みんなの議会

幕別町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日

今後の方針と新たな交付金の活用について

2018年12月11日、幕別町議会の一般質問で、小島智恵議員が「今後の方針と新たな交付金の活用について」質問し、教育長 菅野勇次、町長 飯田晴義、住民福祉部長 合田利信、生涯学習課長 石野郁也、教育部長 岡田直之、地域振興課長 川瀬吉治、総務課長 新居友敬、農林課長 香田裕一、防災環境課長 寺田治が答弁しました。

質問者
小島智恵 議員
答弁者
教育長 菅野勇次、町長 飯田晴義、住民福祉部長 合田利信、生涯学習課長 石野郁也、教育部長 岡田直之、地域振興課長 川瀬吉治、総務課長 新居友敬、農林課長 香田裕一、防災環境課長 寺田治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 小島智恵

通告に従いまして、質問をさせていただきます。1点目、アイヌ文化の新たな交付金活用による施設整備についてであります。政府はアイヌ民族の伝統や文化に基づいた「地域振興」「産業振興」に取り組む自治体を対象に、新たな交付金を創設する方針を固め、来年3月までに新法成立を目指し、来年度予算に関連経費を盛り込むとの報道がありました。我が町の第6期総合計画及び第5次生涯学習中期計画では、本町の歴史的資料やアイヌ文化資料を収集、保存、展示している「ふるさと館」や「蝦夷文化考古館」は、老朽化が進んでいることから施設整備の検討を行うとしております。今後の方針と新たな交付金の活用についてお伺いします。2点目、大規模停電発生を受けて今後の課題についてであります。ことし9月6日に発生した北海道胆振東部地震(M6.7)は震度7を道内ではじめて観測し、土砂崩れに巻き込まれた方など犠牲者は 41 人を数え、今もなお余震が続く中、復旧・復興が進められております。道内全域約 295 万戸では、地震により道内最大の火力発電所である苫東厚真発電所が緊急停止し、系統のほか、発電所が設備保護のため順次停止したことにより、史上初の大規模停電(ブラックアウト)が引き起こされ、住民生活や物流、経済に深刻な影響を与えました。冬期であれば凍死者が出ていたかもしれません。過去の一般質問、平成 24 年6月の質問では、泊原発全てが停止したことにより、火力発電所がフル稼働したものの、道内の火力発電所は完成後 30 年以上経過したものがほとんどであり、電力供給の懸念について指摘した経緯もあります。北電は地震の影響で停止した発電所を順次稼働しておりますが、今後しばらく電力の安定供給について不安は払拭されないままであります。今回、経験したことによる課題と今後について、以下お伺いいたします。①忠類総合支所では非常用発電機が用意できなかったとお聞きしております。業務は遂行できたのか。支障が生じた業務と今後の対応は。②今回の停電により酪農業において、生乳 32 トンの廃棄が生じております。搾乳作業などには電気は不可欠であり、JA と協力し自家発電機を導入する酪農家に一部補助するなど支援を考えてはどうでしょうか。③今回の停電時の町内の給油所の稼働状況と自家発電機の設置の有無及び国・道の補助制度を活用し、自家発電機の設置を奨励する考えは。④泊原発が稼働していたら、ブラックアウトは回避できた可能性が大きいと指摘する専門家もおります。電力の安定供給について、今後の原発再稼働も含め、解決に向けた考えはいかがでしょうか。以上でございます。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

小島議員のご質問にお答えいたします。ご質問は、町と教育委員会にわたるものでありますので、私からはご質問の1点目につきまして、答弁させていただきます。「アイヌ文化の新たな交付金活用による施設整備について」であります。自然環境や歴史的背景の中で培われてきた歴史資料や文化財は、先人の暮らしや精神文化を知る歴史的・民族的な価値があるだけではなく、郷土への誇りや愛着を育てるための重要なふるさと資源であり、町民の共有財産、知的資源であります。郷土資料を適切かつ継続的に収集、整理、保存し、公開することは、将来の文化発展の基礎となるものであり、町と教育委員会の重要な責務であると認識をしているところであります。このようなことから、白人コタンのアイヌの指導者であった故吉田菊太郎氏が、アイヌ民族の先祖が残した収蔵品を陳列し、保存するために建設した資料館を昭和 41 年に町が寄付を受け、蝦夷文化考古館として管理運営しているところであります。また、ふるさと館は、ボウリング場として建設されたものを、昭和 53 年に町が取得し、町の郷土資料を保存、展示する施設として 54 年にオープンし、一般に公開しているところであります。蝦夷文化考古館は昭和 34 年、ふるさと館は 45 年に建設されたものであり、それぞれ 59 年、48 年が経過し、両施設とも老朽化が進んでいるとともに、貴重な郷土文化資料の保存につきましても、今後雨漏り等による資料の劣化が懸念されますことから、施設整備のあり方や資料の保存、展示方法等について検討を進める必要があると認識をいたしております。教育委員会では、これまでさまざまな角度から、そのあり方等について検討を進めてまいりましたが、より具体的な検討を行うため、平成 24 年6月に町文化財審議委員会に町指定文化財の保管と活用について諮問し意見をいただいたところ、「両施設については、新設、改修等の早急な対応が必要」との答申があったところであります。この答申を踏まえ、「先人の遺産を後世に伝える」という基本理念を掲げ、その具現化のために「資料収集機能」「整理・保存機能」「公開・普及・教育連携機能」の目指すべき三つの機能を有する施設の整備方針として、「(仮称)幕別町郷土文化資料館整備等基本構想(案)」を作成し、平成 27年3月に町文化財審議委員会にお示しをし、ご意見をいただいたところであります。基本構想(案)に対する本委員会からの意見といたしましては、「各種資料の保存管理の上からも両館は合築が望ましい」「資料の適正な保存管理のため、空調の整備を望む」「ふるさと館の建て替えについては、現敷地にこだわらなくてもよいのではないか」などのご意見をいただいております。基本構想(案)では、新たな郷土文化資料館として、ふるさと館と蝦夷文化考古館の機能をあわせた施設を新築し、建設位置につきましては、現蝦夷文化考古館敷地としているところでありますが、ふるさと館を別の場所、蝦夷文化考古館を現在の敷地で新築することもあわせて検討することといたしております。教育委員会といたしましては、現在、郷土文化研究員や郷土文化特別相談員の協力を得ながら、ふるさと館及び蝦夷文化考古館の収蔵資料台帳と収蔵資料の確認作業等を進めており、これをもとに、新たな資料館のコンセプトや適正規模等を考慮した基本構想を策定してまいりたいと考えております。また、国において、アイヌ民族の伝統や文化に基づいた地域振興、産業振興に取り組む自治体を対象とした、新たな交付金を創設する方針を固めたとの報道があったところであり、新交付金は従来の福祉関連を中心としたものから、地域振興や産業振興など総合的な支援を目指すものとのことであります。現在、その詳細について、国からの正式な通知はありませんが、今後も情報の収集に努め、施設の整備が対象となる交付金が創設されましたら、有効に活用してまいりたいと考えているところであります。以上で、小島議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 町長 飯田晴義

小島議員のご質問にお答えいたします。「大規模停電発生を受けて今後の課題について」であります。本年9月6日に発生した「平成 30 年北海道胆振東部地震」では、道内全域において大規模な停電が発生し、町内においても大きな影響を受けたところであり、このような自然災害に伴う非常事態に備えて、平常時から防災減災に意を用いることが肝要であるとともに、災害発生時においては、被災住民への対応を迅速に行うことが町としての重要な役割であると改めて認識したところであります。ご質問の1点目、「忠類総合支所に発電機が用意できなかったことにより業務が遂行できたか、また支障が生じた業務と今後の対応は」についてであります。忠類総合支所では、停電時に外部電力を受け入れる受電設備がなかったことから、平成 29 年度に受電設備工事を行い、発電機については災害協定を締結しているリース会社から提供を受ける考えのもとで停電に備えておりました。しかしながら、今回の停電時は、季節的に農業、建設業等の繁忙期であり、支所の仕様に対応できる大型出力でパソコン等電子機器を安定的に作動させることができる発電機が貸し出し中であったため、発電機を確保することがかないませんでした。このため9月6日は終日にわたり、窓口での住民情報、税情報等の諸証明発行業務をはじめ、机上でパソコンを使用する事務を行うことができませんでした。当日は、午前7時 30 分に「停電により支所において諸証明の発行業務ができないことと緊急で証明書等が必要な場合には、幕別本庁舎及び札内支所で交付できること」を防災無線でお知らせし、その後、7日未明に通電いたしましたことから、7日の始業時からは平常の業務態勢に戻りました。次に、今後の対応についてであります。10 月 11 日にリース会社と発電機の確保について再確認を行いましたが、専ら幕別町用に取り置きするなどの対応は保有台数に限りがあることから困難であると確認したところであります。こうしたことから、住民の皆さんにご不便をおかけすることのないよう、ネットワーク接続機器やパソコン・プリンターを稼働し得る能力を備えた自家発電装置あるいは蓄電池等の整備による対策を検討しているところであります。ご質問の2点目、「JA と協力し、自家発電機を導入する酪農家に対して一部補助するなど支援する考えは」についてであります。本町における大規模停電による生乳の廃棄につきましては、乳業工場の一部が生乳の受け入れを停止したため発生したものでありますが、自家発電機のない酪農家での搾乳作業につきましては、各農協や酪農家個々が発電機を借り上げるなどして対応したところであります。自家発電機導入に対する補助につきましては、国がさまざまな支援策を講じているところでありますが、本町におきましては、町内の各農協が事業実施主体となり、酪農経営支援総合対策事業等により、非常用電源装置導入に係る経費の2分の1の補助を受け、自家発電機 32 台、配電盤 25 台の整備を予定しているところであり、これにより農協所有の発電機を含め、町内搾乳農家の約 85%に自家発電機が整備されることになります。なお、本町における支援につきましては、ゆとりみらい 21 推進協議会の畜産振興対策専門部会において協議していたところですが、「幕別町農業ゆとりみらい総合資金」における自家発電機購入に対する無利子貸付を行う予定としております。ご質問の3点目、「町内の給油所の稼働状況と自家発電機の設置の有無及び国・道の補助制度を活用し、自家発電機の設置を奨励する考えは」についてであります。現在、町内には幕別本町地域に5か所、札内地域に5か所、糠内・駒畠地域に3か所、忠類地域に2か所の合計 15 か所の給油所があります。今回の停電発生日の9月6日においては幕別本町地域で5か所、糠内地域で1か所、札内地域で2か所、忠類地域で1か所の計9か所の給油所において営業が行われ、このうち自家発電機を備えている給油所は、幕別本町地域1か所、札内地域1か所の計2か所で、残り7か所の給油所については、タンクローリに積載分の軽油や灯油のみを販売したほか、リースによる発電機や手動式の給油ポンプを使用して営業を行ったとお聞きしております。国では、平成 28 年4月に発生した熊本地震を教訓に、災害時の石油製品の安定供給体制を構築するため、31 年度までに全国で 8,000 か所の給油所に自家発電機の購入費用を補助し、地域の燃料供給拠点としての役割を果たす「住民拠点サービスステーション」の整備を進めております。北海道においても今回の道内全域にわたるブラックアウトを契機として、主要な給油所 200 か所に自家発電機を導入するための補助制度が創設されたところであります。町内の給油所でも、このような国の補助事業を活用し、平成 29 年4月に幕別本町地域で1か所、本年 10 月には札内、忠類地域の各1か所で整備され、さらに現在申請中の札内地域の1か所が、31 年度までに整備される予定であります。このほか、4か所の給油所が、北海道の補助事業を活用して今後の導入を検討しておりますことから、将来的には幕別本町地域で4か所、札内地域で3か所、忠類地域で2か所の合計9か所の給油所で、非常用の自家発電機が整備される見込みとなっております。ご質問の4点目、「電力の安定供給について、今後の原発再稼働も含め、解決に向けた考えは」についてであります。北海道電力のこれまでの電源構成は、ベースロード電源である石炭火力、原子力、水力、地熱に加え、石油火力、太陽光や風力、バイオマス等の再生可能エネルギーにより、電力バランスをとり発電しておりましたが、平成 23 年3月に発生した東日本大震災以降、泊原子力発電所が運転を停止し、現在、火力発電が 75%、太陽光や風力、バイオマス等の再生可能エネルギーが 23%の電源構成となっており、大部分を火力発電に依存している状況にあります。現在、国の第5次エネルギー基本計画では、2030 年に向け、原子力の依存を可能な限り低減することを目指すとされておりますが、当面の間、電力の安定性を確保し、バランスがとれた電源構成とするため、今後、原子力発電所の再稼働については、原子力規制委員会による新基準に適合し、安全性が確認されたものから順次稼働していくものと考えております。また、北海道電力では新たに石狩湾新港に LNG(液化天然ガス)発電所を建設しており、2019 年2月に1号機の運転が開始され、順次2号機、3号機が建設されることにより、合計 170 万キロワットの発電量が見込まれることから、道内における大型発電所が分散し、電力の安定供給体制の確保に向けた対策が講じられつつあると認識しております。さらに、家畜ふん尿を原料とするバイオガス発電については、再生可能エネルギーとしての安定性はもとより、飼養形態の変更や規模拡大を目指す十勝の酪農家にとって、環境問題や労働力不足などを解決する、重要な家畜ふん尿処理施設でもありますことから、十勝町村会としても、10 月 10 日に設立された「十勝バイオガス関連事業推進協議会」の一員として、系統連系など課題解決に向けて、要請活動に取り組んでいるところであります。町といたしましては、引き続き国や電力会社の動向を注視し、当面は町民の皆さんに無理のない節電の協力を呼びかけてまいりたいと考えております。以上で、小島議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

再質問 6番 小島智恵

再質問をさせていただきます。まず、アイヌ文化の新たな交付金活用による施設整備についてでありますけれども、蝦夷文化考古館につきましては築 59 年、ふるさと館につきましては築 48 年経過ということで、施設の老朽化が大変進んでおられるということで、昨年の6月に野原議員が一般質問で取り上げて、かなり議論もされていたところなのですけれども、建築場所につきましては、蝦夷文化考古館については現在の敷地でというふうに考えていらっしゃるということで、このことについては、地元のアイヌの方々にとって、この地域が非常に大事な地域であるということでありまして、あの場所に建てることがやはり望ましいであろうというふうに私も思っておりますけれども、町としても土地の取得が進んでて、生活館まで約 3,000 平方メートル取得をされているということで、あとは蝦夷文化考古館はそのままの場所ということでありますけれども、あとはそのふるさと館と合築するのか、ふるさと館は別の場所にするのかというところで、検討がなされているかと思うのですけれども、あとは一番問題になってくるのはやはり財源だというふうに思います。報道によりますと、国のほうでこれまでアイヌの政策については福祉政策中心で行われてきたようでありますけれども、地域振興、産業振興など総合的な支援を目指すということで、新たな交付金を創設されるということで報道があったところなのですけれども、このことに関して、国のほうから町のほうに問い合わせがあったというふうにもお聞きするところなのですけれども、そのときにはどういったやりとりがあったのか、お伺いしたいと思います。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

国からの意見照会ということで、町の福祉課のほうで、アイヌの人たちの福祉の推進ということで、生活館ということを所管しておりますので、国からの照会にあっては、委員会の文化の継承も含めて協議しながら、町福祉課を通して道、国に出したということがありますので、私のほうから意見の内容について答弁をさせていただきたいと思います。国では、アイヌ政策のあり方について、新法の制定を含めて検討が進められるということで、その中で、検討の中では新たな交付金、地域振興、産業振興を含めた交付金の創設も検討していると。その中で、各市町村において、どのような支援が必要だということの意見を求められたところであります。町といたしましては、生活館の老朽化も進んでいるということでありますので、生活館の整備に関する支援、また考古館含めた文化、伝承、保存含めて、そういった建築の支援。もう一点は、アイヌ文化の専門家登用により係る財政支援ということです。この3点を町の必要な支援として国に提出したところであります。以上です。

再質問 6番 小島智恵

意見を求められ、お伝えしたというところだと思うのですけれども、やはり財源については、町の単費ではかなり厳しいものがあるかなと思うのですけれども、まだ詳しいことに関しては、通知が出ていないということで、補助率も何割とかなんていうことも不明だと思うのですけれども、やはりこういった交付金を活用しないと、費用を要するこういった施設整備については、交付金活用の後押しによって少しでも前に進んでいく、そういったことも大事かなというふうに思っております。これまでは、そういった財源について、どういったことが検討されてきたのか、お伺いいたししたいと思います。

答弁 生涯学習課長 石野郁也(生涯学習課長は2018年12月まで)

財源につきましては、特に考古館ですとかふるさと館の資料館的な要素のものについては、特段補助金とか交付金という制度はございませんので、もし建て直したり改築する場合につきましては、現状では基本的には単独、単費という形で考えております。

再質問 6番 小島智恵

やはりそういった文化に関するということになると、なかなか交付金とかあまり耳にしないことも多いのですけれども、やはりこういった国が今先導してやろうとしておりますので、せっかくのやはりチャンスですので、絶対にこういった機会は逃さずに整備のほうに少しでも進めていただきたいと思います。それで、こうったアイヌ文化ということでありますけれども、アイヌ文化の継承、それとアイヌの方々が、昔から住んでおられる千住地域の、やはりそこの地域の地域振興、また働く方の雇用とかにもそれはつながっていくことと思いますので、そういったことも大事なことだなというふうに私は思っているのですけれども、交付金の詳細がはっきりして確定した後、どういったスケジュールとなっていくのか、大まかなスケジュールということなのですけれども、わかる範囲でお伺いしたいと思います。

答弁 教育部長 岡田直之(教育部長は2019年3月まで)

交付金の詳細がはっきりした後のスケジュールでありますけれども、先ほど教育長の答弁にありましたとおり、現状におきましては、仮称でありますが、「幕別町郷土文化資料館整備等」基本構想の案をつくって、今の段階であります。ふるさと館、蝦夷文化考古館にも多数の展示物、収蔵品がございますので、新たな考古館を建てるにしても、どういったものを展示すべきか、またその展示しないけれども、保存すべきものなのか。そういったことを現在町の郷土文化研究員を中心に調査をしているところでありまして、その調査が資料がたくさんあるものですから、なかなか進んでいないというのが現状ではあります。しかしながら、我々といたしましても、できる限り早くやりたいという気持ちはありますので、現状に関しては、そのスケジュール感はお示しすることは難しいことではありますが、できる限りスピード感を持って進めてまいりたいというふうに考えております。

再質問 6番 小島智恵

スピード感ということなのですけれども、きちんとこの交付金活用できる時期に、きちんとタイミングよくそういった資料の整理も済まされるように進んでいただきたいなというふうに思っております。次に、大規模停電を発生を受けて、今後の課題についてということで、道内全域でのブラックアウトということで、本当にはじめてのことでありました。それで、①忠類総合支所で、非常用発電機が用意できなかったという点についてでありますけれども、役場本庁舎と札内コミプラについては、自家発電機の備えがあり業務が遂行できたというふうに思っておりますけれども、忠類総合支所については、答弁によりますと、災害協定を締結しているリース会社から提供を受けるという考えのもとで備えてきたということで、実際にそういう備えではあったのですけれども、今回、停電では、大型出力の発電機が貸し出し中で確保できなかったと。それで9月6日終日業務ができず、通電をしてから平常の体制に戻られたということでありまして、忠類地域の方々にもご迷惑をおかけした面もあるかと思うのですけれども、この大型出力の発電機が必要だということなのですけれども、ちょっと細かい点にはなるのですけれども、シャッターが動力電源として組み込まれているという話も聞きまして、そういった大きなものと切り離して考えれば、もう少し小さな発電機で済むのではないかという話もちょっと聞いたのですけれども、ちょっと私、技術的なことはわからないのですけれども、その辺はいかがなものでしょうか。

答弁 地域振興課長 川瀬吉治(地域振興課長は2018年12月まで)

小島議員おっしゃるように、全体的なコミセンを全て稼働させるというような前提で発電機を用意したのですけれども、後のほうの答弁にもありますとおり、部分的に小さな発電機を稼働しながら、必要なところだけを動かすというような考え方で、今後、対応していきたいという考え方に立っております。以上です。

再質問 6番 小島智恵

やはり災害時、いざ災害となりますと、こういった総合支所が、忠類の地域の方にとって、防災拠点となっていくわけですから、そういったきちんと発電機の整備とかは、停電にならないようにということは当然大事なことではあるのですけれども、今後、リース会社のほうで幕別用に取り置きは難しいといったお話もありました。それで自家発電装置や、蓄電池等の整備を検討しているということで、これはリースということではなく、きちんと常備整備するというふうに受け取ったのですけれども、こういった蓄電池などはどういったものかあまり聞かないのですけれども、これできちっと停電のときとかに対応できるというのか、お伺いしたいと思います。

答弁 地域振興課長 川瀬吉治(地域振興課長は2018年12月まで)

幕別の旧庁舎でも災害時のバックアップの蓄電池を通して、その後にパソコン等をつないで活用しておりまして、北電等から電気が来なくなっても、そこにある蓄電池を通してパソコン、ある程度の短期間ですけれども、稼働させるという考え方です。その蓄電池に対して、発電機をつないで、電気を供給していくという考え方で考えております。以上です。

再質問 6番 小島智恵

今回、停電でこういったことになってしまったのですけれども、それでしたら最初からリースではなくて、はじめからきちんとしたものを整備しておけばよかったのかなというふうにも思うのですけれども、やっぱりこういったものにはいろいろ費用とかそういったことも絡んでくるから、やはり思いとどまった部分もあるのでしょうか、その辺をお伺いしたいと思います。

答弁 地域振興課長 川瀬吉治(地域振興課長は2018年12月まで)

そういういろいろなケースの想定をできていなかったと言われれば、できていなかったと。全体を動かすというところから発想して、そこがちょっととらわれてしまいまして、発電機がなければ次という考え方が思い浮かばす、1日分停電して使えなかったということになりましたので、今回、教訓として受けましたので、個別で必要なところだけ電気を通じて稼働させていくという考え方を、早い時期に導入したいと思っております。以上です。

再質問 6番 小島智恵

停電時きちんと対応できるように、忠類の皆さんにご迷惑をおかけしないような形で整備を進めていただきたいと思います。あと、ちょっと私の聞き方が悪かったかもしれませんけれども、忠類総合支所に限らず、全町的なところについても支障がなかったのかというところ、ちょっとお聞きしたかったのですけれども、聞き方が悪かったので、ちょっと1点だけお伺いしたいと思いますけれども、町民に対しての携帯電話の充電場所の開設についてなのですけれども、充電場所については、9月6日の日中の時点で、町民のほうから充電したいといったような声が上がってきたのだろうと思うのですけれども、実際には9月7日 13 時開設ですね。札内コミプラについては、役場や忠類より3時間遅れで開設をされているのですけれども、こういった充電場所、要望も早く来ていたと思うのですけれども、もう少し早く開設できなかったのかという点でありまして、札内コミプラの遅れも、どうしてこういう遅れが出てしまったのかなというふうに思うのですけれども、お聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)

携帯電話の充電については、ご要望があったということは私ども認識をしておりますけれども、各施設において、やはり電気がきちんと通電されてからということでありまして、言ってみれば、今の自家発電で動かしている間には、なかなか外部に電気を通電させることができないというところで、そういったところで時間がちょっとかかってしまったというところでございます。

再質問 6番 小島智恵

停電については、今回を教訓にし、もう少し早く開設できるというふうな考えでよろしかったですか。

答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)

はい、今回ちょっと充電については、私どもも考えていなかったというところも確かにありまして、今後はそういったところ、町民の方に困らないような体制で臨んでいきたいというふうに考えております。

再質問 6番 小島智恵

今回の教訓を大事に、今後早く開設できるように努めていただきたいと思います。②の酪農業の、酪農家に対しての発電機購入の補助についてでありますけれども、特に忠類地域では酪農家の方が多くて、主要な産業となっておりますけれども、とりわけ、酪農では電気が不可欠ということで、今回の停電では大変なご苦労をされたというふうに思っております。それで、この発電機の購入に関しては、5年前に東口議員が一般質問でされておりまして、補助制度を設けていただきたいということであったのですけれども、なかなか新たな補助制度は難しいといった残念な答弁ではあったところのなのですけれども、それで、今回、本当に異常事態、全道停電ということが起きたわけなのですけれども、この自家発電機は、各酪農家の方が、保有している方と保有していない方いらっしゃいますけれども、今回、停電で保有していない方については JA などから発電機を借りて使い回しをして、何とか搾乳はできたというふうにはお伺いはしております。ただ、乳業メーカーによっては、工場に自家発電機の備えがなく、受け入れができないということで、そのため生乳 32 トンの廃棄処分被害が起きてしまったということでありますけれども、この廃棄処分については、ホクレンのほうで被害の2分の1補償をされるというふうな話も聞いてはいるのですけれども、今回使い回しで何とか搾乳はできたというふうなことで聞いていますけれども、ただ、本来の搾乳の時間帯から使い回しとなりますと、だんだんとずれていってしまうということで、牛にとって、もちろん乳房炎とかいろいろなことでよくないことでありますから、いろいろな被害にもなっていくということで、やはり各酪農家で自家発電機を保有することが望ましいということで、今回、質問に臨んだわけなのですけれども、答弁の中では、今回、各 JA が主体となりまして、恐らく国の制度だと思いますけれども、酪農経営支援総合対策事業ということで、そちらのほうで導入経費、2分の1補助されるということで、今回、自家発電機が 32 台、配電盤 25 台整備をする予定ということの答弁がありました。こういった導入が進められるということは、非常によかったというふうに感じているところであります。それで、町の直接的な支援にならないのかもしれませんけれども、冬期の暴風雪、雪害、ほかに災害等もあるかもしれませんけれども、地域でのこういった停電も考えられるのかなと思うところでありまして、例えば、町内の JA 間同士で、そういった発電機をお互い貸したりする、そういったことができる仕組みづくりなどということも、内部で検討はされていらっしゃらないのか、お伺いしたいと思います。

答弁 農林課長 香田裕一(農林課長は2021年9月まで)

ご質問のありました、自家発電機等の融通なのですけれども、現在、ゆとりみらい 21 推進協議会の畜産振興対策専門部会というところで協議しておりまして、町内に 89 戸の酪農家がおります。それぞれの酪農家ごとに、現在自家発電機の有無、それと配電盤の有無、酪農業に必要な電力の優先順位、それとそのほかに水源の確保、それらを個々に農協を通じて調べておりまして、最終的には幕別町の酪農経営の災害対策マニュアルというものを作成して、農協間での発電機の融通ですとか、地下水等の水源の確保等を目指しているところであります。以上です。

再質問 6番 小島智恵

情報いろいろ教えていただきました。次、③に移りたいと思います。給油所に関してなのですけれども、町内6か所で今回の停電で営業できなかったという答弁でありました。我々町民にとっても燃料の確保ができるのだろうかという不安もすごく大きかったのですけれども、自家発電機を備えていた給油所は2か所。営業できたとしましても、リースで発電機を借りたり、また手動も行ったということで、でも手動という、手で回すということなのですけれども、お聞きしましたら、10 回ぐらい回してようやく1リットル給油できるなんていう話で、そうなりますと、10 リットル入れるのに 100 回も回さなきゃいけないということで。それを交代でやったという話もお聞きしまして、本当に疲労感といいますか、本当に時間を要する大変な思いをされた給油所もいらっしゃるということであったのですけれども、今回、道のほうからはその自家発電機の補助に関してですけれども、今回の停電を受けて、給油所 200 か所にその補助5億円、補正予算で計上したということで、1か所当たり 250 万円。また国のほう、経産省のほうで、この平成 28 年4月の熊本地震を教訓にということで、これは住民拠点サービスステーションということで、平成 31 年度までに全国 8,000 か所整備を目指すということで、これは大規模災害で停電しても、自家用車の給油ができるように、災害時にきちんと営業することを条件にという形で設置をするようでありますけれども、これも国のほうで1か所当たり上限 250万円全額を補助するということで、それで今回の全道停電で、さらにこの住民拠点サービスステーションに関しては、国のほうも強化を図っておられるようでありますけれども、この住民拠点サービスステーションというのが、停電前からもあったのですけれども、我が町では、幕別地区だけ1か所あったと思うのです。それで、人口の多い札内では、1か所もなかったのもでして、これは必要だなというふうなことで、質問で取り上げたのですけれども、実際、答弁ではかなり設置が進むという話ではあったのですけれども、札内で営業が実際、今回、札内で営業できた給油所2か所ということではあったのですけれども、1か所は自家発電機は有する給油所であったのだけれども、道などからの要請があって、緊急車両のみの対応になったというふうには聞いておりますし、札内のもう1か所の給油所は、なかなか通常の営業のようにはならなかったと。そういったことで、なかなかやっぱり町民の方の一般の自家用車の給油、またそういった燃料の確保、冬期なんかは灯油の需要が増しておりますけれども、そういったことで、いろいろ心配だなと思いまして、やっぱりこの住民拠点サービスステーション、もう少し、札内は特に増やしていったらいいなとは思っていたのですけれども、それでこういった補助制度があるということで、ぜひとも活用していただきたいなと思ってはいたのですけれども、今回ブラックアウトの影響も甚大だったということで、各給油所さんも早急に動かれたようであります。早速 10 月から国の補助事業を活用され、道の事業も活用されということで、将来的には札内3か所、幕別4か所、忠類2か所というふうな形で自家発電機整備がされるということで、これも非常によかったなというふうに思っております。今後も国、道の補助事業、こういったものがあるのだということ、活用できるのだということを、町のほうから給油所さんのほうに対して情報提供というのは変わらず進めていただきたいなと思いますけれども、特にこういう災害時に、こういう営業していただける給油所があるのだということを、これから申請とかされて実際そうなっていくのでしょうけれども、そういう災害時に開いてちゃんと給油できる場所があるのだと。そういった情報を町民の方に知らせるということも大事なのかなというふうに思います。これは、給油所の方がみずからおっしゃっておりました。ご高齢の方は、インターネットとか SNS利用しない方が多いので、大変に情報が入りにくいと、不安感も大きいということで、そういったネットとかに頼らない方法で、こういう給油所は災害時でも営業しているところがあるということを、きちっと周知したほうがいいというふうにおっしゃっていました。その点についてはいかがでしょうか。

答弁 防災環境課長 寺田治(防災環境課長は2022年3月まで)

給油所のご質問でございます。小島議員おっしゃるとおり、札内地域に1か所、幕別本町地域に1か所、発電機を保有するスタンドがございました。札内地域につきましては、議員おっしゃるとおり、緊急車両のみということで、給油制限がかかっております。残りのスタンドにつきましては、手動のポンプあるいは発電機をリースして営業したと。その情報の周知ですね。情報の周知に関して、登録制メールですとか、そういったことで周知はするのですが、今後、今回のブラックアウトを受けて、十勝全体で、十勝総合振興局で大規模災害時の生活関連情報のホームページを立ち上げて、そこに正確な情報を集約しようということも含めて十勝全体で取り組んでおりますので、そういったところで情報を集めて、大事なのは間違った情報でスタンドに並んでしまう。その状況を見て、ガソリンがなくなると思って、また並んでしまう。並んでいる車も、給油制限 10 リットル、15 リットル制限がかかりますので、入れた後また後ろに並ぶという状況が今回あったのですね。ですので、こういった、まず誤った情報を防ぐ、正しい情報をどうやって伝えるかということで、今、十勝全体で取り組んでいるというところでございます。以上です。

再質問 6番 小島智恵

情報、正しい情報ということでありますけれども、十勝全域でやっていくということですので、取り組んでいただきたいなというふうに思っております。次に、④に入りたいと思いますが、泊原発が再稼働していたら、ブラックアウトは回避できたと指摘する専門家もいらっしゃるということでありますけれども、中でも東京工業大学の奈良林直特任教授によりますと、泊原発は1から3号機の総出力が 207 万キロワットで、全3機もしくは3号機 91.2万キロワットのみが稼働していたとしても、苫東厚真火力発電所に集中した運用にはならないので、需給バランスの崩壊は起きなかった。原発を止めているリスクのほうが浮き彫りになったというふうな見解を申しているところなのですけれども、実際に私も 10 月に厚真町さん、安平町さんの被災状況を見させていただいたり、泊発電所と北電の本社も見学、ご説明もいただいたところなのですけれども、その泊と北電の方から、両者からのお答えが、原子力規制委員会の審査が通らないと、泊原発再稼働はできないといった、結論から言うとそういうことなのですけれども、そういったお話でありましたし、北電さんのほうからは、いかに安全を安心につなげていくのか、皆さんの安心につなげていくのか、これは永遠の課題なのだけれども、しっかり取り組んでまいりたいと、私には真摯な姿勢として映ったところでもあるのですけれども、この再稼働に向けて、規制委員会の安全審査がもう5年も過ぎて、いまだ続いて長期化しているというふうに思っております。本州では九州の川内原発や、福井の大飯原発など、もう再稼働が進んできているところなのですけれども、まだ、今回はブラックアウトが起きた北電、全道道内では、本当にまだ頓挫している状況でありまして、それでも何とか 10 月には泊原発の敷地に活断層があるかどうかのところで、かなりせめぎ合っていたのですけれども、そこは活断層ではないというふうな、33 万年以前の地層だということで、規制委員会の方にご理解をいただいたのですけれども、あと2点ほどまだ残っておりますね。海の中の断層、これが超音波検査で断層がないというふうに、結果は出ているのですけれども、規制委員会のほうでは、もし断層があったと仮定して耐震対策をとるようにという、これは追加対策が必要になってくる。また、国交省の基準に合格している防潮堤なのですけれども、本当に液状化しないといえるのかと問われて、防潮壁の建設が必要であるというふうなことで、だんだんこの2点について、まだ頓挫はしている状況なのですけれども、それでご答弁の中には、石狩湾新港火力発電所、これは新たに建設するので、1号から3号機、170 万キロワットの発電量があるので、電力確保が講じられつつあるというふうにおっしゃっておりましたけれども、これ本当に大丈夫なのでしょうか。2号機、2号機は 2026 年 12 月に運用開始でありますし、3号機は、2030 年 12 月運転開始であります。もう8年とか 12 年の後の、後々の話にこれはなってくるのです。それでなかなか電力のほうが、そもそも安定供給、私はされていないと思うのです。このご答弁本当に大丈夫と言えるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

建築年次については、小島議員がおっしゃったとおりであります。ですから、徐々に整えられつつあると、そういう意味でお答えをしているわけで、大丈夫か大丈夫でないかは、北電が事業主体でありますので、私は立場からは言えませんけれども、今の計画がそうなっているというのは間違いないというふうに思っております。

再質問 6番 小島智恵

電力確保を講じられつつあるというふうにおっしゃっていたものですから、それは大丈夫なのかなというふうに受け止めているのかなというふうに思ったのです。それで、電力供給の不足していること、またいまだ綱渡りの状況であります。ブラックアウトの危険性あることは変わりない状況なのです。それはちょっと数字上でお話ししいたしますけれども、泊原発以外の全ての発電所が故障することなく全て動いていたとしても 580 万キロワット。しかし冬期の最大需要は 530 万キロワット必要になってくるということで、これ残り 50 万キロワットしか余剰がないのです。それで今、北電のほうでも無理のない範囲での節電をという形で呼びかけてもおりますけれども、同じような地震災害が来た場合に、これから冬を迎えるのですけれども、苫東厚真、例えば3基 165 万キロワットも停止すれば、もう確実に供給不足なのですけれども、そうでなくても、苫東厚真の2号機 60 万キロワット、4号機70 万キロワット、どちらか停止しただけでも、これもう供給不足です。そういったこともあるし、あと火力発電所自体がほとんど老朽化している、トラブル増加傾向にあるということで、今冬もブラックアウトに陥る可能性は十分あり得るということでありまして、原発の話に戻すとすれば、原発を動かせば3基全部合わせれば 207 万キロワット発電できるので、仮にこういった火力発電所とか停止しても大丈夫ということになってくるのですけれども、本当に冬、厳しい寒さがまだ続いていくわけなのですけれども、まだまだ全然予断を許さない状況で、我々きちんとそこは自覚しなくてはならないことだと思うのですけれども、今回の地震、ブラックアウトで、これ本当に冬に起きていたらどうなっていたのか、もっとこれは悲惨な状況になっていたというふうに思います。ライフラインも、今回水道を使えましたけれども、水道凍結でこれは使えなくなる、凍死する方もいらっしゃったかもしれないということで、こういった電力が本当に生命に直結するということを、私は感じているところなのですけれども、泊原発についてはいろいろと反対を唱える方いらっしゃるのはそこは十分承知はしておりますけれども、こういった数字上であらわしてみても、電力の供給不足、ブラックアウトの危険性あることに変わりはないということでありますので、これは幕別だけの問題ということにもならないのかもしれません。広域的に十勝管内の自治体とともに、そういった泊原発の稼働に向けて、何かできないのか。もしくは、これは政治判断、政治決断で、今回ブラックアウトという危機的状況に陥ったものですから、そういった政治判断ですぐにでもできるのかもしれません。その辺、国に対して何かできないのかという考えもあるのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

電力が安定供給できないから、原発を再稼働させるというのは、全く危険な話でありまして、これは原子力規制委員会がお墨つきを与えたもののみ稼働ができるということになっているわけですから、そこはいかに政治判断と言いながらも、人の命を預かるような政治判断というのは、私はできないと思いますし、まずは安全性が確保されて、原子力規制委員会がお墨つきを与えた、そして稼働という道筋になるとかというふうに思います。ですから、その間については、北電も何とか余裕の5%を持ちながら、乗り切れるのではないか。そのためには無理のない節電もお願いしたいのだと言っておりますので、そこは我々もそういった形での協力、呼びかけということを、町民に対しても引き続き行っていかなければならないわけであります。ですから、今、受給は逼迫するでありましょうけれども、それが直ちにブラックアウトに結びつくとは私は考えておりませんし、そこは十分、今回のブラックアウトについては、検証委員会も検査をしていますし、北電も対策を講じております。北本連系についても 90 万キロワットまでいけるだろうと、いく予定というふうになっておりますので、そういったことのトータルの中で、私は北電がしっかりと対応していただけるというふうに思っております。

再質問 6番 小島智恵

安全はもちろん大事なのですけれども、実際ブラックアウトになって、これが本当に冬だったらどうなのか。やっぱり凍死者が多々出ていたと思います。そこのやっぱり生死の隣り合わせの部分もあるという、だから何を選択していくかということだと思うのですけれども、そういった観点に立てば、私は、今、原子力の稼働も必要なことだいうふうにと思っております。なかなか平行線になると思いますので、この辺で終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日 議事録 PDF(56ページ) 間違いを知らせる