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釧路町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月3日

大地震に備えた取組みについて

2025年6月3日、釧路町議会の一般質問で、山内弘秋議員が「大地震に備えた取組みについて」質問し、町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹が答弁しました。

質問者
山内弘秋 議員
答弁者
町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 山内弘秋

2件目は、大地震に備えた取組について、2点の質問をさせていただきます。大地震が発生した場合、避難が優先のため、ブレーカーをオフにする余裕がない、また地震による家具などの転倒物の散乱などにより、ブレーカーに近づけないなどの様々な問題があります。もちろん釧路町の早期避難6か条である逃げれば勝つの重要性を認識しています。その上で、①として、過去の大震災において発生した火災の過半数は、電気が原因であったことから、各家庭に感震ブレーカーの設置の普及により防災・減災に大きく寄与するものと考えるが、町の認識は。②として、感震ブレーカー設置に係る町補助の考えは。この2点について答弁をお願いします。

答弁 町長 小松茂

大地震に備えた取組ということで、①の過去の大地震において発生した火災の過半数は電気が原因であったことから、各家庭に感震ブレーカーの設置の普及により防災・減災に大きく寄与するものと考えるが、町の認識についてのお尋ねですが、平成7年の阪神淡路大地震や平成23年の東日本大地震、さらには令和6年の能登半島地震においても、大規模な火災が発生をいたしました。消防庁によりますと、東日本大地震では、原因の特定された火災のうち過半数が電気に起因したものであったと報告されているところであります。災害時の火災発生に備えた事前の出火防止対策として、建物の耐震化や家具の点灯防止、消火器等の設置のほか、御指摘の感震ブレーカーの設置につきましても、有効な対策の一つであると考えております。②感震ブレーカー設置に関わる町補助の考えについての御質問ですが、各家庭における感震ブレーカーの設置につきましては、国においてもリーフレットを作成するなど推進しているところでありますが、令和4年に国が実施した調査では、設置率が約5%で低い状況にあります。現時点では、町において感震ブレーカー設置費用に対し補助する考え、これはございませんが、当該機器の効果なども含めて、町民に対する普及啓発、これを進めていきたいと考えているところであります。以上であります。

質問 11番 山内弘秋

①についてもう少し詳しく、これは今答弁にもありましたように、阪神淡路大震災、それから、東日本でも火災の原因が半分以上が答弁のとおり電気による関連によることと報告されているところなのですけれども、特に東日本では本震による出火が111件のうち原因が特定されたものが108件という報告されています。そのうち過半数が電気関係の出火でしたということで、具体的には全体の54%に当たる58件だったそうです。このことから、この地震後の適切な電気の遮断が、また停電復旧後の通電火災を防ぐと言えることになるかと思います。そこで、ちょっとかみくだいてというか、詳しくちょっとだけお話をさせていただきたいのですけれども、感震ブレーカーとはどのような装置かというと、簡単に、地震による大きな揺れを感じた際に、自宅内のブレーカーを自動で切ってくれる装置なわけなのですけれども、したがって、電気機器とか発熱灯などから出火また家具等の転倒によって増設タップがショートをするとか、それから停電が復旧したときに通電火災が起きることを防ぐという役割があるわけです。具体的な例を挙げると、震度6の地震で本棚から本が落ちてきて、たくさんの本が電気ストーブを直撃したと。ストーブはコンセントにコードが挿したままだったので、スイッチは入っていなかったのですけれども、棚から本が落ちた直撃でスイッチが入って、通電後に本に着火して火災になったという事例もあるということです。そういう意味では、感震ブレーカーを導入している家庭であれば、大きな地震後すぐにブレーカーが落ちるため、そういう意味では、直ちに釧路町早期6か条、逃げれば勝つですぐ避難場に行けるかなというふうに思います。その意味で、この②に移らせていただきますけれども、この感震ブレーカーは例えば在宅していれば気がつく人であれば感震ブレーカーがなくても自分で落としてから避難しようという行動をする人もいるかも分かりませんけれども、勤務とか様々な理由で不在にしていた場合に、この装置の役割は非常に重要であるし、先ほど話しましたけれども、逃げれば勝つということで、落とすことなく直ちに避難すると考えると、非常に有効だし、他の家に延焼を防ぐこともつながっていくということで、ぜひともこの感震ブレーカーを、これだけ効果があるということは国も町も認めているところですので、これだけ重要に捉えていただいているのは、ぜひともこのブレーカーについて補助をしていければ、そのことによって、住民にも意識が多く広がっていくのではないかと思うのですけれど、どうでしょうか。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

ただいま感震ブレーカーにおける効果というものを御説明いただきました、山内議員おっしゃるように、感震ブレーカーの機能といたしましては今議員おっしゃるとおり、留守中の間でも自動的に地震の揺れを感知してブレーカーを落とすといった機能ですので、当然自助の取組といたしましては、先ほど町長の御答弁申し上げましたように、家具の転倒防止ですとか、あるいは消火器の設置、そのほか先ほど詳しい事例1つお示しありましたけれども、ストーブやファンヒーターのそばにそもそもそういった燃えやすいものを置かないといったことも当然出火防止対策の1つであろうかなということで、この感震ブレーカーを設置することでさらなる強化につながるといったことは、今議員御指摘のとおりだと思います。これにつきましては、国も推奨しているというお話もありましたけれども、本年3月に消防庁のほうから、我々市町村のほうに対して、そういった感震ブレーカーの普及啓発について地域防災計画の中にしっかり盛り込むようにといったような、そういったアナウンスもございましたので今後の取組の中において、担当課としてその辺については地域防災計画の中に取り組んでいくようなそういった取組を進めてまいりたいというふうに考えております。

質問 11番 山内弘秋

ぜひ、この重要性というか、効果のある感震ブレーカーについては、広報、またホームページ等で、またいろいろな形で町民に普及についてアピールをしていただきたいと思うのですけれども、実際にこの普及が今日本全国で5%ほどと普及していかない部分というのは、どういうものがあるとお考えでしょうか。私的には4種類ぐらい感震ブレーカーがあるのですけれども、やはり機能としていいものについては5万から8万ぐらいかかると言われているのがあるし、また、そもそも感震ブレーカーというのにあまりなじみがないというのもあって、普及が進んでいないのではないかなと思いますので、町としてはどのように捉えていますか。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

感震ブレーカーの設置が進まない理由はということでございますけれども、国もその辺については、我々も同じような考えですけれども、まず1つ目には、感震ブレーカーの認知度が低いということが言われていますし、我々もそう感じております。また、この電気火災を防止する機能というものがやはり効果ですか、そういったものが知られていないということが1つあるのかなということで、担当課としても捉えているところでございます。

質問 11番 山内弘秋

改めてこの認知が低い、少ない、それからこれは変なことを言っているわけではないけれど、この感震ブレーカーについては関心がないというような標語で、みんなに身近に、もちろん集合住宅は1軒だけつけたからっていいというわけでもないし、デメリットももちろんあるわけで、逃げようとするときに夜間だと、もう既に遮断されてしまって、逃げるのにちょっと困難を期するという場合も出てくるから、必ずしも100%つけることがすばらしいとは思っていませんけれども、先ほど話したように、消防庁とか、いろいろなところで、また、先ほど最初に話した大きな震災において、火災の原因が電気によるものだという半分以上が、これはもう大変なことだかなと思っておりますので、今、避難タワーが4つ目を完成を見る釧路町としてもっと今度個々人が防災・減災に取り組んでいけるような意識啓発というのをお願いして、私の質問を終わりたいと思います。

出典:釧路町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月3日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる