて、もう自分たちで管理していく、毎年植える、そういったことになっていくのだと思うものだから、その町内会の覚悟というのは必要なのだと思うのですよ。私のところの町内ですけれども、去年から町内の端から端までとはならなかったのだけれども、19植樹ますがあるのだけれども、そのうちの六つだけ変えました。その地域の人の理解が得られたから、自分たちで管理すると、やりたいと、きれいにしたいと。そんな中で、今年2回目、全町内的な行事として公園の草刈りの後、そっちに移動してもらって植えたということでありました。住民の理解が広まったらば、もっともっと延ばしていきたいというふうに思っているのだけれども、そうやって地域のコミュニティをつくっていかないと、なかなか大変なのだと思うのです。ちょっと話がずれてしまうかもしれませんけれども、3月の帯広市議会で、この5年間で町内会が10 も解散したという記事が出されました。新聞に報道されました。幕別町も今年から町内会という名称の中で、独自の活動を強めるということを進めているところであります。これから先、今までのような公区という縛りの中でやるわけではないから、どんなことになっていくか分かりませんよ。解散ということもあるだろうし、幾つかの町内会が合併して一つの町内にする、公区のエリアを外れるということもあるでしょうし、いろんなことが想定されるわけです。だから、地域のコミュニティづくりということでは、非常にこれからはこれまで以上に気をつけなければ駄目で、そういった次第になるものですから、覚悟を持ってやってくれるという、そういう町内会もつくっていかないと、いろんなことで人が集まり、汗かいて、ああ、いい地域だねというふうになっていかないとならないのではないかなというふうな思いもあるものですから、それが緑の計画に反することでないということなものだから、ぜひやっていただきたい。改めてもう一度このことをご答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

谷口議員がおっしゃっていることは、まさに協働のまちづくりの取組に一つであるというふうに思いますし、そこにはコミュニティも出てくるわけで、地域の住民の方がコミュニケーションを図りながら、自分たちの住む町を自分たちでよくしていくのだということは、本当に行政全体にとってもすばらしい波及効果を生んでくるというふうに思いますので、そういった動きについては十分尊重して、また期待を申し上げたいというふうに思います。

再質問 16番 谷口和弥

本当に町内会活動はこれからも重要、ますます重要性を増すと思うものですから、7月3日町内会、連絡会、どんなようなお話しされるのかも含めて、楽しみだというふうに申し上げて、質問を終わらせていただきます。

出典:幕別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日 議事録 PDF(98ページ) 間違いを知らせる