みんなの議会

釧路町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月2日

当町における少子化の状況と対策及び課題について

2025年9月2日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「当町における少子化の状況と対策及び課題について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、こども応援課長 鈴木雅人が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
町長 小松茂、教育長 辻川尚志、こども応援課長 鈴木雅人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 佐藤昭平

5番、佐藤昭平です。本定例会に、3件、質問通告をさせていただいておりますが、まず順番に1件目から質問させていただきます。1件目は、当町における少子化の状況と対策及びその課題についてということで3点お聞きします。1点目は、国におけるこの間の少子化対策の経過及び当町としての施策についてお聞きします。2点目は、当町の人口の構成及びいわゆる合計特殊出生率の経過及び今後の見通しについてお聞きします。3点目は、学校給食費の無償化などいわゆる子育て世代の経済的支援をはじめ今後の考え方についてお聞きいたします。以上、3点お願いします。

答弁 町長 小松茂

5番、佐藤議員の一般質問にお答えをさせていただきます。当町における少子化の状況と対策及び課題についてということで①の国における少子化対策の経過及び当町の施策についてのお尋ねですが、国の少子化対策は1990年代の1.57ショックを契機に本格化し、段階的に強化されております。2023年には、異次元の少子化対策として2030年を人口減少の重要な分岐点と位置づけ、状況を反転させるためのこども未来戦略を閣議決定し、加速的・集中的に新たな政策・制度の展開や拡充などが国主導の下で進められております。町としましても、国の少子化対策の強化を受け、様々な施策を推進しているほか、釧路町こども基本条例を策定し、地域社会全体で子どもと子育て家庭を見守り、応援し、全ての子どもが安心して健やかに成長することができる地域社会の実現を目指し取り組んでいるところであります。②の当町の人口構成及び合計特殊出生率の経過及び今後の見通しについてのお尋ねですが、第3期こども・子育て支援事業計画登載の見込み数は、令和7年における町の人口総数は1万8,242人、人口構成としては、年少人口では10.7%、生産年齢人口では55.9%、老年人口では33.4%と推計しております。合計特殊出生率では平成30年から令和4年で1.36となっており、国・北海道の数値を上回る状況となっておりますが、減少傾向にあります。今後の見通しとして、計画最終年の令和11年では、人口総数1万7,514人、人口構成としては、年少人口では10.3%、生産年齢人口では53.8%、老年人口では35.9%と推計しており、現状推移に基づいた町の独自推計においても大きく減少することが見込まれておりますことから将来人口では生産年齢人口の減少は避けられず老年人口は増加していくものと捉えております。次は、③の学校給食費の無償化など経済的支援をはじめ今後の考えについてのお尋ねですが、これまで物価高騰の影響を受ける子育て世代の一時的な経済的支援のために、国の交付金を活用し、学校給食費や保育所の副食費の負担軽減対策を講じてきております。子育て家庭を支援し、少子化に歯止めをかけるためには国のこども未来戦略に掲げる全ての子どもや子育て世帯を対象にライフステージ全体を俯瞰した切れ目のない支援の充実が必要であります。このため、国の動向を注視し、交付金などの財源を活用しながら、必要な施策、これを見極めてまいりたいと思います。私からは以上であります。

答弁 教育長 辻川尚志

5番、佐藤議員の当町における少子化の状況と対策及び課題についての御質問の中の3つ目、学校給食費の無償化など経済的支援をはじめ今後の考えはについてでございますが、令和4年度より、コロナ禍や物価高騰に伴う保護者の一時的な経済的支援を図るため、これまで、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金や物価高騰対策重点支援地方創生臨時交付金を活用し、毎年、単年度限りという条件ではありますが、学校給食費の負担軽減を行ってきたところであります。今後につきましては引き続き学校給食費の保護者負担軽減の在り方や恒久的な支援等につきまして経済状況や国の同行等を注視しながら安定的な財源確保が図られるよう取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 5番 佐藤昭平

