豊浦町議会 令和5年定例会9月会議 2023年9月21日
簡易水道及び下水道事業会計移行について
2023年9月21日、豊浦町議会の一般質問で、渡辺訓雄議員が「簡易水道及び下水道事業会計移行について」質問し、町長 村井洋一、政策財政課長 本所淳、建設課長 武石修が答えました。
- 聞いた人
- 渡辺訓雄 議員
- 答えた人
- 町長 村井洋一、政策財政課長 本所淳、建設課長 武石修
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 渡辺訓雄
3点目、簡易水道及び下水道事業会計移行について、文化的な生活などに向け、現在も老朽化の調査などを実施し、かつ必要に応じ改修などを行っている現状ですが、研修会も開催したが、企業会計移行について伺います。一つ目、町の現状を察すると、移行に向け条例制定とともに、関係者も含め、より一層、研修会の開催を求める。二つ目、現状の収支状況と企業会計財政収支状況の比較などについてを求める。三つ目、具体的な実施内容などと取組などについて求める。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
3点目、簡易水道及び下水道事業会計移行についてお答えいたします。1点目の条例制定とともに、関係者も含め、より一層の研修会開催についてですが、公営企業会計移行に伴う条例の改正、廃止及び新規制定につきましては、先の全員協議会でご説明したとおり、今回の9月会議で上程させていただいております。また、研修会の開催につきましては、7月27日に総務省の経営アドバイザーを講師としてお招きし、議員の方々にもご参加いただき開催したほか、担当課及び関係課の職員を対象に、今後のスケジュールを含めた研修会をこれまでに5回実施しております。今後につきましては、公営企業会計システムの導入稼働が予定されていますので、関係職員を対象とした操作説明研修会などの開催を数回予定しているところでございます。2点目の現状の収支状況と企業会計財政収支状況の比較等についてですが、令和4年度決算額で申し上げますと、簡易水道事業におきましては、収入総額3億3,097万9,000円、支出総額3億3,093万4,000円、収支差引については4万5,000円でございます。公共下水道事業につきましては、収入総額2億4,802万7,000円、支出総額2億4,797万8,000円、収支差引につきましては4万9,000円でございます。これを公営企業会計に置き換えた場合、簡易水道事業におきましては、収益的収支、収入が6,132万9,000円、費用が6,128万4,000円、収支差引では4万5,000円でございます。また、資本的収支、収入が2億6,965万円、支出は2億6,965万円、収支差引についてはゼロでございます。なお、収支差引合計額は4万5,000円となります。公共下水道事業におきましては、収益的収支、収入は2億1,197万8,000円、費用は1億1,555万1,000円、収支差引については9,642万7,000円でございます。資本的収支では、収入が3,604万9,000円、支出が1億3,242万7,000円、収支差引につきましては、マイナス9,637万8,000円、収支差引合計額は4万9,000円となります。3点目の具体的な実施内容と取組等についてですが、令和6年4月1日から地方公営企業法の適用に当たりましては、これまで行ってきた事業内容は継続し、公営企業会計への移行へ向けた取組を行ってございます。令和2年9月から移行作業を開始しまして、令和2年度には、関連条例や規則の洗い出し、固定資産台帳整備に係る工事履歴や取得資産の整理を行いまして、令和3年度には、前年度に引き続き、固定資産台帳整備に係る資産の調査と整理を、令和4年度には、これまで行ってきました資産等のシステム登録内容の確認修正と関係条例等の精査を行いました。令和5年度では、1点目で申し上げました総務省の経営アドバイザーを講師としてお招きした研修会や、関係各課の職員を対象とした研修会を行ったところでございまして、また、関係条例等についてはこの9月会議に上程させていただいております。今後は、10月に公営企業会計システムが稼働開始予定でありますので、現システムとの並行稼働を行いながら打ち切り決算、令和6年度の予算編成を行いまして、令和6年4月1日から公営企業会計へ移行となります。
議員の質問 6番 渡辺訓雄
このことについて、国の意向というか、時の流れで条例改正について、私は何も思っていないのです。ただ、私が思っていたのは、病院も公営企業法 ですね。病院と今回の水道、下水道の企業会計法というのは、教科書から言うと同じなのか、ここが違うのだとか、そこのところを知っていたらお尋ね申し上げたい。
町の答え 政策財政課長 本所淳
会計的には同じ企業会計ということで、病院も簡水、下水会計についても、財務規程の一部適用ということで、同じです。
議員の質問 6番 渡辺訓雄
おおむね同じですね。私の質問の書き方が下手だったと思いますが、下手であれば、大概は電話が来るのです。所管からこの意味はどうなのだとかね。ですから、まともに検証しているのだなと、これ見ると令和2年から取り組んでいるのもそうだし、この前の7月にも研修の案内をいただいたので、これは面白いものだなと思って、少しだけ行きました。そのときも議員が何人か来ていましたし、町の職員も何人か来ていまして、このシステムの関係者だと思うが、そういう方も聞いているような気がしていまして、そういう方々に職員が教わっているのだなという認識なのだけれどもね。分かりやすいか、分かりにくいか、私も認識できないのだけれども、病院だったら病棟は今60床か、そうすると、不採算地区病院には、簡単に言うと十何万円とか二十何万円とか四十万円とかの交付金が来るのだよね。これは、今年の予算書か、協議会の資料か、どっちかなのだけれども、ここに人口減とか収入減とかいろいろな目的を書いているのだよね。例えば、人口減になる豊浦町市外、横ばいかもしれないけれども、例えば、大岸とか北部とか、そういう文化的な生活をするために、工事などによっては、そういう交付金というか、補助金というか、そういうものがあるのかなという思いで、比較ということで、国保病院は入れていなかったのだけれども、その辺の認識はどうなのですか。結論は、今だって、下水道も水道も繰り出しをしているではないですか。ただ、資本的収支だとか、そんなふうになっているだけでね。減価償却費もあるだろうけれども、そこのとこはどんな認識なのですか、そういう小さなまちや人口減、その他、そういう対象になったときに、そういう制度があるのですか、お尋ねしましょう。
町の答え 建設課長 武石修(建設課長は2024年9月まで)
今、議員がおっしゃられた、人口が少ないところに対しての交付金等というのは現在ございません。したがって、今、うちも受けている状況にはございません。
議員の質問 6番 渡辺訓雄
それでは何もないのだよね。ただ、恐らく国の意向だから、私は教科書どおりやることには何も構わないのだけれども、町長もそのときに、遠藤さんの講習のときに、国ではいろいろな事業は出しても、豊浦町さんやってくれとは言っていないのだと。例えばですが、虻田でもね。ただ、そのメニューにぶら下がってくるのだと、それでも経営は地方自治体がするのだと、この認識です。ですから、これをやったからといって、資本的収入、それから減価償却費が明確になっていいけれども、今だって特会で全部繰出金で明確ではないですか。そこの認識について、私は批判でも何でもないのです。ですから、そこのところを財政ではなくて、そういう収支の内容を 、私や議員はもちろんだけれども、みんな次のために、本当の数字を勉強すべきではないのか。打切りだとかなんとかと、そんなものは向こうで慣れている人は、コンサルでも何でも言うよ。私は、そこのところの条例案などに反対しないですが、ただ、先の取組です。水道、下水道の現状と今後どうなるのかです。少しでも抑制できるようなまちづくり、抑制できるような取組ができるのかできないのか、そこのところは、この場でやり取りしてもしようがないので、本来は議員提案で開催するのもいいだろうけれども、私が個人的にでも所管にお尋ね申し上げるし、あなたたちだけがコンサルの方から聞いたのを丸のみして、こういう ものをつくるのだよ。今後、会計処理するといっても誰がするのですか。その他もろもろ 、公営企業法の会計処理、どういう取組をするのですか。そういうことが大事ではないか。現状で、できるのかできないのかも含めてお尋ね申し上げたい。
町の答え 建設課長 武石修(建設課長は2024年9月まで)
ただいま渡辺議員がおっしゃったとおり、今までの単式簿記から複式簿記に変わるということで、現在担当している職員が主にこれを担っていく予定ではありますが、今申し上げたとおり、会計が複式簿記に変わるということで、これは多分苦労するであろうということは私も感じておりますし、今、議員からもおっしゃられた、皆さんを巻き込んだ研修といいますか、今後のことも含めた研修ということで、実際にこの後、10月にシステムが導入されまして、それの操作説明等、実務的なことが主になってきますので、主に担当職員が研修を受ける形にはなってくると思います。ただ、全体で見たときには、議員が今おっしゃったように、皆さんで認識を深めるのもいいのかなということはありますので、そこに関しては、委託業者とどういう形がいいのかは要相談になりますが、そういう形で研修会ができるのかどうか、お話を聞いてみたいと考えております。
議員の質問 6番 渡辺訓雄
会計の仕組みは、ソフト面は、コンサルタントなど、たけている人がいるからいいのですが、そこに私との乖離があって、今回の答弁に大きく乖離したので、例えば、今後の下水道、水道の取組をどうするのかということです。そして、これを導入することによって、ここにも書いてあるけれども、財政処置、交付税処置がされるのだね。コンサルに依頼するのに約3,000万円も、二つ合わせたら3,400万円ぐらいだね。それは交付税で措置される面もあるけれども、それでも自己負担もあるわけだよね。これは自分の金でやるわけではないから、教えてもらって勉強するのは当たり前だと思っています。ただ、今後、上下水道に町としてどう取り組むのか、私はそういうことを申し上げたかったのです。それについて、町長、いかがですか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
今までの単式簿記から複式簿記に変わるということで、民間の収支の状況に近づいてくるということで理解をしております。議員がおっしゃられました人口減少が今やって来ているわけでございまして、これからも減少してくるであろうという将来の見方が当然あるわけでございます。そういうことで、まず、複式簿記によって、現状を知るということが一番大事かと思ってございます。そういう中で、果たしてこれからの簡易水道と下水道事業をどうしていくのかということで、またすぐにスタートラインに立たなければ駄目だと思ってございます。特に、経営アドバイザーの話を聞きますと、なるほどなと思うところもございまして、当然、議員も聞いていたと思いますけれども、極端な話ですが、1軒のために何キロもパイプを通していかなければ駄目だ、また改修していかなければ駄目だという状況もこれからまた出てくるのかなと思います。そういうことを考えると、下水道事業ではなくて、今の浄化槽のスタイルも考えていかなければ駄目だというアドバイザーのご意見が非常に印象的でございまして、なるほどなと思ったところでございます。そういうことも含めまして、例えば、簡易水道につきましても、できるだけコンパクト化すると、家屋を集約させるとか、そういう施策も必要になってくると思います。これはできるところとできないところもありますし、私は数年前に富山市に行ったのですけれども、富山市では、コンパクト化、一定の沿線に家屋が張りつくようなまちづくりもやっているところもございまして、そういうことも含めて、近い将来、一緒にそういうことも考えていかなければ駄目だけれども、まず、現状を知ることが大事であろうということでございますので、この企業会計に簡易水道や下水道事業を行っていくことがスタートラインと考えてございます。
議員の質問 6番 渡辺訓雄
お互いに口で言うのは簡単だけれども、あのときの遠藤先生の話を聞いて、お互いに少し、3割ぐらいは合うかなと。それで、平成29年度の豊浦町簡易水道事業アセットマネジメント、課長、それを持っていますか。これを見ておいてください。これは、この前の遠藤先生が言った内容と同じようなことを書いています。独立採算制、その内容とはちょっと違うかもしれないけれども、この古い資料に検証することが全て書いてあるのだ。平成29年から平成は38年までなので、10年間の計画です。今後の会計は、複式だろうが、単式だろうが、マニュアルがあるから担当がいれば、ソフトもあるのだからできるわけです。それで、この支援事業業務は、経営の見える化と町長も言ったけれども、まず水道、下水道の資産価値とか台帳とか、そういうものもここで検証することはいいけれども、そんなものは特会でやっても、大体全てできているのではないですか。ただ、今は水道関係や土木関係の専門の職員が少ないかなと思っていますが、それは何とか苦慮しながらやっているけれども、ここに載っているのは、持続可能な経営を確保するため公営企業会計を適用し、経営成績、財政状況を早期に把握することを目的とすると、これはいいけれども、丸投げした以上は、そこの職員、関係者だけではなくて、皆さんで共有してくださいよ。何ぼ財政措置があっても、何千万円だよ。課長、そこはどうですか。
町の答え 建設課長 武石修(建設課長は2024年9月まで)
今回の移行に当たっては、今議員がおっしゃったように、業者に委託してやっております。令和6年4月1日から移行するに当たって、現在、準備をしているところなのですが、まさに、今、議員がおっしゃったように、まずは複式簿記をしっかりと理解することが一番重要であり、なかなか手間がかかるといいますか、慣れるまでには時間がかかるところもあります。職員の皆さん全体が企業会計を理解できれば、我々も異動ある身ですし、誰が行ってもできるような形で、ある程度は理解できるように研修会等を開いて、少しでも理解を深められればいいのかなと個人的にも感じているところです。
議員の質問 6番 渡辺訓雄
答弁書の中に、令和3年度には前年度に引き続き、固定資産台帳整備に係る資産の調査と整理を、令和4年度にはこれまで行ってきた資産などのシステム登録内容の確認修正と関係条例など精査を行いましたとありますが、これは、どういう確認をして、修正があったのですか、お尋ね申しましょう。
町の答え 建設課長 武石修(建設課長は2024年9月まで)
資産の整理、確認についてですが、工事を施工等した場合に、管の入替え等を行えば、その分も資産として計上する必要がありますので、過去の工事履歴等でどんな管種でどんな口径のものを使ったのか、委託業者にシステム登録をしてもらいましたので、それのチェックといいますか、突き合わせ等を実施してございます。関係条例につきましては、今回の9月の会議、明日になりますが、条例等の改正を上程させていただいております。これにつきましては、先日の全員協議会でもお話させていただきましたが、改正が条例8本、廃止が3本、新規制定が2本という形で明日に上程させていただく予定になってございます。こちらの改正に当たって、関係条例の洗い出し等を実施したということでございます。
議員の質問 6番 渡辺訓雄
自分自身も工事内容はあまりよく分からないですが、信じておきましょう。それと水道、下水道の関係では、今年の春に控え室で聞いたのですが、自分の私有地の中に建物を建てると。一般的には、自分の私有地に下水道を引くというのは、公共ますがあって、そこから中には自分で引くという認識なのだけれども、教科書どおりなのか、変わったのか、1点だけお尋ね申し上げるのだけれども、土地を区画して販売する場合と、価格だけを決めて自分で買って、面積にもよるが、車両が通る道路をつくるとかあるが、自分の私有地に下水道管を入れるのは、本来は私有地で私物的なものなので、自分でやるべきものだけれども、それはちゃんとしたルールに基づいて、教科書どおりに実施しているのか、ちょっとそこが腑に落ちないので、その辺が教科書どおりか、なんか理由があるのか、今回の下水道の関係では、そういうところも網羅されているのか、お尋ね申し上げたい。
町の答え 建設課長 武石修(建設課長は2024年9月まで)
まず、民有地に管を入れる、入れないことに関しましては、正直、どちらのパターンもあり得るということがあります。今回、東雲地区の整備をしたことに関しましては、町道として寄附をしていただくことに関して、今回は下水管と公共ますのそれぞれの工事をさせていただいているところです。民有地に関しましては、今、議員がおっしゃった民有地を自分で整備する場合は、土地の付加価値を高めることではないかもしれませんが、その場合には近隣の管と差がないような形で入れて、工事の施工は土地を販売する方で入れていただくこともあり得ます。ただ、それに関しましては、今言った管の太さとか傾斜を加味した上で施工していただくところは当然必要になってきますので、どちらもあり得るのではないかと現在はうちで押さえていますし、国の手引にもそういう形で載ってございますので、そこに関しては問題ないものと認識してございます。今回、会計移行したことによって東雲に管を入れたのは、これは町で施工していますので、その分はうちの財産として計上する予定になってございます。
議員の質問 6番 渡辺訓雄
3点目についても終わります。以上で終わります。