みんなの議会

幕別町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月10日

交通事故の防止対策について

2009年9月10日、幕別町議会の一般質問で、谷口和弥議員が「交通事故の防止対策について」質問し、町長 岡田和夫、企画室長 佐藤昌親が答弁しました。

質問者
谷口和弥 議員
答弁者
町長 岡田和夫、企画室長 佐藤昌親

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 谷口和弥

通告に従いまして質問させていただきます。1番、交通事故の防止対策について。近年、交通事故による死者は減尐傾向にあるが、社会の高齢化によって、高齢者の自動車運転や自転車の運転による交通事故が急増中といわれています。帯広警察署の資料によると、平成20年中の帯広警察署管内の人身交通事故発生件数は941件で、死者は12人、傷者は1,168人となっています。年代別では、若い世代の人身事故も尐なくはないのですが、65歳以上の高齢者による事故が増加し、特に死亡事故の8割以上に高齢者が関係しているとされています。その理由には、高齢からくる判断力の低下や、注意力の低下といった原因があげられています。今年6月の道路交通法改正で、75歳以上の運転者が免許の更新を希望する場合、高齢者講習受講前に認知機能に関する検査を義務づけるなどの高齢運転者対策が始まりました。町としても事故防止に向けてできる限りの対策をおこなう必要があると考えます。そこで以下の点についてお伺いします。1、幕別町としての高齢者の交通安全の啓発や環境整備をどのようにおこなっているのかお伺いします。2、現在幕別町が北海道公安委員会に対し要望している信号機や道路標識の新設などの件数・内容をお伺いします。また、それらが設置されるまでの見通しをお伺いします。3、昨年6月の道路交通法の一部改正で、自転車の歩道通行に制限が加えられました。13歳未満と70歳以上は自転車で歩道を通ることが認められていますが、それ以外の年齢層へは道路標識等で指定された区間以外は基本的に車道の左端を通るように義務付け、罰則も設けられました。歩行者優先は理解できますが、現在の町内の交通事情では自転車による車道通行が、大変危険な道路もあるように思います。安全に自転車通行ができるよう自転車専用道路の設置や、車道と歩道の段差を小さくするなど、何らかの手立てを検討すべきと考えますがいかがでしょうか。二つ目です、公共交通機関の利便性の向上について。第5期幕別町総合計画の基本計画の中で、住民生活の重要な足として、鉄道や生活バス路線の維持と運行の改善を図るなど、利便性の高い公共交通機関の確保を図ることが示されています。また、幕別町、都市計画マスタープランにおいても、公共交通機関の重要性に触れ、路線の充実などを示しています。この10数年で札内地域の住宅は国道以北を中心に大きく広がり、幕別町百年記念ホールや札内スポーツセンター、白人の森パークゴルフ場などの町の代表的な施設も設置されました。また、清流大橋も開通し、帯広方面への新しい流れもできています。そこで、以下の点についてお伺いします。1、幕別町内の交通事情や町内の発展に変化がありながら、旧態依然のバス路線を継承しているように思われます。また、バスの便数においても日中は約2時間、間隔になるなど、利用者にとって不便さは拭えません。国道以北などのバス路線の確保と各路線の増便を関係者に申し入れるべきと考えますがいかがでしょうか。2、ますます町民の高齢化は進んでいくことが予想されます。高齢者・障がい者など、交通弱者の足の確保のために、かつて4カ月の実証運行で終わった町コミュニティバスの実施を再検討すべきと考えますがいかがでしょうか。3、交通弱者へタクシー補助券、バス補助券などの発行や、町の外出支援サービスの拡充を検討すべきと思いますがいかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

谷口議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「交通事故の防止対策について」であります。現代社会において、車は快適な日常生活を過ごすために、なくてはならないものでありますが、時として悲惨な交通事故に結びつくものでもありますことから、車を運転する者は、人命の尊さを考え、その重い責任を自覚しながら、日々安全運転の励行に努める義務があるところであります。このことから、町としましても交通安全推進員や交通指導員を配置して、交通安全の啓蒙、指導、事故防止などに取り組むとともに、各種団体等と連携し交通安全運動などの推進を図ることにより、安全安心な社会の実現に努めているところであります。ご質問の1点目、「高齢者の交通安全啓発及び環境整備について」でありますが、本町では、高齢者の方を対象とした交通安全啓発については、まず第一に高齢者の皆さん一人ひとりが交通安全の意識を高めることが重要であるという視点から、卖位老人クラブごとに交通安全推進員を設置していただき、その方々をリーダーとして啓蒙活動の推進に努めていただいているところであります。また、卖位老人クラブ独自の事業であります交通安全教室や幕別町老人クラブ連合会が主催する交通安全大会などにおきましては、町職員等が講師になり啓発に努めております。さらに、町が実施いたしております春・夏・秋の交通安全運動に、老人クラブ連合会が他の団体等の皆さんとともにボランティアとして参加していただいておりますことや卖位老人クラブの独自の事業として国道沿いに啓発用の案山子を設置することなどの活動にも取り組んでいただいております。これらの活動により、一人ひとりの意識の向上が図られるとともに、社会全体の交通安全の推進に大いに寄与しているところでもあります。また、幕別町生活安全推進協議会と連携を図り、交通安全運動に努めているところでありますが、協議会には、生活安全だよりを年2回発行していただいており、その中で道路交通法の改正点に係るポイントや事故防止に向けた留意事項などを取り上げていただくなど、啓蒙活動の一翼を担っていただいております。環境整備につきましては、交通安全上危険な箇所への信号機及び交通規制標識の設置の要望に取組んでいくとともに、歩道の整備や段差の解消、交通安全施設や案内標識の充実など、ユニバーサルデザインに基づいた道路整備を推進することに努め、人にやさしい道づくりを進めてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「信号機及び道路標識の新設要望などに対する対応について」であります。信号機及び交通規制標識の新設等の要望については、毎年、各公区卖位で行っている需要調査を基にして現況を確認の上、図面、現況写真なども添付して、帯広警察署を通じて北海道釧路方面公安委員会に対し行っているところであります。信号機の新設等の要望については、例年、交通事故の危険性が高い箇所への信号機の設置や歩行者の道路横断の安全確保を図るための歩行者用信号機の設置などが主なものであり、平成20年度では36件要望し、このうち3件が実施されております。また、交通規制標識の新設等の要望内容については、一時停止や速度制限などの交通規制標識の設置が主なものであり、平成20年度では59件要望し、このうち6件が実施されました。信号機や交通規制標識のいずれの案件につきましても、全道的に毎年、かなりの件数が北海道公安委員会に寄せられることから、要望案件に対して履行される件数は、かなり厳しいというのが現状でありますが、今後とも住民の皆さんの安全で安心な日常生活を確保するために、要望の実現に向けて粘り強く取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「安全に自転車が通行できるような手立ての検討について」であります。改正道路交通法が平成20年6月1日から施行され、自動車の運転者は助手席以外の同乗者にもシートベルトを着用させなければならないことや自転車の新しい通行ルールなどが定められました。この中で、自転車に関する改正点については、自転車は車両であるため、車道通行が原則とした上で、自転車の安全利用の観点から、普通自転車が歩道を通行できる場合やその方法に関して明確化されたところであります。具体的には、普通自転車が歩道を通行できる要件として、「歩道通行可」の標識等がある場合や13歳未満の児童、70歳以上の高齢者及び肢体不自由などの身体障害者が運転する場合ということで明確化されました。さらに、自動車等の交通量が著しく多く、道路幅が狭いなどのため、自動車等との接触の危険があるときなどは、車道又は交通の状況に照らして、やむを得ないと認められる場合には、普通自転車が歩道を通行することができるとされております。また、普通自転車が歩道を通行する方法については、車道寄りの部分を徐行することとされており、歩行者の通行を妨げるときには一時停止しなければなりません。以上のことに留意しながら、状況に応じて安全を第一に普通自転車の運転に心がけていただきたいというふうに考えております。次に、自転車通行による道路についてでありますが、自転車は先ほど申し上げましたように車道通行が原則であることを踏まえた上で、運転者の危険回避、安全確保のためには歩道を通行できる場合もあることと、本町における幹線的な道路の歩道の幅員は、従前から自転車と歩行者が並行できる程度の幅を確保しておりますことから、特に、自転車専用道路の設置は考えておりません。しかしながら、自転車を運転する方の安全性を確保するためにも、必要に応じて、車道と歩道の段差を小さくすることや路面の整備などに意を用いてまいりたいというふうに考えております。いずれにいたしましても、自転車を運転される方には、法令順守のもとで歩行者及び自分自身の安全を図ることにも十分ご留意いただきながら、運転していただきたいと思っているところであり、町といたしましても広報紙などにより更に啓蒙に努めてまいりたいと考えております。次に、「公共交通機関の利便性の向上について」であります。町内を走る民間バス路線は、現在、单商あかしや線、帯広・陸別線、広尾線、幕別線の4路線で、町民の大切な生活上の交通手段となっております。路線の設定につきましては、住宅地の広がりや利用動向に合わせて、現在の経路となっているところであります。ご質問の1点目、「国道北側のバス路線確保と各路線増便について」であります。札内地区の国道北側につきましては、現在、单商あかしや線が、幕別温泉、文京町、北町、桜町を経由して帯広方面に運行しており、平日は10.5往復、土日祝日は10往復となっております。札内地区の国道北側への新たな路線の確保や現路線の増便につきましては、バス事業全体が経営的に非常に厳しい状況が続く中、赤字分については国や道の補助を受けており、関係する市町村の負担も発生することから難しい面があるのかなと、認識しているところであります。ご質問の2点目、「コミュニティバス実施に向けた再検討について」でありますが、お話にありましたように本町では平成14年10月から平成15年1月までの4カ月間(101日)、2台のバスで1日6便、幕別駅前及び役場札内支所を起終点とし、実証運行を行ったところであります。この間の乗車人数は2,493人で、1日平均24.7人、1便平均で4.1人とかなり低かったことから、費用対効果の観点もあり本格運行には至らなかったものであります。しかしながら、高齢者が年々増加する中にあって、移動手段の確保や高齢者の交通安全の観点から、地域交通の確保は重要な課題だろうと捉えておりますことから、今後、コミュニティバス、乗り合いタクシー、外出支援サービスなど、いろいろな手法がある中で、望ましい手立てにつきまして、さらに検討を加えてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「交通弱者へのタクシー、バス補助券の発行や外出支援サービスの拡充について」でありますが、身体障害者手帳または療育手帳の交付を受けている方は、タクシーの運転手に手帳を提示していただくことにより、料金が1割引される制度があるほか、バスにおきましても1種身体障害者及び1種知的障害者の方は本人及び介護者が5割引、第2種身体障害者及び第2種知的障害者の方は、本人のみ5割引となっております。このほか、腎臓に障害のある方にはタクシー料金の実費の2分の1の助成、特定疾患患者の通院や精神障害回復者施設通所者等には、一般旅客事業者を利用した場合は全額、自家用車を利用した場合には2キロメートルを超える場合、1キロメートルにつき10円の助成を実施いたしております。また、地域活動支援センター等に通所する場合においても、事業所の実施する移送サービスがあることから、障がいのある方についても、ある程度の交通手段が確保されているものと思っております。外出支援サービスにつきましては、65歳以上の高齢者の方と身体障害者の方で、公共の交通機関での移動が困難な方を対象に、2カ月に5回の利用を限度として、通院等への送迎サービスを実施しております。現在、リフト車とワゴン車の2台で対応しており、昨年度の利用は述べ1,601回となっております。本事業につきましては、あくまでも介護保険を補完する事業としての位置付けでありますので、一般高齢者まで対象を広げることは考えておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。なお、現状では、一定の条件に該当する高齢者や障害者の方の交通手段に限定されておりますが、超高齢社会の到来により、公共交通に頼らざるを得ない方が益々増加することを考えますと、先程申し上げたとおり、今後に向け、どのような方策が望ましいか、検討していかないとならないものというふうに考えているところであります。以上で、谷口議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 2番 谷口和弥

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。いろいろと町の関わる、交通安全に関わる施策についてご答弁をいただいたわけですけれども、まずはそれらに関係する任意団体の方々や、有志の皆さんに感謝を申し上げたいというふうに思います。老人クラブ連合会の会長が、各種の老人会の集まりで交通安全について力点を置いてご挨拶されているのも承知しておりますし、またクマゲラ新聞をとおして、連合会の交通安全の取組みについても承知しているところであります。それで、高齢者ドライバー対策のことをお話させていただきたいと思うのですけれども、高齢者にばかりなのだというふうに言われないようにもしなければなりませんけれども、若い人にも多いわけですから、でも原因が違うのだと思うのです。誰もが老いていく、若いときと同じだけの運転技術、運動能力それが維持できていないことにならないわけで、本当に緊急な現状では対策が必要ではないかなというふうに思うわけです。先日も、泉町の札内寮からあかしや泉町に下りて行く坂道の手押し信号のある交差点ですけれども、そこで一時停止を気づかないで通られた方が事故がありまして、尐なくとも私の知っている中でそこの交差点では、3回の同じような事故が起きている、もっとあるのかもしれません。でも、そこの交差点を見ますと一時停止の側には、もちろん普通の標識のほかにも、道路の上の方まで大きめにつくった一時停止の標識もあり、あかしや側から来るところには、さらにご町内の方が付けたのか、建設業界の方が付けたのかそういう看板もあったりして、もうこれ以上道路標識では手の打ちようがないような交差点であるわけですけれども、高齢者の方はそれを気付かないで通ってしまうわけなのです。それですとか、お話をしていますと、信号が青だったから渡ってみたよと、だけどその信号機は次に渡る交差点の信号機で、手前の信号はどうだったか分からない。そのようなことが話される、それが年を取って運転するということなのだということをまず認識した上で、お話をさせていただきたいなというふうに思います。ですから、ご家族からもううちの父さん、母さんに運転は止めろといっているのだと、頼むから止めさせてほしいのだと、そんな声も多く聞かれるわけです。それで免許の更新ということになりますけれども、結局今の法律では3年から5年なわけですよね。3年と5年があるわけですよね。要介護認定が、2年以内ですから、普通1年ずつで更新されてまいりますから、身体状況を調べるということでやるわけですけれども、3年から5年という期間は大変長いわけで、高齢者の身体的衰えを計るには、これだけではだめなのだと思うのです。それで帯広警察署の資料をいろいろ見ましたら、認定教育というのがあるのだそうです。毎年1回受けましょうという、そんなあれが付いておりましたけれども、どういうものかと言いますと、時間は約3時間掛かるのだけれども、講義と運転適性検査と、実車の指導もあってだいたい学校によって違うのだけれども、2,000円だと、そのような中身なのだそうです。今、町長からもご答弁いただきました、いろんな取組みなのですけれども、頭の上ではいろいろ講義を聞いたりする中では、気持ちの中では安全運転には気をつけないとだめだと、こんなときにはこんなふうに気をつけないとだめなのだということはご理解いただけるのだろうけれども、実際自分の運転技能はどうなのだということについては、なかなかそれらでは測れないわけなのです。それでこの認定教育、これを幕別町として積極的に高齢者の方に受けていただくようなそのことがまず一つ、高齢者の方の交通事故を減らすということの中では重要な中身になるのではないかなと思うのですが、まずはこの点についていかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

