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幕別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月12日

整備計画について

2013年12月12日、幕別町議会の一般質問で、藤原孟議員が「整備計画について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 飯田晴義、建設部長 佐藤和良、都市施設課長 笹原敏文、土木課長 湯佐茂雄が答弁しました。

質問者
藤原孟 議員
答弁者
町長 岡田和夫、教育長 飯田晴義、建設部長 佐藤和良、都市施設課長 笹原敏文、土木課長 湯佐茂雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 藤原孟

通告書に従いまして、質問をいたします。1点目、町発注工事の円滑な入札、施工を行うために。大型補正予算の執行が4月以降にずれ込んだことで、公共事業発注額は高水準に推移し、十勝の建設市場が久しぶりに活況を呈している。また、東京オリンピック開催決定で大都市の再開発事業が動き始めたり、本町においても公住、橋梁の長寿命化工事が計画され、切れ目のない建設活動が想定される。一方、工事関係者の人材不足や資材の高騰傾向が始まり、その対策として国は現場代理人関係の基準緩和を示してきた。そこで入札不調対策として、柔軟な工期の設定、工事の前倒し発注や積算歩掛かりの適時見直し、見積もり活用方式の積極的な導入を今から検討すべきと考え、伺います。2点目、小規模公園のトイレ整備について。地域に公園が建設され、古いものでは 40 年以上経過しております。その施設のうち遊具は更新され、きれいになりました。しかし、残念なことは、トイレがくみ取り方式のまま残されている公園があります。大人でも利用したくない、まして子供においては利用がほとんど不可能と思われる老朽化したトイレが設置されています。このままで問題がないとは考えられません。整備計画について伺います。3点目、ビブリオバトルを教育現場に導入を。人を通して本を知る、本を通して人を知るをキャッチフレーズにして誰でも(小学生から大人まで)開催できる本の発表会であるが、小中高校、大学、一般企業の研修、勉強会、図書館、書店、サークルなどで広がっており、中でも教育現場においては、活字に親しむ学校づくりを通した児童生徒の言語能力向上を目指すため推進されております。道内では、いち早く室工大生が開催しており、効果として室蘭市の空洞化が目立つ商店街に若い人が集まるようになり、市民との交流の場になること、教育や地域おこし、仲間づくりなど、さまざま効果が生まれているとのことです。そこで、我が町の教育現場に導入する考えがないかを伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

