みんなの議会

釧路町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月4日

町内在住の外国人との共生について

2024年12月4日、釧路町議会の一般質問で、清水達也議員が「町内在住の外国人との共生について」質問し、町長 小松茂、住民課長 松野修治、総務課長 中野勝広、商工観光課長 田河智、防災安全課長 藤井正樹、総合政策課長 大河原教行が答弁しました。

質問者
清水達也 議員
答弁者
町長 小松茂、住民課長 松野修治、総務課長 中野勝広、商工観光課長 田河智、防災安全課長 藤井正樹、総合政策課長 大河原教行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 清水達也

13番、清水です。通告に従いまして、1件、3項目について質問いたします。①町内在住の外国人の現状と把握は。②町が考える安全に対する懸念は。③労働者不足による受入れの考えや関係性構築に向けた町の対応は。御答弁をお伺いいたします。

質問 13番 清水達也

失礼しました。質問の件名ですね、恐れ入ります。町内在住の外国人との共生についてお伺いいたします。質問の中身ですが、①町内在住の外国人の現状と把握は。②町が考える安全に対する懸念は。③労働者不足による受入れの考えや関係性構築に向けた町の対応は。以上、御答弁をお伺いいたします。

答弁 町長 小松茂

13番、清水議員の一般質問にお答えをさせていただきます。町内在住の外国人との共生についてということで、町内在住外国人の現状と把握についての御質問ですが、令和6年10月末現在における外国人登録数で申し上げますと、男性が92人、女性が67人の計159人となっております。次、②の町が考える安全に対する懸念についての御質問ですが、外国人と地域住民の間における文化や価値観の違いやコミュニケーション不足によるトラブルの事例が報道されており、外国人との共生による一つの懸念材料であると思われます。現在、町内在住の外国人はその多くが町内事業所で雇用されている方であり、その方々が地域の安全を脅かすという懸念は持っておりませんが、外国人に限らず町内での犯罪行為については、警察をはじめ関係機関と連携した対応が必要であると考えております。3番目の労働者不足による受入れの考えや、関係性構築に向けた町の対応についての御質問ですが、労働者不足は釧路地域においても顕在化しており、その対応として町内では様々な職業分野で外国人の受入れが進んでいると認識をしております。企業における外国人の受入れについて、現時点では町として具体的な考えを持ち合わせておりませんが、外国人というだけで差別や排除の対象となることのないように、共に地域を形成する一員としてルールを守る社会を構築するために理解を深める対応、これが必要であると考えております。以上であります。

質問 13番 清水達也

御答弁の中にもあったように、昨年度から今年度にかけて国会で入管法の改正などもあり、今後都市部だけではなく、地方でも外国人が増えてくることが避けられない状況になってくるであろうと懸念しております。その中で、都市部では御答弁の中にもありましたが、様々なトラブルや事件、事故が増えている状況でございます。地方においても、今後、様々な観点から外国人を受け入れざるを得ない状況になっていったときに、釧路町としてどういった考えがあるのかというような視点で、再質問させていただきます。実際に、①の中で町内在住の外国人は159人という答弁をいただきましたが、その把握方法というのはどのような形で把握をしているのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)

町による外国人の把握ということだったのですけれども、在留資格をお持ちになって、日本に3か月以上在留する方につきましては、住民登録の義務があるという形で、その方たちについては町で把握ができると。ただし、旅行とか在留資格が短期滞在といった形で、3か月未満のものについては把握することができないという状況になってございます。

質問 13番 清水達也

今3か月以上、以下というところが基準かなと思うのですけれども、長期滞在で3か月以上の方もいらっしゃるかなと思うのですけれども、永住している外国人、釧路町内で何名いるか、そういったところの把握というのは今どういう状況か、お聞きできたらと思います。

答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)

永住者、特別永住も含めて合計で16人、内訳としましては男性が9名、女性が7名という形になってございます。

質問 13番 清水達也

内訳についても把握しました。労働者として釧路町の中で把握している人数というのも分かるのでしょうか。

答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)

在留資格のうち、就労ビザというのがありまして、そこは16種類あります。16種類のうち町では6種類該当していまして、それでいくと全体で137名、男性が79名、女性が58名となっております。

質問 13番 清水達也

労働者という点で今お聞きしたのですけれども、例えば教育の方でAETとか英語指導助手として今、実際釧路町にいらっしゃる方というのはお聞きしてもよろしいでしょうか。

質問 13番 清水達也

はい。かしこまりました。

質問 13番 清水達也

失礼いたしました。今、就労の労働者の人数のほうをお聞きしたのですけれども、例えば釧路町内の民間企業の方と何か共有とか、連携しているようなこととか、何かあればお聞きできたらなと思います。

答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)

町としましては、在留資格でしか把握することができません。ただ、在留資格は日本に滞在してどこまで活動できるかという範囲が規定されているだけであって、職種だとか業種を指定するものではないので、そこまでの把握を町でするということは困難という形になってございます。

質問 13番 清水達也

承知しました。人数や内訳について把握いたしました。②の町が考える安全に対する懸念は、というところで再質問させていただきます。町民と外国人のトラブルについて、防犯の視点でも併せてちょっと質問できたらと思うのですけれども、例えば外国人とのトラブルがあった際に、英語とか他言語で対応できるような職員が今役場内にいるかどうかというところをお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 中野勝広

現状のところは、他言語を対応できる職員というのは存在しておりません。

質問 13番 清水達也

実際に、こちら町民から聞いている声なのですけれども、河畔地区の中で戸別訪問をして不要品の買い取りをしている海外の業者があると。そういった声をお聞きしているのですけれども、そうした相談とか苦情みたいなものとかって、役場のほうに来たりとかというのがあるかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 商工観光課長 田河智

事業者のことなので、私のほうで解答させていただきます。その辺の情報提供というのを、今把握していない状況でございます。

質問 13番 清水達也

実際に不要品の買取業者の営業があるということで、外国人労働者の方が個別で町内、回ってそうした不要品があれば買い取るけれども何かないかと、そういった営業行為が行われているという声が寄せられております。その中では、実際に不要品買取してもらった方もいれば、やっぱりちょっと不安に思ってお断りしたケースもあるということで、不安を抱いている町民が実際にいるという現状でございます。そうした中で、何度も訪問されたりとか、買い取ってもらった方がおっしゃっていたことなのですけれども、そこでしつこい買い取りの営業などもあるということで、こうした状況がある中で町としてどうお考えになるかというところを、ちょっとお聞きできたらなと思います。

答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)

消費者トラブルという案件で答弁させていただきますと、消費者協会等へのそういった相談というのも、今のところないという状況になってございます。

質問 13番 清水達也

承知しました。こちらはあくまで一例なのですけれども、外国人のそういった方が個別で訪問してくると、やっぱり不安に思うところがあるので、実際には町民の不安を払拭するような考えを、対策を取っていただいたほうがいいかなと思うのですけれども、先ほど答弁の中でもこうした外国人に限らず、町内での犯罪行為について警察とも連携した対応が必要であるとおっしゃっておりましたけれども、これまでの釧路町内でこうした事件、事故みたいな件数、もし分かればお聞きできたらなと思います。

答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)

消費者トラブルという観点で答弁させていただきますけれども、これまでそういったケースはないという状況になってございます。

再質問 13番 清水達也

休憩前に引き続き再質問のほうさせていただきます。件名にもあるとおり、町内在住の外国人との共生についてということで、共生の視点で引き続き質問させていただきたいと思います。②町が考える安全に対する懸念はということで、消費者間のトラブルはないといったお話でしたけれども、例えば交通事故などの、そういったトラブルというのがあるのかお聞きできたらと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

交通安全担当している防災安全課のほうからということで答弁させていただきますけれども、そのような、交通安全上のトラブルというのも、これまでは聞いたことはございません。

再質問 13番 清水達也

これまでの質問の中でも人数もそんなにまだ釧路町は少ない状況の中で、いろいろとトラブルはないというお話でしたけれども、引き続き、やはり同じ日本人の中でも価値観の違いでトラブルなどはもちろんあるのですけれども、やっぱり文化圏が違う者同士でということで、今後もそういった対策考えていただけたらなと思います。最後に③労働者不足による受入れの考えや関係性構築に向けた町の対応はというところですけれども、実際には先ほど民間企業とも連携や何か一緒に共有している考えは特にないというようなお話だったのですけれども、例えば、食肉加工センターが今遠矢地区のほうで今建設進んでいるかと思いますが、こちらの方でそうした外国人労働者の人手不足によるようなところから考えというものは今あるかどうかお聞きできたらと思います。

答弁 総合政策課長 大河原教行

食肉センターの関係の調整窓口として我々のほうで進めておりますが、現時点では雇用200人というところでお話をいただいております。その中の実際の内訳というのはまだはっきりしていないのですけれども、外国人の雇用というのもあり得るというふうにはお聞きしております。

再質問 13番 清水達也

実際に外国人の労働者の方々が働く環境となると、食肉加工センターができれば近く遠矢地区の中にできるのかなということも考えとして浮かんでくるのですけれども、どのエリアになどというような、そういう居住する場所とかというような考えは、今お話の中で出てきたりというのはないでしょうか。

答弁 総合政策課長 大河原教行

我々が会社側に求めていますのは、全て町内に居住していただきたいということは求めているところでございます。

再質問 13番 清水達也

それでは、町内の特定の地区というようなお話は、まだ現在出ていないような状況でしょうか。

答弁 総合政策課長 大河原教行

先方には民間の住宅、アパートであったり、そういったところの情報はお伝えしております。その範囲内で収まる部分と収まらないのであれば、そういった寄宿者を含め、会社側で建設等を検討されるものというふうに捉えてございます。

再質問 13番 清水達也

中標津町の話になるのですけれども、岩谷学園という取組、誘致したことによって、日本語学校やIT教育など、連携した事業でそういったコミュニケーションを図っていきながら、人材不足にも対応した取組が行われていると各報道でもございます。今後こうした取組を参考にした施策みたいなものと今考えがあるかどうかお聞きできたらと思います。

答弁 総合政策課長 大河原教行

国際交流の担当として御答弁させていただきます。清水議員、おっしゃっているとおり、まだそんなに外国人の人口に占める割合というのは低い状況でございます。ただ、その中で今後増えるという部分の見込みというのも、今の食肉センターの例もありまして、あろうかと思います。そういった部分で今御紹介いただいた事例、あと道内での様々な事例がございますので、コミュニケーションと相互理解というところが国際交流の基本となりますので、そのあたり様々な事例を含めて研究させていただきたいと思います。

再質問 13番 清水達也

昨日の質問の5番議員の質問の中にもあったかと思うのですけれども、今後、やっぱり自治会とか町内会、関係性が希薄になってきているようなところがある中で、やはりこういった問題であったり、やっぱり不安というものが今後出てくるのではないかなと思われます。実際には、答弁の中にもございましたが、そうしたルールを守る社会を構築していくと、お話にもありましたけれども、実際には時代も変わってきている中で町民憲章も実際にできたのが昭和57年、40年前ということもありまして、今後そういった多様性も含めた、いろいろな方々が釧路町で豊かな暮らしを暮らしていけるようなローカルルールみたいなものも今後設定していくことも大事なのではないのかなと思うのですけれども、そうした考えがあるかどうかというところもお聞きできたらと思います。

答弁 総合政策課長 大河原教行

町でローカルルールを定めるとした場合は条例といって、例規を含めて、形になってしまいますので、地域で住むルールとしては、例えばごみ出しだったり、そういった生活のルールというのは、それぞれ地域で違うかと思いますので、そういった辺り、どのような事例でも、そういった生活情報の提供というような取組というのもございます。そういった辺りもちょっと研究しながら進めていきたいというふうに考えてございます。

再質問 13番 清水達也

最後になりますけれども、労働者不足の問題であったり、いろいろな方々、多様な価値観を持った方々が釧路町で豊かに暮らしていくというところも含めて、これまでの質問も含めて、最後に町長のこれまでの話をしたローカルルールや釧路町独自のローカルシップみたいなもの、考え、あと町民憲章も制定されてから40年たっているわけですけれども、そういったところの御答弁をいただいて終わりにしたいと思います。

答弁 町長 小松茂

清水議員の御指摘のように、その地域エリアにいる外国人の方々の文化の違い、価値観の違いで、そのようなトラブルが発生する、そうならないように、ある程度のローカルルールが1つの手法ではないかという、そういう趣旨の御質問だと思いますけれども、本来はそこに住む基本的なルールというのは、きちんとやっぱり町は町で条例を定め、そして町内会は町内会で、ごみ出しのルールなどというのはありますけれども、そういったことによって地域に根差した、根差させる仕組みというのは、そういった地域の方々の取り巻きがどういう交流をしていくかによってしっかりとした意思疎通ができるのだというふうに思います。そういう意味では、これから釧路町に様々な国の方々が訪れ、そしてそこで仕事をし、また様々な活動していく上においては、しっかりとした法律に基づき、地域の我々町が示すルールというのがきちんとありますから、そういったものを根づかせるということが大事だというふうに思います。そのための手法として町内会なり、地域に住む方々と一緒になって、そういった方々を受け入れる体制というのは必要だというふうに思っていますので、その点御理解をいただきたいというふうに思います。

出典:釧路町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月4日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる