みんなの議会

幕別町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日

スポーツツーリズムの推進と合宿誘致事業の構想について

2012年3月12日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「スポーツツーリズムの推進と合宿誘致事業の構想について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 金子隆司が答弁しました。

質問者
芳滝仁 議員
答弁者
町長 岡田和夫、教育長 金子隆司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 芳滝仁

通告に基づきまして、スポーツツーリズムの推進と合宿誘致事業の構想についてお伺いをいたします。第5期幕別町総合計画第5節に、「地域性あふれる観光の振興」に向けた計画が示され、町としてはいろんな取り組みがなされております。交流人口の増加に向けた取り組みは、町の活性化のために大切な取り組みであると思われます。平成 22 年5月より、国の観光立国推進本部が中心となって、幅広い関係機関が会議を重ね、平成23 年6月にスポーツツーリズム推進基本方針をまとめたところであります。スポーツツーリズムとは、スポーツを通じた観光事業であり、幕別町においても具体的な取り組みを推進すべきだと考えるところであります。また、事業の推進には、合宿誘致事業の創設が必要であります。スポーツツーリズムの推進と合宿誘致事業の創設は、経済効果のみならず、教育効果や人的交流、また地域の誇りや結束を強めるという非経済的効果等も期待されております。ついては、以下についてお伺いいたします。1、幕別町が発祥の地であるパークゴルフや冬季のスキー、スケートを中心としたスポーツツーリズムを具体化すべきであると考えるが、どうでしょうか。2、合宿等の誘致事業計画を早急に策定すべきだと考えるが、どうでしょうか。3、合宿等の誘致事業補助金制度を創設すべきだと考えるが、どうでしょうか。4、事業の推進のために、幕別町のスポーツ施設の指定管理者制度の導入を急ぐべきと考えるが、どうでしょうか。最後に、担当部署も設置すべきだと考えるが、どうでしょうか。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。ご質問は、町と教育委員会にわたるものでありますから、私からはご質問の1点目から3点目と5点目につきまして、答弁させていただきます。「スポーツツーリズムの推進と合宿誘致事業の構想について」であります。ご質問の要旨にありますとおり、スポーツツーリズムにつきましては、プロ野球などのスポーツを見る方、マラソン、スキー等のスポーツをする方に、あわせて周辺地の観光を楽しんでいただくことや国際競技大会や合宿を誘致し、それらを支える地域の方々との交流を通じ、交流人口の拡大や地域活性化を目指した取り組みと言われております。国におきましては、昨年6月に策定されました「スポーツツーリズム推進基本方針」に基づき、スポーツツーリズムを推進する全国的な組織の創設に向けた勉強会の実施や国内スポーツ観光の顧客満足度を調査するためのモニターツアーなどの取り組みが進められております。また、道内におきましては北海道運輸局、北海道、社団法人北海道観光振興機構が「北海道スポーツ観光連絡会議」を設置し、スポーツと観光に関する情報共有や情報発信を行っているところであります。地域におけるスポーツ観光のまちづくりの事例といたしましては、士別市の陸上、北見市、網走市のラグビーなどが有名で、それぞれ「スポーツ合宿の里」を目指し、競技団体や旅館経営者などとの連携を図りながら、道内外から数多くの合宿を受け入れております。ご質問の1点目、「パークゴルフやスキー、スケートを中心としたスポーツツーリズムの具体化について」であります。スポーツツーリズムの展開につきましては、本町で生まれたパークゴルフや、町内2カ所のスキー場など、四季を通じて気軽にスポーツを楽しむことができる環境にありますほか、プロ野球のイースタンリーグの公式戦が開催できる野球場や、サッカー・ラグビー場を兼ねる第4種公認の陸上競技場などもありますことから、これらはスポーツと観光を融合させた新たな観光資源となり得る可能性を有しているものと認識をいたしております。しかしながら、道内の市町村のほとんどが、こうした観光資源を活用していくことが可能であり、本町への集客を高めていくためには、宿泊を含めた受け入れ施設の優位性や、利便性、経済性などの面で他地域との差別化が必要であり、現状のままでは、スポーツツーリズムに結びつけていくのは難しいものと考えております。町といたしましては、発祥地としての優位性を発揮できますパークゴルフが、来年、生誕 30 周年を迎えますことから、他の観光資源と組み合わせたプロモーション活動の展開や本町の魅力であります美しい自然環境や景観を生かし、雪に埋まりづらい「スノーシュー」を使って、野山を散策し、冬にしか行けない場所からの眺望や動物の足跡を観察するなど、冬の新たな観光資源としての可能性を探っているところであります。今後とも、観光物産協会などとの連携を図りながら、国が実施いたしますモニターツアーの実施結果や先進事例の情報収集、イースタンリーグ公式戦の開催支援などを通じまして、スポーツツーリズム推進の可能性につきまして、調査・研究をしてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「合宿等の誘致事業計画の策定について」及びご質問の3点目の「合宿等の誘致事業補助金制度の創設について」並びに5点目の「担当部署の設置」につきましては、関連がありますので、あわせてご答弁させていただきます。スポーツ合宿に関しまして、北海道の豊かな自然条件を生かし、陸上、サッカー、スケートなど、各種スポーツの合宿誘致が全道各地で進められております。北海道教育委員会が取りまとめた「平成 22 年度スポーツ合宿実態調査結果」によりますと、全道109 市町村におきまして、スポーツ合宿が実施されており、平成 17 年度以降、緩やかな増加傾向にあります。実施件数は 2,500 件前後で推移しておりますが、参加実人員は平成 20 年度の 11 万人をピークに、22 年度は6万 2,000 人に減尐しております。その要因といたしましては、合宿する企業、大学の予算規模の縮小などを背景に、道外からの合宿参加者が大幅に減尐したことによるものであります。また、29 市町村がスポーツ合宿に対する補助制度等を有しており、合宿参加者の宿泊費、交通費の助成や施設使用料の減免、空港への送迎など、さまざまな対忚がなされております。管内におきましては、新得町が「しんとくスポーツ合宿の里事業推進委員会」に助成し、合宿誘致に先駆的に取り組まれており、帯広市は、本年度限定で、東日本大震災に関連して、緊急合宿誘致支援を実施しているほか、十勝観光連盟は、本年度、市町村の合宿関連施設の状況調査などを進めているところであります。また、士幌町は平成 24 年度からのバレーボールの合宿の誘致に向けて、町や関係団体で構成される協議会を設立し、オリンピックに出場した元バレーボール選手の協力を得ながら誘致の取り組みを進めているとお聞きいたしております。スポーツ合宿の誘致につきましては、本町のスポーツ振興はもとより、知名度の向上や交流人口の拡大などといった観光振興や地域の活性化につながっていくものと認識いたしておりますが、他の市町村で実施されている合宿を誘致する場合、合宿する企業や大学などの要望にこたえ、低価格で利用できる宿泊先、選手の送迎、トレーニング環境の整備などの費用負担のほか、町の施設が一定期間占有されますことから、関係団体や利用者との調整などといった受け入れ態勢の課題を有しているところであります。町といたしましては、スポーツの振興を所管する教育委員会、広域でスポーツ合宿の誘致に向けた取り組みを進める十勝観光連盟などと連携を図り、当面は現行組織、観光担当部署において、合宿を実施している企業等の今後の動向や先進事例の受け入れ態勢、助成制度、経済的効果などの情報を収集するとともに、関係スポーツ団体のご意見もお伺いしながら、本町におけるスポーツ合宿の可能性について、調査・研究をしてまいりたいと考えております。以上で、芳滝議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。ご質問の4点目、「事業推進のためにスポーツ施設への指定管理者制度を導入すべき」についてであります。スポーツ・レクリエーションは、自己啓発を含めた心の健康をはぐくむ大きな力を持っており、その教育的効果は大きいものがあります。スポーツツーリズムや合宿誘致事業の推進のために必要なことは、幅広い人材を活用して、住民にとって、スポーツがより身近なものに感ずることが大切であると考えております。そのためには、参加型のアマチュアスポーツやレジャースポーツの振興のほか、イースタンリーグ公式戦の誘致などに代表されます観戦型スポーツの振興が有効であると考えております。体育施設の管理や運営の一つの方法として指定管理者制度がありますが、スポーツに精通した団体が指定管理を受託した場合、施設の空き時間を活用したスポーツ教室の開催や町民ニーズに合った細かなスポーツプログラムの提供など、専門家ならではの発想で管理運営が期待できると言われております。また、将来的には、現役を引退したスポーツアスリートを施設職員として雇用することも可能であるとも言われており、このことがスポーツの振興にも大きく寄与することが期待できますことから、今後の指定管理者制度の導入に向けて、現在、町の指定管理者制度導入検討委員会において検討作業を進めているところであります。以上で、芳滝議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

再質問 11番 芳滝仁

再質問させていただきます。先ほどの前川議員の質問にもありましたが、企業誘致も大変活性化につながるということであります。その活性化に向けた一つの施策として、観光や合宿の誘致等が挙げられたわけでありますが、こういうスポーツツーリズムというふうな新しい形の活性化に向けた事業が進められるということで、特に幕別町は、パークゴルフもあれば、スキー場もあれば、競技場もあれば、そして野球場もあると。いろんなスポーツ等を楽しめる、また訓練できる施設があって、うまく活用すれば非常に大きな交流人口の増加を見込むことができるのではないかと。そういうことも、町としての活性化の一つとして、大きな一つの事業として力を入れて進めるべきではないかというふうな、そういう思いで質問させていただいておるところでございます。国の地方行財政の重点施策の中に、「地域の活性化と多様性ある国土づくり」という項目が挙げられてあります。地域の発想と住民参加に基づく地域づくりを進めることが、求められているわけであります。今回ご答弁をいただいたのでありますけれども、基本的な進め方としまして、やはり官民一体となった一つの盛り上がりと申しますか、具体的な事業の進め方というのが必要になってくるのだろうと思います。そういう面で後で触れますけれども、指定管理者制度の導入を含めた民間力を導入して、幅広い人脈を持った形での立ち上げが必要ではなかろうかなと、こう思うところであります。一つ目のスポーツツーリズムにつきまして、パークゴルフ等を触れさせていただいておりますが、来年 30 周年、昭和 58 年が誕生だとされておりまして、来年くしくも 30 周年になるわけであります。そのことに関して町として、その取り組みについて具体的なことがありましたら、お知らせいただきたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

パークゴルフ 30 周年を迎えるに当たって、まだ具体的な取り組みといいますか、検討は、町のほうとしてはやっておりません。もちろんこれ、日本パークゴルフ協会との連携の中でこれから進めていくことになるのだろうというふうに思いますけれども。これ偶然ですけれども、20 周年、10 年前、このときに、今回、日本ハムの監督になった栗山さんが百年記念ホールで講演をしていただいた、そんな経緯があります。そんなことあって、これから内部でも、あるいはパークゴルフ協会と連携をとりながら、どんな催し、どんな記念行事にしていくのか、検討していくことになるのだろうというふうに思いますし、町としてもでき得る限りのことはバックアップしていかなければならないものというふうに思っております。

再質問 11番 芳滝仁

30 周年、節目でありますから、町の、それこそ大いなるコマーシャルになるような形で、協会並びに幕別町のパークゴルフ協会や多くの方々にも話をかけながら、また広く日本、世界に向けた一つの発信をしながら、計画を民間とともに組み立てていただきたいと思うことでありまして、ご期待を申し上げるところであります。そういう事業を通してスポーツツーリズムというふうなことに足がかりをつけながら、それを単発に終わらせることなく進めていっていただければなと思うことであります。尐しずれるかわかりませんけれども、パークゴルフについて、されておる方に聞きましたら、尐しパークゴルフ場の格差をつけてもらいたいのだなという話があります。非常にすばらしいフェアウェイだとかラフだとか、きちっとされているコースが近隣にもあって、熟練者と申しますか、そういうところでも楽しみたいということで、結構、幕別町外の有料のところに行かれて楽しんでいらっしゃる方もいるようであります。幕別町は、パークゴルフ場が公園でありますから、なかなか区切って有料化というようなことは難しいと思うのでありますけれども、例えば原っぱなんかは、あそこは横にゴルフ場がありますから、そこに指定管理していただいて、きちっとそこで有料化をして、芝を整えて、格差をつけて、多くの方々が楽しんでいただけるというふうな形もあるのではないのかと。30 周年を迎えるに当たって、いわゆるパークゴルフについて発祥の地であるその幕別町が、パークゴルフのこれからの運営について、また新たな課題を持って取り組んでいただければなと思うところであります。この2番目でありますが、具体的な合宿等の誘致事業計画を早急に策定すべきではないかというふうなところでありますが、今、現行の形でとりたてて具体的な計画を立てないというふうなことでありまして、もう尐し前向きに取り組んでいただければなとか思うのでありますけれども、交流人口をふやすということは大変本当に活性化につながって、幕別町には、この本町には競技場も野球場もありますから、そういうところに若い方々の合宿が来ましたら、本当にこの地域が活性化する。若い人たちが、それこそ声が響きわたるというふうなそういう環境になるわけであります。その計画をいわゆる取り組んでいただけないかなと思うのでありますが。合宿につきまして一番ネックになっていますのは、ご答弁の中にありますように、やはり施設の問題もありますが、あと宿泊所の問題、あとコストの問題、これが一番大きいと北海道の調査でも結果が出ておりまして、そのことがクリアできないと。誘致をしたいのだけれども、できないというところが 70%を超えるというふうな数字が出ております。そういう中で、だからこそ、そこの一つの壁を突破して、我が町が先んじてその事業を、だからできないのではなくて、だからその壁を突破するような形の計画を立ててやるべきではないかと、こう思うわけでありますが、その辺の前向きな思いはどうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

私もスポーツ合宿を誘致することについて、もちろん否定するものではありませんし、できることなら実施されることが、町にとっても望ましいことだなというふうに思います。ただ、いろんな、今もお話にありましたように、厳しい条件、乗り越えていかなければならないものがたくさんありますし、逆に、町内の宿泊業者なんかからは、ぜひ幕別町で、尐しお金を出してでもいいからスポーツ合宿誘致をしてほしいというような要望もお聞きをしております。ただ、もう一つは、例えば野球場一つ使うと、町内の野球大会はそれではどこへ行ってやるのだというような問題も出てきますし、これは余り表には出ませんけれども、帯広工業高校ですとか、帯広柏陽高校の野球部がうちの町営球場へ来て、合宿で使っている事例もあります。あるいは昨年、東京のある大学の陸上部からも来てみたいというお話がありました。ただそこで、先ほども申し上げましたように、そのときはバスで空港まで迎えに来てくれ、バス1台貸して自由に使わせてくれ、あるいは宿泊代がどうだ、費用がどうだと、これかなりの条件がどうしてもつけられるわけでありまして、宿泊は例えば昨年できたこまはた研修所、ここなんかでもいいのではないかと話もしたのですけれども、なかなかやっぱり条件が折り合わないでだめだったというケースもあります。でも、ほかの町へ行きますと、かなり合宿所、ホテルとか、既存のホテルではなくて、合宿所を持っていたり、球場も二つぐらい持っていて、一つは町民の、一つは合宿用だとか、いろいろな手法がありますし、また町としてもなかなかそれだけを全部そろえるのも大変難しい問題もありますので、私もさっきから言いますように、否定するものではなくて、できる限り前向きに検討はさせていただきたいというふうには思っておりますけれども、まだまだ越えなければならない問題はたくさんあるのかなというふうには思っております。

再質問 11番 芳滝仁

柏陽高校の野球部の話は、直接私も相談受けたものでありますから存じ上げておりまして、やっぱり宿泊所がないということで、結構ご苦労なさったという話も聞いております。何とか町で対忚していただいて無事終わったようでありますけれども、やはり合宿所ということがネックになっております。今、町長のご答弁がありましたけれども、行政でそれをやっていこうということについては、なかなかいろいろなサービス面で難しいのだろうと思います。やはりそこのところは、いわゆる指定管理者制度というものを導入しながら、有望な財源でありますから、それを本当にフルに活用していただきながら、そのところでさまざまなサービスを提供しながら、活性化のために貢献をしていただくというふうな形でないと、なかなかそれは難しいのだろうと思っております。例えば合宿所のことなのでありますが、町長の行政執行方針の中にも、民泊の推進ということが示されてありました。結構幕別でも多くの方々が、農業者を受け入れられて、そしてされていらっしゃるという実績があって敬意を表するところでありますが、この2月に長沼町に用がありまして出かけました。ちょうど出かけたときに、農業者の方々が多く集っていらっしゃる、会議をしていらっしゃると。何ですかと言ったら、グリーンツーの会議だと、こういうわけですね。どういうことですかと言いましたら、100 軒を越える農業者が、あそこはお米が主でありますけれども、民宿の許可をとって申請をして、そうして年間に、ほぼ 5,000 名の高校生のいわゆる修学旅行の中に、JTB とか旅行社と組んでバックアップをしていただいて、1日2日その農家のところで受け入れて、そして農業体験をしていただくというふうな組み立てをされていらっしゃいます。これは、主催者はその農協であり、いわゆるその組合の方々でありますけれども、町にはグリーンツー担当の部署がありまして、そのところが専門にそのところの推進をして、会議を開いてやってらっしゃるというふうなことがありました。やはりただ泊まるのではなくて、泊まっていただくその農家はその分宿泊料いただくわけですね、民宿ですから。民宿の営業をするわけでありますから、そういう形をとって、1軒、5月から 11 月までなのだそうですけれども、大体四、亓十人の受け入れをしていらっしゃるというふうなことがあって、非常に交流をしている。帰られても手紙のやりとり、またあそこの道の駅につれていって、そしてお土産を買ってもらったりというような形で、いろんな交流をされているという話を聞かさせていただいたところであります。だから、いわゆるその官民一体、例えばこれは私の勝手な空想でありますけれども、あいた町内に店があります、店舗があります、住宅があります。トイレもそれこそお風呂もあります。例えば、食べ物を提供する店もたくさんあります。そういうふうな中で、例えば民間で、業者が商工会の方々と連携をしながら、そういうところを利用しながら、ひょっとしたら空き店舗のそのいわゆる助成制度も利用しながら、町自体の活性化も図っていくというふうな方法もあるのではなかろうかというふうなそういうこともあります。だから、いろんなその方法を考えながら、基本計画というものをやはり持たないと、なかなか壁を突破することはできないと思うのでありますが、その辺はどうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

前段の民宿・民泊の関係は、本町でも今、順調に進められているというふうに言われております。昨年、十勝管内では、2,500 人の修学旅行生を受け入れたという実績もあるようでありますし、町内では今 28 戸、ここにもいらっしゃいますけれども、28 戸でそれぞれ修学旅行生を受け入れている。これもまた、町内のホテルですとか、十勝川温泉なんかでは、いっときはその温泉へ泊まって、そこからそれぞれの農家へ行っていて実習をして、また帰ってくるというようなことで、ホテル側も大変喜んでいるというようなことでありますので、お話ありましたように、沼田町の事例が出ましたけれども、今は逆に十勝が沼田を追いつけ追い越せというような状況で、これからも進められていくのだろうというふうに思っております。ただ、スポーツ合宿のほうは、恐らく一つのスポーツで合宿をしてくるとなると、最低でも 20 人から 30 人ぐらいの選手、あるいはその関係の方がいらっしゃるのだろうと思いますので、そういった人たちが果たして、その町内の空き店舗、これ空き店舗も 10 年もあいているところにぽんと入るということもなかなかできないのでしょうから、難しいのですけれども、そういったことが実質可能かどうか。あるいは空き店舗を改修して、そうやって来てもらって、それでそれなりのものを、収益というのですか、謝礼をいただくことによって賄い切れるのかどうかという問題もある。町としては、来ていただくことが大変ありがたいことですから、そのことを否定するものではありませんけれども、今お話ありましたように、そういったことも現実に、今の例えば本町市街地の中の空き店舗をそういうことに活用できるかどうかというようなことも含めながら、やはりこれ検討しなければならない問題だろうというふうには思っております。

再質問 11番 芳滝仁

夢のような話でありますけれども、具体的な一つの努力によって、していかなければならないことだと思うことでありまして、そういう中で合宿等に対するいわゆる誘致事業、その助成制度、1人 500 円だとか1人 800 円だとかという自治体もあれば、大会によって 100 人規模で5万、10 万円だとか助成をされているいろんな自治体があります。そうしたら、いわゆるコスト面でもカバーすることができるということもあると思います。だから、そういうことも含めて、具体的にひとつ計画を念頭に入れていただければと思うことであります。スポーツ施設の指定管理者制度の導入に向けて、その方向だということでありますが、具体的に例えば計画にありましたのが、スポセン、トレセンが 23 年度、野球場、陸上が 25 年度というふうなことが出ておりました。あと、白銀台のスキー場のこともあります。そういう施設につきまして、どのような方向でお考えなさっていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

先ほど答弁しておりますけれども、現在、指定管理者制度の検討委員会において検討中であります。今、議員おっしゃるスポーツ施設とそのほかの屋外の球場、これについては 23年、25 年と分かれておりましたけれども、あわせて 25 年度以降にどうかというようなことでの検討が行われているというふうにお聞きしております。

再質問 11番 芳滝仁

町民のニーズにこたえて活性が図られて、経済効果もあって、教育効果もあってと。ただ民営化してもだめなのでありまして、やはりそのところにはその一つの方向性と申しますか、そのことによって町が豊かになり活性化し前進をしていくということがないと、指定管理者制度導入する意味がないわけでありまして、そういう意味で、例えば今回のスポーツツーリズム合宿誘致等のこういう計画も一つの方向性として念頭に置きながら、ただ民営化したって仕方ないのでありますから、それをどのように生かしていくのか、どのように運用していただくのかというようなことも含めて、検討をしていただければと思うことであります。担当部署のことにつきましては、これは北海道の調査の中で、やはり担当部署のあるところは本当に積極的に進められていらっしゃいます。別海町なんかでも、これはもうトップダウンでマラソンを呼んできまして、そしてその部署をつくって進めたというふうなこともありますし、網走にもありますし、先ほどの長沼もグリーンツーという担当のところがあるわけであります。それから、やはり問い合わせのほうにつきましても、具体的な担当がないとあいまいになってしまって、どうも対忚もあいまいになってしまっておることが、誘致をしていくことについて、尐し鈍らせておる一つの原因だと、今、調査が出ていることであります。町内は、今はなされないというふうなことでありますけれども、やはり計画を立てて推進をしていくことについては、そういう専門の知識を持った、また勉強した方向性を持った、そして情報を持った、そういう担当を置いて進めていただくということが大事ではなかろうかと思いますが、どうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

確かに、そういう担当部署を一つ置くことによって、町の姿勢というようなこともいろいろ問われるのだろうというふうに思います。これらも機構の中でどういう位置づけがいいのか検討させていただきたいと思いますけれども、確かに観光面ですとかいわゆる教育サイドの持つ部分ですとか、いろいろなところにもかかわってくる仕事だというふうに思いますので、十分検討をさせていただきたいというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

スポーツツーリズムらしく、誘致等について指定管理制度導入を基礎としながら、具体的な、縦割り行政でなくて、連携しながら進めていただきたいなと思うことであります。私どもの町には福島さんや山本さん、高木さん頑張っていらっしゃるわけでありまして、幕別町がそういう面では知名度があろうかと思うことであります。そういう、いわゆるメッカの地を目指して、官民ともに力を合わせて頑張っていただけるよう、私らも努力をいたしますけれども、取り組んでいただくことをご期待申し上げまして、質問を終わらせていただきます。

出典:幕別町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日 議事録 PDF(74ページ) 間違いを知らせる