みんなの議会

今金町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日

重点支援地方交付金を活用した水道料金の6か月無料化

聞いた人
上村忠 議員
答えた人
町長 中島光弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 上村忠

物価高騰対策として、重点支援地方交付金を活用した水道料金の 6 か月無料化を求める一般質問をさせていただきます。近年の物価高騰は長期化し、町民の生活を大きく圧迫しています。国はこうした状況を受け、重点支援地方交付金を創設し、自治体が生活支援や物価高騰対策に柔軟に活用できる財源を確保しました。本町においても、この交付金を用いて商品券を配布するなど、一定の効果を上げているものと認識しております。一方、水道料金は、町民にとって必ず支払わざるを得ない固定費であり、日常生活を支える重要なライフラインです。現在、他自治体では、この交付金を活用し、水道料金の無料化や減免を実施している例も多く見られます。そこで本町においても、町民に最も直接かつ実感しやすい支援策として、水道料金の一定期間無料化を求めます。仮に一世帯一契約の 6 ヶ月間無料化を行った場合、今春町は約 2,300 世帯、平均的な水道料金は月額およそ 3,500 円と想定すると、1 世帯あたり 21,000 円、町全体では概ね 4,830 万円程度の負担軽減となります。物価上昇で家計が厳しさを増す中、この金額は町民にとって大きな支えになると考えます。特にこれから厳冬期を迎えるにあたり、水道料金の負担が軽減されることで、暖房費など他の生活費に充てることも可能となり、実質的な生活支援につながります。6 ヶ月間の無料化に必要な財源は約 4,830 万円と見込まれますが、これは過去に本町が物価高騰対策事業で商品券を発行した際の事業費と同程度であり、実施は十分に可能であると考えます。また、料金無料化に伴うシステムの対応や事務負担も、商品券事業に比べれば軽度であるものと思われます。さらに、水道料金を無料化した場合の収入の減少は、交付金を活用することで補填が可能であり、水道事業会計への影響も限定的です。以上を踏まえ、私は本町として重点支援地方交付金を最大限に活用し、町民生活を守るための支援策を積極的に講じるべきだと考えます。そこで町長に伺います。水道料金の 6 ヶ月間無料化について、実施の可否、また今後の物価高騰対策についての町としての方針をお示しください。

町の答え 町長 中島光弘

上村議員の一般質問にお答えをします。「重点支援地方交付金」は、地域の実情に応じてきめ細やかに効果的かつ効率的に必要な事業を実施できるよう国から交付されるものです。国が想定している推奨事業メニューは、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた生活者等の支援を主たる目的とする事業であって、交付金による支援の効果が当該生活者等に直接的に及ぶ事業が示されております。ご質問にある水道料金の負担を軽減するための支援も推奨事業メニューの一つとして示されております。今金町の水道は、簡易水道 7 施設、肥培用水 2 施設の計 9 施設をもって町内各所に給水しており、令和 6 年 3 月末現在の水道普及率は 91.8%、給水人口では 4,080 人で未普及人口は 341 人で全体の約 7.7%となっております。一方、水道未普及地区として種川地区の一部と光台地区(集落水道)の 2 地区あり、令和 6 年 3 月末の人口は合計で 23 人、全体の 0.5%となっております。本年 10 月期の状況では、営農用等を除く一般用の契約件数は 2,168 件で、10 月分調定額は約 7,898 千円となっており、年額換算では約 9,477 万 6 千円、6 カ月換算では約 4,738 万 8 千円となっております。これを一般用契約1件当たりにしますと月額約 3,640 円となります。水道料金は基本料金と超過料金の合計をもって請求しており、このうち基本料金は月 7 ㎥までの水量 1,000 円にメータ使用料として口径毎に 290 円から 4,700 円まで 8段階の設定となり、これに超過料金 1 ㎥当たり 220 円を加え、更に消費税相当分を加えたものが月額の水道料金となります。議員のご質問にあるような一定期間を無料化する場合には、特にシステムの改修や大きな事務負担は伴わないものと考えますが、減免の範囲を水道料金の一部又は基本料金などとする場合は、システム改修に 1 カ月程度の期間と 30~50 万円程度の改修費用が発生するものと想定しております。また、一般用の契約全体から法人や公共機関、複数契約者の整理等を行う必要が生じた場合には大きな事務処理負担も発生することとります。今金町水道給水条例の規定では減免は可能でありますが、それぞれの契約者から減免申請書の提出と認定事務が発生することから、これを要しないものとする場合には条例等の整備が必要になるものと考えております。また、前段申し上げたように全ての世帯において今金町が供給する水道を利用しておらず、水道料金の減免を行った場合には、全ての町民に公平にいきわたる支援とならない面もあり、減免の範囲も含めて慎重な検討が必要と考えております。いずれにしましても、頂戴したご提案は、貴重なご意見として受け止め、重点支援地方交付金を活用した支援策については、今金町の実情に合った対策を検討したいと考えております。

議員の再質問 4番 上村忠

総じて懸念される部分はありますが、それ以上にメリットがあるんではないかということを私としては確認させていただきました。それ以上に貴重な意見とまで言っていただきましたので、十分に検討していただきたい。様々、規模、金額、そういうことも私は 6 か月、何千万って言いましたけど、それに限らず、まず物価高騰対策というのは本当に待ったなし。国は、補正予算組みましたけど、そのタイミングが遅かったんじゃないかという話も実際あるぐらいでありますので、1 日も早く町民の皆さんに支援が行き渡るということが 1 番必要ではないかということを考えて、今回の水道料金という話になりました。それも、国としてもそういうことが想定できるので、推奨メニューとしての水道料金の軽減ということが載っているというふうに感じております。補正予算案ですけど、国は電気料金、ガス代を来年 1 月から 3 月までの 3 か月間助成するというふうにも載ってました。道議会ではまだ決まっておりませんけど、国で都市ガスを対象にした助成なんですが、LP ガスが対応できないということで、道として LP ガス助成も行うという話もニュース等で聞いています。いずれにしても、ライフラインを確保するということを優先的に支援されているのかなというふうに感じています。そういった意味も含めて、水道事業は町が持っている事業でありますので、町にしかできない支援事業だというふうに、国でも道でもない、町にしかできない支援事業じゃないかなというふうに感じますので、その面を含めて前向きに検討して頂きたいというふうに考えますが、改めて答弁を求めたいと思います。

町の答え 町長 中島光弘

再質問にお答えをしたいと思います。国の段階でもですね、例えば国土交通省の水管理国土保全局からも水道料金に対する重点支援交付金の活用ということでの文書も頂いております。それから、高市総理の政策というようなことで、12 月にぜひ、という流れもあるんですが、ほとんどの自治体がですね、12 月に臨時会を開いてっていうことは現実にはなかなか難しいということであります。今金町については、先般、常任委員会でちらっと申し上げましたけど、私としてはですね、何になるか分かりませんけれども、年度をまたがないように、例えば手元に渡るものであれば 3 月中に皆さんの手元に入ってですね、4 月はいろんな切替えの時期だったり入学の時期だったりということもありますので、そういう意味では、住民の皆さんが実感をできるような施策を基本的には組みたいという考え方を持っております。それから、上村議員から今水道料の関係で提案を頂きました。そう言っていただけるとすごくありがたいんですが、例えば 6 か月という無料化をやってるとこってあんまり少ないですね。ほとんどが 2 か月とか、3 か月というのは多いのと、それから全部というよりは、基本料金というのも多いのは事実であります。今、国から正式に入ってくる部分の金額だとか、それからうちとして、どういうふうにやっていくかということを総合的に判断をさせていただいてですね、そこの中で、この水道料金の減免といいますか、無料化については、どういう形でやれば 1 番いいのかというものも検討させていただきたいと思います。ただ、時間がそんなにあるわけではありませんので、1 月中旬ぐらいに臨時会を開いていただく予定で、今、各それぞれの現場にはその目標として伝えてありますので、この議会が終わればですね、具体的にどの部分を該当させるかということをやっていきたいというふうに思っております。いずれにしても、この間いろいろ高騰する物に対して、現場の奥さんをはじめ、皆さんがですね、随分頑張ってこられてるってのは、もう国中みんな思ってることでありますので、とにかく実感ができるものにしていきたいということを思っておりますし、それから、お米券についても農水省からありますが、この件はなかなかこうね、少し事務費的なものがとられちゃうのと、それから、果たしてうちの町にお米券がなじむかなと。現物なら別ですけども、そういう意味では、ちょっと考えどこかなということでは、先般、ちょっとこう要請が来たときに話をした経過はありました。いずれにしてもですね、全国でいろんなほかの自治体がそれぞれの町の実態に合わせながら、町民の皆さんの支援をして頑張っていこうということでの事業でありますから、今金町についてもですね、しっかり検討させていただいてですね、住民の皆さんに実感してもらえるような取組をしたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。

議員の再質問 4番 上村忠

前向きな答弁と、最初の答弁でありませんでしたけども、町としての支援の在り方の方向性も答弁頂きました。本当にありがとうございます。確かに 6 か月全部無料というのが、今の町に当てはまるのかどうかということは、ちょっと言い過ぎだって言われればそうかもしれませんが、ただ金額的なことをいろいろ考えるとそれぐらいのインパクトを持って当たっていただきたいなというところでした。重点支援交付金は使われておりませんけども、東京都で 4 か月、水道料の無償化ですか、それも基本料だけということで行われました。それはもう東京なり、その近辺の酷暑に対するエアコンを我慢しないで使ってくださいっていう、そういう支援を込めた施策だったというふうに聞いております。そういった意味で我が町において考えると、やっぱり厳冬期、灯油代が高くなってる、そういったことを我慢しなきゃいけないと町民の方が思われるところを本当は現金給付がいいと思うんですが、現金給付っていうのも時間も手間もかかると思います。水道料金は、町でとらないと決めれば、差し引かれないので、その分お金が残って、そのお金を有効に使っていただけるんじゃないかっていうところでした。いずれにしても本当に先ほども言いましたけども、灯油代も高くなったり、食料品は高くなってるし、お米は親戚からもらうとかっていうのは、今金町にはあるかもしれませんが、いずれにしても、本当に厳しい状況であるのは間違いありませんし、そういった意味での重点支援交付金という形での生活支援ということを打ち出されておりますので、いずれにしても、本当に生活を守るための最後の砦ぐらいの気持ちを持って物価高騰対策を進めていただきたいなというふうに感じています。ちょっと重なってる部分はありますけれども、改めて町長に答弁頂いて私の一般質問を終わりたいと思います。

町の答え 町長 中島光弘

お答えをしたいと思います。方向というか、気持ち的には今おっしゃってくださったような方向を持ちながら、現状の中でどういうふうに当てはめていくかということも検討をしっかりしてまいりたいというふうに思っています。確かにほかの町は町ですから、6 か月は少ないからやれないとかっていう発想ではなくてですね、トータルで予算が来て、町費をどのぐらい積み増しをして、どういう形で実感をしてもらうか、即効性のあるものとそうでないものの組合せだとかいろいろこう考えなければならないなというふうに思っておりますので、頂いたですね、提案についてはしっかり受け止めてですね、検討をさせていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。

議員の再質問 4番 上村忠

以上で質問を終わります。◎日程第6 報告第1号

出典:今金町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる