釧路町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月3日
町の経済、社会情勢をふまえた新年度の財政等の見通しについて
2024年12月3日、釧路町議会の一般質問で、木村隆明議員が「町の経済、社会情勢をふまえた新年度の財政等の見通しについて」質問し、町長 小松茂、課税課長 坂田政弘、財政課長 長岡賢司、ふるさと納税推進室長 山田一仁が答弁しました。
- 質問者
- 木村隆明 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、課税課長 坂田政弘、財政課長 長岡賢司、ふるさと納税推進室長 山田一仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 木村隆明
それでは、休憩前に続き、次の2件目のほうに移らせていただきます。2ということで、町の経済、社会情勢を踏まえた新年度の財政等の見通しについてということで3点。①水産業不振に伴う町財政への影響評価はいかにということで、イ、ロということで、イ、住民税や国保税などの歳入への影響は、ロ、町民負担増を求める可能性の有無は。②いわゆる「103万円の壁」等に係る影響はということで、イ、住民税収入への影響は、ロ、国保等の税調定額、特別会計への影響は。③クラウドファンディング活用とは。ふるさと納税との違いは。財源確保での今後の創意工夫をいかに考えるか。以上3点です。答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
町財政、社会情勢を踏まえた新年度の財政等の見通しについてということで、まず①の水産業不振に伴う町財政への影響評価はいかにと、イの住民税や国保税などの歳入への影響についての御質問ですが、本年度は主に昆布の資源量が減少し、その生産量及び生産額ともに減少することが懸念されております。個人町民税への影響につきましては、生産額減少などにより事業所得及び税収の減額が懸念されるところですが、その影響額については算定が困難な状況であります。国民健康保険税につきましては、所得税が確定しないことには税額の算定ができませんことから、影響額をお示しすることは困難な状況にあります。次、ロの町民負担増を求める可能性の有無についてですが、水産業にかかわらず、他産業においても業績不振などによる減収があった場合においても、その負担を町民に求めることはありません。それから、次は、いわゆる103万円の壁等に係る影響についてということで、住民税収入への影響についての御質問ですが、いわゆる103万円の壁につきましては、その引上げ幅などについて令和7年度の税制改正の中で議論されるものと認識をしております。その詳細が示されていない現時点におきましては、個人町民税の影響額については算定できないことを御理解願いたいと思います。次、ロの国保等の税調定額、特別会計への影響ですが、住民税収入への影響で答弁したとおり、詳細が示されない現時点におきましては、国民健康保険税の調定額も算定できませんことから、その影響についてお示しできないことを御理解いただきたいと思います。次に、クラウドファンディング活用とは。ふるさと納税との違い。それから、財源確保での今後の創意工夫をいかに考えるかとの御質問ですが、クラウドファンディングは、ポータルサイトにおける寄附募集の手法の一つになりますので、ふるさと納税による寄附額控除をはじめ、希望するお礼品の御提供等、通常のふるさと納税と同一のものとなります。町としましては、本定例会において補正予算を提出しております森のこんぶ緊急支援事業の実施に係る財源として、ふるさと納税を募集しております。また、今後につきましては、企業版ふるさと納税の活用を進めてまいります。以上であります。
質問 3番 木村隆明
答弁ありがとうございます。随分つれない答弁ですね。今日、釧路新聞1面、朝見て、ひっくり返ってしまいました。お隣の釧路市、先月、市長に就任されたばかりの方、釧路市は約27億の影響が出るというようなことが出ています。うちの町、本当に出せないのですか。
答弁 課税課長 坂田政弘(課税課長は2025年3月まで)
私も報道等で釧路市の状況は確認してございます。そのほか県単位や行政規模の大きい市で試算していることは承知しております。しかしながら、税収減の見通しにつきまして算定方法など詳細が今分からない状態でございます。正確でない額、実際と乖離した額を御答弁しかねませんので、この場では答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
質問 3番 木村隆明
私も予算書、今年の予算書をちょっと見てみました。歳入のところ、3ページのところ、町民税個人というところを見ました。総所得云々等々出ています。イメージ的にいくと、釧路町というのは250億の所得があるのですね。それに対して所得控除が100億ほどで、いろいろ控除とかというものを見込みで出していくと、8億4,400万ですか、今年の当初で、のベースで見ていくと、やはり3億ぐらいの、例の73万がどんと上がったとなると、行くのかな、最大で。確かに何も決まってないけれども、不確かかもしれませんけれども。私は今回通告、1番手でやっていますから、20日から先月受けています。今日まで2週間、いろいろなこと、毎日、とにかく103万の壁、106万、130万云々と出てくるのです。(聴取不能)石破総理も臨時国会で方針を言った中で検討して、具体的なことは確かに言っていませんけれども、いろいろな、例えば自民党の税調の方とかいろいろな話が出てきます。例えば、具体的な額は言えなくてもいいでしょう。例えば実際に、例えば本来減収になったときには地方交付税があるのですよね。交付税は何のためにあるか、その辺ちょっと財政、交付税はどういうもので、何のためにあるか説明していただけますか。
答弁 財政課長 長岡賢司
地方交付税というのは、税収等々で住民サービス、標準的な住民サービスを行っているわけですけれども、標準的な住民サービスを行う上で税収等では足りない財源を地方交付税として国から交付されるというものでございます。
質問 3番 木村隆明
ということは、基本的にそういういろいろな諸般の事情で減ったときには、国が面倒を見るというのが筋と考えていいのですよね。
答弁 財政課長 長岡賢司
普通交付税の基準財政収入額に税収等は算入されていますけれども、基本的には75%算入ということでございますので、もし税収が減ったとしても、その全てが交付税で補填されるものではないというふうに捉えております。
質問 3番 木村隆明
例えば、ふだん的なものではなくて、今ちょっといろいろな衆議院選挙でイレギュラーな状態、少数与党とかになっている状況で、ぽっと降って湧いたみたくなって、「やらないと、やらないと」と中央ではなっていますよね。そうなったときに、例えば、本当にどう転ぶか分からないです。ならないかもしれないし、縮まるかもしれないし、本当に言っているとおりになるかもしれない。そのときにやっぱり1万8,500人の町民の代表として小松町長には、例えばこの前の、今年であると津波タワーで本来来るお金が来なかったというときの臨時会のときに、町長、「約束を果たしてもらわないと困るのですよね、国に」と、さすがに町長だなと、そのとき思ったのですよ。今回こういうのがあったときに、やっぱり一言、きちんと何かあっても面倒は見てもらわないと困りますよと、強く言うことはないかもしれないけれども、言ってほしいけれども、でも、やんわりとでもね。今、地元から地方創生の大臣も出ているのですよ。そういうような言葉というのが欲しいのですよね、町民の代表で議員としている立場としては。その辺いかがなものなのでしょうか。
答弁 町長 小松茂
今、木村議員のほうから、影響額を明確に示すべきではないかという趣旨の質問だと思いますけれども、先ほど担当課長からも、私も答弁申し上げたとおり、詳細が示されてない中で、この議会、議場の中での議論であります。そういった中で、不確定要素でその数字を示すことはその数字が独り歩きする、それが町民にどういう影響を与えるかということを考えますと、しっかりとした詳細が示されていない限り、これは我々はその数字、影響額については示すことができないということ、そういうことをしっかり我々は内部でしっかり共有していますので、そういったことに関してはまだ発表できない状況であるということを御理解いただきたいと思います。
質問 3番 木村隆明
要するに、これは昔の菅原町長がよく好きな言葉だったのですけれども、予見を与えてはいけないということでよろしいのですね。
答弁 町長 小松茂
予見も何もですね、今、国会で議論している中の推移をしっかり見ながら、国民は様々なやっぱり考え方を持っている方がたくさんおられます。もちろん町民もそうだと思います。そのことがしっかり詳細を示された中で、行政として、その影響があるのかどうなのか、こういうことを含めて正確な情報というのを提供するのが我々の役目でありますので、予見だけではそれをお示しすることはできないということでございますので、御理解いただきたいと思います。
質問 3番 木村隆明
では、町長は答えないということは、それは分かりました。では、今、予算編成が始まっていると思います、別室で。予算編成、これ、できますか。どうなのですか。
答弁 財政課長 長岡賢司
現時点でできる、できないというよりも、やらなければならないというふうには考えております。
質問 3番 木村隆明
ということは、取りあえず今見えない中でいろいろなあらゆるパターンを想定したことで、通常どおりのものとか、それがなった場合、いろいろなことを想定しつつ、歳入あって歳出という考え方をするのですから、そこがどう転ぶか分からないときは、本当にもし言われているとおりになってしまったら、かなり財政が足りないという可能性は出てくるということですよね。
答弁 財政課長 長岡賢司
釧路町として不足がどれぐらい出るかというのはまだお示しできない状況ですから、実際歳入がどれぐらい減額になるかというところも分からない状況の中では、ちょっとお答えがなかなか難しいところではあります。
質問 3番 木村隆明
では、実質、年明けないと見えないと考えてよろしいということですか。
答弁 財政課長 長岡賢司
実際国のほうから示されて初めて分かる数字だというふうに捉えておりますので、現時点ではまだ詳細については分からないということになります。
質問 3番 木村隆明
分かりました。そういうことでしたら、その辺でここは留め置きたいと思います。もし分かり次第そういうことはきちんとアナウンスするべきだと思います。3つ目のふるさと納税の絡みのクラウドファンディングの答弁いただきましたけれども、ちょっとこれ、もうちょっと詳しく説明していただきたいのです、どのようなものなのかということ。
答弁 ふるさと納税推進室長 山田一仁
クラウドファンディングの関係ですが、こちらにつきましては、インターネットを通じまして不特定多数の人から資金を募るということで、近年注目されている手法でございます。返礼品などを求めない純粋な寄附、あとは製品とかサービスの提供を引換えに資金を募るものとか、あと事業への融資という形での資金を募ると、利息をつけて返済するものとか、今回実施しておりますふるさと納税を活用したものとか、というものがこのクラウドファンディングになっております。
質問 3番 木村隆明
先ほど町長の答弁の中で森のこんぶ緊急支援事業の実施に係る財源としてということがありましたけれども、これがクラウドファンディングを使ったものということでよろしいのですか。
答弁 ふるさと納税推進室長 山田一仁
はい。その形で今現在募集しているところでございます。
質問 3番 木村隆明
これというのは大体どれぐらいの目標。一般にクラウドファンディングというと、何ぼの目標額で、それに行かなければチャラになってしまうとかというのがあるのですけれども、行政のバージョンですから、それはないと思うのですけれども、具体的にどれぐらいを募りたいとかはあるのでしょうか。
答弁 ふるさと納税推進室長 山田一仁
今回なのですけれども、この森の支援事業につきましては、こちらはクラウドファンディングで、今回の議会の補正のほうで提出させていただくのですけれども、まずクラウドファンディングで2,000万円、あと企業版のふるさと納税で400万円、合計で2,400万円を募集を募ることで計画しているところでございます。
質問 3番 木村隆明
企業版のふるさと納税というのもあるということなのですけれどもね、何かこの前、これさらに5年云々ということが報道されていますけれども。実際にこれから財源の確保策として、企業版等々も含めて、ふるさと納税というのは強く推進していく考えなのでしょうか。
答弁 ふるさと納税推進室長 山田一仁
企業版ふるさと納税につきましても、過去、今年度まで実施しているところでございます。こちらについては、有用な納税の確保というふうに捉えておりますので、今後も引き続き続けていきたいというふうに考えているところでございます。
質問 3番 木村隆明
財源確保の創意工夫ということで、これ釧路町としての財源確保というのはふるさと納税だけなのでしょうか。ほかのあらゆる手法とかというのは、財政サイドでは考えてないのでしょうか。
答弁 財政課長 長岡賢司
財政としては、特段考えは今のところ持っておりませんけれども、各所管課で、必要な施策に対してどう財源を工面するかということはそれぞれ考えているかというふうに考えております。
質問 3番 木村隆明
そうですよね。例えば津波タワーなどは本当に少しのお金で、30億引っ張って、あれはすばらしいなと思うのです。国のかさ上げもあったと思うのですけれども。私も前回の定例会のときに、太陽光の絡みで、法定外目的税とかはどうだという話をしたときには、担当課のほうでは考えていないという話だったのですけれども。法定外目的税等々の、今、北海道が観光でやろうとしていますよね。釧路町として例えば何らかの形の法定外目的税等々を今後研究・検討を前向きにしていくというような考え方というのは持っていないのでしょうか。
答弁 町長 小松茂
今、例えば観光税ですか、それから入湯税、様々種類ありますけれども、今、現段階で当町がそういった財源確保するためのそういった法定外の税収を徴収するという考えは、今、現段階では持ち合わせておりません。
質問 3番 木村隆明
では、今後状況等々によっては、それが必要だなと思われるときには、何らかの形でやることには含みは持たせますか。
答弁 町長 小松茂
今後の話で推定になりますから、それについては先ほど申し上げましたとおり現段階では考えておりませんので、お願いいたしたいと思います。
質問 3番 木村隆明
承知いたしました。財政の問題は常々、将来的なこと、いろいろな計画等々もあると、いつまでも安泰とは言えないので、常にいろいろなことを検討していただきたいなと思います。