みんなの議会

幕別町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日

町民に対する接遇の向上と女性管理職の登用について

2015年12月9日、幕別町議会の一般質問で、小島智恵議員が「町民に対する接遇の向上と女性管理職の登用について」質問し、町長 飯田晴義、総務部長 菅野勇次、民生部長 境谷美智子、総務課長 武田健吾が答弁しました。

質問者
小島智恵 議員
答弁者
町長 飯田晴義、総務部長 菅野勇次、民生部長 境谷美智子、総務課長 武田健吾

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 小島智恵

通告に従いまして、質問をさせていただきます。町民に対する接遇の向上と女性管理職の登用について。憲法第 15 条2項では、「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」と規定し、これを受けて地方公務員法第 30 条では、「すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当たっては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。」と定めております。これは、主権者である国民(町民)全体の利益のために奉仕者として公務員は位置づけられており、職員個々において職務倫理の自覚が必要であります。奉仕者として、常に町民の視点に立ち、親切・丁寧、サービス精神に富んだ町民対応により、住民サービスの向上や福祉の増進が図られることが求められておりますが、町民からは、ほかの自治体と比べ本町では適切に対応をしてもらえなかったとの声が聞かれており、今後さらなる町職員の資質の向上を図ることが求められているところであります。一方、国では、本年8月 28 日に、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」が成立し、女性が輝き、活躍する社会の実現に向けて取り組んでいるところであり、意欲・能力の高い女性を係長職や管理職に積極的に登用することは、女性ならではの視点やきめ細やかさによって、住民サービスの向上が大いに期待されるところであります。これらを踏まえ、以下についてお伺いします。①町職員の研修、教育体制、資質向上のための取り組み。②人事異動を行うに当たって留意している点は。③接遇は人事評価(給与)に反映されているのか。④女性係長職と管理職の現在の人数と、登用に対する考え方及び今後の見通し。2点目の質問でありますけれども、時間外勤務の縮減を。本町の一般会計における町職員(一般職)の時間外勤務手当は、平成 25 年度 7,370 万円、平成 26年度 8,890 万円と増加傾向にあり、町民の方からは「民間企業では考えられない。もっと縮減の努力をすべきだ」との厳しい声が聞かれているところであります。時間外勤務が増加していくことは、税負担で賄われているという町民感情を納得させることはできず、財政を圧迫し必要な住民サービスが低下する懸念があり、また町職員の健康への影響も心配されるところであります。現在、行政組織・機構の見直しを検討されているようでありますが、スピード感を持って行政の効率化を図り、さらなる時間外勤務縮減の取り組みを強化していくことが求められており、以下についてお伺いいたします。①時間外勤務増加の原因と見解。②縮減の取り組みと今後の見通し、目標。以上でございます。

答弁 町長 飯田晴義

小島議員のご質問にお答えいたします。初めに、「町民に対する接遇の向上と女性管理職の登用について」であります。憲法や地方公務員法において、公務員である職員は、「全体の奉仕者」と規定されており、地方公務員法においては、職務の遂行に当たって、公共の利益のため全力を挙げてこれに専念しなければならないとも規定されております。職員が「全体の奉仕者」として行政サービスを提供する上で、「接遇」はその基礎となるものであり、職員の接遇に対する町民の皆様からの厳しいご指摘は、真摯に受けとめ、襟を正していかなければならないものと考えております。一方、本年9月に制定された「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」、いわゆる「女性活躍推進法」において、地方公共団体は、女性の職業生活における活躍についての推進計画の策定に努めるよう規定されるなど、今後、女性の活躍に関する状況把握やその改善についての分析などが求められるところであり、本町における住民サービスのさらなる向上のためにも、女性職員の昇進等の機会を積極的に提供することやその活用が重要であると認識いたしているところであります。ご質問の1点目、「町職員の研修、教育体制、資質向上のための取り組みについて」であります。職員の研修につきましては、本町行政の民主的かつ能率的な運営を期すため、公務員としてふさわしい知識、技能、教養を備えた資質の形成を図ることを目的に実施しているところでありますが、平成 26 年度には、各種研修に延べ 463 人の職員が参加しております。課長や係長への昇任の際には、北海道市町村職員研修センターが主催する管理能力や指導能力の向上を図る研修に必ず参加することとし、採用1年目、2年目、5年目の職員には、他市町村の職員とともに、公務員としての基礎的な知識、技能等を習得する研修機会を必須として設け、このうち1年目と2年目の職員の研修には、接遇が研修メニューに盛り込まれております。接遇研修につきましては、平成 23 年度に外部講師を招いて臨時職員を含む職員を対象に実施し 122人の職員が参加したところであり、本年度も、接客スキルの向上に通じる、怒りの感情などをコントロールするアンガーマネジメントについての研修を実施したところであります。職員に対する公務員であることの意識づけといたしましては、採用の際に「憲法を尊重、擁護することを誓い、地方自治の本旨を心にとどめるとともに公務に当たる責務を自覚し、全体の奉仕者として誠実にかつ公正に職務を執行する」旨の宣誓をすることにより行っているところであります。加えて、管理職や先輩職員、あるいは同僚職員が日常業務の中で、職員としての心構え等を、機会を捉え指導や助言することにより、職務倫理の自覚を促しているところであります。また、本年度採用職員と採用3年目から5年目までの職員に対して、「町職員として求められること」と題しまして研修会を行うなど、職員には、私のまちづくりの基本理念である町民の皆さんとの対話から、町民の皆さんの思いを実現するまちづくりを推進するために、スピード感、説明責任、法令遵守の3点を念頭に置き、職務を遂行するよう指示しているところであります。今後におきましても、職員自身が日常業務の中のさまざまな機会において経験を積むことはもとよりでありますが、職員の接遇能力や資質の向上に多様な研修機会を設けますとともに、採用職員をサポートするメンター制度の充実等も図り、町民の皆さんと一緒に考え行動する職員を育成するよう努めてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「人事異動を行うに当たって留意している点は」についてであります。人事異動につきましては、平成 20 年に策定いたしました「幕別町人材育成基本方針」の中で、職員の能力活用や人材育成を主眼とし、年齢や職責、業務内容によって決定することが望ましいとしているところであります。職員の人事異動に当たりましては、3年から5年の期間を基本とし、町の職員として幅広い視野を身につけるため、過去の経歴を参考に、できるだけ他分野に配置し、新たな能力開発を促すとともに、職員の潜在能力を引き出すことにより、組織力を最大限発揮できるよう、適材適所の配置となるよう心がけているところであります。人事異動による人材育成や効果的な人材活用を図ることにより、住民サービスの向上につながるものと考えております。ご質問の3点目、「接遇は人事評価(給与)に反映されているのか」についてであります。人事評価につきましては、平成 26 年5月に、地方公務員法等の一部を改正する法律が公布され、28年4月には、全ての職員を対象に、職員の執務の人事評価を定期的に行わなければならないとされているところであります。本町におきましては、「幕別町人材育成基本方針」や第3次行政改革大綱の推進計画に基づき、職員の能力開発、人材育成を図ることを目的に、平成 21 年度と 25 年度に課長補佐職以上を対象とした人事評価を試行し、本年度は、来年度からの本格実施に向け、全職員を対象とした試行を実施しております。評価につきましては、職務の遂行に必要な能力やその発揮度を評価する「能力評価」、職務上の態度や意識に関する評価を行う「職務態度評価」、職員個々が設定する業務目標に対する達成度を評価する「業務評価」と、大きく三つの評価区分で行っております。ご質問にあります接遇につきましては、「能力評価」と「職務態度評価」にある評価項目により、総合的に評価しておりますが、具体的には、挨拶や言葉遣い、誠実な対応、わかりやすい話し方などを客観的な評価項目としているものであります。評価結果の給与への反映につきましては、国の取り組みを参考に、評価結果に応じた昇給及び勤勉手当の運用を図ることとされているところでありますが、他市町村の動向や職員団体との協議も踏まえた上で、調査・研究を行ってまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「女性係長職と管理職の現在の人数と、登用に対する考え方及び今後の見通しについて」であります。平成 27 年5月現在の本町の一般職員数は、236 人でありますが、このうち女性職員は 80 人であり、33.9%を占めております。女性管理職は、忠類村との合併時の平成 18 年4月時点ではおりませんでしたが、22 年4月には管理職全体の 2.1%、現在は4人で 8.9%と、その比率は上昇しており、係長職につきましても、合併時は 23.0%でありましたが、22 年4月は 24.3%、現在は 19 人で 26.8%と同様に上昇しているところであります。内閣府が取りまとめた「地方公務員管理職に占める女性割合の推移」によりますと、平成 26 年には、都道府県で 7.2%、政令指定都市で 11.8%、市や区で 13.1%、町村で 12.9%が女性管理職となっておりますが、全道の市町村の一般行政職に占める割合は 7.2%となっており、本町の割合は、全道の割合と比較いたしますと、ほぼ同程度となっております。前段に申し上げましたとおり、国では近年、「すべての女性が輝く社会」の実現を成長戦略の中核に据えて、集中的に施策を講じてきているところであります。女性職員は、男性職員と比べ、子育てや家事など家庭での負担が集中しやすいことから、男性と同じ能力があっても発揮できない場合はありますが、男女を問わず、本人の意欲と能力に基づく任用に積極的に取り組んでいるところであり、今後におきましても、女性活躍推進法の精神にも鑑み、女性職員が最大限にその力を発揮できる職場づくりと任用を進めることが重要であると考えております。次に、「時間外勤務の縮減を」についてであります。時間外勤務につきましては、業務の繁忙期や突発的な業務に対応するためにやむを得ず行うものであり、時間外勤務手当は、これらの業務に対応するため、定められた勤務時間を超えて業務を遂行した場合に支給される手当であります。ご質問の1点目、「時間外勤務増加の原因と見解について」であります。ご質問にありますとおり一般会計における時間外勤務手当の決算額は、平成 26 年度におきましては、前年度より 1,520 万円増加しております。増加した要因といたしましては、平成 25 年7月から 26 年3月までの間に実施いたしました職員給与の減額措置終了に伴い、時間外単価が減額措置前の水準に戻ったことや、小学校教科書の採択に係る事務、平成 26 年 12 月に執行した衆議院議員選挙に係る事務、暫定的、臨時的な措置として支給された臨時福祉給付金や子育て世帯臨時特例給付金に係る事務による時間外勤務の増加が主な要因と分析しているところであります。また、本年度につきましても、全庁的に取り組んでおりますファイリングシステムの導入、新庁舎への移転準備、4月に行われた統一地方選挙に係る事務による増額を見込んでいるところであります。先ほど申し上げましたとおり、業務の繁忙や突発的な業務はどうしても生ずるものであり、近年は、国や道からの権限移譲や各種制度の改正等もあり、職員の業務量は増加しております。本町におきましては、必要最小限の職員数で最良の行政サービスを提供することを基本とした職員数、配置としておりますことから、一定程度の時間外勤務はやむを得ないものと考えておりますが、過度な時間外勤務は、職員の健康管理やワークライフバランスの観点からも、余り好ましいものではないと認識いたしているところであります。ご質問の2点目、「縮減の取り組みと今後の見通し、目標について」であります。時間外勤務の縮減に向けましては、所属長からの事前命令、事後確認の徹底、毎週水曜日をノー残業デーとするなど、業務が特定の職員に偏ることのないよう、課内、係内での連携も図りながら取り組んでいるところであります。平成 28 年4月には、第3次行政改革大綱の推進計画に基づきまして、行政組織、機構の見直しを行うべく、本定例会に関係条例の改正を提案したところであり、迅速で効率的な組織の構築を図ることが、時間外勤務の縮減にもつながるものと考えております。時間外縮減の目標といたしましては、時間外勤務手当の総額が、当該年度における給与総額の6%程度となるよう、適正な職員配置や各部署内での応援態勢の強化、時差出勤の拡大等に引き続き取り組んでまいります。先ほど申し上げましたとおり、一定程度の時間外勤務はやむを得ないものではありますが、時間外勤務が財政状況を圧迫することや住民サービスの低下を招くことのないよう、職員の健康管理にも留意しながら縮減に努めてまいりたいと考えております。以上で、小島議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 7番 小島智恵

再質問をさせていただきます。事実に基づいて、もう大変大変基本的なことばかりお伺いすることになると思うのですけれども、接遇については、さまざまな研修の参加、資質の向上のために努めていらっしゃるというご答弁だったと思うのですけれども、電話対応では、まず部署名や名前、これを名乗らないという町職員がいるとお聞きしております。このように基本中の基本もできていないということが、実際は現場で起きているようではあるのですけれども、これはどういったことでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

私の認識としましてはといいますか、私が電話をかけるときには必ず部署名と名前は名乗っている例しかありませんので、私はてっきりそういうふうにやってもらっているというふうに思っているところであります。仮に、そういうところをきちっと名乗っていないのであれば、再度指示をさせていただきたいというふうに思います。

再質問 7番 小島智恵

通常、電話対応となると、民間企業でもそうですけれども、自然に電話をとったら口からそういった名前だとか部署名が出てくるはずだと思いますので、習慣化という部分もあると思うのですけれども、そういうようなことを見かけましたら、その都度注意、指導していらっしゃるのでしょうか。職員同士のなれ合い、見過ごし、そういったものはないのでしょうか。

答弁 総務部長 菅野勇次

当然そういった例を、職員がそういったことを行っていないというようなことを見ましたら、当然、管理職なり係長なりが注意をしているところでございます。

再質問 7番 小島智恵

行っているということですけれども、実際はなかなかできていない部分もあるのかなというふうに思います。教育の観点からも当然なのですけれども、日々の業務の中で、見かけたら必ず注意をすると、指導をするということで、上司のほうから徹底していただきたいと思います。資質の向上ということで改善をしていただきたく、これは実際の町民の方からお聞きしている事例を申し上げますけれども、冒頭で申し上げました、他の自治体と比べ本町では適切に対応をしてもらえなかったということでありますけれども、これプライバシーにかかわることでもありますので詳細は多く伝えませんけれども、諸事情がその方ありまして、本町にある住民票を他の自治体に移さなくても、そこの自治体の介護サービス等々を受けられるのかどうかということでの内容なのですけれども、その際、大変せっぱ詰まった困った状況の中で、ご家族の方が本町に相談したわけなのですけれども、ヤクルトとったらどうですかとか、新聞とったらどうですかということで、そういった返答で、要は見守り体制、そういったことを言いたかったのでしょうけれども、かなり見当違いといいますか、その方ががっかりされるような対応でして、それで、別の他の自治体のほうに相談しましたら、みんなで協議しますということで、その後、住民票を移さなくても大丈夫なのですと、サービスは受けられますということで、そこの自治体は大変親身になって対応をしてくれたということでありました。そのご家族の方がおっしゃるには、幕別は不親切で対応が悪いと、情けないということで何度もおっしゃっておりました。この件について、どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

町民の方が、そうやって気分を害したということについては、素直におわびを申し上げなくてはならないというふうに思っております。恐らく悪気があってそういう対応をしたのではなくて、私はやはり、町民にきちっと寄り添って、相手の気持ちになって丁寧な対応をすれば、決してこういうことがなかったのかなと。若干言葉足らずの面があって、誤解を受けるということもありますので、そういうことのないように、しっかりと指導してまいりたいというふうに思います。

再質問 7番 小島智恵

公務員、町職員は全体の奉仕者、奉仕者ということで規定されておりますけれども、実際現場ではそうした意識も欠けているのではないかと思うところなのですけれども、町長言われたように、その当事者だとか、ご家族の身になって、気持ちに寄り添って、親身になって、本当に親身な対応ができているのかどうか問われるところなのですけれども、その方がおっしゃるには、ほかの町民の方からもそのように、ほかの自治体と比べて幕別は不親切な対応をしているという、そういった話も聞いているのだということで、この件に限らずこの件以外にもいろいろと起きているのかなというふうに思えてなりません。この件の対応について、具体的にお聞きしますけれども、これまた基本中の基本ではあるのですけれども、この対応した本町の職員ですけれども、その場で、ヤクルトとったらどうですかという返答をしたようなのですけれども、方法としては、これはどういったふうに対応するのが適切だとお考えですか。

答弁 民生部長 境谷美智子

思い当たるところもありまして、私が答弁させていただくのですが、介護、見守りのためにヤクルトをとったらいいのではないかとか、もし本当にそんなことを言った職員がいるとしたら、私は本当に悲しいなと思って、それは正しい対応ではなかったと思います。ただ、そこだけ切り取って言うと、そうなってしまうのかもしれないのですが、多分前後左右があったのだと思うのですよね。ただし、前後左右があったとしても、相手がそのように受けとめてしまうような言い方をしたことは、本当に町職員として、それは恥ずべきことだったと考えています。

再質問 7番 小島智恵

今のお話では、前後左右もあり、多少ご本人が誤解もされたという部分もあったとは思うのですけれども、やはり確固たる知識がない場合もあるのかなというふうに思うのですよ、人事異動等もあると思いますので。何でもかんでも、その場でお答えして閉じてしまうのではなくて、折り返し電話しますということで一旦電話を切らせていただいて、その後きちんとした返答といいますか、ちゃんと親身になった対応をさせていただく、そういった対応が望ましいのかなというふうに思います。他の自治体では、そういったことはされているのだろうと思います。今、人事異動という話をしたのですけれども、全く畑違いといいますか、専門分野が違う部署に異動することも往々としてあると思うのですけれども、一から制度等々、知識を習得しなければいけない場面もあると思うのですけれども、その辺の取り組みといいますか、各自どのようにご努力されておりますでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

私どもの 230 人、40 人の職員数の市町村においては、全く知らない部署に異動することは当然であります。これが何千人もいるようなところであれば、専門化するということはありますけれども、やはり私どもの組織であれば、知らないところに行って3年4年いて、また知らないところに行くと。それはもう当然宿命でありますので、職員は行ったら、まずはしっかりとそこの職務内容を勉強するということから心がけて取り組んでいるというふうに思いますし、1人が新人であっても、異動して余りわからないとしても、その係には複数の係員がおりますので、最低でも2人、3人という人員がその係にはおりますので、そこは係内でカバーをしながら対応していく、それを基本としているところであります。

再質問 7番 小島智恵

きちんとした確固たる知識を備えていないと、住民サービス向上につながらないと思うのでお聞きしたのですけれども、この件で言えば、そういった介護保険制度のサービスだとか、そういったものは全国で受けられるということですので、そういう知識をきちんと持っていれば、それもまた適切な対応というふうにつながっていくのではないかと思いましてお聞きをしました。今、まさに超高齢社会でありますけれども、今後さらに高齢化率が上昇していくという中で、こういった介護等に関する相談というのは、さらにふえていくということがもう予測できるわけなのですけれども、今、既にこういう状況とならば、先行きが危ういといいますか、町民の方が安心して相談できないなというふうに思いますので、改善を求めてまいりたいと思っております。答弁の中に、研修として、今年度は、怒りの感情などをコントロールするアンガーマネジメントの研修を実施したところという答弁がありましたけれども、もう一つ、町民の方からお聞きしました事例を申し上げます。街路樹が伸びていたのでご自分で枝を切ったという事例なのですけれども、その際、町職員の方から物すごく怒られたということでありました。大変心を痛められている様子でありました。このように、町民の方を怒るような対応をふだんからされているのですか。怒ることなど、もう論外だと思うのですけれども、いかがお考えでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

先ほど来の議論をしていく中で、何か一事が万事のようなそういう言われ方をしているように、私はそういうふうに受け取れてしまうわけでありまして、決して私は、そういうことがあったかもしれないけれども、それはやはり言葉足らずであったり、ちょっと親身な対応が足りなかったのかな、その結果として町民の方に怒られた、お怒りになっているのだというふうに思いまして、だから、そういうふうに感じているところであります。決して、職員全員がそういうことではありませんし、本当のごく一部だと私は思っております。ただ現実に、そういう町民に怒りを買うような態度は、これは厳にあってはならないわけですから、それは今後においても、しっかりと職員相互の牽制もありますし、上司からの指導もありますし、いろんな場面を捉えて、そういったことのないように努めてまいりたいと思います。

再質問 7番 小島智恵

一事が万事みたいなことをおっしゃられましたけれども、本当にその町民の方はそういうふうに受け取っているわけで、かなり心を傷まれているような状況でありました。先ほどおっしゃったように、きちんと町民の方の気持ちに寄り添わなければならないとおっしゃっているのですけれども、本当にそうなっているのか、本当に疑問を持つところであります。絶対にこういう町民の方を怒ってはならないです。この方、ご年配なので、目上の方なので、そういう方に対する接し方だとか、態度もあわせて配慮が必要だったのかなというふうには思うのですけれども、決してこういった町民を怒るような対応、これ決してあってはならないことですので、今後このようなが起きないようにしていただきたいと思います。また、先日の行政報告の中で、町長は、「誰もが住んでみたいまち・住み続けたいまち 幕別町」を掲げ、実現したいと言っておりますが、このように町職員の対応が悪いだとか、ほかの自治体の対応のほうがよいといった声が町民のほうから上がってくるような状況であっては、到底こういったスローガンの実現にはほど遠いかと思います。答弁では、しっかり襟を正していかなければとおっしゃっておりますけれども、さらに町長から一言申し上げることございませんか。

答弁 町長 飯田晴義

これは、幾ら言葉を尽くしても、お怒りになった事実は消えないわけですし、本当に申しわけないなというふうに思います。ただ、やっぱりそういうご指摘を受けることは、やはりあってはならないことでありますので、私を筆頭にしっかりと襟を正して、本当初心に返って、住民に寄り添った対応をしてまいりたいというふうに思っております。

再質問 7番 小島智恵

今後の取り組みに期待したいと思います。③ですけれども、人事評価についてでありますが、民間では人事考課という言い方、違う言い方をすることもあるのですけれども、これまで試行的に管理職から行って、本年度は、来年度からの本格実施に向け全職員を対象とした試行を実施していくということになっているようでありますけれども、答弁では、評価結果の給与への反映は、国の取り組みを参考にし、結局のところ、調査・研究を行ってまいるということでありましたけれども、その程度にとどまっておりました。本来は、人事評価とその給与、これは連動しているものだとは思っていたのですけれども、民間ではそうしておりますけれども、もしも給与に反映をされないのであれば、それは何のための人事評価なのかというふうに、またこれ全く意味のないものになるのではないかと思うのですけれども、当然給与に反映すべきだと思いますが、またさらには昇格等にも反映すべきだとは思うのですけれども、その辺お伺いいたします。

答弁 総務部長 菅野勇次

人事評価の給与等への反映ということでありますけれども、まず人事評価、何のためにやるかということですけれども、本町の場合は、まず初めに第一義的には、人材育成、先ほどもお話ありましたけれども、人材育成、職員のスキルを上げるということですね、職員のスキルアップを図るということで、それをすることによって、また組織力の向上につながるというようなことで、人材育成を主眼に置いてやっていくというのが一義的にはございます。それで、国のほうでは、給与に反映しております。国からの助言といたしましても、地方も給与に反映するように努めてくださいという助言はございますけれども、過去の本町における試行等の結果を検証いたしましたところ、まだその評価結果ですとか、例えば業務の目標を設定したりもするのですけれども、その業務目標の難易度に差があったり、評価結果にも評価した側の評価の仕方というか、評価結果にも格差があって、一律にまだ給与まで反映するまでには至っていない、熟度に達していないというようなことで、将来的には給与に反映するということもあろうかと思いますけれども、現段階では、まずは人材育成ということを目的に行っていこうということでございます。

再質問 7番 小島智恵

今は、主眼としているのは人材育成ということですけれども、先ほどのような、やはり不親切な対応をしているということであれば、やはりしっかり判定していただいて、評価をしていただいて、そうした給与や昇格にまで影響するのだということになれば、それこそその町職員自身の襟を正すことにこれはつながっていくことになると思いますので、今はそういうまだ導入するような時期ではあるのです……、人材育成ということに主眼を置いて行われるようでありますけれども、将来的にはきちんと給与に反映していただきたい、そのように思います。あと、次の女性管理職についてお伺いしますけれども、女性の登用についてお伺いします。本年9月制定の女性活躍推進法でありますけれども、国が主導で行ってきているわけなのですけれども、この法律の中で、地方公共団体は推進計画の策定に努めるよう規定されているということでありますけれども、我が町としても早急に取り組まれていくのか、めどとしてはどのようになっておりますでしょうか。

答弁 総務課長 武田健吾(総務課長は2017年3月まで)

女性活躍推進法に基づく市町村の行動計画の策定についてでございますけれども、議員おっしゃるように、行動計画、地方自治体の規模の大小にかかわらず策定することとなっております。先般、十勝振興局でも、これに対する説明会がございました。それも踏まえまして、年度内を目途にこの計画を策定するよう、今後進めてまいりたいというふうに考えております。

再質問 7番 小島智恵

今の日本社会全体としては、これまでもそうなのですけれども、男性社会の傾向が強く続いてきたと思うのですけれども、現在もそれが残っている状況にあり、こういった制度というのか、法律を通して少しでも登用が進められたらいいなというふうに思います。女性管理職の実際の人数でありますけれども、合併時はゼロということでありましたけれども、現在4人、8.9%、そして管理職へのステップとなる係長職は合併時 23%、現在 19 人で 26.8%と上昇しているところであります。女性の登用に向け始まったばかりかもしれませんけれども、確実に前進といいますか、前向きな姿勢が見受けられますので、そこは一定の評価をしたいと思っております。先日、たまたまですけれども、1階庁舎内で少しうろうろしておりましたら、どこの課をお探しですかというふうに私のほうに声をかけてくれた女性職員がおりました。よく見てくれているなというふうに思ったのですけれども、今回の観点としましては、そういった女性の管理職の登用によっての効果として、女性ならではの気配り、きめ細やかさなど、それが接遇の向上に寄与するのではないかと思いますし、また職場の部署の雰囲気も変わってくるのではないかなというふうには思うのですけれども、その辺どういうふうにお考えでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

女性らしさ、しなやかさ、柔らかさ、ソフトさというか、そういったものは、接客に応じても非常にソフトな雰囲気を醸し出して、例えば、怒ってきた方であっても、にこっとほほ笑むことで気持ちをおさめてもらう、そういったメリットも当然ありましょうし、また職場内に女性が入ることで、非常にこう、男ばっかりだと、どちらかというとぎすぎすしがちなようなところも雰囲気が非常によくなるということもあろうかと思います。ただ、人事においては、適材適所というのがまずありますから、そういう特性を発揮していただけるところは配置ができるかなと思いますけれども、基本的には、私は男女関係なく、どういった知識、技能、経験、能力があるかということが、やはり人事をする上で一番大切なことだろうというふうに思っておりますので、逆に女性だから登用するというのは、私は、逆に女性を蔑視するようなそんな扱いにもなるのではないかなと、そんな危惧もしておりますので、私は、男性女性ではなくて、職員としてしっかりした評価をすべきだというふうに思っているところであります。

再質問 7番 小島智恵

ちょっと誤解を招いたかもしれないですけれども、別に女性を優遇してという意味合いではなく、これまで社会全体としてやっぱり男性が優位の傾向にあった、状況にあったのかなというふうに、今もそういった状況は続いているのかなというふうに感じているところはあるので、女性に目を向けていただきたいと、そういう意味合いで質問させていただいたところであります。意欲や能力の高い女性はたくさんいらっしゃいますが、ぜひそういった女性は積極的に登用していただきたいと思っております。次の時間外勤務の縮減に移りますけれども、一般会計の決算額、前年度より 1,520 万円増加しているということで、原因としては、国政選挙や国からの臨時福祉給付金等々、突発的業務があったということでありますけれども、ファイリングシステムについては、そろそろこの作業が終盤に差しかかってきているのではないかと思うのですけれども、来年度あたりからその分の時間外は減少するのではないかというふうな見通しでよろしいでしょうか。

答弁 総務部長 菅野勇次

ファイリングシステムの導入にかかわっては、26 年度、27 年度、本年度と2カ年、それと引き続き維持管理の研修等実施している部分もございまして、あと2年、トータルで4年間ということになりますけれども、ただ導入時に、どうしても現行の書類の整理の仕方からかなり大幅に変更になることで、26 年度、27 年度においては、導入にかかわってかなりの時間外勤務というものがございました。来年度、再来年度については、維持管理ということで、若干はあろうかと思いますけれども、減ってくるのではないかというふうに考えております。

再質問 7番 小島智恵

若干減少を見込めるということでありますけれども、答弁の中で、毎週水曜日ノー残業デーをされているということですけれども、実際の実態わからないのですけれども、実態はどのようになっているのでしょうか。実施するに当たって、効果のほどはどのようになっているでしょうか。

答弁 総務部長 菅野勇次

毎週水曜日は、ノー残業デーということで設定をしております。ただ、どうしても、期限が決められた、例えば報告物ですとか、そういった業務ですとか、どうしてもその期限に追われてやむを得ず水曜日にやらなければならないというような場合もございます。ただ、職員の意識としては、水曜日は残業しないで帰ろうということで管理職からも声をかけておりますし、そういった意味では、時間外の勤務の抑制にはつながっているかなというふうには思っております。

再質問 7番 小島智恵

時間外に対する意識、職員の意識づけが図られるといいますか、また健康管理の観点でも取り組まれているのではないかと思うところなのですけれども。次に行きますけれども、答弁で、応援態勢の強化、時差出勤の拡大等を引き続き取り組んでまいるということでありましたけれども、監査報告の中で、平成 26 年度上期では職員間の時間数のばらつきがあり、多い職員では 300 から 400 時間を超える職員が 20 名いるなど、隔たりがあるということであります。こういった応援態勢、多忙な部署にほかからお手伝いに入るということだと思いますけれども、こういったことをきちんと行っているのであれば、そういった一部の職員に偏ったり過度な時間外は出てこないように思うわけなのですけれども、これはどのように理解したらよろしいでしょうか。

答弁 総務部長 菅野勇次

時間外勤務の関係ですけれども、どうしても当然、町長の答弁にもありますように、係内ですとか、あるいは課内、あるいは課を飛び越して部内ですとか、そういったところから応援をお願いしているというような例も実際にございますし、そういった意味では、庁舎内の連携は取り組んでいるところではありますけれども、どうしても業務の性質上、やっぱりそこそこの係によって異なるとは思いますけれども、どうしても自分が担当している業務というのは、なかなか人にすぐお願いをしてお手伝いをいただけないというか、ようなこともございます。そういったこともあって、どうしても特定の職員に偏るということも、ある程度は、これはやむを得ないのかなというふうに思っております。

再質問 7番 小島智恵

どうしてもどうしてもやむを得ないということなのですけれども、ちょっと話変わりますけれども、先日の決算審査の中でチャレンジデーを行う必要性があるのでしょうかと、時間外を出してまで必要に迫られる事業なのかという話もしたわけなのですけれども、私、必要ないというふうに申したのですけれども、町としては必要であるという、あ、ごめんなさい、チャレンジデーなのですけれども、余り過去の話にこだわりたくはないのですけれども、町としては必要であるという返答でありました。そういった意識の乖離はあるわけなのですけれども、例えばそういうチャレンジデーも一部なのかもしれないのですけれども、ほかに省ける事業といいますか、無駄な事業、無駄な業務、そういったものの洗い出しといいますか、その作業はしっかり行っているのでしょうか。

答弁 総務部長 菅野勇次

無駄な業務の洗い出しといいましょうか、常に事務事業、町の事務事業については予算編成の段階でも精査をしておりますし、予算編成をするに当たっては、事務事業の優先度合いですとか、スクラップ・アンド・ビルドだとか、そういったことも心がけております。また、行政改革の中でも、事務事業の費用対効果ですとか、そういったものも検証しながら、事務事業の見直しといいましょうか、というのは常にやっているということでございます。

再質問 7番 小島智恵

常にやっているということなのですけれども、その行財政改革といいますか、かなり意識の乖離もありますので、なかなか考え方として合わない部分もあったりするのですけれども、やはり思い切った決断をしたり、実効性を持ってやることによって、無駄な事業を省いて、それがまた時間外を減らすことになる、つながる、職員の負担も軽減するというふうになるのだろうと思いますので、さらなる無駄な事業の洗い出しの件については努めていただきたいなというふうに思います。時間外については、一定程度必要という見解も先ほどありましたけれども、しかしながら、町民の方の中には、非常に厳しい目で見ている方もいらっしゃるのは事実であります。目標として給与総額の6%程度になるよう取り組むという答弁でしたけれども、町民の方からは、数字として明確に具体的に示していただきたい、計画性を持って低減するようにという話を聞いているところであります。6%程度ということで、余りアバウトといいますか、幅がありますと、町民の方にきちんとした説明ができないといいますか、もしですけれども、今後、金額ベースで幾らぐらい削減することができるのか、こういったことは具体的に示せないものなのでしょうか。そのほうが本気度というのが伝わるのではないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

数字で示すことについては、町民から見ると非常にわかりやすいのだと思います。ただ、時間外を 8,000 万円やっているところを 5,000 万円に、3,000 万円削減しますと、非常にわかりいいと思います。ただ、それは人をふやせば減るのですね、時間外は。時間外をやっていることが、非常に不快感を持って見られているというような、そんなおっしゃり方でありましたけれども、人をふやせば時間外は反比例して減るわけであります。そこを人を1人ふやすと、もう生涯2億円なり2億 5,000 万円なりかかるわけですから、そこはやはり仕事の照準というのをどこに合わせるか、やはりマックスのときに合わせるのではなくて、一番最小のところに合わせて、どうしてもこういう波がありますから、この波のところは時間外やむを得ないなという考え方で、今、行財政の運営をしているわけでありますので、単純に時間外の数字が減ったからそれでよしとするというふうには私は思えないわけでありまして、それは、年によっても、その年のその業務によっても、かなり違いますので、一概に、では来年 3,000 万円減らしますということが、本当に町民にとってわかりいいのか。単なる数字がひとり歩きするだけではないのかなというふうな、そんな感じもしておりますので。今、時間外が非常にふえているのは業務量が実際ふえてきていることも事実根底にあるわけでありますので、定員管理と含めて考えなければならないなというふうに思っているところであります。

再質問 7番 小島智恵

人をふやすだとか、そういう観点には私はならないのですけれども、できるだけ効率的に、そして業務量は多いのでしょうけれども、先ほど言ったように、きちんと無駄な事業とかもないのか、そういったところも全て含めて、きちんと検討していただきたいなというふうに思います。今後の取り組みにご期待申し上げ、終わらせていただきます。

出典:幕別町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる