釧路町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月2日
道東道を生かした町の振興策等について
2025年12月2日、釧路町議会の一般質問で、木村隆明議員が「道東道を生かした町の振興策等について」質問し、町長 小松茂、総合政策課長 大河原教行、都市計画課長 久保田康生が答弁しました。
- 質問者
- 木村隆明 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、総合政策課長 大河原教行、都市計画課長 久保田康生
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 木村隆明
3問目として、3件目ですね。今回、道東道を生かした町の振興策等について、これは、私は、一昨年、議員の立場になって一番最初の議会、令和7年第4回定例会の一般質問の3件目で同じく、これに類することをさせていただいておりますので、そのときの議論の部分も踏まえながらで今回立てさせていただきました。1つ目として、道東道の釧路別保から道央圏の直通による効果についての現状認識と高速道を巡っての今後の課題認識はが①です。②は、町内のインター周辺地の土地活用策と課題は。③は、町内のインターは国道2路線との重要な接点だが、その最寄りに公衆トイレがないことから関係機関に対応を求める用意は。さらに対策の一環、地域振興の方策として道の駅や付随する施設づくりなどの構想を持つか、この3点で今回挙げさせていただきました。御答弁のほどよろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
道東道を生かした町の振興対策についてということで、道東道の釧路別保、道央圏直通による効果についての現状認識と高速道を巡っての今後の課題認識ということのお尋ねですが、昨年開通した阿寒インターから釧路西インターの開通後約1か月の交通状況として開通済み区間の24時間交通量は約2割増えたとされております。その後の運行台数も増加しているという情報を確認しております。運行台数の増加により道央圏などから当町への流入効果があるものと捉えております。課題としては道東地域の産業、観光、生活、医療を支える広域道路ネットワークを形成するためには道東道の整備は大変重要であり、その早期の整備が課題であると捉えております。②の町内のインター周辺地の土地活用策と課題についてのお尋ねですが、釧路東インターの周辺は工業系用途地域として物流拠点や工場などを誘導するエリアとなっており、さらにインターから商業集積地へのアクセスがしやすいという優位性を持っております。次に、釧路別保インターの周辺は市街化調整区域であるため、土地利用には制限があることからその活用は難しいことが課題であります。このような状況から町としましては、現在のところ、インター周辺地を含む町内全域において市街化区域の拡大など、新たな土地活用策は持ち合わせておりませんので御理解をお願いしたいと思います。次に、③町内インターは国道2路線との重要な接点だが、その最寄りに公衆トイレがないことから関係機関に対応を求める用意、さらには対策の一環、地域振興の方策として道の駅や付随する施設づくりなどの構想を持つかとのお尋ねですが、インター周辺に公衆トイレを設置することについては整備段階においても国や北海道などの関係機関に対して求めておらず、今後も設置を求める予定はございません。また、高速道路上にはサービスエリアやパーキングエリアが設置され、利用されておりますが、町内インターへの設置につきましては難しいものと考えております。道の駅の整備については、これまでも様々な検討をしてまいりましたが、現時点において町としてインター周辺に施設を整備する構想はございませんので御理解を願いたいと思います。以上であります。
質問 3番 木村隆明
ありがとうございます。それでは、順次進めていきたいと思います。これらの順番にいきたいと思います。①の観点で、やはり本来、高速道路というものは片側2車線・2車線の4車線でつくられて、対面交通ではなく、きちんと分離帯があるはずなのですよね。それがいわゆる暫定2車線的な感覚で新直轄という新しい感じの第1号でつくられたのがこの道東道と認識しています。それを踏まえまして、やはりそういうような形態があるから未来永劫今のままの対面交通の2車線の道路のままなのかなという認識を持たれているのかどうか、その辺はいかがでしょうか。道路整備がなされないという意味で。
答弁 総合政策課長 大河原教行
今のところ車線のほうの変更等のお話というのは頂いていないような状況でございます。
質問 3番 木村隆明
結局そうなってしまうと本当にいつもよくこの前も熊とか動物が入ったという塞がり方もしています。あと、車両故障や事故等で交通道路の一部が塞がったというのがあって、車が増えているとつながっているけれども塞がっている道路というイメージが今後出てくると思うのですよね。だから、ぜひその辺は町としても期成会とかいろいろありますよね。そういう中で折を見て状況を見つつ、道路のきちんとした整備を。全部4車線にするという話ではないです。そういうことを国等々にいろいろなあらゆる機会を使って働きかけていただきたいなと思っております。今回の主眼なのは実質②のところなのですよ。だけれども、「持ち合わせていない」というお話がありましたけれども、それもたしか2年前と比べて同じようなお答えを頂いたと思うので。実態としたらこの2年間、この件に関しては町政として何らかのことを考えたりする機会というのは全くなかったのでしょうか。その辺はいかがでしょうか。担当課のサイドでよろしいです。
答弁 都市計画課長 久保田康生
土地利用に関しての御質問というふうにお受けいたします。この周辺の地域につきましての開発行為ですとかそういった土地利用の御相談というのは現在のところ受けていないという状況でございます。また、用途地域の変更ですとかそういったところについて、も今のところ、この地域については変更する予定はないという考えの下で進んできているところでございます。
質問 3番 木村隆明
