釧路町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月4日
大規模災害に備えて
2024年12月4日、釧路町議会の一般質問で、山内弘秋議員が「大規模災害に備えて」について質問し、町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹、環境生活課長 大中公史が答弁しました。
- 質問者
- 山内弘秋 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹、環境生活課長 大中公史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 山内弘秋
2件目の質問にいきたいと思います。大規模災害に備えてということで、2項目。1つ目がペット同行避難について特化した避難訓練の計画はあるか。2項目として、家屋等の崩壊により長期間避難所生活を余儀なくされた町民に、仮設住宅を建設で対応する場合の仮設住宅建設用地は確保されているか。場所と箇所数は、ということで答弁をお願いします。
答弁 町長 小松茂
大規模災害に備えてということで、ペット同行避難について特化した避難訓練の計画はあるかとの御質問ですが、ペット同行避難に特化した避難訓練につきましては、これまでも実施した経過はございませんが、町が実施する避難訓練において、実際にペットを同行して避難された方もおり、現時点においてペット同行避難に特化した訓練の計画はございません。ペットを飼われている方につきましては、今後行われる様々な避難訓練の中で、ペット同行避難を実施するなど、自身の避難行動を確認するよう努めていただきたいと考えております。次に、家屋等の崩壊により長期間避難所生活を余儀なくなくされた町民に、仮設住宅建設で対応する場合の仮設住宅建設用地は確保されているかとの御質問ですが、応急仮設住宅の供与は、被災した都道府県が実施主体となることから、町内における応急仮設住宅建設可能用地につきましては、毎年北海道へ報告をしております。その内容につきましては、別保地域に4か所、遠矢地域に3か所、セチリ太地域に1か所、昆布森地域に2か所の計10か所となっております。以上であります。
質問 11番 山内弘秋
ペット同行避難についてとの関係だったのですけれども、飼い主にとってはペットは家族と同じと考えているところであります。また、津波避難タワーが建設が着々と進んでいるところでありますけれども、現時点で町の避難所は何か所あるのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
町の指定避難所につきましては49か所、それと福祉避難所の指定というのが10か所ございます。
質問 11番 山内弘秋
今、答弁していただいた避難所49か所のうち、ペット同行避難ができる避難所は何か所あるのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
いずれの避難所においても、ペットを逆に禁止している避難所はないということで、そういった意味から申し上げますと、49か所全てペットの同行は可能だと考えております。
質問 11番 山内弘秋
49か所、全ての避難所で同行避難が可能だということでありますけれども、このペットのうち、犬とか猫とかいるかと思うのですけれども、犬を飼われている世帯というのは、何世帯があるかというのとか、また頭数とかというのは分かるものなのでしょうか。
答弁 環境生活課長 大中公史
畜犬登録の関係で、犬の登録数については町で把握しております。ただ、猫につきましては、町で把握することができておりませんので、町で匹数というのは把握していない状況です。
質問 11番 山内弘秋
では、犬の頭数は分かるということですか。
答弁 環境生活課長 大中公史
犬の頭数は町で把握しております。今、数字、具体的なの持ち得ていないのですが、約1,000頭ほどあるということで認識しております。
質問 11番 山内弘秋
犬で、例えば大型犬とか、中型犬、小型犬と、そういう種類分けされるのかどうかはっきり分かりませんが、同行避難をした場合、受け入れ対応は、犬の種類によってというか、大きさによって違うのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
いわゆるペットの同行避難ということでございますので、いわゆる国が言われている同行避難のほかに、同伴避難という、いわゆる人とペットが一緒になって避難所に入るといったような同伴避難をやっている自治体もございますけれども、原則、当町におきましては、防災計画の中においても原則同行避難ということですので、避難された方は避難所、飼育されている動物につきましては屋外、といったようなことがまず原則となります。
質問 11番 山内弘秋
これ、避難所の場所によっても違うかと思うのですけれども、外でリードか何かでつないで何か所か置いて、例えば1つのところに5頭分ここでまとめるとかではなくて、1頭1頭別々に、そういう杭なり何なり設置して、外での避難場所として捉えているのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
まず、町としては、ペット対策として、今ケージを中型犬、大型犬用にということで備蓄をしている状況でございます。ただ、先ほど環境生活課長からの答弁もございましたけれども、詳細にその飼育している動物の数というのは把握してございません。ただ、国の調査などによりますと、大体5世帯に1世帯ほどが、現在、何らかのペットを飼われているといったような、そういった民間調査の結果もございますから、そういった意味で申し上げますと、現在、町の世帯が9,600世帯ほどと考えると、おおよそ2,000世帯ほどが何らかの動物を飼われているのかなといった推測をしております。その中で、ペットのリードですか、そういったものでの屋外での飼い方というか、避難の仕方ということについては、それぞれ避難所を開設した際に、やはり避難所運営の中で、ある程度飼えるスペースというものを確保した上で、どのような、リードでつなぐのか、あるいはケージで置けるのか、そういったところの現場の判断になろうかなというふうに考えています。
質問 11番 山内弘秋
人間にとっても避難所生活というのは不安、またストレスを感じると思うのですけれども、ペットも同じく不安やストレスを感じると思うわけですけれども、少しでも不安解消、ストレス解消の意味で、能登半島地震においては、金沢市がペットを収容するトレーラーハウスを設置したという報道を耳にしましたが、釧路町も先ほどケージ等も用意したりして取り組んでいるということがありましたけれども、そのケージにも数の限りもあると思うのですけれども、このペットの、特に犬の避難所生活の不安ストレスを解消する意味では、何か別な取組などあったりするのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
特別なペット対策の取組ということはございませんけれども、当然、各それぞれの過去の災害においても、やっぱり獣医師会との連携でしたり、そういった動物愛護団体との連携によって、そういった対策をされているというのは我々も承知しています。今後、そういった災害が起きた際のいわゆる動物に対する救護だったり、そういったところにつきましては、そういった協定の締結も視野に入れながら、今後、検討してまいりたいなというふうに考えています。
質問 11番 山内弘秋
そういった不安・ストレスを解消する意味では、1つの例があったのですけれども、飼い主の笑顔や優しい声がけが一番大事であるというようなものがありました。その上で、ペットの臭いのついたタオルやおもちゃなどをあげることで、不安やストレスを緩和できるという話もありました。そういう意味では、飼い主に普段から取り組める、また、避難所で気をつけておくことなどをまとめたパンフレットといいますか、リーフレットというようなものは作成していくことも1つの方法ではないかと思うのですけれども、どうでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
住民が手軽に、そういった災害時におけるペット対策というところを、手軽に読めるようなパンフレット・チラシというのは、今後、検討してまいりたいなというふうに思いますが、いずれにしましても、環境省のほうからも災害時におけるペットの救護対策ガイドラインというのが国民・住民向けに出されておりますので、あらかじめペットを飼われている方については、そういったガイドラインを平時から、災害時にはどういったペットの避難が有効なのかというのは、飼い主の責任の下で、そこの辺については普段から意識していただきたいなというふうに考えております。
質問 11番 山内弘秋
飼い主に普及、啓発を進めていっていただきたいと思います。また、広報誌やホームページで公開をしてということも考えられるかなと思います。ペットの同行避難場所における、例えばペット用の、犬であればドッグフードや水等の備蓄、またケージが用意ができない町民の方に、先ほどケージの話もありましたけれども、ケージが用意されててできているということですので、いろいろ細かい部分でちょっと質問させていただきましたけれども、もっと細かく言えばペット食事用の食器、またリードの予備、ペット用のシーツ、トイレ用品、猫の場合は使い慣れたトイレの砂がいいということがありますけれども、等々いろいろあるわけですけれども、食べ物やリードも含めて、これは飼い主である町民が必要な物質を備蓄する必要があると思います。このような備蓄品の用意についても、町なんらかの形で、ウェブを活用して啓発をしていったほうがいいと思うのですけれども、どういうものでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
昨日も、一般質問の中で備蓄の話にちょっとございましたけれども、ペットフードについても、必ずしも私どもは必要ではないというふうには考えておりません。ただ、やはり災害時におけるペット対策としては、一つにはやはり飼い主におけるペット対策、普段からのしつけだったり、健康管理、そういったところが、まず一つには必要ではないかということで、備蓄についても同様に災害時には、ある程度自分の飼われているペットの食べる物、飲む物というものも、やはり用意される必要があるのではないかというふうに、まず大前提として考えています。併せて、当然、飼い主だけではなく、町としても災害時という非常時に、ペットを巡るトラブルというものも最小化にしながら、いわゆる動物に対して多様な価値観を持つ方々がやはり避難所生活を送るわけなので、そういった方々もともに災害を乗り越えられるような、そういったような対応というのは、今後も引き続き考えていきたいなというふうに考えています。
質問 11番 山内弘秋
避難所においての備蓄、町民に対する備蓄はかなり昨日もお聞きして進んでいると思いますけれども、ペットに対する備えというのは、基本的には飼い主の責任だというふうに思いますので、先ほど答弁のとおり、普段からしつけ等をしっかり飼い主としての責任を持って取り組んでいただけるように、啓発をお願いをしたいと思います。先ほど、同行避難の関係でありましたけれども、釧路町としては同伴避難できる避難所というのはあるのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
これも、どうしても避難所を開設した際の現場判断ということも、ちょっと合わさってくるかと思うのですけれども、いずれにしましても、今、地域防災計画の中では、先ほど申し上げましたように、原則同行避難ということで、ただ、どうしても室内で飼われているペットについては、冬期、冬の場合だとやはり外に出すことによってやっぱり衰弱してしまう、あるいは死んでしまうといったようなことも、当然危惧しなければなりませんので、そういったことも含めながら、現場で、例えば我々の担当課として考えているのは、仮に学校を避難所と開設した場合に、最寄りの会館を、私どもの課の中では機能別避難所という言い方をしているのですけれども、例えばペットを連れてきた方だけは、例えば富原の、また例を出してあれなのですけれども、富原大通会館という会館がございます。富原中学校だとか、小学校を避難所として開設した場合には、そういった最寄りにある会館だとかを、そういったペットを飼われている方だけを例えば集めるというか、避難していただくだとか、そういったような機能別避難所という位置づけで、そういった避難所の開設というのも検討したいなということで今、課の中では協議している最中でございます。
質問 11番 山内弘秋
ペットの関係では、いろいろ細かい部分もお話しさせていただきましたけれども、様々な機会を通じて、ペットの災害対策の啓発をよろしくお願いしたいと思います。次に、2項目の家屋等の崩壊により在宅避難できず、長期間避難所生活を余儀なくされた云々という、この話に移りたいと思いますけれども、能登半島地震や東北海道大地震、また大雨、土砂、洪水被害等で、いわゆる大規模災害で直接災害死亡者よりも災害関連死者数が上回っている報道を、最近、特に多く耳にしているところでありますけれども。改めて話をさせていただきますけれども、災害による直接的な死亡ではなく、避難生活での肉体的、精神的ストレスが大きく影響して、持病等の悪化による死亡者のことをいうわけですけれども、この災害関連死を減らすためには、避難所における生活環境の改善が叫ばれているところであります。第3回定例会で、5番議員からもTKBについて質問ありました。町として、様々な取組をしていることは承知しているところでありますけれども、この関連災害死の減少につながる仮設住宅について、先ほど用地の話を答弁いただきました。10か所あるということで、各地区ごとで答弁いただきました。この用地が確保できているので、実際にこの関連死を減少につながるというふうに考えているわけですけれども、実際に建てるということになった場合には、町では設計図みたいなのがもうできているのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
先ほど、町長、答弁申し上げましたように、この仮設住宅の供与につきましては、災害救助法を根拠とした施策になります。これにつきましては、主体が都道府県になるものですから、そういった住宅の規模等とかにつきましては、被災状況だとか、災害の種類に応じて北海道が考えられるものというふうに考えています。