みんなの議会

幕別町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月7日

自然災害から住民生活を守るための対策と行政機能の確保について

2016年9月7日、幕別町議会の一般質問で、小川純文議員が「自然災害から住民生活を守るための対策と行政機能の確保について」質問し、町長 飯田晴義、土木課長 寺田治、企画総務部長 菅野勇次、建設部長 須田明彦、住民福祉部長 境谷美智子が答弁しました。

質問者
小川純文 議員
答弁者
町長 飯田晴義、土木課長 寺田治、企画総務部長 菅野勇次、建設部長 須田明彦、住民福祉部長 境谷美智子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 小川純文

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。自然災害から住民生活を守るための対策と行政機能の確保について。この夏は平年とは異なり、太平洋高気圧が北海道の東海上に停滞し、上空が台風の通り道となっていることから、台風が道内に既に3回、一般質問を出したときには3回でありましたけれども、現在としては4回であります、上陸し、各地において甚大な被害をもたらしています。町民の生命、身体、財産を災害から保護し、安心かつ安全な住民生活を維持することができるよう、日ごろからの対策と災害時の対応に取り組むことは、地方自治体の責務であるものと認識いたしております。8月 17 日の台風7号の上陸の際には、町内各所で停電が発生し、住民生活を初め経済活動にも大きな影響をもたらしました。今後も起き得るであろうこうした自然災害への備えを整備していくことは大変重要であると考え、現状と課題等、以下の点について伺います。①通行障害や停電発生の要因である、道路沿いの街路樹や支障木等の倒木被害を防止する対策は。②河川氾濫の要因ともなり得る河道法面や高水敷の雑木、支障木の撤去対策は。③庁舎、支所を初め、大規模避難所等並びに町内主要施設の停電時のバックアップ電源の確保対策は。以上であります。

答弁 町長 飯田晴義

小川議員のご質問にお答えいたします。「自然災害から住民生活を守るための対策と行政機能の確保について」であります。先月 17 日に台風7号、その後に 11 号、9号が続いて上陸、30 日には台風 10 号が接近した影響に伴い、十勝管内を初めとする道内各地において、豪雨や強風により、河川の氾濫や土砂災害、交通網の寸断など甚大な被害をもたらしました。本町においても、台風7号の影響により、農作物の倒伏や圃場の滞水、倉庫や車庫の屋根等の損壊のほか、町道の路肩や法面崩壊、倒木の被害が発生するなど、近年にはない被害を受けたところであります。これらの災害復旧のやさきに、台風 10 号による影響を受け、河川の増水や内水氾濫により猿別地区や相川地区を中心に住宅や事務所等への床上・床下浸水が発生したほか、農業関係や土木関係など住民生活や経済活動にさらに大きな影響を及ぼしました。また、町内4カ所に避難所を設置し、住民の方々へ自主避難や避難準備、避難勧告、避難指示を発令する事態になり、避難指示が解かれた後もなお、避難所での生活を余儀なくされている状況下にあります。自然災害を最小限に抑えるため、平常時から防災・減災に意を用いることが肝要であると認識いたしており、災害発生時においては被災住民への対応を迅速に行うことが町としての役割でありますことから、情報の収集や伝達など行政機能が円滑に進められるよう努めなければならないと考えております。ご質問の1点目、「通行障害や停電発生の要因である、道路沿いの街路樹や支障木等の倒木被害を防止する対策は」についてであります。現在、町道に植栽されている約 4,300 本の街路樹や、郊外の町道沿線の樹木につきましては、道路維持における日常パトロールにより、倒木や枝折れ、車道や歩道への枝の張り出し等の危険性を判断し、必要に応じて伐木等を行うとともに、路線ごとに計画的な街路樹の剪定を行っているところであります。本年は、前例のないほど、多くの台風が北海道に上陸し、本町にも大きな被害をもたらしました。特に、台風7号や 10 号では、非常に強い風に見舞われ、多くの町道において倒木が発生し、通行止め等の交通規制を行いながら速やかに倒木処理を行い、交通の確保を図ったところであります。今後は、冬季における降雪での倒木被害も想定されることから、より一層、道路維持パトロールの強化を行い、樹木の傾きや枝の密度など危険と判断するものについては、早急な対応を行うなど被害発生の防止に努めてまいりたいと考えております。また、道路占用をしている電気事業者や通信事業者においても、停電や通信障害の発生する原因となる樹木を発見した場合には、適宜剪定や伐木を行っておりますが、町の道路維持パトロールでこういった樹木を発見した場合にも、道路占用事業者と協力し、支障木の除去を行っているところであります。今後におきましても、道路維持パトロールにより、危険性のある樹木を見逃すことなく適切に処理し、通行者や通過車両の安全確保に努めてまいります。ご質問の2点目、「河川氾濫の要因ともなり得る河道法面や高水敷の雑木、支障木の撤去対策は」についてであります。河川に生育する河畔林は、そのほとんどが自然に生育した雑木であり、河川の増水時に上流部から土砂とともに種子や幼木が流され、定着したものが生育したと考えられております。河畔林は、水辺に生息、生育する動植物にとっては、直射日光を遮ったり、隠れ場所の確保など重要な役割を果たす一方で、洪水時には、河川の流れを阻害し、氾濫を発生させる要因ともなりますことから、十勝川水系途別川と猿別川につきましては、河川管理者である北海道開発局や北海道に、洪水時に支障となる河畔林の伐木除去を要望しているところであり、各河川管理者において、自然環境保全の観点を考慮しながら、慎重に事業を実施していただいているところであります。これまでに、途別川につきましては、十勝川合流部から国道 38 号千住橋までの左岸と、JR 根室線の鉄橋から上流部の曲線部までの河畔林を、さらに猿別川につきましては、相川樋門付近から国道 38号止若橋までの河畔林の伐木除去を、北海道開発局や北海道に行っていただいたところであります。今後におきましても、河川の氾濫を未然に防ぐため、継続して河畔林の伐木を要望していくとともに、このたびの相川、猿別市街地区の冠水被害を踏まえ、旧途別川の河畔林の伐木除去についても早急に要望してまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「庁舎、支所を初め、大規模避難所等並びに町内主要施設の停電時のバックアップ電源の確保対策は」についてであります。災害発生後に行政の業務を継続していく上で、通信や照明、パソコン等に要する電力は、必要不可欠な業務資源でありますことから、災害により停電した場合、非常用発電機とその燃料の確保は、執務環境を確保するに当たり重要であると考えております。本庁舎の電気につきましては、非常用発電機とその燃料を3日分確保しており、停電時においても庁舎内の照明の点灯やパソコンの使用に支障を及ぼさない最低限の電力を確保することが可能な備えをしているところであります。加えて、停電時に通信可能な電話回線を1階と2階フロアに1回線ずつ確保するとともに、3階会議室にも2回線確保しております。忠類総合支所につきましては、停電時に通話可能な回線を2回線確保するとともに、複数の小型の非常用発電機を備えるなど、停電時においても複数のパソコンの活用や、庁舎内の照明の一部を点灯することは可能でありますが、戸籍証明の発行業務など一部業務に支障を来すことが想定されます。また、札内支所につきましては、来年度から供用開始いたします新しい施設には、本庁舎と同様に非常用発電機を設置することから、停電時においても通常どおりの業務を行うことが可能となります。しかしながら、現在の施設における通信は、停電時に通話可能な回線を1回線確保しておりますが、非常用発電機は常備していない状況にあり、忠類総合支所と同様に一部業務に支障を来すことが想定されます。本町といたしましては、平成 20 年に株式会社共成レンテム、ナラサキリース株式会社帯広営業所の2事業者と「災害時における発電機等の供給に関する協定」を、24 年には帯広地方石油業協同組合と「災害時における石油類燃料の供給等に関する協定」を締結し、災害時に発電機やその燃料等の供給を受けることができる態勢を確保していることから、非常用発電機を常備していない施設において、停電時にその活用ができるよう施設の電源ケーブルの工事を進め、バックアップ電源の確保に努めてまいりたいと考えております。小中学校など比較的収容人数が多い大規模避難所については、他の避難所と同様に避難所内照明用として定格出力 2.3 キロボルトアンペアの可搬式発電機を配備することとし、現在 16 台を備蓄しているところであり、計算上ではありますが、消費電力 175 ワットの LED バルーンライトが 10 台使用できる能力があります。以上で、小川議員のご質問への答弁とさせていただきます。

質問 8番 小川純文

まず最初に、今回の8月 17 日からの台風7号からの4回の台風関連の災害発生において、住宅等被災を受けた方々が幕別町内にも多数おられるということで、まずもってこの方々にもお見舞いを申し上げるところであります。また、この質問状を出したときには、7号以下三つの台風でありましたけれども、今回、台風 10号という 30 日から始まります台風の影響で、幕別町においても本当に大きな被害を受けたことに関連しましても、そこら辺も含めた再質問のほうもさせていただきたいと思います。まず最初に、1点目であります通行障害、停電発生にまつわる道路の保全と街路樹倒木等の関係でございますけれども、幕別町の道路もまた電気、電話の通信網の大半が、幕別町はちょっと起伏が多い町の構造もありまして、道路、明渠、電柱が意外と沢の中、また、山の近くを走っている場面、特にそこに基幹の配線等が走っている場面が多々見受けられます。台風7号のときには非常に風も強く、倒木等によりまして特に夜間を含めました長時間の停電が発生したという現状がございます。これにつきましては、非常に住民生活の中でやっぱり電気というものは非常にライフラインの一つでありますし、倒木等が多いと道路の視界不良、また、先ほど町長からの答弁書にもありましたとおり、これから降雪の時期になったときには降雪の重さで再度また倒木被害が出るということでありますので、これに対する緊急パトロール、一斉点検、また、基幹の電柱等には幕別町も光ファイバーというものを忠類支所まで、各事業所等々いろんな施設等にも光ファイバーを張りめぐらせていると思いますけれども、これについても切断をされますと非常に重要な被害を、情報の停滞をもたらすということであります。そういう中で、今回、停電の要因が倒木等、全部ではありませんけれども、それが主体であったということでありますけれども、役場の通信網として光ファイバーケーブル、私の認識の中では1回ちょっと事故等によって切れたという、昔ですけれども、認識はあるのですけれども、それ以外は光ファイバー、要するにいろんなところの通信網の関係、行政としての通信網の被害は今まであったのでしょうか。今回の台風等でもどうだったのでしょうか。まず、この点について現状確認ということで、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 飯田晴義

光ファイバーの切断につきましては、実は昨年、土木工事の最中に、うっかりミスというやつで切られたことがありまして、1日程度で回復したという事例はございました。

質問 8番 小川純文

これについては、本当に町の一つの情報の生命線でありますので、その点検を含めてお願いいたしたいと思いますし、道路沿いの街路樹等につきましては、電線を切るというような、それほど大きな街路樹はないかと思いますけれども、これについては冬の除雪等でまた影響が出ますので、そういうものも含めて点検をお願いしたいのと、郊外になりますと結構民地の、要するに凍害が発生しそうな予見がされる樹木も多数あると思います。道路パトロール等からも報告を受けていると思いますけれども、民地に係る部分におきましては、またここも町ができれば中に入って所有者の方のご理解をいただきながら、やはり基幹、生活のライフラインのもとである電力の確保というものについては、町も踏み込んで対応をしていっていただかなければ、未然に防ぐことは厳しいのではないかと。今も、私もいろいろなところを通りますと、これは危ないなというものが散見されますので、いろんな場面でのパトロール体制からの情報をもとに対策を進めていっていただきたいと思います。次に、河川の関係に行きたいと思います。台風7号においても茂発谷川が氾濫をいたしまして、若干の住宅被害等が発生しているわけでありますけれども、特に今回の 10 号の台風では本当に大規模な被害を受けたという中で、幕別町は特に河川が非常に多いと。国管理の河川でも十勝川、札内川、下流域を含めますと猿別川、途別川というものも国管理の河川に入ってくると思いますし、道管理の河川では猿別川、途別川、忠類の当縁川、茂発谷川、古舞川、糠内川と、町村自治体としては非常に河川が多い。特に札内川と十勝川は幕別町をくるっと巻いているような現状で、その河川が今回は異常増水ということで本当に堤防を越えるのではないかというのが現実に今回起きたという状況にあります。また、この大きな河川には、全部大半の川についてダムが関連していると。札内川についてもそうでありますし、十勝川についても本流からの大雪のほうのダム、音更川を中心とした糠平ダム、十勝川下流に来ますと今度は利別川を中心としました上流のダムと、全てこういう大雨が続いたときにダムの関連も出てくると。意外と今回初めてダムが放水というか、ダムがいっぱいになって水が出たというのが町内にある幕別ダムでありました。お聞きするところによると、31 日の午前2時ごろぐらいから、幕別ダムも規定水位を超えて横の放水路から放水があったということで、それが旧途別川に入って下流に流れてきているという現状もございます。こういう、それで今回もいろいろ避難対策とかという中で河川情報というものが今いろんなパソコン等々でも見られると思いますけれども、ここら辺の管理体制、また、開発局ですとか帯広建設管理部との連絡体制、また、町内にある今お話ししたような場面、そういうものの情報収集体制が今回どうであったのか現状をお知らせ願いたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

国管理河川の情報につきましては、リアルタイムでパソコン上で見ることができますので、職員が刻々と変化する水位について観察をしておりましたし、また、国の開発建設部あるいは池田河川事務所からどういった水位になったので、この後、氾濫の危険性があるのでどうしたらいいのではないかといった、そんなアドバイスもいただいておりますし、さらにはリエゾンといいまして開発から2人の専門職員に常駐していただいて、それで開発本部であったり関係機関と連絡をとりながら情報を提供していただいた、そういった情報をもとに私たちとしましては、避難準備だったり避難勧告、そういう措置に結びつけていったという状況にあります。

質問 8番 小川純文

本当に今回の四つの台風関連でいきますと、意外と幕別町が降水量がそんなに異常なほどの記録的な大雨と、降水量という状況にまでは至らない中で、上流からの増水によって、それが先ほどお話ししましたように幕別町の周りで、全部川がどんどん集まっていくという中で、今回、川の異常増水が起きたと。今、町長のお話によりますとリアルタイムで連携をとっているということでありますけれども、札内川が一番最初に危ないということで 31 日の避難準備から始まりました発令が出たと。その次に十勝川がまた異常増水をして、十勝川近隣を次の避難指示のポイントにしていったと。その中で最後に猿別川の関係、猿別川も多分そこの止若のところで水位観測所があってあれなのですけれども、札内川、十勝川ほどの堤防に対する警戒水位というものはいってはいなかったのですけれども、この質問の初めにあります、やっぱり河床木、それ以上に河床の土砂等の堆積によりまして非常に川の流下能力が落ちているという中での増水でありました。ですから、警戒とかそういう範囲には入ってはいなかったのですけれども、水の流れが非常に悪い、十勝川の増水という関連もありますけれども、十勝川からは猿別川の、旧途別川の出会いというものは約4キロメートルほどございますので、十勝川の降水というものの影響もありますけれども、それが甚大な影響でもないと。ですから、先ほど町長も、河畔林の要請というものがありましたけれども、根本的にこれは河床をまず下げて流下能力をきちんとしてもらう。やっぱりこれからが本当の通常であれば台風シーズンでありますので、これは早急に要望をして進めていっていただかなければならないことでないかと私は思うところなのでありますけれども、そこら辺の今後の要望体制、ポイントの整理等々についてはできているのでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

猿別川につきましては、ごらんのとおり雑木がまだ生い茂っている状況にありまして、まずこれを処理すること、そして河道の掘削をやっていただくことになろうかというふうに思いますので、順番がありますので、従来からずっと毎年毎年雑木処理については要望をしてきたわけでありますけれども、なかなか国の予算の関係もあって一気に進まない。ただ、今年に入ってかなりの部分進んだということもありますので、これを機に雑木処理とあわせて河道の掘削についてもしっかり要望してまいりたいというふうに思います。

質問 8番 小川純文

本当に緊急ではありますけれども、やっぱり今回、川の水位が異常水位に上がらない中でもこういう洪水が起きたということを念頭に置いて、河床の掘削もありますけれども、本当に旧途別川については、先ほどもお話ししたとおり、上流にダムがあるということで連続降雨が続いた場合にはやっぱりダムも満水になります。そういうときには本当に放水があるという、通常では考えられない場面も起きますので、場面におきましては、これ本当に排水機場というものも非常に必要な川ではないかなという関係も危惧しております。そこら辺についても早急に検討を重ねて、やっぱり要望していくものは要望、本当に必要なものは上げていかないと、また同じことが起きても困りますし、旧途別川は今までも3回、今回で4回目の堤防からの越水ということは地元の方からもお聞きしております。ですから、今回初めて起きたということでなくて、もうこれは大雨時には日常的に起きているという位置づけも認識した中での要望を上げていっていただきたいと思いますし、それに向けての対応策というものの今後の検討をお願いしたいと思いますし。それとあわせてですけれども、町、道河川の中では今回いろんなところでちょっと水が洪水になった要因の中に、思った時間に、急激に川が増水したと、特に夜間、増水したということもありますけれども、今回いろいろ後で検証してみますと、川の管理の中では樋門の管理が非常に大きなポイントであるのでないかと思いますけれども、これ国管理の、開発局管理のところは、直接開発局が管理をしながら、操作員と連絡をとりながらやっているということでありますけれども、道河川につきましては幕別町が樋門の管理委託を受けまして幕別町からその地先等々の管理者に依頼をしているという現状であるということをお聞きしておりますけれども、通常これ、樋門の管理というのは日常点検と日常保護が何か一応義務づけられているという関係があるというふうにお聞きしておりますけれども、本当にこういう忘れたころに来るものですから、本当に日常点検が今までできていたのか、それよりも今後に向けて緊急点検体制が今構築されているのかどうか、その点についてお伺いします。

答弁 土木課長 寺田治(土木課長は2018年3月まで)

樋門の管理のお話でございます。議員おっしゃるとおり、幕別町にあります樋門、国が管理している樋門が 11 カ所で、おっしゃられました道河川含めて町内に 107 カ所の樋門がございます。それで、うち6カ所が町の河川、普通河川にかかっている樋門が6カ所、101 カ所が道河川の樋門になっております。この 107 カ所全ての樋門につきまして町のほうで、道河川につきましては道から町が委託を受けて、町のほうで地先の方に委嘱しまして日常点検を行っていただいているというところでございます。日常点検は年に5回、4月から始まりまして 10 月までの5回日常点検をお願いしておりまして、動作確認、ゲートが円滑におりるかどうか、あるいはグリスアップですとか、あとごみの清掃、あと草刈り、そういったことをやっていただくことになっております。今後におきましては、年に1回やはり樋門管理人さんを集めて樋門操作会議みたいなものを設けて、このようなことがないように対策をとっていきたいなというふうに思っております。今現在は、樋門操作要領というものを各樋門管理人さんにペーパーでお渡ししてお願いをしているところでございます。今回の豪雨に当たりまして、各樋門管理人さんに樋門の操作をしたかどうかという確認もとっておりまして、中には樋門を閉めなかったという操作員の方もいらっしゃいました。原因は逆流が発見されなかったですとか、あるいはもうそこまで行くことができなかったという樋門管理人さんもおりましたので、その辺も含めて今後の対策を考えていきたいなというふうに思っております。以上です。

質問 8番 小川純文

樋門は特に農村部に多くて、札内等の住宅の中では樋門ではなくて逆に泉町のジェットポンプだとか、そういうので内水と外水の関係を調整されていると。特にこの樋門が郊外に多い中で、今回も夜間の増水ということで、樋門を含めまして、樋門管理人というのは、これ置かなくてはならないとは思うのですけれども、トータルで今後の対応として考えた中で、特に農村公区の場合はやっぱり公区内を各公区で、ある面ではパトロール体制も各公区にもつくっていただいて、川だとか道路だとか山合いの関係だとか、そういうもののパトロール体制をやっぱり公区にもご協力を願った中で、町部局との連携をとった速やかな対応というのが、一番今後必要になってくるのではないかなというふうに考えるところでありますし、今回みたいに夜間の増水というのは非常に危険を伴います。ですから、個人個人が見るだけでなくて、やはりそういう体制づくりのアドバイスを公区に向けて町も示すべきだと思いますし、そういう中での事故が起きてもいけませんので、公区、地先の方々というのは、そういうときにはここが危ないのだよなというつぼは、やっぱり地元の方が一番認知されていると思います。そういう体制をいち早く構築をして、早期発見と早期対応に臨むべきではないかと思うのでありますけれども、今回こういう状況の中で、またこれからいろいろ検証があると思いますけれども、そこら辺についての考えはどう考えられますか。

答弁 町長 飯田晴義

冬期においては、昨年度から除雪モニターといって地域、地域から、降雪の状況はどうかとか、吹きだまりの状況はどうかとか、そんな情報をいただいているところであります。川についても、やはり地域に住んでおられる方が一番詳しくわかっておられる。雨も集中的に降る地域もあったり、余りこっちでは降らないのだけれども一部では物すごく降っていたという、そんなこともありますので、除雪モニターのような仕組みができないのか、あるいは公区の中でそういうモニター的なものを担っていただけないのか、地域と今後、話し合いをさせていただきたいなというふうに思います。

質問 8番 小川純文

今、除雪モニターというお話が出ましたけれども、本当にこれは冬は除雪、吹雪等々のいろんな、これも災害、危険状態だと思いますけれども、そういうものを含めたトータルでの地域と行政のパイプ、連携、これをやっぱり速やかに構築していかないと、いろんな場所で未然に防ぐ、未然に防ぐというかけ声はありますけれども、実行に対してはやっぱり一つずつでも、積み上げていくことが今後の減災というものに非常につながるのではないかと思いますので、早急な、これについては対応と町としての基本方針をそこにきちんと持って取り進めをしていただきたいなと。次の災害時には、やっておいてよかったと言えるような反省ができるような体制づくりをよろしくお願いしたいと思います。次、三つ目の停電時の関係でありますけれども、台風7号によって長期停電が起きたと。停電が起きてから支所の中では忠類支所が約半日以上停電をしていたというお話を聞いて、忠類支所にもお伺いをして、支所の機能がどうだったのかという点もお聞きしてきましたけれども、そのときには、非常にあそこにも、発電機が忠類総合支所にはあるみたいではありますけれども、こういう用途ではなかったということをお聞きして、消防用関係の水の、消防用水関係の確保のための発電機であるということで、停電時の業務とかの専用の発電機ではなかったということで、町内いろいろ役場のパソコン、特にコンピューターのデータ管理というものについては各部署でサーバーというものを介して通信がされていると。停電になるとこれ、サーバーの予備電源というバッテリーは持っていますけれども、これで機能するのかなというふうに今までは認識していたのでありますけれども、サーバーの予備電源というのはサーバーが安定的に、サーバーの機能を停止するための予備電源であるということもお聞きしている中で、そうしたら停電時どうなるのだろうと。ここでも複数のパソコンは動いていたというお話でありますけれども、役場の中の LAN は完全にサーバーが動かないということであればできていないということであると思いますので、特に災害時は、役場、本庁舎、ここが本部になって支所等が現場と、現場の指令本部ということになると思います。札内支所についても、この答弁書の中では、新施設になれば非常用発電機は本庁舎と同じに設置するから、あと半年たったら大丈夫ですよとは書いてありますけれども、災害はいつ起こるかわからないと、いつも皆さん口癖にしております。たかがあと6カ月かもしれませんけれども、やっぱり札内の約2万人というものを考えたときに、これは何としてもまず支所の最低限ぐらいは非常用外部電源の受電設備をいち早く構築をして、やっぱり情報の停滞というものを招かないようにしておかなければ住民に対応できないのではないかなというふうに思うわけでありますけれども、そこら辺の対応策についてはどのような現状になっていますか。

答弁 企画総務部長 菅野勇次(企画総務部長は2017年3月まで)

非常電源、バックアップ電源の確保ということでございますけれども、現状につきましては、町長の答弁にもありましたように、小型のといいましょうか、通常の発電機は用意はしてあるところでありますけれども、やはりパソコン等を安定的に使用するということになれば、ある程度電源が安定的に確保できる少し大型というか、もう少し大きなものを配置する必要があろうかというふうに思います。そうしたことで、町長の答弁にもありますようにレンタル事業者と連携、協定を結んでおりますので、優先的にそういった発電機をお借りすることができるということになっておりますので、ただ、それについては安定した電源ということで、先ほど言いましたように、インバーターつきのある程度しっかりした発電機をお借りしなければならないということもありますので、施設にそういったケーブル工事が必要ということになりますので、それについては早急に対応いたしたいなというふうに考えております。

質問 8番 小川純文

今ちょっと総務部長からご答弁いただいた中で、これはしたいなというご答弁でなくて、しなくてはいけないという答弁ぐらいの覚悟というか、レンタル事業者さんと提携を結んでいる、そうしたら、そういう話ですから逆にお聞きしますけれども、そうしたらその各例えば支所で何キロワットの大型発電機が要るか、そういう試算もちゃんとできていますか。そして、それただ入れるといったって、既存の電気配線と外部電源を入れるときには、ちゃんと配線工事をしていないと大変なことが起きるわけなのですよ。やっぱり支所機能の充実というと中で本当に災害時は、非常にこれは緊迫感を持ってやらなくてはならないのですよ。そういうものを認識されているのですか。

答弁 企画総務部長 菅野勇次(企画総務部長は2017年3月まで)

今必要となる発電機につきましては、先ほど言いましたように、ある程度安定した電源が必要ということがございますので、35 キロボルトアンペアの発電機をというふうに考えてございます。それには事前に先ほども申し上げましたように配線工事、施設にあらかじめ電源のケーブル工事を施しておく必要があるということで、それについては早急に対応したいというふうに考えております。

質問 8番 小川純文

本当に早急に対応すべきでありますし、余り細かくは言いたくありませんけれども、本当にレンタル会社との協定ができていると、これは優先的にお貸しくださいという協定だと思います。私も今回の災害時に共成レンテム幕別営業所にちょっと物を借りに行くことがありまして行きましたけれども、もうこの洪水が起きてから見る間に発電機は、水中ポンプ等々は出ていっています。本当に何々が必要かという個別的なところまでの協定内容というのは多分、私は協定書を見ているわけでありませんからわかりませんけれども、本当に必要なものの洗い出しを、今後はきちっと洗い出しをして、どこには何が要るのだと、例えば支所には、今、部長が言われたとおり何キロワットの発電機が要る、大規模避難所には今、移動用の発電機がありますけれども、それでは足りないときに、これも要る、やはりそういうものもある程度リストアップした中でより一層の協定を結んでいただいて、まして幕別町にそういう支店があると、これはありがたいことですので、より一層そこのパイプをきちっと確保しておくことは安心につながるのではないかなというふうに思いますので、確実な洗い直しと要請というものを再度、相手があることですから全てのみ込んでいただけるかどうかはわかりませんけれども、やっぱり強い要請を働きかけるべきでないかなというふうに思います。今回のこの長期の停電の中で、逆に言えば酪農家の皆さんは、搾れなかったのが、牛乳破棄したのが多分2軒と、町内で2軒と聞いております。これは何かというと、やはり酪農という、搾乳という経済活動の中で、停電いつあるかわからないという中で自衛手段、または何人かの協働の中での発電機の保有というものをきちっとできていたから、そういう搾乳ができなかったという事態に陥る件数が非常に少なかったと、やっぱりこういう体制も見習って、やはり町もきちっとそういうものにいつか起こるかわからないではなくて、もうこのごろはいつ起きてもおかしくないという状態なので、その対応も本当に現実感を持って進めていただきたいというふうに思います。また、町内の主要施設、いろんなところを見せていただきました。給食センターについては、発電機がないということで、これは調理中に停電が起きた場合には、給食センターの見解では非常食等の切りかえで対応するということでありますけれども、一番困るなと思ったところは、変な話ですけれども火葬場でありますけれども、ここも行って見せてもらったところ、きちっと発電機が置いてありましたので、これも月に1回ちゃんと動作確認もしているし、発電量も間違いなく確保されていると、これはもう本当に非常なところでありますので、そういう確保はできていたのだなと。あとはもう思われるのは、上水道関連につきましても、今、中札内からの自然落下が主体となっていますので、何とか上水道も行くのではないかとは思いますけれども。あと、下水道の関係。幕別町は、本町地区はこちらの終末処理場に自然落下ですけれども、札内地区においてはポンプで浄化センターまで圧送していますよね。そういう関係がどうなっているのか。また、消防関係におきましても、これは常に消防は何かあれば非常事態でありますから、そういうところの停電時の対応、そこら辺についてどういう状況であるか、把握しているところをお聞きしたいと思います。

答弁 建設部長 須田明彦(建設部長は2018年3月まで)

まず、建設部の所管の施設のほうからお答えをさせていただきたいと思います。まず、下水道施設については、これについては今、小川議員おっしゃったとおり、かなり電気を使う施設となっておりますので、幕別町の浄化センター、それから流域下水道であります札内川のポンプ場、これについては必要な電源を確保できる非常用電源設備については整っております。それから、上水道につきましても幕別町については、水道企業団から受水をしておりますが、大もとであります札内配水池、ここにも必要な電源を確保できる非常用発電機を設備しており、適切に管理がされております。また、各簡易水道の施設につきましても、唯一、駒畠地区につきましては残念ながら非常用発電設備については常備をされておりませんけれども、ほかの4簡水につきましては、浄水場施設には非常用電源設備が完備されております。常時完備されていない駒畠の浄水場につきましては、非常用の発電機をリース会社から借りまして、外でつなぐ設備についてはできておりますので、そういうことで対応をさせていただいております。建設部関係については、以上のようなことでございます。

答弁 企画総務部長 菅野勇次(企画総務部長は2017年3月まで)

幕別消防庁舎の関係でございますけれども、幕別消防庁舎につきましては、通信機器、これ重要な機器になりますので、通信機器の主要部分の電源を賄うことができる非常用の発電機は設置されてございます。

質問 8番 小川純文

今後またいろいろ洗い出しをして、非常用電源の確保にお願いをしたいと思いますし、今回この台風災害で避難所が開設されたというところで、先ほど避難所対応についてもライトやなんかの段取りはできているということでありますけれども、初めて今回訓練でなくて現実として避難指示を出して、避難所に札内で合わせて 700 人ぐらい、本町についても 200 人以上の方が避難をされてきて昼夜を明かしたという状況の中におきまして、今回は停電はなかったのですけれども、停電がなかったからこれ幸いでありますけれども、災害のとき停電というのも、ある面ではつきものという想定もしておかなければならないと思います。その中で、ライトはついても、例えば今回も夜の避難でありました。札内もかなりの人数が訪れて、まず駐車場が非常に混んで大変だった。それとともに、次の日は台風一過で非常に温度も高かった。避難所は、朝の段階で札内地区については、そんなに川が氾濫をしなかったということで順次お帰りになられたようでありますけれども、これもし本当にそういう事態で避難所が長期になった場合、あの体育館にやっぱり何百人と入っているわけですから、本当に人が入るとすぐ暑くなります。電気だけでなくて、今の時期でも例えば扇風機も要ると思います。いろんなものが想定されると思います。食事やなんかのときには非常にポット等のお湯の準備も大変だったというふうに聞いております。災害時のお湯、水の確保、湯沸かしの関係、そして避難所にいる人方に聞きますと、避難所に行って本当に何にも、避難しているわけですからないのですけれども、一番は情報がない、避難所で言われるのは。だから、やっぱり避難所開設したときにはテレビ等の設置も、ほかがどうなっているのか、気象状況がどうなっているのかと、そういう面ではテレビの設置等も非常に必要でないかなというのが、今回いろいろお聞きしている中で情報源の確保、町でも今回、黒板等にその時点その時点のお知らせを明記している姿も見ましたけれども、やはりそういう、携帯だけでなく、テレビ等の設置も今後必要になるのではないかなと思いますので、今回は経験をしたのですから、この経験を無駄にしないためにも本当に洗い直しというものをすべきだと思いますし、していただいた中で生かしていただきたいと思いますけれども、ここら辺についての避難所対策については、反省点というか現段階でのところはどういうような認識をされていますか。

答弁 町長 飯田晴義

今回、避難所につきましては札内中学校、そして足りなくなりまして札内南小学校に開設したということでありまして、特に避難勧告を出した後に急激に皆さんが避難をされたということがありまして、まず第1の反省点として、やはり対応する職員が非常に少なくて、てきぱきとさばくことができなかった、ご案内することができなかったということがありまして、実はここにおられる議員の皆様方にもお手伝いをいただいて何とか乗り切ったということで、本当に感謝を申し上げたいと思います。こういった点も、非常に職員の体制が不十分であったということは一つ反省として捉えておりますし、今お話ありました情報の伝達、提供ですね。やはり避難してきてテレビもないと、今どういう気象条件になっているのか、今後どのぐらい降ってくるのか、どこが危ないのかという情報がなくて非常に不安を抱えながら過ごすということも見受けられましたので、そこはしっかりと別な場所にということになるかと思いますけれども、別な場所というのは体育館のほかの違ったところで、そういったテレビを流すようなことも考えなければなりませんし、また、町からの情報もそこに掲示をするといったことも必要であるというふうなことを感じております。いずれにしても、今回何十年ぶりかに避難所を開設したということでありまして、非常に反省事項が大なり小なりでたくさん出てまいりました。一度この洗い出しをいたしまして、災害対策本部の中で総括をしたいというふうに思っております。

質問 8番 小川純文

それと、今回ちょっと非常に大きな点が一つあります。防災情報のメールの配信でございます。帯広市と音更町は随時、避難勧告、避難指示が出たときに、幕別町民にもメールが入ったという方が多数おられます。うちの町は防災情報メールということで、地域限定エリアメールとは違うみたいなのですけれども、何か登録制をとっておられるということで、私自身もまだ登録していませんでしたけれども、この登録者数が非常に少ないという現状で、災害のときのための情報提供を登録してもらわないと出せないようでは、これは災害対応の情報手段とは言えないのではないかと思いますけれども、今後の対応を含めてその点についてはどうお考えでしょうか。

答弁 住民福祉部長 境谷美智子(住民福祉部長は2017年3月まで)

今回、幕別町では、情報エリアメールということで登録制のメールをとっているのが一つと、実は今回本当に反省しなければいけないところなのですが、この情報から携帯をお持ちの方全てに発信できる情報ツールが、あわせて契約もというか申し込みもしてあったのですが、操作上のミスでエリアメールを登録していただいている方にしか行かない操作の不手際があったことがわかりました。今の状態の中では、エリアメールを登録している人にはもちろんのこと、その他携帯をお持ちの方全てに情報が発信できるツールを町として持っておりますので、今回のことを十分反省いたしまして、きちんとその情報を伝えるようにしたいと思います。このエリアメールの登録に関しましては、避難勧告、避難準備、避難指示等のその情報については全エリアに届く、それとは別に例えば気象情報ですとか、それから不審者情報とかその他も含めて、町独自の情報を発信する機会としてこのエリアメールを進めていきたいというのはあわせて町民に示して、たくさんの方に登録していただきたいと思っております。以上です。

質問 8番 小川純文

けさも新聞にどこかの町村も似たような状態が起きているという記事もございましたけれども、今後、不手際がないように、やっぱり情報の発信が一番大事でありますので、その点も再確認をお願いしたいと思います。最後になりますけれども、今回いろんな面で、住宅の被害等々も受けていますけれども、そこら辺についても大分把握をしてきていただいていると思いますし、町長もみずからお見舞いに出向いていただいているというお話も聞いております。ただ、今回、農地等の関係は、今、集約段階にあると思います。経済部中心に、できればその被害状況の情報をもとに、やっぱり現地確認、これからのいろんな段階での情報伝達のためには現地確認が非常に大事だと思いますので、早急に現地確認のほうをお願いしたいのと、特に農地につきましては、所有者、使用者が違ったり、いろんな(聴取不能)されたり、いろんな状態がございますので、作物だけでなくて農地の状態というものも確認を願いたいと思います。また、今この中でも、質問の中でもお話しさせていただきましたように、災害対策本部におきまして、今回のことをきっちり検証をしていただいて、本当にこれは今後に生かせる今回の、被災している人には非常に申しわけないあれかもしれないのですけれども、今回の経験というものを今後に本当に生かせるように役場、また地域住民、本当に連携した構築をしないとできないと思いますので、そこら辺の対応について最後に総括で町長のほう、いただきたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

先ほども申し上げましたけれども、今回の災害を通じていろんな点、反省事項として出ました。これをやはり次に生かさないと何にもなりませんので、しっかりとそれを洗い出しした上で、職員の隅々まで行き渡るように徹底をしてまいりたいというふうに思います。

出典:幕別町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月7日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる