釧路町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月3日
町人口ビジョンと課題、釧昆合併周年について
2024年9月3日、釧路町議会の一般質問で、木村隆明議員が「町人口ビジョンと課題、釧昆合併周年について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総合政策課長 大河原教行、商工観光課長 田河智、介護支援課長 渡辺裕二、総務課長 中野勝広が答弁しました。
- 質問者
- 木村隆明 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総合政策課長 大河原教行、商工観光課長 田河智、介護支援課長 渡辺裕二、総務課長 中野勝広
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 木村隆明
3問目に入ります。町人口ビジョンと課題、釧昆合併70周年についてということで、5点あります。①着手中の人口ビジョンの見直しの進捗は。②中長期的視点で、不可欠な懸案や可能性についてということで、イロハ、イ、経済・産業育成政策の観点からは。ロ、民生・福祉政策充実の観点からは。ハ、ひとづくり、子育て・教育政策の観点からは。③町の自立・持続、可能性について、町長の思い入れは。④来年度は釧昆合併70周年だが、記念事業等の用意は。⑤平成2年以来の「釧路町史」編さんの用意は。ということで、5点です。ひとつ回答のほうよろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
町人口ビジョンの課題、それから、釧昆合併70周年についてということで、①着手中の「人口ビジョン」見直しの進捗はということでの御質問ですが、釧路町人口ビジョンの見直しにつきましては、現在、年齢別や地区別人口の推移、人口移動の状況などの人口の現状分析を行い、この分析を基にした将来人口の推計作業を行っております。この推計を踏まえて、自然減・社会減への対応を加味し、目指す将来人口の展望を定め人口ビジョンとしてまとめていく予定でございます。ビジョンの案ができましたら、議会の皆様、町民の皆様に御意見をいただき、今年度内に策定をしていきたいと考えております。次、②中長期的視点で不可欠な懸案や可能性についてということで、イとして、経済・産業育成政策の観点からは、ロとして、民生・福祉政策充実の観点からは、ハとして、ひとづくり、子育て・教育政策の観点からはとの質問でございますが、まず中長期的視点での懸案や可能性についてということで、イの経済・産業育成政策の観点では、1次産業従事者の減少や資源の減少が懸念される一方で、食肉センターの進出を含む民間活力による地域経済活性化が期待されるところであります。ロの民生・社会政策充実の観点では、今後、後期高齢者の増加や働く世代の減少による高齢者を地域で支える支援維持が懸念されますが、これまで町が構築してきた地域包括ケアシステムをはじめ高齢者や障がいをお持ちの方であっても地域で安心して暮らせる施策の継続や充実が必要であると考えております。ハのひとづくり、子育て・教育政策の観点では、子供の出生数の減少による自然減のさらなる進行が懸念されますが、現在政策の中心として進めている子育て支援施策の充実や教育環境の整備といった施策が子育て世帯に安心感を与え人口減少の鈍化につながることを期待しているところであります。いずれにいたしましても町の持つ地理的優位性や地域資源の活用、また、町を支える人材といった釧路町の総合力を最大限生かしていくことが人口減少対策への効果につながるものと考えております。次、③の町の自立・維持、可能性について、町長の思い入れはとの御質問でございますが、以前の答弁と同じになりますけれども、過去において、分村や合併そして平成15年の自立の選択など100年を超える歴史を積み重ねて今日の釧路町があります。先人のたゆまぬ努力によってつくり上げてこられたこの釧路町を次代に引き継ぐために全ての分野における人材育成、全ての産業の源である1次産業の振興、子育て世帯への支援策と教育環境の強化、高齢社会に対応する福祉施策の充実、そして、町の宝である自然環境の維持と賢明なる利用、大規模災害への備え、これを図り、持続可能で未来に引き継いでいくことができるまちづくり、これを推進してまいりたいと考えております。次、4の来年度は釧昆合併70周年だが、記念事業などの用意はとの御質問ですが、町制施行40周年の際、釧路村、昆布森村合併65周年の記念事業を合わせて行っております。現在の考え方としては、令和12年の町制施行50周年に合わせて、釧路村、昆布森村合併75周年を記念する事業を実施したいと考えております。次に、⑤平成2年以来の釧路町史編さんの用意についての御質問ですが、町制施行50周年という節目の年に合わせ、新たな町史の発行を予定しております。令和7年度から町史発行に向けて基本方針を定めるとともに、新たな町史発行に向けた作業体制の整備を進めてまいりたいと考えております。私からは以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
3番、木村議員の町人口ビジョンと課題、釧昆合併70周年についての御質問の中の2点目、中長期観点で、不可欠な懸案や可能性について、ハ、ひとづくり、子育て・教育政策の観点からはについてでありますが、児童生徒数については、出生数の減少に伴い今後も減少することが予測されます。町全体の児童生徒数は減少が見込まれるものの子供の数の増加により児童生徒の増加が見込まれる地域もあることから、地区の状況に応じた教育条件や教育環境の整備を進めていく必要があると捉えております。以上でございます。
質問 3番 木村隆明
ありがとうございます。人口ビジョンに関するところなのですけれども、確かにまだ年度真ん中ですから鋭意作業されていると思うのですけれども、いわゆる町民の声はパブリックコメントと思うのですけれども、パブコメのほうは大体いつ頃になりそうなめどというのは想定されているのでしょうか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
現在のまだ動いている最中のスケジュールでございますが、年明けになろうかというふうに想定してございます。
質問 3番 木村隆明
承知しました。それでは実際に年度末までに議会にはいろいろ提示されるということで、作成されたら、実際にこれって人口ビジョンとかって、町広報とかと一緒に縮刷版、要約版みたいな物というのを全町に配ったりされるのでしょうか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
現時点では、概要版のほうの発行のほうを予定してございます。
質問 3番 木村隆明
例えば、いろいろなものがあるとき、計画とか大きいものがあるとそうやって概要版とかというのありますよね。ただ概要版だけではなくて出すときに一緒に町の広報誌に1ページ見開きくらいででも、ちょっと、そういうものあるよという特集等々を企画されることは考えないのでしょうか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
ちょっと概要版と特集が同時に載せると重複してしまいますので、概要版か特集かのどちらかにしたいなというふうに考えてございます。
質問 3番 木村隆明
承知いたしました。②のほうなのですけれども、経済的な観点というところなのですけれども、当然うちの町、かつては農業も盛んでした。畜産も盛んでした。水産、今年いろいろ大変ですけれども、みんな頑張っています。ただ、ちょっと、いつも気になるのですけれども、前の、私もちょっといつだったか忘れたけれども、議員になってから商業の絡みで、それこそイオンさんのところのあそこが、楽天さんかどっかの調査で、集客魅力度が全道の町村の中でナンバーワンだったという話、たしか町長の答弁あったように記憶あるのですけれども、商工の振興、3次産業、その辺は例えば今懸案というのは何か認識されているものあるでしょうか。
答弁 商工観光課長 田河智
商工観光の関係でお答えさせていただきます。商工業の観点では、やはり少子高齢化が進む中で生産年齢人口が減少傾向になってございます。そこでやっぱり町内の働き手の減少による人材不足というものが懸念されるところだと考えております。
質問 3番 木村隆明
承知しました。ぜひ、商工の振興で、そのようないろいろな政策ももちろんですけれども、地域の担い手、商売できて、家庭持てて、子育てできてという、拡大再生産的な位置づけを考えたときには、ぜひ、商工の担い手の商工会さん等の加入、本当、私、昔、記者やっていたとき、50切ったっていったのが、さらに切っているというのも実際に聞いたことあるので、その辺をもうちょっと町としてもバックアップしてほしいのですけれども、その辺の政策等の課題はいかがでしょうか。
答弁 商工観光課長 田河智
担当課としても、その辺は懸念しております。ただ、釧路管内の高校卒業者の求職状況を見ますと就職希望者の約86%の多くが釧路管内で就職できているという情報もございます。やっぱり町としても町内事業者の魅力をPRするべく若者就労体験事業、また工業技術承継事業などにより、商工会と連携して今後も取組を進めていきたいと考えております。
質問 3番 木村隆明
今の課長の答弁で86%と、私、正直びっくりしました。私たち団塊ジュニアで、結構、私も1回出て行ったほうですから、逆に、例えば進学するところない、就職するところないと人口伸びていたときに言っていたぐらいです。今減っているときにそれだけ強くなっているというのは、うちの町やっぱり捨てたものではないなと思うのです。その辺をもっと町民に、いいぞ、釧路町的なことをアピールするような機会というのはつくれないのでしょうか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
今、人口ビジョンの策定と同時に総合戦略のほうの策定も進めてございます。今、議員おっしゃったような釧路町のいい面を、強みというところをクローズアップというか、お知らせできるような形での策定というのを進めてまいりたいというふうに考えてございます。
質問 3番 木村隆明
ぜひ、策定した新しいビジョン、手直ししたもの、期待していますので、よろしくお願いします。それで、ロのところ、民生・福祉の観点なのですけれども、答弁の中で「地域包括ケアシステムをはじめ」とかとあるのですけれども、これは例えば分かりやすく言って、どのようなものをイメージすればよろしいのでしょうか。
答弁 介護支援課長 渡辺裕二
地域包括ケアシステムなのですけれども、高齢者が可能な限り住み慣れた地域でその有する能力に応じ自立した日常生活が営むように、住まいと医療と介護、そして予防、あと生活支援、この5つのバランスをよく組み合わせて高齢者の自立した生活を支える仕組みであります。ですから、地域包括ケアシステムというのは、高齢者を支える側の社会資源という形で捉えていただければと思います。
質問 3番 木村隆明
ということは、よく今国が言っている施設から在宅へという介護のスタイルということでよろしいのでしょうか。
答弁 介護支援課長 渡辺裕二
施設入所者も、また、在宅の方もという全体の部分で取り組む仕組みという形で御理解いただければと思います。
質問 3番 木村隆明
分かりました。地域の福祉というと、例えば担い手でありますと社会福祉法人の社会福祉協議会とあります。実際に今ケアマネさんいないと困っています。そういうような形の、これ中長期でも喫緊になってくると思うのですけれども、そういうような形で福祉の担い手づくりということはどう考えますか。
答弁 介護支援課長 渡辺裕二
担い手づくりなのですが、町長答弁にもございましたとおり、生産年齢人口の減少によりまして支える側の人材不足というのは顕著になってございます。こちらのほうを安定的に維持していくために町としましても介護人材の確保・育成支援事業などにも取り組んでいるところでございます。
質問 3番 木村隆明
承知いたしました。それでは次に進んでいきます。自立等々は確かに町長のほうが前と同じ、それだけ町長の気持ちが強いというふうに認識いたします。私も基本的に同じ認識ですので、町長と共に歩み、考え、学んでいきたいと思っています。次、進みます。釧昆合併70年の絡みです、要旨の4なのですけれども、お金かけた事業をやることないと思います。大々的な。ちょうど50年(聴取不能)は大いに結構だと思うのです。ただ、お金のかけないやり方として、よく釧路町の町勢要覧に釧路町小史、小さい歴史、年表時系列があります。あのような中からチョイスして、釧路町、昆布森とか、4つの地域のいろいろなトピックみたいなものを広報誌に1年間連載するとか、そういうような取組というのはできないでしょうか。まず町史編さんの準備段階として。
答弁 総合政策課長 大河原教行
ちょっと1年間というところは枠の関係もございますのであれですけれども、一定節目の年ではございますので、そういったちょっと記事としての掲載というのは考えられるかなというふうに考えてございます。
質問 3番 木村隆明
ぜひ、検討のほうよろしくお願いいたします。それと、もう5、行きます。平成2年以来、ちょうど30年近くなって、この間、釧路町4人の町長さんいたのです。中西さん、菅原さん、佐藤さんで、小松町長ということで、本当、平成の30年というのは目まぐるしく実は町長変わっていたのかしらと思って、ちょうど平成になるときの町長がなって、令和は小松町長の時代と来ていますけれども。今回の町史を作るに当たってのコンセプトとしては、例えば、続釧路町史的な、平成版的に考えているのでしょうか。その辺はいかがでしょう。
答弁 総合政策課長 大河原教行
ちょっと、そのあたりの具体的な編さん方針、発行方針につきましては、来年度に基本方針を立てまして明らかにしてまいりたいなというふうに考えてございます。
質問 3番 木村隆明
ちょっとこの前、あれと思って、機構図見て気づいたのですけれども、今、町史編さんないですよね。いつからなくなっていますか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
議員、今、町史編さん室のことをおっしゃっているのかなというふうに捉えたのですけれども、部制廃止に伴う組織機構の見直しの際に総合政策課の中において町史に関することという事務分掌、さらに広報統計係において町史の編さん発行に関することというのを事務分掌からいたしまして、組織上、町史編さん室については、総合政策課に統合されているような形となってございます。
質問 3番 木村隆明
あれ、ちょっと待って、記憶違いでなければ、公民館に町史編さん以前あったような記憶があるのですけれども、その件いかがでしょうか。記憶違いだったらごめんなさい。
答弁 総合政策課長 大河原教行
申し訳ございません。ちょっと、私のほうでもそこは分からなかったところでございます。
質問 3番 木村隆明
恐らくこの流れですと、また総合政策のほうが主管になって全庁的にだと思うのですけれども、来年でも国勢調査ありますよね。今のスタッフで来年実際に動けますか。その辺いかがでしょう。
答弁 総合政策課長 大河原教行
町史の編さんについては、今現在も我々の課のほうで事務分掌として行っているところでございます。来年度御指摘のとおり国勢調査ありますので、広報統計係そこをやるのですけれども、そのあたり課全体できちんと対応していくような形で進めてまいりたいなというふうに考えてございます。
質問 3番 木村隆明
分かりました。ただ、私、希望的な、要望的な質問になってくるのですけれども、これというのは、町の歴史等々という教材学習的に考えると、教育委員会の社会教育なり公民館事業等々の枠組みに入れてやるほうが行政全体の負担も軽いでしょうし、逆に社会教育事業としていろいろな町民にも絡んでもらえて、町のいろいろな歴史知っている、資料を持っているという方々が集まってきてくれると思うのです。そういうようなことというのは、もう少し検討というのは可能でしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
組織的な事務分掌をどう整理していくかというところに関わりますので、私のほうから答弁させていただきますけれども、現状におきましては、町長部局の中において、町史の歴史については、町の歴史については紡いでいくという考え方をしております。
質問 3番 木村隆明
分かりました。ちょっとこれ、もう最後の質問にしたいのですけれども、この30年間の中でちょっとできていなかったかと、あっと思うことがあったのですけれども、去年でしたか、名誉町民の菅原元町長がお亡くなりになりました。そういうような形で、30年の平成のいろいろな合併とか、いろいろあった釧路町にとってはすごい濃い平成年間です。それの語り部というものを育成、発掘すると考えたときに、例えば、歴代町長で考えますと、そう考えると、前任の佐藤広高さんなり、その時期の助役さん、米岡さんなり何人かの方いらっしゃると思います。そのほかにも、例えば教育長された方とか、あと経済団体の役員とかされた方、連町、いろいろあります。そういうような方々の中から語り部的なものを発掘していくというようなことを考えないのでしょうか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
発行に向けた体制の中で、当然そういった諸先輩といいますか、元町長含めて歴史を知ってらっしゃる方の御意見やいろいろなお話を聞くという形での編さん作業になろうかというふうに考えてございます。
質問 3番 木村隆明
分かりました。特に去年菅原さんが亡くなられたというのがすごい大きいのですね。昆布森からずっと知っている方なので、だから、ここのところは何とかうまく考えて、1人でも多く町のことを少し断片的でもいいのです。そういう方を常々発掘する努力をされてほしいなと思います。いかがでしょうか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
7年度からの発行に向けた体制づくりということで、町長のほうでも御答弁させていただきました。12年が節目の年ということで、議員、今おっしゃるように様々な先人のお話というのが必要になりますので、そのあたり声かけという、語り部まではあれなのですけれども、声かけというか、お願いという作業は次年度から進めていく形になろうかと思います。(発言の声あり)