みんなの議会

釧路町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日

介護実態の現状について

2023年9月6日、釧路町議会の一般質問で、坂本裕人議員が「介護実態の現状について」質問し、町長 小松茂、介護支援課長 渡辺裕二、道路河川課長 田河智が答弁しました。

質問者
坂本裕人 議員
答弁者
町長 小松茂、介護支援課長 渡辺裕二、道路河川課長 田河智

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 坂本裕人

次の問題に移ります。3問目、介護実態の現状についてお伺いいたします。1番、介護人口が増えている現在、介護難民が困惑している現状、町の介護実態はどのようになっているか。2番目、介護の厳しい環境を捉え、現場の受入体制の環境を整備し充実させ、安心・安全な当町の介護福祉政策を実現させるべきと思いますが、町の介護の政策の考えはどのようになっているかをお答えください。

答弁 町長 小松茂

介護実態の現状についてということ、で介護人口が増えている現在、介護難民が困惑している現状、町の介護実態はとの質問でございますけれども、現在要支援、要介護認定を受けられている方においては、希望する介護施設などへの入所ができないなどの問題はありますが、在宅で生活をする上で介護サービス利用を希望しても受けられないという実態、これは現状ではないものと捉えております。しかし、単身や夫婦のみの高齢者世帯、認知症高齢者の増加によって介護が必要な状態であるにもかかわらず誰にも相談できず、また相談場所も分からない高齢者がいるという現状は把握しております。次に、介護の厳しい環境を捉え、現場の受入体制の環境を整備し充実させ、安心・安全な当町の介護福祉政策を実現させるべきと思うが、町の介護政策の考えについての御質問でございますが、介護サービスを提供する各種事業所では恒常的な人材不足と物価高騰による厳しい経営状況が続いており、地域包括ケアシステムの推進を図る上での大きな課題と捉えております。なお、課題解決の一つとして、今年度より介護人材の確保と質の高い介護サービス提供の構築への支援策として介護人材確保育成支援事業を実施し、町内事業所や介護職員個人に対し研修費用の補助を開始しているところであります。介護サービス事業所の維持と充実を図るためには、さらなる人材確保施策の拡充が必要であることから、今後の施策について釧路町高齢者保健福祉計画等策定委員会においても協議を重ねていく予定であります。以上であります。

質問 6番 坂本裕人

今、本当に介護高齢化になってきまして、介護を要する人が増えてくる時代になっております。それでその受皿を各市町村が用意をして、よりいい介護政策が充実できるように各町で努力されておりますが、まずは当町がいかな状態になっているかを確認したいと思いますので、御答弁をお願いいたします。まずは今、介護を要する介護3認定を受けている方が当町で、以上が何人いらっしゃるか教えていただけますか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

4年度末の実績で申し上げますと、要介護3以上の方が288名いる実態となってございます。

質問 6番 坂本裕人

288名という数字は、今、当町にいろいろ介護を要する方がいるということで、この数字はほかの町村と比べますと多いか少ないかというのを測るわけはいかないと思いますけれども、それを認識する場合、どういう状態か教えていただけますか。多いのか少ないのかという認識は。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

今、議員にお答えしました要介護3以上、大体重度の方なのですけれども、大体国だとか北海道の標準的な部分としては大体町も同じような傾向であると感じております。

質問 6番 坂本裕人

一応288名要介護必要な方が存在しているということで、ならば町にその人たちが介護必要になったときに入所して、みていただくという場合になったときに、受入れ皿としてベッド数が確保できるのか、その点ちょっと教えていただけますか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

要介護3以上の方、288名のうち全ての方が施設入所を希望されているわけではございません。ただ、今現在、施設の受皿としましては町内で入所できるような施設が11施設ございます。また今、待機者数につきましては昨年の全国の調査で、釧路町民が50人待機されている形になってございます。そう考えますと今、全ての施設が大体満床となってございますので、その方々が希望すれば当然待機者はいるというような形で、全員が入れるというような状況にはないというような状況でございます。

質問 6番 坂本裕人

現状はもう入っている方もいらっしゃると思うのですが、町における施設において入所可能数というのは全部でなんぼあるのですか。町内施設で。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

町内の入所可能な施設11施設につきましては、ベッド数でいうと446ございます。それは特別養護老人ホームだとか老人保健施設、グループホームだとか全てを含んでございます。そのうち今、町民が入所されている数字が227名おります。

質問 6番 坂本裕人

介護を居宅介護をされている、在宅介護をしている方もいらっしゃると思うのですが、今のショートステイ、家族が何かしたいからちょっと扱っていただきたいということでショートステイをお願いした場合、入居できるような状態になっているのでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

ショートステイも各施設によってベッド数が枠が決められてございますので、希望する施設、そこの施設ではなければだめという場合については、もしかしたら空きがない状況もあるかもしれませんが、その辺は担当のケアマネジャーに相談いただけることで、どこかのショートステイを探していただけるというような状況になってございます。

質問 6番 坂本裕人

すごくそれが担当課の課長としては、もうちょっと認識を深めていただき、ケアマネジャーにお願いして頼んでも、入るところがないというふうに言って困っている方が今いるのです、実際に。それで家族も行動できなくて困っているという方が実際にいるのです。だからそういう点も行政で手立てを、手を貸してあげて、もっと入りやすい方法を何か構築して作っていただいて、考えて介護政策をとっていただかないと、介護難民が救われない状態になってしまいますから、そういう点ももうちょっと考えていただきたいと思いますが、この問題について今まで何か考えたことありますか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

ショートステイに今、入所するのができないというような御質問でありましたけれども、実際にそういう案件がある場合には、例えば町に地域包括センターがございますので、そういうところに連絡、相談、例えばケアマネジャーを通して連絡がきたりだとかというケースもございます。一応、何かしらの手立てを緊急の場合は、緊急的に入れるショートステイも用意してございますので緊急の場合は入所できるというような状況にはあるというふうに考えてございます。

質問 6番 坂本裕人

答弁いただき、緊急に対しては入所できるように用意しているという答弁をいただいたのですが、実際にそのとおりですか、入れるのですか、すぐ。そういう場所はあるのですか、町に。課長、そういう今答弁しましたけれども、今のある患者さんが、介護の必要な介護者の方が私に相談きまして、ケアマネジャーに相談してショートステイをお願いしたのですけれども、10月まで入れないということで、空きがないから入れませんということできまして、何とか入れるようにしてくれないでしょうかと私に言ってきたのですけれども、一応包括センターのほうに聞いていただければということは言ったのですけれども、その後ちょっと今連絡はとっていないのですが、今の課長では緊急時は必ず入れるような答弁をいただきましたが、それは大丈夫なのですか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

申し訳ございません。そのベッドがもし埋まっているというような場合もございます。大変申し訳ございません。

質問 6番 坂本裕人

だからベッドが埋まっていたら入れないでしょう。だからそれをきちんと会話を見て、判断して物事を言わないと、今答弁いただいた環境では、課長の答弁では緊急時は何とかして入れることはできますよという答弁をいただいたから、実際そうなのかと今確認したら、今入れないときは入れませんと。そういう状態なのです、今はっきり言いまして。だから家族は困っているのです。介護を必要としている家族を持っている方は。だから、そういう点をもうちょっと行政のほうで力を入れて、入所しやすい方法を政策とっていただいて、もっとより安全・安心な介護政策がとれるように、環境がとれるように私はしていただきたいということを望みたいのですが、それについてどのように考えてまいりますか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

ただいま議員がお話ししたように、入所しやすい環境というのは間違いなく大切なことだと考えております、認識しております。ただ、結局施設を増やすという形になってしまいますので、そうなってくるとやはり箱ものを建てる部分については、まず昨日の答弁と繰り返しになってしまうのですけれども、人材確保という問題がございますので、まず町としてはそちらのほうを重点的に取り組んでいくべきだというふうに考えているところでございます。

質問 6番 坂本裕人

先ほど町内に11か所の施設があるということで答弁いただきましたが、これはみんな認可を受けている施設なのでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

介護保険の指定を受けている施設でございます。

質問 6番 坂本裕人

町内にはまたいろいろな個人的にやっている施設があるように見受けられるのですが、介護認定を受けないで営業をしているところはあるのでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

介護保険制度におけるこういう施設については、基準としまして認定を受けられている方が入所する施設となってございます。ただ例えば高齢者の下宿だとか、そういうところについては特に認定がなくても入れますし、あと有料老人ホームだとか結構高額な施設につきましても認定内で夫婦で入ったりとかという場合もございます。

質問 6番 坂本裕人

そういう施設を含んだら、町のほうでも認定を受けていないような施設もあるということで今答弁いただきましたが、それを入れたら町内に何か所あるのですか、含めたら。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

申し訳ございません。先ほどの11施設という入所の施設につきましては有料老人ホームもカウントさせていただいております。高齢者の下宿だとか、そういう部分についてはちょっと把握していないところでございます。

質問 6番 坂本裕人

それで今、令和5年度ですけれども、これから介護高齢者が増えてきて、要介護を受ける方も認定される方も増えてくると思いますが、今町で押さえている、この要介護人口の増加というものはどのように捉えているか教えていただけますか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

認定数につきましては、令和4年度末で1,228名おります、要支援1から要介護5までの人数が。一応次くる2025問題、2025年の問題としまして、令和7年度においての予測としましては1,292人が認定者としてなるのではないかということで推測しているところでございます。

質問 6番 坂本裕人

予測としては今の現在より60人ちょっと増えるというような数字に捉えるのですが、そのくらいで済むのでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

高齢者はどんどん高齢化率は上がっているのですけれども、認定者につきましてもお亡くなりになられて減っていくという部分もございますので、年間の推移としてはそのような流れで推計させていただいてございます。

質問 6番 坂本裕人

それで、高齢者は時代とともに25年問題もありまして、どんどん増えてくる問題なのですけれども、やはり介護にかからないように予防するということが介護事業では大切なことかなと思うのです。だから、やっぱり予防対策を介護にならないように健康状態を保つために、そういうものも取り入れて、介護課として政策を展開していただきたいと思いますが、そういう点についての予防策は何か考えていらっしゃいますか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

