釧路町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日
子育て支援策及び少子化対策について
2022年9月6日、釧路町議会の一般質問で、坂本裕人議員が「子育て支援策及び少子化対策について」質問し、町長 小松茂、こども健康課長 村木美香、副町長 佐々木喜代孝、財政課長 長岡賢司が答弁しました。
- 質問者
- 坂本裕人 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、こども健康課長 村木美香、副町長 佐々木喜代孝、財政課長 長岡賢司
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質問 6番 坂本裕人
座って質問させていただきます。よろしくお願いします。今回、私は、釧路町の存続に関わる視点から未来に向けて大切な質問をいたします。町の発展は、定住人口は増え、多くの子供が生まれ育ち、子育てが安心してできる生活環境を政策として環境をつくることが行政に求められていることと思います。リーダートップとして、町長の政策で釧路町の将来が決まると言っても過言ではありません。ですから、トップとしての手腕が重要視されるわけです。2期目を目指す小松町長の考えで釧路町の未来が決まるので、十分考慮し、私の質問に答えていただきたいと思います。3件の質問をいたします。まず1件目、子育て支援対策及び少子化について。1、当町の出生率向上の支援対策の取組について。2、高校生までの医療費無料化政策を実施する場合の課題及び今後の考えは。3、子育て世帯が安心して子供を育てるための子育て支援の将来展望はについて質問いたします。
答弁 町長 小松茂
6番、坂本議員の一般質問にお答えをさせていただきます。子育て支援策及び少子化対策についてということで、当町の出生率の推移及び出生率向上の支援対策の取組についての御質問ですが、政府統計による町の出生率から算出しました出生率は、平成30年で8.0、令和元年で6.2、令和2年で7.2と推移しております。第6次釧路町総合計画におきまして、令和13年度の将来人口として1万7,000人を維持できることを目指しており、まち・ひと・しごと創生釧路町人口ビジョンでは、人口減少緩和の方向性として、安心して産み育てることができる環境をつくることを位置づけております。そのための施策としまして、子ども・子育て支援の推進のために保育環境の整備、子育て世代の経済的負担の軽減、要支援家庭へのサポート及び相談支援の実施に取り組んでいるところであります。次に、高校生まで医療費無料化政策を実施する場合の課題及び今後の考えについての御質問ですが、高校生までの医療費を無料とした場合、町の試算では、単年度で約5,700万の追加財源が必要であり、財源の確保が課題であると捉えております。令和3年8月診療分から高校生まで入院医療費の無償化を拡大しており、今後につきましても現行制度の継続実施に努めてまいりたいと考えています。次に、子育て世代が安心して子供を育てるための子育て支援策や少子化対策の将来展望についての御質問ですが、子育て支援策や少子化対策の将来展望につきましては、第6次釧路町総合計画におきまして、子ども・子育て支援の推進により、多様な子育てサービスの充実と経済的支援があり、ゆとりある子育て環境の中で町民が安心して子供を産み育てている、このような町の姿を目指しております。その実現のために、保育環境の整備、子ども医療費独自助成事業の継続、子ども家庭総合支援拠点運営による相談体制の充実、釧路町版ネウボラ事業の推進などにより、それぞれの御家庭が望まれている子育てができるように町民一人一人に寄り添ってまいりたいと考えています。以上であります。
質問 6番 坂本裕人
今、答弁いただきましてありがとうございます。それで、人口減少が見当たる中で、今、過去10年間の釧路町の人口比の推移、それを教えていただけますか。
答弁 こども健康課長 村木美香
政府統計からとりました平成23年から令和2年までの釧路町の人口をお答えいたします。平成23年2万400人、平成24年2万220人、平成25年2万人、平成26年2万人、平成27年2万150人、平成28年1万9,971人、平成29年1万9,946人、平成30年1万9,802人、平成31年1万9,573人、令和2年1万9,392人となっております。
質問 6番 坂本裕人
今の数字を聞きますと、人口減少化が徐々に進んできているということが目の当たりにして見ることができると思いますが、今まで人口減少対策としまして、いろいろな町の政策を展開してきて、歯止め政策を打ってきたと思いますが、今までやってきたその政策は、どのようなことを人口減少歯止め政策として行っていたか教えていただけますか。
答弁 町長 小松茂
今の人口の減少統計というのは、お示しをしましたけれども、そういったことが極力抑えたいという、そういったことで様々な施策を打ってきたのは事実であります。ただ、それが具体的に今、それを全部お示しすることはちょっと差し控えさせていただきますが、坂本議員も長年議員をやられておりますから、そういった議論をしてきた経過があることは御理解いただけるというふうに思います。まだ、それでもやっぱり自然減というこの流れには、なかなか勝てない状況があるなというふうに、今思っておりますが、しかし、今回、第6次の総合計画を策定する上では、さらに減少し、1万7,000人を一つの目標値にして、これ以上下げないような対策などを、やっぱりしっかり打っていく必要があるということで総合計画の中にお示しをさせていただいているところでもあり、同時に、まち・ひと・しごと創生釧路町のいわゆる人口ビジョンの中にも示しておりますように、そういった示しからしたら、皆さんで取り組むべき様々な課題はありますけれども、そこは、やっぱり取り組んでいって、少しでも減少率を抑えていく、そういう取組をこれからも目指していきたいと思いますので御理解いただきたいと思います。
質問 6番 坂本裕人
るる、今町長のほうで、今までいろいろな政策を展開してきて、今の実態の数字に抑えてこられたというようなお話を答弁いただいておりますが、やはりこれからの未来を考えていくと、いかにこの釧路町に若い世代の人たちが住み着いて、子供を産み育て、そして就職をさせて巣立てるということで、そしてまた子供たちが元の自分のふるさとに戻ってきていただいて、そして、そこでまた生活をして結婚をし、そしてまた生活を育み、そして、また子供を増やして豊かな生活環境で暮らせる町を、やはり行政がつくっていかなければならない時期に来ていると思っているのです、私は。あくまでも、他人任せではなく、やはりで自らの判断で自ら政策を展開し、そして、よりよい町をつくるという意思をしっかり示して、やはりリーダーシップをトップとして町長が率先して考えを打ち出して、新しい釧路町をつくるのだという、そういうスローガンをはっきり示して釧路町をつくるべきだと私は思っているのです。それが求められていると思うのです。だから、そこで一番今大切なことは、少子化対策が一番まちづくりには欠かせない政策なのですよね。それを、今この場ではっきりお伝えしたいと思いますが。それで、政府も2020年の5月に閣議決定しておりまして、少子化社会対策大綱というものを打ち出しております。それは御存じでしょうか。
答弁 こども健康課長 村木美香
政府のほうが2020年5月29日に少子化社会対策大綱というものを定めてございます。
質問 6番 坂本裕人
それで今、課長のほうからの答弁で知っているということで、大まかなスローガンというしては、どういうことをうたっていますか。それを、ちょっと答えていただけます。
答弁 こども健康課長 村木美香
基本的な考え方としましては、新しい令和の時代にふさわしい少子化対策へということで、結婚・子育て世代が将来にわたる展望を描ける環境をつくること、多様化する子育て家庭の様々なニーズにこたえる、地域の実情に応じたきめ細やかな取組を進める、結婚・妊娠・出産、子ども子育てに暖かい社会をつくる、科学技術の成果など新たなリソースを積極的に活用する、こういったことが基本的な項目として挙げられております。
質問 6番 坂本裕人
そのとおりでございます。それで政府も、このように子育ての重要性というものを認識して、大綱をつくって各市町村に行政対策として取り組んでくださいということで下りてきていると思うのです。それで、釧路町もこれに沿って、やはり結婚・出産・子育てで、そういうこともやっぱり取り組んでいかなければならないことだと思っているのです。そういう場が釧路町にはあまりにも少ないと私は認識しているのですが、今これに充当するような施策展開しているものは、何かありますか。
答弁 こども健康課長 村木美香
釧路町のほうでは、これまでこの少子化対策の具体的な実現のために、子供無償化、子育ての無償化事業の円滑な実施に努めてまいりました。また、待機児童の解消のために、小規模事業所等の設置に向けて、財政的な支援、運営支援等を行ってきております。また、多子世帯における負担軽減ということで、保育所、保育給付を受けている副食費の助成等を幼稚園給付の基準に拡大して実施してきております。また、妊娠出産への支援としまして、切れ目ない支援体制の構築として、先ほども町長が御答弁申し上げたとおり、ネウボラ事業を推進してきております。また、相談支援体制の充実としまして、子育て支援の拠点事業を実施したり、子育て世帯妊娠出産包括支援センターを運営、また9月1日からは、子ども家庭総合支援拠点を設置し、児童虐待の防止予防などにも努めてきております。また、温かい地域社会づくりとしてマタニティーマークの普及にも努めているところであります。
答弁 こども健康課長 村木美香
それで、医療費無料化の政策を実現するに当たりまして、先ほど町長のほうから、高校生までやる場合は六千何百万だったかな、5,700万の予算が必要になるということで、今の状況はちょっと財政的に厳しいから、なかなかそれについてやることができないというような答弁をいただきましたが、そこはやっぱり町長の手腕で財源確保しまして、六千何百万とは、そんなに大きい金額ではないと思います。これははっきり言いまして。これを行って、高校生まで、もし医療費無料化が実現できた場合、どれだけの町民が皆さん安心して暮らしができるかということを考えたことがございますか。町長にお聞きしたいと思います。
答弁 町長 小松茂
この課題は、もう以前からずっとつきまとっている課題でございますから、こういった部分は実現をすべく、様々な努力をしてまいりましたが、なかなか財源の問題、それから当町が過疎債を使えないという状況、そういったことを踏まえて、なかなか他町村とのこの制度の違いが出ているということは、ここに記されているというふうに思います。確かにこれを実現することによって、かなりの子育て世代の方々が安心感を得られる、そういったことになるということは、私も十分承知をしているところであります。
質問 6番 坂本裕人
それでは、ちょっと段階的に聞きたいと思いますが、小学校までの無料化を実現したときの費用と中学校までの実現した費用、それをもし算出しているのであれば教えていただけますか。
答弁 こども健康課長 村木美香
小学校卒業まで医療費無料化とした場合は、追加で2,100万円ほどの財源が必要となります。また、中学校卒業まで無料化した場合は4,200万円ほどの財源が必要となるというふうに算出しております。
質問 6番 坂本裕人
今の金額を聞きましたら、本当に実現する、行政でこれを実施するに当たりましても、そんなに難しい金額ではないと思うのですよね。なぜ町長、このくらいの金額で行政的に政策ができないという判断をされるのか、私にはちょっと理解できません。なぜかと言いますと、こういう財源的なものを考えますと、今ふるさと納税でも未来基金に結構お金もたまってきていると思いますが、そういう財源を生かすこともできるのではないかと思いますが、そういうのはいかがでしょうか、検討したことがございますか。
答弁 町長 小松茂
坂本議員から、この医療費の無料化の財源確保は、これはさほど大きな金額ではないだろうという御指摘で、導入すべきとの御質問でございます。段階的に行きますと、確かにそうかもしれませんけれども、過去に私が一番心配するのは、やはりやった以上、それが継続的にやらなければならない。その財源を必ず充当していくその計画をつくっていかなければならない。かつて、釧路町は財政運営が大変厳しい時代がたくさんあって、そして、その時々に皆さん、相当苦労されてきております。一方では、何をやるにしても過疎債の活用ができない、そういった事情もあって、なかなかそういった意味で踏み切れないことが実は続いてきたわけであります。御指摘のように、確かに今ふるさと納税が少しいい状況にあります。財政運営も少し、今回の決算の中身を見ていただければ十分御理解いただけると思いますが、そういう意味では、少しずつはその財政の運営というのは改善されてきたのかないう判断をしているところであります。しかし、これらのこの大きな財源を、毎年確実に充当するためには、しっかりとした先を見越した財政運営ができるかどうか、ここをしっかり見極めていかなければならない、そういう時期にあります。ですから、そういった状況をしっかり見極めながら、適時判断をしていきたいというふうに思いますので御理解をいただきたいと思います。
質問 6番 坂本裕人
今の町長の答弁は、全く私には理解できません。なぜなら、今、町税財源の見込み、来年度、再来年度、見込みというのがどのくらいの比率で出ていますか。町財政、町税等を含んで、毎年増えてきていますよね。来年は見込みが出ていると思いますけれども、どういうふうに判断されていますか。
答弁 副町長 佐々木喜代孝
今、御質問の件につきましては、今、手元に資料ございませんし、また令和5年度の税収につきましては、作業的にはもう今後の対応となりますので、現時点としては令和5年度分については、今お答えできませんので御理解願いたいと思います。
質問 6番 坂本裕人
それでは令和3年、令和4年に比較したら、どのくらい町税が増えましたか。
答弁 副町長 佐々木喜代孝
大変お時間をとらさせていただきまして、ありがとうございます。令和2年、令和3年度の町税の伸び率としましては、13.26%でございます。
答弁 副町長 佐々木喜代孝
町税、令和3年度決算でいきますと、27億八千……ちょっとお待ちください、すみません。
答弁 財政課長 長岡賢司
まず令和2年度の決算額で申し上げます。令和2年度町税の決算額で24億5,794万6,312円、続きまして令和3年度の決算額、27億8,387万6,335円、令和2年度から令和3年度にかけまして3億2,593万23円の増額となっております。
質問 6番 坂本裕人
このように、今答弁いただきましたように、毎年、町税収入が、資源が増えてくるのです、3億円以上。それで町長、きちんと踏まえて考えていますか。だから、6,000万の金額があれば十分充当できるのですよ。政策的に転換しても、この先10年、20年先を考えてもできる金額なのですよ。それを私は大きい声で言いたいです。無理な話ではないのです、これは。それで、子育て支援の中で医療費無料化を実現して実施した場合、釧路町に人口が増えるのですよ。多分、今2万人ちょっとですけれども、これうまく政策実現したら、1割ぐらいまた増えると思います、釧路町に。なぜなら、やはり医療費無料化というのは、すごい魅力があるのですよ。子供を安心して育てることができる環境なのです。それを実施することによって釧路町が繁栄するのです。そして将来にわたって、未来にわたっても、それが継続できれば、釧路町の繁栄というのは望むことができるわけですよ。それを考えて、私は質問しているのですが、町長、今の財政的な面を考えた点でいかがですか、できないですか、それについて答弁を求めます。
答弁 町長 小松茂
確かに御指摘のように、町税、収入が伸びております。おかげさまで大変いい状況にあります。いわゆる前年と比べまして、自主財源の確保というのができてきております。やっとこういう状況に、今見えてきた状況であります。ですから、やっぱりこの安定した財源収入というものがしっかり見通せるという判断に立ったときには適時判断をしてまいりたいというふうに御理解をいただきたいと思います。
質問 6番 坂本裕人
これだけの実績が、きちんと明確に数字が出ているのに、判断ができないような状況ではないと私は思います。これが10億でも出せというのであればできないというのは当たり前のことですが、6,000万ですよ。3億何千万ずつ毎年増えているのに、財源があるのですよ。それ以上に、また増えてくるのですよ。今度、釧路町東陽団地の今区画整理、全部終わりましたら、東陽団地の固定資産税及び町民の張りついたいろいろな固定資産税、それも財源として入ってくる計算になると思いますが、その見込み金額はどのくらい予想しておりますか。
答弁 町長 小松茂
様々な思いをお聞かせいただきました。その思いは十分理解をするわけであります。先ほど申しましたが、やっぱり安定した財政運営をしなければなりません。そういう意味においては、しっかりと先を見越した、ある程度、財源が確保できる見通しが立つかどうか、そこをしっかり見極めながら判断してまいりますので御理解いただきたいと思います。
質問 6番 坂本裕人
何とかして財源確保に向けての町政の、町の財源の精査を進めていただき、早い対策を実現できるように、町長の手腕で、町長、今年選挙ありますから、だから、まだ任期中に実現していただければ実績として残りますから頑張ってください。そう激励。それでしたら、今度は将来展望。議長。
質問 6番 坂本裕人
それで今、2点目は、町長から親切な答弁いただきまして、未来に向けて夢の持てる答弁いただきました。ありがとうございます。それでは、何とか実現に向けて頑張っていただきたいと思います。3問目でございますが、やはり子育て支援というのは、子育ての世帯が安心して子供を育て、生活できる環境を望んでいるわけですよね。これは政府も、これに重点を置いて、各市町村の自治体に子育て支援の政策を打ち出し、よりよい環境をつくってあげて生活環境を向上するように努めなさいということでうたっていると思いますが、当町としてのこれからの将来展望としては、どのように考えているかお聞きします。
答弁 こども健康課長 村木美香
先ほど町長が答弁させていただきましたとおり、第6次総合計画において、多様な子育てサービスの充実と経済的支援があり、ゆとりある子育て環境の中で町民が安心して子供を産み育てている、こういった町の姿を目指していきたいというふうに考えております。
質問 6番 坂本裕人
今、課長の言われたとおり、そういう環境が実現できるように、みんなの力を合わせまして釧路町をよりいい環境をつくっていただき、子供を産み育てて、安心して育てていけるようなまちづくりを切に望みますので、今後とも大いに勉強していただき、推進していただきたいと思いますので、次の質問に移ります。