お話ありました認定教育。幕別の自動車学校でも確かにやってらっしゃるようであります。ただこれも、なかなか個人的な問題なものですから町が特別今まで周知してということは、あまりやっていないというのが実情のようであります。確かに1年1年そうしたことを受けることによって、自らの体力の衰えを自覚する、あるいは交通安全に対する認識を新たにする。大切なことなのだろうと思います。お金もかかるということでありますけれども、お話にありましたようなこと、また機会がありましたら老人クラブ連合会等の中でもまたお話をさせていただくようにしたいというふうに思います。

再質問 2番 谷口和弥

ぜひ、今ご答弁ありましたように、この認定教育についての町民が受けるということについて推進を進めていただきたいのだというふうに思うのです。帯広にある自動車学校の一つの責任者の方とお話しましたら、帯広市でも積極的にこれを使っていると。そして音更町でも、この9月・10月・11月と100人の方が団体で予約が入っている。中札内村、更別村でも今予約が入ってきていると。そして2,000円という費用については、自動車学校が決めている金額なのですけれども、これについても自治体が全部持つ形で自己負担がない形でやっているということの話をされておりました。幕別町からはどうですかと誰か受けに来ていますかと聞いたら、やはり一人も来ていないと、おそらく幕別町にもそういった学校があるからそちらの方に行っていらっしゃるのではないでしょうか。そんなようなお話だったのです。幕別の方の自動車学校の関係者にお尋ねしましたら、今年は1件も受けておりませんということの話でありました。ですから、この辺やはり町の姿勢が大事になってくるかと思うのです。いろいろ私も調べさせていただきましたけれども、高齢者福祉に関わるものとしましては、やはり運転免許をどこかの機会で更新することが止めていただくことが必要な方というのは、個人差はありますけれども、どっかの段階ではあるのだと思うのですけれども、これがお医者さんに言われても、もうそろそろ止めた方がいいですと言われても、何だと私はちゃんと目も合格するし、耳も聞こえる。だから特に男性にいたっては、車の運転を止めるということ、車を手放すということが、大変な喪失感に繋がって、なかなかこのことを承諾してくださらないのですよね。でも、この認定教育の中で、実際実車を運転する。実技の検査をするその中でデータとしてもうちょっと運転の方はということであればすごく説得力があって、その帯広の校長先生なのですけれど、おしゃっていましたけれど、そういった中で運転免許証を返納することをしてくれるというケースがやはり出てくるのだそうです。そんなことがありますから、本当に冒頭申し上げましたけれども、認定教育の方を町としての取組みを進めていただくことが、一番今大事なのかなというふうに思って発言をさせていただいております。二つ目の方にいきたいと思います。いただいた数字、信号機の設置、道路交通規制標識、要望がたくさんあるのにも関わらず、大変実現しているものが尐ないなということに1割程度ですから、驚きもしております。それで結局、公区の実態、公区からの要望からの実態とかけ離れてしまっているわけなのですけれども、なぜこういう実態になってしまうのか、道の公安委員会が決めることですので、予想ということになるかもしれませんが、予測されることはなんなのかお尋ねしたいと思います。それからいくつか付いているわけですけれども、この設置についての優先順位、どのように決まっているのかご存知であれば教えていただきたいというふうに思います。町に権限があるとすればどうなのか教えていただきたいと思います。それから設置される件数が毎年厳しいわけですけれども、町としてなかなか設置がないわけですよね。その要望に対してどのような形で答えているのかお尋ねしたいというふうに思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

設置が尐ないのは端的にいけば、公安委員会が持つ予算が尐ない。道からの補助金、交付金ということになるのでしょうけども、これがだんだん厳しくなってきている中で、逆にどんどん要望が増えているということであります。これは本町が36、信号機でいけば36要望して三つです。十勝、帯広警察署管内でいくと、九つですか、去年設置された、そのうち3つが幕別に付いたわけですけれども、これはちょっと理由があって、ご案内の立体交差二つと、札内支所の前に付いたわけであります。従って今年はまだ数値は貰っていなのですけれども、なんとか3線13号ですか、十勝側温泉へ行く入口のところあたりが候補の方で上げて、うちの方では毎年ある程度優先順位を付けながら出していると。それを集計した中で公安委員会が判断をして付けていただける。そのような状況であります。なかなかその今言うように予算的なこともあって、思うようには付けられない。1年に一つ確保できるのが、今の段階ではいいとしなければならない状況になるのかなというふうにも思っております。標識なのかもそうなのですけれども、かといって勝手に町が標識を付けるわけにはもちろんいけないわけです。町が許されるような、標識と言いますか、白線を引くとか、そういったことに対して町が交通安全の一部補完するような形でのことは、実施はしていますけれども、あくまでも要望を続けていく、要望を強くしていく、お願いをしていくことしか今の段階ではないのなか、というふうには思っております。

再質問 2番 谷口和弥

優先順位のところで、確認させていただきます。そしたら、町としては一律で要望を上げていると、その中でどこが付くかということは、公安委員会が判断することで、町のほうでこういのはないのでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今いいましたように、1から36までを付けるかは別にしても、1、2、3、4、5という順位は町としては出しますけれども、その町の出したものと公安委員会が、あるいは警察署が判断するものとの相違、差異はあるのかもしれませんけれども、一応私どもの方としては、優先順位は付けて出しています。

再質問 2番 谷口和弥

分かりました。そういうことでしたらば、あとは町としてどうするかということなのですけれども、道路標識については、勝手には付けられない。それは理解できます、分かります。独自の看板ですとか、標語ですとか、そういったことが創造されますけれども、危険箇所については、積極的に事前にお知らせするような、走りながらあそこに交差点があるようなそんなことが分かるような仕組みをつくっていただきたいと思います。札内支所の前に信号ができて、それ以前にはよく交通事故があったと記憶しておりますけれども、できたことによって、大きく改善したわけで、やはり引き続き信号機中心に交通安全のための施策を公安委員会に要望していっていただけますようお願いしたいというふうに思います。それでは3点目、自転車のことになります。ちょっと初回質問のところでの文章が正しくはなくて、本当は元々自転車は軽車両として道路の端を通らないとだめだと、自動車道を通らないとだめだと、その例外として13歳未満や75歳以上そういった方々が歩道を通ってもいいよということになったわけなのです。それでとっても現状としましては、そういったこともちゃんと知らない町民がたくさんいるのだと思います。自転車は歩道を通るのだと、車道でないのだと、実際問題として、車の運転者にとっても自転車が車道を通っているというのは、大変おっかないわけですし、自転車を運転している人にとっても車道を走るというのは大変危険なわけで、私みたいながたいの大きいものが端を通っていいても、大きな車が通れば風で体があおられてしまう。そんなことになってしまう、そういったことがたびたびあります。それで、帯広警察署にちょっと確認しました。ご答弁の中にもありましたけれども、やもえないケースは歩道はいいのだよと、どんな場合がやも得ないのだと、その中では、誰が見ても危険だというような状況でと、もっと具体的に言ってくれといったら、それ以上の言葉が無いのです。本当に曖昧で、その点からもこの法律が北海道の中では、大変現実にそぐわないものであるということが分かるわけなのですけれども、例えばお酒を飲んでいるのが分かって、歩道を通っていたら怒られるのでしょうけれども、止められると。携帯電話をしながら二人乗りをしながらといったならば、止められて歩道駄目だよというふうになるのだけれども、普段通っているぶんのついては何も言われない。だからと言って歩道は通っていいのだよということの話にはならないわけで、ご答弁にもあったようにやはり法令順守ということになるのだと思います。ですから、今後の町づくりとしましては、北海道の条件に即した法律ではないのですけれども、やはり自転車専用道路ということであれば、かなりまた大がかりなことになるのかもしれませんけれども、自転車が通りやすいような、そんな工夫をしていかなければならないですし、危ないと感じたときにすぐパッと歩道に上がれるような、ですからバリアフリーという言葉もありましたけれども、歩道に上がれるようなそんな道路整備をしていかなければならないと思うのですけれども、その点ではいかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

警察署に問い合わせたら、そういう曖昧な回答だったといいますけれども、現実に歩道は自転車も通れる、人も歩けるようなのを確保してあるわけですから、特段問題がなければいいのかなという思いもあるのですけれども、法律上からいくと自転車は車道ですということですから、大きな声でどうぞ歩道を通ってくださいということにはならに部分があるわけです。ただ、これはもっと端的に言えば、自分が危険だと感じるときには、当然やはり車道から歩道へ上がって運転する自転車通行もこれはある意味ではやもえない部分もあるのかなと。自転車でも、例えば平和通りだとか、いま丁度札内橋が歩道の拡幅をやっていますけれども、ああいうところなんかは間違いなく自転車と歩道と一体となって通れることになっていくのだろうと思います。我々から見たって、自転車で橋の車道を通るというのはきわめて危険なことであるし、おっしゃいますように車を運転する方にとっても大変だっていうこともあるので、その辺は明確にこうだということはないわけでしょうけども、尐なくとも身に危険を感じるようなときは、自転車に慣れている方もある意味では歩道を通行しないとならない場面もあるのかなという思いはしていますけれども。なかなか自転車道を歩道、車道、自転車道というような区分を付けて道路整備することはなかなか今の状況の中では難しいものがあるのかなというふうには思っております。

再質問 2番 谷口和弥

町長のお話されたことは、理解ができるものだというふうに思いますけれども、今後の町づくりといたしましては、その法令順守そこのところで、努力のできるものは、取入れていただくそういったことで交通安全が安全に走れるようにしていただきたいというふうに思います。そうしましたら、次の質問にいきたいと思います。公共交通機関の利便性の向上についてでありますけれども、ご答弁ありましたけれども、結局は新たな路線の確保と増便は難しいぞということのご答弁でありました。財政的に難しいのは分かるのですけれども、ご答弁の中からは、町民の足の利便性をどうやって確保しようかというところが私には伝わってこなかったということが、正直な感想といって思います。初回質問にも入れさせていただきましたけれども文言を、第5期幕別町総合計画の中で、鉄道や、生活バス路線の維持と運行の改善を図るなどという文言がある中で、結局できませんよと、今後どういうふうに検討しますよということは、なかった答弁でありました。そこで質問させていただきますけれども、单商あかしや線、この路線がいつ頃今の路線として確定になったのか、そのことはその時期についてお聞かせいただきたいというふうに思います。幕別のルートがいつそういうふうに固まったか教えていただきたいと思います。

答弁 企画室長 佐藤昌親(企画室長は2009年12月まで)

あかしや線の開通時期の話でありますけれども、ちょっと承知しておりませんので、ただバス路線の運航形態と経路につきましては、確か元々はこのあかしや線も国道の北側は、一番当初は走っていなかったというふうに記憶しております。それで、北側の桜町辺りに住宅が広がった、ある程度した中で、町と勝バスさんとの協議の中でそちらの方まで走らせるのはいかがなものかということで、もちろん走らせることによって、帯広に着く時間が長くなるものですから、既存に利用している方にとっては、なるべく早く着きたいということもあったのですけれども、そうは言いつつも利便性の方を優先してそちらまでバスを延ばしたという経過があることをちょっと記憶にございます。

