みんなの議会

幕別町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日

選挙管理委員会の取組について

2018年12月12日、幕別町議会の一般質問で、岡本眞利子議員が「選挙管理委員会の取組について」質問し、選挙管理委員会委員長 難波勝美、町長 飯田晴義、選挙管理委員会事務局長 山岸伸雄、選挙管理委員会書記長 新居友敬、保健課長 白坂博司が答弁しました。

質問者
岡本眞利子 議員
答弁者
選挙管理委員会委員長 難波勝美、町長 飯田晴義、選挙管理委員会事務局長 山岸伸雄、選挙管理委員会書記長 新居友敬、保健課長 白坂博司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 岡本眞利子

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。1、選挙管理委員会の取組について。2016 年に 18 歳選挙権が導入され、同年7月に行われた参院選は、10 代の若者が国政選挙で初めて投票するとあって大きな注目を集めました。「若者の政治離れ」などと言われ、どれほどの 18 歳、19歳が選挙に関心を持ち投票に行くのか、専門家や教育関係者から不安の声が聞かれる中、投票率は 18歳が 51.17%、19 歳が 39.66%と、20 歳代の投票率と比較すると高い水準になりました。本町としても、今年度、議会と選挙管理委員会が高校2年生、3年生を対象とした講座を開催し、若年層への主権者教育の取組を始めたところであります。若者の投票率が低いのは、政治離れ、無関心が理由であると考えておりました。しかし、それだけではなく、投票したいのにできない方がたくさんいるということにも気づかされました。高齢者や認知症の方が増え、身体や精神、知的障害など障害を有する方も今後は増加傾向にあります。そのような現状の中で、高齢者や障害者、全ての有権者が投票しやすい環境をつくることが重要であると考えます。そこで、以下の点について伺います。(1)投票率の現状と課題は。(2)投票率向上に向けた取組は。(3)郵便等による不在者投票や代理記載制度について。①申請から証明書交付までの日数は。②郵便等による不在者投票のできる対象者数と郵便等投票証明書を交付した件数は。③障害者が投票しやすいような支援策は。(4)投票所における代理投票の利用状況は。2、小児がん(網膜芽細胞腫)の早期発見について。我が国では、小児の病気による死亡原因の第1位はがんとなっています。小児がんの患者と家族は発育や教育対応など、成人のがん患者とは異なる課題を抱えております。小児がんの中に、網膜芽細胞腫という眼のがんがあります。発症は出生児1万 5,000 人から1万6,000 人に1人と少ないのですが、このがんは 95%が5歳までに診断されております。網膜芽細胞腫は「白色瞳孔」や「斜視」の症状があらわれることがあり、素人でも病状に気づきやすいため、その多くは家族が異常に気づき診断に至っています。早期発見が可能とされる小児がんであることから、以下について伺います。(1)網膜芽細胞腫の早期発見に対する町の取組は。(2)乳幼児健診の問診票の「眼」の項目に「白色瞳孔」を追加する考えは。以上であります。

答弁 選挙管理委員会委員長 難波勝美

岡本議員のご質問にお答えいたします。ご質問は、選挙管理委員会と町にわたるものでありますので、私からは、ご質問の1点目につきまして答弁させていただきます。「選挙管理委員会の取組について」であります。選挙は、日本国憲法によって保障された国民の参政権を具体的に行使する基本の場であり、国政や町政の代表者を選ぶ選挙が公正かつ適正に行われることによって、初めて民主的な政治が期待できるものであります。また、平成 27 年6月の公職選挙法の改正により、選挙権年齢が 18 歳以上へと引き下げられ、28 年の参議院議員選挙から実施されているところであります。幕別町選挙管理委員会では、公正、適正かつ効率的な選挙事務の管理執行を行うとともに、新たに加わった若年層を含む全ての有権者が、政治や選挙に関心を寄せるよう啓発活動に努めているところであります。ご質問の1点目、「投票率の現状と課題は」についてであります。投票率につきましては、公職選挙法の改正により選挙年齢が 18 歳以上に引き下げられた平成 28 年参議院議員選挙では、選挙区、比例代表とも 59.2%で、前回、25 年に行われた参議院議員選挙と比較しますと 1.71 ポイント上昇しております。また、昨年行われた衆議院議員選挙では、小選挙区、比例代表とも 65.78%で、前回、平成 26 年に行われた衆議院議員選挙と比較しますと 3.35 ポイントの上昇となっております。このことから、投票率全体は上昇している結果となっておりますが、新たに加わった 18 歳、19 歳の投票率は、平成 28 年の参議院議員選挙では、18 歳が 42.62%、19 歳が 32.16%、29 年の衆議院議員選挙では、18 歳が 51.92%、19 歳が 29.88%で、全体の投票率から見るとまだ低い状況であり、若年層に対する選挙制度の周知、啓発が必要と考えているところであります。ご質問の2点目、「投票率向上に向けた取組は」についてであります。投票率向上の取組としては、選挙時において、広報紙やホームページによる啓発、役場庁舎、支所、出張所での啓発看板の設置、町内事業所へのポスター掲示の依頼など視覚的効果の高い啓発をはじめ、広報車による広報活動や街頭啓発として大型スーパーなどでの啓発用品の配布などを行っております。また、成人式における新成人向けのパンフレットの配布や小学生に対しての「明るい選挙啓発ポスター」の作品募集などの事業を通して、啓発活動を実施しているところであります。若年層への啓発につきましては、将来の有権者である若者の政治、選挙に対する関心を高めるため、北海道選挙管理委員会と連携し、町内の高校において選挙啓発の出前講座を毎年実施しておりますが、今年度においては、町議会と連携し、町議会主催の高校生出前講座において仮想の選挙を想定した模擬投票を実施したほか、来年2月には、中札内高等養護学校において、町選挙管理委員会による選挙に関する出前講座を予定しているところであります。また、さらなる投票率の向上対策として、期日前投票におけるコミュニティバスの活用を、現在、町関係部局と協議しており、来年予定されている選挙から導入できるよう進めているところであります。今後、これらの取組を継続していくとともに、さらなる投票率向上に向けた方策について、研究してまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「郵便等による不在者投票や代理記載制度について」であります。一つ目の「申請から証明書交付までの日数は」についてであります。郵便等による不在者投票は、身体に重度の障害がある人、要介護度の高い人などを対象に、体が不自由な人にも投票の機会を保障する制度で、手続につきましては、選挙人からの郵便等投票申請書を受理した後、書類の確認を行い、速やかに証明書を郵送交付することから、書類に不備等がなければ郵便等投票申請書を受理した日から1日から2日程度で交付しております。また、代理記載制度は、郵便等による不在者投票をすることができる人で、一定の障害により自書ができないことから、代理人によって投票に関する記載をしてもらうことができる制度で、代理記載をさせることができる選挙人に該当する旨の申請書とあわせて、郵便等投票申請書を受理した後、証明書交付までの日数は、郵便等による不在者投票と同じく、申請書を受理した日から1日から2日程度で交付しております。二つ目の「郵便等による不在者投票のできる対象者数と郵便投票証明書を交付した件数は」についてであります。郵便等による不在者投票の対象者となり得る方につきましては、全体で 505 人と把握しておりますが、その対象となる方全員が郵便等の不在者投票をするかどうかは、その障害の程度等によって、一概に不在者投票の対象者となるものではないと考えております。また、郵便投票証明書の有効期限は、要介護認定による者は、その有効期間の末日までの期間、それ以外の者にあっては、証明書の発行から7年間となっており、本町における交付件数は、直近の平成 29 年衆議院議員選挙の時点で申し上げますと、既に交付済みで有効期限内の方が6人、新たに申請された方が7人の計 13 人となっております。三つ目の「障害者が投票しやすいような支援策は」についてであります。障害のある方への支援策につきましては、投票所において段差のある出入り口などに簡易スロープの設置や車椅子の配置、点字による投票に必要な点字器を配備するなど、投票される方の利便性の向上を図っております。今後とも、障害のある方への周知、啓発を図っていくとともに、障害のある方が安心して投票できる環境整備に努めてまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「投票所における代理投票の利用状況は」についてであります。代理投票は、身体の故障など自分で投票用紙に記入できない場合に、投票管理者に申し出し、投票管理者の選任する者の代筆により投票するもので、平成 28 年の参議院議員選挙では、期日前投票で16 人、投票当日で8人、病院などの指定施設や郵便等による不在者投票で 29 人の計 53 人となっております。また、平成 29 年衆議院議員選挙では、期日前投票で 18 人、投票当日で9人、病院などの指定施設や郵便等による不在者投票で 23 人の計 50 人となっております。以上で、岡本議員の質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 町長 飯田晴義

岡本議員のご質問にお答えいたします。「小児がん(網膜芽細胞腫)の早期発見について」であります。網膜芽細胞腫とは、網膜に発生する悪性腫瘍であり、腫瘍が小さいうちは症状が認められず、腫瘍がある程度大きくなってから発症することが多いとされており、国立研究開発法人国立成育医療研究センターが運営する小児慢性特定疾病情報センターでは、初発症状の頻度としては、白色瞳孔が 60%と最も高く、斜視が 13%で続き、この二つで全体の7割強と公表しております。ご質問の1点目、「網膜芽細胞腫の早期発見に対する町の取組は」についてであります。本町では、3か月児、7か月児、1歳6か月児及び3歳児を対象に乳幼児健診を実施しており、各健診時において医師による眼の診察を行っているところであります。眼の診察方法については、追視の確認や斜視などの異常の確認にあわせて、白色瞳孔の有無についても診察しており、要精密検査の必要があると判断した場合には、確実に受診していただけるよう、その場で保護者、医師及び保健師の三者により精密検査の受診医療機関を決定するなど、早期発見、早期治療につなげております。また、健診以外の取組といたしましては、母子健康手帳及び副読本において、乳幼児の瞳が白く見えたり、光って見える、また、瞳の位置が気になる場合には、眼の病気が心配されることから、すぐに眼科医の診察を受けるよう記載し、啓発に努めているところであります。なお、今後のさらなる取組といたしましては、新生児訪問時に配布するリーフレットにも母子健康手帳等と同様の啓発文を記載し、保健師が保護者に対して直接、保健指導をすることにより、早期発見、早期受診につなげてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「乳幼児健診の問診票の「眼」の項目に「白色瞳孔」を追加する考えは」についてであります。前段で申し上げましたとおり、本町では乳幼児健診時の眼の診察において、白色瞳孔の有無についても確認を行っているところでありますが、問診票の項目には白色瞳孔に関する記載がないことから、昨今の他市町村の動向等を踏まえ、既に来年度から問診票の項目に白色瞳孔を記載することとしたところであります。以上で、岡本議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

質問 9番 岡本眞利子

本日は、選挙管理委員長のご答弁ありがとうございます。では、改めて再質問をさせていただきます。2019 年は、春の統一地方選挙、夏の参議院選挙と、12 年に1度というダブル選挙が行われる年でもございます。そこで本町の投票率を見てみますと、29 年 10 月の衆院選、投票率が 65.7%、28 年の参院選で 59.2%、27 年の道議選で 65.6%、町長選で 68.7%、そして 26 年 12 月の衆院選で 62%と、このように数字を見てみますと、平均して 60%台だというふうに見られます。この答弁では、何ポイントかも上がったというふうに答弁いただきましたが、もともとの数字がさほど高いわけではないので、若干は投票率が上がっているのかなというふうに感じるところではございますが、この 60%に対しまして今までと同じような啓発をしていてもどうなのかなという疑念を抱くところでございます。その点について、若年層に対しては一生懸命されているところでございますが、全体を通しては、選挙管理委員会といたしましてどのような認識に立っているのかをお伺いしたいと思います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 山岸伸雄(選挙管理委員会事務局長は2018年12月まで)

投票率が低いということで、啓発に関するご質問でございますが、認識と言われますことですが、60%台が大体このいろんな選挙においてうちの平均になっておりますけれども、過去には、例えば町長選挙で言いますと、58 年が 93.84%だとか、それと、あと平成 11 年では約 83%、また、衆議院においても平成5年が 80%、参議院においても 77.7%ということで、それから比べると確かに低くなってきているのかなというふうにも思いますけれども、これはうちに限ったことでなく、全国的にもこのような投票率が低下傾向にあると。私ども選挙管理委員会といたしましても、何とか政治に目を向けていただきたいということにおいて、さまざまな機会を通じて啓発活動をしておりますけれども、今後におきましても、どのような啓発がいいのか、今までに加えてというもので言いますと、もっと人の集まるところでの啓発活動なんかの強化というのも考えていかなければならないというふうには思っております。

質問 9番 岡本眞利子

今、選挙管理委員会でお答えをいただきましたが、もちろん啓発ばかりで選挙の投票率が上がるとは私も思ってはおりません。もちろん議員側も政治にもう少し関心を持っていただく、また、議員の資質などという点からもいろいろな問題があるのではないかということも、私も感じております。ですから、一概にどこが悪いというようなわけではないのですが、少しでもやはり投票率が、以前、町長選で 93%ですか、すごい投票率があったということでございますが、どこの町も、全国的にももちろん投票率が下がっているわけでありますが、それを、どこの町も下がっている、全国的に下がっているからうちの町も下がっても当たり前なのだという考えでは、やはり投票率は上がっていかないのではないかなと思います。その中で、やはり全国的でも下がっている中、うちの町はこのように若干でも上がってきているのだというような努力もするべきではないかなと思いますが、その点はいかがでしょうか。

答弁 選挙管理委員会事務局長 山岸伸雄(選挙管理委員会事務局長は2018年12月まで)

もちろん、今、議員のほうからご指摘がありましたように、この 60%がいいなんていうことにはならないかというふうに思います。なるべく多くの方に選挙に足を運んでいただくという手法は考えていかなければならないというふうに考えております。そういう面で、先ほど委員長のほうからご答弁させていただきましたけれども、次の選挙からなのですけれども、今、町部局と協議しておりますが、期日前投票について、最近、全体の投票の中の3割ぐらいが期日前投票で投票しているということを鑑みまして、足の確保ということで、コミュニティバスの運行も、今現在、検討しているということでございます。それら投票行動そのものに対する支援とあわせて、やはり啓発と、あと委員長のほうからもご答弁ありましたけれども、選挙に関心を持っていただくような出前講座だとか、そういうこともあわせてやっていかなければ、なかなか投票率というのは上がっていかないのかなというふうに考えております。

質問 9番 岡本眞利子

私も、ちょっと質問のほうが前後してしまうのですけれども、その投票率の足ということにも目を向けていただくということもあるのですが、やはり山間部とか、そして農村地帯になりますと、なかなか期日前というのも、もちろん1週間ありますが、そのために農村地から出てくるという、用事があって出てくる場合はいいのですけれども、なかなかそのためにというのは難しいかと思います。うちの町は期日前投票が3か所できますので、ほかの町とはさらに優遇がされていると思います。帯広なんかは、市役所まで行かなければ期日前投票ができなかったのを、前回の投票からは、あるショッピングセンターや、また、大学にまで期日前投票ができるようにということも改善をされているということでありますが、本州の山間部で、投票器材を乗せたワゴン車の中で投票ができる移動期日前投票車を運行して、高齢者が少しでも投票しやすいようにされているということも耳にしました。これによりまして投票率も若干上がってくるということで、そのような手法を用いているところもあるということでございます。うちの町もコミュニティバスを使いながら、次回の選挙は考えているということでございますので、器材を積んでまで行くのはなかなか大変かなということもありますので、そこまでとは言いませんが、それくらいの意気込みを持ってやっているところもあるということでございますので、うちの町も何とか努力をしていただきたいと思います。また、この投票率が上がらないというところの点で、住民票がこれは関係しているのではないかなと私は考えるところでございます。もちろん、大学とか専門学校に進みましてひとり暮らしを始めますと、住民票を移していないという方が多いようでございます。学生がいらっしゃるということでございます。選挙だけに帰省するというのは、なかなか考えづらいのではないかなと思います。町としては、これどのように対処をしているのかをお伺いしたいと思います。

答弁 選挙管理委員会書記長 新居友敬(選挙管理委員会書記長は2018年12月まで)

大学とか就職によって遠隔地に行かれる、そのときに住民票を動かしていないという方がいらっしゃるというところでありますけれども、この辺の啓発につきましては、まず3月の広報紙におきまして、なるべくそういった転出届の届け出をしていただきたいということで、3月の広報等にはそういった啓発をさせていただいております。あと、選挙時において、そういった問い合わせがありまして、選挙どうしたらいいのだというところであります。そのことにつきましては、言ってみれば、不在者投票ができる旨を説明させていただきまして、不在者投票の申請を上げていただくということで、保護者なり本人からそういったご相談があれば、そういった対応をとらせていただいているという状況でございます。

質問 9番 岡本眞利子

ご相談があれば対応をしているということでありますが、広報紙にも載せてあるということでありますが、なかなか広報紙も視聴率が低いということもありまして、見ていないということも多いかと思います。また、これ町村によっていろいろ条件が何か変わっているようで、ほかの町ではできたのにどうしてうちの町ではできないのですかというお問い合わせも、私も何件か受けたことがあるのですけれども、町村によってそういうことを配慮しているところもあるというふうに私は聞いているのですけれども、うちの町ももう少し柔軟な対応ができないものかお伺いしたいと思います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 山岸伸雄(選挙管理委員会事務局長は2018年12月まで)

住民票を移さないで遠隔地に行くということにつきましては、今、書記長のほうからお話ししたとおり、広報における啓発ということをしておるとともに、選挙時においてご相談があった際には、不在者投票を呼びかけるということで啓発しているものであります。柔軟にという部分でございますけれども、その意味が私の中ではちょっとまだ理解できないのですけれども、選挙という制度を考えた際に、町が柔軟にやれる部分とやれない部分、ほとんどが選挙というのは法できちっと定まっておりまして、その手法に基づいてやらなければならない、また、それが公平・公正な選挙ということになるかというふうに考えております。そういう面から、私ども選挙管理委員会でできる範囲においては今も実施しているつもりですし、また、今後もコミュニティバスの運行等を通じて、なるべく選挙に来ていただくような手法というのは、今後とも研究していかなければならないというふうに考えております。

質問 9番 岡本眞利子

ある町では、これ生活実態があるところということで何か柔軟に対応されているというところもお聞きしたのですけれども、本当に選挙というのは公平にということでございますので、なかなかうちの町だけがいいですよというわけにはいかないと思うのですが、そういうところも取り組んでいただきたいというか、各町ごとばらばらではなくて、管内だけでもきちっとあわせていただきたいということもあり、また、我が町の選挙管理委員会の中でも、お電話をかけて聞いたときに人それぞれの対応が違っているということでありますので、やはり委員会の中でも共通認識に至っていただいて、質問の答えがきちっと同じようになるように、それは委員会のほうで共通認識に至っていただきたいなと思いますが、その点はいかがでしょうか。

答弁 選挙管理委員会事務局長 山岸伸雄(選挙管理委員会事務局長は2018年12月まで)

今、議員おっしゃっている部分につきましては、多分、不在者投票に対することでなかろうかなというふうに思います。先般の衆議院議員選挙のときに、ある町で、その不在者投票に関する取扱が誤っていたということで、道選管からの文書が全選挙管理委員会に対して通達がございました。私どもの町は、過去から不在者投票については、先ほど申し上げましたように、ご案内するような形でやっている部分でありまして、かつ、選挙に基づくさまざまな法に基づいて執行している部分でございます。また、ご指摘にありました、対応がそれぞれ選挙管理委員会の中で違うのではないかという部分については、選挙管理委員会の実施本部というのを立ち上げましてさまざまな選挙を実施しておりますけれども、その中における選挙事務に当たる者については、常に私どものほうから情報の共有というのを心がけて適切な選挙に努めるよう周知しているところでございますので、対応が違うといったところはないのではないかというふうに考えております。

質問 9番 岡本眞利子

言う人も、そしてまた聞く人もそれぞれやはりとり方も違っていたのかなということも考えられますので、一概に全部が違っていたというふうにはならないのかなと思いますが、受けとめ方によっても違ったのかなということもありますので、その点のほうは私も理解するところでございます。では、2番目の質問でありますが、投票率の向上に向けた取組ということで、平成 28 年7月の参議院選挙から新しく 18 歳選挙権が導入され、高校生の主権者教育や模擬投票の実施により効果はあったものと言われております。本町としても、先ほども述べましたように、2校に出向いたり来ていただいたりしまして啓発を行っており、次の選挙は本当に期待するところでもあります。これですが、本当に大切なのは、この1票の重さということを若年層にどのように伝えるか。どうせ選挙に行ってもだめだ、半ば諦めた気持ち、この気持ちを払拭するためには、町としてどのように尽くしていくのかお伺いしたいと思います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 山岸伸雄(選挙管理委員会事務局長は2018年12月まで)

若年者に対する投票率の向上ということでございますけれども、委員長からのご答弁もありますけれども、まず先ほど来言っているとおり、何とかここはやっぱり政治に目を向けていただく、選挙管理委員会としても当然そういう努力はしていく、さまざまな出前講座だとか模擬投票だとかを実施しているところでございますけれども、それだけでは若年者に政治を身近に感じていただくというのはなかなか難しい部分もこれ事実だというふうに考えております。そういう面から、教育の分野でいきますと、主権者教育だとか、そういうものも含めて政治というものをよく勉強するというか、考える機会をなるべくつくっていく、それはメディアもそうですし、教育、行政そのものもそうですけれども、そういう政治に関心を持っていただくようなさまざまな手法でやっていかなければ、これはなかなか投票率というのは、若年者だけでなく、統計を見ますと 30歳代も低い状況なのですね、現状の中では。そっちのほうが大きいのかなと私どもは思っているのですけれども、そういうのも含めて、総体として政治というのに興味なり関心を持っていただくようなことは考えていかなければならない、これは選挙管理委員会だけでなく、全体としてという意味でご答弁させていただきたいと思います。

質問 9番 岡本眞利子

今のご答弁をいただいたとおり、私も同感でありまして、本当に町全体でこれは考えていかなければいけない問題ではないかなと思います。若い人たちばかりが投票していないとは言い切れない。また、18 歳、19 歳がこのように投票に関心を持っていただけるような努力をということでしていくわけでありますが、また、高齢化が進んでいる中で、高齢者の足となる、そのようにコミュニティバスなどもまた利用していくというような前向きな考えを今後とも進めていただきたいと思います。投票率を上げるのには、全体的なことを考えますと、まだ一ひねりも二ひねりも取組を考えていかないと、なかなかこの低投票率の原因が判明しないのではないかと思いますので、あらゆる角度から分析をいたしまして、その結果をもとに、費用対効果も踏まえ、取組を考えていただきたいと思います。それでは、3番目の質問になりますが、郵便による不在者投票や代理記載制度についてということで質問でございますが、郵便等による不在者投票や、身体障害者手帳か戦傷病者手帳をお持ちの選挙人が、特定の障害のある方、要介護区分の要介護5の方に認められるわけでありますが、これ、周知方法にも、住民の方はわかりづらいのではないかな思います。この住民に伝えるという観点から以前の広報紙を見てみますと、非常に何かわかりづらいのです。ですから、高齢者、また、障害者がこれ見るかと、不在者投票と、ここ、これは普通の不在者投票ですけれども、出ておりますが、なかなかこの周知方法では、これはもっとその前の町長選のあったときのですけれども、見づらいのではないかなと私は感じるところでございます。また、高齢者やなんかは、回覧板やなんかでももう少し公区で回していただいたりということも、対象者、手続はこのようにするというようなことも、回覧板等で回すというような手法を使うことができないのかお伺いいたします。

答弁 選挙管理委員会書記長 新居友敬(選挙管理委員会書記長は2018年12月まで)

今現在、不在者投票のこの事務手続につきましては、当然、選挙前の広報などにも周知をしているところでありますけれども、町のホームページにおきまして、非常に細かくその申請から交付までという流れを記載しているところでございます。また、不在者投票の内容については、入場券などにもそういった記載をさせていただいて、やはりそれを見ていただいて問い合わせをいただくというところが、まず最初なのかなというふうにも思っていますので、まずホームページをごらんいただいて、実際に流れがわかりやすく書いてありますので、まずはそういったところから周知をさせていただいているところでございます。今後におきましては、そういった今ご提案ありました内容もちょっと考えていきたいなというふうにも思います。

質問 9番 岡本眞利子

ぜひとも、住民、対象者は限られますが、わかりやすいようにしていただきたいと思います。そして、これ郵便ではないのですが、不在者投票についてちょっとお伺いしたいのですが、よく施設に入所している選挙人に対しましても不在者投票ということができますが、本人の希望があれば不在者投票ができるわけですが、これにかかわる人たちへ選挙に対しまして研修会や説明会等が行われているのかなということをちょっとお聞きしたいと思います。と申しますのも、選挙を行うときですけれども、そこにかかわっている補助者といいましょうか、その方たちが毎回毎回同じというわけもいかないので、その説明会なども行って、きちっと認識を共通しているのかをお伺いしたいと思います。

答弁 選挙管理委員会書記長 新居友敬(選挙管理委員会書記長は2018年12月まで)

研修会ということでは開催はしておりませんけれども、そういった内容についての手引等をお渡ししているという状況でございます。

質問 9番 岡本眞利子

文書をお渡ししているということですね。手引、文書をお渡ししているということだと思うのですが、やはり介護施設などになりますと、大変そういうことも仕事柄多忙ということもありますので、一つ一つこう目を通しているか、していないかということも確認ができないのではないかと思います。やはりその施設の代表者に来ていただいて、選挙に関係ある方の代表に来ていただいて、説明会などもきちっとやるべきではないかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 選挙管理委員会事務局長 山岸伸雄(選挙管理委員会事務局長は2018年12月まで)

指定施設における代理投票ということだというふうに思いますが、ちょっと今、手元に、そういう選挙において、町の選挙であれば、町の選管においてそういう説明会というのは可能なのかなというふうには考えているのですけれども、ただ、国政選挙、北海道の選挙となりますと、道の選挙管理委員会との関連もございますことから、それらの機関における取組というのも考慮した中で、私どもの選挙管理委員会でやれる範疇の中ではやっていくことも検討していかなければならないのかなというふうに思っております。

質問 9番 岡本眞利子

ぜひ、やはり施設のほうもそのように介護士などの入れかわりも多いということもありますので、選挙にかかわる人たちもだんだんとかわってくるということでございますので、そのようなことも考慮していただきたいと思います。では、次に、障害者が投票しやすいような支援策はということでお伺いしたいと思います。障害者が投票しやすい支援策ですが、バリアフリーというのは、投票所における階段をなくすことだけではないと思います。ソフト面でも選挙がしやすく、支援することが大切ではないかと私は感じるところでございます。しかし、全国的にもまだまだ行き届いていないのが現状であります。先日、私、網膜色素変性症を患っている方にお話を伺うことがありましたが、投票用紙が真っ白で見えづらい、候補者の名前が小さくてわかりづらい、ルーペはあるのだけれども鉛筆は薄くて見えづらい、したがって自分で6B の鉛筆を持参しているということをお聞きしました。もう本当に、ほんの小さなことかもしれませんが、やはり小さな心遣いが必要ではないかなと、それによって投票もしやすいのではないかなと私は感じるところであります。以前はルーペもなかったということなのですけれども、前回のときからルーペがあって、すごく使いやすかったというふうなことをお聞きしたのですけれども、そのようなことも小さな心遣いも必要ではないかなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 選挙管理委員会書記長 新居友敬(選挙管理委員会書記長は2018年12月まで)

障害のある方に対する対応ということで、そういった配慮ということは我々も非常に大切なことだというふうに思っております。今、選管のほうでの鉛筆の関係はB を使用しておりまして、6B までというところはどうかというのはあるのですが、そういった小さな配慮も今後は必要かなというふうに考えておりますので、そういったところもちょっと考えていきたいなというふうに思っております。

質問 9番 岡本眞利子

ありがとうございます。本当に小さなことかと思うのですけれども、もう一つつけ加えておきたいところが、障害者の方というのはさまざまな障害を抱えているわけなのですが、選挙に来たときの緊張感でパニック状態に陥るようなことも、以前ある人があったそうなのですが、選挙に来て係員とのコミュニケーションがうまくとれないということであります。ですから、そこにかかわっている係員の方も、いつもにこやかに、そして優しい物の言い方をということも、やはり障害を持っている方にとっては、言葉を一つかけるということも緊張感をほぐすということもあるかと思いますので、そのようなこともお願いをしたいと思います。では、次の質問に移りたいと思います。小児がんの網膜芽細胞腫の早期発見についてであります。小児の死亡原因の第1位は、がんとなっております。年間発症数が少ないために、多くの医療機関では小児がんに対する医療経験が乏しく、適切な医療受診の遅れなどが懸念されております。そのためにも、早期発見に向けた住民への啓発が重要であります。また、小児がんでも網膜芽細胞腫は白色瞳孔や斜視の症状が見られるので、乳幼児健診でチェックができれば早期発見につながることができるかと思います。したがって今回の質問をさせていただいたのですが、3歳児健診に備えて対象の家庭でできる視力検査を我が町では行っていると伺ったのですが、この C のあいているようなのを乳幼児に見せて、そして家である程度の健診をしているというふうに私は伺ったのですが、母親としても、あまり知識がないまま、ただ検査をしてくださいというようなことで、お母さんはどういう意味でしているのかがわからなかったということをちょっとお聞きしたのですが、そういうこともしっかりと母親に伝えるべきではないかなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

健診の際の視力、眼の検査なのですけれども、C の輪っかのそういった検査ではなくて、絵視標といいまして、絵でチョウですとか、魚ですとか、鳥ですとか、花ですとか、そういったものを一定の距離で、わかりますかというような感じでやっているものであります。それほど複雑な内容の検査ではないというふうには認識しております。

質問 9番 岡本眞利子

ちょっと私の聞き方が悪くて、ちょっと行き違ったような部分もあるかと思いますが、絵を見せて何か子供にわかるようにということで、それも伺いました。したがって、やはり一番子供と接しているのは母親であります。母親にやはりこのような病気があるということをもう少し認識してもらえるような手だてをとるべきではないかなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

もちろんこの網膜芽細胞腫というのは、早期発見によって眼球摘出までいかないですとか、視力が残るだとか、そういった形が出てくるので、早期発見については、非常に重要性は感じているところであります。ですので、先ほど町長の答弁にもありましたように、これからなのですけれども、さらなる取組としまして、新生児訪問で直接保護者の方にそういった説明をさせていただきたいというふうに考えているところです。この新生児訪問なのですけれども、生後 28 日までの新生児を対象に発育、発達の確認や育児支援を行うものでありまして、全新生児に対して実施していますことから、こちらを活用することで保護者全員に対しての早期での周知が可能になるものというふうに考えております。

質問 9番 岡本眞利子

私も、母子手帳を見せていただきました。とても、うちの町というか、母子手帳を見ましたら、眼の欄が、眼の異常、眼位異常、視力、その他と簡単なものになっておりまして、そのときの子供の状況によりましてなかなか検査ができなかったと、泣いたりしてできなかったというような場合もあったのですけれども、その後、再診をしてくださいと言っても我が町からは何も来ないままだったというような人もおりまして、やはりこういう病気は小さいうちに、5歳までに 95%はわかるということでありますので、とにかくこういうことは早期発見ということにつながりますので、もう少し母子手帳なども詳しく説明するべきではないかなと思います。また、その母子手帳の前にも、ポスターやパンフレットなどもこれからは掲示をしていただき、そして住民の目に届くように、もちろん高齢者が見てもなかなかそこまで関心がないかもしれませんが、小さなお子さんを抱えているお母さんにとっては関心があると思いますので、町としても啓発していくべきではないかなと考えるところであります。岩見沢市では、母子手帳の中に網膜芽細胞腫についての質問を記載するところも設けているということであります。また、あるところでは、母子手帳の中に網膜芽細胞腫の写真、眼が白くなっているところの写真も載せて、このようなことがあると早急に受診しましょうというようなことも母子手帳に書かれていたりということもあるそうでございますので、そのようなことも少し手がけていくべきではないかなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

母子手帳につきましては、母子保健法施行規則に基づいて様式というのはある程度決まっているので、私どもそれに基づいて作成はしているのですけれども、今言ったようなお話もお伺いしましたので、そちらのほうについても検討はしていきたいというふうには思うのですけれども、いずれにしましても、母子手帳というのは生まれる前にお渡しするもので、それを読んでというのもあるのですけれども、やはり生まれた直後に直接こちらから周知、啓発するのが一番かなというふうには思っておりますので、繰り返しになりますけれども、新生児訪問での周知、啓発、こちらのほうに力を入れていきたいというふうに考えております。

質問 9番 岡本眞利子

発生頻度の少ないこの病気でありますが、絶対にないとは言い切れないと思います。本町としても、そういった病気にお子さんがかからないことがいいことでありますが、早期発見で命を守ることができます。眼球摘出を免れることができるわけです。町としても積極的にぜひとも取り組んでいただきたいと思います。今後は意識啓発を推進していただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。

出典:幕別町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日 議事録 PDF(79ページ) 間違いを知らせる