みんなの議会

幕別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月11日

消費税増税による影響と対応について

2013年12月11日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「消費税増税による影響と対応について」質問し、町長 岡田和夫、総務課長 菅野勇次、教育長 飯田晴義、経済部長 田村修一が答弁しました。

質問者
中橋友子 議員
答弁者
町長 岡田和夫、総務課長 菅野勇次、教育長 飯田晴義、経済部長 田村修一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 中橋友子

通告に従いまして、質問を行わせていただきます。私は、消費税増税による影響と対応についてお伺いいたします。2014 年4月から消費税の増税が閣議決定されています。8%に引き上げられるだけでも国民全体で8兆円の増税となり、年金の削減や社会保障費の負担増、給付減を合わせれば、総額 10 兆円と試算され、史上空前の負担増となります。町民の暮らしを直撃することはもちろんのこと、地方財政にとっても大きな影響を及ぼします。今、必要なことは増税ではなく、浪費の一掃と「応能負担」の原則に立った財源の確保、また国民の所得をふやす経済改革など、経済の健全な成長で税収をふやすことであり、増税の収支をしっかりと国に求めなければならないものと考えます。同時に、町民の暮らし、営業を支える町として、独自の手だても必要です。既に、増税による公共料金の引き上げを検討している自治体もあり、町民の中には、負担増への心配が広がっています。新年度の予算編成の時期でもあり、以下の点についてお伺いいたします。①幕別町の財政における消費税増税の影響について伺います。②給食費や各種使用料等、公共料金に影響が及ぶことが想定されますが、引き上げを行わないよう町独自の手だてを求めるものです。③十勝で一番高いと言われている水道料金は、原水単価の引き下げを生かし、料金の値下げに向け、町民の負担の軽減を図るべきと思います。④商工業者等、消費税の直接の納税者でありますが、十勝経済の概況も、まだまだ先行きが見えず、価格に転嫁できないなど、さらなる困難が予測されるとされています。新年度の事業者に対する支援策をお伺いいたします。⑤さらなる景気の悪化を招く消費税の増税は中止すべきであり、また消費税増税法の付帯決議である「景気条項」に照らしても、実施できる経済状況ではないと考えます。中止を国に求めるべきでありますが、いかがでしょうか。以上であります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

中橋議員のご質問にお答えいたします。「消費税増税による影響と対応について」であります。本年 10 月、政府は、消費税率について経済状況等を総合的に勘案した検討を行った結果として、平成 26 年4月1日に現行の5%から8%に引き上げることを閣議決定いたしました。また、同時に消費税率の引き上げによる反動減を緩和して景気の下揺れリスクに対応するため、5兆円規模の新たな経済対策を策定することを決定し、今後、本年度の補正予算として、来年度予算をあわせて編成し、具体化していく方針を打ち出したところであり、先般、経済対策の規模は5兆 5,000億円程度になることが閣議決定されたところであります。ご質問の1点目、「幕別町の財政における消費税増税の影響について」であります。初めに、町の各会計の歳出に及ぼす影響についてでありますが、性質別には需用費や役務費、委託料などの物件費、維持補修費、普通建設事業費などの経費が消費税の課税対象になることから、引き上げの直接的な影響を受け、増額となるものであります。平成 25 年度の当初予算をベースに試算をした結果、一般会計では約1億 500 万円、国民健康保険特別会計ほか7特別会計と水道事業会計の8会計で約 2,500 万円、全会計の合計で約1億 3,000 万円の増加を見込んでおります。次に、歳入における影響といたしましては、北海道に収入される地方消費税の2分の1に相当する額が市町村に交付される地方消費税交付金の増額が考えられます。歳出同様に、平成 25 年度の当初予算をベースに試算いたしますと、地方消費税率が1%から 1.7%に引き上げられますことから、交付金の額は2億 3,500 万円から 1.7 倍の3億 9,950 万円となり、1億 6,450 万円の増加が見込まれるところであります。地方交付税につきましては、今、申し上げました地方消費税交付金が増加することにより、その 75%分の基準財政収入額が増加することから、結果的に算出される地方交付税が約1億 2,000 万円の減額となることが予測されますが、一方で、消費税の引き上げに伴い、基準財政需要額における単位費用などの増額も考えられるところであります。加えて、リーマン・ショック後の地方の税収不足を補うために上乗せされている「別枠加算」の廃止問題など、地方交付税の見通しについては極めて不透明な状況にありますが、マクロベースでは減額は避けられないものと認識しており、今後の年末に向けた国の予算編成を注視していかなければならないものと考えております。ご質問の2点目、「公共料金の引き上げを行わないことについて」であります。消費税増税による本町の財政への影響につきましては、先ほど申し上げましたように、本町の歳入、とりわけ主要財源であります地方交付税への影響が極めて不透明な状況にあります。そうしたことから、本町の消費税率引き上げに伴う使用料等への対応につきましては、行政報告で申し上げましたとおり、今後、新年度の予算編成に向けて、国の地方財政対策の動向を注視しながら結論を出していくこととしたところであります。消費税につきましては、平成 27 年 10 月にさらなる引き上げが予定されていること、消費税引き上げ分の上乗せの実施あるいは不実施による住民負担や町の財政に及ぼす影響、さらには他市町村の動向等を総合的に勘案しながら、慎重に検討を進めてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「水道料金の値下げについて」であります。水道事業は、地方公営企業法に基づく事業として、料金の適正化につきましては、事業とのバランス、財政の健全化を見きわめ、慎重に判断しなければならないものであります。ご質問の、原水単価の引き下げを生かした水道料金の値下げについてでありますが、十勝中部広域水道企業団の、受水単価の改定については平成 27 年度からであり、具体的には平成 26 年度において検討し引き下げ改定になる予定であるとお聞きしており、改定額の確定までは引き下げについては困難な状況にあるものと考えているところであります。しかしながら、消費税率の引き上げに伴う水道料金の対応といたしましては、今後の高料金対策補助金などの歳入が不透明な状況にありますが、現在の収支状況を踏まえ、現行の水道料金を据え置くことにより水道利用者の負担増にならない方向で、現在、検討を進めているところであります。ご質問の4点目、「新年度の商工業者に対する支援策について」であります。国におきましては、消費税率の引き上げを円滑に進めることを目的として、「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法」を制定し、本年10 月1日から施行したところであります。同法においては、減額や買いたたき等による消費税の転嫁拒否等の行為の禁止や中小企業が共同で価格転嫁や表示方法を統一するカルテルを認めるなどの特別措置のほか、国の責務として国民に対する広報や事業者に対する助言等を行う態勢を整備することを定めており、同法に基づいて、事業者及び消費者からの消費税に関する疑問や苦情に対応する窓口として、内閣府に「消費税価格転嫁等総合相談センター」を開設したところであります。幕別町商工会におきましては、9月2日に「消費税転嫁対策相談窓口」が設置され、町におきましても、10 月 10 日、商工観光課内に町内の中小企業の方々を対象に「消費税の価格転嫁等情報受付窓口」を設置いたしたところでありますが、12 月1日現在、商工会、町の相談窓口での相談実績はない状況であります。商工会におきましては、9月 18 日に消費税に関する講習会を開催し、会員事業者に対しまして、税率改定分を適正に転嫁するよう指導しているとのことでありますが、経営指導員が会員事業者を訪問した際に、「消費税を転嫁した場合、値上げにつながり客離れが起きるのではないか」「経営は苦しいが、価格を上げないで消費税分を利益から負担してもよいのか」などの相談が数件あるとお聞きいたしており、厳しい経済状況のもと、消費税への対応に関する町内事業者の方々の苦しい胸のうちを理解しているところであります。町といたしましては、これまで中小企業融資制度による中小商工業事業者の経営支援や住宅新築リフォーム奨励事業による地域内循環型の経済活性化策のほか、小規模修繕契約登録制度による発注など、町内商工業の振興策を実施してきたところであり、現在のところ、消費税引き上げに関連する新たな支援策については考えておりませんが、商工会などと連携して、事業者の消費税に関する相談にきめ細かに対応するとともに、現在、実施しております各種振興策について事業者の皆さんがさらに利用しやすいよう運用に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。ご質問の5点目、「消費税増税は中止するよう国に求めることについて」であります。平成 24 年8月に成立、公布された改正消費税法においては、消費税の引き上げに当たっての判断は、消費税率引き上げ前に、経済状況の好転について、名目及び実質経済成長率、物価動向等の経済指標を確認し、経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずるとされており、これらを踏まえ政府は、経済財政諮問会議等の意見を聞いた上で、消費税率引き上げに足る経済状況であると判断したものと理解いたしております。今回の消費税増税につきましては、社会保障と税の一体改革の一環として、受益と負担の均衡がとれた持続可能な社会保障制度を確立するための安定財源確保の観点から避けて通ることができないものと認識いたしておりますことから、子育てや医療、介護など今後の国の社会保障制度改革の具体策を注視していかなければならないものと考えております。また、地方自治体の喫緊の課題は地方財政基盤の充実・強化であり、今回の消費税増税や税制改革に伴って地方交付税などの一般財源がどのように変化していくのか、安定的な財源が確保されるのかをしっかりと見きわめていかななければならないものと考えております。こうしたことに加えて、消費税増税は既に動き出している状況で、国もさまざまな施策を打ち出しているところであり、中止を求めることについては適当ではないと考えているところであり、町や住民にとってよりよい改革になるよう、社会保障制度の充実や安定的な地方財政基盤の確立について、町村会などを通じて、国に強く働きかけてまいりたいと考えております。以上で、中橋議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 15番 中橋友子

再質問をさせていただきます。初めに、前段で消費税の全体像についてお話がありましたので、私も今回この質問を取り上げさせていただくに当たっては、過去に例を見ない、来年7月からの増税に伴う影響があらわれてくるのだろうというふうに想定することから取り上げました。それは、消費税でありますから、単に一個人の消費にだけあらわれるということではなくて、項目に掲げましたように、この町自体の町の財政運営に出てくること。特に直接税を納める事業者、個人経営者、こういったところに多大な影響を及ぼすこと、総合的に見れば、景気全体を底冷えさせて、これまで町民の暮らしを悪化させていくこと、そういう状況が今以上にひどくなるということを想定できるので、国のやることではあっても、事前に町が取り上げて対策を講じられることは、今からきちっと準備をして行うべきではないかという思いから質問をさせていただきました。初めにお伺いしたことは、幕別町の財政における消費税の影響についてであります。当然、幕別も1年間に一般会計で 140 億円を超える財政を、年間を通して政策を行っているわけですから、それに伴って、消費税の引き上げ分も必ずどの分野かには影響が出てくるというふうに思いました。お答えの中では、まず一般会計の歳出で1億 3,000 万円の負担、これは一般会計と特別会計を合わせてでありますが、物件費や建設事業費などを含めて、これだけの負担がふえるということですね。それからもう一方では、今回、地方消費税の交付金という点で、今まで1%だったものが 1.7%に上がるということでありますから、これが1億 6,450 万円というお答えでありますが、しかしこのうち 75%が基準財政収入額で見られるので、そこで1億 2,000 万円の減額になるということであります。そうすると、最終的には、このお答えの面だけで判断すると、歳出では1億 3,000 万円多く出ていくと。入ってくるのは 4,000 万円ちょっとだというふうに思います。ここだけでも幕別町の受ける影響というのは、1億円近く直接あるのかなというふうに思いますが、こういう判断でよろしいでしょうか。

答弁 総務課長 菅野勇次(総務課長は2014年3月まで)

おっしゃるとおりでございまして、ここの数字だけ申し上げますと、そういったことでよろしいかと思います。

再質問 15番 中橋友子

この1億 3,000 万円あれば、いろんな政策が打てるなというふうに思えば、本当に厳しいものがあるというふうに思います。もう一点、これは企業のことですから、3番目に伺いますね。歳入の面では、ここでは消費税の交付金分、1.7%の分だけしか見られなかったわけですが、他の市町村で、特に今、帯広なのですけれども、この状況の調査を行ってくる資料を見ましたら、これは消費税を掛けているからだと思うのですが、歳入の面でも尐なくない収入がふえている資料がありました。町としては、そういうことはありませんね。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

歳入に係る消費税の取り扱いについては、先ほどご答弁させていただきましたように、この後の予算編成の中で細部を詰めてまいりたいというふうに思っていますから、この回答の中には、そういったことは出ておりません。

再質問 15番 中橋友子

わかりました。それでは、そういう点を踏まえて、2番目の質問に移ります。2点目は、公共料金の引き上げを行わないことということで、あえて上げさせていただきました。いろいろ厳しい状況が生まれてくるにもかかわらず、しかもそれは町の考えではなくて、国の制度が変わることによって、税が引き上がることによって負担がふえるという中で、上げないでくださいというのは、本当は厳しい求めだというふうには思います。実態の払うお金がふえていくにもかかわらず、いただくのはそのまま据え置きますよというのは、財政にとっては、なかなかバランスを保てないという面があろうかと思いますが、ここは町長の政治姿勢として、今、本当に困難な状況にある町民を守っていただきたいという立場から、あえてこういう設目を立てさせていただきました。それで、町民に負担をかけないでくださいねというのは、主に保育料ですとかいろいろ使用料ですね、いろんなことが出てくるのであろうと思うのですけれども、特に心配するのは、消費税の増税によって、例えば給食費の食材費が上がってくるのだと。そういうものがどんどん上がってきたときに、では今のままでやっていけられるのかというときに、今後ご検討されるのであろうというふうに思うのです。給食費を、実はこの間、十勝管内でも、既に新聞報道されたのは四つの町、1市2町1村ですね。消費税の値上げなどに伴う給食費の引き上げというのが書かれておりました。水道代もありました。ここで、本当に深刻だなと思いながら見ていたのですけれども、結局、幕別町の給食費も平成 21年に引き上げを行いましたね。このとき大変大きな引き上げで、20%近かったのではないかと、19.1%の引き上げだったわけです。それで、そのときに定められた給食費、今、小学校では1食 231 円、中学校 280 円ということなのですけれども、これからさらに引き上げられたらどうなるかということを思いますと、実は今回引き上げを決めた四つの町は、上げて今の幕別町の水準に近い、もちろんちょっと超えているところもありますけれども、上げてもここまでに至らないというところがあるわけです。池田町であるとか、あるいは広尾町、こういうところは同額かそれよりも低いという状況がありまして、私はこの点では、現状の料金の水準、他町村をよく動向を見てと町長もおっしゃっておられますが、そういうことを見ることと、それからもう一方では就学援助、これを受けている家庭が小学校では 20.2%、中学校では21.4%になっています。もちろん、そこには給食費も就学援助の支給の対象にはなるのですけれども、こういう子供さんを育てている家庭の2割は、就学援助を受けなければならないような状況にある、それ以外の家庭も推して知るべしという状況だと思うのです。そういうときに引き上げを行っていくということになれば、これは多大な負担になるというようなこともありまして、ここは今まで 21 年に上げたという現状も踏まえながら、町の政策の中で、きちっと状況を踏まえた結論を出す。つまり引き上げをしてほしくないというようなことで再度検討していただきたい、このように思います。いかがですか。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

中橋議員もご存じのとおり給食費につきましては、給食センターの運営費の中から人件費ですとか、施設費だとか、そういうものを除いた食材費に充てるということでいただいているものであります。実は、今年度の1年間の見込みを今出しているところなのですが、本来であれば、いただいた給食費を食材費に充ててとんとんになるのが本来のところかと思うのですが、今年度を見ると、かなり赤字といいますか、足りないことが予想されるわけであります。これ、何かと申しますと、主食費、米であるとかパンであるとか、これが非常に値上がりしております。この1年間、24 年4月から 25 年4月1日を比較しましても、年間の額でいくと、ご飯で 70 万円程度上がっている、パンで 10 万円程度上がっている、これだけでもう 80 万円ほど余分にかかるようになっている事態があります。こんなことから、教育委員会としましては、このままでは収支の均衡が図れないということは明らかでありますので、来年の給食費の設定に向けまして、給食センター運営委員会を開催して、この給食費のあり方について検討していただこうというように思っております。加えて、消費税の扱いについても、その中で検討していただきたいというふうに思っているところであります。ただ、先ほど中橋議員おっしゃった我が町の給食費でありますけれども、ちょっと違っておりますので訂正させていただきますけれども、小学校では幕別が 228 円、忠類が 232 円、中学校がいずれも277 円ということであります。それともう一点、管内状況でありますけれども、直近の情報では、九つの市町村、1市6町2村が値上げをするということになっているところでございます。以上です。

再質問 15番 中橋友子

わかりました。訂正をさせていただきます。その上で、やはりもちろん教育長がおっしゃられるように、いただいた給食費で食材がとんとんとなるということを経営の主軸にしてこられたと思うのですが、しかし教育の一環であるというところを何としても大事にしていただきたいということで、帯広なども過去に1食について6円出しましたよとか、そういうデータもいただきました。その辺は、本当にやっぱり執行者の考えだと思うのです。ぜひぜひお含みおきをいただきたい、心から訴えます。次に、水道料金のことに入らせていただきます。水道料金のことにつきましては、これはたびたびこの機会に水道代、もっと下げることはできませんかということで質問をさせていただいてきました。水道については、引き上げを行ったのは平成 20 年ですね。それで、なぜ何度もお尋ねするかというと、まずこれは空気と同じように生きていく上に欠かせないもの、町民の皆さんにとって絶対なくてはならないもの。しかし、不況がだんだん開く中で滞納もふえたりなんかしたと。残念なことに水道の蛇口をお金を払ってもらえないから閉めなくてはならないという事態も生じたと。こんなことから、もっともっと料金について改定することはできないのかという思いに立っておりました。それで、この水道料金、もう一つは、幕別町はずっと高い高料金の、十勝管内の中でも水の値段が高いということで推移してきているのです。これは、理由があって、町は当時は二極化している、今は二極ではありませんけれども、三極ですか、していることやら、あるいは水道事業を昭和 27 年から始めて、水道管が古いのがたくさんあるのだと、そんな工事費もかかるのだというようなことから引き上げが行われて、20 年のときの引き上げ率は 14.51%でした。これ、そのときの資料ですので、その後、私たちは何とかならないかというようなことで、議員団でも繰り返し相談もしながら取り組んできたのですけれども、一つ光が見えたのは、原水単価が引き下がったということです。町長、ここでは平成 26 年以降だから、まだ下がっていませんというようなことなのですけれども、20 年以降、23 年に、私、一般質問させていただいたときに、広域水道企業団の水、第4期用水供給料金、平成 23 年から 26 年の間、これまで1立方メートルにつき1万 2,000 円の責任料金であったけれども、これが 14%下がって1万 320 円になりますよと。従量料金も 35 円だったものが、27 円になりますよということで、既にここで 4,000 万円近いお金が生まれていたわけですね。こういうのを何とか充ててやっていけませんかということですけれども、含みはあったのですけれども、検討という中で3年間過ぎたように思うのです。それで、こういう状況を生かすことと、さらなる引き下げが予定されているわけですから、消費税の問題ありますけれども、ここはこういったものを活用して考える余地はないのかどうか、伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今の改定されたのは、おっしゃるとおり従量割ですとか、基本料金の改定であったのですけれども、今、私が申し上げているのは、平成 27 年度から基本料をトン 860 円から、今 800円というような数字が出ていますけれども、ここの引き下げになると。これを契機に何とか 27 年度から改定、いわゆる下げることができないかを今までもご答弁の中で申し上げてきたわけであります。ただ、そこへ消費税が出てきたものですから、これ 860 円が仮に 800 円になったとしても1トン当たりにしたら何円の差があるのですかね。ですから、その辺も含めて、今回、消費税を3%上乗せすると、さらに難しくなるので、これを今、検討中なのですけれども、何とか水道料はそのままでいけないか。そして今言う基本料金が下がったときに、もう一つの要素は、途中、帯広から分けてもらって、町の給水量がふえたのですけれども、その分がことしで終わるというようなこともあって、その分もいわばプラス要素なのですけれども、そういったことを含めながら、27 年の改定に向けて何とかできないかというのが今までの経緯なものですから、消費税とは別にそのことは今までも模索してきたわけですけれども、消費税については、今、検討をしているところですけれども、ここで上げてしまうと、ちょっとまた厳しいのかなというのと、それともう一つは、今、盛んに十勝一高い、十勝一高いと褒めていただいているのかもしれない、けなされているのかもわかりませんけれども、ただ高齢者の方とか、その場合いくと必ずしも一番ではないし、下水道料金と合わせると、もうちょっと順位も下がるのですけれども、一番は一番で、それ以上は言いませんけれども、そういったことで、何とか我々もその気持ちは、もう全く同じであります。努力をさせていただくということを、今の段階では申し上げたいと思います。

再質問 15番 中橋友子

わかりました。今後 27 年に、では大いに期待したいと思います。それで、これはちょっと法的な問題で見解を伺いたいところなのですけれども、こうやって消費税上がりますよね。今も消費税は存在しています。それで、公共料金の中に、今まで水道料金は5%内税ですね。それで、この消費税、いわゆる地方自治体、一般会計だとか特別会計のここにも課税業者と、消費税法上はみなされているのですよね。なのですけれども、これは消費税法の第6条に規定されているのだそうです。ところが、その第6条の同じ項の中に仮受け消費税、あるいは仮払い消費税を同額とみなす。つまり差し引きゼロでいいですよと、払わなくていいですよということですね。そうしますと、課税の根拠はなくなってきますよね、なくなってきませんか。この3%の扱いというのは、例えば幕別町が消費税をかけて、水道会計でこれだけの事業収入がありましたと、仕入れにはこれだけかかりましたということできちっと納税されるのですか。その辺の見解といいますか、教えてください。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

消費税、今言ったように 500 円の水道料金を納めてもらって、そのうちの3%が内税で消費税が入っているという解釈ですから、今5%ですね。今度8%、仮に 500 円でそのままにしておいたとしても、料金が変わらなくても、そのうちの8%は消費税として内税で入っていると。ですから、8%の消費税を納めていただいて、うちが物を買って払う消費税との差額を水道事業会計が納めるか、還付で戻ってくるかという計算になっていくわけです。

再質問 15番 中橋友子

それで、その水道事業会計が、結局、課税事業者とみなされるからそうなのですよね。この仮受け消費税、仮払い消費税が同額とみなすというのは、実質的に同額であったら、あるいは実質的に多かったら戻してもらうということは、今、数字上でそういう差が出れば、町長のお答えのとおりだと思うのですけれども、税法上で仮受け消費税、仮払い消費税を同額とみなすというふうに最初になっていたら、同額でなくても同額とみなすということですよね。そういうふうになってくると、いや、町長こうなのですよ。何かあれもあるのですね。これで争ったところもあるのです。東京地裁の確定判決、平成2年3月、「消費税が事業者に対して支払う消費税分はあくまでも商品や役務費の提供に対する対価の一部としての性格しか有しない」ということは、公共でやっているのは対価の一部ではないのですよ、と判断できませんか。私、消費税の根拠というのがずっとわかりたくて、一般はわかりますよ。しかし、幕別町は何ももうけるためにやっているわけではない。仕入れには確かにかかってくる。しかし、それは料金体系の中に考えてやっているけれども、では幕別町が事業者として税金を納める、税金で運営する町が税金を納めるというところに疑問がありまして、それでずっとこういうふうなところをいろいろ教えていただいたら、こういう結果といいますか、それがありまして、この辺は地方公共団体として研究していく必要があるのではないでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

平成元年でしたか、地方消費税が導入されたときに、地方公共団体は、これは非課税ですから、一般会計から税を納めるということはない。ただ、水道ですとか、下水ですとか、簡易水道でも、そういったものについては、いわゆる納めていただく消費税とみずからが払う消費税との差額を納入するという原則で今までは来ているわけですから、ただ今いろんな判例があると言いましたので、その辺はちょっと担当のほうと、これ後、調査させていただきますけれども、今まではそういうような考えで、ずっと今日まで来ていたのは現実であります。

再質問 15番 中橋友子

ぜひ研究していただきたい。やはり町の受ける影響が極力尐なくなることが望まれますので、こんなことも研究していただきたいなと思います。それで、私、決して喜んで十勝一高いと言っているわけではないのです。わかります。幕別は、1トン当たり、もう1トンから料金ですから、基本料金で 1,000 円、2,000 円とばんとかけているところとは違いますから、ほとんどはそうですから。でも、幕別町の水道の一番多く使うところ、これ 16 トンと聞いているのですけれども、この 16 トン、もうそういうお答えありましたから申し上げますけれども、今 16 トンを私たちが使ったら1カ月4,190 円なのです。お隣の音更町は 3,780 円、その向こうの芽室町は 3,810 円、帯広は、これ比較していいとは思いませんけれども、2カ月で 2,646 円、ですから半分にすると1カ月 1,323 円ですね。町民の皆さんは、とにかく隣接したところの影響を持ちながら暮らしているわけですから、そういう点で、えっ、何で幕別こんなに高いのですかというのがストレートに来るわけですよね。もうストレートに来て、何十年もたつというようなこともありまして、それでこういったところの対策、もちろん池田町とか、今回、浦幌は引き下げなのですよ。消費税分を見込んでも下げるということもありますので、こういうところは、言いたくて言っているというのではなくて、実情がそうであるということをぜひ申し上げておきたいというふうに思います。消費税の転嫁のあり方、公共事業に対する課税のあり方についても、ぜひ研究をいただきたいというふうに思います。それで次、事業者に対することであります。これまで課税ができないということに対して一番苦労するのは、ご商売をやっていらっしゃる方だということで、対策が必要だというふうに思ってきました。今回こういう法律ができた、あるいは相談窓口もできたということなのですが、しかし根本的に売り上げが伸びなかったら、やっぱり払えないのです。そして、売り上げが伸びない中で、あるいは競争して商売をしていくということになれば、当然その価格が物を言いますから、ですからその分が上げられないという実情が心配される一番大きなところではないかというふうに思います。平成 23 年に、これは中小企業庁、国ですね、そこが全国の商工会議所や商工連合会などと一緒に5団体が消費税を皆さんの商売やっている方、転嫁できていますかという調査をされているのです。そうすると、事業規模の尐ないところほど転嫁できていないというのが実態です。例えば、これは簡易課税で押さえた金額なのですけれども、5,000 万円以下というところは、今まだ上がっていませんけれども、現在でも「転嫁できていない、あるいは一部しか転嫁できていない」という方が 49.8%なのだそうです。それで、これ8%に引き上げられたらどうなりますかというと、もっとできなくなります。つまり56.1%が「できない」というふうに答えているのです、半分以上ですよ。これは、だから国がどんどん上げても、結局、消費税を転嫁しなくても仕入れにかかったものは払わなければいけないですし、売り上げに基づいて、いや応なしに5%であります、今度は8%でありますと請求されるわけですから、本当に困難だと思うのです。これ 5,000 万円以下でこの数字なのですけれども、では 1,000 万円以下になったらどうなるかというと、今でも 64.9%が転嫁できない。8%になると 75.4%ができなくなります。もう 500 万円以下ですとほとんど 80%近くできなくなる、これ現実なのです。こういう状況にあるところに、今なっているのに来年4月からなるわけですよね。私、相談窓口、これも大事だと思いますが、本当にその実態をつかむということをしていかないと、もうこれを機会にお店を畳みます、これを機会に商売をやめますってふえてしまうと思うのです。せっかく今、町が地域循環で頑張って、何とかまちおこし、経済状況を好転させようと、いろんな政策を打って、町長が言われたようにリフォームだ、小規模だとやってきましたよね。しかし、どんどん国の政策によって、それをも生きない状況が想定されるということなのです。ここは、ぜひ実態を押さえるその手だてをとっていただきたいと思いますが、実態というのは、こういう状況にあるというのは、これ全国の数字なのですけれども、では、うちの事業者はどうなのかという、ここを押さえることが大事だと思いますが、どうですか。

答弁 経済部長 田村修一(経済部長は2014年12月まで)

ただいまの実態をつかむ必要があるのではないかというご提案でございますけれども、確かに町長、お答えいたしましたとおり、転嫁できないというような声があるというのは実際としては聞いておりますけれども、それがどういう実情なのかとか、具体的な数字的なものは何も押さえていないので、またこれの内容といいますか、どれぐらいの企業がそういう思いを持っているかなどにつきまして、商工会と相談しまして、何らかの方法はできないか、調査できないかについて、また検討させていただきたいと思います。

再質問 15番 中橋友子

ぜひ検討していただいて、その結果によって、商売が続けられるような相談、町としての支援ということなのですけれども、考えていただきたい。3%から5%になり、5%から8%、これはもう既に 10%というのも日程に上っていますよね。1割の商売をやっていて1割の税金を課税することができなくて、身銭を切るというふうになると、同じことになりますけれども、本当に成り立たないということなんて考えられます。だから、幕別町は、だんだん幕別本町もそうですが、札内の商店街も本当にシャッターをあけているところがわずかです。ここわずかですけれども、しかしみんな頑張って、それぞれ工夫して、例えば札内の地元のお店もそうですけれども、高齢者向けに配達をしたりとか、いろんな扱うものもそういう人にターゲットを当てて、そしてスーパーなどでは扱わないようなものも扱って、そして地域住民の皆さんのサービス提供にきちっと取り組んでいらっしゃるところもあります。そういうことを思えば、こういうものが、こういうところが、こんな国の税制改正によって押し潰されるようなことがあったら、そのご商売をやってられる方ももちろんですけれども、そこに住んでいらっしゃる近隣住民の方、高齢者の方などが、また痛手を受けるということにもなりますから、そういう視点からきちんと実態を押さえて取り組むことをしていただきたいというふうに思います。もう一つ、この商売の関係で、私、消費税の影響が住民全体にあること、それから商売をやっている人にも出ること、町の財政にも直接あること、もう一つは、幕別町の税収にも大きな影響が出てくるのではないかというふうに思います。それは、実は以前にもお話しさせていただいたことがあるのですけれども、幕別町で法人町民税というのが多いときには2億 5,000 万円という数字でありました。これは、合併する前だと思います。しかし、この税収、9月の決算のときの法人町民税は1億 5,152 万 9,000 円だったのですよね。ですから多いときから比べたら1億円も減っている。法人税がずっと経年的に見ましたら、やはり消費税が3%から5%に上がったとき、1997 年、平成9年ですね。このとき、その前年、平成8年には2億 3,900 万円、平成9年は2億 960 万円、翌年平成 10 年は1億 8,400 万円というふうにずっと下がってくる。平成 17 年には1億 4,500 万円。だから結局、法人町民税ですから、利益がなかったら、もちろん法人住民税は払ったにしても、利益がなかったら払えないですよね。結局、商売をそこまで利益が上がらない状況になる。もう一つは、ここで企業の撤退だとかというのも過去にありましたから、そういうことも影響はあるのだろうなと思いますが、現実にこういうふうに町の税収が尐なくなってきているのですよ。これは、単なる消費税がこういうふうにした、そうなのかという自分の不確信もあって、検証でずっと数字を並べていって確認をすると、やっぱりそういうふうになっているということなのです。ですから、こういう点で幕別町は法人町民税は、他の本別よりも尐ない町ですから、清水町よりも尐ないのですよ。帯広、音更、芽室、本別、清水、その次ぐらいだと思います。ですから、やっぱりここも町が元気になって税収を上げて、それがまた町の政策に生きて還元されていく、循環させていくというようなことも考えていけば、この税の与える影響というのは、相当大きいと思いますけれどもいかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

法人税の関係については、確かに本町の場合は、課長、前段お話ありましたような町村から見ると、大きな企業が尐ないということが現実的にはあるのだろうというふうに思います。かつては、それこそ幕別の新田ベニヤですとかが全盛時代はもっとあったことは間違いないわけでありますけれども、ただ今もう一つは、景気が浮揚がずっと進まない、ずっと停滞している中で、法人税が伸びないというのは、まさに景気の影響だというふうには思うわけでありますけれども、これはなかなか町のみだけでは解決できない問題も確かにあるのだろうというふうに思いますけれども、お話ありましたように、消費税が会社に対してどのような影響があるのか、それはまだそれぞれの会社の事情、具体的なものがあるのかもしれませんけれども、町としては、もちろん法人税が伸びていただく、景気がよくなってどんどん働く人たちがふえて、町が活性化すると、それを望むのは当然でありますし、町としてもそうした努力をしていかなければならないのは当然だと思いますので、実態は実態として受けとめながら、何とか一日も早い景気回復や本当に、法人が発展できるような体制になってもらうように、我々もまた努力していかなければならないというふうに思います。

再質問 15番 中橋友子

ぜひ、その点も注視していただきたいというふうに思います。これ、項目で最後の質問になるのですけれども、消費税に対する見解ということになるのですが、町長のお答えでは、これは避けて通れない制度だという観点でお答えをいただきました。今回の増税は、社会保障と税の一体改革の一環として、受益者と負担の均衡がとれた持続可能な社会保障制度を確立するための安定財源の確保の観点から避けて通れないというご認識を示されたのですけれども、私は、今、四つの角度からこの税の与える影響の大きさを訴えたのですけれども、本当にこういう認識でいいのかという思いに立っています。これは国の問題ですけれども、消費税を一番最初に導入されるときから、福祉のためだということで来ました。しかし、その福祉、例えば年金一つ、あるいは医療費一つ、介護保険一つ、高齢者がどんどんふえるから仕方がないのだという陰で、どんどん負担がふえていっているのが現実ですし、年金などは、ことしの8月から1%下げられまして、2.5%まで下げられていくのです。一体、この税収はどんどん上がって国民の負担はふえていっているのに、どうしてこういうことになるのだというのが、もう率直な町民の皆さんの疑問ですし、怒りにもなっています。そこにはきちっとからくりがありまして、国全体の税収はふえていない。消費税は、1%で 2.5 兆円の収入があるということでずっとここ 20 年以上続いてきているけれども、国全体の税収、その分ふえてきたというと、ふえていない。そこは、今回もそうですが、法人、もう大企業のほうですけれども、復興税なんていうのは、私たちはこれから 25 年間も払い続けるのに、もう前倒しでそれはなくなってしまう。それだけで 8,000億円だとかと言っていましたけれども、そんなふうにして、もう本当に力のあるところの減税をされて、その減税額と、この間二十数年間、国民が払ってきた消費税の税額とトータルすると消えてしまう、ちょんちょんになるというようなそういう政策の背景があります。ですから、そういうことを見た場合に、単に町長のそういうふうなことで入れられているのですけれども、これだけの認識なのかなと思って、ちょっと寂しい思いがいたしまして、この点もう一度伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

消費税の論議は、当然のことながら国政の場で昨年も随分いろいろなことがなされてきたわけでありますし、今回の秘密保護法案と違って、国民の世論からいくと、逆に 65%ぐらいが法人税の上げるのは仕方がないのだ、今回は逆ですけれども、反対だと言っているやつが通ったわけですけれども、そういったこともあって、いわゆる何となく容認されて今日に来たというのは現実的な問題なのかなというふうに思っています。ただ、私らのほうだって不満はあります。社会保障に全てが使われる。何も社会保障は国だけがやっているわけではなくて、地方だって同じように社会保障をやっているわけですから、それでは地方に対する財源はどうなるのだというようなこともあるでしょうし、今おっしゃられたように、せっかく財源確保したのに、介護保険等の中身が、額が地方に負担がふえていくというようなことになる。あるいは、おっしゃられるように年金が下がるけれども、医療費がふえると。いろんなことがありますから、これは全てがどうだということではないでしょうけれども、尐なくとも私どもの立場は、国政の場で論議され、そして方向性が定まり、そして今、今日逆の経済浮揚対策の準備がされていたり、そんな中で町村会等を通じた中で、反対行動をするということには、私はならないのではないかなというふうには思っているのが現状であります。

再質問 15番 中橋友子

今回の増税は、好景気になることが条件で決められました。つくられた数字と私は思うのですけれども、国の経済政策が規制緩和であるとか、あるいは金融緩和、投資だとかいろいろなことが行われて、株の投資も随分大きく動いて、一握りのところではお金が今まで以上に動いて経済的な好転になっていると。しかし、私が町民の中で、そういうお話をさせていただいたときに、その実感と一致する人は、本当にいない。これは、もう町長もきっとそうなのではないかと思うのです。現実として、今、景気よくなっていますかと言って、はいという人はいないのですよ。実際に、この間十数年間で労働者の賃金、1人当たり 70 万円減ったというわけですから、それは回復していないのですよ。今回の増税の、さらに心配するところは、前回の増税のときに、同じく消費税が2%引き上げられて5%になって5兆円負担がふえたと。それだけではなくて、あのときは住民税等も変えられて控除もなくなって、いろいろ社会保障の負担などもふえて、9兆円の負担だったのです。ただ、そのときは、まだまだ景気が上向きになってきたときでしたから、だからその時点では今ほど冷え込んだ中での増税ではなかった。だけれど、家計が底抜けた。そこから長期デフレが始まるというようなことで、ぐうんと来ている。地方の私たち住民は、そこを脱却できないにもかかわらず、さらに3%引き上げられるというこのむごさといいますか、そういう状況にあるということであります。国政の場の論議であることは十分承知しておりますし、ですから私は今回もそういうことを念頭に入れながらも、町の直接の影響がどうかということで、いろいろお伺いしたわけですけれども、もういよいよ 12 月で、あと4カ月で実施です。そうなると、本当に、さらに困難な状況が生まれるということを念頭に置きながら、さらなる私たちはぎりぎりまで、やっぱり中止を求めて、せめて全国民が好景気だというふうになったときに、その約束が果たせるのではないかと。もともと消費税はだめだと思っていますけれども、尐なくとも法の精神からいったら、今、上げるときではないというのをやっぱり声を大にして言っていきたいというふうに思うのです。それは、町長の今、先ほどお答えいただきましたので、それ以上ないと思いますが、そういう実態にあるということを申し上げて、質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

出典:幕別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月11日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる