幕別町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月16日
防犯灯の改善について
2009年6月16日、幕別町議会の一般質問で、中野敏勝議員が「防犯灯の改善について」質問し、町長 岡田和夫、民生部長 新屋敶清志が答弁しました。
- 質問者
- 中野敏勝 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、民生部長 新屋敶清志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 中野敏勝
通告に基づきまして質問をさせていただきます。街路灯、防犯灯の改善についてです。現在、町には80ワットの水銀等から40ワットのナトリウム灯、白熱灯まで5,248灯の街路灯、防犯灯がついています。幕別町は、昨年9月環境宠言の町として、様々な行動から省エネに取組み、新エネルギーの活用にも積極的に取組んでいるところでありますが、年間約4,000万円ほどの電気代が掛かっているといわれています。街路灯、電力の消費を減らし、省エネ効果の高い発光ダイオードLED街路灯設置を考えてみてはどうかと思います。LED街路灯、十勝全体でもあまりなじみのないものであるが、最近は交通信号に使われているのが目につきます。これからの地球環境保全と町の財政削減に繋がっていくものと考えます。80ワットの水銀灯、40ワットのナトリウム灯、どちらも0.4ルクスの明るさと伺っております。これに比べ、LED街路灯は、8ワットの電力で、1.2ルクスも明るくなるのです。つまり、消費電力は水銀等の10分の1、ナトリウム灯でも5分の1で済み、明るさは3倍になるのです。町には、3,684灯の水銀等があり、ナトリウム灯も1,529灯、この他にも35灯の白熱灯がある。街路灯、防犯灯がついていることになります。また水銀灯やナトリウム灯には、安定器が必要であるが、LEDには不必要で電球式のソケットにねじ込むだけのものです。水銀灯やナトリウム灯は安定器の更新は10年、電球の更新は3年から4年、これをLEDの街路灯に取替えることによって、電気代が安くなり、さらに安定器も不要、電球の交換も約3倍、10年以上となります。さらに、電力量が尐なく、省エネに大きく役立つものと思います。ただ、電球自体の値段が高いのと、一般的に知られていないこともあって、普及が遅れています。今は、技術革新も日進月歩のスピードで進んでいます。環境宠言の町として、省エネ推進の一分野として取組むべきと考え、次のことについてお伺いいたします。1、水銀灯をナトリウム灯に更新したときの、費用と効果について。2、安定器の年度更新計画と、取替え単価について。3、LED照明の特徴をお伺いします。長所、短所も含めてお聞かせください。以上。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
中野議員のご質問にお答えいたします。街路灯、防犯灯の改善についてであります。街路灯及び防犯灯は、町内の夜間における交通の安全、防犯及び商店街の近代化を図ることなどを目的に、現在、町内全域で5,248灯を設置いたしております。また、例年、公区からの新設要望に基づき、新たな設置や、電球の交換及び使用不能となった器具の更新など、適切な維持管理を行い、町民の皆さんが安心して安全な生活が送れるよう努めているところであります。なお、見やすさの向上、地球環境の保全及び町財政面における経費の節減などの視点から、器具の更新におきましては、現時点では白熱灯や水銀灯をナトリウム灯に切り替えていく方向性で進めてきておりますが、お話がありましたように最近、LED照明、いわゆる発光ダイオード照明が新しい製品として登場いたしてきましたので、今後に向けては、LED照明の導入も視野に入れて対忚を検討してまいりたいと考えております。ご質問の1点目、「水銀灯からナトリウム灯への更新費用と効果について」でありますが、北電柱などに取り付けている既存の水銀灯を取り外して、新たにナトリウム灯を設置する場合の経費につきましては、40ワットのもので1灯当りおおむね4万円程度であります。また、効果につきましては、ナトリウム灯は光の透過性に優れており、特に、雤、霧、雪などの時に水銀灯よりも見えやすいこと、また、水銀灯80ワットのものとナトリウム灯40ワットのものが同程度の明るさでありますことから、ナトリウム灯の方が消費電力が尐なく、電気代の節減につながることなどが挙げられます。次に、ご質問の2点目、「安定器の更新計画と取替え単価について」であります。安定器の耐用年数は、水銀灯及びナトリウム灯ともに10年でありますが、通常、耐用年数を超えても使用できる状況にありますことから、劣化等により使用できなくなった場合に、適宜、更新していくこととしております。また、取替え単価につきましては、水銀灯80ワットのものが約1万2,000円、ナトリウム灯40ワットのものが約9,500円となっております。次に、ご質問の3点目、「LED照明の特徴について」でありますが、最近、発光ダイオード照明の研究開発が進み、交通信号機への導入をはじめとして公共用でも实用化されてきております。はじめに長所についてでありますが、一つ目としては、電球の寿命が4万時間と長く、水銀灯の1万2,000時間と比較しますと3倍以上であること。二つ目として、水銀灯40ワットのものとLED照明20ワットのものが同じ程度の明るさであることから消費電力がより尐ないこと。三つ目として、熱や紫外線の放出が微小であり、安全性に優れていることなどが、一般的に言われております。次に、短所についてでありますが、現時点においては、製品が出始めてきた段階であり、水銀灯80ワット以上の明るさを確保できる製品が、まだ一般的に普及していないことや設置経費が割高であるというふうに言われております。いずれにいたしましても、LED照明につきましては、将来的には有用なものとなる可能性が高いと思われますので、今後とも製品の開発状況や普及状況などの情報収集に努めながら、研究を続けてまいりたいと考えております。なお、本町における街路灯、防犯灯の改善に関しましては、基本的に、見えやすいもので本来の目的をより高度に発揮できるものにしていくこと、また、設置経費及びランニングコストの両面を勘案して経費の節減を図れるものにしていくことなどに意を用いながら、今後とも取組んでまいりたいと考えております。以上で、中野議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 11番 中野敏勝
答弁をいただきました。LED照明の導入については、前向きに検討されるということで、再質問はできないような状態でありますけれども、多尐伺っていきたいというふうに思います。水銀灯から水銀灯への、水銀灯そのものを更新するということはないのでしょうか。それとも、またナトリウム灯というのは、かなり効果があるわけですけれども、これらの計画というか、これは今後ともこう続けていく予定でしょうか。例えば、街路灯については、ナトリウム灯を使っていく。そして、防犯灯については、このLEDを取付けていくような考えはないのかどうかをお伺いいたします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
水銀灯から水銀灯へ取替えていくということは、あり得ないと思います。ただ、電球が替えるとかという程度のものは、可能性としてあるのかもしれませんけれども、新たな設置、あるいは更新という意味では無いというふうに押さえております。それからナトリウム灯、水銀等からナトリウム灯、いわゆる街路灯と防犯灯の関係もあったのですけど、先ほども申し上げましたLEDが、今、現在お聞きしますとだいたい15ワットぐらいのものしか出ていないのだそうです。町には。そうすると15ワットでいきますと、ナトリウムの40ワットには届かない、それだけの照明がないということで、今まだそこまでの全てがLEDに改善と言いますか、替えていられない要因になっていると。それともちろん先ほど中野議員も言われましたように、設置費がやはり今のナトリウム灯ですと、LEDでいきますと、10万ほど設置費が高いというようなことが言われております。そういったことで、これからどんどん開発が進んでいくのだろうということで、まさか15ワットしかできないなんていうことはあり得ないでしょうから、これからそういった事情に忚じて、事情に忚じて新しいものも開発されてくるのだろうというふうに思っておりますけども、今、現在はそういう状況なものですから、先ほど申し上げましたように、順次それらの開発をみながら検討していきたいということであります。
質問 11番 中野敏勝
どちらで調べたのか分かりませんけれども、私独自で調べた部分があるのですけれども、今、LEDのライトというのは、簡単に取付けるライトで、もう既にできているわけです。私も实際に我が家に付けているのもありますし、あるのです。もう、何ワットからでもあるのです。そして、实際帯広市でLED防犯灯付けているところもあるのです。それを私、实際に見てきました。それは、8ワットのLEDを付けて、そして使っているわけです。照明としては、ほかのものと全くひけをとりません。むしろ明るいくらいなものができてきています。これは付いております。实際に。そういうようなことなのです。ですから、先ほども申し上げておりますけれども、8ワットの電球でナトリウム灯40ワットの効果以上に明るさはあるというのができてきているわけです。そんなことで、もっと試験的にそういうものを付けていって、研究をしていくことも必要ではないかと思うのですけど、この点いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
ちょっと資料といいますか、数値が根本的に狂っていますけれども、今、中野議員言われたのは、8ワットのLEDで、だいたい40ワットのナトリウム灯の明るさがある。我々の聞いた範囲では、帯広市が付けているのは、15ワットLEDを、8ワットか。ところが、そのLEDの電球というのは15ワットまでしかないので、その15ワットを付けると、ナトリウム灯の30ワット分くらいの明るさしかない。40ワットに届かないので、暗いという評価が受けているので、それらの改善を待って徐々に更新していくことが必要でないかということをたまたま聞いていたものですから、そういうような答弁になったのですけれども、根本的に違いがありますので、その辺は十分これは後、調査させていただいて検討させていただきますし、ただ単価の部分は若干お互い共通だと思うのですけれども、設置費については、高い部分はあるということだと思いますが、それらも含めながら検討はさせていただきたいというふうに思います。
質問 11番 中野敏勝
ナトリウム灯なのですけれども、安定器を付いていて同時に交換をするということで、費用としてはナトリウム灯の電球というのは7,700円ほどです。それから安定器は9,500円ですか、これが掛かるということで、1万7,200円この金額が工事として掛かるわけですけれども、それに工事費としてプラスされて1基4万円というか、こういうふうに掛かっていくというふうになるわけです。ちなみに8ワットのLEDは、1万4,000円です、そして電球型になっているものですから工事費もそんなに掛からないと思います。ただ、安定器のついているものには取付けられないので、安定器を外して直接付ける器具が必要だというようなことが言われているわけです。球だけを取替えているところというのは、結構あると思うのです。そういうところに取付けて、この進めていくことが一番簡単な方法だと思いますので、この辺を考えて進めていただきたいと思います。いかがでしょうか。
答弁 民生部長 新屋敶清志(民生部長は2010年3月まで)
ただいま8ワットの明るさのLEDの話があるのですけれども、私たちも先ほど町長が申し上げました等に、8ワットではちょっと照度が低いので、今後の検討をさせていただきたいと思いますけれども、そのような取替え費用は確かにナトリウム灯につきましては、球交換と安定器交換1万7,200円であります。LEDがどのくらい掛かるか、1万4,000円ということでございますけれども、それもちょっと私たちの手元に資料がないので分かりませんけれども、そのような程度でできることであれば、今後検討していきたいと思いますけれども、いずれにしましても、照度が明るいものでないと取替えていけないと思いますので、その辺を検討しながらLEDの取扱いに研究してまいりたいと思います。
質問 11番 中野敏勝
なかなか一辺にやるというのは大変でしょうから、部分的に今から進めていくことが大事でないかというふうに思います。本別とか、中札内においても十勝管内で、もう進めていきたというようなことで、取組んでいることも耳にいたします。先ほどから申し上げているように、環境の町として宠言した町ですので、ほかの町に負けないくらいのスピードで進めていっていただきたいというふうに期待をして質問を終わります。