確かにそうですよね。いろいろな今までの答弁でもなかなか人口が減っている中では線引きとかできないというのは認識しています。でも、調整区域だからといって何もできないわけではなく、開発行為をすればできる話ですよね。そう考えたときに釧路町として何かやりたいという人が、地権者が出てきたときに開発行為等々をやって後押しするというような考えというようなことはあるのでしょうか、ないのでしょうか。
答弁 都市計画課長 久保田康生
市街化調整区域での開発行為につきましては、その事案ですとか、あと施設の内容、あと、規模、それができることによっての既成市街地への影響、こういったものをいろいろ勘案しながら開発の御相談を受けるという形になります。特に町のほうから積極的にここの地区でやってほしいということで調整区域の方を御紹介するということはないので、あくまでも事業者さんのほうでそういった事案の御相談があった場合については各法令等に基づいて順次協議をさせていただくという形になります。
質問 3番 木村隆明
分かりました。ちょっと確認したいのですけれども、改めて。釧路東インターの出入り口のところの中央4丁目等々がありますよね。衛星さんの向かい側。あの地域というのは線引きされて市街区域になっていると思います。あそこの用途はどのようになっていますか。何の地域ですか。
答弁 都市計画課長 久保田康生
東インター周辺につきましては工業系の用途地域が張られております。当然市街区域という形になります。ちょうどインター線のところで工業専用地域と工業地域と分かれるというような形になってございまして、総体的には工業系の用途地域という形になります。
質問 3番 木村隆明
もうダイレクトにいきます。4丁目、実際にインターから車が降りていました。そして、釧路町から遠矢ではなく、釧路市内に行く、左折すると考えたときにもともと地元の業者が持っていて売ってしまいましたと。あそこのエリアというのは何地域になりますか。
答弁 都市計画課長 久保田康生
あそこのエリアにつきましては工業地域という形になりまして、釧路町のほうで特別工業地区というのを設定してございまして、その条例の中で個別の戸建ての住宅ですとか、あとは、臭いですとか騒音のきついそういった工場というものを一部排除しているという地域になります。
質問 3番 木村隆明
ということは、あそこは工場とかそういうものしかつくれない地域という捉え方でよろしいのでしょうか、現状として。
答弁 都市計画課長 久保田康生
基本的には工場ですとかあと一部店舗、事務所、こういったものを建てることは可能となってございます。
質問 3番 木村隆明
例えば、そう考えたときにいつまでもあそこが原っぱだったら釧路町の魅力が感じられないと思うのですよね。来た方とかから。よくいろいろな絡みで商業振興、産業振興と言っている中で町として何か大きいことをやりなさいとは言いません、ここでは。お金もかかったりいろいろする話ですから。例えば、今、言う民活、例えば、かつて7番議員も質問されていましたけれども、Park─PFIの話とか今流の民活ですよね。そういうような形を促していって誰かそういうところの土地を買っていただいてやっていただく、町としてはそういうふうにやってもらえるなら、よし、協力するよという形の振興策というようなことでもそういう形ででも何かいいなとか考えていることはないでしょうか。
答弁 都市計画課長 久保田康生
現在のところ、積極的にここの地区をPRしていくという方策は持ち合わせておりませんけれども、先ほど来、議員のほうからも御指摘あるようにこの地域が非常にインターがあるといったところでの土地の優位性というのは非常にあるものというふうに町のほうとしても認識しておりますので、それらを深めまして今後は商工観光部門とも連携しながらそういった企業誘致といったものについても取り組む必要があるものと認識をしております。
質問 3番 木村隆明
ぜひその辺は今後釧路町の例えば2030年町政施行50周年ですか、控えています。近未来的なビジョンとしてぜひインターの辺りとかに企業誘致ができるような形の施策展開というのを今後とも進めていただきたいと思います。その辺はいかがでしょうか。
答弁 都市計画課長 久保田康生
今、議員のほうからも御提案という形でございました。国道があって、さらにインターと接続しているという土地の優位性というのは非常にあることを認識しておりますので、そこを起点に町が発展していくような形が取れれば非常にいいのかなというところも今回改めて認識させていただきましたので、そういった取組というのも研究させていただきたいと思います。
質問 3番 木村隆明
では、最後の質問にいたします。③のところで、なかなか、これは確かに難しいことだと思います。今すぐつくれとか、確かにそんな大きい声はないのですけれども、町としてはやはりトイレだけではなくても何らかの形で、今、商業、さっき②でお話ししていただきましたけれども、例えば、町の道の駅ではなくてもいいのですよ。例えば、社会文教施設でも何でもいいのです。福祉施設でも。そういうような形でやはり便利なところに、線引きがきちんとされているようなところに何らかの形で物を描くということがあってもいいと思います。その辺で、例えば、何らかの形で釧路町のランドマークというほどではなくても釧路町でインターを降りれば何かあるなというものをできればなとかという青写真、そういうことというのは総合計画の観点で構いません。今の計画を踏まえて今後練り直す中で入れられる用意というのはありますでしょうか。
答弁 町長 小松茂
今、当町としては大変立地条件のいい場所でどんどん道東道の延伸によって多くの方々が訪れるようになりました。これは当町にとって大変大きな効果があるというふうに思います。当町側としては、それをさらに促していく、途中でもしそういった施設がつくられて通過されることよりも、むしろ釧路町に降りていただく、そして、買物をしていただく、そういった通過型ではなくて道東道でも集約、集まってくる方向にむしろ導くほうが当町にとっての大きなメリットがあるのではないかと考えておりますので、その点を踏まえながら様々な展開をしていきたいというふうに。
質問 3番 木村隆明
最後、町長の御答弁を頂けました。私も全く同じことを考えています。ぜひ今後釧路町の近未来をデザインする中で青写真を一日でも早く出していただければなと思います。以上、今回の質問を終わらせていただきます。