幕別町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月13日
在宅介護を含む地域支接事業の進め方について
2008年3月13日、幕別町議会の一般質問で、堀川貴庸議員が「在宅介護を含む地域支接事業の進め方について」質問し、町長 岡田和夫、保健課長 久保雅昭、民生部長 新屋敷清志、総務部長 増子一馬が答弁しました。
- 質問者
- 堀川貴庸 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、保健課長 久保雅昭、民生部長 新屋敷清志、総務部長 増子一馬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 堀川貴庸
通告のとおり、2点について質問をいたします。まず、在宅介護についでございます。平成12年に介護保険制度がスタートいたしました。それ以来、平成18年には、従来型から介護予防型へ方向転換されてきましたが、抱える問題も多く、中には早急な解決を望むものもあります。在宅サービスにおいては、被保険者の自立を支えるため、ヘルパーさんはじめ、ご家族縁者の方々の協力は決して欠くことができず、将来の高齢化の高まりを鑑みると不安を感じざるを得ません。今ある介護保険制度のもとで、在宅介護を含む地域支接事業の進め方について、今後どのように考えていくのか、町の見解を伺うものでございます。次に、委託事業についてであります。本年度で契約期間が満了を迎える委託事業について、このほど入札が執行されました。施設等の維持管理業務が主体ではありますけれども、町内の事業者、特に本店を構える事業者にとっては、3年から5年に一度の機会として注目を集めておりました。また、期待も寄せられていたところでもあります。残念ながら、実際には相当数の業務につき、地元事業者ではなく、近隣町村の事業者が落札をしたというふうにお聞きしております。地元の事業者にとってもますます経営環境に厳しさが増す時代にあって、地元の事業者等に配慮した指名選定がなされるべきではなかったかなとの声も聞かれますけれども、町の見解を伺うものでございます。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
堀川議員のご質問にお答え致します。はじめに「在宅介護について」でありますが、ご質問にありますように、介護保険制度は、平成12年度にスタートし約8年が経過しております。社会的にも着実に定着してまいりました。しかし、一方では、要支援者及び要介護者は増加の一途をたどり、平成12年度では、認定者512人、介護給付費が6億5,700万円であったものが平成18年度では、認定者については、1.91倍の978人、介護給付費については、1.85倍の12億1,700万円と介護保険に係る費用も大きく伸びております。また、国においては、平成27年には、高齢化率が約30%となる、いわゆる超高齢社会の到来により、今後高齢者をとりまく社会状況は大きく様変わりし、新たな課題が出てくるものと想定されております。このような課題に対応するため、国は平成18年度に介護予防を重視したシステムへの転換、制度維持の確立などを目的とした大幅な制度改正を行ったところであります。この制度改正の中で、新たに創設されました地域包括支援センターにつきましては、本町におきましても保健福祉センター内に設置したところであります。事業内容としましては、高齢者の方々の相談窓口となるとともに、要支援1及び要支援2の方々のケアプランの作成や、介護認定には至らない虚弱な高齢者、いわゆる「特定高齢者」に対する介護予防事業などにも取り組んでおります。この制度改正から2年が経過いたしましたが、今後この事業により成果が現れてくるものと期待をしており、その状況を見極めてまいりたいというふうに考えております。また、現在、在宅サービスといたしましては、通所介護いわゆるデイサービスや訪問介護、福祉用具の貸与や購入、手すりの設置や段差解消を行う住宅改修費の支給などがあり、さまざまなサービスをご利用いただいております。さらに、本町で実施いたしております食の自立支援サービスや外出支援サービス、緊急通報システムなどの介護保険を補完する事業とも組み合わせ、要支援や要介護の方が在宅において安心して暮らせるようなサービスの提供に努めているところであります。今後も介護サービス等の質の向上をはかることにより、高齢者の皆さんが住み慣れた地域で自立した暮らしができるように努めてまいりたいというふうに考えております。なお、平成20年度には、平成21年度から平成23年度までを計画期間といたします「第4期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画」を策定することになりますので、町民の皆さんやサービスを利用されている方々のご意見をお伺いするとともに、介護保険運営等協議会においてご審議をいただくなど、高齢者の皆さんが地域で安心して暮らせる計画となるよう取り組んでまいりたいというふうに考えております。ご質問の2点目、「委託事業について」でありますが、平成15年度からの長期契約による委託業務につきましては、平成19年度で契約期間の満了を迎えますことから、昨年9月及び12月の町議会定例会におきまして、平成20年度以降の委託業務に関わる期間及び限度額を定める債務負担行為の議決をいただいたところであります。これを受けまして、昨年11月と本年1月の2回に分けて合計69件の入札を行ったところ、3件が不落札となりましたが、最低価格入札者と協議が整いましたことから、新年度からの受託業者は全て決定いたしたところであります。この結果、幕別町内に本社または営業所などを有し、同種の業務の受注実績があるいわゆる地元事業者が受注した業務は、69件中64件となり、割合にいたしますと92.8%でありまして、大半の業務が地元事業者に落札したものと認識をいたしているところであります。本町における入札につきましては、現在、指名競争入札により行っているところでありますが、指名の選定にあたりましては、「指名競争入札参加者に関する指名基準」に基づき、共通的基準及び事業別基準を満たしている者の中から、契約の適正な履行の確保を図れる事業者をもって入札執行を行っているところであります。今後におきましても、町内事業者の育成、町内在住者の雇用の確保はもとより、地元経済の活性化にも配慮することに意を用いながら、適切な入札執行に心掛けてまいりたいと考えております。以上で、堀川議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 5番 堀川貴庸
2点に渡り、今、答弁いただきました。まず、在宅介護について、お尋ねをしたいと思います。答弁にもありましたように、今後、平成27年には高齢化率が約30%。少子化と同時に高齢化の進展に本当に歯止めがかからない。そういう中において、こういった社会保障の一角である介護保険制度によって、介護を必要とする方が必要なサービスを受けていただける。広い意味で本当に福祉の増進に取組んでこられましたまず職員の方々には敬意を表したいというふうに思います。ただ、高齢者人口の増加に加えまして、特に独居老人世帯の増加。それから、認知症高齢者の増加がやはり見込まれるということから、先ほど、お伝えしましたように、抱える諸問題、たくさんありまして、これも可能な限り、本当に解決策を早めに見出していく必要があるのではないかなというふうに思います。先の質問にも触れましたけれども、従来型から予防型介護への転換に伴い、自立した生活、支援、それから、ADLの向上といった観点から支援体制の充実が常に求められているというふうに思いますけれども、まず、今後の取組みについて、町側の見解を伺いたいというふうふうに思います。それから、高齢者保健福祉ビジョン2006において、この基本的な考え方の中で、介護予防事業については、前計画時のそれぞれの事業を再編し、より効果的な対象者の選定、事業評価を実施することとするという旨の記載がなされておりました。実情はどのようになっていて、どう評価されているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 保健課長 久保雅昭(保健課長は2008年3月まで)
まず、予防型に介護保険制度が大きく転換をされたというようなことで、その支援体制の充実についてというようなことでありますけれども、介護予防型に変わりまして、特定高齢者と言われる方たち、介護保険の認定になるちょっと前の方といいますか、そういう方に対する取組みを充実させないさいというようなこともありまして、そういう方に対する介護予防事業に取組んできております。特定高齢者と言われる方については、なかなか条件が厳しいということもあって、それほど大きなニーズにはなってはおりませんけれども、平成18年度の状況といたしましては、幕別、札内、忠類において、それぞれ3カ所で、その事業を3カ月を1回の単位といたしまして、毎週やっているわけなのですけれども、そういうふうな事業を実施をいたしまして、各会場、人数的には約10人ぐらいずつということで、合わせて30名というような感じでやってきているわけですけども、その方たちについては、やった結果、おおむね状態が維持をされている。あるいは、体がすごく楽になってきたとか、そういうようなこともありましたので、今後もそういったことを充実をさせていって、お年の方がいつまでもそういう機能を維持されながら、できるだけ介護保険のお世話にならないのが一番であると思いますので、そういった形でまた今後努めていきたいなというふうに思っております。それから後、そのビジョン2006の中にありますその介護のより効果的なという部分でありますけれども、なかなかどのことをやるのが非常に効果的なのかというのは非常に難しいことなのだろうと思いますけれども、今、言ったようなことも含めまして、やはりお年寄りの方が元気になっていただく。元気になる人もそれなりの年齢ですから、大変難しいことでありますけれども、やはり、状態を維持していただいて、やはり在宅で暮らしているということは、やっぱりお年寄りの中で一番望んでいるというふうに思いますので、さまざまなそのサービスを組み合わせながら、安心して暮らせるように、また、努めていきたいなというふうに考えております。
質問 5番 堀川貴庸
わかりました。同様に、このビジョンの中で、健康な65歳から活動的な85歳を目指す。そういった介護予防事業を展開するというふうにありました。文書を読むだけで、私も元気が出そうになるのですけれども、現実には、やはりご家族の皆さんを中心にして、居宅介護が支えられているのだろうというふうに思います。また、要支援、要介護1の方を対象にしたこのアンケートの中で、どこで介護を受けたいかと。今、先ほど保健課長の方からも触れられていましたように、約46.4%という約半数の方が自宅での介護を希望されているように見受けました。恐らく居宅介護サービス計画を策定していくことになろうかと思いますけれども、その際、福祉用具の利用を促すことで、スムーズに介護を実施できる旨の説明があろうかと思います。より自立した生活を支援する上で、福祉用具を貸与したり、それから、購入助成をしたりというようなニーズは非常に高いのでないかなというふうに思いますけれども、これから策定予定の第4期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画においては、これまで以上の取組みを期待したいというふうに思いますけれども、アンケート等の手段を通じて、町民の声を計画に反映していただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 民生部長 新屋敷清志(民生部長は2009年9月まで)
ただいま、福祉用具の関係でございますけれども、先ほどのご質問にありましたように、地域支援事業の中で、その他の事業の中で、福祉用具あるいは住宅改修支援事業などが入っておりまして、これからの、今現在もかなりの需要があるのですけども、今後も利用者の希望等を把握しながら、新たな計画の中でも拡大していけるように、計画に反映させていきたいと思っております。
質問 5番 堀川貴庸
もう少し福祉用具についてちょっとお尋ねしたいのですけれども、そもそもこの介護保険における福祉用具に関するサービス。これは専門者の方では、やはり世界でも注目されるべき画期的な社会保障システムというふうに言っているようです。そのようなシステムのもとで、福祉用具は本当に今まで多くのもの。これは障害者の方も含まれますけれども、いろんな種類のものが開発されて、そして販売されている。そして、利用されていると。もちろん、福祉用具だけでなく、住環境の整備ももちろんなのですけれども、それらとの相乗効果は大きいものがあります。ぜひ、今後の検討課題として、本当に前向きに取組んでいただきたいなというふうに考えています。ただ、残念ながら、福祉用具にかかわって申し上げますけれども、つい先月にも、介護ベッドの一部で、事故による死亡者が出たというふうに経済産業省から発表されました。子どもがベッドにはさまった事例もありまして、お家で介護を受けたいという方、なんと言いましょう、皆さんの協力があって、支度で介護を受けたいということを強く希望されたとしても、こういったちょっとマイナスのニュースがあると、やはり引け目を感じてしまうところもあるのでないかと思います。やはり、介護をする側、そして、される側、受ける側にとって、安全に使用してもらうように、注意喚起していくそういうことも必要なのではないかなというふうに考えます。町内では、そういった事故防止に向けて、情報公開、そして、担当部署等を通して、注意喚起について、取組みがなされているでしょうか、お伺いをしたいと思います。
答弁 民生部長 新屋敷清志(民生部長は2009年9月まで)
福祉用具につきましては、当初、平成12年当時は貸与サービスだけでございましたけども、その後、購入できるということもなりまして、拡大されてきております。まあ、先ほど、安全性というか、死亡事故だとか重大事故が発生していおりますけれども、介護ベッドの手すりによって、重大事故で、平成19年度には5件ほど発生しておるということを聞いています。幕別町ではそのような事故はないということで把握をしております。あと、福祉用具の貸与、販売に付きまして、適切な利用が図れるように、関係団体だとか事業者等への情報提供をするとともに、あるいは利用者に対する注意喚起については、こちらの方は行っている状況にあります。
質問 5番 堀川貴庸
本当にいろんな分野で安全安心という言葉がキーワードとなって施策が進められていると思いますので、こういった重大な事故だとか、本当に死亡例まで見られているような事故だけではないとは思うので、今後、大小さまざまな情報収集を適宜努めていただいて、加えて施策の着実な遂行に努力していただきたいな。そこに期待をしたいというふうに思います。続いてですけれども、委託事業について、お尋ねをします。先般、入札が執行されました委託業務の中には、施設等によって、いずれ指定管理者制度へ移行していく計画のものもあろうかと思いますけれども、まず、ちょっと確認させていただきたいというふうに思うのは、委託事業をまず実施してきたメリット、デメリットについて、現状、どのようなものがあるのか、まずちょっとお尋ねしたいというふうに思います。
答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)
まず、メリット、デメリットということでありましょうか。町が直営で業務をやる以外の部分でまず触れさせていただきますと、先ほど堀川議員もおっしゃられましたように、指定管理者制度というのもございます。それから、業務委託、それから、さらに言いますと、PFIといいましょうか、民間の活力を活用させていただく上で、民間が事業主体になって、そして、施設建設などをやっていただいて、それを町が借上げするなど、いろんな民間活力を活用する手法があるということでありますけども、これはどういうかと申し上げますと、一つには、経費の節減、これは大きいこととしてあるのだろうと思います。それから、後、民間事業者にやっていただくということで、より民間のノウハウ、経営手法、あるいは、サービスの内容の柔軟性といいましょうか、そういった民間活力を導入するということも一つの大きなメリットになるのだろうというふうに思っております。あと、デメリットと申しましょうか、これは直接町が業務を行わないということについて、ワンクッション民間の方がそこに入られるということで、住民の方々が利用する際に、行政なりに利用の状況ですとか、利便性だとか、そういったことがワンクッション置かれるようなことが場合によってはあるのかなというようなことも心配されている面があると、このような感じで受け止めております。
質問 5番 堀川貴庸
昨日の永井議員の質問でも若干触れられていましたけれども、こういった委託事業についても、例えば、日報ですとか月報ですとか週報ですとか。後日、事業評価できるような帳票類のやりとりもなく、やはりそこは改善していくべきなのではないかなと考えます。評価システムがやはり構築されていなかったことについて、驚きを感じる町民もいるのでないかなというふうに思いますけれども、これまで何も感じてこられなかったのか、お尋ねしたいと思います。これが、例えば工事関係でいくと、成果品の納入でいけば、いろんな標準仕様書等に則り、いろんな書類や帳票類作成して各発注機関へ提出することになっています。ただ、委託事業においては、私、どのようなことになっているのか、ちょっとわかりかねるのですけれども、評価できる体制づくりがなされていないということは、業務の内容見直すこともなかなかやりにくいのではないかなというふうに考えるところから、お尋ねをしたいと思います。本当にこれまで何も感じてこられなかったのかなというところがちょっと疑問に思うものですから、お尋ねしたいと思います。
答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)
評価をしてこなかったのかというお話ではありますけども、今まで指定管理者にしろ、それから、業務委託にしろ、各担当部局では当然その業務の執行状況等については、形は日報とか月報とかっていろいろな形があろうかと思いますけども、当然、業務の内容についての報告はしていただいているというふうに認識しております。当然、業務については、その業務仕様書というものも、業務の契約書以外に細かい内容を記載した仕様書も提示をさせていただきまして、その仕様書どおりに業務を遂行していただくということでありますので、それについて、もし、何か不都合なことなどございましたら、当然、その第一義的には担当部局がその受けていただいている業者の方々に、指導ですとか、助言ですとか勧告ですとか、いろんなことをさせていただいていると。そんな中で、その業務の適正な遂行が図られているというふうに思っております。
質問 5番 堀川貴庸
そこでこのたび、69件委託事業の競争入札があったというふうに答弁があります。現在の多種多様な入札方式がある中で、さらに公募による入札形式が増えている。そういう現状にあって、この指名競争入札がとられてきたということについては、ある程度町内事業者にも配慮がなされたのでないかなというふうには思います。また、最低制限価格を設定するなどして、過度な競争を防いでいたというふうにも思われることについても評価したいというふうに思いますけれども、昨日の、先ほど永井議員の答弁の中で、先ほどの評価に例えば関しては、職員だというふうに言っても半ば素人だというような、町長から答弁のフレーズがありました。もし、ではそういうことであるならば、そもそも費用を積算するといった時点でも、その積算根拠があいまいなものになり得ないのかなというふうにも思いますけれども、そこのところが、答弁の中でも69件中3件が落札になったという事実もありましたので、どういうふうにお考えなのか、お尋ねしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
私、昨日の答弁で素人といいますか、十分中身がわからないものがと言ったのは、アルコ236、あるいは道の駅の運営等に対しては、なかなか我々ではわかりづらい部分があって、現にそこで今まで経験を積んできた方の方が、より詳しい事情にあるのだということを申し上げたわけでありまして、こういった委託業務の積算にあたっては、当然のことながら、過去からのルールがありますから、人件費は何を適用して、人件費を積算するとか、労働時間はどの程度がこの施設にはマッチするとか。そういったことの積算は、決して素人だとかわからないとかということにはならないわけでありますが、私どもとしては、そうしたルールに基いて、適正な積算がなされたものというふうには思っております。
質問 5番 堀川貴庸
おおむね了解しました。そもそも入札の執行に関してなのですけれども、これはやはり適切に執行されたのでないかなというふうに思いますし、これはもう終ってしまったことですから、私の方からどうこう申し上げることはないのですけれども、ただ、言うまでもなく、これは、感情論とはやはり切り離して議論すべきでしょうけれども、仕事のパイが小さくなっていく。そういう現状にあって、町内事業者からは、やはりもう少し町内に本店を構える事業者にとって、幾分の配慮があってもよかったのでは。そういう声が聞こえてきました。町長をはじめ、担当部局の方にも恐らくこういう声が届いているのでないかな。これはもう不満を言えばきりがないのですけれども、そういう声が届いているのでないかなというふうに思いますので、その辺、どのようお感じになったか、お尋ねしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
指名競争入札で、まず、今回の入札をやらせていただきました。実は先般も私、たまたま町村会の役員で、開発建設部、あるいは土木現業所、あるいは森林管理局へ、地域限定の指名で入札をやってほしい。要するに、地元の業者が地元の事業できるようにお願いをしたいというようなことで要請に行ったのですけど、今、国は逆なわけでありまして、開発なんかは、これからどんどん一般競争入札が入っていくのだから、その地域だけの業者を指定するようなことでは、いわゆる競争の原理も働かないのだというのだというようなことをかなり言っておりました。我々はそうでなくて、何とか地元の仕事は地元の業者にやっていただけるようなことをお願いしてきたという経緯もあるのですけども、これはまさに今、私どもがこの入札をやるときも、地元に本社がある業者が3社、あるいは、地元に営業所を持っている業者が3社、それでは、6社で指名競争入札をやろうと。これで30本なら30本の入札をやる。それでは、これ、3社ずつに分けて15本ずつやることが、本当にその競争の原理からいっていいのかどうかという問題もあるわけでありまして、多くとった業者も当然あります。しかし、分けたら1本も取れない業者もひょっとしたら出てくる可能性もあるというようなことで、いろいろ難しい問題はあるなというふうにも思いました。それと、今、新聞なんかも出ていますけども、今までの入札と違って、これからは金額の安いところだけで落札してはだめでないかと。もっといわゆる社会貢献だとかいろんなことを勘案した中で、落札者を決めていくべきでないかというようなことも、今、盛んに出ております。ということは、いわゆる地域のボランティア活動なんかに参加してくれるような業者、企業については、それなりの持ち点という言い方はわかりませんけども、そういった貢献度を見ていくことが必要でないかというようなことだとか、いろんなことがこれからの入札の中では出てくるのだろうというふうに思っておりますので、これは別に委託管理業務だけでなく、これからの土木建設業の中の入札でも、そういったことが出てくる可能性あるわけですので、そういったことも踏まえながら、今後の入札に適正に当たっていきたいというふうに思っております。
質問 5番 堀川貴庸
いずれにしましても、いろいろな、今の委託状況についてですけれども、こうやって公共施設がたくさんあって、委託を受けてこられた経営者、そして、そこで働く労働者を通じて、それを維持補修管理していくというふうにするのも、これもまちづくりの一環なのだろうというふうに思います。できれば先ほど申し上げました評価できるような、もっとわかりやすいような形で仕組みづくりをした上で、次回の入札執行に備えて、いい意味で適切な積算、そして、業者選定のような経過と入札執行がなされることを私は期待したいと思いますし、それによって町民参加型のまちづくりがなされることを強く強く、本当に願うばかりであります。最後に、その実現に向けて、これまで以上に町民の期待に答えられるような業務の充実に心血を注いでいただきたいというふうに思いますけれども、いかがなものでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほど来、申し上げておりますように、私どもとしては、何とか地元の業者の方に仕事をしていただき、そして、地元の方を雇用していただく。そのことが地元の経済等に波及効果をもたらしてもらうことが何よりだというふうに思っておりますので、引き続き、そうした面に配慮をしながら、これからの入札執行に当たっていきたいというふうに思います。