藤原議員のご質問にお答えいたします。初めに、「工事の円滑な入札・施工について」であります。入札の不調・不落は、ご質問にもありますとおり、工事を受注したくても技術者などの人材が確保できないことや価格が折り合わない、現場条件が厳しい、工事の規模が小さい、工期が短いなど、種々の要因が組み合わされて発生しているものと考えられるところであります。本町の発注工事で、最近5カ年の入札不落、いわゆる入札参加者はいるものの、予定価格を下回らないなどで、落札者がいなかった件数は、平成 21 年度、22 年度がともにゼロ、平成 23 年度、24 年度はともに2件、そして平成 25 年度は現在までで3件となっており、増加傾向を示しつつありますが、この入札不落となった工事の請負契約は、最低入札価格の事業者と協議し、随意契約を締結しているところであります。なお、入札不調、いわゆる入札前の参加者が全て辞退するなどのケースは、現在のところは発生いたしておりません。初めに、「柔軟な工期の設定」についてであります。工期の設定に当たりましては、北海道の標準工期を基本として設定しており、準備・後片づけを含んでいるのはもちろんのこと、現場付近の交通量が多い、作業時間が限定される、軟弱な地盤であるなど、その現場の状況を把握し、工期を設定しているところであります。さらに、特注品や受注生産等の工種を含む場合は、制作に必要な日数なども適宜、加算いたしております。また、着工後において設計変更や天候不順等が発生した場合は、工事の進捗状況を勘案の上、供用開始などに影響を及ばさないよう、受注者と綿密な工程計画の確認を行い工期変更の対応をしているところであります。次に、「工事の前倒し発注」についてであります。工事の早期発注につきましては、これまでも北海道特有の気候を考慮し、凍上の影響を受けない5月から、積雪の影響のない 11 月までに発注が完了するよう調整いたしてまいりました。平成 21 年度からは、積算期間の短縮、入札の効率化を目的として、概数発注の取り扱いを定め、工事の早期発注に努めてきたところであります。また、債務負担行為や繰越明許費により次年度工事分を3月に発注する等の手法も考えられますが、凍上の影響を受ける北海道特有の気候では、実質の工事着手が5月となるため、これ以上の前倒しを行うことは、難しいものと考えております次に、「積算歩掛かりの適時見直し」についてであります。工事の設計図書は、北海道の積算基準書により積算し作成しているところでありますが、変更等があった場合は北海道から適宜通知がありますので、その通知時点で積算に反映させております。また、他官庁などの積算基準書による場合もありますが、これらの各積算基準書が適用できない場合は、メーカーの歩掛かりや見積書によって積算しております。次に、「見積もり活用方式の積極的な導入」についてであります。見積もり活用方式は、発注者の積算との乖離が大きく、入札の不調・不落が頻発している工事において、予定価格の策定に当たり入札参加者の見積もりを活用する方式で、国では平成 19 年度から試行しているものであります。本町の工事は、北海道が策定した全道統一単価を第一優先とし、各建設管理部が策定した地方単価や一般財団法人建設物価調査会、一般財団法人経済調査会による市場実態調査価格などにより積算しているところでありますが、特殊な工種は、取り扱っているメーカーなどから見積書を徴し、積算に反映させております。見積もり活用方式は、これらの北海道の単価などと実勢価格が乖離している場合に採用することが想定されますが、通常の積算に比べますと手続に期間を要し、発注がおくれるという問題があるものと考えておりますが、入札の不調の件数の増加によっては、国や北海道の動向を見ながら、今後、検討が必要になる場合が起こり得るものと考えております。次に、「小規模公園のトイレ整備について」であります。本町におきましては、現在、住宅団地内の小規模な公園、いわゆる「街区公園」が 62 カ所整備されており、これまでにこうした街区公園を中心とした遊具について、国土交通省が所管する都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業により、危険度の高い遊具の改築・更新を優先的に進めてまいりました。また、街区公園のうちトイレが整備されている公園は 36 カ所あり、そのうち、くみ取り式のトイレが6カ所の公園に7基設置されております。これらのくみ取り式のトイレにつきましては、いずれも整備されてから 30 年以上経過しており、入り口部分の開閉状況、トイレ本体の劣化や破損状況などについて利用者の安全確保を図るべく適切な管理に努めてまいりました。しかしながら、下水道の普及が進み衛生的なトイレ環境が整った現代にあっては、くみ取り式トイレの使用をためらう声を聞くだけでなく、いずれも和式のトイレであることから小さなお子さんにあっては使用方法がわからないなど、使用環境が利用者のニーズに合わないのではないかとのご意見をいただいております。こうしたことから、今年度において1カ所の公園につきましては、老朽度合いが顕著であり通常使用が難しいことなどから、使用環境の向上を図るため、新たなものに更新をすることとしております。残る5カ所の公園の6基につきましては、今後において実際に公園管理を行っている関係公区から管理状況や利用実態などを聞き取り、必要性や使用環境の向上を図るための検討・協議を行ってまいりたいと考えております。以上で、藤原議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

藤原議員のご質問にお答えいたします。ご質問の3点目、「ビブリオバトルを教育現場に導入を」についてであります。「ビブリオバトル」は、他の人に勧めたいとする本を1冊持ち寄って、本の魅力を紹介し合う「書評ゲーム」で、平成 19 年に京都大学の研究員が、研究室内での読書推進・文献紹介・知識共有を目的につくられたもので、現在は、出場者を募って大勢の前で発表するイベント形式での開催がふえてきているところであります。「ビブリオバトル」には公式ルールがあり、4人から8人程度で一つのグループをつくり、一つには、発表参加者が読んでおもしろいと思った本を持って集まる。二つには、順番に1人5分間で本を紹介する。三つには、それぞれの発表の後に、参加者全員でその発表に対するディスカッションを二、三分行う。そして四つ目には、全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか」を基準とした投票を参加者全員で行い、最も多い票を集めた本を「チャンプ本」とするというものであります。「チャンプ本」は、書店の売り上げランキングや購入推奨されている本ではなく、あまり知られていない意外性のある本が選ばれることが多いことから、自分の知らない新たな分野の本に出会えることができ、プレゼンテーションを通じてお互いを知ることによりコミュニケーションが深まり、さらには、発表の機会を通じて表現を豊かにしたり、発表する力がつくといった効果があると言われております。「ビブリオバトル」の開催につきましては、全国的な規模のものとしては、これまで大学生による「ビブリオバトル首都決戦」というイベントが4年目を迎えておりますが、道内でも室蘭工業大学などの大学で開催されており、また、管内におきましても、足寄町にあります「ネイパルあしょろ」で「ブックランドあしょろ」というイベントが開催されており、その中で「ビブリオバトル」を行っているとのお話もお聞きしているところであります。なお、「ネイパルあしょろ」では小学生を対象に行っておりますが、公式ルールの一つであります投票による「チャンプ本」を決めることはしておらず、本の紹介にとどめているとのことであります。このような「ビブリオバトル」でありますが、小中学生にとってはルールが難しいこと、また、発表に子供たちが優劣をつけること、子供が子供を評価することはいかがなものかなど、多様な見解が示されている状況にあり、現段階では、十勝管内小中学校の教育現場において、導入しているという話はお聞きいたしておりません。導入に当たっては、教育課程編成上、調整が可能かどうかといった問題を初め、導入による教育効果の検証を踏まえる必要もありますし、担当教諭の指導の仕方により教育効果が大きく左右されますことから、指導する教員に対する十分な研修も必要と考えております。このように、「ビブリオバトル」の教育現場への導入につきましては、検討すべき課題も多くありますことから、現段階で積極的に導入ということは考えておりませんが、言語能力の向上等に有効な一つの手段でありますので、情報の収集、学校への情報の提供に努めてまいりたいと考えているところであります。以上で、藤原議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

質問 7番 藤原孟

それでは、町長答弁をいただきましたので、まずは1番目の工事の入札施工云々について質問をしていきたいと思います。予定価格に下回らず、入札不落となった例がことしは3件ということでありました。多分、これからもいろんな事情がありますので、私はふえていくのではないかと、そのことを心配いたしまして、再質問をしていきたいと思っております。まず、柔軟な工期の設定についてであります。これは従来型の工期の設定というのは発注者がいろんな現場環境を設定した上で決めております。当然このやり方を踏襲する、やっていただきたいのでありますが、尐しこのこれからは長目な工期をとっていただいて、人材不足、それから資材不足など、そういう手配がおくれそうだということを加味させて決めるという今の選択工期制度、これはいわゆる落札業者がかなり参加して決めるものですが、そういう選択工期制度の導入をやる考えはないか、まず伺いたいと思います。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

ここに町長が先ほど申し上げましたとおり、工期については標準工期を採用していると。一つは、標準工期よりも長く発注する場合に関しましては、工種にはよるのですけれども、経費が加算してしまうといったケースもございます。できるだけ、費用のかからない発注ということに努めておりますので、まずはその現場をきちんと発注者側が確認をすると、その状況を確認した中で、必要工期を加味しながら標準工期に基づいて発注をするという考え方で、現在のところは選択工期については考えてございません。

質問 7番 藤原孟

選択工期は難しいかもしれませんが、結局これからやはり専門業者が今一番人手不足という、このことが大きな要因で不落だとか不調だとかいうことが続いていくのだと思います。できれば、指名業者と、それであれば、相対でいろんな事情を洗い出しして工期を決めてもらうという方法もあるのではないかと思いますが、そういう柔軟な設定は行えない、行うことはできないか、伺います。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

ことし、実は不落になったケースの2件につきましては、金額的には最終的にご理解をいただいたというか、ただし、お盆工期に、お盆にかかったような工期ということもございまして、我々は標準工期でその期間を設けたと。ところが、実際に受けられた企業に関しましては、お盆が挟んでいるので、どうしてもそこの間については職人の調達ができないというようなことで、受注前にそういった要望もお聞かせいただいて最終的には契約に至ったというケースがございます。相対でということにはなるのですが、発注前に相対でというのは非常に相手を決めてということになると思いますので、まずは入札をする。その中で、あるいは入札前に質疑を挙げていただくと。そういったことをもって、その現場の難易度というのでしょうか、工事の進捗の状況については質問に答える形で我々のほうは情報提供もしてまいりたいと思いますし、そういったところでの考え方、工事に対する考え方というのは対応していけるのではないかというふうに考えております。

質問 7番 藤原孟

続きまして、技術者の人材不足ということがあります。隣接工事だとか、類似工事、これらを合わせることで、いわゆる発注ロットの拡大ということですね。それによってかなり小規模工事が減ることは、また町としては発注体制が崩れるのかもしれませんけれども、このいわゆる設計変更だとか、追加工事、または工期の延長などをやることということを含めた発注ロットの拡大、それで対応するということをできないか、お伺いいたしたいと思います。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

国のほうでは隣接工事に対して、いろいろと技術者の兼任ですとか、そういったことも言っておりますので、そういったことは工法的にはいろんな形で組み込むことが可能かなというふうには思っております。ただ、今、藤原議員おっしゃるように、発注件数というのがそういうことでまとめることによる経費はある程度節減できるという部分はございますけれども、ある程度工事の行き渡りといいますか、町内への波及といいますか、そういったことも発注としてはいろんなことを考えるものですから、ある程度適切な工事規模にして発注をしていくということも大事なことではないかというふうに考えております。極論ですけれども、まとめて出せば全てがいいということでありますと、大変本数が減ってしまうというようなことも状況によっては起きるかと思いますので、その辺は適切な工事規模にして発注をしていきたいというふうな基本的な考え方であります。

質問 7番 藤原孟

町内業者、いわゆる現場に対応できる責任者の数というのはやはりそんなに多く抱えていることではありませんので、その辺も加味していただいて工期の設定、柔軟な姿勢を見せていただければと思っています。続きまして、前倒し発注でありますが、国や道はゼロ国債やゼロ道債の活用ということで早期に発注を努めると言われております。町長の答弁では債務負担行為など発注する手法も考えられるが、これ以上の前倒しは難しいという北海道特有の気候では施工は5月ということだということでありますが、これが債務負担行為と対応して2月、3月に発注されれば、いわゆる現在手配が難しいと言われる交通整備員または削孔型枠、鉄筋、ダンプなどのそういう手配が、落札後、工事着工するまでの間にいろいろできる。そういうことによって逆に工事がスムーズに進んでいくのではないかと、そういう早期発注のメリットは別にあると思いますので、その辺いかが考えているか、お願いいたします。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

労働者の確保ですとか、あるいはその資材の調達、それから前払い金をある程度こちらのほうでは制度として組んでおりますので、そういった資金調達というようなことについても、2月、3月に発注されればいいという部分はあるのかも、メリットは確かにおっしゃるとおりいろんな形であるかと思っております。ただ、ここの気象条件ということで言いますと、やっぱり凍結している状態で発注をするというのが、結局はその死に工期といいますか、2月に発注、3月に発注しても、先ほど言いました労働者の確保とか、いろんなメリットはあるにしても、工事の成果といいますか、品質といいますか、そういったものの確保というのはなかなか難しいのではないかというふうに考えております。近隣のところではそういったことも一部のところでは取り組んでいらっしゃるというところもあるように伺っております。今後の課題として、その辺については研究をさせていただきたいというふうに思っております。

質問 7番 藤原孟

似たようなことですが、いわゆる秋口の工事の発注、これもどうしても単年度会計といいますか、3月までしか工期はとれないということで、なかなかいわゆる冬、冬期、凍結を経験しながら工事を進めていくという、いわゆる品質の問題だとか、それから仕上げとして無理やり張り芝をやるとかも、そうやるという、いわゆる春には手戻り、手戻し工事というのがたくさん出てきているのだと。これは、今、全国的な大きな組織の要望なのですけれども、いわゆる年度をまたいだ工期、これを設定できないかという声が業界からかなり出てくる、これからもこれは大きな声として出てくるのだと思うのですけれども、うちの町としてそういうことに対する対応というのは難しいのかと思いつつも、やはりこれが大きなこれから工事の不調・不落を防ぐことの要因にもなるのではないかと思いまして伺います。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

本来はできるだけ秋口の発注をせずに冬期間の工事は養生費であるとか、あるいは除雪費であるとか、そういった夏場の時期の工事から比べてどうしてもそういった経費がかるという面もございます。できるだけ、その経費を節減しながら、工事を発注するということになれば、まずはその夏場という言い方はちょっとあれですけれども、冬場を外した工期の設定というのがまず基本にあるのかなというふうに思っております。ただ、その工事が非常に長くなるもの、あるいはその規模の大きくて、どうしてもかなり長期にわたって、場合によってはまたぐ場合については、継続費なり、あるいは債務負担なり、そういった単年なら複数年で工事ができるようなことも、それについてはその工事に応じて対応してまいることが必要かなというふうに思っております。現在、そういった具体的なものは持ち得ておりませんけれども、そういったことも研究をさせていただきたいというふうに思っております。

質問 7番 藤原孟

釧路管内の町なのですけれども、1億何千万円の工事がやはり秋口に、この 10月末に発注したのですけれども、やはりいろんな事情で落札不落、不調になったと。当然これは補正か何かで次年度に予算を回したという事例が出ております。うちの町でそういうことが起きないためにも、やはり年度をまたぐ工事も検討しておいていただければと思いますが、再度伺います。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

まず、基本的に冬の工事をしないというのはいい成果物をつくるということで、まず第一義的なことかなというふうに思っております。議員おっしゃるように、いろんな労働力の調達ですとか、あるいは年間を通じた労働者の働く環境と、そういったメリットは大変我々も十分わかっているつもりではありますが、まずは町民に提供するそういう工作物といいますか、公共施設そのものをやっぱりいい形でつくり上げていきたいというところで、まずはそういったことを第一義的に考えまして、違った側面からはまた議員おっしゃるような労働力の関係ですとか、冬枯れの時期の対策ですとか、そういったことについては研究してまいりたいというふうに考えております。

質問 7番 藤原孟

それでは、見積もり活用方式について伺います。やはり実勢価格と大きく乖離する、そのことが入札不調を招くということで、これは春においてはことしの春は特に公共工事設計労務単価が大きく引き上げて適用されております。ただ、これに適用されていない工種、業界は横ばいであると。そこが実勢価格と合わないということで、工事費に大きな差が出ているのだと思っております。町の認識では積算の手続等に時間が要するという、発注がおくれるのではないかという答弁がありましたけれども、私はいわゆる見積もり活用方式によって業界の意識としては積算業務の効率、それから省力化、そういう利点がたくさんあるという認識をしているのではないかと思いますので、大いに検討をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

見積もり活用方式につきましては、ご存じのことかと思いますけれども、国については平成 19 年から先ほど町長が答弁しましたように、導入をされているようですが、どうも想定するものがかなり大きな工事で、例えば施工者側のほうから基本的に町が設計したものに対して、いや、こういう工法ではなくこういうふうにやるとこういった金額でできるのではないかと。逆に昔、何年か前に言われました提案型の施工なんかの場合については、大変こういったことはふさわしいのかなというふうに思っておりますけれども、そのかなり大きな額ではなくて、町の場合はそれほど大きな額ではございませんので、まずはその道の単価あるいはそういったものにないもの、あるいは乖離していると価格的に開きがあるのではないかと思われるものについては、それぞれ地元の方々に単価の情報をお聞きしたりとか、あるいは正式に見積もりを、部分的に見積もりをいただいて、その単価構成をしていくとか、そういった努力は原課のほうではいろいろしておりますので、できるだけ市場価格とそれから我々の発注価格が乖離のないように、これから進めてまいりたいというふうに思っております。

質問 7番 藤原孟

地域の建設業界の役割ということ、これは災害発生時には1分1秒を争う人命救助の場合には大きな役割を果たすのだと思っております。地域の実情に精通し、また機動力を有した地元業者、これはこれ以上減らすことがない、そういう思いを持つ町村もかなりふえてきていると認識しております。また、国の発注機関の関係者でありますが、社会を下支えする防災を担う建設業界、この重要性は高まってきているということで、業界を維持できる環境づくりが必要であると、そういう声も出てきております。町としてぜひいろんな基準緩和、これをさまざま練ることで、ぜひ業界に対する使命を果たせるような業界づくりをぜひ進めてほしいなと思っております。そういうことを述べまして、次の2番目の質問に入りたいと思います。トイレについて、まず1点目、遊具を更新しようと計画され、実施されました。なぜ、このときトイレをともに直すという検討がされなかったのか。子供を外で元気に遊んでもらうために、新しい遊具を設置したのではないかと思います。くみ取り方式のトイレを残し、遊具を新しくした、その効果が薄れるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 都市施設課長 笹原敏文

遊具に関します長寿命化計画の点検なりを先行したというご質問でありますけれども、これは以前から国のほうでは公園遊具に関しまして、毎年のように全国的に子供が遊ばれている中でけがをするというようなことがございましたので、そうしたことを受けまして、町におきましては、平成 21 年にそうした点検、調査などを実施をいたしまして、それらを先行してきたというものでございます。

質問 7番 藤原孟

それはわかりますけれども。

答弁 都市施設課長 笹原敏文

済みません。そうしたことで、遊具を優先的にそうした調査、点検なりをするという方針がございましたものですから、そのときにはトイレのほうの点検までには至らなかったという経過でございます。なお、トイレに関しましては、平成 23 年にまた改めて土木構造物等、あと建築物に関します調査、点検などを行っているというものであります。

質問 7番 藤原孟

それでは、特に旭町三角公園トイレ、これは本当に老朽化の老朽化というその程度の言葉では言いあらわせないぐらいかなり老朽化しております。また、寿町、あの公園には二つほどトイレが設置されておりますが、これもかなり子供たちが遊ぶということで2カ所、一つの公園の中に二つもくみ取り式のトイレが置いてあったと思いますけれども、やはりこれら、この辺の公園に関してはしっかりした整備計画を持って早急に水洗化をすべきでないかと私は思いますが、そういう計画というのは全くないのか、伺います。

答弁 都市施設課長 笹原敏文

ご指摘のとおり先ほども答弁にありましたとおり、くみ取り式のトイレがございますのが5公園の中に6基トイレがございます。その中で三角公園と寿町については同じ公園の中に2基あるという状況になっております。それらにつきましては、今後において、先ほども答弁にありましたとおり、実際に公園を管理していただいているのがそれぞれの公区でやっていただいておりますので、そうした公区に実際に管理の実態ですとか、利用がどうなっているのかというようなことをお聞き取りいたしまして、今後において必要性ですとか、あと改修などに向けた検討協議を順次進めていきたいなというふうに考えております。

質問 7番 藤原孟

それでは、水洗化が幕別町の公園はかなりされていますけれども、いわゆる 10月 31 日に現地に行きますと、凍結防止のため冬期間閉鎖しますと堂々と張り紙されている。いかに寒さが厳しい幕別といえども、10 月 30 日にもう凍結防止のために閉鎖しているという、これはいかなる決めごとでこういうことをしているのか、ちょっと伺いたいと思います。

答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)

公園の水落とし関係につきましては、委託のほうの業者のほうに指示をしておりまして、土木課といたしましては、10 月 31 日に閉めさせていただいているところであります。パークゴルフ場の関係もございますので、その関係も含めまして、そういう指示をしております。

質問 7番 藤原孟

まあ、わかりました。中札内村、ここは人口増、本当に若い夫婦が住んでいます。ここは簡易水洗トイレですか、それが多いのですけれども、これには不凍液を入れて管理しておりました。小さな優しさがやはり若い夫婦を受け入れて、そういう政策を受け入れるので、私は小さなことですけれども、人気があって、人が住んでいくのだなと。子供に優しい施策、先ほども随分質問されて出ておりましたけれども、実際、我が町では大人の都合で閉鎖されているのではないかなと、そういう気がしてなりません。ぜひ細やかな対応ができないか、そのことを質問いたします。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

公園トイレの管理の上で配管が露出している部分もございます。そういったこともあって、一部のトイレに関しましては、地中から配管ができていて、それほど凍結の影響を受けないと。冬期間については不凍液を入れるというようなことで対応をしながら、そういったことはあるのですけれども、露出といいますか、地上に出ている配管のあるところに関しましては、そういった閉めて使えない状態ということもございます。この辺については、ちょっとそれぞれのトイレの構造的なものもございますので、一度それは確認をこちらのほうでさせていただいて、できるだけ長い期間公園のトイレが使えますように、そういった対応を今後考えてまいりたいというふうに思っております。

質問 7番 藤原孟

小さな質問で小さなささやかなことですから、これ以上質問はやめます。それでは、3番目の質問に入っていきたいと思います。いわゆる私もなかなか言葉を言いづらかったですけれども、ビブリオバトルというこの書評評価というのですか、そういうことなのですけれども、これは平成 23 年度に活字に親しむ学校づくりをということで児童生徒の言語能力向上を目指して事業推進を始めたと聞いております。この一役として、高校生の読書活動の充実を論理的に思考力、表現力を高めるために、今は東京都の教育委員会がかなり力を入れておりまして、言葉の祭典というお祭りをやって、そこでは弁論の部、討論の部、ビブリオバトルの部という3部門に分けて開催したと聞いております。また、このビブリオということは、本を読むことに加えて、コミュニケーション能力、それからプレゼン能力が高く育てると、高まるということで教育現場だとか、図書館、書店などで開催されていると聞いております。特に開催場所が商店街であれば空洞化対策として、また住民との交流の場として効果も出てきているといわれております。ぜひ、本町においてこのような効果の見られることを、まず教育委員会の主導で開催してみる考えはないかということをまず伺いたいと思います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

私どももビブリオバトルの有効性というのでしょうか、その果たす役割、効果というものは全く否定するものではございません。やはり、今、小学生あるいは中学生に求められているというのは、言語活動の充実、言語能力の向上というのがございます。これをつけることによって、いわゆる読む、書く、聞く、話すなのですけれども、それを例えば相手がしゃべったことを自分で受けとめ、それをかみ砕いて自分なりの考え方を持って相手にまた伝えると、こういうことが非常にやはり今後小学生、中学生に身につけていくことが非常に大切であり、これが社会に出たときの生きる力にも結びついていくのだろうというふうに思っておりまして、学校教育の中でも非常に重要な位置づけがあるのだという、そういう認識でおります。ただ、ご質問が学校教育現場で導入ということだったものですか、これはやはり教育課程の編成でありますとか、非常に難しい問題、調整上、難しいなというような思いがあります。ただ、ビブリオバトルのルールのうち、一部を使って国語の中で実施する。例えば子供たちがいいと思った本を発表する。それに対してクラスの子が感想を述べる。これはそういったことは小学校3年、4年の国語の中に学習指導要領の中にも入っておりますので、全くこれは否定するものではありませんし、あるいは小学校でいきますと、特別活動の学級活動の中にも学校図書館の利用というのがありまして、それを活用して本を紹介する、教師が紹介する、あるいは児童生徒が紹介するといったことも可能なのかなというふうに思いますし、また部活、小学生はなかなかこれをルールを理解してこのとおりにやるというのはなかなか難しいと思います。ただ、中学生になると文化系の部活の中でビブリオバトルをやることは可能なのかなというふうな思いでおります。そういったことから、学校教育現場以外のところ、部活は入りますけれども、部活でありますとか、図書館のイベントとしてこういったことを実施することは考えられるのかなというふうな思いでおります。

質問 7番 藤原孟

幕別の中学校だよりの 11 月号ですけれども、これには校長さんが「教育機器の進化」ということを題にしまして投稿しております。その中で、科学の進歩は目覚ましく、科学の進歩とともに人も歩み合わせていかなければならないと言っておりまして、文部科学省は平成 32 年度には一人一人タブレットを配られるということを書いてありました。学校では、情報機器の進化に伴って変化する社会に子供たちが対応できるよう人づくりを求められていると云々と書いてありました。私はもちろん情報機器がこれからは必要不可欠になるだろうと思っています。それと同時に、今、一番心配されているのがいわゆるネット・スマホ依存症という病であります。このことは親にしても非常に心配されています。このいわゆる情報機器の習得ということと勉強、スマホ・ネット依存症、このことがこれからは大きな難題を抱える問題になってくるのではないかと私は心配し、ビブリオ効果、これは、今、子供たちの 40%、スマホとかネットをやっている 40%近くの子は、結構ネット障害といいますか、いわゆる睡眠不足だとか勉強減尐、いろんなそういう病で相談をされているということを聞いておりますので、いわゆるネット・スマホ依存症対策の一環にも使えるのではないかなと思いまして、ぜひこれを使ってみたらどうかということを伺いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

確かに、今、スマホは非常に普及していまして、ネットパトロールを実際実施はしているのですが、イタチの追いかけごっこといいますけれども、なかなか難しい。LINE などはそこに入っていくこともできない。そんなことで隅々までネットパトロールするというのは難しいわけであります。そういう中で子供たちの目を本のほうに向けさせようというのは、これは非常にいいことだというふうに思います。ただ、先ほど申し上げましたように、学校現場ではこれなかなか難しいので、図書館でのイベントあるいは部活の中でやるような取り組み、これをこういったものがありますよと。全部が全部ルールに従わなくていいと思うのです。本を読んで、そこでそれを人に紹介する、あるいはそれを聞いて自分がまたその本を読んでみるとかという、そういう読書のすばらしさというものが子供たちにわかればいいのかなというふうに思いますので、ビブリオバトルそのものも紹介しますけれども、こういった取り組みもあるので、こういう機会を通じて本に親しんでみたらどうかという、そういった情報提供をしてまいりたいと思いますし、図書館においては可能なのかどうかということは検討させていただきたいなというふうに思います。

質問 7番 藤原孟

最後ですけれども、ことしの 11 月の 23 日に東京の高校生ビブリオバトル首都大会が開催されまして、主催者の都の教育委員会の総括としての言葉がありますので、披露したいと思います。生徒の本に向き合う気持ちが変わった。人の前で話すことや発表の方法を考え抜く。そのことでプレゼン能力、人に物を伝える力が楽しく身についた。今後も取り組みを拡大していきたいと発表されております。そのことを教育委員会の皆さんに伝えまして、私の質問を終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月12日 議事録 PDF(110ページ) 間違いを知らせる