町としましても介護予防事業をいろいろと実施してございます。今現在、早期にそういう介護を必要とする人を早期発見するために、介護予防の把握事業というのを実施してございます。年齢的には70歳から5歳刻みで、70歳、75歳、80歳、85歳という形で、70歳と80歳の際には文書でアンケートをとったりしてございます。75歳、85歳については直接訪問してという形で把握事業を実施しております。ただ、先ほどの町長答弁にもあったのですけれども、今現在、例えば相談先が分からないだとか、家族が遠方に住んでいるだとか、経済的問題で介護が受けられないだとか、中には生活を変えたくないだとか介護の必要性を感じないという方もおられます。そういう誰にも相談しないという方、また自ら自分からSOSを出せないという、介護認定を受けられない方、そういう方が最近非常に増えてきております。そういう人たちを把握するという部分で、ちょっとなかなか把握のほうに苦慮しているところでございます。

質問 6番 坂本裕人

やはり自分で自立ができないという方を認識しないければ、町のほうとしても後のことが禍根を残すようなことになることもあるので、その認識するための手立てをいち早く確立して、何かいい方法をとって、そういう人たちに情報提供してバックアップいただけるような方法をとっていただければよろしいのではないかと思いますが、その点、いかがでしょうか。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

把握のほうなのですけれども、なかなかそういうふうに自らSOSを出さないような人については、文書でアンケート調査をしても当然返ってこないだとか、家に閉じこもっているだとかという方がほとんどでございます。近年では、民生委員の皆様やまた議員の皆様方がおはじめ、隣近所の方から通報によりそういうケースが把握できて、対応に至るというケースが増えてきております。ですから、例えば本人が相談窓口が分からないとしても隣近所の方が分かっているということが必要だと思いますので、今後も地域支援センターのほうの周知というのを引き続き継続してまいりたいというふうに考えてございます。

質問 6番 坂本裕人

それで介護を認定を受けないように健康状態を保つためにも最近言われたのが、高齢者の方から道路を歩くに当たりまして、道路が非常にガタガタして危ない状態にあるから何とかしてくれないでしょうか、転んでつまずいて骨を折ったら、それこそ介護が必要になってしまうものですから、そういう点もやっぱり釧路町の道路の整備も高齢者のために、安全に歩けるような状態の道路整備をお願いしたいと私は思うのですが、その点の視点はどういうふうに見ておりますか。

質問 6番 坂本裕人

介護を減らすために、その道路で転んだら介護が必要になってしまうわけですよ。

質問 6番 坂本裕人

いいよ。

答弁 道路河川課長 田河智(道路河川課長は2023年12月まで)

今御質問の内容につきましても、所管課としましてパトロールなど状況を把握しまして、舗装補修など適切に対応してまいりたいと考えております。

質問 6番 坂本裕人

ぜひとも整備をお願いいたします。それで、やはり安心して釧路町で住んで、介護も充実して受けられる、そういう環境をつくっていただくのが町の役目だと思っておりますので、私も今いずればあと何年になるかは分かりませんが、また介護の施設に入らなくてはならなくなる年になってくると思いますので、それまでに充実した介護制度を町で構築していただき、安心して暮らせる、老後を安心して暮らせるまちづくりを目指していただきたいと思いますので、最後にそのことに対して町長から答弁いただき、終わりたいと思います。

答弁 町長 小松茂

介護の実態の現状ということで御質問いただいて、様々な議論がありました。まずはやっぱり私の考えとしては、介護認定を受けなくてもいい状態、いわゆる健康な町民をどんどん作っていく、そのための施策はどんどん進めていきたいというふうに今思っております。その上で、介護認定をどうしても受けなければならない、認定されてしまったということになれば、ここはしっかり様々な今、介護度によって対応ができるわけであります。施設利用、在宅、それからそれらを含めて地域の包括ケア全般で、こういったものをもう少しやっぱりこれからそういった方が増えるんだとしたら、進化をさせていく、こういったことをやりながらしっかり対応を考えなければならないんだなというふうに思っている次第であります。

質問 6番 坂本裕人

議長、もう一つお願いします。

質問 6番 坂本裕人

終わった、時間切れたか。

質問 6番 坂本裕人

議長、ありがとうございます。そして町長、ありがとうございます。それで、先ほど当初指して言われたヘルパーが不足している現状があるということで言われておりましたが、町独自でヘルパー養成講座でも設けて、ヘルパー要員を育てるような施策もとっていただければありがたいと思いますが、それについて最後に質問させていただきます。

答弁 介護支援課長 渡辺裕二

施設で働く介護職員と合わせて、今、全国的にも訪問介護のヘルパーの不足とまた高齢化というのが非常に社会問題になってございます。そういうヘルパーの養成講座等については当然必要、あれば当然必要な部分かなというふうには考えておりますが、今後もその辺につきましてはちょっといろいろな自治体の情報とかも参考にしながら、研究をしてまいりたいというふうに考えてございます。

出典:釧路町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる