幕別町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日
本町における高年齢者雇用の支援状況について
2016年12月7日、幕別町議会の一般質問で、岡本眞利子議員が「本町における高年齢者雇用の支援状況について」質問し、町長 飯田晴義、商工観光課長 岡田直之、福祉課長 新居友敬、政策推進課長 山端広和が答弁しました。
- 質問者
- 岡本眞利子 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、商工観光課長 岡田直之、福祉課長 新居友敬、政策推進課長 山端広和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 岡本眞利子
通告に従いまして、質問させていただきます。1、地域で働きやすい「生きがい就労」の推進を。日本は、今後、少子高齢化が急速に進むことから、元気な高齢者や若者、女性、障がい者など、働ける人みんなで社会を支えていくという、全員参加型の社会に移行していくことが期待されます。会社を定年退職した後も、働く意欲を持った高齢者は少なくありません。こうした現状から、高齢者の就労促進の一環として、企業に対して 60 歳で定年になった社員の希望者全員を 65 歳までの継続雇用を義務づける「高年齢者雇用安定法」が、平成 25 年4月に施行されました。このように高年齢者の雇用は拡大する方向を示している状況の中、本町における高年齢者雇用の支援状況について伺います。①高齢者が就職を希望する場合の現状(求職者数と就職件数)について。②高齢者が地域社会に貢献することを目的に取り組まれている「幕別町高齢者就労センター」の会員数、就業形態について。③町内の企業等との高年齢者雇用の連携体制は。④団塊の世代が退職している中、活躍の場を早期に整備する必要性が求められているが、今後の事業計画について。2番、「幕別町応援大使」事業の継続を。日本ハムファイターズの大谷選手、市川選手が幕別町応援大使として1年間、いろいろな場面で我が町「幕別町」の宣伝役として大活躍をしていただきました。その経済効果は極めて大きなものがあったと思われます。しかし、残念ながら、日本ハム応援大使の期間も本年末までの1年間ということで、終わりに近づいているのが現状であります。そこで、町の PR を継続して実施するための、次なる方策を講じるべきと考えます。幕別町には5人のオリンピック出場選手がいます。この5人の人材は町の宝であり、このすばらしい宝を財産と捉え、町の宣伝にご協力をいただく努力をするべきではないでしょうか。2020 年東京オリンピックの開催が決定され、準備が進められております。今現在、山本幸平選手は、十勝の観光大使として、世界のあらゆる場面で名刺を配り、十勝をアピールしているとのことです。そこで、この事業の今後の方向性、計画についてお伺いいたします。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
岡本議員のご質問にお答えいたします。初めに、「地域で働きやすい「生きがい就労」の推進を」についてであります。少子高齢化が急速に進展する中、労働力人口の減少に対応し、経済と社会を発展させるため、高年齢者を初め、働くことができる全ての人が社会を支える全員参加型社会の実現が求められております。国においては、平成 24 年に高年齢者雇用安定法を改正し、企業における希望者全員の 65 歳までの雇用確保措置の制度化を図ったところでありますが、65 歳以降も働きたい希望を持つ高年齢者が増加していることを踏まえ、人材こそが最大の資源であるとの認識のもと、65 歳以降においても働く意欲のある高年齢者が、年齢にかかわりなくその能力や経験を生かして、生涯現役で活躍し続けられる社会環境を整えていくことが重要であると認識いたしております。ご質問の1点目、「高齢者が就職を希望する場合の現状について」であります。ハローワーク帯広によりますと、本町における平成 27 年度の 65 歳以上の高齢者の求職者数は 340人で、そのうち就職者数は5人となっております。また、本年4月から9月までの6カ月間の求職者数は 242 人で、そのうち就職者数は4人となっております。ご質問の2点目、「高齢者が地域社会に貢献することを目的に取り組まれている「幕別町高齢者就労センター」の会員数、就業形態について」であります。高齢者就労センターは、高齢者が培われた経験や技術、能力を生かし、地域社会に貢献するとともに働くことの中から生きがいを求め、高齢者の福祉の向上に資することを目的として、昭和 59 年に幕別町社会福祉協議会内に設立されたものであり、町や民間企業、町民などからの仕事の受託請負などに取り組んでおります。高齢者就労センターの登録会員数は年々減少傾向にありますが、平成 27 年度の登録会員数は 126人で、前年と比較しますと6人の減となっており、その年齢構成は、60 歳代が 25 人、70 歳代が 83人、80 歳以上が 18 人で、平均年齢は男性で 74.1 歳、女性で 73.6 歳となっております。また、就業形態につきましては、毎年2月から3月にかけて会員募集や登録を行っており、登録の際に希望職種をお伺いし、就労センター担当員が中心になり、業務の依頼内容や作業場所等に応じて就労の割り当てを行っております。昨年度の就労依頼件数は、公共施設が 74 件、民間が 1,427 件であり、その内容につきましては、町が管理する公園等の草刈りや道路街路樹の剪定などのほか、民間の庭木の剪定や草刈り、冬期間の除雪などが主なものとなっております。ご質問の3点目、「町内の企業等との高年齢者雇用の連携体制は」についてであります。町では、毎年、事業所雇用実態調査を実施しており、昨年度は、年代別の従業員数や賃金、労働条件、定年制と退職金制度など、10 項目の調査を行い、高年齢者雇用の実態把握を行っております。高年齢者の就業状況につきましては、従業員数について回答のあった 210 事業所の従業員 3,807 人のうち、65 歳以上の従業員は 384 人、率にして 10.1%となっております。高齢者就労センターの平成 27 年度の業務受注実績としては、全体で 1,501 件、延べ 17,263 人工の業務を受注しており、そのうち町からの受注分は 74 件、延べ 9,034 人工と 52%を占めており、町といたしましても、高年齢者の雇用機会の確保に努めているところであります。民間企業との連携につきましては、商工会を通じて、高年齢者が年齢にかかわりなく働ける職場づくりに取り組む事業主に対する国の助成制度であります、雇用安定助成金などについての周知に努め、事業所に対して高年齢者の雇用の促進について働きかけを行っております。また、高年齢者を含む季節労働者の通年雇用化に向け、本町と音更町、芽室町などの8町と各町の商工会等で構成する十勝北西部通年雇用促進協議会において、企業経営セミナーの実施や各種助成制度の周知、求人開拓事業、雇用相談窓口の開設などを実施し、高年齢者等の雇用の拡大に努めているところであります。さらに、役場、支所・出張所においても、ハローワークの求人情報を提供してまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「団塊の世代が退職している中、活躍の場を早期に整備する必要性が求められているが、今後の事業計画について」であります。就労面といたしましては、現在実施しております高年齢者や季節労働者の雇用対策事業を継続するとともに、幕別町高齢者就労センターの運営の充実に向け、町としてどういった支援ができるのか、幕別町社会福祉協議会と協議を行ってまいりたいと考えております。また、高年齢者は、身体能力や経済的状況、使える時間、就業に対するニーズも多様であり、これに的確に対応するためには、就業機会の提供だけではなく、ボランティアや学習・スポーツ、趣味などの分野においても活躍する場を提供することが重要でありますことから、人生学博士制度やしらかば大学などの生涯学習活動、さらには老人クラブや地域サロンの活動などにつきましても幅広く周知を図り、高年齢者の活躍の場の確保に努めてまいります。次に、「「幕別町応援大使」事業の継続を」についてであります。本年は、合併 10 周年や開町 120 年などの節目を迎えた年でありましたが、この記念すべき年に北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手と市川友也選手が本町の応援大使として選ばれ、各種イベントにご協力をいただいたとともに、北海道日本ハムファイターズの情報発信力やマスコミ報道を通して、幕別町の名前と魅力を全国に発信できたものと実感いたしております。応援大使の取り組みといたしましては、選手画像や球団ロゴマークを活用した町オリジナルグッズの配布、沖縄キャンプ訪問での特産品の贈呈、札幌主催試合でのヒーロー賞や球団紙による市町村紹介、そして応援大使の来町など、取り組みのたびにメディアに大々的に取り上げられ、町内外の方々から多くの反響があり、町の知名度の向上に大きな効果があったものと考えております。また、リオデジャネイロオリンピックに出場された山本幸平選手につきましては、町から推薦をさせていただき、10 月1日から「とかち観光大使」として、十勝や幕別町の観光情報を発信していただいております。とかち観光大使は、十勝管内出身者や十勝管内居住経験者で、十勝総合振興局長と十勝観光連盟会長からの委嘱を受け、ウェブや口コミ等で十勝の魅力を発信していただく制度で、本町出身の山本幸平選手と映像作家の逢坂芳郎さんの2名を含む、63 名の方々が活動されております。ご質問の「「幕別町応援大使」事業の今後の方向性、計画」についてであります。北海道日本ハムファイターズが実施する応援大使事業につきましては、本年 12 月末をもちまして終了となりますが、町の知名度アップはもちろんのこと、子供たちの健全育成やスポーツ振興につながる効果的な事業であったと振り返るところであります。本町におきましては、大変うれしいことに5人もの現役のオリンピック選手を輩出しており、さらにことしは、本町では初となるプロ野球選手が誕生するなど、町出身選手が活躍されることによって、幕別町の名を全国に発信していただいているものと認識いたしております。町といたしましては、この1年間、日本ハム球団や応援大使が残してくれた軌跡の活用を初め、極力、負担がかからないような形で、町内出身のアスリートや各界で活躍されている方々に、応援大使や観光大使的なご協力をいただけないか、現在、検討しているところであります。以上で、岡本議員のご質問への答弁とさせていただきます。11:24 髙橋議員入場
再質問 9番 岡本眞利子
では、再質問をさせていただきます。我が国の高齢者の労働力率は国際的にも高水準を示しているといいます。年齢層別の労働率は、男性で 50 代では 90%、60 代前半で 70.3%、60 代後半で 46.7%、また女性におきましても、40 代後半は 71%、50 代は 60%、60 代後半で 24%という数字が示されておりますが、男性は 60 代を境に、女性は 50 代後半から 60 代にかけて急速に低下をしているということでございます。また、高齢者の就業している要因については、男女いずれにおいても、自分の家族の生活を維持するため、生活水準を上げるためといった経済上の理由が、生きがい、社会参加のためといった理由がふえているということでございます。そこで、1番目の質問でございますが、求職者がどのような仕事のニーズがあり、どのようなところに就職されたのかをお伺いいたします。
答弁 商工観光課長 岡田直之(商工観光課長は2017年3月まで)
今、町長から答弁がありましたように、高齢者が昨年、5人の方が就職に結びついたところでありますけれども、その就職先につきましては、承知をしていないところであります。
再質問 9番 岡本眞利子
意外と思ったより、うちの町では就職を希望される方が少ないのだなという、答弁をお聞きしましてそんなように感じたところでございますが、では、どのようなところに就職をしたかがわからないということでございますが、では、ニーズはどのようなニーズがあったのかも、お答えいただきたいと思います。
答弁 商工観光課長 岡田直之(商工観光課長は2017年3月まで)
ハローワーク帯広全体のニーズでありますけれども、今、求職者が求めているニーズで一番高いものにつきましては、軽作業が最も高い状況となっております。次いで、事務職が最も高いという状況であります。しかしながら、企業が求める求人像につきましては、専門技術ですとかサービス業が多いということになっておりまして、企業側が求める求職者像と働きたい人が希望しているものにはミスマッチがあるということとなってございます。
再質問 9番 岡本眞利子
では、今のご答弁では、仕事を求めている者とまた仕事を提供する企業側とのミスマッチということがありましたが、高齢者が希望する働き方ができるようには、行政としては支援はされていないということでございますか。
答弁 町長 飯田晴義
支援ということになりますと、そういう職を生み出す、つくり出すということにほかならないわけでありまして、なかなか行政としては、そういう職を仕事をつくるといったら難しいわけでありますし、これやはり事業者の負うところが大きいかと思います。ただ、今、それほど景気がいいわけではありませんので、事業者においてもそういった必要最低限の仕事しかないというのが実情であろうというふうに思います。
再質問 9番 岡本眞利子
ちょっと3番の質問とも重なるとは思うのですが、町内の企業との連携ということにもかかわるかと思います。よくこの時期になりますと、除雪の時期になりまして、毎年除雪の苦情は大変多いところでございます。その中の答弁でも、除雪のオペレーターが少ないというような声も出まして、高齢化が進んでオペレーターの数がだんだん減ってくるというような答弁をよくいただくのですけれども、その中でも、企業に、高齢化されているのですけれども、高齢者が働く意欲があれば、企業にそのように経験豊富なオペレーターとして、オペレーターとして乗るのではなくて、指導者として使っていただけるようなお話もされることも可能ではないかなと思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
確かに、町の除雪業務の中で、そういった人材不足というのは感じております。ただ、町としては職業紹介はできないわけで、これはハローワークの仕事でありますから、できないわけでありますので、その法に触れない範囲の中で、業者からの意見をお聞きするなどして、こういった職があるよということを、例えば商工会を通じてそういう情報を流すとか、あるいは十勝北西部の雇用促進協議会がありますので、そういった中での情報を提供するということは可能かなというふうに思います。
再質問 9番 岡本眞利子
今の質問に対しまして、答弁、よくわかりました。では、高齢者は時間的に束縛が強くないパートとかアルバイトとして就業を希望する傾向があるかと思います。そこで、生きがい、社会参加といった働き方が考えられることから、2番目の質問なのですけれども、幕別町高齢者就労センターでございます。会員数が減少しているということでございますが、今後、増加していく高齢者に対しまして、就労の機会を提供できる場所ですので、元気なお年寄りをふやすということが、行政の大きな課題ではないかと思います。その減少の要因と対策について検証されているのか、お伺いいたします。
答弁 福祉課長 新居友敬(福祉課長は2017年3月まで)
議員がおっしゃるとおり、登録会員数につきましては、年々減少してきているところでございまして、その原因ということでいけば、やはり先ほどから申し上げているとおり、企業における 60 歳以上の継続雇用が進んできておりまして、なかなか高齢者の方でも若い方が入ってこられなくなったというのが、まず一つ。また、高齢の方が、継続されている方も、やはり体力の限界ということでやめていかれる方が多くなってきているというのが、一つの原因かなというふうに押さえているところでございます。それに対して対策なのでございますけれども、そういった中で会員を確保していくというのは、非常に難しい状況でありまして、会員募集においても、ホームページ、社協だよりなどから、いろいろ随時募集を行っていたり、会員からの情報などをもとに勧誘なども行っているところなのですが、なかなか増加にはつながっていないという現状でございます。
再質問 9番 岡本眞利子
今ご答弁いただきましたが、就労センターの仕事といいましたら、庭木の剪定とか草刈り、草取り、畑起こし、除雪などの手作業による軽作業の事業を請け負っておりますが、この国の資料によりますと、高齢者の男性は経験を生かせること、また女性は働きやすさを重視するということでございます。したがいまして、既存の業務内容に加え、専門的な分野、過去の経歴、特技、性格などを把握し、職業紹介所などに生かせるような工夫をすることによって、会員減少にも歯どめをかけることができるのではないかと思います。例えば、資格を習得支援をしていただくような事業なども考えてみたりということもあるかと思います。また、社会福祉協議会のホームページを見ましたら、お仕事をしたい方を募集していますということで、大変もう小さくて高齢者の方には見えづらいのですけれども、このような小さな漢字ですと、なかなか見つけることも厳しいのではないかなと思います。したがいまして、もう少し仕事内容も経験を生かせるようなそういう仕事もふやしていくべきではないかなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これは、社会福祉協議会内に設けられている就労センターでありますので、町があれこれ余り口出しするのは好ましくないわけであります。ただ、今、人が集まらないというのは、これは高齢者、高年齢者に限ったことではなくて、十勝管内も、先ほど、このほど報道では有効求人倍率が 1.2 倍という、そんな報道もありましたけれども、にもかかわらず、やはりえり好みをするがために、やはりミスマッチが起こっているといいますか、職がない人が多く出ているということが、これは私は、全世代を通じてそういう傾向に今ある、いわゆる3Kとか言われていますけれども、汚いだとか苦しいようなそういう仕事については、やはりつきたくないと、そういう心理も非常に働いているのだろうというふうに思います。そんな中で、就労センターで働いていただく方がふえることは好ましいことでありますので、社協のほうと協議をさせていただいて、町としてできることについては、協力してまいりたいというふうに思います。
再質問 9番 岡本眞利子
確かに、今、町長にお答えいただきましたとおりだと思います。本当により好みをしている場面も多々あるかと思うのですが、やはり高齢化がだんだんしている中で、生き生きと、働くだけが生きがいではないのですけれども、そのようなところも、やはり町からの支援も重要ではないかと思います。社会福祉協議会のほうにも、そのように町の方からも声かけをしていただくということでございますが、高齢者等の無料職業紹介所的な窓口を設置していくのも、また一つの手ではないかと思いますので、そのようなこともまたつけ加えていただきたいなと思います。また、例なのですけれども、千葉県の柏市では、専門のジョブコーディネーターを配置しまして、高齢者が働ける派遣事務などを開拓し、登録会員の高齢者と積極的に結びつけているという事例もございますので、そのような先進的な地域を参考に調査をしていただけたらと思います。では、3番目の質問なのですけれども、もちろん生きがいということで、働くだけが生きがいではないのですけれども、民間企業との連携も必要とされることから、企業の協力は大変大きいかと思います。また、企業側も高齢者を労働力として期待するところもあるかと思うのですが、そうでない企業との温度差が生まれてくるかと思います。先ほどお答えにもありましたように、やはり大変厳しい状況から、人を雇うことができないというようなところもあるかと思うのですが、地域経済と雇用対策を企業にどのように促進していくのか、お伺いいたします。
答弁 町長 飯田晴義
これは、企業については、余裕がなければやはり人は雇えない、そういう実態にあるわけでありますので、そこで例えば1人雇用してくださいよと言った場合には、そこには補助金、奨励金的なものを出さない限りなかなか難しいというふうに思います。それを、どういった方にターゲットを当てるのかということももちろんあります。今は高齢者のお話でありますけれども、本当に職がなくて生活できない方という人が、やはり一番優先されるのだろうというふうに思いますし、また今、子育て支援の中で、結婚し子供を産んでそこでやめるのではなくて働き続けるということ、今の時代、非常に必要であろうと思いますので、それを高齢者だけにターゲットを絞って奨励事業をやるというのは、なかなか難しいなというふうに思います。これは、全体の雇用対策であったり、あるいは子育て支援事業であったり、トータルの施策の中で進めていかなければならないなというふうに思います。いずれにしても、企業に頑張っていただきたいというのが、私の本音であります。
再質問 9番 岡本眞利子
町長の言われますのも本当にわかります。もちろん企業にしても大変な状況だとは思うのですが、やはり企業が元気になれば雇用も生まれる、また税金も町に納めていただけるというようなことにもなりますので、しっかりと企業の方が仕事をやっていけるように、町の経済を活性化していかなければいけないと感じるところでございます。しかしながら、やはり高齢化がどんどんと進む中で、お金がないから生活保護にというようなことではないかと思いますので、しっかりと、働ける意欲がある方には働いていただいて、税金を納めていただくというような形にもなろうかと思いますが、それにはやはり雇用促進ということで、企業に高齢者活用促進セミナーとか、また働きたいという意欲をわかすための就労誘導セミナーなんかもまたすることによって、効果的なのではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これは、なかなか町単独でそういった事業をやるというのは、難しいというふうに思っております。それで、今現在の制度の中では、十勝北西部の通年雇用推進協議会、十勝をエリアごとに分けて、そういった広域での取り組みをやっておりまして、その中に資格取得であるとかセミナーでありますとか、いろんな事業が盛り込まれておりますので、そういったことを周知してまいりたいというふうに思います。
再質問 9番 岡本眞利子
ぜひ、そういうところは、もう力を入れてやっていただきたいと思います。また、企業側にいたしましても、高齢者を雇用した場合に国からの助成金や奨励金を受けられるというようなことも、しっかりと周知をし、啓発をしていただきたいなと思います。そして、4番目の質問でございますが、今、団塊の世代が退職している中でございますが、厚労省では、今年度から、生涯現役促進地域連携事業として、健康で意欲と能力のある限り年齢にかかわりなく働き続けることができる、生涯現役社会の実現に向けた取り組みを推進しております。我が町も、地域の特性を踏まえた高齢者の安定した雇用を確保すべきと考えます。その点についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これは繰り返しになりますけれども、なかなか雇用の場を確保することそのものは難しいわけでありまして、町ができるかといったら、それは、やはりこれは税金の効率的な執行というのがありますので、なかなか難しい。今やっている事業の中で、高齢者に就業してもらうということはできましょうけれども、新たな雇用の場を確保するというのは難しいだろうと。となりますと、勢いどこに行くかというと、やはり事業者の協力が必要になりますので、そういった国の補助金、助成制度も紹介しながら協力をいただく、そういった商工会を通じて周知をしていただきたいというふうに思います。
再質問 9番 岡本眞利子
今後、就労だけではないのですけれども、あらゆる分野で高齢者の活用を推進し、高齢者雇用の機会の拡大を目指しまして、雇用の創出、生きがいを持てる支援に取り組んでいただきたいと思います。では、大きな2番の質問に移りたいと思います。幕別町の応援大使の継続でございますが、この1年間、日本ハムファイターズの両選手が幕別町の宣伝に本当に大きな貢献をしていただいたことには、感謝するところであります。しかし、この宣伝効果がいつまでも続くわけではありませんので、次の一手を打つということが大変必要ではないかと思います。山本選手はもちろん十勝の観光大使を務めておりますが、幕別町出身でございます。幕別町で、もう既にやはりそのような声をかけるのが先ではないかなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これは、観光大使は既になってしまいましたので、振り返ってもしようがないのですけれども、少なくとも5人の現役のオリンピック選手がおりますので、こういった人たちに協力をいただいて、オリンピックを育てる事業というのを実際ことし 10 月1日に行っております。ですから、山本選手に限らず、できることならこちらに里帰りというか、シーズンオフの期間にこちらに来た際には協力してもらえるように、協議をしてまいりたいというふうに思います。
再質問 9番 岡本眞利子
最初のご答弁で、応援大使や観光大使にご協力いただけないか、現在は検討しているとおっしゃいましたが、どこまで進んでいるのか、お聞きいたします。
答弁 政策推進課長 山端広和(政策推進課長は2017年12月まで)
現状のところは、これまでの日ハム応援大使と同様というわけではございませんけれども、極力、選手に負担をかけないような形で、例えば写真、肖像画といいますか、活躍する選手の写真だとか画像だとか、そういったものを活用した中で、例えば名刺ですとかポスターのチラシですとか、そういったものに活用できないかなという部分での検討をしているところでありまして、直接まだ、ご本人に対しまして打診しているという段階ではちょっとございません。
再質問 9番 岡本眞利子
それは行政が思っているだけであって、まだ相手側には伝わっていないということでございますね。ということは、今もう 12 月ですから、もう観光大使は今月いっぱいということで、日ハムは終わるわけでございますが、その終わるということが、もう年内で終わるわけですから、その次のことを1月から考えておかなければいけない。また、3月には予算を計上しなければいけないということもあります。その段階で、まだ誰も何も決まっていないというのは、ちょっと遅いのではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 政策推進課長 山端広和(政策推進課長は2017年12月まで)
10 月に、オリンピックに出られていました5選手のうち、2名の選手の方が実際来られていまして、その際に、こちらのほうで直接ではないですが、ペーパー的には、こういった部分でどうでしょうかという部分の内容程度のお知らせは、実はお伝えしていたところなのです。ただし、やはり個人での同意のみで終わる部分が、ちょっと果たしてできるかどうかという部分ですとか、例えば選手のデータを使うという部分に、ユニフォームとかそういったスポンサー等の部分もかかわりが出てくる可能性もあるものですから、その辺の具体的な部分は、再度詳細を詰めていかなければいけないという部分で、今考えているところでございます。
再質問 9番 岡本眞利子
そうですね。本当に自分一人で決められることではないのですが、やはりいつも町長がおっしゃいますように、スピード感を持ってということでおっしゃいますので、ここにもスピード感をぜひ持っていただいて進めていただきたいと思います。それで、山本幸平選手の名刺なんかも見ましても、このように本当に十勝ということを説明しております。そこのところの住所が幕別町札内北町ということで、ここまで入っているわけでございますので、ぜひとも山本幸平選手だけには限らないですけれども、5人のオリンピック選手がおりますので、その方たちにぜひともご協力をいただきたいということをお願いするのも町ではないかなと思います。また、そのように観光大使なんかにお願いをしますと、本人にしてもやはりふるさとを愛す、また自分の町が、幕別町出身なのだということも自覚がすごく大きいのではないかと思います。先日、帯広の方に言われましたのが、幕別町はすごいよね、どうして幕別町からそんなにスポーツ選手が出るのだろう、また古谷選手のソフトバンクに決まったことも、どうして幕別町からと、幕別町は何かしているのというような、本当に驚きの声をお聞きしたところであります。したがいまして、そのようないい話がある中でこそ、ぜひともご協力をいただくように、行政がしっかりと頭を下げてお願いをすることが重要ではないかと思います。その点についてはいかがですか。
答弁 町長 飯田晴義
先ほど課長が申し上げましたように、企業に属しているあるいはスポンサーがついている方々については、なかなか制約があって、こちらが考えていることが、そのままやられない、実現できないということもありますので、もちろん名刺をつくること一つについても、果たして許可が出るかどうかということもあります。名刺のほかにも、例えば東京方面での広報マンになっていただくだとか、イベントのポスターに登場していただくだとか、いろんな活動方法があろうかというふうに思いますので、そういったことを考えられる方策について、一つ一つ協議した中で協力をしていただきたいというふうに思います。
再質問 9番 岡本眞利子
いろいろな制約があり、なかなか思うように進まない点もあるかと思いますが、それはしっかりと進めていただきたいと思います。また、応援大使ばかりに限らず、お聞きいたします。町長の名刺は、行政用の名刺ですか。今、幕別町の応援大使で、日本ハムの名前が入った名刺もあるかと思いますが、町を宣伝するような名刺はおつくりでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
私の名刺は、日本ハム応援大使として球団側から提供された大谷選手と市川選手の写真が写っている名刺を使わせていただいておりまして、やはりこれが一番見て、ビジュアル的に、おっというふうに思っていただける、最大の宣伝効果を発揮できる名刺だという考え方の中で、もう本当に 500 枚ぐらい、今まで配ったといったらおかしいですけれども、使わせていただいたわけでありまして、最近はあと一月切ったものですから、プレミアムの名刺だよという、そんなことを一言添えたりして、幕別町を宣伝させていただいているところであります。
再質問 9番 岡本眞利子
もう大谷選手の応援大使ということで終わってしまうのですけれども、あるところの町長の名刺では、やっぱり自分の町を宣伝するというようなことで、行政の名刺だけではなくて、自分の町のガーデンパレス温泉ということで、町を宣伝しているような名刺もお配りしているということでございます。町長みずから、自分の町のいいところを宣伝するということで、今、忠類の問題もさまざまありますが、ぜひともうちの町に泊まっていただきたい、うちの町に来たときは、ここに泊まっていただきたいということも踏まえて、そのような宣伝効果も上がるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
ちょっと説明が不足しましたけれども、ことしは応援大使の名刺を使わせていただいております。今までは、町の様子、道の駅でありますとかパークゴルフをやっている様子だとか、そういった何種類かの台紙がありますので、それで幕別町を PR させていただいてきました。ですから、1月1日以降は、また違った名刺を持って町の PR をしてまいりたいというふうに思います。
再質問 9番 岡本眞利子
いずれにいたしましても、幕別町の発展のために、身を粉にして、さまざまな面で力を出し切って、ほかの町にとられないよう、宝の持ち腐れにならないよう、力を尽くしていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。以上です。