みんなの議会

幕別町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月7日

議事録に件名の記載なし

2018年3月7日、幕別町議会の一般質問で、藤原孟議員が質問し、町長 飯田晴義が答弁しました。

質問者
藤原孟 議員
答弁者
町長 飯田晴義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 藤原孟

それでは、通告に従いまして質問いたします。髙木姉妹の活躍と感動を永遠に。町長の行政報告を受けて、一般質問いたします。百花繚乱・忘れない・最高の感動をありがとう。冬季オリンピック史上最多の 92 の国と地域から約 2,900 人の選手が参加し、7競技 102 種目で熱戦が展開された第 23 回冬季オリンピック平昌大会は、全ての協議日程を終了し、2月 25 日に閉会式が行われました。日本選手団は、金メダル4個、銀メダル5個、銅メダル4個と合計 13 個のメダルを獲得し、冬季オリンピックにおける最多メダル数となり、2020 年東京オリンピックに弾みをつける結果となりました。幕別町出身の髙木菜那、美帆選手は、二人がそろって出場した初のオリンピックで、姉の菜那さんがチームパシュートとマススタートで二つの金メダルを、妹の美帆さんは 1,500 メートルで銀、1,000メートルで銅、チームパシュートで金と3色全てのメダルを獲得する快挙を成し遂げ、町にとってはじめてのメダリストとなりました。二人の活躍は、パブリックビューイング会場に駆けつけた多くの町民はもちろん、町内、十勝、北海道、ひいては日本中を興奮の渦に巻き込み、多くの人々に勇気と感動を与えました。連日、テレビ、ラジオ、新聞、インターネット等で、「北海道幕別町」の名が報道、配信され、「幕別町」が全国に知られるきっかけともなりました。スポーツの振興に力を入れてきた我が町は、夏のオリンピックには、陸上短距離の福島千里さん、マウンテンバイクの山本幸平さん、女子7人制ラグビーの桑井亜乃さんの3人を、冬のオリンピックには、いずれもスピードスケートで武田美佐江さん、肥田隆行さん、篠原雅人さん、髙木姉妹の5人の合わせて計8人のオリンピアンを輩出している。自然に恵まれ、夏には身近にあるグラウンドで、冬にはスキー場やスケートリンク場で、誰もが手軽にスポーツに打ち込める環境が整っており、さらには、穀物大国十勝の豆類、ジャガイモなど恵まれた食料も強靭な体力の下地になっているのではないかと言われています。町では、この後に続く次世代の選手を発掘し、世界に羽ばたく競技者を育て、オリンピック出場を目指す子供に夢を抱かせる取組を展開していかなければならないと考え、以下の点について伺います。1点目、報道されている髙木姉妹への特別表彰やパレード等の具体的な内容は。2点目、髙木姉妹やこれまでのオリンピアンの活躍や感動をいつまでも記憶にとどめておけるように、町内の体育施設に選手の名前をつけ、この地でオリンピアンが育ったことを示すことが必要と考えるが。3点目、未来のオリンピック選手を育てる事業、スポーツ合宿誘致事業、幕別町応援大使事業などを包括し、「アスリートと創るオリンピアンの町創生事業」を平成 30 年度から取り組もうとされているが、オリンピアンの名をつけた運動施設と、強靭な体力の源となった幕別の食を結びつけた体験型観光に取り組むことも必要と考えるが、見解は。以上であります。

答弁 町長 飯田晴義

藤原議員のご質問にお答えいたします。「髙木姉妹の活躍と感動を永遠に」についてであります。韓国・平昌で開催された第 23 回オリンピック冬季競技大会が先月 25 日に閉幕いたしましたが、日本選手団は金メダル4個を含む 13 個のメダルを獲得され、入賞者も含め過去最高の成績をおさめられました。さきの行政報告でも申し上げましたが、本町出身の髙木菜那さん、美帆さんのお二人は、オリンピックというプレッシャーのかかる大舞台で最高のパフォーマンスを見せ、金メダルをはじめ、二人合わせて5個のメダルを獲得され、町民のみならず国民に誇りと勇気、そしてこの上ない喜びと感動を与えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。お二人の活躍は、幕別町の誇りであり、こうした姿を見ていた子供たちが新たなオリンピックアスリートを目指し、育っていってくれることを期待すると同時に、町といたしましても、お二人をはじめ町出身のオリンピアンの協力をいただきながら、町内の運動施設や地域資源を生かし、スポーツを活用した元気で活力あるまちづくりを今後とも進めてまいります。ご質問の1点目、「報道されている特別表彰やパレード等の具体的な内容は」についてであります。さきの行政報告で申し上げましたとおり、町といたしましては、お二人の活躍をたたえるお祝いの方法について、今後、パブリックビューイングを主催していただきました「2018 平昌オリンピック出場選手を応援する会実行委員会」からご意見を伺うとともに、議会と相談させていただきながら、町を挙げての祝賀を計画してまいりたいと考えております。具体的な内容につきましては、申し上げる段階にはありませんが、ご質問にありましたように表彰やパレード、報告会などが考えられるところであります。お二人に対しましては、それぞれ冬季オリンピック競技大会に初出場された際に、その栄誉をたたえまして町民栄誉賞を贈呈しておりますが、今大会における成績は日本のオリンピック史上でも特筆すべき偉業でありますことから、特に表彰につきましては、いかなる内容がよいのか悩ましいところであり、熟考しなければならないものと思っております。ご質問の2点目、「体育施設に髙木姉妹やオリンピアンの名前をつけ、この地でオリンピアンが育ったことを示すことが必要と考えるが」についてであります。体育施設に地元出身のオリンピック選手にちなんだ名前をつけた例といたしましては、勇払郡旧早来町が、平成5年(1993 年)に完成したアイスアリーナやプール、トレーニング室を併設するスポーツセンターの名称を、前年であります 1992 年アルベールビル冬季オリンピック女子スピードスケート1,500 メートルで銅メダルを獲得した橋本聖子さんにちなんで名づけられた「せいこドーム」があります。このように、顕著な活躍をされた方にちなんで建設した施設に、その方の名前をつけるというのが自然な形であろうと考えられますので、今後そのような機会と機運の盛り上がりがあれば、当然検討しなければならないものと認識いたしております。ご質問の3点目、「『アスリートと創るオリンピアンの町創生事業』を取り組もうとされているが、オリンピアンの名をつけた運動施設と幕別の食を結びつけた体験型観光に取り組むことも必要と考えるが、見解は」についてであります。はじめに、「アスリートと創るオリンピアンの町創生事業」につきましては、平成 28 年度から実施している「未来のオリンピック選手を育てる事業」を主体として展開するものであります。新年度からは、スポーツ合宿等を通してスポーツ交流人口を増やす取組のほか、地場農畜産物を活用した食事・健康・スポーツを組み合わせたプログラムの提供により、地域に根差したスポーツコミュニティを確立し、さらなる未来のオリンピック選手を育てる事業を実施するものであります。本年度に実施いたしました「未来のオリンピック選手を育てる事業」の中で、「アスリートを育てる幕別産食材とバスケットボールクリニック」において、プロバスケットボール選手による体のつくり方を教わるとともに、町内産の食材を使い必要な栄養を手軽に取り入れるレシピ講習会として「幕別産アスリート食材体験会」を実施したところであります。今や、スポーツと栄養管理や健康と食事の間には、切っても切れない関係がありますことから、今後におきましても、地場農畜産物を活用した食事・健康・スポーツを組み合わせたプログラムの提供を引き続き実施するとともに、大学等のスポーツ合宿誘致や本町出身のアスリートとのスポーツ交流、体験等を通し、スポーツを核としたまちづくりに努めてまいります。次に、「運動施設と幕別の食を結びつけた体験型観光への取組」についてでありますが、本町では、運動施設として、山本幸平選手が監修した明野ヶ丘公園のマウンテンバイクコースや幕別運動公園内の各種体育施設、町内二つのスキー場、さらには、南十勝夢街道やトカプチ雄大空間のサイクリングコースなどがあります。また、十勝の農業は平成 29 年食料自給率がカロリーベースで 1,266%を誇る食料生産基地であり、小豆、大豆や牛乳などをはじめ、安全・安心な食材が多くあり、本町でも和稔じょやユリ根といった十勝を代表する特産物もあります。しかしながら、運動施設を観光の素材として人を呼び込むためには、その施設や設備自体に、ほかではできないような独創性や特殊性があり、訪れた人に満足感を与えられるようなものが求められますが、残念ながら、本町の体育施設は、もともとこうしたことを想定したものではなく、仮に付加価値として食を結びつけたとしても、体験型の観光素材として構築することは難しいものと考えております。このため、まずは、小島議員のご質問にもお答えいたしましたように、オリンピックアスリートを生んだ町「幕別町」を知ってもらう土壌は、できてきたところでありますので、この機に、パークゴルフをはじめとして、温泉施設などの既存施設と、農産物の収穫体験や酪農体験などの観光素材をつなぎ合わせた周遊プランを創出するなど、町の魅力を盛り込んだ情報を旅行会社をはじめ広く発信し、交流人口の増加に努めてまいります。以上で、藤原議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 藤原孟

それでは、再質問させていただきます。2月 22 日、髙木姉妹がパシュートで金メダルをとって、その余韻がまだ冷めやらぬうちにマススタートを迎えました。意外と町民の中は冷静で気持ちでマススタートを見ていたのではないかと思っております。菜那選手に2個目の金メダルを望むなどということはあまり考えてはいなかったのが現状ではないかと思っております。新しい種目でありますので、完走して記録を残し順位をと思うところが精いっぱいだったと思いますが、菜那選手の巧みなレース運びによって、1位でゴールに帰ってきてくれました。私は、そのマススタートの金、この瞬間から、まさしく幕別町の名前が日本中に乱舞したのではないかと思っております。そして、スケートのスターと言われる、あの姉妹の顔が妹から姉に変わった瞬間でもないかと思っております。ぜひ、町長から髙木菜那選手の戦いぶりについて、いま一度メッセージを送っていただければと思います。

答弁 町長 飯田晴義

私も、パブリックビューイングで最前列で観戦、応援をしていたわけであります。日本のもう一人の代表佐藤綾乃選手が、予選で転倒に巻き込まれて通過ができなかったと。髙木菜那選手一人の戦いとなった決勝を前にして、これは日本の戦略に大きなマイナス、日本はともかく二人で、どちらかが機関車役になって、その後もう一人がついていって、最後1位でゴールすると、こんなような戦略だったというふうに思うわけでありますけども、それが根底から崩れたことで、本当に今、藤原議員がおっしゃったように、いや、これでメダルの可能性というのは極めて薄くなったのかなと、そんな落胆もしたわけでありますけれども、実際 16 周を回っていく中で本当に巧みなレース運びをして、ラスト1周のところでオランダ選手について、しかも最後のカーブの出口のところでインコースに入って韓国のキム・ボルム選手を抑えて、それが結果的に1位でゴールできた結果だと、私はそんな気持ちでいるわけでありまして、ゴールした瞬間には、もう本当に、やった、菜那やったと、そんな感動の気持ちでいっぱいでありました。

再質問 藤原孟

答弁にもありましたように、髙木姉妹、この二人には、この上ない喜びと感動を私たちは与えてもらったと思っております。この感謝の気持ちをどのような形で町として表現するのかということであると思います。それが、きょうの私の質問の課題の本題ではと思います。まず、日本のオリンピック史上での特筆すべき偉業だと、日本初という快挙が四つもあるということを聞いておりますので、ぜひパレードだとか表彰だとか報告会、これの、少なくとももう北見でも、それから長野でも具体的な案はできていますので、我が町としてどの程度この話をしていただけるのか、まず質問したいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

お答えしたとおり、表彰、パレード、報告会というのは柱になるのかなというふうに思っております。それで、一番やはり今、懸念しておりますのは、パレードについては警察の許可が必要になってきて、これにかなりの時間がかかるということでありますので、これを優先していかないと日にちもはっきり確定できないということがありまして、今、事務方では、警察とのすり合わせをまさにしていこうかなというところで考えております。ただ、具体的な内容については、これもお答えしましたように、やはり今回のパブリックビューイングで本当にお世話になった実行委員会の方々のご意見というのを十分聞かせていただかなければならないなというふうに思っておりますし、それをした中で、ある程度固まってきた段階で議員の皆さんにもお話をさせていただいて、最終的な決定をさせていただければというふうに思っております。

再質問 藤原孟

幕別でどのような開催をするのか、恐らく全国津々浦々で注目しているのだと私は思っております。髙木姉妹は、幕別の宝です。そして、十勝の財産にもなりました。それでは、このパレードを幕別だけでやるのか、十勝・帯広を含めてやるのかというこの基本点、これがまずスタートしなければ私は警察署に行っても何の意味もないなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

おっしゃるとおり、髙木姉妹は我が町だけのものではなく、十勝のものであり、さらには日本の宝であるというふうに思います。ただ、実際にパレードをやるということになりますと、やはりその町、その市の対応になってくる、そこがどういったパレードの内容にして、どういった警備計画をつくって、そしてそれを警察に認めてもらうのかということになってまいりますので、まずは私どもでこういった形でやるのだということになった後に、これは特に帯広の経済界ではパレードをやりたいやにも聞いております。そこはどうしなさいということは我がほうから言えるものではありませんので、まずは幕別町内でのイベント内容をしっかり決めた中で、もしこれは髙木さんのほうで日程的な余裕、都合がつくのであれば、それは、まだ帯広市内の経済界がやるのか市がやるのかわかりませんけれども、そういった対応になってくるのかなというふうに思っております。ただ、いずれにしても、パレードをやるということは、非常に何時間も前から準備をして本当に、たとえ1時間のパレードであっても、準備段階からいうとやっぱり5時間、6時間という、そんな時間も必要になってまいりますので、これは実際に検討していく中では簡単にいかないものだなというような、そんな認識を持っているところであります。

再質問 藤原孟

パレードでさえも認識がなかなか私にはできないのでありますが、表彰について1点お伺いします。何せ特筆すべき偉業だと、それゆえに悩ましいこともあると聞いております。栄誉をたたえて表彰するということは、当然、金一封が私はついてくるものだと思っています。今、オリンピックの選手に金一封ということは報奨金であろうと思います。日本全国に幕別町の名を広めてくれたこの功績、宣伝効果というものは、メダルの色に関係なく、1個最低 100 万円ではないかと私は思っております。後ろから少ないのではという言葉が飛ぶくらい、そのぐらい私は効果があると思っております。町長の考え、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

今、マスコミのほうでは報奨金の話がかなり報道されておりまして、JOC からは金メダルで 500 万円、日本スケート連盟からは 500 万円、そして菜那さんであれば会社のほうから、日本電産サンキョーから金1個について 2,000 万円で、2個ですから 4,000 万円ですか、しかもその半分を永守社長が自腹から出すとか、そんな話がおもしろおかしく報道されているわけでありまして、何か非常にインフレ傾向にあるなとというような感じもしております。栄誉をたたえるということは、確かに金額もありますけれども、金額もさることながら、やはり町民が感謝の気持ちを伝えることにあるのだというふうに思っております。ですから、お金を、それはたくさんあればいいですよね、1,000 万円でも。マラソンで1億円なんて話もありましたけれども、あればそれはいいのかもしれませんけれども、一番大事なのは、町民の感謝の気持ち、感動をいただいた、その感謝の気持ちをたたえること、幕別町を全国区にしてただいた、そのお礼をすることにあるのだろうというふうに思っておりますので、金額については今ここで幾らということはちょっと申し上げられないというふうに思っております。

再質問 藤原孟

髙木姉妹に関しては、将来はこの幕別、十勝で当然スケートの指導者になってもらいたい、指導してもらいたいと思っているのだと思います。今、小学校の登録者は大体 700 人くらいいるそうですが、当然、髙木姉妹がこれから随所で教えてくれるとなれば、私はもっと増えるのではないかと思っております。そういう意味で、指導者への先行投資ということで投資しても、決して町民は反対の声を上げることはないと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

確かに幕別町にとっての宝でありますので、できることならば将来、幕別町で指導してもらえればありがたい、そういう気持ちは十分あります。ただ、スケート王国十勝の宝でもありますので、そこら辺は今から、どこで採用して、どんな仕事をしてもらうかということは、ちょっとなかなか申し上げられません。ただ、今まで培ってきた経験というのは、あるいは技術というのは、もうものすごくあるわけであります。ただ、お二人、まだこの先もありますので、美帆さんは恐らく、あと2回オリンピックを経験してもまだ 31 歳ですので、そのぐらいまでは十分やっていただける、菜那さんだって、体は小さいけれどもあの根性ですから、私は次も狙っていただけるというふうに思っておりますので、やはりまずは今、選手活動に専念していただいて、我が町としては、その後、本人の意向もありましょうから、どういったところで活躍するのか、美帆さんは体育の教師の資格も持っておりますので、そういった活躍の仕方というのも出てくるのでしょうから、その辺は今から我が町のものだけということは、なかなか難しいなというふうに思っております。

再質問 藤原孟

選手はかわりますけれども、山本幸平さん、町長も大分営業に回ったと新聞に書いてありましたけれども、幕別にゆかりのある会社がスポンサーになってくれました。この流れというのは、やはり民間としてスポーツ選手を育てるという気持ちがすごく出てきたあらわれだと私は思っております。今、幕別町で髙木姉妹に報奨金が出せないとなると、そういう気持ちも、町長が財布の口を締めたのだから俺たち民間も財布の口かたくするわなんていうことにならないためにも、ぜひ、私はこれまで本当に町長の大きなお土産を出せたら一番いいのではないかなと。多くの幕別の企業の方も、そのことを気にしながら待っています。いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

私がポケットマネーを出せるのであれば、これはもう簡単な話でありますけれども、やはり税金からそれを出すということになりますと、町民の皆さんの理解も当然必要になってまいりますので、そして何といっても最後は議会の議決が必要になってまいりますので、そういったことも含めて、やはり多くの方のお話を聞いた中で適当な額というのはだんだん固まってくるのかなというふうに思っているところであります。

再質問 藤原孟

それでは、2番目に移りまして、体育施設にオリンピアンの名前をつけるというところに行きたいと思います。我が町には、まずパークゴルフ発祥の地の近くに運動公園というのがありまして、そこには陸上競技で活躍しております福島千里さん、それからスケートでは幕別町営リンクがあります。また、札内の河川敷に行けば、ラグビー場が設置されています。最近は明野ヶ丘のところに山本幸平さん監修ということで、これ町長、情けないことにミニコースという名前がついています。あの運動公園は、面積で言うと 25 万平米ぐらいあるのではないかと。少なくともオリンピアンの監修という名前がついたら、これは拡大させて広げさせてもいいのではないかと、特にこの明野ヶ丘の公園は、開基 80 周年記念にはじめて名前がつけられたのだと思っています。僕が子供のころは、最初から個人の名前で、そういう名前であそこのスキー場を当然のように呼んでおりました。今また山本幸平という名をつけたとしても、20 年か 30 年の、もとへ戻っただけにすぎないのだと私は思いますけれども、ぜひ、新しい施設に名前をつけるということではなくて、それぞれ活躍したゆかりのある場所、これから使うであろう場所にはオリンピアンの名をつけて、そして、ああ、ここで育った、ここで走った、ここでという、そういう見える施設にして多くの参加者を集めるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

これについては答弁でもお答えしましたけれども、基本的には、まずは機運が盛り上がって、そしてちょうどその時期に、こういった施設をつくるよと、それがその活躍された方に非常にゆかりが深いので、その人の名前をつけるというのが自然な流れなのかなというふうに思っております。ただ、今おっしゃったように、幼少のころ、あるいは高校のころ、ここで一生懸命練習した、それで栄誉賞か何かを授与した際に、そういう名前をつけたというのも実はありまして、これは高橋尚子さんなんかは岐阜商業高等学校を出ているわけなのですが、国民栄誉賞を受賞したときに、そこの高校時代に練習したコース、5キロ程度のコースだったのですが、これを「高橋尚子ロード」、そんなつけ方もありましたので、それはあるのだろうな。例えば、川上哲治さんなんかもそうであって、熊本県人吉市の出身で、名誉町民になったわけなのですね。名誉町民の際に、そこ、人吉市にある球場に「川上哲治記念球場」というような名前もつけたと、そんな例もありますので、やはりそれにしても何かゆかりがなければ、ただ名前だけつければいいということはちょっとなじまないので、そういった一つには機運と何かきっかけ、ゆかりがあってつけるということについては、私は、それは全くいいことではないのかなというふうに思っております。

再質問 藤原孟

それでは、いつの日か必ず名前がつくのだなということと思い、次の質問に移っていきたいと思います。食を結びつけた体験型観光へという、これは、これからはうちの町のもう一番の売りになっていくのだなと思っております。今、食の名前とか、そういう食に絡んで、先ほども言いましたけれども、山本幸平君が札内のところから自分の監修コースまで、ロードサイクリングでゴール地点で、芋だんごと、それからドーナツと、どろぶたメンチカツを、景品なのか、私は、完走としてそういうものを出して食べさせていると。それから、昨日、皆さんテレビで多くの方が見たと思いますが、パシュートの4人娘が今一番食べたいものは何かといったときに、中とろのすしがまず一つで、次にカボチャのコロッケが出て、三つ目はフルーツのタルトが出ていました。当然のように髙木姉妹はカボチャコロッケを選んで、結構大きかったけれども、一口でばくりと食べました。これは、ふるさとで、田舎でカボチャコロッケを食べたから食べたかったのではなくて、彼女の体、体力、血、肉、筋肉には、もう田舎の強靭になるものの食物を何十年も食べてつくられているから、見れば当然手に入れたいのだなと私はそう見えました。決してハイカラな料理をつくって、町中でそういう料理をつくって、これから来た方に食べさせるとか、そういう希望は私はしておりません。やはりスポーツ新聞にも出ていましたし、それからテレビでもやっていました。なぜこんな2万 7,000 の町から8人ものオリンピアンが出たのだという、そこに書いてある記事は、この幕別町は、まず1点目は自然、2点目は指導者がいっぱいいる、3点目に食、そして4点目はスポーツに適した土地、いわゆる身近にグラウンドだとか、おかリンクだとか、そういうものがいっぱいあるのだと。その利点があるから、特に STV ですかね、なぜこの幕別町でこういうオリンピアンが育ったかということを何人か、教育委員会の方も一人、名前が出ていましたね。みんな答えたのは、わかりませんと。なぜうちの町からこんなにオリンピアンが出たのかわからないというのは、これは普通ですけれども、それを見たのか、この新聞でははっきり食という、そのことを持ち出しています。やはり強靭な体、特に西洋の方なんて芋だとか豆だとか、そういうものできっと筋肉をつくっているのではないかなと私は思っておりますけれども、ハイカラな料理でなくて、血となり肉となりという、そういうものをもう少しオリンピアンから聞き取りして、その辺の料理のメニューをもう一度考え直してつくってみるという、そういう考えがもし町長にあるのでしたらお答え願います。

答弁 町長 飯田晴義

これは町が直接製造して販売するということにはなりませんけれども、ただ、そのつなぎ役というか、アイデアを製造業者にお話をして、それを仲介するということは、十分これ可能なことだというふうに思っています。実は、年末に山本幸平選手が私のところに挨拶に来ていただきました。そのときに彼が言っていたのは、百年記念ホールのところで、ぜひパスタをつくりたいのだと言うのですね。パスタ屋みたいな軽食屋をやりたいのだと言うのですよ。これは公園だから単純な営業をやるのはちょっと無理だよと。ただ、今、本当に答弁にも書きましたけれども、食、スポーツと栄養管理というのは、これはもう切っても切れない、そういう関係にありますので、そういったスポーツをやる上ではこういった栄養管理をする、その中ではこういうものが、パスタであればこういうパスタが非常に体づくりにはいいのだよというような、そういう組み立てであれば、営業するというのではなくて、そういう紹介をするというか、そういうことであれば十分可能ではないのと、そんな話もさせていただいたわけでありまして、山本幸平君がパスタをつくるなんて全然想像もつかなかったのですが、そういったことも考えておられる選手がおりますので、その意欲を、業者とつなげるだとか、あるいはもし百年記念ホールは無理としてもどこか違うところでやるのであれば、そういった土地を探してあげるとか、そんなことはできるでありましょうし、また、去年の3月のときに髙木姉妹が、これもご挨拶に来ていただいたときに、どろぶたのメンチカツが、これはおいしいと言って喜んで食べておられたので、こういったことも、美帆メンチとか、何かそんなこともあってもいいのかなというふうに思いますので、そこは事業者の方、そしてアスリートの方の意向を十分聞いた中で、そういう調整、コーディネートというのはできるのかなというふうに思っております。

再質問 藤原孟

商店街の方というと、まず、何日か前に、何せ幕別の店の明かりを消さないように、この髙木姉妹の追い風、神風を何とか生かしたいのだと。その店は、もう金メダルが2個決まったら、すぐありがとうセールをやった。要するに自分達がうれしかった、楽しかったということで、そういうセール、冬物7割引きのセールをやっておりました。当然、今言うメンチカツだとか、あと古くは山本幸平さんの銀メダルのお菓子、それからアジアで優勝した福島千里さんの金メダルのお菓子も幕別では出ております。でも、ほとんど食べたことも見たこともない、それが現状ではないかと思っています。でも、そこには今度、髙木姉妹の金メダルに絡んだお菓子はいつつくるのですかという問い合わせも来ていると、うれしい悲鳴だと言っておりました。ぜひ、何らかの形でいいから行政と、それから民との気持ちが一致して我が町で、「赤いサイロ」とは言いません、何か近いものをつくれることはないのか、プラス8なんていう案もないわけではないでしょうけれども、そんな案も持っておりますが、町長に考え、最後にぎゅっと締めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

私は発想が貧困なものですから、アイデアがあるかと言われるとないのでありますけれども、ただ、まねるということも一つ、まねるというか、それを倣うというか、参考にするということは十分ある。そんないろんな事例を調べまして、そこからヒントを得てオリジナルをつくっていくことはあり得ると思います。その際には、幸いにしてというか、特産品開発についても 10 倍に拡充をしておりますので、そういったお金も使っていただきながら、それが町の PR につながるような特産品的なものができていっていただければありがたいというふうに思います。

再質問 藤原孟

最後なのですけれども、スポーツ新聞の1面を何か所か私、調べまして、「幕別」という字が出ているのを、それをちょっとだけ紹介しますが、「幕別熱狂『体震えた』」、それから「幕別興奮さめやらず」、次は「50 年越しで悲願の金メダルが町に届いた」と。「帰ってきたら抱き締めてやりたい」、ちょっとこれはあれだったかもしれない、でもそういうふうのも出ておりました。人口3万弱の町の名前を日本中に広めてくれたことは本当にありがたいということが、最後に締めでありました。ただ、「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますけれども、パレードだとかそういうことがあまり遅れてしまうと、やはり幕別町民といえども熱が冷めるのではないかと思います。ただ、パシュートのとき百年記念で、1位をとったときに間違いなく町長も私も万歳と言いました。あの感動はやはり永遠に残さなければならない、そう思っております。また、アナウンサーも、「この瞬間は永遠だ」とはっきりテレビで言ってくれました。ぜひとも、髙木姉妹、この活躍を、ほかの町にはないことですから、特色のある幕別町のまちづくりを行っていくための大きなきっかけとしていってほしいなと私は思っております。また、今後、将来のオリンピアンの育成、これも大事なことだと思いますので、育成と町の活性化、この二つがつながることを期待して私の一般質問は終わりたいと思います。どうもありがとうございました。

出典:幕別町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月7日 議事録 PDF(130ページ) 間違いを知らせる