幕別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月12日
町営牧場の運営について
2012年6月12日、幕別町議会の一般質問で、田口廣之議員が「町営牧場の運営について」質問し、町長 岡田和夫、経済部長 飯田晴義、農林課長 森範康、経済建設課長 細澤正典が答弁しました。
- 質問者
- 田口廣之 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、経済部長 飯田晴義、農林課長 森範康、経済建設課長 細澤正典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 田口
通告に従いまして、質問させていただきます。町営牧場の運営について。近年、畜産農家の経営環境は飼料代の高騰、販売物の価格の低迷、労働力不足等厳しさを増すばかりであります。この厳しい局面を乗り切るため、町営牧場は大変重要な役割を担っていると思われます。また、厳しい反面、今般加工原料乳価がホクレンとメーカーの交渉の結果、2円 30 銭金額が上がりました。尐し明るい兆しが見えたかなと思われることもありますけれども、本当に厳しい現状です。現状と今後の利用見通し、計画等伺います。1、今年を含めた入牧頭数の推移。2、事故・病気の発生状況及びその対応策の解決に向けた取り組み状況。3、利用の周知の方法及び意見の反映状況。4、草地の更新を含めた施肥管理、各牧場の植生状況。5、各牧場の利用率。6、休止している牧場を含めた採草可能な面積。7、通年預託を考えてはどうかを伺います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
田口議員のご質問にお答えいたします。「町営牧場の運営について」であります。町営牧場は、幕別町における畜産振興の基盤の確立を図り、もって農業経営の安定に寄与するため、昭和 42 年度に南勢牧場及び共栄牧場、昭和 60 年度に晩成牧場、昭和 61 年度に中当第1牧場、平成15 年度に中当第2牧場を設置したところであります。忠類地域におきましては、近年預託頭数の減尐が続きましたことから、集約化による管理コストの削減を図るため、平成 20 年度から中当第1牧場を、平成 21 年度から中当第2牧場を休止したところであります。町では、平成 20 年度及び平成 21 年度におきまして、乳量枠の増加に対応するため、畜産緊急支援対策として、乳牛を導入または保留する際の借入資金の利子補給を行う「生乳生産基盤確保支援資金利子補給費補助金」、飼料用トウモロコシの種子購入経費を補助する「自給飼料基盤強化対策事業補助金」などの施策を实施したほか、町営牧場入牧料につきましても「1頭当たり1日 30 円」の減額措置を講じたところであります。ご質問の1点目、「今年を含めた入牧頭数の推移」であります。本年度を含めた過去5カ年の乳用牛、肉用雌牛及び馬の入牧頭数については南勢牧場と、忠類地域につきましては、平成 20 年度は共栄牧場、晩成牧場及び中当第2牧場の3牧場、21 年度以降は共栄牧場及び晩成牧場の2牧場の合計で申し上げます。初めに、南勢牧場でありますが、平成 20 年度、471 頭、21 年度、412 頭、22 年度、596 頭、23 年度、465 頭、24 年度は行政報告をいたしましたが、5月末で 285 頭であります。忠類地域につきましては、平成 20 年度、581 頭、21 年度、704 頭、22 年度、708 頭、23 年度、679頭、24 年度は5月末で 486 頭であり、3牧場の総数は平成 20 年度、1,052 頭、21 年度、1,116 頭、22年度、1,304 頭、23 年度、1,144 頭、平成 24 年度は 771 頭となっておりますが、入牧頭数につきましては、個体管理等の都合により入牧日以降に入牧される場合もあり、本年度におきましては、今後3牧場で約 80 頭の入牧が予定されております。ご質問の2点目、「事故・病気の発生状況及びその対応策の解決に向けた取り組み状況」であります。初めに、平成 23 年度の疾病発生状況につきましては、牛は発生件数の多い順に、趾間腐乱 71 件、ピンクアイ 27 件、流産9件、外傷6件などの合計 142 件であり、馬はひづめの病気による1件でありました。事故牛といたしましては、心不全により突然死したもの1頭、他の牛との接触により腰部挫創となり廃用となったもの1頭の合わせて2頭であります。事故・病気への対応の取り組みといたしましては、疾病の発生予防のため、入牧予定牛すべてにワクチン接種を義務づけ、本年度は4月中旪以降、南勢牧場につきましては牛嫌気性菌3種ワクチン、忠類地域2牧場におきましては牛6種混合ワクチンを接種の上、入牧していただいたところであります。このほかハエ、アブ等の媒介により発生するピンクアイ防止のためのイヤータッグを装着し、また、ダニ等により感染するピロプラズマ病等の発生予防のため、駆虫薬を入牧時に1回、入牧中に2回の塗布を实施することといたしております。また、入牧牛馬の管理に万全を期するため、一斉入牧前に、「幕別町営牧場管理マニュアル」に基づく牧場従業員の研修を实施しており、特に事故等の発生を予防するため、毎朝の頭検作業における個体の健康状態について、動作反応、採食行動、毛並み、歩行状態などの観察及び確認を徹底し、異常牛馬の早期発見に努めるとともに、発見した場合は、直ちに獣医師及び預託者に連絡をとるよう指示をいたしているところであります。ご質問の3点目、「利用の周知方法及び意見の反映状況」であります。周知の方法につきましては、例年3月広報誌におきまして「乳・肉用牛の入牧希望」の案内を掲載しているほか、過去2年間に預託实績のある預託者に対しては、入牧案内を個別に郵送しているところであります。また、意見の反映状況につきましては、識見者や関係機関で構成する「町営牧場運営委員会」を開催するなど、当該年度の入牧状況、運営計画及び实績等を報告し、ご意見をいただいているところであります。ご質問の4点目、「草地の更新を含めた施肥管理、各牧場の植生状況」であります。草地更新につきましては、南勢牧場が平成 11 年度に、共栄牧場は平成 16 年度に国や道補助を活用し实施しておりますが、晩成牧場は昭和 61 年度に更新以降、草地が古くなっておりますので、平成25 年度からの2カ年で全面更新を計画しているところであります。施肥管理につきましては、各牧区の土壌診断を行った上で、必要な要素量を定め、JA 幕別町に委託し、適期に散布をしているところであります。各牧場のおおむねの植生につきましては、南勢牧場はオーチャードが主体であり、共栄牧場及び晩成牧場はチモシー、オーチャードの混合であります。ご質問の5点目、「各牧場の利用率」であります。南勢牧場の「1日の認容頭数は 650 頭以内」でありますので、これを分母、入牧頭数を分子とした率で、過去5年間の利用率を申し上げますと、平成 20 年度は 72.5%、21 年度、63.4%、22 年度、91.7%、23 年度、71.5%、平成 24 年度は5月末時点で 43.8%であります。また、忠類地域につきましては、平成 20 年度の3牧場の認容頭数は 950 頭以内であり、21 年度以降は、共栄牧場及び晩成牧場の認容頭数はそれぞれ 400 頭以内となっておりますので、合算した 800頭での率を申し上げますと、平成 20 年度は 61.2%、21 年度、88%、22 年度、88.5%、23 年度、84.9%、平成 24 年度は5月末時点で 60.8%であります。3牧場合計では、平成 20 年度は 65.8%、21 年度は 77%、22 年度、89.9%、23 年度、78.9%、平成 24 年度は 53.2%であります。ご質問の6点目、「休止している牧場を含めた採草可能な面積」についてであります。南勢牧場は、4牧区 11.6 ヘクタールにつきまして、採草希望者に生牧草の売り払いを行っており、平成 20 年度から休止している中当第1牧場は、9牧区 43.8 ヘクタールのうち、傾斜地や湿地などにより機械作業が困難な箇所を除く約 35 ヘクタールにおいて希望者を取りまとめた上で、草地の掃除刈りを委託しており、ご質問のありました採草可能面積は、この2牧場の約 46.6 ヘクタールであります。なお、休止中の中当第2牧場につきましては、平成 25 年度から2カ年で草地更新を計画しております晩成牧場の代替地としての利用予定がありますことから、牧場機能を維持するため、全体を十勝農協連湧洞牧場に草地管理を委託しているところであります。ご質問の7点目、「通年預託を考えてはどうか」であります。本町の町営牧場は、5牧場とも「夏季放牧方式」施設として管理運営をしているところであり、通年預託の場合には、牛舎整備のほか冬季間の飼料確保、作業員人件費の増大など、多大なコスト増が見込まれますことから、現状におきまして、通年預託は難しいものと考えております。以上で、田口議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 12番 田口
どうもありがとうございました。そこで、入牧頭数の推移からお伺いしたいと思います。今年度、大きく入牧頭数が落ち込んでいると思います。その原因と、どうしてかということをちょっとお伺いしたいのですけれども。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
公共牧場の役割につきましては、搾乳をしている方で後継牛をみずから育成していく方、あるいは育成を業としている方で飼料が足りない、あるいはその入れておく器、牛舎が不足するという方が預け入れするといったような状況にあります。そんな中で、町内の主要頭数も二、三年前からしますと 1,700 頭ぐらい減ってきている状況にあります中、町で行いました自給飼料の対策事業もこれまで平成 20 年、それと去年から草地の更新などもやらせていただいています。こういった中で飼料の自給率も高まってきたのかなというふうにも思いますし、自分のところである程度買っておこうと、230 円払うのであれば買っておこうという方もふえているのかなというような分析はしているところであります。そんな中で個々に、預託者ごとに見ていきますと、大口の方が幕別、忠類で4戸ほどございます。ここが大きく落ち込んだと、この4戸合わせまして 230 頭ほど落ち込んでいるのが大きな要因かなというふうに分析をしているところでございます。
質問 12番 田口
今、4戸が大きく落ち込んでいるということでしたが、多分、今の畜産系の中で縮小するというか、頭数減らすということは余りしていないとは思うのですけれども、何か理由があったか、牧場から聞き取りとか、そういう状況の説明を受けているかどうか、お伺いします。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
特に個々の事情、例えば町牧が信用ならんから預けないとか、そういったことはお聞きしておりません。ただ、大口のところはたまたま更新の周期がありますので、そういったことで落ち込んだということは聞いているところであります。
質問 12番 田口
わかりました。次、病気の発生状況等対策なのですが、各牧場の臨時職員も含めた人員配置と人数、それと打ち合わせ状況、多分毎日ミーティングとか打ち合わせをやって業務に当たっていると思うのですけれども、どういう状況で打ち合わせ、ミーティングやっているのか、お伺いします。
答弁 農林課長 森範康(農林課長は2013年9月まで)
昨年度 23 年度の体制と本年 24 年度の体制についてご説明申し上げます。南勢牧場につきましては、嘱託職員として平成 23 年度が3名、臨時牧夫が2名。忠類地域につきましては嘱託職員3名、臨時牧夫3名という状況であります。本年度につきましては、南勢牧場が嘱託職員2名、臨時牧夫3名。忠類地域につきましては嘱託職員4名と2名という体制で牧場運営をしておりまして、毎朝出勤時に全員が集まりまして、その日の作業を含めた確認をしているところでございます。以上です。
質問 12番 田口
毎日打ち合わせ、ミーティングしているという状況なのですが、23 年度の受精群の妊娠率、どのぐらいの成果が出ているか。妊娠率を調べるということは、各農家に帰ってから鑑定とかそういう確定にはなると思うのですけれども、23 年度の発情発見頭数に対する受精回数、わかる範囲で教えていただきたいと思います。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
詳細な資料ちょっと手元にありませんけれども、町内の牧場を平均して、対象牛に対する受胎率というのは、87%ちょっとでございました。
質問 12番 田口
平均的なお答えでしたのですが、これはやはり預けている農家、ほとんどではないでしょうけれども、やはり受精に関してはすごく経済的なことが直結しますので、すごく敏感になっているところだと思います。その中で、23 年度の受精群の受胎率を、これから牧場運営委員会あると思うのですけれども、その中で提出資料として町営牧場での受胎率を出していただきたいと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
田口議員おっしゃるように、非常に預託者にとっては、いかに牧場に預けている間に受胎をするか、妊娠をするかということは重要な事項でございますので、牧場運営委員会に資料を提出した上で、さらなる受胎率向上に向けたご意見を賜わりたいというふうに思います。
質問 12番 田口
ぜひとも、いい数字を期待していますので、今年も受精群のそういう発情発見等を徹底していただきたいと思います。次に、利用の周知方法、意見の反映です。これですね、やっぱり最初に申し上げたとおり、利用率が低下している中で何もしないわけにはいかないと思います。やはり同じ経費をかけて頭数が集まらなくなるということは、非常に事業として効率が悪くなると思います。そんな中、畜産農家へのアンケートを含めた意向調査をしていただきたいことと、利用農家への適正な料金を徴収した上での入牧、下牧の運搬等を含めたサービスというか手助け、そういうことの周知ができないかどうか、お伺いします。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
町営牧場につきましては昭和 42 年開設以来、もう畜産農家の間には定着している施設であろうと、預ける必要があれば預けていただけるものだという思いも实はありますけれども、やはり今おっしゃったように、預託頭数を多くすることが収支のバランスをとることでもありますので、今後は農協の協力も得ながら、十分牧場について周知をして、預託頭数増に向けた取り組みをしてまいりたいというふうに思います。それと、アンケートにつきましては、今、忠類地域においては隔年で实施している实態があります。これ全町的に広げて、できる限りそういった意見を踏まえた中で、それをもとに、また牧場運営委員会の中で、牧場のあり方についてよりよい方向を見出してまいりたいというふうに思います。
質問 12番 田口
尐しでもやっぱり利用率を上げるため努力していただきたいと思います。次、利用率のことです。とりあえず面積に対する頭数とか、いろんな利用率のはかり方あると思います。そんな中で、3牧場ある中で、やはり入牧時期が結構長いスパンで入牧されているようなのですけれども、もう尐し入牧時期を早めたらどうかなと思います。それはやっぱり草の伸びとか、そういうこともあるのですけれども、伸び過ぎたところに放すということにもなりかねないので、下牧をおくらせたり、入牧を早めたりということで利用率を高めたらどうかと思いますけれども、どうですか。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
入牧については、例年5月の下旪ということでやっておりますけれども、实はこれ一つ理由がありまして、肥料を散布しておりまして、ある程度肥料の残留ということを考えまして3週間程度は置かなければならないという事情があって、どうしても5月下旪にならざるを得ないということになってはいるのですけれども、やはり草が伸びると牛も今度食べづらい、牛はあごをつけて地上1、2センチのところの草を食べるのが一番効率がいいというふうにも言われておりますので、なるべく草が伸びないうちに入牧ができるよう、肥料の散布方法の工夫も含めて検討してまいりたいというふうに思います。
質問 12番 田口
牧区を区切ってもいるようですので、その辺工夫していただいて、春尐しでも早く入牧を始めていただきたいと思います。次、休止している牧場を含めた採草可能な面積、この中で湧洞牧場に草地管理を委託しているという答弁だったのですけれども、どういう内容で委託管理をされているか答弁お願いします。
答弁 経済建設課長 細澤正典(経済建設課長は2012年9月まで)
中当第2牧場につきましては、十勝農協連の湧洞牧場のほうに草地の管理を委託しているところですが、これは町長の答弁にもございましたように、晩成牧場については、平成 25 年、26 年の2カ年で全面的な草地更新を予定しております。その年の預託数の状況にもよりますが、代替地としての利用が予定されておりますから、牧場の機能を生かしたいということで、全体を牧場の機能を生かすような形で湧洞の牧場のほうに委託しているところです。委託の使用料の積算に当たりましては、行政財産の目的外使用に準じまして、土地の評価をもって土地の使用料として計算したところでありまして、平成 24 年度の契約金額としては 19 万 2,600 円という金額で 10 月 31 日まで管理をいただいている内容でございます。
質問 12番 田口
委託料もらっているということなのですけれども、面積はどのぐらいになっていますか。
答弁 経済建設課長 細澤正典(経済建設課長は2012年9月まで)
採草可能な牧区としては5牧区、31.44 ヘクタール、その他の斜面、湿地帯の8牧区、39.38 ですので、おおよそ 70 ヘクタールの牧場面積となっております。
質問 12番 田口
全面 70 ヘクタール採草に使っているということですか。
答弁 経済建設課長 細澤正典(経済建設課長は2012年9月まで)
湧洞牧場としては、この牧場に湧洞牧場として預託を受けた牛、おおよそ 150 頭を放牧して使用しております。
質問 12番 田口
何か、まあ配布牛がいて、何かほかの牧場に運営して、またそこにも何か牛が入っているという、ちょっとどうなっているのかなという感じはしますけれども、できればこれ町内の農業者の中で使いたいというか、利用の周知はされているのですか。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
湧洞牧場全体で、今申し上げましたように 70 ヘクタール、そのうち草地が31 ヘクタールということですね。その全体をまず管理をしなければならないということがありまして、全体的に管理できるとなれば、草を刈るというよりは放牧してもらって、全体をそういう中で管理してもらうことがよかろうということで、まずは 26 年度までそういう形で草地を維持して、27 年度からは晩成牧場の草地が使えるようになりますので、その際に牧場全体の使用のあり方も含めて、どういった使い方ができるのか、地域に採草させてあげることができるのか、あるいは牧場をさらに整理統合することが可能なのかといったことも含めて、検討したいというふうに思っています。
質問 12番 田口
ぜひとも、町内の農業者の利用を含めた利用方法を検討していただきたいと思います。あと、通年預託の考え方です。夏期放牧方式という施設で管理運営されているということですが、育成農家の方で冬期間預託をされている農業者の方、何件か町内にいると聞いております。そんな中で、夏だけの預託では農家労働は軽減することはできないのではないかと。先ほど草地更新等でえさがあるからというような答弁ではありましたけれども、それでもやっぱりえさとか労働力のことを考えると、冬期も預託、育成、外部に委託した方がいいという方がおられる中で、下牧の前に、そういう方法もあるというか、まあビジネスのほうに入っていってしまうかもしれませんけれども、やはり労働力不足の牧場の方に JA 等を通して預託の話ができないかどうか、お伺いします。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
畜産、酪農農家からは、冬期間も預託をしてほしいという要望があることは十分私どもも承知をしているところでございます。そんな中で、町が冬期間も預託をするということになりますと、まずは町長の答弁でもお答えしましたように、施設整備が相当程度のお金がかかる。試算によりますと、300 頭程度の施設を整備するにしても1億 2,000 万円ほどの建設費がかかる。さらにはランニングコストなのですが、これ特に飼料がありませんで、飼料を調達してこなければならないということが一番大きな問題でございます。そう考えますと、今、町営牧場おおむね年間 2,000 万円弱の赤字の中に、それに加えて冬季分で 1,000万円弱のさらなる一般財源の持ち出しということが生じてまいりますので、非常に難しいのかなと。そんな中で、いかに預託者の希望をかなえていくことができるのだろうというふうに考えたときに、やはりこれは一つの町あるいは一つの農協が、冬期も含めた預託をするというのはなかなか財政的には難しいということがありまして、現に十勝農協連では、湧洞で 1,200 頭規模の冬期預託もされておりますので、そういったところの協力を得ながら、広域的な取り組みができないかということで農協連ともお話をさせていただいておりますので、引き続きそういった方法を探ってまいりたいなというふうに思っております。
質問 12番 田口
わかりました。やはり労働力を含めた中で、今の畜産農家の現状を踏まえて牧場運営していただきたいのと、やはり幕別町にも立派な牧場があるということを新規就農者含めて、魅力ある町だなということをアピールできるように管理・運営していただきたいと思います。以上で終わります。