みんなの議会

幕別町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日

「学童保育について

2019年6月19日、幕別町議会の一般質問で、酒井はやみ議員が質問し、町長 飯田晴義、住民福祉部長 合田利信、保育係長 菅原隆行が答弁しました。

質問者
酒井はやみ 議員
答弁者
町長 飯田晴義、住民福祉部長 合田利信、保育係長 菅原隆行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 酒井はやみ

通告に従いまして、質問します。「学童保育について」です。国が 2015 年3月に策定した「放課後児童クラブ運営指針」では、子ども集団の規模について「子ども集団の規模は、子どもが相互に関係性を構築したり、一つの集団としてまとまりをもって共に生活したり、放課後児童支援員等が個々の子どもと信頼関係を築いたりできる規模として、おおむね 40人以下とする」としています。幕別町にある六つの学童保育所のうち、つくし学童保育所は、第1、第2とも定員を大幅に超えています。2019 年5月現在の入所登録者数は、第1は定員 40 人のところ 50 人、第2は定員 50 人のところ 123 人、合計定員 90 名に対し 173 人となっています。毎日約 140 人が利用し、夏休みは利用する子どもたちが終日生活する場となっています。また、利用者のうち低学年が多くを占めていると考えられます。子どもたちが安心して放課後や長期休暇を過ごす生活の場として十分な役割を発揮し、保護者が安心して子どもたちを預けられる場となるよう、つくし学童保育所について、定員超過の解消をはじめ、保育の質的向上に向けてどのように取り組んでいるか伺います。1、つくし学童保育所の入所状況について。①定員超過の解消は。②今後の入所見込みは。③新たな施設整備の考えは。2、保育環境の改善について。①気温上昇、異常気象に対応したエアコン設置を。②1年生から6年生までの入所児童に対応した施設整備を。3、各学童保育所の支援員の体制について。①支援員の配置基準と現状は。②支援員確保対策は。③支援員の待遇改善を。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

酒井議員のご質問にお答えいたします。「学童保育について」であります。学童保育所につきましては、保護者が仕事で留守家庭となる児童に対し、適切な遊びや生活の場を提供し、家庭、地域などとの連携の下、発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるよう、当該児童の自主性や社会性、創造性の向上と基本的な生活習慣の確立など、健全な育成を図ることを目的としており、本町では、五つの小学校区に6か所設置し、運営を行っているところであります。ご質問の1点目、「つくし学童保育所の入所状況について」であります。一つ目の「定員超過の解消は」についてであります。札内南小学校区に設置しております「つくし学童保育所」につきましては、児童数の増加に対応するため、定員 40 人でありました既存の学童保育所に、定員 50 人の「つくし第2学童保育所」の増築を行い、平成 22 年 12 月から供用を始め、定員数の拡大を図ったところであります。さらに、児童福祉法の改正により、平成 27 年4月からは、学童保育所の入所対象を小学校6年生まで拡大したこともあり、近年、定員 90 人を大きく上回る 170 人前後の入所の登録状況が続いており、本年6月1日現在の登録児童数では、第2学童保育所を含めまして、1年生 52 人、2年生 70 人、3年生 23 人、4年生 12 人、5年生9人、6年生2人の計 168 人となっております。しかしながら、実際の通所児童数については、曜日によって異なりますが、本年5月の実績では1日平均約 130 人で、登録児童数 168 人の 77.4%となっており、「幕別町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例」に規定する設備の基準を遵守した上で、可能な限り児童を受け入れているところであります。今後におきましても、待機児童を発生させないことを最優先し、基準を超えない範囲で入所を希望される児童を最大限に受け入れてまいりたいと考えております。二つ目の「今後の入所見込みは」についてであります。学童保育所の中期的な利用量の見込みにつきましては、本年度末に策定いたします令和2年度からの「第2期幕別町子ども・子育て支援事業計画」において推計作業を進めており、現時点では具体的にお示しできる段階にはありませんが、近年の人口動態、札内南小学校の児童数の推移や保育所の通所状況などから推計いたしますと、周辺の宅地造成が落ちついたこともあり、3年程度は横ばい状態が続きますが、その後は減少していくものと予想しております。三つ目の「新たな施設整備の考えは」についてであります。前段で申し上げましたとおり、中期的には利用者の減少が予想されますことから、現時点では増築などの新たな施設整備を行う考えを持っておりませんが、次期計画におきまして、保育の必要量が想定を超えて増加するとの推計に至った場合には、対応方法につきまして検討を進めてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「保育環境の改善について」であります。一つ目の「気温の上昇、異常気象に対応したエアコンの設置を」についてであります。近年、管内においても最高気温が 30 度を超える日が年間で 10 日前後となる年が続くなど、年々、気温が上昇傾向にあると認識しております。学童保育所では、気温の高い日には、扇風機の使用や自然換気を多く行うなど体感温度を下げる対策をとるとともに、町営プールの利用を多く取り入れるなど創意工夫の中で暑さ対策に取り組んでおります。先日、つくし学童保育所の保護者等から、エアコン設置を求める署名を添えた要望書をお受けしたところですが、その際には、エアコンを設置するとしたならば、小学校の整備を優先して進めるべきとのお話をさせていただきました。ただし、小学校と違い1人当たりの空間が狭く、空気の流れも滞留し、気温以上に暑さを感じる状況にあることも想像できるため、暑い日には実際に学童保育所の現場に出向いて、その実態を十分に確認することなどをお伝えてさせていただいたところであり、今後におきましても気候変化に注視し、児童の安全対策と保育環境の充実に努めてまいりたいと考えております。二つ目の「1年生から6年生までの入所児童に対応した施設整備を」についてであります。学童保育所につきましては、これまでも必要に応じて増築または修繕を行っているところであり、今後も同様に対応してまいります。ご質問の3点目、「各学童保育所の支援員の体制について」であります。一つ目の「支援員の配置基準と現状は」についてであります。放課後児童支援員の配置基準につきましては、町条例に基づき、おおむね 40 人ごとに2人以上の支援員を配置することとしております。また、各学童保育所の支援員の現状につきましては、本年5月分利用実績における1日当たりの通所児童数で申し上げますと、はぐるま学童保育所は約 40 人に対して支援員が4人、あすなろ学童保育所は約 52 人に対して支援員5人、つくし学童保育所は第2も含めまして約 130 人に対して支援員9人、やまびこ学童保育所は約 53 人に対して支援員4人、ちゅうるい学童保育所は約 15 人に対して支援員2人を配置しており、全て基準を満たしている状況にあります。二つ目の「支援員の確保対策は」についてであります。児童に対する保育の質の向上を図るため、支援員の確保は非常に重要でありますことから、例年1月に募集を行う際には、広報やハローワークを通じた人材募集のほか、退職された校長や支援員を通じた人材の紹介などさまざまな手だてで人材の確保に努めているところであります。また、一方で現在、補助員として勤務している支援員に対しましては、積極的に放課後児童支援員認定資格研修の受講を勧め、資格取得を促すなど、資質向上に努めているところであります。三つ目の「支援員の待遇改善を」についてであります。本町の支援員につきましては、通常の1日の勤務時間が4時間 30 分でありますことから日額臨時職員として任用しておりますが、社会保険と雇用保険に加入しているほか、非常勤公務災害保険にも加入し、良好な労働条件の確保に努めております。特に、賃金面では、教員免許や保育士資格を有する補助支援員の賃金については、資格を有しない補助支援員と同額であったことから、平成 30 年4月から約 1.6%増額し、改善を図ったところであります。以上で、酒井議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 9番 酒井はやみ

再質問させていただきます。最初の1番のつくし学童保育所の入所状況についてから順に質問します。つくし学童保育所の利用児童数が増えて、増築し定員も増やしていった経過は分かりました。平成22 年につくし学童保育所を増築した際、定員を 40 名、50 名と施設を二つつくったというふうにした理由があれば教えてもらえますか、トータルで 90 名とせずに分けた理由があれば教えてください。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

つくし学童の定員なのですが、分けたといいますか、もともと 40 人、第1つくし学童保育所、既存の部分が 40 人だったと。増設する際に、当時の今後の児童数を見込んだ中で、プラス 50 人の第二学童保育所を建設したというところでございます。

再質問 9番 酒井はやみ

それでは、その後、利用児童数が大幅に増えていったけれども、定員を増やしていない理由があれば教えてください。町長の答弁では、基準に合う限り、これからも待機児を生まないように最大限受け入れるとあるのですけれども、それは定員をこのままにした状態でするということですか、定員を増やす考えはないですか。

答弁 町長 飯田晴義

つくし第1、第2につきましては、今、基準を満たしておりまして、では何人までが基準内なのかということになるかというふうに思いますけれども、これは面積基準がありますので、1人当たり 1.65 平方メートルでいきますと、209 人までが収容可能ということになりますので、いずれは減っていくことが、もう明らかになっているわけでありますので、定員はそのままに置いて、法的に問題ない範囲で受入れをしていくという考えでおります。

再質問 9番 酒井はやみ

分かりました。定員が 90 名なのに 170 人近く入っているというと保護者の皆さんはどういう実態なのかと不安に思う面もあったので、理由があったらと思ってお聞きしました。それでは、現状を伺います。国の基準では、子供の集団はおおむね 40 人以下となっています。なぜ 40 人か、これは質問の要旨にも記載していますが、国の運営指針で、子供が相互に関係性を構築したり、一つの集団としてまとまりを持ってともに生活したり、放課後児童支援員等が個々の子供と信頼関係を築いたりできる規模として定められたもので、大規模の容認や曖昧な分割ではその趣旨が生かされず、学童保育の役割を果たすことができないと考えます。つくし学童保育所は、現状では、国の運営指針に照らして 40 名程度の児童が、それぞれの所属を明確にし、まとまりを持った小集団として生活しているのかどうか伺います。

答弁 保育係長 菅原隆行

つくし学童におきまして、40 名の小集団で活動を行っているかというご質問ですが、現状では、明確に 40 名ごとに細かくクラス分けを行って活動をしているわけではなく、その場面ごとに必要に応じて活動を行っているといった現状でございます。

再質問 9番 酒井はやみ

その場面に応じてということで答弁がありましたが、実際は、1年生が帰ってくれば、はい、1年生おやつの時間ですよということで、おやつの部屋に1年生が移動するとかそういうことはありましても、一日中お互いの関係を築き合えるような集団としては、機能していないのが実態ではないかと思います。毎日、約 130 人の子供たちが、学校の長期休業中は、一日中、一斉に過ごす場となっています。特に、室内は、もう子供の声がすごい騒音となっていまして、落ちつかない状態で、ささいなことでけんかになり、けんかの数も増える。また、けがの防止などへの職員の目が行き届きにくい。園庭で遊ばせられる時間も、何年生から何年生までは何時から何時までと遊びが区切られるなど、子供たちが自由に遊べる場所と時間が限定されている。また、毎月の誕生会は開いているということなのですが、それがやっとで、ほかの学童で行っているような遠足はおろか、近くの公園に行くなどの散歩や調理体験などの行事もできないという実態になっています。おやつの部屋もぎゅうぎゅう詰めで、子供たちがテーブルの周りにくっつき合って、肩を寄せ合っているだけではなくて、肩を重ね合って食べているというのが現状で、職員が子供たちの声にゆっくり耳を傾ける時間も持てないという声もお聞きします。そんな中、支援員の皆さんも代替職員の方も、子供たちにけががないように、また人数が限られている中でも、支援の必要な子供にも何とか特定の保育士がついて、目を離さないようにと努力しておられます。しかし、ほかの学童保育所と比べると、大きく子供たちの生活環境が異なっています。すごい騒音の中で、1日3時間、4時間と過ごしているお子さんもおられます。こうした学童保育所の現状を見て、利用を考えていた保護者の方も、子供たちがけがをしないように見てもらえるか不安だということや、学校から帰ってきて、子供たちがほっとできる場になっているのだろうかと、入所をためらっている方もいるとお聞きします。子供たちの安全を守るためにも、共働きの世帯が安心して働き続けるためにも、国の基準どおり集団の規模をおおむね 40 人以下という規模を適正化する必要があると思いますが、その計画はありますか。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

国の基準といいますか、町でも基準としまして支援の単位は 40 人以下とすると、この基準については国と同じなのですが、実際 40 人というのは、学年ごとに 40 人の単位というのはなかなか難しい、1年生から6年生の児童を預かる中でも、学年ごとに当然ばらつきがあるという中で、うちとしては 40 人を単位としながら、その支援の単位ごとに基準に基づきまして2人、40 人に対して2人という中で、先生を配置しているところであります。たしか他の学童と比較いたしますと、面積や学童の人数、入所されている児童の数も違いますので、比較されてゆとりがないとかということ、そういった思いもある方もいらっしゃるかもしれませんが、町といたしましては、町長の答弁でもありましたように、最大限受け入れることを基本としてやっております。その中で、児童が快適までは行かないかもしれませんが、なるべく快適に過ごしていただくような努力をしながら続けておりますので、現状といたしましては、今後、当面まだ児童数が横ばい状態でありますが、その中で、何とか児童を受け入れてまいりたいと考えております。以上です。

再質問 9番 酒井はやみ

子供たちが負担に思うことなく通い続けるためには、一時的な受入れ児童数の拡大だとか、待機児童解消のためにやむを得ないとするのではなくて、人数規模の上限を守りながら、必要な数だけ学童保育所を増やす、集団ごとに子供の所属を明確にして、それぞれに施設を整備し、2人以上の支援員を配置するということで、子供一人ひとりが安心して関係を築ける環境を整えることが町の責任だと考えますが、どうでしょうか。40 人というのが示されている中で、それを大きく超えて 130 人という規模で運営しているというのは、ちょっといかがかなと思うのですけれども、改めて伺います。

答弁 町長 飯田晴義

確かにゆったりとしたほうが、それにこしたことはないのでしょうけれども、やはり一定の基準のもとで運営をしていかなければならないわけでありますから、これはもう学校でも40 人学級、1年生は 35 人学級というふうに上限が決められて、その枠の中で学級運営がされている、あるいは学童保育所の運営がされるということになるというふうに思いますので、そこはやはり最大限基準というものが1人当たり占用面積 1.65 平米というのがありますから、そこまでは需要があるのであれば、多少窮屈な面があるかもしれないけれども、受けていくことが、むしろ私は町の役割であって、これを、ゆったりした環境の中で、例えば小学校で 40 人学級のところに 15 人というのはちょっとないかもしれませんけれども、20 人学級だとするならば、確かにゆったりしていいかもしれませんけれども、ではそういうふうなすばらしい環境の中で、たくさん学童保育所をつくるとなると、いずれ本町における合計特殊出生率も、これ 1.35 ぐらいですか、残念ながら上がらないのです、上がってきていないのです。そういう中では、ここのつくしでさえも、3年程度は、ほぼ 160 人前後で、その後は、おおむね 10 人ぐらいずつ減っていくような現時点における推計なので、今、預かっていっているお子さんには、気の毒な面はあろうかというふうに思いますけれども、これ全体のことを考えたときに、ではその後、学童保育所どうするのだいという話にもなりかねないわけでありますので、そこはある程度、中長期的な子供の数を見ながら、施設整備をしていかざるを得ないということは、ご理解をしていただきたいというふうに思います。

再質問 9番 酒井はやみ

はい。分かりましたというか、なので、私も施設の整備のことについては、みんなが納得できるといいますか、住民の合意が得られるような形で考えなければいけないということは思います。ただ、先ほど言われたように、3年ほどは今の数で、その後も 10 人程度ずつ減っていくということでは、途中で集団を二つぐらいに分割したとしても、増設しなかったら、もう二つ、三つの集団が、今の施設で同時に過ごすということになるわけで、やはり住民の合意のもと、また財政のふさわしいやり方で、新しい施設をつくる方向で検討をしていただけないかと思います。例えば、今のつくし学童保育所の北側に駐車場があるのですけれども、そこの駐車場に増設して、駐車場は、当面はコミセンを使ってもらうようにして、その後は利用する児童が減少して増設した部分が学童保育所として機能させる必要がなくなったら、例えば町の児童館として利用していくということも考えられるのではないかと思います。多くの子育て世代の皆さんから、冬場に遊べる施設が欲しいという声も寄せられていますので、そういう施設にもし得るのではないかと思います。ぜひ早急に今の子供たちに我慢していただくのではなく、今の子供たちを大切にする方向で、子供たちが落ちついた環境で過ごせる居場所に改善し、子育て世代をはじめ地域の皆さんに、町の子供を大切にする姿勢が伝わり、明るい方向性を感じられる増設計画を検討するようお願いしたいと思います。大きな二つ目の保育環境の改善についてに移ります。エアコンの設置なのですが、答弁にもありましたように、この間、つくし学童保育所の保護者の皆さんの切実な思いから、この夏休みまでには、ぜひつくし学童にエアコンをつけてほしいということで、2週間ほどで 430 筆ほど集められて町長に提出されています。先月 26 日に帯広市で 38.8 度、史上初めて道内で5月に猛暑日を記録、観測したことで話題になりましたが、こういう気温上昇や気候の変化の中で、突然の高温の日がいつ訪れてもおかしくないもとで、保護者の皆さんからの危機感を持った要求となって出されたと思います。26 日の翌日の 27 日月曜日も、午後零時半で帯広市 35.4 度となり猛暑日と記録されました。この日は、学童保育所も通常どおり開所していましたが、私が訪問し、持参した温度計では、午後3時半、つくし学童の大ホールは 36 度、学習室兼おやつ室は 35 度となっていました。保護者の皆さんからは、実態や署名に対する思いをお聞きしますと、暑い日に子供たちを迎えに行くと、学童保育の室内がすごく暑く、子供たちが真っ赤なゆでダコのような顔をして汗だくになっている。こんなところで過ごしているのか心配だという声や、水分をとるようにと言っても、低学年の子供たちには限界がある。遊びに夢中になって、それで十分な水分がとれないこともある。また、夏休みにお弁当を食べるのも、くっつき合って汗を流して食べていてかわいそうだと。子供たちは、涼しい場所がないと言っていて、どこに行っても逃げ場がない。床が冷たいからと転がってしのいでいる子もいる。職員も、子供たちも熱中症にならないか心配などと話されていました。また、ある保護者の方は、気温が 30 度を超える日は、学童に預けないようにしていると言われていました。現在は、大ホールに3か所、おやつ室兼学習室に1か所など、各場所に扇風機を置いてしのいでいますが、暖房器具や棚の上に置いていることや配線コードが床に垂れているなどで、危険を感じていると職員の方も言われていました。低学年のお子さんが、先日、扇風機のカバーに自分の舌を入れていたらしくて、ひやりとしたという話もありました。保護者の皆さんは、エアコン設置は予算上大変なら、せめて送風機でもという声もありましたように、とにかく何とかしてほしいと、何かあってからでは遅いと逼迫した思いがあります。昨年、全ての保育所にエアコンがついて、多くの保護者が胸をなでおろしています。ぜひつくし学童の暑い日の実態を知っていただき、保護者の声を踏まえて設置を検討していただきたいと思います。また、つくし学童だけではなく、ほかの学童や子供たちに関わる施設で未設置のところがあれば、あわせて検討していただきたいと思いますが、町の考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

今の保護者の心配する気持ちというのは十分分かります。実は、気温、確かに 38.8度、翌日も 34.幾らになりました。過去のことを意外と人間って忘れがちになるのですね、過去をずっと調べてみますと、ここは増築は平成 22 年ですけれども、その年は、まさしく真夏日になった日が26 日もあったのですね。そして、平成 24 年は 22 日もあったわけなのです。そう考えますと、過去も何とかしのいできたという、そういう歴史があって今日に至っているということは、まず理解をしていただきたいなというふうに思うわけでありまして、だからといって我慢すれということは言うつもりは毛頭ありません。この間も 433 筆の署名を添えて、わざわざ本当、来ていただきました。じかにお話も聞かせていただきましたので、やはり現場に行ってみないと、とにかく分からない、実態が分からないので、本当に暑い日に一度伺って、どれほどまでの状況なのか、そして子供たちがどういう様子でそこにいるのかということも十分に把握させていただいた上で、それが即増築というふうには私はならない。それは先ほどからも言っているように増築ということではなくて、他のしのげる方法を、もう少し空間を違う場所に間借りするとか、あるいは送風機というのですか、そういう涼しさを体感できるようなことが工夫できないのかということも、その段階で考えなければならないなというふうに思っております。それと、ご指摘のありました危険な状態、これはやはり私はあってはならないわけでありまして、これは支援員に対してしっかりと指導をしてまいりたいというふうに思っております。

再質問 9番 酒井はやみ

大きな2の②に移りますが、4年前、新制度の導入によって、従来は3年生までの受入れだったのが、6年生までに拡大されました。やまびこ学童では、その後、トイレや手洗い場の改修が行われていますが、他の学童でも、例えばトイレが低学年用のものしかない、低い机しかないなどの問題や、備品、遊び道具、書籍なども低学年向けのものしかないという問題が、例えばですけれども出されていませんか、お伺いします。

答弁 保育係長 菅原隆行

まず、施設の関係でございますが、低学年向けの施設になっているのではないかということでございます。低学年向けの施設の形になっておりますのがつくし学童、古いほうのつくし学童ですね、こちらのトイレが低学年向けの小さなものが設置されております。そのほかの学童保育所につきましては、通常サイズのものということで、つくし学童のみ小さいトイレが設置されている現状ございますが、つくし第2学童を増設した際に、こちらには通常サイズのトイレを設置しております。ですので、今現状、使用に支障を来しているという状況にはなっていないという認識でございます。あとそのほか、図書などの備品につきましても、随時、充足させていっているといった現状でございます。

再質問 9番 酒井はやみ

施設整備の点では、学年に対応したということとあわせて使用に伴う破損や老朽化などについても、子供たちの安全を守る観点から機敏に対応するようお願いしたいと思います。聞いた中では、これもつくし学童からのなのですが、大ホールの木の床板のワックスが傷み、木がささくれ立って、昨年3年生の児童の手の指の爪の半分ぐらいまでとげが刺さって、病院にかかるという事故がありました。病院に行かないまでも、とげが刺さる事故は何件も起こっているそうです。大きな事故につながる前に、床板のワックスがけについても検討していただきたいと思いますが、既に計画されているかもしれませんので、計画があればお伺いします。

答弁 保育係長 菅原隆行

つくし学童の床板の件につきましては、こちらでも把握してございまして、早急に補修ですとかワックスがけを行う予定で考えてございます。

再質問 9番 酒井はやみ

よろしくお願いします。また、子供たちの生活環境の改善から、バドミントンのラケットがぼろぼろだとか、一輪車いつ交換できるのか、絵本や児童書などの書籍も毎月新しいものが欲しいが、増やす計画もなく、子供たちも読み飽きたものばかりだという声もお聞きしました。ぜひ現場に来て実態を見てほしいなどの声もお聞きします。予算の関係もありますので、何から優先すべきか検討する必要はあると思いますので、ぜひ現場に赴いて実態をつかみながら、環境改善に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

今、言ったお話は、実際に学童の支援員さんからも聞いている状況もあります。やはり人数も多いという中でいきますと、使う頻度が激しいことから、傷みも著しく激しくなっているというところがあります。学童の保育所はつくしばかりではございませんので、全体の学童の中で、必要な備品、壊れたものについては補充するとかといった形は随時進めてまいりますし、私も現場のほうに出向きながら、実態把握して内容の充実に努めてまいりたいと考えております。

再質問 9番 酒井はやみ

それでは、大きな三つ目の学童保育所の支援員の体制について伺います。町では、この間、学童保育所の支援員の数を増やしてきているとお聞きしていまして、支援員の皆さんからも助かっているという声が聞かれました。一方で、必要な数の臨時職員の支援員が確保できず、毎日、代替職員に入ってもらわないと運営できないという声もお聞きしました。先ほど配置数を詳細に答弁していただいたのですけれども、先ほどの支援員の人数は、全て臨時職員でしょうか。代替職員と合わせた数でしたら、臨時職員と代替職員の内訳をそれぞれ教えていただけますか。

答弁 保育係長 菅原隆行

支援員の内訳についてでございますが、まず、はぐるま学童保育所につきましては、主任支援員、支援員が3名、そして補助の支援員が1名の体制でございます。次、あすなろ学童につきましては、5名とも支援員となってございます。やまびこ学童につきましては、4名とも支援員でございます。つくし学童につきましては、6名の支援員と3名の補助支援員により運営を行っております。ちゅうるい学童につきましては、2名の支援員で行っております。以上でございます。

再質問 9番 酒井はやみ

先ほど、補助支援員と言われました。これは臨時職員なのですか、代替職員なのでしょうか。

答弁 保育係長 菅原隆行

今、お話しさせていただいた人数につきましては、全員臨時職員でございまして、その中の補助支援員につきましては、資格のない方も含めた形で運営しております。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

再度人数について申し上げますと、はぐるま学童につきましては、全員臨時職員という身分でございますが、支援員が3人と代替が1、あすなろ学童につきましては、全員が支援員という形で5人、やまびこ学童につきましては、全員が4人支援員という。つくし学童につきましては、支援員6に対して代替が3人と、ちゅうるいにつきましては、全員2人が支援員ということでございます。

再質問 9番 酒井はやみ

先ほどの答弁では、基準を満たしているということではありましたが、それは代替の職員の数を含めてということでして、本来は、臨時職員をきちっと確保して、緊急に交代が必要な場合に代替職員にお願いするというのが本来のあり方ではないかと思うのですが、つくし学童保育所では、9人確保するのに臨時職員が6人で代替が3人で、代替が常に3人入らないと回らないという実態になっているということでしょうか。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

つくし学童の現状で申し上げますと、もともと8人の支援員の方と、あと複数の代替の中で実際、シフトを組んでいたという状況がございます。ただ、この4月、支援員のうちの2人が家庭の事情といいますか所得の事情から、フルに勤めることができないので、代替のほうにシフトしてくださいといった事情の中で、今、6人と3人ということでやってございます。いずれにしましても、代替の中には認定資格を持っている方もいらっしゃいますので、そういった方が支援員のほうにやっていただくような形も、私のほうからお願いしている状況でございます。

再質問 9番 酒井はやみ

代替職員を含めて、何とか職員を確保して運営しているという実態だということが分かりました。臨時職員を基準どおり確保するために、職員の募集はしているのでしょうか。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

現実的には、学童ごとに支援員は配置させていただいておりまして、代替は、今3人ということですけれども、実際、全町的な学童の代替もいらっしゃいます。そういった中で、シフトも組んでいただくような形をやっているところであります。いずれにいたしましても支援員の確保につきましては、答弁にございましたとおり、退職された校長会の方や、あと一番大きいのは、やっぱり支援員を通じて、こういった方がいますよといったお声がけをいただきながら、確保しているのが現状であります。私どもは、いずれもいつでも来ていただきたいという体制をとっておりますので、これからも引き続き、支援員の確保には意を用いてまいりたいと考えております。

再質問 9番 酒井はやみ

いつでも来ていただきたいということで常に募集をしているという状況と理解いたしました。なかなか募集をしても十分確保をすることができていないのが現状かと思います。やはりそれには先ほどの代替職員が扶養の範囲内でという希望をされているように、臨時職員になったとしても、なかなか独立して生活するだけの給料が保障されていない現状もあるかと思います。職員の処遇を改善しないと、なかなか職員の確保もできないと思うのですが、国のキャリアアップ処遇改善事業も、18 時半以降開所している学童しか適用されないなど使いづらい制度であることなどもあり、国に助成制度の充実を求めていく必要もあると思います。しかし、町としても学童保育の質の改善のために、専門的な知識と技術を身につけた専任の指導員が基準どおり配置されるよう、それに見合った処遇に改善していくことは、子供を守ることそのものだと思いますので、ほかの臨時職員と横並びではなく、放課後児童支援員の専門職としての位置付けを高めて、処遇を改善するよう検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

臨時職員は多種多様に及んでいるわけでありまして、その中でも特に専門性を有する臨時職員の方もいらっしゃるわけでありまして、これは例えば学校に入っている特別支援教育支援員などもそうです。これはもう教員資格を持った方が入られている。あるいは、保育士なんかもそうでありますから、こういった方々全てが賃金が上がるのであればいいのですが、やはりバランスというものがありますので、ここだけを上げるというのはなかなか難しいわけで、幾ら国からお金が来ても、ここだけ上げると非常に庁内全体の臨時職員のバランスが崩れるので、そこは全体を見極めながら改善を図らなければならないということでありますし、そこを単価が上がると、今度、月額で工夫をしているところも上げなければならんという、非常に連鎖は出てくるものでありますので、なかなか大胆な見直しということはできないわけであります。ただ、そういう中においても、やはり人材を確保する点では、ある程度の賃金というのは必要でありますので、これはもう帯広圏1市3町のとり合いということもありますので、そこら辺は他の市、町の状況も踏まえながらどういう賃金設定がいいのかということは考えなければならないというふうに思っております。

再質問 9番 酒井はやみ

ぜひ課題として検討を続けてほしいと思いますが、一つだけ具体的に今すぐ改善できるものではないかということについて一つ伺いたいのですが、支援員は 8.5 時間勤務する終日開所する日が、土曜日や夏・冬休みなどの長期休暇であります。8.5 時間、休憩含めてということなのですが、実際には、昼休み1時間休憩を交代でとるような余裕はなく、食事も子供たちと一緒に食べて、休憩なしで 8.5 時間拘束されているという状況があるとお聞きしています。超過勤務手当などを十分保障するなど、実態に合った改善をお願いしたいと思いますが、いかがですか。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

臨時職員の賃金というのは、基本的に勤務時間に応じて単価が決まっております。1日につきましては7時間 30 分ということでございますが、当然7時間 30 分については賃金に含まれると。これを超える部分については、超勤の対象と、これはもう労働基準法に基づいて適切に対応するべきと考えておりますので、その辺は、また内部のほうで調整させていただきたいと考えております。

再質問 9番 酒井はやみ

よろしくお願いします。最後にですが、子育て応援の幕別町であるためにも、また昨日議論がありましたように、誇るべき子供の権利条例を持った幕別町としても、子供たち自身が大切にされているという実感が持てるような環境づくりを進めることは、大きな課題だと思います。この間の町の政策で、子供の医療費の無料化拡大や中学校の修学旅行費半額助成、保育所の主食の提供や保育所エアコン設置などは、子育て世代の間でも話題となり、この町なら大丈夫と期待感を持って移住してこられる方も増えています。今日、子供たちの育ちや子育てが難しくなっている現状があることや、貧困の問題など困難を抱える家庭が増えている中で、子供たちに安全で安心して過ごせる放課後の生活を保障すること、またそのことを通して、働きながらの子育てを支えていくという学童保育の役割は、ますます重要になっていると思います。国の運営指針では、運営主体は、「放課後児童クラブの実態に応じて創意工夫を図り、放課後児童クラブの質の向上と機能の充実に努めなければならない」とあります。ぜひ、子育て支援の一つの柱として、学童保育所の現状、保護者の願いを把握していただいて、改善に取り組んでいただくようお願いして質問を終わります。以上です。

出典:幕別町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日 議事録 PDF(103ページ) 間違いを知らせる