みんなの議会

幕別町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日

本町における社会資本整備の今後のあり方について

2019年12月11日、幕別町議会の一般質問で、小川純文議員が「本町における社会資本整備の今後のあり方について」質問し、町長 飯田晴義、水道課長 山本充、建設部長 笹原敏文、土木課長 小野晴正が答弁しました。

質問者
小川純文 議員
答弁者
町長 飯田晴義、水道課長 山本充、建設部長 笹原敏文、土木課長 小野晴正

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 小川純文

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。本町における社会資本整備の今後のあり方について。我が国の社会資本整備は、高度経済成長期において集中的に行われてきたことから、今後、急速に老朽化することが喫緊の課題とされております。このことから、国では維持管理や改修・更新のあり方として長寿命化方策を示すなど、老朽化対策の取組を進めております。本町においても、これまで整備してきた道路や公園、上下水道といった多くの施設が、整備後相当の年数を経過しており、近い将来における維持管理費や改修・更新費用の増加が懸念されます。また、これらの施設はいずれも住民生活を足元から支える重要な施設であり、適切な維持管理と改修により安全性や信頼性、強靭性が強く求められているものであります。今後、ますます少子高齢化が進展し、人口減少が進むことが考えられます。持続可能なまちづくりを進めるためにも、より一層、計画的な社会資本整備に努めなければならず、その動向に住民も関心を抱いているところであります。ついては、以下の点について伺います。(1)上下水道事業の今後のあり方について。①水道管、下水道管の老朽化の現状は。②老朽化した管路の更新について、どのような計画としているのか。(2)道路の維持補修や改修等の今後のあり方について。①道路の老朽化の現状、点検、補修の状況について。②十勝中央大橋を含む広域農道の道道昇格による道路整備について。③道路の維持補修と改修について、過去3年間の実績と今後の計画について。(3)町発注の主な工事について、町内業者の過去3年間の受注実績はどうなっているか。以上であります。