1.57ショックということも答弁されましたが、この間、私もここの場で子育て支援が大事だという点では子どもの貧困対策ということも含めていろいろ質疑も行ってきた経過があります。貧困の大変子どもに与える影響が大きくて貧困対策という点での対策はどうなっているのだと。また、充実を求めることも聞いてきたわけなのですけれども、結局、少子化というくくりで見ていくことが非常に大事だなというふうに。つまり、少子化が進んでいくことが人口減少社会に拍車をかけていますし、それは当町においても同じ傾向になっていると。人口減少が進むと、いわゆる15歳から四十数歳までの子どもを産むというそういうような世帯の人口、実際のところの人口も減っていくという悪い循環に入ってきているということでありますから、どこかでそれを断ち切って、または食い止めて少子化の傾向を止めていかなくてはならないと。国も本当にショックという受け止めでありますから、この間、いろいろ対策も打ってきたけれども、結果的に、現時点でいうと、1.27台、1.1台とかそういうような傾向が止まらないという傾向にあります。国のいろいろできることもあれば一方で地方自治体としてできることは何なのだということを真剣に考えていかなくてはならないというふうにして思うのですね。私も7月に全国の自治体学校というところで様々な全国の経験なども学ばせていただきましたし、それから、専門家の方、全国の自治体の議員の人方からもいろいろな経験があって北海道の訓子府町などの経験も含めて冊子も出されているというようなことで少し研修もさせていただきました。それで聞いていきたいのですけれども、いわゆる子どもの政府のやってきたことというのは、答弁にあったように、我が町においてはこども基本条例ということで、一つのいわゆる具体策としても、一定期間、対策として取り組んでいくのだということを、第3期ということでありますけれども、明らかにされたのですよね。そこで聞きたいのですけれども、令和7年から令和11年のところのこども・子育て支援事業計画、これは、貧困対策、貧困についての認識も書かれていますけれども、これは少子化対策について町として計画的に取り組んでいくのだというような意味合いを持っている計画だというふうに思うのですけれども、その点、まず確認したいというふうに思います。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

第3期のこども・子育て支援事業計画ですが、少子化について項目立てしているところは特段ありませんけれども、当町で考える少子化対策の一つとしましてもそれぞれのライフステージにおきましてそれぞれのライフステージに合った切れ目のない支援ということでこれまでも切れ目のない支援という取組を進めてまいりました。第3期計画におきましても、住民のニーズを捉えた中で、子育ての基盤整備、こちらの充実を図るということが当町で考えている少子化対策の一つということで捉えておりますので各計画の中でもそちらが盛り込まれているというふうに捉えております。

質問 5番 佐藤昭平

要するに、こども基本法、こども基本条例、条例に基づいていろいろ条例を前後して様々こういう子育て世代のところの方々についてアンケートも取ってきたし、そういう状況を踏まえて事業計画という形で貧困対策も含めて盛り込んでいくのだということは、この間、議会でも答弁を頂いているところです。全国的にこういうような基本条例や事業計画をつくられてきているわけなのですね。それは国のところでのいわゆる異次元の少子化対策ということでうたわれていますからそれの具体化なのですよね。こども基本条例にしても(聴取不能)にしても、いわゆるこども大綱というのがしっかり国で位置づけられて、それに基づいて都道府県も計画をつくるし、市町村も計画をつくるというようなことでつくられてきている。当町についてもそういうようなことをベースにしてつくられてきている支援事業計画だというふうに。これは、作業、実際に進んできて取り組まれていますからそういう認識だというふうにして私は捉えています。この事業計画の中から何点かだけお聞きしたいのですけれども、この間、ずっと貧困対策が子育て支援の中でもまた少子化対策としても大変有効だというようなことで主張はしてきたのですけれども、基本的なことだけ、こういう事業計画、当事業計画については初めてこの議会の場でもっても議論しますので太いところだけ聞きたいのですよね。この事業計画の53ページにありますのは「困難な状況に置かれたこどもの支援」ということで、これは、貧困、それの「必要な環境の整備」の③のところに「貧困の連鎖の解消」というのがあるのですよね。こういうような認識というのは今の時代にふさわしいそういう認識だというふうにして思います。この中に何点か書かれているのですけれども、率直に言って、既存の制度、今までやってきた制度の並び直しというのですけれども、そういうような中身だなというふうに私は受け止めたのですけれども、実際、そうですからそうだと思うのですが、私が注目しているのは、「貧困の連鎖の解消」の一番最後、「貧困解消に向けた直接的及び間接的な施策の実施」。5年間、これからありますから、そういう点では一定期間がないと。「来年、解決できます」ということではないと思いますので5年間であれ一定期間が必要だというふうにして思いますし、それから、こういう少子化対策・子育て支援は総合的に包括的にやらなくてはならないわけですよね。そういうことがありますので、いろいろな施策を考えなくてはならない。しかし、また限界もあるというようなことだと思うのですが、貧困解消に向けた直接的及び間接的な施策の実施というのは受け止め方としては今後に向けての検討課題の何がしかを原課としても町としても考えている部分があるのかなというふうにも推察するのですけれども、ここら辺についてはどうでしょうか。お聞きしたいと思います。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

計画の中にあります直接的・間接的というところにつきましては、議員がおっしゃったとおり、その前段につきましては、これまでの取組などを整理し、この項目に当てはまるものをこちらに登載しているというような状況になりますが、今後の直接的・間接的部分につきましては、この5年間の中の前段でニーズ調査をいたしましたが、この5年間の中でまたそれぞれの住民の声などを聴きながら、よい施策、それと国の取組などを注視しながら原課としてはいい方法を考えていきたい、探っていきたいというところの表現になっております。

質問 5番 佐藤昭平

そうなのですよね。5年間計画で、1年ごとの見直しというか、振り返りというか、そういうようなものをしっかりやって、そして5年間というスパンの中で具体的な対策を進めていく必要があるのだというようなことなのですね。大分、何回も読んだわけではないですけれども、貧困についての認識って、何をもって、貧困の連鎖の解消とか貧困の経験だとかそういうような書き方で事例も挙げていますけれども、貧困ってどういうことを基準にしてここをやっているのですか。いろいろ、受け止め方というか、考え方はあるのですけれども、そこら辺についての説明も見たところないのですけれども、そもそものところ、貧困について、こういう形でもって貧困なのだと、いわゆる貧困線の問題とかそういうのも(聴取不能)ますけれども、そこら辺については認識を持ってやられているのかどうなのか、お聞きしたいと思います。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

令和5年度に条例策定に当たりまして、それと、その先の3期計画、こちらの策定を見据えましてアンケート調査を実施しております。その中で貧困の実態調査というのも実際に実施しておりまして、その中で貧困ではない世帯と貧困に相当するであろう世帯を当然その中で分析された中で、結果として、通常の生活は貧困世帯であっても貧困ではない世帯であっても大きな生活の部分では変わりはないのですけれども、例えばその後の進学ですとか余暇の過ごし方ですとかそういったところに差が出てしまうと。その行く末にはまたそこの子どもたちが望む教育を例えば受けられないことがあれば連鎖につながるのではという研究結果の下、この計画に登載しているところであります。

質問 5番 佐藤昭平

貧困線というのは極めて明確なもので、いわゆる可処分所得、つまりいろいろ物を買える、最近では手取りの収入とかと言いますけれども、それの可処分所得でいわゆる買える購買力の真ん中ぐらいの位置のところの半分以下の人を、貧困、要するに半分の部分を貧困線と言うわけなのですけれども、そこら辺については町のところでどういうふうに……。地方自治体としてそういうのが把握できるかどうかというのはあるのですけれども、国のところで言っている貧困の基準って、こども大綱などを見ても、貧困の基準って、貧困とは何ぞやというのはそういう貧困線のところを言っているのですけれども、なんとなく、この人方、こういうような人は貧困世帯と言えるのだろうなみたいなそういうようなものでもないのではないかなというふうにして思うのですけれども、貧困というのは明確な経済用語ですからそこら辺についてのことはどのように認識されるのか。そこら辺、あまり曖昧だと感覚的な対策になってしまうのではないかなという危惧があるものですから、そこら辺についてお尋ねします。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

貧困調査に当たりましては、貧困の基準というところを国が示していました。そこの基準に合わせております。その中で、子どものアンケート、それと同時に保護者のアンケートも行っております。保護者のほうでは、例えば保護者の収入ですとか仕事の状況、そういった内容になっており、子どもの中では普通に生活している中の困り感ですとかどういうふうに時間を過ごしているだとかそういったところを調査しました。その2つの調査をクロスさせて、例えば貧困と思われる世帯の子どもたちの受けている経験、それと貧困ではない世帯の子どもたちの経験を比較するというような形の結果の出し方であると大まかに捉えております。

質問 5番 佐藤昭平

国のこども大綱のあれは、昨年ですかね、ちょうど1年ぐらい前に出されているのですけれども、そこでは、国のところで見た場合に、いわゆる貧困家庭、子どもの貧困に該当する子どもというのは約11.6%というふうにして数字が出ているのですけれども、当町において貧困家庭にある子どもの比率というのは何%になるのでしょうか。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

申し訳ございません。今、その数値を手元に押さえていない状況にあります。

質問 5番 佐藤昭平

それでは、ぜひ後で教えていただきたいと思いますが、そんなに大きな違いはないですよね。全国どこで見てもそんな10%も違うとかそういうようなことではありませんので恐らく10%前後ぐらいかなというふうにして思います。これ、なかなか低くならないという状況で推移していますので、そこら辺、しっかり、ここの貧困対策も含めた事業計画をつくっているよというような経過になっていますので、ぜひそこら辺の検討を深めていただきたいなというふうにして思います。次の人口構成及び合計特殊出生率についてお尋ねしたいのですけれども、人口構成のところは、全国的に見ても同じような、そんなに全国と変わらないようないわゆる高齢化社会のところの状況があるのかなというふうにして思います。一方、合計特殊出生率のところは、全道や全国に比べれば、非常に小さな差ではありますけれども、何とか、1.3%、1.33ですか、そういうような数値を確保しているというようなことなのですが、最初の1問目のところでも、歴史的に見れば当初の施策って少子化対策等に何らかの効果を上げてきたのかなというような、最近の、全然低いと思いますけれども、特殊出生率かなというふうにして思うのですけれども、そこら辺というのは一定期間で見れば効果がいろいろ検証できるというふうには思うのですけれども、担当課、年間のところでどういうところでプラス面でもって効果を上げたとかそういうようなことがあれば特殊出生率との関係でお聞きしたいというふうに思いますが、その点で答弁を求めます。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

直近の合計特殊出生率も令和4年の数字になるものですから今から比べると参考になる数字としては低いかと思いますので現在の出生の状況でいいますと年々減少の傾向にあることは変わりません。出生につきましてはいろいろな要因が背景に隠れているものですから、例えば子どもを育てる、育児に参加する、そういったところの悩みですとか、例えば置かれている労働環境が子育てを手助けできる環境なのかですとか例えば出産した後の復職、就労、それとキャリアの問題ですとかいろいろなものが絡んでおりますので、これまでも町もいろいろな取組をしてきましたけれども、一概にこの取組が成果をなしていないというような捉えではございません。

質問 5番 佐藤昭平

私は議員になって最初に議会に出てきた頃にその当時の子どもの支援のほうの担当している職員の方ともいろいろ議論をしたことがあるのですけれども、当時、こども医療費の無料化のことですとかそういうのも私自身のある意味でライフワークという中身もあったので質問させてもらったりしているのですけれども、とにかく、産後の五十何日目とかになるのですか。産後休暇が明ける、そこのときの子ども、赤ちゃんをどうするかというのが一番の課題なのだということで、順番がまだなかなかこども医療費のほうにはなかなか回らんなみたいなところもあって、その後、無料化実施をされておりますけれども、そういうように重点的にここのところに手当てをしてきて。例えば、最初に国の政策と言ったのは、国は30年前なのですよね。いわゆる、懐かしい言葉ですけれども、エンゼルプランってやつですけれども、30年間の中で残念ながら効果は上がっていなかったなというふうになっているのですけれども、いずれにしたって釧路町だっていろいろ国のエンゼルプランなり新エンゼルプランなりの中でも取り組んでこられたことだと思うのですけれども、そこを振り返ってみたときに、釧路町って、どういうような子育て支援、広い意味でいうと実りとしての少子化対策をやってきたのかなというのが、特殊出生率を考える場合には。ただ数字の結果というだけではなくて取組もしてきたということと併せて振り返ってみる必要があるのかなというふうにして思うのですけれども、そこら辺の振り返りなり、今後に生かすべきこと、意味合いが出てくるわけなのですけれども、そこら辺についてはどのように考えているのか、答弁を求めます。

答弁 こども応援課長 鈴木雅人

町としても、これまでも、独自拡大事業としましては、医療費の無償化ですとか例えば不妊治療費等の助成、そういったものにも力を入れながら少子化対策につながらないかというふうに努力してきたところです。今後につきましては、実はというか、子ども、子育て家庭の声がよく聞こえる窓口なものですから、そこで妊婦さんですとか妊娠・出産を予定されているお母さんたちの声からよく聞こえてくるのは、実は、経済対策とかそういうところのお話よりも、自分は復職できるのか、自分の就労につながるのか、それと子どもの預ける先はあるのだろうかというのが一番大きく聞こえる声です。と考えたときに、家庭としては経済的自立は既に見据えている。ただ、自立するために、就労とかにうまくつながる、子どもを預かるところがある、そういったところを非常に懸念されているというのは数年前から聞こえている声であって第3期計画におきましてもそういった「こどもの居場所づくり」というのを一つの問題解消課題として取り組んでいくというふうにしているところであります。

質問 5番 佐藤昭平

分かりました。貧困対策はいろいろ質疑した中で3期のこういう支援事業計画に包含されていくというようなことも聞いていたものですから経過的に今回質問させていただきました。3点目なのですけれども、学校給食の無償化の問題、答弁にありましたように交付金を使ったり、それから一般財源を使って無償を維持してきているという点では敬意を表したいなというふうに率直に思っていますし、ある意味……。私が勝手に思っていることです。もうやめられないだろうなというふうにも思ったりして。値上げになってしまいますから、実態として。そういうふうにも感じています。答弁を頂きましたけれども、この間の国会の動き、令和7年度の国の予算を巡っての動きなどを見ると与党と一部の野党のところでの合意では令和8年度から給食費の小学校の部分については無償化をすると。そして、中学校についても可及的速やかに国で財源を持って無償化をするということも、政府のところで出している中身ではない、政党間の合意の話ではありますけれども、出されているのですけれども、そこら辺のことはどのように認識されているのか。そうであるとすれば、来年度から絶対に実施してほしいと。そういう一定の合意があるわけだから。そういうことも町としては自治体の団体等も含めて強く働きかける必要もあるのではないかなというふうにして思うのですけれども、その点、町長のほうからいいですかね。お願いします。

答弁 町長 小松茂

今、議員が御指摘のように国のある政党間の中で給食費の話題である程度方向性が出されているのは情報として聞き入れているところであります。また、これまでもそうですけれども、それぞれの自治体で給食費の取扱いを積極的に進めている自治体とそうでない自治体がある中で財源は相当大きなものを伴ってきます。そういう意味では国が主導的な立場を持ちながらこういったものをしっかり政策として打ち出していただきたいというのが我々の本音であります。ただ、なかなか全国的に統一することが難しいというそういった情報も得ているわけでありますが、今現在、我々としての考え方は、何とか国がしっかり主導してこの施策に取り組んでいただきたい、こういう思いであります。

質問 5番 佐藤昭平

全国の自治体、千七百幾つかあると思うのですよね。学校給食の無償化をしているのは、いろいろな形態があるにせよ、700、最近は800近くぐらいまでいっていますかね。そういうようなことだと思うのですよ。町長が言っているような認識で財政負担をしているところもあればというのは事実の話だというふうに思うのですけれども、もう一面で見ると、国はやらないけれども自治体としてやってきたという800近くのところが増えてきて、そういうような自治体がある意味あったればこそ国としても財源を確保して国のところでもやらなくてはならんというそういうある意味パワーにも影響にもなったのではないかなと思いますので、うちの町も、そういう点では、今、そういう政党間の合意とはいえ、一定、積極的な面が出てきたという点ではやってきてよかった制度だとそういう面でも言えるというふうにして思うのですよね。ぜひ強く働きかけて、小学校部分が無償になれば財源的にも大変そういう点ではいいわけですから働きかけを積極的にやる必要があるのだというふうにして、激しくと言ったらあれですけれども、働きかけている自治体もありますからぜひうちの町もよろしくお願いしたいと思います。今後の考えという部分について最後に質疑をしたいのですけれども、先ほど原課の課長のほうから答弁があったように少子化対策、貧困対策、子どもの貧困対策だけではないのですよね。これ、何かができないかというようなことはあるのですよ。それは、あんまりお金がかかんないでと言ったら言い方は悪いのですけれども、いろいろなところ、全国の自治体でやっているところがあります。私、前、議会で言ったかもしれませんけれども、3年ぐらい前ですけれども、議会視察で先進視察で岩手県の釜石市に行かせていただきました。そこの釜石のところで1つやっているのが、2つあるのですけれども、1つやってこういうのはできるなみたいなふうに思ったのは子育て応援企業認定制度。これ、釜石の市内のところでのいろいろな(聴取不能)のところで、育児休業期間とかそういうのを、法基準でいうと例えば1歳までなのだけれども、そこの企業の人は1歳2か月まで育児休業期間をつくれますと。そして、それを自治体のほうで認証すると。ぜひそういうのを地域的にも広げるようなことをやるですとか。それから、これも何かの審議で言ったかもしれませんけれども、赤ちゃんの駅制度。赤ちゃんの駅の制度というのはなかなか東北らしいみたいな感じもあるのですけれども、「授乳できる場所を提供します。おむつ替えができる場所を提供します。ミルク用のお湯を提供します」というようなことで、令和4年現在のところでも、数、合計が出ていませんけれども、相当やっていますよね。一部、町の施設などでも、ミルクがどうかは分かりませんけれども、そういうようなところも見られます。できそうだなというようなふうにして思っているところもあるので、これだけではないとは思うのですけれども、こんな形で具体例として一つ実践を挙げて喜ばれている制度でもあるのですけれども、こういう形で広くそういうような赤ちゃんを含めた子育て世代を支援するというようなことを地域的にも押し出しできるなというものがありますので、ここら辺の具体的な制度に対する考えというか、検討している部分などもあれば最後に答弁を求めて終わりたいというふうにして思いますので。すみません。2番(聴取不能)出してしまった。

答弁 町長 小松茂

今、佐藤議員のほうから少子化対策の根本的な問題を含めてそういうことで質疑をしながら当町がこれまで取り組んできた少子化対策の事業などを含めて議論させていただいたところでありました。なかなか難しい対策であります。しかし、全国の事例を見ても道内の事例を見ても1ついい事例があります。例えば、工場誘致をし、そして雇用が生まれ、そして人口構成の中で生産年齢人口がある程度推移していて、その自治体はいわゆる消滅自治体から外れたというそういった事例もあります。そういう意味では、根本的な部分は、若い世代の方々が釧路町にしっかり根づくためには、職場、仕事がある、そしてそこの仕事の全体的な雇用もずっと安定的に持続されていく、そういう環境が大事ではないかなというふうに思います。幾ら経済的な支援をしても幾ら子ども1人生まれたから経済的なお金を出してしてもなかなか結果が生まれない自治体がたくさんあります。そういう意味では、根本的な部分にもう少し我々は目を向けながら、基本的にそういう安定した雇用を生める企業をしっかり我が町に誘致しながら、そしてそこに働く方々は若い世代の方に働いていただいて、そして子どもを産み育てられるそういう環境を我々は自治体としてしっかり提供していく。これらが一つセットになっていくことによってこれらの部分を解決できないかなと。そんな思いで今進めておりますので御理解を頂きたいというふうに思います。

質問 5番 佐藤昭平

最後に、「計画の位置づけ」というのがあるので、そこの部分についてだけ、私、感想ではないけれども、答弁はいいですから(聴取不能)いきたいと思います。「計画の位置づけ」の中で地域子育て支援事業の具体的な進め方ということで「住民をはじめ」というのが最初に来るのですよ。そして、最後に「事業者、関係団体、行政」と行政が最後に来るのですよ。これが「それぞれの立場において」というのがあるのですけれども、これは言葉尻を捉えているようなふうに受けとめられたら困るのですけれども、いろいろ事業者にしても住民にしても協力するのは当然いいと思うのですけれども、行政のところで、しっかり、調整なり、必要によってはお金もかかるかもしれませんけれども、そのことによって住民なり事業者なり少子化対策についても子育てについても積極性を引き出していくというのは、いろいろな情報、個人情報を含めてやっていくときに行政がいないとなかなかできないのですよ、当然。そういう点では「行政をはじめ」というふうに書いたほうがいいかなという感想は持っていたのですけれども、調整機能としての行政の役割もしっかり持っていく必要があります。そういう点では、いろいろな形で協力してくれる方、町内にも私の感想では釧路町はいろいろいらっしゃると思いますので、ぜひ、そこら辺の力、協力を引き出すように進めていっていただきたいなということを最後にお願いをして。答弁、よろしいです。

出典:釧路町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月2日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる