幕別町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月11日
核兵器廃絶の運動の一層の強化について
2008年9月11日、幕別町議会の一般質問で、増田武夫議員が「核兵器廃絶の運動の一層の強化について」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。
- 質問者
- 増田武夫 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 増田武夫
それでは、通告に基きまして、2点について、質問したいと思います。1点目、平和非核宣言の町として、核兵器廃絶の運動の一層の強化についてであります。広島・長崎に原爆が投下されましてから63年が経過いたしましたけれども、いまだに世界中に2万6,000発もの核兵器が配備されて、人類の生存を脅かしております。核兵器を廃絶して恒久平和を実現することは、すべての町民の願いであり、昭和60年12月にその思いが幕別町平和非核宣言として議決され、今日に至っているところであります。核兵器の全面禁止を求めた決議の精神は、二十数年経った今でも、色あせるものではなく、ますます重要となっていると考えるものであります。今年も原水爆禁止2008年世界大会が開催されまして、私は幕別町原水協の代表として、多くの町民の方々の声を届けるために、広島大会に参加してまいりました。広島大会では、国連軍縮問題担当上級代表、政府の代表、アラブ連盟代表など、9カ国の政府国際機関の公式代表を含めて、多くの海外からの参加者とともに、7,500人の人々が、2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、世界中で核兵器廃絶の運動を強めることを確認したところであります。本町も平和非核宣言の自治体として、以下のような取組みをすべきと考えますが、いかがでしょうか。一つ、平和市長会議に加盟し、核兵器廃絶に向け、他の都市と連携していくこと。二つ、町民とともに運動を進めるため、パネル展のほかにも具体的な行動を起こすこと。三つ、幕別町のホームページに、平和非核宣言の町であることを明示し、宣言文を掲載すること。次に、二つ目の問題。介護保険第4期事業計画について、質問いたします。来年4月には、介護保険の3年ごとの見直しをするときを迎えることになっています。前回の国の見直しでは、施設の食費・居住費、いわゆるホテルコストの全額自己負担化が実施されたほか、介護予防の名のもとに、要介護1に認定されていた高齢者が、要支援1、2と判定されることが多くなり、そのことよって介護サービス料が制限されたり、車椅子や介護ベッドの利用ができなくなるなどの改悪が行われました。第4期事業計画づくりがすでに始まっていると思いますけれども、保険者である幕別町は、認定者が安心して必要な介護を受けられる事業計画となるように、町民の現状をよく調査したうえで、高齢者の要望に応えるものにしなければならないと考えます。事業計画では、特別養護老人ホームなどの整備計画や、どのような種類の給付をどれだけの量提供するのかを定めるほか、65歳以上の高齢者の介護保険料の改定も行われることになります。また、過去2回マイナス改定となりました介護報酬は、介護の人材不足、劣悪な労働条件、深刻な経営難をつくり出しており、介護報酬の引き上げは国民的な要求になっているといってもよい事態となっています。これらを踏まえて、次の点についてお伺いいたします。一つ、第4期事業計画策定の手順と基本的考え方について。二つ、65歳以上の人口と要介護、要支援認定者数の推移について。三つ、不足している特別養護老人ホームなどの施設整備について。特に忠類地域の過疎対策のためにも介護施設の建設の具体化を図るべきと思うがどうか。四つ、介護保険料はどう改定されるか。五つ、劣悪な現場の労働条件や深刻な経営難については、どう認識しているか。介護報酬の引き上げを国に求めると同時に、それが保険料の値上げとならないよう国庫負担割合の計画的な引き上げを国に要求すること。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
増田議員のご質問にお答えいたします。はじめに、平和非核宣言の町として核廃絶運動の一層の強化をについてであります。お話ありましたように、本町では、昭和60年12月23日に幕別町平和非核宣言が議会において決議されたところでありますが、決議の概要につきましては、恒久の平和を願い、幸せな町民生活を守る決意を表明し、核兵器の全面禁止を求め、幕別町平和非核宣言の決議を行うというものであります。この基本理念は、今も脈々と受け継がれており、今後も町民の皆さんの平和な暮らしが永遠に続くように強く念願いたしているところであります。ご質問の1点目、平和市長会議に加盟し、核兵器廃絶に向け他都市と連携していくことについてでありますが、平和市長会議については、昭和57年にニューヨークの国連本部で開催された国連軍縮特別総会において、当時の広島市長が、世界の都市が国境を超えて連帯し、ともに核兵器廃絶への道を切り開こうという趣旨で、核兵器廃絶に向けての都市連帯推進計画を提唱したことが契機となり、核兵器のない平和な世界の実現を目指すことに賛同する世界各国の都市が構成員となって設立された団体であるとお聞きいたしております。本年9月1日現在における加盟状況につきましては、世界131カ国で2,410都市であり、このうち日本では163市町村、北海道内では20市町村が参画している状況であります。この平和市長会議では、全ての核兵器の実戦配備の即時解除、核兵器禁止条約締結に向けた具体的交渉の開始、2010年までの核兵器禁止条約の発効などを活動目標として掲げ、それらの実現に向けてさまざまなキャンペーンや要請活動などに取組まれておりますが、本町といたしましては、平和非核宣言をしている町であることから平和市長会議の基本理念や活動趣旨は十分理解できるところであります。他市町村の動向など情報収集することも含めて、検討させていただきたいというふうに思っております。ご質問の2点目、町民とともに運動を進めるため、パネル展のほかにも具体的な行動を起こすことについてでありますが、本町におきましては、例年8月中旬に、幕別地域、札内地域及び忠類地域の3地域をローテーションとしながら、平和と非核を願って原爆パネル展を開催し、住民の皆さんへの啓蒙に努めているところであります。また、町の図書館におきましても毎年8月の1ヵ月間、戦争と平和をテーマにした特別展示を実施いたしておりまして、平和に関連した図書を集積することで、利用者の関心を引くよう努めてもいるところであります。さらに、原水爆禁止国民平和大行進活動や原水爆禁止世界大会への参加などの民間レベルでの活動等に対しましても、些少ではありますが、支援をさせていただいているところでありまして、現状での取組みを今後も継続してまいりたいと考えております。また、町内のお寺で平和の鐘というような意味合いで、原爆が広島に投下された8月6日と長崎に投下された8月9日に鐘を鳴らすという取組みがなされているということもお伺いをしておりまして、町民の皆さんによります独自のこうした活動にも期待をいたしているところであります。ご質問の3点目、幕別町のホームページに、平和非核宣言の町であることを明示し、宣言文を掲載することについてでありますが、本町では、幕別町平和非核宣言の議決を受け、啓発用の看板を町内の国道、道道沿いの目立つところ3カ所に設置をしているところでありまして、広く一般住民の皆さんにもPRできているものと認識をいたしておりますが、さらなる取組みとして、ホームページへの掲載についても、検討をさせていただきたいというふうに思います。次に、介護保険第4期事業計画についてであります。ご質問にもありましたように、介護保険事業計画につきましては、保険給付の円滑な実施を図ることを目的に、介護保険法に基づき策定される計画でありまして、1期、2期は5年間を計画期間、3期からは向こう3カ年を計画期間といたしております。本年度は、第3期計画の3年目、最終年にあたりますことから、現在、平成21年度から23年度までの3カ年間を計画期間といたします第4期介護保険事業計画の策定を進めているところであります。ご質問の1点目、第4期事業計画策定の手順と基本的考え方についてでありますが、去る7月21日に開催されました幕別町介護保険運営等協議会において、計画の策定につきまして、諮問をさせていただいたところであります。今後、4回程度の審議を経て、来年2月ごろに答申をいただく予定となっております。計画素案の策定にあたりましては、現計画の推進状況の分析・評価を行うほか、高齢者を対象とした生活や介護保険利用に関するアンケート調査や、介護サービス事業者に対して参入意向調査を既に実施をし、現在、集計作業を行っているところであります。基本的な考え方につきましては、第4期計画は、第3期計画において設定いたしました平成26年度の目標に至る中間段階としての位置付けでありますことから、第3期計画の策定の際に国から示された基本指針を基本的に引き継ぐものとされております。したがいまして、計画策定の視点といたしましては、介護予防、地域支援事業の推進、住み慣れた地域での高齢者の尊厳を支える継続的ケアの確立が大きな柱となるものであります。この基本指針及び北海道の作成指針を参考に、本町の実態に即して、介護施設などの必要利用定員総数、介護サービスや地域支援事業の量の見込みを定めますとともに、その確保の方策を盛り込んでまいりたいと考えております。ご質問の2点目、65歳以上の人口と要介護、要支援認定者数の推移についてでありますが、まず65歳以上の人口につきましては、平成20年度6,467人に対しまして、目標年度であります平成23年度は、510人増の6,977人、率では7.9%の増、また、要介護、要支援の認定者数につきましては、本年度990人に対しまして、23年度は107人増の1,097人、率では9.0%の増と推計をいたしております。ご質問の3点目、特別養護老人ホームなどの施設整備と忠類地域における介護施設の建設についてでありますが、先ほど申し上げましたように、国の基本指針は第3期計画と基本的に同様でありますことから、施設整備の基準にもなります参酌標準についても、基本的には第4期計画の策定にあたっても変更をしないこととされております。この参酌標準では、特養、老健、介護療養病床のいわゆる介護保険3施設とグループホームなどの居住系サービス利用者割合は、要介護2から要介護5までの認定者数の37%以内というふうにされておりますが、本町におきましては、特養、老健、グループホームのベッド数は、すでに378床が整備されておりますことから、要介護2から要介護5までの認定者数の66%、実際の利用者割合でも47%となっておりまして、国の参酌標準を大きく上回っている状況であります。忠類地域に介護福祉施設をとのご提言でありますが、昨年の6月議会でしたと思いますが、ご答弁させていただいておりますが、現状としては、国の参酌標準には変更はなく、また、療養病床の削減も現在の設置主体がそのまま老健などに転換する意向が多く、大変難しい状況であることには変わりはありません。しかしながら特養などへの入所待機者が多いことや、合併前の町村で特養が整備されていないのは忠類だけであったというような現状を考慮をいたしますと、施設整備へのニーズは極めて高いものがあるものというふうに考えております。先般、北海道の第4期計画作成指針の素案が示されましたが、この中では、施設サービスの利用割合は国の参酌標準を基準としながらも、地域の現状に合わせて適切に補正をするとし、市町村計画の積み上げを尊重することといたしておりますので、今後、必要なサービス量を積み上げていく中で、道と協議をいたしまして、施設の種類、あるいは運営主体、サービス需要などの検討を進めてまいりたいというふうに考えているところであります。ご質問の4点目、介護保険料の改定についてであります。ご質問の要旨にもありましたが、介護保険事業計画において、向こう3年間の介護保険料を算定することとなっております。現在、策定作業を進めている段階でありますので、明確にお答えはできませんが、本年4月のサービス提供分の割合を基準にした場合には、全体の給付見込額は増加いたしますが、第1号被保険者の増加もありますので、なんとか現行の基準保険料と同額程度かなというような試算結果となっております。ただ、療養病床の転換の方向性が不透明であること。あるいは、国においては、第1号被保険者と第2号被保険者の負担割合の変更や介護報酬の見直しなどの検討がなされているなど、不確定な要素が大変多いわけでありまして、さらには、今後、必要なサービス見込量を精査していく中で、施設系のサービス必要量が増えることが予想されますことから、現行の保険料の水準を維持していくことについては、非常に厳しい状況にあるものというふうに考えております。いずれにいたしましても、必要なサービス量を的確に見込みながら、できるだけ保険料を抑えられるよう努力をいたしてまいりたいと考えているところであります。ご質問の5点目、介護現場の労働条件や経営難の認識についてでありますが、高齢化の進展により介護の現場で働く人材の増加が必要とされている一方で、業界には慢性的な人材不足が広がっている状況にあり、その原因の一つが、介護事業者の経営難、職員の低賃金、過酷な重労働といわれております。介護保険制度の改正ごとに介護報酬が引き下げられたことが一つの要因と言われており、さまざまな実態調査の結果を見てみましても、今の介護報酬では十分な賃金を払えない実態や介護職員の離職率の高さが浮き彫りになっている状況であります。福祉の現場で働きたい、人や社会の役に立つ仕事がしたいという高い志をもって介護の仕事に就きながらも、過酷な労働条件に余儀なく離職する方も多いというふうにお聞きをいたしており、大変残念なことだというふうに思っております。介護という職業がやりがいや希望をもって働くことのできる魅力的な職業となっていくことを多くの人が願っているものというふうに思っております。このため、国においても、介護報酬改定と介護労働力不足への対応が当面の大きな課題というふうに位置づけをしており、厚生労働省内には、介護事業者も含めた検討組織が設けられ、来年度予算への反映から11月ごろまでに介護報酬の方向性をまとめることとされております。介護報酬が引き上げられますと、介護保険の総費用が膨らむことになり、その財源をどこに求めるのかが大きな問題となるところでありますが、自治体や被保険者の保険料、利用者負担の増につながらないことを願ってはいるところであります。このために、北海道の町村会としても、先般、国に対して、保険料の水準に留意しつつ、人材の安定的な確保やサービスの向上を図るため、適正な報酬体系を確立することを国に要望をいたしているところでもあります。以上で、増田議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 8番 増田武夫
それでは、1点目の問題から再質問をさせていただきます。ご承知のように、原水爆禁止運動は、長い歴史がございます。1954年にビキニ環礁で水爆実験が行われまして、第5福竜丸が被爆したと。このことから、やはり原水爆は禁止していかなければならないという世論が高まりまして、その翌年から世界大会が開かれるようになったわけであります。54回目の今年は原水爆禁止世界大会であったわけでありますけれども、その間、さまざまな運動が行われまして、例えば、全国網の目行進ということで、町村などにお世話になりながら、広島、長崎に向けて、全国核兵器廃絶を願って行進をするというような、これも50回目を迎えているわけでありますけれども、そうした地道な運動の中から、世界の世論も次第に動かしつつあるというのが現状ではないかというふうに思います。冒頭も申し上げましたけれども、そうした運動にもかかわらず、依然として2万6,000発もの原水爆が保有されておりまして、即発射体制にあるものも数千発あると言われているわけであります。私がこの原水爆の恐ろしさをいろいろ説明するまでもなく、ない問題でありますけれども、こうしたものを、しっかりと廃絶していこうとするこの動きは、民間のそうした団体だけでなくて、政府の段階、国の段階、国連の段階にもその動きが強まってまいりました。今回のその世界大会には、国連の軍縮担当のその責任者が参加されて、核を廃絶していくことの大切さを訴えられておりましたし、それから、9ヵ国の政府の代表でありますとか、アラブ連盟の代表なども参加しておりまして、そうした動きが国連や政府の段階まで広がってきているというのが特徴ではないかというふうに思います。そこで、5年ごとに開かれているわけですけれども、不拡散条約のその再検討会議というのが、2000年に行われまして、この国連で行われたこの大会、総会では、核保有国も含めて、核廃絶に向けて、明確な約束をした。アメリカも含めた核保有国も含めて、核廃絶していこうという明確な約束が行われたわけですけれども、その後、ご承知のように、9.11のテロの問題、爆破問題がありまして、そうした動きがストップしてしまっているという現状であります。今度、その不拡散条約の再検討会議は、2年後の2010年の春に開かれることになっておりまして、そこでやはり核保有国を含めて、核廃絶をしっかりと、2000年の明確な約束を実行に移していくという、その世論を高めていくこのことが必要だということが、今度の大会でも確認されて、それに向けて、運動していこうということになったわけです。そうした世界的な運動の状況を見ますと、我が町でもそうした宣言をしている町としての役割を、これから強めていかなければならないという、その点から、以下3点についての質問したわけですけれども。3点につきまして、どれも積極的に取組んでいかれるというご答弁でありましたので、非常に力強く思っているわけです。1点目の平和市長会議への参加でありますが、これは平和市長会議。先ほども町長の答弁でもありましたけれども、大分前にできているのですが、平和市長会議として国内の市町村に参加してくれ。世界の市には参加を呼びかけていたわけですが、やはり国内の市町村にも呼びかけようということになって、今年からその参加が強められてまいりました。足寄町も2月に加盟された。その後も、帯広市、それから、新得町、清水町のこの十勝では4町村が、今年になって加盟しているのですが、やはり2010年の核廃絶の決定的な瞬間に向けて、国内の市町村にも呼びかけるということで、今、呼びかけられて、本町にもその呼びかけがきているのではないかというふうに思います。ぜひとも、そうした点で、積極的な参加の決意を示していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
平和主張会議、今お話ありましたように、まだ私もちょっと、その案内がきているかどうかまでは、ちょっと確認はしていないのですけども、帯広市あるいはお話ありました新得、清水町が、この8月、つい先月、新たに加入されたというような情報を聞きました。そういったことも含めて、私ども今内部で、どういうような内容のものなのかを精査しながら対応していきたいというふうに思っておりますので、少々のお時間をいただければというふうに思います。
再質問 8番 増田武夫
そういうことで、やはりこの2年間、これからの2年間というのは、この核廃絶に向けて非常に大きな位置を占めていくのでないかというふうに思います。先般も、クラスター爆弾といって、一つの爆弾からいくつもの子爆弾が破裂して、不発弾が地雷のような役割を果たして、非常に子どもたちにも危害を与えているというこの爆弾の禁止を、アメリカも含めて合意するというところまで、アメリカなどは非常に反対していたのですが、合意するところまできています。そうした世界中の動きが、核兵器廃絶にもつなげていくことができるのではないかというふうに思いますので、ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。それから、2番目の町民とともに運動をさらに強めてほしいという問題でありますけれども、本町でも答弁にもありましたように、パネル展でありますとか、図書館での活動など、非常に感謝しているところでありますけれども、例えば、こうした点では、帯広市などの取組みを聞いてみますと、この帯広市が核宣言を、廃絶の平和宣言をしたそのときから、核兵器廃絶平和都市宣言推進実行委員会というものを、民間の人も含めて実行委員会をつくりまして、それから、核廃絶に向けての運動を続けているということをお聞きいたしました。聞いてみますと、例えば、核実験を行ったときには、最近あまり核実験が行われていないのですが、新しい核兵器を開発するための核実験が行われたときには、抗議電をその都度打っているでありますとか、それから、平和カレンダーというものを毎年作成しまして、児童生徒に平和、核兵器廃絶や平和に関する絵画を募集して、その児童生徒のその絵画をカレンダーに載せて、そして、毎年カレンダーを発行して、そのカレンダーには、平和都市宣言の条文、文言を入れたりしているカレンダー見せてもらいましたけれども、そういうものを4,000部発行して、各所に配布しているという点でありますとか、戦争や核についての語り部による語りをする会を催すでありますとか、平和コンサートを開く。本町でやっておりますように、パネル展を開くとかそういうような積極的な活動をして、市民とともに核廃絶の運動をしているという、そういうことも伺いました。そうした点で、今のやられておられるその活動に、さらに付け加えて、いろいろな取組みを、もちろん我々の市民運動としても、さまざまな取組みをしていかなければなりませんけれども、町としても積極的な取組みをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
平和比較宣言の町ということで、今までも何回かご質問をいただいて、内部でも何回か検討させていただいたことがあります。例えば、終戦記念日にサイレンを吹鳴してはどうか。あるいは、職員も、甲子園なんかいくと、ストップしてみんなして黙祷を捧げるようなこと。そういったことも考えられないかと。それから、先ほどありましたように、ちょっと忘れましたけど、士幌町だったと思うのですけども、何か平和憲法の何かを各戸に配布したというようなこともありました。いろんなことがいろんな町村で取組みが進められていたのですけども、なかなか私どももそういったところまではいっていない。実は、ご協力いただく中でのパネル展が最初の取組みで、現在もきているような状況です。お話ありましたその帯広市のその推進実行委員会、ちょっと私も、今初めてお聞きして、中身わかりませんけれども、調査をさせていただきたいと思います。ただ、抗議電の話ありましたけども、これは大体は委員会でなくても、町村にも同じような要請があって、何年か前には私どもの町でも送ったという経過はありますけれども。引き続き、町としてやれること。そして、民間の皆さんと協力できること。支援できること。そういうようなものも含めながら、対応をしていきたいというふうに思います。
再質問 8番 増田武夫
ぜひ、積極的な対応をお願いしたいと思います。最後の3番目の問題でありますけれども、私、非核平和宣言というか、幕別町の平和非核宣言をしているということは聞いておりました。その宣言をどこかで手に入れたいと思いまして、ホームページを調べてみましたり、それから、議会史、こんな厚い町の議会史ありますよね。それにも載っているのでないかというお話聞いたので、一生懸命調べたのですけれども、それでもなかなか手に入らなかったということで、せっかく事務局からお願いしまして、手に入れた決議文、非常に短いものですけれども、非常に決議だというふうに思います。そのことを考えますと、やはりせっかく町をあげて核兵器をなくそうではないかと。恒久平和を目指そうではないかというものがあるわけですから、ホームページにしっかりと非核宣言の町、先ほど町長が言われたように、看板といいますか、それを知らせるものはあるわけですけれども、ぜひ、ホームページにも掲載していただきまして、誰でも非核宣言が、読むことができるそういう状況をつくっていただきたいと思いますが、もう一度いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
ホームページに載っていないということで、失礼したのかもしれませんけども、実は前からホームページに宣言をということで、実は、平和非核宣言以外にも、町として宣言している青少年健全育成の町ですとか、今回また、後ほどお話いただけるかもしれませんけども、環境宣言ですとか、あるいは、農産物の自給率を高める町村だとか、議会で議決をいただいた。そういったものをやはりホームページに載せるべきでないかというような意見が、内部でも出ておりまして、たまたま今回、ご質問もあったのと、環境宣言がもし出されれば、それらを一緒にしてホームページには掲載してはどうかというようなこともありますので、前向きに検討させていただきたいというふうに思います。
再質問 8番 増田武夫
これ、核兵器廃絶というのは、本当に人類これから、地球がしっかりと環境を守って生き続けていくためには、思想信条を超えて、みんなの力で実現していかなければならない課題でもありますので、ぜひとも積極的なこれからの取組みもお願いしたいと思います。そのことで、1点目の質問は終わりたいと思います。次に、2点目の質問であります。介護保険の4期事業計画についてでございます。介護保険、これがスタートして結構月日が経ちましたけれども、この介護保険スタートしたときも、保険あって介護なしにならないようにしなければならないということが、盛んに議論されたわけでありますけれども、しかし、本当にそういう状況になっているのかどうかという点では、いくつかの疑問が残るのではないかというふうに思います。その一つの象徴が、特別養護老人ホームに、いろいろな事情があって入りたいと。それは、重度、介護4とか5でなくても、やはりいろんな条件で、家庭の条件、住宅の条件いろんなものがあって、やはりそういう施設の利用したいのだという方もおられるわけですけれども、しかしながら、それになかなか応えることができない。全国的にもこの十勝でも、そして、幕別町でも待機者が依然としてたくさんいると。そういう状況を見ますと、当初言われたように、必要な求める介護は自由に選択できるのだと。そういうことで始まった介護保険制度にはたしてなっているのかどうかということを、もう一度反省しながら、第4期計画を立てていかなければならないのではないかというふうに思うわけです。今、答弁にありましたように、今、その作業を進めている最中だということで、まだはっきりしていない点も多いのではないかというふうに思いますけれども、そうした住民、それから、要介護者、認定者の要望に応えていく。その要望に一歩でも近づけるような第4期事業計画にしていかなければならないというふうに思うのです。先ほどの町長の答弁の中にもありましたけれども、政府は3期、4期を通じての参酌標準、これを示しているわけです。先ほども、例えば、要介護以上の認定者の施設利用を37%以下にすると、こういうようなその政府は、参酌標準を持っているのですが、しかし、答弁にもありましたけれども、本町の施設を利用しておられる人の利用というのは、認定者数の66%、実際の利用者割合でも47%になっていると。こういう答弁でもありました。それだけのそのパーセントにもなっているにもかかわらず、さらにその待機者がいると。そういう状況を考えますと、この政府の標準そのものが、やはり見直されなければならない現状があるのではないかと。基準そのものに問題があるのではないかというふうに思います。道の素案の中では、実情にあったように、それにだけに捉われるのでなくて、地域の現状に合わせて適切に補正をするのだということも謳われているようでありますので、その辺の考えもしっかり取り入れていかなければならないのではないかというふうに思います。その上、さらに、その影響はあまりないというその考え方もありますけれども、その療養病床の削減などによって、さらに施設利用者を増やさなければならない。そういう必要性も生まれてくるのではないかというふうに思います。政府の考え方によっても、療養病床が減らされて、それから生まれてくるそのものについては、この標準以外にも、きちんと枠をとっていいのだという、そういう考え方も政府は示しているわけですよね。それらのことを、いろいろ考え合わせますと、やはりこの幕別町の介護認定者の要望に応えるために、今度の4期計画では、やはり積極的に施設整備もさらに進めるのだという、そういう姿勢も必要ではないかと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
待機者が多くて、なかなか住民の要望に応えられない部分というのは、現実にあるわけであります。ただ、問題は、先ほど申し上げましたように、一つの施設、一つのいろんな介護3施設以外にもいろんな施設を設置する場合には、必ずといっていいほど、財政的な負担、あるいは、今で言えば、まず参酌標準を超えた新たな町が独自でやろうとする、まずその枠といいますか、設置の認可が受けれるかどうかということが前提に一つあります。それがクリアできたとすると、次は誰が建設し、誰が運営していくかという問題が一つあります。しかも、この運営は、健全な運営でなければならない。赤字になるような計画ではできない。それと、問題は財源だと思うのです。ご案内のように、つい更別が29床の多機能型のを造りました。あそこは福祉法人が運営をされる。しかし、あの地域でも、ベッド数29床プラスにデイサービスとかいろんなものを含めての施設整備。そこまでやらないと、なかなか経営が安定できない。黒字経営ができないというようなことも言われています。そんなことを今、内部でいろいろ話するときに、例えば、忠類地区にこういう施設をつくった場合に、同じように29、30の施設がいるのか。逆に、20もあればいいのでないか。でも、言ったら、それでは今度は採算がとれないのでないか。はたしてこの法人どこかでやってもらえるところが出てくるのか。とても町が自分でつくって自分で運営していくということはなかなか難しいのでないか。そういったことも含めて、今、この第4期の計画の中で、何とか位置づけをできないかということで、今、内部でもいろいろ検討させていただいているところでありまして、前段申し上げましたように、忠類地域の特性ということで、今までの経緯もありますことから、私どもとしては、何とか実現できるように努力はしていきたいということはありますけども、現実の問題、課題というのもあることも、現状、そうであります。そういったことも含めながら、なお、協議を重ねていきたいというふうに思っております。
再質問 8番 増田武夫
国の姿勢、道の姿勢もありますので、なかなかすんなりはいかないというふうに思いますし、そうした点では、いろいろなそのつくってみても経営がどうなるかというような問題もあって、なかなか簡単には前に進まないと思うのですが、やっぱり計画の中で、その辺をしっかりと煮詰めて、一歩でも前進するような計画にしていっていただきたいのが一つと、それから、先ほども出ておりましたけれども、忠類地域の過疎対策といいますか、そういう地域的な配慮という点でも、積極的な取組みをお願いしたいと思います。そうした中で、介護保険料の改定ですとか、そういうこともこれから悩みが尽きないと思うのですが、介護保険料の設定、それから、国が行う介護報酬の改定。こういうものが財政的な問題と常に絡み合って、これからいくわけなのですが、それにつけても、やはりそういうものが、例えば、介護報酬の改定が保険料に、そういうものが先ほどの答弁にもありましたけれども、介護報酬が引き上げられますと、どうしても総量が増えますので、保険料に反映されていくというようなことになっていくわけですけれども、やはり、そうなっていかないための国のその対応をどうしても求めていかなければ、すでに介護保険の負担というものは、能力を超えている人たちがたくさんいるわけで、そういう対応をぜひ町としても、国に求めていっていただきたいというふうに思うのですよね。介護保険が始まる前に、こうした介護の分野ですとか、そういうものに国がどれだけお金を負担していたかといえば、全体のそのかかる費用の中の2分の1は国が、50%は国が負担する。そういうことで進んでおりました。ところが、介護保険が始まりまして、その国の負担がどうなったかといったら、25%まで減らしてしまったのですよね。そのことが、介護保険料ですとか、いろんなことに反映されて、もちろん自治体の苦しみにもなっているし、認定者、それから、65歳以上のお年寄りの負担増にもつながっているのですよね。だから、先ほどの答弁の中で、国に対していろいろな、町村会としても要望しているということがありまして、保険料の水準に留意しつつ、人材の安定的な確保やサービスの向上を図るために、適正な報酬体系を確立することを要望しているというお話がありましたけれども、その要望と同時に、国の負担割合をもっと増やしてもらわなかったら、それこそ介護報酬を引き上げることが望みなのですが、それが逆に被保険者の負担になってくるというような問題の解決にならないわけなのですよね。だから、今、いろんな経営体の経営難が増幅しておりまして、働く人たちの労働条件その他も、非常に劣悪だということは、町長も述べられていたのですが、そうしたもののやっぱり根源には、国の負担が50%から25%に減ってしまったと。ここに一番大きな原因があるということを、やはり町村会などでも、確認されていただいて、国は今、社会保障の予算を、自然増2,200億ずつ削っていくという、こういう方針も持っていて、なかなか要望に応えられないような状況、国持っていますけれども、しかし、これをやはり、打ち破っていかない限り、なかなかこうした問題の解決にはつながっていかないという問題もありますので、ぜひとも国に対する要望を、ぜひ強めていただきたいと思いますけれども、その点についていかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
おっしゃるとおりかと思います。私どもも、サービスをよくする。あるいは、今言うように、介護施設をつくる。そのことによって、その跳ね返りは保険料にかかってくるのは、今の状況でいくと間違いないわけであります。したがいまして、いくら介護報酬が改定されたって、国は25%の範囲でしか負担は増えないわけですから、残りは道なり町村なり、利用者なり保険者ということですから、なかなか我々も、もっとよくすれといいながら、それでは、負担をお前たちも多くすれというような、ちょっと大変矛盾するようなこと。これ施設も同じように。せっかく何十人からの特養ができたら、その負担、即保険料に跳ね返ってくるのが、今の体制、情勢ですから。こういったことも含めて、介護保険全体の安定した財政基盤を、今、私ども町村会としては、国に求めているということでありまして、これはもちろん、引き続き、要望を強めていくことは、誰もが思っていることだというふうに思っておりますし、私どもも町村会の一員として、さらにそういった活動を通じて、頑張らせていただきたいというふうに思います。
再質問 8番 増田武夫
全国市長会だとか町村会も、国の負担をもっと増やしてくれという要望はしているようでありますから。50%に戻すのにどのぐらい予算が必要かという試算があります。3,000億円あれば、25%を50%に増やすことができる予算であります。そうした点を考えると、この介護というこの大きなお年よりの安心を築いていくために、3,000億円というのは、そう大きな額ではないのではないかと。やはり、いろんなむだを省きながらやっていけば、十分に生み出せる予算だというふうに思います。しかも、介護給付費が最近全体の要介護、要支援にしたというようなことで、介護給付費全体、国の全体が下がっておりますので、2006年度には、国の予算555億円余ったそうです。その当初予算に比べて。それから、07年度、去年は900億円減額修正されたということなのですよね。そうやって、当初組んだ予算も900億とか500億とか余しているわけですから、そういうものも積極的にそういう国の負担増にやっぱり結びつけていく必要が、国としてもあるし、また、当然、それを要求していくべきだというふうに思いますので、決して財源がないというようなことは、言えないのではないかというふうに思います。最後に一つ要望なのですが、今、前にも私、この席でいろいろな介護認定の問題などでも、現場の認定者の状況をつぶさに見て、しっかりと十分な介護が受けられるような認定の作業をしてほしいというお話をしたことがあるのですが、一つは、やはりそうした十分な介護を受けるという点では、例えば、認知症なんかに対する捉え方といいますか、考え方なんかも非常に変わってきているのですよね。認知症そのものをどう捉えるかという点では、やはり、5年前、10年前よりも、今、非常に考え方が変わってきて、やはり積極的にそういうものを救い上げていかなければならないという方向に変わってきております。そうした点を考えますと、例えば、ケアマネージャーでありますとか、それから、実際にそういう認定のために調査に入る人たちの、町職員も調査に入るわけですけれども、そうした点でのケアマネージャーなどの介護職員の研修ですね。新しい状況、新しい考え方に対する介護職員の研修をしっかりとやってほしいと。やはり、そうしないと、その職員はよかれと思って一生懸命やっていても、現実の流れに沿っていかないというような問題も起きかねないということもあります。ぜひとも、そういう介護職員の研修の場を広くとっていただいて、町民の要望に応えられるような体制をつくってほしいと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
おっしゃるとおり、時代の変化とともに、いろいろ症状なんかも変わってきますから、認定審査会のあり方、あるいは、今おっしゃいられましたようなケアマネージャーなどの専門的な知識も新たにしていかなければならないのだろうと思います。それと、いつも申し上げることですけども、同じ介護保険制度の恩恵を受けるとするならば、やはり公平でなければやはりならないということになると、一部のところと一部のところが違っているようなことでは、本来ではないのだろうというふうに思います。そういった意味で、研修なんかも、ほとんどは道段階での研修会が開かれると思いますので、そういう意味では、同じような条件で研修を受けられると思います。あるいはまた、町独自の研修の必要性もあるのかもしれませんけども、それらも踏まえながら、対応してまいりたいというふうに思います。
再質問 8番 増田武夫
いずれにしましても、これから3年間の介護の枠が、この計画によって決まっていくわけでありますので、どうか積極的に実態調査をしっかりと行っていただいて、そうした町民の要望に応えられるような計画にしていただくことを最後に述べまして、終わりたいと思います。