答弁 町長 飯田晴義

小川議員のご質問にお答えいたします。「本町における社会資本整備の今後のあり方について」であります。我が国の社会資本整備は、道路や港湾、上下水道といった住民生活や社会経済活動を支える基盤施設として、高度経済成長期以降、急速に整備が進められてきました。その結果、建設後 50 年以上が経過する施設の割合が急激に高まることが想定されており、今後 15年以内に道路橋で6割、港湾施設で5割、下水道管渠で2割を超えるなど、急激な老朽化の進行が課題となっております。国では、これまで老朽化や長寿命化対策を進めておりましたが、平成 24 年 12 月に発生した中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故を契機として、その取組を強化し、長寿命化のための戦略的な維持管理と更新の推進に取り組んでいるところであります。ご質問の1点目、「上下水道事業のあり方について」であります。一つ目の「水道管、下水道管の老朽化の現状は」についてであります。上水道の管路につきましては、平成 31 年3月末現在、口径 20 ミリメートルから 400 ミリメートルまでの管路が 350.8 キロメートル布設されておりますが、標準的な耐用年数とされる 40 年を経過した経年化管路は全体の 16.6%を占めており、そのうち、漏水発生の可能性が高い塩化ビニール管が55.0%を占めております。次に、下水道の管路につきましては、平成 31 年3月末現在、口径 150 ミリメートルから 1,700 ミリメートルまでの管路が 167.1 キロメートル布設されておりますが、標準的な耐用年数とされる 50 年を経過した経年化管路はなく、40 年を経過した管路も全体の 0.9%と少ない状況にあり、管路の大半が強度の高い遠心力鉄筋コンクリート管となっております。二つ目の「老朽化した管路の更新について、どのような計画としているのか」についてであります。老朽化した管路の更新につきましては、人口減少により水需要の伸びが期待できない中、本町だけでなく上下水道事業を行っている多くの市町村が抱える共通の課題であり、個々の事業経営とも密接に関わる非常に重要な課題であると認識しているところであります。はじめに、上水道の管路の更新につきましては、現状では道路改良等に合わせての布設替えなどを中心に行っておりますが、既に耐用年数を超過している管路の半数が塩化ビニール管であることから、基幹的な管路や塩化ビニール管などを優先的に漏水発生の少ない水道用ポリエチレン管などに更新するなど、管路も全体の中で重要度の高い管路から、順次計画的に整備していかなければならないものと考えております。次に、下水道の管路の更新につきましては、国土交通省では平成 28 年度から下水道ストックマネジメント支援制度をスタートさせ、管路を含めた下水道施設全体の老朽化の進展状況を考慮し、リスク評価等による優先順位づけを行った上で、施設の点検・調査、修繕・改築等をまとめた下水道ストックマネジメント計画を策定し、事業を実施することとしております。本町では、平成 30 年度に同計画の基本計画を策定し、今年度、施設の修繕・改築5か年計画を策定した上で、令和2年度以降、順次、施設の修繕・改築工事を実施していく予定であり、管路につきましても、今後、この計画に基づき実施してまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「道路の維持補修や改修等の今後のあり方について」であります。一つ目の「道路の老朽化の現状、点検、補修の状況は」についてであります。道路の老朽化の現状についてでありますが、現在の町道は、路線数が 1,029 路線、延長は 882 キロメートルとなっており、その内訳は市街地が 149 キロメートル、郊外地が 733 キロメートル、舗装率は全体で 60.9%、市街地で 96.7%、郊外で 53.6%となっております。本町の市街地は、他の自治体と同様に高度経済成長を背景として、旧市街地の周辺に徐々に市街地が拡大されてきたものであり、幕別市街では昭和 38 年から緑町団地、札内市街では昭和 33 年から春日団地の造成が始まり、昭和の終わりころには現在の約7割の団地が形成されております。このことから、市街地道路については整備後 30 年以上経過している道路がおおむね7割、また、郊外地道路についても、整備後 30 年以上経過している道路がおおむね5割となっており、整備後相当年数を経過した道路が多いことから、今後、安全な道路環境を維持する上で、日常の町道管理業務により実施しているパトロールの報告や住民からの通報あるいは公区長からの通報など、その都度、担当職員が現地を確認・点検し、危険な箇所、損傷が激しい箇所などから順次補修工事を実施しているところであります。二つ目の「十勝中央大橋を含む広域農道の道道昇格による道路整備について」であります。十勝中央大橋を含む広域農道につきましては、音更から幕別、帯広、中札内に至る延長 46.5 キロメートルの「十勝中央地区広域農道」として整備された道路であり、このうち、十勝中央大橋を含む国道 38 号から音更町の道道帯広浦幌線までの区間については、昭和 63 年 11 月に供用を開始し、31 年が経過しております。当初の計画では、1日当たりの交通量を 3,929 台としておりましたが、平成 30 年度の調査において1日当たり 7,928 台を記録しており、当初の計画に比べ、大幅に交通量が増加しているところであります。こうした状況から、本町では道路を共同管理している音更町とともに、交通量に見合った道路整備を目的として、国道 38 号から音更町の道道帯広浦幌線までの区間について、道道への昇格要望を平成24 年から北海道に対して行っております。本年9月には、音更町内の道東自動車道において「(仮称)長流枝スマートインターチェンジ」の設置へ向けた準備段階調査が採択され、今後、事業化へ向けての検討が進められることとなり、開通後には交通量のさらなる増加も見込まれることから、引き続き北海道に対して道道への昇格を強く要望してまいりたいと考えております。三つ目の「道路の維持補修と改修について、過去3年間の実績と今後の計画について」であります。はじめに、過去3年間の実績でありますが、維持補修の実績は、歩車道の舗装補修工事及び道路附帯施設の補修工事とし、改修の実績は、改良舗装工事及び舗装強化工事とし、それぞれを各年度ごとに集計したものであります。維持補修の実績としましては、平成 28 年度は 166 件、5,771 万円、29 年度は 140 件、5,774 万円、30 年度は 160 件、5,872 万円となっております。改修の実績としましては、平成 28 年度は9路線、2億 4,729 万円、29 年度は 11 路線、2億 7,958万円、30 年度は 10 路線、2億 3,620 万円となっております。次に、今後の計画についてでありますが、維持補修につきましては、これまで同様、パトロールの強化や住民通報、公区長からの通報等について緊急性を勘案し、適正な維持補修に努めるとともに、道路の老朽化対策について、先進自治体の取組を調査・研究してまいりたいと考えております。また、改修につきましては、未舗装道路の整備のほか、2次改築が必要な路線も出てきておりますことから、各道路の状況や公区要望、地域間の均衡のほか、交付金事業や交付税措置のある有利な起債事業の活用による財源確保に努め、3か年実施計画に位置付けながら計画的に実施してまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「町内業者の過去3年間の受注実績はどうなっているか」についてであります。町発注の工事につきましては、主に指名競争入札により発注しており、入札参加者の指名に当たりましては、「指名競争入札参加者に関する指名基準」に基づき指名委員会において決定しております。指名基準におきましては、「契約の適正な履行の確保を図ることができる範囲内において、町内に本店または支店を有する「地場業者」(いわゆる「町内業者」)の育成に努めなければならない」とされていることから、指名基準に合致する町内業者を入札参加者として指名しているところであります。町内業者の過去3年間の受注実績につきましては、入札による工事の件数と契約金額で申し上げますと、平成 28 年度については、全体で 148 件、27 億 679 万 1,040 円のうち、町内業者の受注が 133件、金額で 25 億 7,599 万 2,240 円、率としては 95.17%を占めております。これを主な工種別に申し上げますと、土木工事が 49 件、7億 7,625 万 8,640 円、建築工事が 19 件、9億 5,860 万 8,000 円、水道及び個別排水工事が 48 件、4億 2,336 万円 6,000 円となっており、全て町内業者が受注しております。平成 29 年度は全体で 116 件、14 億 4,901 万 4,400 円のうち、町内業者の受注が 105 件、金額で 13億 5,990 万 3,600 円、率としては 93.85%を占めており、主な工種別では、土木工事が 49 件、7億 3,017万 7,200 円、建築工事が 14 件、2億 9,094 万 1,200 円で、水道及び個別排水工事が 32 件、1億 4,460万 1,200 円となっており、全て町内業者が受注しております。平成 30 年度は全体で 102 件、12 億 3,099 万 4,800 円のうち、町内業者の受注が 93 件、11 億 6,566万 5,600 円、率としては 94.69%を占めており、主な工種別では、土木工事が 39 件、6億 1,075 万 800円、建築工事が9件、2億 6,073 万 3,600 円、水道及び個別排水工事が 34 件、2億 1,205 万 8,000円となっており、全て町内業者が受注しております。これらのことから、過去3年間の受注実績といたしましては全体で見ましても町内業者が9割以上の受注となっており、主な工種別においては、全て町内業者が受注している状況となっております。町といたしましては、今後におきましても町内業者の育成を念頭に、適切な入札の執行に努めてまいりたいと考えております。以上で、小川議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 15番 小川純文

再質問させていただきます。本町における社会資本整備ということで、社会資本整備となりますと非常に幅広くなるわけでありますけれども、今回は上水道と道路ということでお聞きをしていきたいと。なぜかといいますと、それ以外のものでいきますと、建物でいきますと団地の関係も今後においていろいろな、これから桂町団地ですとか、あかしや南団地の計画もいろいろお聞きしておりますし、春日東団地のほうもある程度一段落をしたということで、若干の今後の見通しが出ている。また、学校設備の関係におきましても、学校施設の長寿命化計画ということで、計画を策定した後に、今後、順次学校の改築に当たっていくということで、現段階としてはある程度の指針が見えているというところで、その中でいろいろ考えていったときに、道路の現状とその指針がまだちょっと不明確な部分が多いのかなと。また、上水道、下水道についても、ちょっと不明確な部分が多いと。ただ、今、町長の答弁書の中で、下水道についても今後の整備計画はある程度示されておりますし、まだ経過年数がそこまでも至っていないということで、下水道については、まずは今のところはまだ一安心というか、今後に向けてということで、大丈夫かなと思っているところではございますけれども、まず、上水道の関係についてお聞きをさせていただきたいと思います。上水道でございますけれども、これは本当に昭和 40 年代後半から上水道の布設が始まりまして、もう 40 年以上の管の経過をしているところもあるということで、やはりこの昔の時代は、今は主要幹線というものは、ダクタイル鋳鉄管ですか、よく聞く言葉でございますけれども、そういうものが非常に使われているということでございますけれども、この当初の時代においては、やはり塩化ビニールの管が主力で布設工事の中で使用されてきているというふうにお聞きしてきております。その中で、やっぱり経過年数による鋳鉄管のほうにしても接合部分の関係だとか、塩化ビニール管でありますと、本当に経年をしてきた中での劣化度合いというものが非常に大きくなると思います。その中で、本当に水道、当初の中で 40 年以上のものが、もう非常に塩化ビニール管が多いということでございますけれども、これから整備が必要なのは、やはり 30 年、40 年以降の部分に近々に迫ってくるものがあるのではないかなというふうに考えるわけでありますけれども、その中でダクタイル鋳鉄管と主に使われています塩化ビニール管の今後整備が必要となってくる 30 年以上のものは、割合として、この 350 キロの総延長の中でどのぐらいの管距離を持っているのか、お知らせをいただきたいと思います。

答弁 水道課長 山本充(水道課長は2019年12月まで)

ダクタイル鋳鉄管、あと塩化ビニール管の 30 年以上の延長等につきましては、まず、町長の答弁にもございましたとおり、40 年を超えるダクタイル鋳鉄管につきましては1万7,356.2 メーター、塩化ビニール管につきましては3万 2,077 メーターとなっております。また、30 年を超えるものにつきましては、30 年から 40 年の間のものにつきましては、ダクタイル鋳鉄管で 6,138.5 メーター、塩化ビニール管で5万 9,852.1 メーターという数字になっております。以上でございます。

再質問 15番 小川純文

今、お話にありました中で、要するに非常に経過年数がたってきているものが、350 キロの中で、鋳鉄管で約 24 キロぐらいかな、塩化ビニール管が約 90 キロ以上あると。イコール塩化ビニール管が 30 年以上経過しているものが3分の1まだ現存としてあるという数字になってくるというふうに思います。塩化ビニール管は、接合部がボルト的な要素を使ったものでの接合もありますけれども、場面によってはのり剤みたいなもので接合されている部分もあるというふうにお聞きしますし、近年、非常にどこの地帯でも不意に地震が起こるという中におきましては、非常に危険度の高いものであるのではないかなと。いろいろと災害が発生した中での、特に地震、浸水にしてもそうなのですけれども、特に地震のときには、水道管の欠損によりまして、住民生活が回復するまで、ライフラインの回復までに非常に時間がかかるという状態が生まれてきております。幕別町におきましては、基本となる給水施設のほうは、企業団から引っ張っている給水施設のほうでは日新の貯水池も、先般、耐水工事をしていただきましたので、そういう部分については大丈夫かと思いますけれども、やはり町の中に多くめぐらされている管路の問題が、今後やっぱり防災においても、これはやっていかなければならないものではないかなというふうに思うところでございます。そういうものを含めた中で、答弁の中にもいろいろと状況を見ながら随時やっているということでありますけれども、この管の老朽化、今後 10 年後を見ていったときに、経過年数の塩化ビニール管もまだまだこれは増えてくると思います。そういう中で老朽化、今後 10 年後にはどのように進んでいくのでしょうか。

答弁 水道課長 山本充(水道課長は2019年12月まで)

老朽化につきましては、10 年後につきましては、塩化ビニール管等を含めますと、やはり 40%程度の割合となってきております。管路の更新につきましては、法定耐用年数が基準の一つの目安となりますけれども、この法定耐用年数につきましては、減価償却費を計上するための経理上の処理として、地方公営企業法において定められたものでありまして、他の事業体では、この法定耐用年数以上に実際に使用している管路、実例等がございます。多くの水道事業体につきましては、管路の種類や布設環境等を踏まえまして、実使用年数というものを更新の基準として定めて更新を図っております。本町といたしましても、この実使用年数というものを勘案いたしまして、今後の更新を進めていくと。また、漏水調査等を実施しておりますので、そういったことの多発区間等も考慮した中で、今後、計画的に更新を進めていきたいというふうに考えております。

再質問 15番 小川純文

使用実績に合わせてということでございますけれども、特にこれ、枝線のほうはよろしいのですけれども、枝線も大事でございますけれども、特に幹線を中心とした配管の部分の塩ビ対策というものを早急にしていかないと、やっぱり幹線がいかれますと、枝管が何ぼしっかりしていても配水にならないということでございますので、特に幹線を中心に、今お話しされたことがどれくらいの規模で、どのくらいかけて整備していくのかということが、現段階としてはちょっと明確というか、ある程度、事業計画的なものが見えてこないという状況の中で、本当にこの上水道の整備というのは、やっぱり水でございますので、生活水でございますので、非常にせっぱ詰まっている問題であると私は思います。その中で、こういうものについての具体的な方策というものは検討されているのか。また、本当に年次計画等々も定まっているのか。また、下水道のようにストックマネジメント制、老朽化対策事業等々の適用があるのかないのか。そこら辺を含めてのお考えをお聞かせください。

答弁 建設部長 笹原敏文(建設部長は2021年9月まで)

先ほどもちょっと水道課長のほうから説明がありましたけれども、基幹的な管路、町で言いますと最大口径が 400 ミリになっていまして、基幹的なというふうな捉え方で言うと、おおよそ 150 ミリ以上のものというふうに捉えています。そのぐらいの口径になりますと、ほとんどがダクタイル鋳鉄管、一部塩化ビニール管が残っておりますので、そうしたところにありましては、先ほど漏水発生の少ない水道用のポリエチレン管というものに布設替えをしていると。これについては、接合部分を溶着という方法で接合しておりまして、耐震性能の高い管路となっております。そうしたやり方で布設替えのほうを今後も進めていきたいなというふうに考えています。また、下水道と同じような国の支援制度というものが、水道に関しては、更新に関してはございませんので、水道事業経営全体を見ながら、過度な負担とならないような経営状態を維持しながら、更新計画をその都度つくりながらやっていきたいというふうに考えています。

再質問 15番 小川純文

現代はいろいろ技術も上がって、そういうふうに耐震性能が高いということでございますけれども、やはり本当に古い水道管については、やはり今後の中での不安要素がまだ多々ある中で、随時という形ではなく、やはり工事も結構メーター単価も水道においても非常にかかるわけです。町の中で水道の工事をしておるところをたまに見ますけれども、本当に何ぼも進んでいないような感じも見受けられます。この割合でいきますと、まだかなり更新をしていかなければならない状況にあろうかと思いますので、この点について、本当にもう少し水道事業会計がまだ健全なうちに、早期に取り組む課題ではないかなというふうに考えておりますけれども、その点についてはどうでしょうか。

答弁 建設部長 笹原敏文(建設部長は2021年9月まで)

先ほど申し上げましたように、財源が、国からの支援制度というものが残念ながらございませんので、そうしたことによらない手法といいますと、どうしても自前の水道事業経営の皆さんからいただいている料金収入の中で行っていくということになりますので、そこを十分考慮した上で、工事のほうは進めていかなければならないかなと、まず思っています。あと、昨年度で 87%ぐらいの有収率になっていまして、ここ数年、少しずつ改善の傾向が見られておりまして、毎年毎年漏水調査を実施しながら、大きなところの漏水を止めながらやっておりますので、そうしたこととあわせてやっていきたいというようなことと、あと実使用年数の話もありましたけれども、基本的には使えるものは使えるだけ使っていくという考え方で、ただ、漏水発生の頻度が大きいようなところですとかというようなところは、やはり改修をしていこうというようなことで、なるべく過度な負担にならないで、効率的に改修をしていこうというような考えで、今後も進めていきたいというふうに考えています。

再質問 15番 小川純文

町内でも地盤のいいところ地盤の悪いところ、いろいろあると思いますので、そういうものも考慮しながら、やはり早急に管路の更新計画というものをもう少し長期的な展望の中で策定をしていって、それに向けて順次計画的に進めていかないと、これは本当に老朽化に対して更新が全然追いついていかない、老朽化のほうが本当に進んでいくと後々非常に大きな資本整備が必要になってくるということも懸念されるので、その点については、近々に総体的な計画の見直しを進めていただきたいというふうに思います。それでは、ちょっと道路のほうに移りたいと思います。道路の維持補修や改修の今後のあり方についてということで、ご答弁をいただいたのですけれども、道路についても総体で町道が 882 キロ、約 900 キロあるということでございます。ここで、いろいろ道路の老朽化の現状、点検補修ということでお伺いしたのですけれども、答弁書の中では、経過年数整備後 30 年以上、どちらにしてもたっていると、それが半分以上あるというご答弁でございますけれども、これ、公区長会議等々を開いても、各地区からの公区からのご要望の中で、町にお願い、要望が上がっているのは一番やっぱり道路整備、街の中の公区でありますと、団地内道路が何とかならないのかと。また、郊外ですと、郊外型道路、わだちが何とかならないのかと、一番要望件数が多いと伺っております。その中で、こういうものを集計をして、要するに道路の老朽化の現状という中で、公区要望、また、ここでもいろいろご意見があった場合には、現地を点検、確認ということと、道路の維持パトロールをされているということの中で、道路の老朽化の現状の把握の基本的な累積したものが、現段階としてきちんとできているのかどうかについて、お伺いをしたいと思います。

答弁 土木課長 小野晴正(土木課長は2021年9月まで)

現在の道路の老朽化についてその状況の把握ができているかというご質問ですけれども、数字的な部分として現在捉えているものはございません。今ご質問にありました内容のように、各年度に公区長会議が行われたりだとか、各年度、ことしも住民のほうから要望が 114 件ありまして、そのうち道路補修に係るものは 79 件ございました。公区の要望といたしましては、20 公区のほうから要望をいただいているような状況でございます。今年度、補修工事として行っている部分は 134 工事というようなことで、全体的な老朽化の部分で数字的に捉えている部分といたしましてはありませんが、実態としてはそういうことになっているというような状況でございます。

再質問 15番 小川純文

まだその道路の老朽化、傷みのデータバンク的なものはまだできていないということでございますけれども、ここに書いてある危険な箇所、損傷が激しい箇所などから順次補修工事と。危険な箇所、これについては本当に当然すぐやらなければならないというふうには思うわけでありますけれども、やはり危険になる前にも少しずつ手をかけていかないと、約 900 キロもあるわけですから、全然追いつかないのではないかなと。そのためには、やはりいろいろな要望または現地調査、パトロールの中で発生してきたやっぱり補修、改良まではいかなくても補修的要素の部分というのは、できるだけちょっとデータ化をして、その中で本当に順次やっていくのだというものを持っていかないと、非常に進まないのではないかなと。これは、その中で2番目の次の道路の関係で、広域農道の関係はちょっと後にしまして、三つ目の改修の実績のほうでございますけれども、改修の実績としては、道路改修等々で約年間2億 5,000 万円前後の実績でやられていると。また、道路補修のほうについても 6,000 万円を切る中での道路補修工事がついていると。これは補修工事を含めまして改良工事、道路の抜本的な改良工事もあると思いますし、オーバーレイという舗装の強化工事も改修工事の中に含まれていくのではないかなというふうには思いますけれども、特に近年はトラック等の積載も大きくなってきています。大型トラックでも積載が 10 トンではなくて 13 トン 14 トンになってきていますし、トレーラーにおいてはもう 20 トンを超えるという道路走行がなされている。だから、町道の場合におきましては、路側帯からの路肩に対する距離が道道よりは狭いという中で、非常に道路の傷みが多くなってきているという中で、いろいろ過去3年の実績を見ても、大体安定的にこれをやっていると言ったほうがいいのか、これだけしか予算がないと言ったほうがいいのか、これに対する、まだ金額のほうの話の前に、この金額で、そういう補修だとか改良が間に合っているのか、間に合っていないのか、そこら辺についてのお考えをいただきたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

これは先ほど上水道の話も同じなのでありますけれども、一番の悩みの種というのは財源が調達できないということでありまして、財源があって潤沢に道路整備あるいは水道管の整備ができるのであれば、現況がどうあるかというところ、データを含めてつまびらかに調査をした上で、順位づけをして整備をしていくということになるのでしょうけれども、そこの調査をしたはいいのですけれども、なかなか実施段階での財源がないというところが、非常に私たち、悩みの種でありまして、その結果、全体の財政運営の中でどこまで道路整備に使えるかといった3か年実施計画上の調整をした上で、現状においては2億 5,000 万円ベースでやっていかざるを得ないということでありまして、これはほぼ、現状の道路を見たときには十分とは言えませんけれども、ほぼ要求を満たしているぎりぎりのラインであろうというふうに思っているわけでありまして、これはできる限り今後財源を見つけるといいますか、今、頭の中にありますのは、公適債と言われる公共施設の適正な整備事業債という交付税措置のある起債がありますので、再来年度までという年限はありますけれども、恐らくこれは延びるだろうということも想定されますので、こういった財源を活用できるのであれば、まずは全体的な調査をした上で、この整備に乗っていくことができるのかどうなのかといったことも検討しながら、町内の道路の整備率を上げていきたいと、そんなことで、今、考えているところであります。ただ、これが果たして公適債に乗れるかどうかという問題も一つありますので、ここを先進市町村の例を参考にしながら、あるいはどういった事業手法がとれるのか、全部を改築しなければならないのか、パッチワーク的に部分的なオーバーレイでもやれるのかどうなのかということもありますので、その実施がどういうやり方ができるのかということの研究も含めて、この公適債の活用について取り組んでいきたいというふうに思います。

再質問 15番 小川純文

今、交付税措置のある国の支援ということで、町長が話されていましたけれども、これも本当に平成 29 年、30 年ぐらいから、この制度が、長寿命化計画で始まっていると思いますけれども、これに対する、ですからいろいろな道路の傷みについてのデータバンクができているのかということを先ほどもお聞きしたのですけれども、まだできていないということで、本当にこれ、交付税措置でありますので、有利な財源だと私も思っていますけれども、その段取りがまだできていないという中で、もう少し、2年か令和3年度ぐらいで一区切りの段階が来るのではないかなというふうには認識しておりますけれども、それまでに本当に間に合うのかどうなのか。やっぱりそういう有利な補助制度を活用した中で進めていかないと、町長のお話にもありました2億 5,000 万円の改良費、2億 5,000 万円といいますと、大体道路改良、メーター当たり約 20 万円から25 万円ぐらい一般的にはかかると言われております。それを大体勘案していくと、年間に 1,500 メーターできるかできないかという量になってくるのではないかなと。例えばの話ではございますけれども。それで本当にこの改良が進んでいくのかというふうになったときに、非常に懸念を覚えるわけでもございますし、舗装強化にいたしましても、約メーター当たり4万円から5万円ぐらいかかると聞いております。これで改修補修費といたしましても 6,000 万円ぐらいやっているという話になりましても、1,500 メーター程度で終わってしまう。オーバーレイでもそのぐらいかかるという状況でございますので、これについては本当に財源を求めて、以前のようにやっぱり改良費で3億円以上、維持費でも以前はやっぱり 8,000 万円、9,000 万円、1億円ぐらいいっていたと思いますけれども、近年は人件費の高騰、資材費の高騰、いろいろなものが重なっておりますので、本当に進んでいかないという状況にありますので、その点に向けての町の考えをお聞かせください。

答弁 町長 飯田晴義

地方財政運営の財源の確保については、いろいろな場面で要請をしているわけではありまして、特に私が、これは恐らく我が町だけの要請だというふうに思っておりますけれども、かつて平成 20 年に臨時交付金という制度がありまして、これは道路だけではなくて建物も、いろんな維持補修に使えた臨時交付金がありました。本町には年額で3億 6,000 万円程度入ってきましたので、これをどうにか復活をさせてほしいと。これは非常に住民の細かな要望に応えるすばらしい交付金であるということでありますので、そんな要望をしてきておりますけれども、これを十勝的な要望として国に訴えていくことで財源を調達したいというふうに思いますし、あと、今の公適債の財源がどう使えるかということもありますし、あるいは忠類であれば過疎債の活用もできますので、そういうあらゆる財源の調達をしながら効率的、効果的に整備を図っていきたいというふうに思っております。

再質問 15番 小川純文

今、若干一つ言い忘れておりまして、この道路維持補修費の中で、平成 30 年度から予算措置が減額になっている事例もあるわけで、それまでは大体 5,200 万円ほど当初予算があったのですけれども、平成 30 年度から 4,500 万円まで下がっているという、費用がかかる中で下がっているということは、非常に今の財政状況というものを勘案している部分もあるのかと思いますけれども、この多大な町道を整備していく中においては、ちょっと非常に後退してきているなという感じでございますので、これについても今後の新年度予算の中では、やはり今のいろんな費用がかかる中での道路整備のあり方というものも、できれば大いに検討をいただきたいなというふうに思っているところでございます。その中で、広域農道の関係でございます。広域農道におきましては中札内から音更までということで、今、答弁書の中でも音更のスマートインターチェンジの関係で、国道 38 号線から道道移管というものをお願いしているということでございますけれども、この道路は、今度スマートインターチェンジができれば、空港アクセス道路という位置付けもできるのではないかなと。帯広市、中札内部分においては、割かし現状とまた路盤のいいところをある程度走っていて、幕別町が非常に山、坂、谷を走っている。音更町も結構そういう部分は多いのですけれども、それによる傷みが非常に多い現状にあると思います。これは、国道からだけではなくて、やっぱり1市3町が連携した中で、広域農道を本当に十勝の中の一つの高速道路と連結した交通アクセスという位置付けの中で、連携してこれは整備計画を持って、道道移管になるよういろいろと考えていって進めてほうがいいのではないかと。また、それに対する道の考え方は現状どのようになっているのか、そこら辺の考え方についてお聞かせください。

答弁 建設部長 笹原敏文(建設部長は2021年9月まで)

道道昇格の考え方といたしまして、現状でかなり交通量が多い、そして、それによって道路が狭小、狭いですとか道路の傷み方がかなり激しい、なので道路整備をしてほしい、基本的な考え方としては、こういった理由から道道昇格をしていただきたいという要望をするというものです。それからいきますと、今おっしゃいました町内にある広域農道の中でも、一番それに合致するところが、現段階では国道から北側の音更町の道道までの中央大橋を含んだ区間が道道昇格に必要なところだろうということで、今、現段階では要望させていただいているという状況です。今後においては、スマートインターチェンジの開設が実現するですとかという交通環境の状況が変化した場合にありましては、同様な場面が想定されますので、その場面にありましては、道道の昇格ということも十分考えられるのかなというふうには考えています。あと、道の考え方といいますか、現状の捉え方としましては、今要望している区間というのは、もともと帯広の圏域の中で環状線のルートの一部であるということで、今現在、札内新道と言われる延長上、みずほ町から東工業団地の区間 2.5 キロぐらい道道昇格をしていただいて、今現在、整備を進めているという状況になっておりまして、そうした整備状況も加味しながら、昇格については今後検討していきたいというような見解が示されているという状況であります。

再質問 15番 小川純文

道道昇格も簡単にいく話ではないとは思っておりますけれども、やはりそういう大きな交通アクセスが変わるという状態の中におきましては、やはり位置付けというものもできるのかなと思いますので、やっぱりそこら辺は連携をもって図っていきたいというのは大きなことだと思いますので、今後もご検討をますます進めてほしいと思います。それと、最後に町内業者への受注の関係でございます。28 年度からの数字をいただきました。28 年度は庁舎建設の後のいろいろな関係等々、また、札内支所関係もあったのかということで、非常に大きな金額になっておりますけれども、それからだんだん20 億円台から 14 億円、12 億円とトータル、建築、土木、いろいろ総体のものを含めて金額が下がっております。30 年、31 年度、令和元年度、今はもう冬が来ましたのでこれからこういう工事はないとは思うのですけれども、今年度の総額的には、どのぐらいの工事費になっているのでしょうか。

答弁 建設部長 笹原敏文(建設部長は2021年9月まで)

入札に関わるものでいきますと、総体の金額としては 11 億 7,176 万円という現段階での発注金額としてはなっている状況にあります。

再質問 15番 小川純文

11 億円で減ってきている。これは、トータル、いろいろ建設事業のほうが非常に減ってきている部分が非常に影響しているのかなと。ただ、特に土木工事等々、道路関係等々、水道関係でいくと大体横ばいという形で来ておりますので、その中で幕別町内の業者育成ということでございますけれども、これ、いろいろお話を聞きますと、建設・土木関係業というのは、循環型産業だというふうにいろいろな会社の社長さんもお話をいただくわけでありますけれども、予算をもらったらそれをいろんな原料材費を調達して、労務費、あと機械費、リース料、いろいろかけて物をつくっていって終わるということで、幕別町は非常に建設業協会の会員さんも他町村に比べて多い。また、それに関する骨材屋さんも、幕別町に結構集中をしております。また、2次製品をつくっているブロック関係の工場も幕別町に非常に多いという中で、十勝の中でこの土木・建設関連の仕事が、本当に幕別町内でいろんなところに波及、町内でも波及効果が大きいというところでございます。ですから、イコール一つの循環型産業でもあるのではないかなというふうにも思っているところでありますけれども、年々総括予算が下がってきている中で、今後、先ほど言いました公営住宅の関係、学校の関係でまた建設費が、建築の部分が非常に大きくなっていく中で、この社会資本整備、道路、上下水道、今後どのようにお考えいただいているか、お考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

これは 10 年先まではなかなか建設事業を見通すことは難しいのでありますので、3年から5年先を見通した中で、3か年の実施計画を策定させていただいているというところでありまして、その際にやはり一番はばらつきが出ないように、各年度ほぼ平準化していくことが必要である、大切であろうという認識を持っておりまして、そこでいかに、その中でも土木・建築あるいは上下水の多様な業者がおりますので、そこがある程度平準化された形での受注ができるようにということも考慮しながら、事業内容を検討しているところであるわけでありまして、本当に財源が潤沢にあれば何も悩まないのでありますけれども、今、策定中の3か年実施計画においても、来年度以降、ほぼ平準化するような形での事業予定、事業計画を組んでいるところであります。それともう一つ、今、悩みとしては、土木が非常に減りつつある。建築については今後、学校の大規模改修が入ってきますので、スタートができればかなりの額が各年度出ていくだろうというふうに思いますけれども、やはり土木工事が非常に少なくなっております。それをいかにカバーできるのかといっても、なかなか仕事をつくるということもできませんので、そこで一つは、これは町発注ではないのでありますけれども、北海道発注、特に本町の基幹産業である農業基盤整備、これが平均して7地区をずっと将来に向かってやっていくと、実施をしていくということでありますので、何とかそういう中で町内業者の方に頑張っていただいて受注をしていただければと、そんなことも建設業界に対してはお願いを、他力本願になるかもしれませんけれども、そんなことも業界に対してはお願いをしているところであります。

再質問 15番 小川純文

今、町長からお話しいただきました、本当に NN 予算の関係でございます。これについては、十勝管内は近年、非常に新規予算がついていないということで、今、町長が言われた畑総事業も、あと4年ほどすると終わってしまうのではないかなと。新規事業がついていないということは立ち上がっていないということは、測量していろいろというものがありますと、下手したら空白の期間が2年3年できる可能性も今後においてはあるということを町長も認識されていると思います。その中で、本当に社会資本整備、幕別町内の建設産業の育成という中で、やはり厳しい財源の中でも活路を求めていただきたいなと思うわけでありますけれども、町長のそれについてのお考えをいただきたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

NN 予算については、全国レベルで補正を含めて平成 21 年ベースまで戻ってきているわけでありますけれども、いかんせん道内のバランスを見ると、特定の地域に行っていない。主に3振興局管内というふうな、そんなことも言われておりますけれども、しっかりそこは、私たち十勝がかなり厳しい状況にありますけれども、十勝圏活性化推進期成会をはじめとして、一丸となって、農業団体も含めて国に対して要請をしてまいりたいというふうに思います。

再質問 15番 小川純文

これから新年度予算のいろいろな策定に入っていくと思いますけれども、社会資本整備を含め、また、幕別町内、地場業者の育成を含めた中での予算措置を考えていただきたいなというところを申しまして、私の一般質問を終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる