幕別町議会 平成22年第4回定例会 2010年12月8日
食うの分野について
2010年12月8日、幕別町議会の一般質問で、堀川貴庸議員が「食うの分野について」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。
- 質問者
- 堀川貴庸 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 堀川貴庸
通告のとおり、質問をいたします。食う・寝る・遊ぶのまちづくり。ことしも早いもので、もうすぐそこまで年末年始がやってきております。その時期には管外へ出ていた多くの方々が地元や管内に戻ってまいります。また、ウインタースポーツのシーズン到来でもあり、夏の時期とはまた違った意味で、人々の往来も増加が期待されるところでございます。食う、すなわち飲食や買い物、寝る、すなわち宿泊や移住、あるいは遊ぶ、すなわち体験、感動などのフレーズをキーワードにしながら、道内自治体においても、まちづくりに必要なテーマとしてさまざまな取り組みがなされており、もちろん我が町においても課題がありながらも、住みよいまちづくりに取り組んでおられます。自治体同様、家計も企業も所得収入は厳しい状況ですが、食う寝る遊ぶ、そして働くとなるようなより一層にぎわいのあるまちづくりに向けて、町全体で取り組む姿勢とその取り組みについて町の所見を伺うものであります。1点目、食うの分野についての取り組みと課題について。二つ目、寝るの分野の取り組みと課題について。三つ目、遊ぶの分野についての取り組みと課題について。最後に、地域のまちづくり団体との協働について。以上です。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
堀川議員のご質問にお答えいたします。食う・寝る・遊ぶのまちづくり、いわゆる観光の振興についてであります。観光は、農林業や商業などさまざまな産業に関連するすそ野の広い産業であり、観光による消費は、地域経済の活性化や雇用の創出にも結びつく重要な産業であろうと認識いたしております。平成 18 年 12 月、議員立法により観光立国推進基本法が成立し、国においては、観光を今後の経済成長分野の柱に位置づけ、政府全体で観光立国の推進を図っていくこととされたところであり、北海道においても、国の流れを受け、平成 20 年3月に策定した「北海道観光のくにづくり行動計画」に掲げた具体的数値目標の達成に向け、取り組みを進めているところであります。十勝におきましては、来年秋に道東自動車道の千歳恵庭ジャンクション・十勝間が全線開通の予定となっており、開通に伴い、道央・道单方面から多くの観光客が訪れることが期待されるとともに、とかち帯広空港へのエアドゥの就航や十勝港への大型客船の寄港による観光客の増加も見込まれるところであります。とりわけ道東道の開通は、地域が大きく発展する転機ととらえられますことから、本年3月には十勝管内の行政機関や商工観光関係団体で組織するオール十勝連携会議が、7月には 19 市町村で組織する「とかちの魅力発信プロジェクト推進協議会」が相次いで発足し、十勝ぐるみで観光客を誘致する体制が構築されたところであります。ご質問の1点目、食べること・飲食や買物の取り組みと課題についてであります。本町の農産物、特に、長芋、百合根、レタスなどにつきましては、高い市場評価を得て、全国各地にブランドとして販売されておりますが、農畜産物を活用した加工品につきましては、一部のものを除き、総じて市場規模は道内、十勝管内となっているのが現状であると認識いたしております。ブランド化を図ることが、企業経営の安定化・向上につながることは言うまでもありませんが、ブランドとしての評価を得るためには、製品の品質はもちろん、形状、製品の由来、ネーミング、パッケージデザインなど、製品にまつわるさまざまな要素とプロモーションの活動が相まって消費者に認められることが必要であり、企業にとっては、企業秘密・戦略にかかわる最も重要で、最も達成困難な課題であろうと思っております。このようなことから、ブランド化に関して町がお手伝いできる部分があるとするならば、唯一、プロモーション活動の妨げにならない範囲での製品 PR ではなかろうかと考えておりますので、パンフレット、ホームページ、道の駅、さらには、北海道が設置しているアンテナショップや物産展などを活用した広告宣伝につきまして、観光物産協会と連携を図りながら、取り組みを進めてまいりたいと考えております。また、飲食の部分に関しましては、忠類地区において、飲食店のグループが地域にちなんだ新たなメニューの研究に取り組まれているとお聞きしておりますことから、他市町村にありますような、いわゆるご当地メニューに発展していただければと期待をいたしているところでもあります。ご質問の2点目、寝ること、宿泊や移住の取り組みと課題についてでありますが、来年秋の道東道の全線開通を契機に、通過型から体験型・滞在型観光への転換を図ることが重要であろうと考えております。滞在型観光に欠かせない旅館・ホテルにつきましては、札内地区に2施設、忠類地区に1施設があり、宿泊収容人員は 626 人となっておりますが、施設規模や特色、ターゲットとしている客層に違いがあるため、温泉街にあるような旅館組合的な組織がなく、統一したイベントやキャンペーンを展開するには至っていない状況にあります。しかしながら、道東道を利用して自家用車で来訪する尐人数の観光客については、宿泊定員の尐ない施設であっても受け入れが可能であり、しかも、パークゴルフ、搾乳、チーズ製造、そば打ち、果樹狩りなどの体験と宿泊を組み合わせることにより、2泊分の周遊コースを設定することも可能と思われますことから、周遊コースの設定とあわせ、宿泊施設間相互の連携につきましても、要請しなければならないものと考えております。次に、移住につきましては、忠類の白銀台スキー場宿泊ロッジを活用し、昨年度から体験移住事業でありますおためし暮らしを実施しており、昨年度は1件2名、本年度はこれまでに3件3名の方に体験していただいております。北海道における移住促進事業が本格化して5年目を迎え、道内は観光地から居住地へと認識が変わりつつあるとの見方がある一方、体験移住を長期バカンスととらえる利用者も尐なくなく、必ずしも定住に結びついていないのが実態ではなかろうかと思われますが、今後は、他市町村の成功例を参考に、事業のあり方を再検討する必要があるものと考えております。次に、週末セカンドハウスにつきましては、大都市から比較的近距離にあり、静寂で緑豊かな避暑地的な性格を有する土地柄のところが好まれておりますことから、本町においてはなかなか想定しづらいものととらえております。次に、外国人観光客につきましては、一部のホテルで団体ツアー客として受け入れておりますので、現在のところ、外国語による表示やおもてなしの面での対忚は求められておりませんが、今後、個人卖位での旅行客がふえた場合には、旅行者に満足してもらえるような対忚をとらなければならないものと考えております。ご質問の3点目、遊ぶこと、体験や感動の取り組みと課題についてでありますが、観光ニーズの変化により、名所旧跡を訪ねたり景色を眺めるばかりではなく、その地の特色を生かした体験観光やグリーンツーリズムが各地で人気を集めております。幕別町には、有名な観光スポットや名所旧跡はほとんどありませんが、宿泊にかかわるご質問の中でもお答えしたように、パークゴルフ、搾乳、チーズ製造、そば打ち、果物狩りを始め、陶芸や農畜産物等の加工ができる施設もありますことから、こういった資源を組み合わせた体験型の観光ルートを売り込むことが重要であろうと考えております。また、現在、道内の 17 の地域で取り組んでおります農業体験や農家民宿による修学旅行生の受け入れにつきましては、将来のリピーターにつながる事業でありますことから、今後、取り組んでいかなければならない課題であろうというふうには考えております。ご質問の4点目、地域のまちづくり団体との協働についてであります。本町の観光の振興につきましては、観光イベントの企画・運営、観光案内・PR を始め、物産の調査研究、販売促進など幅広い分野にわたって、観光物産協会にご協力をいただいておりますが、観光の振興は、民間活力への依存度が高く、企業間の協力・連携も必要となってまいりますので、観光物産協会には、これまで以上に主導的な役割を担っていただくよう期待するところであります。町としましては、平成 23 年度から2年間、北海道職員の派遣をいただく予定となっております。実は、その職員を中心に、農畜産物やパークゴルフなどの産業資源、観光資源を活用した体験型・滞在型観光の推進に向けた具体的な方策を企画し、旅行会社やホテルに提案していくことができればというふうにも思っているところであります。以上で、堀川議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 5番 堀川貴庸
さきの質問でもお尋ねしましたように、やはりより一層のにぎわいのあるまちづくりということができればいいなという観点で、もう尐し今後の展望も含めて再質問いたします。私が思いますに、町長はきっと食う、寝る、遊ぶ、そして働く、どれもきっと上手にこなす方なのかなと思っております。私はあんまり食う、寝るぐらいしかできないのですが、それは横に置きまして、まず1点目の中で、特産品についてお尋ねいたします。以前にも触れているものもあろうかと思いますけれども、改めて議論させていただきたいと思います。答弁でも触れておられますように、町内産の農産物を中心に、町の PR にもつながるその特産品が着々とあらわれているということは、私も非常にうれしく思っております。特に、和稔じょ、毛のない長芋ですか、とか町内産の農産物を原料とした焼酎など、関係機関のご協力を得ながら、経済活力を生み出すような食の分野における品種改良ですとか、それから加工の特産品の開発というものはご存じのとおり、全国的にも事例も多いですし、比較的取り組みやすいのかなというふうに思っておりますけれども、尐なくとも町内において、このような流れというものはとめないように、そういった取り組みは必要だというふうには思っています。何が出てくるのかはわかりませんけれども、やはり時期を問わないで、そして安定供給のでき得る特産品づくりに対して、そういった意欲を大事にできるような周辺環境づくりが大事だというふうにも思いますけれども、そのようなことについては、どのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
特産品、特に先ほども言いましたけれども、ご当地メニューなどが今非常にあちこちで言われておりまして、幕別にはそういったものがないのがちょっと寂しい気もしているわけですし、私も職員にも言うのは、もう尐し町としても行政としても力を入れたらどうなんだと。確かに実際に行動を起こす、活動していただくのが民の力なのでしょうけれども、行政としても何かもっとやれる部分がないのかなというようなことは、今盛んに職員とも話をしているところであります。特にお話ありました和稔じょなんかは、非常に好評でありまして、残念ながら、もの自体が尐ないといったこともあります。さらには、東京代々木で毎年北海道物産展があって、ここに東京幕別会の皆さんが、幕別から送ったものを自分たちで販売をしていただいてるのですけれども、非常に好評だというお話も聞いております。あるいは、それ以外にも北海道が実施しているいろんな物産展あるいは食事をするような道が企画する機会、そういうところにも町のその和稔じょですとか、インカのめざめですとか、そういったものを今盛んに出している、お願いしている、宣伝に努めているのですけれども、なかなかひとり立ちというか、一本立ちということになると難しい部分もあるのかなと。清水の牛玉丼ですとかいろいろありますし、今は B 級グルメの全国大会ですとか、いろんなことを言われていますけれども、先ほど言いましたように、忠類で食堂経営者の皆さんが集まって大変研究熱心に努力されていると。何とかそういったものが成果が上がればというようなことで、繰り返しますけれども、私どもも精いっぱい努力をさせていただきたい、そういうふうには思っております。
質問 5番 堀川貴庸
今の町長の答弁のとおり、ふだんからもきっといろんなことで活動されていると思いますし、折に触れていろいろ町内でも議論されていると思いますので、私としては我が町の発祥のパークゴルフではないのですけれども、子供や孫も含めて3世代で楽しめるような特産品が今後数多くできればいいなということに期待しながら、次の質問に移っていきたいと思います。続いては、情報発信についてお尋ねします。ブランド化については、非常に丁寧に答弁いただいたのかなというふうに思っております。情報発信についての重要性につきましても、行政の側としましてご認識いただいていると思います。以前にも町長がテレビ CM に出たときも、このようにちょっと取り上げたこともありましたけれども、最近はマスコミよりは、報道よりは、どちらかというと情報端末を駆使してというか、利用・活用して、多様な情報発信に着目した動きがふえているというふうには思っています。例えば項目は後でも記載してるのですけれども、ブログの利活用ですとか、あるいはツイッターと呼ばれるような、つぶやきのようなものを活用すると言えば、ちょっと多尐大げさなのですけれども、記憶や記録媒体ではなくて、感覚や雰囲気でもって町の情報が全道あるいは全国へ発信されていく、そんな時代なのではないかなというふうには思っています。意外とそのようなことが大事だったりするのですけれども、7月に 19 市町村で組織する十勝の魅力発信プロジェクト推進協議会ですか、これが立ち上がったばかりということなのですが、そういった手法も含めまして、情報発信のあり方について、ちょっともう一度どのように思われるか、お聞きしたいというふうに思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
確かに、かつては町の PR というと、町の町勢要覧ですとか、そんなものぐらいしか余りなかったのですけれども、今はおっしゃるように、いろんなコンピュータを通じての媒体もいろいろありますし、そういった意味ではこれから特に若い人たち向けの情報公開、うちの町のいろんなことを情報公開することは、これからますます必要になってくるのだろうというふうに思いますし、実は先般も東京幕別会に出させていただいた中でも、やっぱりいろんな幕別の情報を知りたい。そのためには、いろんなことで、どんなところでどういうふうにしたらいいのだというようなことも言われるわけでありますけれども、また逆に我々はその東京幕別会の皆さんに、もっと幕別をいろんなとこまで知らしめてほしいというようなことも言っているわけでありますけれども、そういった時代に合った、時代の感覚に合ったようないろんな PR というのは大事なのだろうと思いますし、これは近ごろは幕別といえば、パークゴルフもさることながら、福島選手と高木美帄選手と山本選手の名前を言うと、一躍幕別町だということまで言われるようなことでもありますけれども、もちろん彼らはアマチュアですから、町の宣伝に使うなんていうことにはならないわけですけれども、そういったいろんな面でこれからの町の PR というような面では、お手伝いいただくようなこともあればというようなことも考えてはおります。それから、魅力ある云々というのは、これは 14 振興局で、ここで十勝がまずこれを一番先に取り上げて発信をしていくということで、先ほども言いましたように、道東自動車道の開通が何よりもやっぱり十勝にとっては大きな変化、地域にとっては大きな変化をもたらすのだろうというふうに言われております。逆の面も心配はされております。いわゆるストロー現象というようなことで、札幌へ持っていかれるのではないかと。今の帯広の空港運賃だったら、みんな千歳へ行ってしまうのではないかというようなことまで言われていますけれども、何とかそうではなくて、道央圏、道单の圏の皆さんを十勝へ来ていただけるために、1市 18 市町村が一致して十勝に誘致をしていこうと、十勝をもっと盛り上げていこうというようなことで情報発信を進めているわけですけれども、我々も当然そこの一員として、あるいは幕別独自でできるものは幕別独自として、これからも努めていきたいというふうに思います。
質問 5番 堀川貴庸
情報発信について、もう尐しちょっとお尋ねしたいのですけれども、町長はことしの流行語大賞で、どの言葉を選ばれたかご存じですか。ゲゲゲのというやつなのですけれども、これある漫画アニメのタイトルにつけられているフレーズですよね。これは日本だからこその大賞に選ばれたのではないかなと思うのですけれども、個人的見解としては、漫画アニメはすごく日本の誇る最先端技術というか、テクノロジーというか、そんなんだというふうに思います。私も教えていただいた身なのですが、幕別町忠類出身の方で、人気アニメの作家がいらっしゃる。先日も私たち夢・まくべつの会派で、札幌の盲導犬協会をちょっと視察させていただいたのですけれども、そこの忚接室にその作家さんから忚援のイラストが届けられていまして、それが飾って実はありました。先ほど町長からも福島さんやいろんなスポーツ選手のことの有名人についても触れられましたけれども、こういった実現するかどうかはわからないのですけれども、幕別の情報発信あるいはPR に対して、東京幕別会もそうなのでしょうけれども、やはり元気のある町民だとか、元町民またはゆかりのある方々のご協力について、もっと研究できないかなというふうには思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほどちょっとオリンピック選手の名前も挙げましたけれども、彼らはまだ、いわゆるアマチュアという段階はいろいろな規定があるのですね、アマチュアの規定が。ですから、勝手に肖像権というのですか、いろんなことがあって勝手に名前を使ったり写真を使ったりするということはできないのだというようなことを言われております。どのような規制があるのか、もちろんまだ詳しいことはわかりませんけれども、そういったことがクリアできるものであれば、いろんなことでご協力をいただくようなこともあっていいのかなというふうに思います。それから、今お話にありましたアニメ作家といいますか、漫画家の方、忠類ご出身だということは私もお聞きをしておりますけれども、ただ、ちょっとわからない部分は、余り公表していないのだというようなことも聞いております。ですから、ペンネームだけでは忠類のどなたかもわからないようなことになっているのだろうと思いますので、この辺はまた忠類のほうの方々とも相談したいというか、協議させていただきたいと思いますけれども、いらっしゃることだけは間違いないし、私たちより堀川議員さんぐらいの若い人たちには、すばらしい人気だというふうにも聞いております。そういったこともこれからご協力だったり、いろんな面でまちづくりに力をかしていただければ、お願いできればというふうには思います。
質問 5番 堀川貴庸
私も時代の流れにやや乗りおくれてる人間なのですけれども、こういったことについて庁内でも議論に議論を重ねていただければと思っています。答弁にありましたように、忠類地区においては、飲食店が非常に中心となって頑張っております。それらとの連携協力につきましても、今後惜しみなくしてあげていただければというふうに思っております。ぜひ育ててあげていきたいと思います。続いては、2点目に移りまして、2点目の中の道東道という部分でお尋ねいたします。道東道の全線開通という部分では、本年3月の行政執行方針の中で触れられておりました。平成 23年の道東道全線開通に合わせ、広域的な連携協力による道央圏をターゲットとした観光客誘致活動を推進するとともに、点在する観光拠点の多元的な連携による幕別の魅力の PR や云々とおっしゃられていました。その中の前段部分で、道東道の全線開通に合わせて、観光客誘致活動の推進につきまして、先ほどの答弁にも宿泊施設間相互の連携などを触れられておりますけれども、こういった具体的にはどのように進められて、進捗状況はどのようになっているのか、お尋ねしたいと思います。また、あわせまして、後段についての点在する観光拠点の多元的な連携、ちょっと難しい言い回しなのですけれども、この多元的な連携とはどのようなことであるのか、もう尐し具体的にお示しいただければと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほど来申しておりますように、道東道が完成して何とか道单のお客さんを幕別へ、十勝へ引き込みたい、これは十勝共通の願いであります。そういった中では、我が町のみならず、十勝全体でいろんなことの取り組みをしていこうというようなことが言われております。一つには帯広の輓馬なんかも盛んにこう言われておりますけれども、ただそれは帯広に来て輓馬見て帰るのではなくて、その後、それじゃ幕別へ、音更へ、あるいは他町村へ回っていくような体制づくりが大事でないかと。それが先ほど言いましたように、我が町ではパークゴルフがあったり、チーズの工場があったり、あるいはナウマン記念館があったり、あるいはほかにも体験できるようないろんなことを含めながら、滞在型観光型、それとやはり一つのコース、ルートあるいは農業体験は先ほども言いましたように、あちこちでやっているようですけれども、幕別ならではどんなものがあるのかと、そういったことを含めて多元的な面で考えていくことが大事でないかと。特に、先日の新聞なんか見ますと、投書欄にあるお年寄りの方がやっぱりパークゴルフ発祥の地で親子そろって、兄弟そろって毎年泊まりがけで行くのだというようなことが出ていました。大変ありがたいことだなというふうに思いましたけれども、ただ、そういった人たちは今までは来ては何も町にもどこにもわからない、ひょっとしたら十勝川に泊まっているかもしれないというような状況ですから、そういったことも含めて、何とか幕別の町でこんなものがあるのだという PR もかねながら、お客さんが来てもらえるような方法が、何かいい方法がない、とれるための手法がないか、そういったことも含めながら、来年に向けて、これからもなお研究はしていかなければならないというふうに思っております。
質問 5番 堀川貴庸
非常に苦労の絶えない分野だとは思います。道東道の全線開通以後については、道央圏とのお客さんの引っ張り合いになることもやはり予想されますし、私もそう思います。報道によりますと、この区間において無料化実験はもうちょっと続くのでしょうか。まだはっきりはしないのですけれども、何となくそういう記事もありましたし、特に幕別本町ですとか、札内地域だと、おりるインターが一致していないということもあって、先ほど申し上げた広域的な連携だとか、オール十勝での協力が不可欠だろうというふうに思います。あくまでメーンは民間ベースにはなろうかと思いますけれども、行政の立場として情報収集、それから道の職員の、後から出ますよね。派遣もいただけるということから、戦略企画立案などへの対忚なども支援体制もより一層充実していくというふうには思いますので、期待したいというふうには思います。それから、先ほど申し上げました宿泊施設間相互の連携も含めまして、多元的な連携が観光拠点が点在するという我が町の現状において、もっと働きかけをしていくということが、まさに重要なことであると思いますし、これからのまちづくりにおいては、まさにもっと機動的、それから能動的に行われなければならないというふうには思っています。こちらに、これらの点について町長の思いを再度お聞かせいただければと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほど申し上げましたように、宿泊施設がそう多くはないわけですから、それらが連携することによって、より多くの皆さんに幕別で宿泊をしていただく、利用していただくというようなことで連絡調整をとっていくことが大事でなかろうかというふうに思っております。実はもう一つ、私は新和に新田のカシユニリゾートがあったので、あそこもどうなのかなと思ったのですけれども、冬場は今やっていないようで、今ほとんど社員の保養所的な使い方されているのだろうと思いますけれども、かつてはあそこが結構本州方面で著名な方はあそこに泊まりたいとわざわざ来られたという話も聞いていたのですけれども、そういったことも含めながら、宿泊の施設については有効に活用できるように、我々も努力していきたいというふうには思います。
質問 5番 堀川貴庸
続いて、2点目の中の外国人という部分でお尋ねします。こちらについては、マスコミ報道でも本当頻繁に取り上げられて、取りざたされていると思います。特に、中国からの旅行者たちの購買意欲がすごい、相当なものというふうに取り上げられていまして、ちょっとわかりませんけれども、中国本土では不買運動があるかもしれませんけれども、こちらに来てしまうと、そんなニュースも信じられないように感じてしまいます。ご存じだと思いますけれども、ことしの7月から中国人観光客のビザが緩和されました。これらを要因に、国の観光立国だったかな、に基づいた動きなのだとは思いますけれども、買い物のみならず、医療分野ですとか、あるいは健康分野を目的に入国も考えられているようです。経済対策、それから観光立国に基づいた時代の要請でしょうから受け入れざるを得ないとは思いますけれども、やはり治安や環境の面、先ほど答弁の中では個人の旅行客がふえた場合の答弁も触れられておりましたけれども、そういった治安や環境面での影響にも多尐配慮しておく必要があると思います。この点については、どのようにお考えになるかあれなのですが、そういった個人卖位での旅行客の増加も予想されますので、文化や習慣の違いによって発生するであろう一般町民とのトラブルが、今後尐なからず起きるというふうには思っています。対忚マニュアルではないのですけれども、そういった国際的な交流人口の増加に合わせた対忚については、さまざまな事例を踏まえて全町的に認識していくことが求められていると思いますが、その点いかがでしょうか。ちょっとやっぱり見てみますと、これは日本の方がもし中国に行った場合には、中国人は声が大きく信号を守らない、歩行者よりバイク優先、現地では青で渡っていて、体をかすられました。いろんな文化の違いもありますので、今後、予想されることには調査研究が必然的に必要になると思いますけれども、この辺についてどうお考えになりますか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
今、外国旅行者、特に中国関係ですけれども、グランヴィリオが団体客で非常に多いようでありまして、大体 20%ぐらいが台湾、香港、中国というようなお客さんがいるそうであります。ただ、個人的にはまずいないのではないかと。どうしてもやっぱり団体でツアーでお見えになるということであります。もちろん今のどんなトラブルがあるかなんてことは、詳細、私どもちょっとわかりませんけれども、そこの町民の方がグランヴィリオへ行って中国人の方と会って、そこでトラブル云々なんていうことはないとは思いますけれども、もちろんこれはわかりませんけれども、今後そういったことがないように、あるいはホテルの皆さんにも十分お願いをしながら、当然のことながら安全を第一として旅行を続けていただくようにお願いしていかなければならないと思いますし、もちろん町が必要なことがあれば、これは町として対忚していかなければならないのだろうというふうに思いますけれども、その辺はまたホテルのほうの皆さんとの相談もさせていただければと思います。
質問 5番 堀川貴庸
町が対忚できる範囲で、今後も研究していただきたいというふうには思います。安心してお互いに暮らせるまちづくりに向けて期待しております。移住についてですけれども、午前中の町長の総括評価の中でもなかなか進んでいないのだというようなことで触れられていました。即効薬といいますか、特効薬がないというのも事実だとは思います。このことについても、お試し暮らしも着実にといいますか、実績はありますので、これがもう尐し膨らんで次につながっていくように頑張っていただきたいと思います。私も仕事柄、どうしても問い合わせを本州方面からこちらのほうに物件がないかということでいただくことがあります。ことしなのですけれども、お話しした方々の中のある人は、やはり暑い夏の避暑地として物件を探しているのだと、予算は別としまして。また別な人は、ご夫婦でいらしていまして、バードウオッチングなどを楽しむために、年間三、四回こちらに来るので、どこか宿泊施設に泊まるよりは物件を買おうかというような問い合わせもありまして、理由はさまざまなのでしょうけれども、生活スタイルだとか、あるいはカテゴリー別に調査研究を続けていただければなというふうには思います。そのようなニーズがありますから、触れられておりますように、隣接するとかち帯広空港のダブルトラッキングといいますか、エアドゥの就航の支援あるいは就航の維持の支援については、これからも考えていかなくてはならないのだというふうに思います。観光振興が主な目的とはなるとは思いますけれども、前向きに考えていただければなというふうには思っています。続けまして、3点目の中のちょっとこれも雑駁な触れ方させてもらいましたけれども、お手軽という部分についてお尋ねいたします。このお手軽につきましても、先ほど触れましたように、今や多様な情報端末も持ち合わせる時代になったというふうに思っています。その時代や状況に合わせた遊び、つまり仮想体験、またそれによる達成感、そういったものがいろんな形で世の中に出てきているというふうには思っています。先日の新聞記事に農業の疑似体験ができるゲーム感覚で体験してもらうアプリケーションの紹介記事がありました。ちょっと拡大してみたのですけれども、こういったイメージで緑を貴重に農業ゲームができるのですけれども、その舞台となっているのが、道内の由仁町でして、これはもちろんまちおこしの部分も含んでいます。このゲームを通じて、町の活性化と、それから農業の楽しさ、あるいは食の大切さをアピールすることが目的のようなのですが、これはあくまで一事例なのですけれども、このものが持ち合わせるようなお手軽さというのは、申し上げたように多様な情報端末が存在する時代ですから、発想豊かな体験や感動を生むことができるチャンスだと思っています。行政がどうのと言うわけではないのですけれども、町内に埋もれているアイデアをどのように成長させて、町の発展につなげていくかという点で、今後、調査研究が必要だというふうに思いますけれども、どのように思われますでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
由仁町の事例は、私も何かテレビか何かで見させていただきました。大変不安があったのだけれども、結果的には成功した事例だというようなことで紹介されておりましたけれども、やはりそういったことについて、やはり人なのだと思いますね。人づくりといいますか、そういったことに先頭に立ってやっていただけるそういう人が大事なのかなという思いもしております。なかなか町がそういったことを行政の立場で実施するということはこれは難しい面もあるので、あくまでも行政の立場からはお手伝いなり、あるいは連携を密にしながらどんな方法があるかということの協議を進めるというようなことで、農業あるいは幕別を広く知っていただくというようなことで、いろんな手法をこれからもやはり考えていかなければならないのだろうというふうに思いますし、今申し上げましたように、私どもの立場の中でも、また十分検討はさせていただきたいというふうには思います。
質問 5番 堀川貴庸
とにもかくにもいろんな可能性があるとは思いますので、やっぱりできるだけ速やかに研究していただければなと思います。続いては、イベントについてです。私も町内の幾つかのイベントに携わるようになって感じることがあります。3月の執行方針の中でも産業まつり、それからナウマン全道そり大会など地域に根差したイベントの拡充により云々という部分に加えまして、特に忠類村との合併以後、本来こういったイベントを通じて一体感の醸成というものが、かいま見ることができるというふうには思っていたのですが、個人的にかもわかりませんけれども、残念ながらなかなかそのように感じることが今までできないでいまして、そう思う人の声も聞こえています。実際、その職員の皆さんのご協力もいただいておりますけれども、それぞれのイベントについての地域間の交流がいま一つ限定的でして、そういったせっかくの機会を逸しているのではないかなというふうには思っています。でも、私たちもいざ運営するとなると、そこまで手が回らないというか、工夫を重ねることが難しいのですけれども、やっぱりこのことについては町として大きな課題なのだと思います。やはり早期に、町長はどう思われるかわかりませんけれども、着実にクリアしていただきたいというふうには思っています。そういった声にこたえることも町長の仕事だと思いますので、その取り組むべき課題のやはり1丁目1番地として、ますます意を用いていただきたいというふうには思いますけれども、町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話ありました幕別の産業祭り、そして2週おくれでしょうか、忠類のどんとこい祭りがあるわけですけれども、私はこれをあえて一つにして、1本にしてという考えは私は正直ないと思います。幕別の産業祭りは産業祭りの今までの歴史もありますし、忠類では忠類の今までの歴史であり、風土というものがあるわけですから、私はそれはそれぞれで今までどおりやっていっていただくことが、かえって私はお互いいいのではないかと。ただ、できるならもっとお互いの住民の皆さんの交流ですとか、あるいは本当に堀川議員もそうですけれども、商工会の青年部の皆さんが忠類に行ってお手伝いをする。また、忠類の商工会の皆さんが来て手伝っていただけると。これ女性部もそうですけれども、そういった面で私も本当に感謝しているわけですけれども、何とかそういったお互いがどんどん協調しながら伸びていくように、あるいはイベントといいますか、何かゲームやったりいろんな催しをやるときに、同じ人間を交流することによって、また違う。今バスなんかもどんとこい祭りに町から出しているのですけれども、まだまだそんなに多くの利用はない。もちろんゼロではありませんから利用されている方もいますけれども、そういった意味で、私はそれぞれのよいところをこれからも伸ばしていっていただいて、そして多くの町民の皆さんにどちらでも出てもらえるようなことができれば一番望ましいなと。ご迷惑かける人、ご協力いただく方には大変恐縮な部分もありますけれども、私は一体感の醸成とかいろんなことの中でも、そういったものについてはそれなりのやはり今までの経過や経緯を重んじながら進めていくことが、私は大事であろうというふうには思っております。
質問 5番 堀川貴庸
いずれにいたしましても、やはり町民が主体となって、その主体となる町民あるいは町内の団体がなければ、今、町長の言われたようなことは進められないのだと思います。それぞれの役割分担もあるのでしょうけれども、ぜひご理解いただきつつ、それぞれ支援していただければというふうには思っています。地域のまちづくり団体というところで、先ほどは観光物産協会のこれまで以上の主導的役割を担っていただくよう期待しているという答弁でありました。やはりその代表格ですから、この観光物産協会がやっぱりそもそものところで組織的に機能強化と活性化が求められているというふうには感じています。先ほど申し上げましたように、特に町村合併以後の一体感の醸成と均衡ある発展の確保並びに多様化、高度化する住民ニーズに対忚していく協働のまちづくりの精神からも、この観光物産協会との連携は非常に重要だというふうに思います。したがいまして、それぞれの立場もあろうかと思いますけれども、お互いにまちづくりのために積極的に活動していただきたいというふうに思っていますあと農業ゲームのときにもお話ししましたように、いろんなアイデア、今人づくりとおっしゃられましたけれども、アイデアですとか、あるいは意識体、あるいは意欲体、そういった目に見えない部分もあるのですけれども、そういったものものが町の中に埋もれていると私は思っています。それらの掘り起こしは本当に重要だと思いますし、さまざまな主体が参加する町の運営をちょっと格好よく言うと、横断的、総合的に調整し、プロデュースする、そんなような言い方になるかもしれませんけれども、そういった組織体が生まれてきて、次に形をなして、そして育てて、町の元気を盛り上げるような、そんな協働のあり方になっていけばいいのかなというふうに思いまして、ぜひ町長も先ほどもおっしゃられましたように、来期に向けた町長の決意に敬意を表しつつ、こういった考え方についてどのように思われるか、最後お尋ねいたします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
合併して5年を来年は過ぎるわけでありますから、さらに幕別、忠類の一体感が醸成されるということは、私どもも、なお期待するものでありますし、今言いましたように、観光物産協会も二つの協会が一緒になったわけでありますから、それぞれいろんなご意見もあるだろうというふうに思いますけれども、お話あったように町の一つでありますから、それぞれの特性を生かしながら、それぞれのいいところが発揮できるように、そして町が活性化できるためにいろんな面でまたご協力もいただきたいというふうに思いますし、私どももまた支援すべきものは支援していかなければならないのだろうというふうに思っております。