みんなの議会

森町議会 令和8年第1回 3月会議 2026年3月4日

独居者のための新たな水道基本料金制度の実現方法と現行の運用整理について

聞いた人
東隆一 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 12番 東隆一

通告に従いまして質問させていただきます。独居者のための新たな水道基本料金制度の実現方法と現行の運用整理についてです。町長は、2期目の新マニフェスト、新たな挑戦において独居者など水道使用量が少ない方の負担軽減として新たな水道基本料金を設立するとインターネットやパンフレット等で掲げていました。物価高が続く現在、特に年金生活者の独居高齢者にとって水道料金は使用量に関係なく発生する固定的な負担であります。軽減を図るために新たな水道基本料の設立は必要であると考えます。マニフェストは町民との契約書です。マニフェストに感動し、心を動かされた独居高齢者も多くいたとの声も聞かれます。それを踏まえて2点伺います。この新たな水道基本料を設立するとありますが、現在どのように進められているのか。2番目、この公約を実現するために現行の水道基本料金制度やその運用を整理し、制度として再構築する必要があると考えられますが、よろしくお願いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。1点目について、ここ数年の物価高による水道事業の経営状況への影響などもあり、国の重点施策である国土強靱化に伴う森町上下水道耐震化計画、森町水道事業更新計画を実行していくため、今年度において水道事業経営戦略を改定作業中ですが、投資、財政計画をシミュレートした結果、非常に厳しい経営状況になることが判明しましたので、料金制度の検討と並行してこれからは水道料金の値上げを検討していかなければなりません。そのため、議員のおっしゃる単身者や高齢者の使用水量の少ない世帯に対して負担軽減を図る方策は、2期目のマニフェストで掲げたとおり、今後より一層必要であるものと認識しております。2点目の現行の水道基本料金制度やその運用の整理についてですが、1点目でお答えした負担軽減を実現する料金制度の具体的な方法の一つとして、基本水量が10立米のところを8立米や6立米までのように基本水量の幅の設定が考えられます。また、これに応じて基本料金の収入が減少しますので、この減少分について一般会計から繰出金を想定し、もろもろの方策を検討してまいります。この検討には令和8年度予算で森町水道料金体系検討業務を予算計上しておりますので、基本水量の幅の設定におけるシミュレートや給水原価と供給単価等の専門的な検討、過去の調定結果からの詳細な使用実態の分析を行い、料金設定に透明性を持たせ、使用水量に基づいた適切な負担が図れるような料金体系を構築できるよう料金制度の再構築をしたいと考えております。以上です。

議員の再質問 12番 東隆一

再質問をさせていただきます。町長の2期目の公約の、私が議員活動の中で独居高齢者の中回って歩いている中で、このようなパンフレットを見せられまして、こういうふうに書いてあるけれども、これどうなのだと、いつからやってもらえるのだということで、ここのパンフレットの中では独居者のための新たな水道基本料金を設立というだけです。その裏のほうを見ますと、ここでいえばここの中にQRコードをかざすと詳しく説明しますということでここを開きますと、町長もちょっと確認していただければ分かりますけれども、自分でこれやられたのだと思いますので。その中に町独自の新たな水道料金を独居世帯などの水道をあまりたくさん使用しない方々に向けて新たな水道基本料金を設立しますと、設立しますと。物価高など生活費が高騰している中で、森町は渡島管内でも水道料金が高いほうですと。地域の地形や環境特性で水道料金に自治体ごと違いが出てくるのはご理解いただきたいことですが、物価高が続くこの状況で少しでも負担を軽減していただくために基本料金を新設を実施いたしますと、ここまではっきり書かれているので、これはどうなのだと、やってもらえるのだろうかと。当然2期目ですから、1期目のときにはそういう部分は、当然町長は1期目のとき町民の声を聞きますよということで、2期目入ったときにまだ現職でこれやられているわけですから、非常に重みがある発言だと思うのです。ですから、それを踏まえまして、いつやるのか、任期中にやるのか、やれないのか、そこのところをはっきり答えていただければ町民にも説明がつくと思うのですけれども、いかがでしょう。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。先ほどの答弁の中でもお話しさせていただきましたとおり、上下水道の経営状況に関しましては、今後給水、給水量というか、使用者の減少等々も含め、かなりこの収入のほうが落ち込むことが予想されております。その中において値上げも検討していかなければならない、避け難いこれは事実でございます。その中においても、これは先般他の議員の皆様からも以前ご質問いただいた案件でもあるのかなと思いますけれども、そもそも独居ですとか、独居も高齢者だけではなくて若年層の方でも独居の方もいらっしゃいますけれども、そもそも使用水量が少ない方、そういった方々がある一定数いらっしゃいます。そういった方々の使用実態に即した基本水量、先ほど10立米、8立米、6立米という例を挙げさせていただきましたが、そういった新たな基本的な使用水量を定めて、それにのっとった基本料金で調整をしていくと、大まかな流れはそのような制度であるのかなと思います。やはりそれには財源が必要でございまして、これは一般会計からの公営企業への繰り出しというものが必要になってきます。そういった基本的な生活インフラの利用料に対する減免、これは本当に大きな私は政策であると思います。だからこそ、公約、政策の中に上げさせていただきました。そういったことも踏まえ、その他様々今この行財政改革、財政を改革して様々な新たな政策に充てるべき財源を捻出していかなければなりません。そのためにも、今言った私の政策、公約実現のためにも行財政改革を進め、新たな施策への財源の割り振りというものも行っていく、その中で新たな財源を例えば公約、今おっしゃっていただいた水道料金の新たな基本料金の設立、そういったものにも振り分けていかなければならないと思います。基本的にはこの行財政改革、待ったなしでございます。そもそもこの任期中にある程度の見通し、そして財源の推移というものを明らかにしていかなければなりません。そればかりではなくて、その手法、やり方に関しても、これはもう本年度中に議会のほうに示していかなければならないと思います。今期中にそのような財源の見通し等々を定め、そしてまたこれもちょうどぴったり、ぴったり合ったというか、たまたまなのですけれども、第3次の総合計画にも、ちょうど令和10年策定になるのかな、という時期も重なっておりますので、本当にこの町の政策としてどういったものを残し、どういったものを改廃していくのか、これは検討する非常にいいタイミングなのかなと思っております。そういった点からも必然的にはこの年度中に方向性、ここまで財源は確保できた、制度も決まった、あとは実施する、これは条例改正が必要になるのかなと思いますけれども、そういったものはお示しできると私は考えております。以上です。

議員の再々質問 12番 東隆一

それでは、伺います。任期中に着手する意思があるのかないのか、それだけはっきりここで明確にお答えいただければと思います。任期中にということです。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。繰り返しの答弁になりますけれども、先ほどお話しさせていただきましたとおり、プロセスは多々ございます。しかしながら、この任期中に、これは着手というか、そもそもそういった財源の行財政改革等も含めてこれはもう行っていかなければなりませんし、お示しできると私は考えておりますので、断言と捉えていただいて私は結構でございます。以上です。

出典:森町議会 令和8年第1回 3月会議 2026年3月4日 議事録 PDF(119ページ) 間違いを知らせる