釧路町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月3日
自主防災組織への支援体制について
2025年6月3日、釧路町議会の一般質問で、梅津加代子議員が「自主防災組織への支援体制について」質問し、町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹が答弁しました。
- 質問者
- 梅津加代子 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 梅津加代子
1番、梅津です。通告に従って、1件、2項目について質問をいたします。自主防災組織への支援体制についてであります。当町においては3基の避難タワーが完成し、防災・減災対策のハード面の整備が進んでいる中、地域ごとの防災組織の設置、防災活動が効果的に行われる体制が困難な状況であります。そこで、以下、2項目について伺います。1、自主防災組織の現状と課題解決への取組は。2、活動支援に向けた今後の展望は。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
1番、梅津議員の一般質問にお答えさせていただきます。自主防災組織への支援体制ということで、①の自主防災組織の現状と課題解決への取組についてのお尋ねですが、現在町内には8つの自主防災組織が結成されております。自主防災組織が結成されていない町内会とは、希望に応じ自主防災組織の結成に向けた意見交換を実施しておりますが、令和4年度以降は1件の結成にとどまっております。自主防災組織における課題といたしましては、役員などの高齢化による活動の停滞や活動費の不足などが掲げられております。町といたしましては、可能な限り地域へ足を運び、共助の必要性と重要性に理解を求め、防災意識の醸成に進めるとともに、引き続き自主防災組織の結成に必要な手続の支援や防災資機材の整備を目的とした一般財団法人自治総合センターが実施をする、コミュニティ助成事業補助金の活用に向けた啓発や手続の支援を実施してまいります。次に、②の活動支援に向けた今後の展望ですが、自主防災組織が行う日頃の防災・減災活動は、地域防災力の向上に大きく寄与するものと考えております。町といたしましては、災害から一人でも多くの命を守るため、自主防災組織の抱えている課題の解決や自主防災組織の活動、取組、これを積極的に支援してまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 1番 梅津加代子
では、再質問に入っていきます。答弁では、8つの自主防災組織が結成されているということなのですけれども、かなり令和3年からの結成になっていると思います。所管事務調査のほうでも自主防災組織のほうを行っていますので、それを踏まえて質問の展開にまいりたいのですけれども、所管事務調査の中で、結成の検討していた町内会もあったと思います。この町内会がなかなか結成に至らないとは思うのですけれども、現在、結成を検討している町内会はあるのかどうか確認いたします。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
昨年の所管事務調査の中でのやり取りの中で、当時、3つほどの町内会が自主防災組織に向けて前向きな検討をしているといったことで、私のほうで発言をさせていただいたのですけれども、その後の状況といたしましては、先月確認したところでは、その3つの町内会とも話が進んでいないといったような状況を把握しています。ただ、令和3年以降においては、昨年、北見団地、町内会のほうで自主防災組織を結成されて現在8つになってございますけれども、それ以外の町内会としては、現在、1つの町内会が自主防災組織の結成に向けて今前向きな話をいただいているところでございます。
再質問 1番 梅津加代子
1つの町内会が前向きに結成に向けて動いているということなのですけれども、なかなか進まない結成の理由として、高齢化もそうですし、なかなか役員不足で、結成できない状況、そして結成に当たり、避難誘導するとか、そういった結成に当たる項目があると思うのですけれども、そこがちょっとネックなのかなというふうに理解しております。今後、どのように働きかけていくのかを確認いたします。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
先ほど町長も御答弁申し上げましたけれども、やはり、我々も自主防災組織の果たす役割というのは、当然共助のという大きな役割を担う組織だというふうに考えていますので、先ほど町長御答弁申し上げましたが、積極的に我々も職員が地域に出向いて、現在抱えている自主防災組織の結成に向けて抱えている課題ですとか、実際自主防災組織が結成しているところについては、必要な支援ですとか、そういったところの意見について情報収集して、取組を進めてまいりたいなというふうに考えております。
再質問 1番 梅津加代子
今後町内会の存続も難しくなっていく中で、ぜひ結成していただくことによって、自主防災組織だけでも残っていくような体制も必要になってくるのではないかと思っております。この自主防災組織の活動について次質問したいのですけれども、令和5年度は火災訓練ですとか、あと防災キャンプ、あと防災セミナー、DVD鑑賞、心肺蘇生救急訓練などが行われたということで、資料のほうで所管事務調査のほうでは聞いておりました。令和6年度は、これに加えてどのような活動があったのかを確認いたします。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
自主防災組織におけます取組活動につきましては、本年4月に各自主防災組織のほうにアンケート調査を実施させていただきました。その中においては、令和6年度、それぞれ活動内容だとか頻度はちょっとそれぞれの自主防災組織で差はございますけれども、防災研修、防災講話、避難訓練を実施しているところもございますし、救急救命講習、あと、中には防災フェスと称して資機材やAEDの使用方法ですとか、消火訓練、焚き出し訓練を実施していると、そういったような自主防災組織があることを確認しております。
再質問 1番 梅津加代子
防災フェス、大変いい取組だと思います。そうですね。防災の意識を高めるために、こういった訓練を行っていくことが重要であると思います。立ち上げが難しくても、この自主防災組織ができることで、防災訓練、共助の部分で行っていくことで、いざこの災害、起こってほしくないのですけれども、起こったときにその訓練が生きてくるというふうに考えております。この避難タワーもできたわけですけれども、今後この避難タワーを活用した訓練等を行えるのかどうか、または今後どういった訓練を考えていくのかどうかを確認いたします。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
避難タワーを活用しての訓練の実施ということで、これには、町が主体となって実施する訓練もあれば、地域が主体となって実施する訓練もあるかと思います。新開町内会のほうでは、毎月のように避難訓練ですとか、そういった防災研修をそのタワーを活用して実施したいといった、そういった御意見もございますし、あと町におきましても、今後、夏にその避難タワーを活用した避難訓練については計画しているところでございます。
再質問 1番 梅津加代子
大変すごいいい取組になるのではないかと思います。次の質問なのですけれども、防災リーダーに関わる防災士、この育成なのですけれども、現在、この防災士は釧路町で何名おられるのかお伺いいたします。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
防災士の数ですが、令和6年10月末現在の数字になりますけれども、町においては49名という数字になってございます。
再質問 1番 梅津加代子
49名、かなりの人数、私が聞いたときには2名だったのですけれども、すごい人数だと思います。今後この防災リーダーの方たちに何か貢献してもらう、お手伝いしてもらうといった取組等は考えているのかお伺いいたします。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
過日、報道等でもございましたけれども、釧路町に初めての防災士ネットワークといったものが結成されました。我々といたしましても、防災士のネットワークを、当然防災士の方々がリーダーが集まっている会ですので、そういった方々の組織を利用させていただくといったら語弊があるのですけれども、連携しながら、これから、今後、取組を考えていきたいなというふうに思います。
再質問 1番 梅津加代子
ぜひ前向きに進めていただきたいと思います。防災ネットワーク、とても重要だと思います。2のほうに入っていくのですけれども、1とも関わっていて、今後、自主防災組織の活動取組を積極的に支援していくというふうに先ほどの答弁ではおっしゃっていたのですけれども、ハード面とソフト面の支援があると思います。ソフト面の支援は防災訓練等に関わるかと思うのですけれども、ハード面の支援をどのように考えているのかお伺いいたします。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
ハード面ということでございますので、恐らく自主防災組織のほうで整備される資機材ですとか、そういった面なのかなと思うのですけれども、これにつきましては、先ほど町長御答弁申し上げましたが、現在は自治総合センターが実施してますコミュニティ助成事業補助金のほうの活用に我々も手続について支援しているところでございますけれども、実際今回実施したアンケートの中では自主防災組織の抱える課題の一つとして、なかなかその資機材を購入するための費用が財源が足りないといったような声も聞いているので、これについてはこれに応えられるかどうかは分かりませんけれども、何か対策をちょっと講じられるか検討を進めたいなというふうに考えております。
再質問 1番 梅津加代子
このコミュニティ申請のほうで、コミュニティ申請で250万の宝くじ助成金の申請と自主防災組織のほうで200万だったかと思うのですけれども、なかなかこの申請が通らなくて、2年、3年待って、いつになったら通るのでしょうという町内会の声もあって、なかなかその資材も古くなっている、町内会のテントもすごい古い状態の中で、買い替えていきたいけれど、町内会の財源がないから、なかなかそこに踏み切れない状況になっております。私のほうでもちょっと調べたのですけれども、これはちょっと大阪のほうなのですけれども、自主防災組織活動支援の補助金として市が自主防災組織を対象として立ち上げた自主防災組織に届出があった、市に届出があった防災組織を対象として、防災知識の普及ですとか、研修費、そして防災用の資材そして防災訓練実施に関する活動、災害時の情報伝達、安否確認に及ぶ避難誘導並びに避難運営に寄与する活動、災害時においての必要となる備蓄食材などに関するものに対して一組織当たり10万円ですとか、10分の10経費として補助している市もあります。近隣でこういった補助金活動をやっているところはあるのかどうか、もし分かっていれば教えてください。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
近隣ということでの御質問ですけれども、私が調べる限りは釧路管内にはそういった補助金を実施しているところはちょっとなかったのですけれども、道内で申し上げますと、北広島市ですとか、あと函館、恵庭、苫小牧市、町では広尾町ですとか、栗山町がそういった自治防災組織に対する活動の支援を行っているということで確認はしてございます。
再質問 1番 梅津加代子
この補助なのですけれども、道ですとか、国からの補助金制度が活用できている支援なのかどうか、それとも市独自で支援しているのかどうか、その辺はお分かりでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
それぞれの今私が御紹介申し上げた市町村につきましては、それぞれの町の一財で補助を実施しているといったような状況になってございます。
再質問 1番 梅津加代子
市町独自でそういった支援を行っているというところがあるということなのですけれども、最後に町長にお伺いしたいと思います。令和8年度からこういった事業、補助事業がスタートしていけるのかどうか、そしてどういった考えがあるのか、防災士の資格を持つ町長に最後にお伺いしたいと思います。
答弁 町長 小松茂
議員御指摘のように、ハード、ソフト、様々な面でしっかり取り組んでいる、特に津波避難タワーの建設を機に地域住民の意識が相当変わったというふうに認識しております。そういう意味では地域に住む方々が我々何をすべきか、それから、これからどういう活動をしていけばいいのか、そういったことから、例えば資機材が必要だ、それからそういった組織がつくるべきだ、組織はまだつくれないけれども、そういった専門の人の話を聞いて、そして知識を高めていきたい、こういった様々な考え方に立ってきているなということであります。やっぱり当町としては、こういった意識をさらに高めていきながら、最低必要なものは何とかしっかり支援していくべきだというふうに思います。今、コミュニティ助成事業で申請をしておりますけれども、かなりの競争率になってしまいまして、当初はそうでもなかったので、大体コンスタントに当たってきたのですけれども、そういう意味ではなかなかこの助成事業、助成金がおぼつかない、何年も遅れているような状況というのは、我々も把握しておりますので、そういったところにつきましては検討する必要があるのかなというふうには考えておりますが、まずこの助成金の活用をしながら、しっかり組織を支援していく、さらには組織がまずできないところについては、組織をつくることが目的ではなくて、自主防災組織の活動そのものの中身が大事でありますので、その町内会、町内会の考え方にしっかり寄り添って我々はその対応をしていきたいというふうに考えております。
再質問 1番 梅津加代子
本当に立ち上げてから活動がままならない、活動されていない町内会もあるのではないかと思うのですけれども、中には野遊会をお祭り事の前にちょっと防災訓練をやっているといった町内会もございます。そして、アンケートを取りながら新しい情報を交えながら、皆さんを巻き込みながら、若い方にもどんどん声をかけて、何とか参加してくださいといった町内会もございます。なかなかこの自治防災組織を立ち上げるに当たってのハードルが高過ぎて、責任も、町内会の役員に負担がかかってしまうという現状であります。だから、そういったフォローもしつつ、防災を本当に共助の部分でしっかりと地域で寄り添って協力し合える体制、そして訓練が必要だと思います。ぜひ、担当課、そして町長もこういった支援を前向きにコミュニティ助成金だけではなくて、町独自でそういった支援をしていただきたいと思います。終わります。