再質問 2番 谷口和弥

要するにもうだいぶ前だということですね。もちろん今の北町ですとか、暁町とかという大きく広がる段階の前でそして私がこの質問に入れましたような町を代表する施設が、まだ完成する前のことであったということの、何だというふうに思うのですけども、そういうことであるということでお話をしますと、確かに今使っているかたが時間が長くなるということになりますけれども、路線を変えてもっと東側も通るようにすればということなのです。私が今、検討要望したいのは、具体的にはそういうことなのです。そういうことで時間が長くなるわけなのですけれども、大変たくさんの方から、何人かの方から要望を受けています。暁町の人が乗るのに、北公区の人だったら、温泉通り側です。結局、新北町あそこまで出て乗るか、もしくは白人小まで出てきて乗るか、1番近い停留所でそういうことなのです。結構距離があるのです。そういったことや、例えば札内中学校の運動部が札内スポーツセンターで放課後部活動の一環としてやったりしている。それとか全国に有名な卓球尐年団もある。結局行くにあたって、自転車があるときはいいのだけれども、冬場になったならば、バスが無いから結局親が毎回稼働しないとだめだ、そんなようなことなのです。帰りの時間が遅くなる、それもありますけれども、片道だけでも通るようなことになっていくことが町民の利益になるのだと思うのです。ですから私はこういった答弁、今回の答弁はとても不満なのです。ぜひ、新しい路線について検討してみると、そういったことを言っていただきたいと思うのですけれどもその辺についてはどうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

バス路線、これは住民の足を守るというようなことからより利便性を高めるということが大事だということは十分我々も承知しています。ご案内のように、どこのバス会社も赤字であります。赤字に対しまして、国、道補助金、町も補助金を出すのですけれども、ただ幕別の路線、幕別を走る路線は帯広にも入って走っていく。そうすると帯広市にも赤字の負担金が回っていく。うちがかつて、浦幌線とか池田線があると、間違いなくうちの町を通っていくとその走っている距離の間でうちも赤字に対する負担金は払う。そういったことになると、自分の町の利便性を高めるために、自分の町の補助、負担も当然でますけれども、相手方、他の市町村にもそういった面の補助金をお願いしないとならない。そういったことで、浦幌あたりは、断念したという経緯もあるわけであります。これらが国、道あたりがさらに住民の足を確保するために、国民の足を確保するためにということの補助制度が充実されれば我々も十勝バスにもっともっと多く路線を増やしてほしい、バス路線を増やしてほしいし、もっときめ細かな路線を敷いてほしいと要望ができるのですけれども、いかんせん十勝バスにお願いすれば、その分は自分達のところへ赤字路線のバスの補助金という形で出てくるという現実もあるわけですから、なかなか多くの物言いができない、要望するためには、町としての意向も意志も確実なものにしなければ難しい面もある。帯広市なんかにも相談をしないと当然要望もできていかない、そんなような事情もある。そんなこともご理解をいただければというふうには思います。

再質問 2番 谷口和弥

いろいろと他の自治体のこともあって、簡卖にはいかないのだなということが分かりましたけれども、でも実際問題、幕別町の中でそういったことで、路線をもっと。要するに、私がそういった話をしてくださった方というのは、こっちにもってきたら、利用できる方が増えるということなわけで、1番は採算が尐しでも合うようにできるかどうかということなんだと思うのです。それによって、大きく改善するかはどうかわかりませんけれども、町民の声を聞くことがあって、そして検討すべきでないかなと思うのです。そうでなければ5期総で言ったところの、生活路線の維持や、生活バス路線の維持や運行の改善を図るなどということは、もともと大変なことだから考えてなかったけれども、文章にはしたみたいな印象に私はなってしまうのです。ですから町民の足第一に、考えていただくことが、必要なのだと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

先ほど来申し上げておりますように、バス路線を確保する、足を確保する手法としては、今言う十勝バスにお願いをし、協議をしながら、さらに増便、あるいは路線の変更なんてことを協議をこれからもさせていただきたいということはあると思います。もう一つは、この後出てくるコミュニティバスをどうするかという問題もでてくるだろうと思いますし、さらには、その後のいわゆる弱者といわれる人たちに対する交通費の助成、あるいは支援サービスの拡充。そういったもの全体を含めたなかで、町の交通弱者に対する町の確保ということを検討していかないとならないのかなというそういう思いではおります。

再質問 2番 谷口和弥

検討いただきますよう、検討すべきだというふうに思いますのでよろしくお願いいします。最後、2番目の2、3関連事項ですので二つまとめて質問させていただきたいと思うのですけれども、まずコミバスですが、なぜ利用が低かったのかということ、いろんな議論があったと思うのですけれども、簡卖にお話聞きたいと思うのです。アンケートも取られたと、それからコンサルタント会社の分析もしてもらったということを聞いております。音更町先に走って、それを参考にして、コミバスの路線も決められたという経過もあるときいておりますけれども、音更町今も、平成20年一便当たり80人が利用しているということが音更町の資料の中からでてまいります。知りたいことは、路線がどうだったかということがあるのですけれども、そのことを中心にご答弁をいただきたいなというふうに思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

コミバスの実証試験をやって、先ほど数値を申し上げた結果になったわけであります。帯広市あるいは音更町いずれも今もコミバスを運航しているわけですけれども、厳しい状況にあることは変わらないわけであります。帯広の人口、音更町の人口から比べますと、幕別はさらに下回る人口の中でコミバスがどの程度の皆さんに利用していただけるかとなると、かなりの持ち出しを確保しなければなかなか運行に踏み切れない部分もあるのだろうと思いますし、当然のことながら車両の維持、人員技術者の確保、さらに幕別町の場合は、非常に地形的に帯広から札内、札内から幕別、さらには单幕通って忠類。いろんな地形的なことがあると、どのような巡回方法がコミュニティバスとしていいのか。あるいは、バスの手法として運行経路としては、いわゆる公共施設が中心なのか、あるいは病院なのか、あるいは買物のスーパーがいいのか、商店街がいいのか。いろんなことが考えられるのでありまして、先ほど言いましたように、コミバスの実証が終わってからすでに6、7年になりますので、そういったことも含めてコミュニティバスを含めた中での先ほど言いました、住民の足を確保するための手法については、内部でも十分検討させていただきたいというふうには思っております。

再質問 2番 谷口和弥

この運行に関わった、実際バスの運行に関わった方からもちょっとお話をお聞かせいただいたのですけれども、やはり利用される方は高齢者が多かったというふうに聞いております。通院ですとか、お買物とか、本当にコミバスが無ければタクシーを利用しないと駄目なようなそういう人たちであって、安い料金の中で乗れたということに対して喜んでいただいたし、試行期間で終ったことが残念であったというふうに言われたということで、聞いておりますけれども、費用対効果というのが大事な要素になってくると思うのですけれども、私の先ほどの一つ目の話にも関わってくるのですが、高齢者の方が免許証手放す、更新をしないというようなときに、やはりそれが無くても全くということにはなりませんが、公共交通機関や、他の交通機関があって、あまり不便をしないのだということの環境をつくることが大事なのだと思うのです。ですから費用対効果だけでは、物事判断できないものがあると思うのです。ご答弁のなかでは、検討するということでいただいておりますけれども、様々な交通手段、介護タクシー、いろんなことを私3番目の中で書きましたけれども、このコミバスについては、また別な枠で強く検討いただきますように、要望したいというふうに思います。それで、様々なという中では、やはりいろんな要望があります。外出支援サービス、利用されている方は大変喜んでいます。でもその中で、もっと回数を増やすことができないだろうかですとか、それから息子夫婦と同居していても利用することができないかですとか、それからバスの助成です。結局帯広市でやっておりますけれども、年間一人8,000円という金額でありますけれども、それもやはり大変喜ばれている中身でありまして、そして結局今のお話ありませんけれども、十勝バスを利用して、バスの補助券を持っている乗客もいれば、そうでない乗客もいるということに、なってしまうわけです。ぜひ、帯広での取組みを幕別町も参考にして、取入れてもらいたいという思う訳です。タクシーの助成についても、近郊ではありませんけれども、回数券というやり方でもって、多くの全国の自治体の中でやっている実践がありますので、その辺についても研究をしていただきたいというふうに思うのですけれども。繰り返し申し上げますけれども、老人の福祉に関わるものとしましては、やはり免許証を自家用車で運転できなくても、安心して移動ができる、そういった町づくりが必要なのだと思うのです。ぜひ、それらのサービスを総合的に、前進させていただきたいというふうに思うのですけれども、何か町長の方でご意見があればお聞かせいただきたいと思うのですが。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

おっしゃられるように、総合計画等で謳われているように、住民の足を確保する。利便性を高めるということは、大事なことなのだというふうに思っております。その手法としていろんなことがあるのだと思います。バス路線を増やす、あるいはコミバスを走らす、あるいはタクシーやバスの助成券を出す。いろんなことがあって、総体的にレベルがアップされていく、住民の皆さんが、弱者と言われる皆さんが本当に安心して、外へ外出ができると、そういうような体制づくりが一番喜ばれることであり、私たちに求められていることなのだろうというふうには思います。ただ、現実には厳しい現実もあることもまだ間違いはないわけでありまして、いろんな問題をクリアしていきながら、実行に移せない部分もたくさんあるのだろうというふうに思いますので、そういったことも含めながら、我々は絶えず検討しながら尐しでも実行できるように、実践されるように努めていかなければならないものだというふうには思っております。

出典:幕別町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月10日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる