標茶町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日
釧路川整備計画改定の内容は
2023年3月3日、標茶町議会の一般質問で、松下哲也議員が「釧路川整備計画改定の内容は」について質問し、町長 佐藤𠮷彦が答弁しました。
- 質問者
- 松下哲也 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 松下哲也
次、行っていいですか。では、最後の質問に行きます。4番目には、釧路川整備計画改定の内容はということでございます。開発局は、2008年に策定した釧路川水系河川整備計画の見直しを進めているという新聞の記事報道がされました。2月3日の道新に載っておりました。記事によると、気候変動に伴う近年の自然災害の激甚化を踏まえ、釧路川上流の氾濫対策を強化する方針と。今後30年間を対象期間とする原案であります。地球温暖化で平均気温が2度上昇すると、道内の降雨量は1.15倍増化し、釧路川が氾濫しやすくなり、特に市街地の中を流れる標茶町の被害が大きくなるということであります。原案では、氾濫せずに流れることのできる町内の水の量を引き上げることを盛り込み、川の道筋を掘削し、流量を確保するとしております。この計画では工事を行う範囲はどこまでなのか、河川敷公園に影響は出ないのか、また、今進めております本町の内水対策との関連はどう捉えるのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
4番、松下議員の釧路川整備計画改定の内容はのお尋ねについてお答えいたします。近年、大雨等による洪水が全国的に発生しており、各地で甚大な被害が続いております。本町でも近年では、平成28年、平成30年、令和2年と3度の洪水、浸水被害が発生しております。将来においても特に雨の降り方は変化することが予想され、北海道では気温が2度上昇した場合、降雨量が1.15倍、4度上昇した場合には1.4から1.5倍の雨が降ることが予想されているところです。現在の釧路川水系河川整備計画は平成20年3月において整備したものですが、今後の気候変動等を勘案し、変更が予定されていると伺っております。計画変更の要点は、釧路川開運橋付近の流下能力を現行の1秒間に780トンの水量から1.5倍程度の1秒間に1,200トンに引き上げることを計画されております。また、平成28年の大雨により堤防ののり面滑りが発生したことを受け、調査、実験を行った結果、堤防ののり面を緩やかにする工事を実施することとされています。また、河川敷を1メートル程度切り下げ、先ほど申し上げた1秒間に1,200トンの水量を確保するという計画が示されたところであります。ご質問の1点目の工事を行う範囲、先ほど申しました堤防ののり面を緩やかにする、あるいは河川敷を切り下げる範囲についてですが、多和川と釧路川の合流地点から五十石橋の付近までと説明されているところです。2点目のご質問の河川敷公園への影響についてですが、多和川と釧路川の合流地点から五十石橋の付近までの堤防ののり面を緩やかにする、あるいは河川敷を切り下げることになれば、河川敷の公園あるいはパークゴルフ場にも影響が生じるものと認識しております。この計画は河川法という法律に基づき実施されており、その計画の改定には、地域住民からの意見聴取あるいは関係機関との連絡調整や協議を経て計画変更の決定がなされると承知しております。これに基づき、本町役場庁舎での計画の閲覧、あるいは令和5年2月2日に、うぃずにて北海道開発局主催の住民説明会を実施しました。参加は4名ということであり、河川敷の形状などが変更される可能性があるという、町民にとって影響のある事案であることから、より住民への説明をお願いしたいと町から要請し、2月20日に役場において市街地の町内会長との意見交換会を実施したところです。出席いただきました町内会長からは、災害対策としての内容は理解するものの、河川緑地は町民の憩いの場となっており、景観もすばらしいし、そういった観点から河川敷を切り下げる工事は最小限にとどめてほしい。川の中の土砂堆積分あるいは中州ができやすくなっていると感じる。環境面にも配慮しながら、それらの対応を検討してほしい。右岸側、常盤側ですね、それから左岸側、旭、富士側のパークゴルフ場や公園には手をつけずに残していただきたいとの意見が出されたところであり、これらの意見を出席町内会の意見として国に提出したところです。町としましては、町の皆さんにとって河川敷公園は憩いの場として大きな役割を担っている場所と認識しており、町内会長の皆さんの意見と同様の意見を国に対して要望したところであります。3点目の内水対策との関連についてですが、令和4年度から3年をかけて釧路川の樋門封鎖による内水氾濫の対策を計画書として取りまとめ、その後のハード対策の基礎とすべく現在進めているところです。国における今回の計画変更により、現在よりも釧路川の流下能力は高まるとされていますが、内水氾濫の可能性は今後も想定されると判断しております。引き続きそれらの内水被害の未然防止対策をはっきりと進めていく必要があると認識しているところでありますので、ご理解を願いたいと思います。
質問 4番 松下哲也
私も役場調整内のロビーに置いてある閲覧資料をちょっと見させていただいたのですけれども、非常に膨大な量であったのでなかなか理解ができなくて、要約したのがこの道新の記事だったと思うのですけれども、その中で、各町内会の会長さんを集めての意見聴取をしているということで、いろいろと要望が出てきたとは思いますけれども、基本的には河川敷を利用した公園と緑地公園、確かに町民の憩いの場でもありますけれども、私は最終的には町民の命と財産と生活を守るということが大前提だと思っておりますので、そこら辺はきちっといろんな会議の場で納得するような方向性をきちっと出していただければ、私はそれで結構かなと、そういうふうに思っておりますので、これは町の事業ではないですから、あくまでも開発局の事業でありますし、河川敷はそれを借りて使っているという状況でございますので、そこら辺は今後ともよろしく取り組んでいっていただきたいなと思っております。質問を終わります。