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釧路町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日

学校適正配置計画について

2022年12月7日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「学校適正配置計画について」質問し、教育長 辻川尚志、管理課長 藤川幸司が答弁しました。

質問者
中家治子 議員
答弁者
教育長 辻川尚志、管理課長 藤川幸司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 中家治子

それでは、2件目に移りたいと思います。2件目は、学校適正配置計画についてということで、3点質問いたします。1点目は、少子化が進む地域、子供が増えている地域ももちろんありますが、そういう町内での違いを見据えての町立学校の将来像について。2点目は、義務教育学校の必要性の有無とその考え方。3点目は、学校施設整備計画との関連の中でどう進めていくのかということでお答えください。

答弁 教育長 辻川尚志

3番、中家議員の学校適正配置計画についての御質問の中の1つ目、少子化が進む地域、子供が増えている地域などの違いを見据えての町立学校の将来像はについてお答えいたします。町立学校の将来像につきましては、1学年の複数学級の見込みとなる学校は現状維持と考えますが、今後児童生徒数の減少に伴う教職員定数の減により学校運営が難しいと考えられる学校につきましては、保護者や地域の方の意見を伺いながら、校区内において小中一貫教育を視野に入れた協議を進めてまいりたいと考えております。次に、町として義務教育学校の必要性の有無とその考え方はについてにお答えいたします。義務教育学校は9年間を通して一貫した教育課程の編成や、継続した教育環境により中1ギャップなどの心理的ストレスが軽減されるなど教育効果が高まると考えられることから、必要性は感じております。一方で、人間関係の固定化や新たな変化を起こす機会が見つかりにくいなどの課題もあり、導入に当たっては最大の教育効果が得られるよう見極めてまいりたいと考えております。次に、学校施設整備計画との関連の中での進め方はについてですが、学校施設整備計画との関連につきましては、現在、策定中の釧路町立学校適正配置計画における各学校の今後の方向性を考慮しながら、釧路町学校施設長寿命化整備計画を踏まえ、緊急性を要する箇所を優先にしつつ、長期的な視点で取り進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 3番 中家治子

まず、1点目なのですけれども、答弁にありましたように、地域や保護者の皆さんの意見を伺いながら、一定程度学校運営が難しいという学校については、児童数だけではなくて、学級数も含めて考えるということなのでしょうか、確認します。

答弁 管理課長 藤川幸司(管理課長は2023年3月まで)

学級数も併せて、児童生徒数の人数によって学級は決まってきますけれども、それも含めながら、今後進めていきたいというふうに考えています。

質問 3番 中家治子

いろいろな地域があって、大都会もあれば、山間部の小さな自治体もある中で、学校というのはどこにでもあるというふうに思うのですけれども、統廃合などもこの間ずっとされてきて、廃校になった学校などもありますけれども、大きな学校だから教育効果が大きいとか、小さな学校だから教育効果が少ないとか、そういう考え方はないと思うのですけれども、その点についてはいかがですか。

答弁 管理課長 藤川幸司(管理課長は2023年3月まで)

小さい学校は、小さい学校なりに工夫しながら進めています。人数が少ないと、集団というのは活動がなかなか難しいという点はありますけれども、学校の中では工夫しながら取り進めているような状況です。

質問 3番 中家治子

今課長が答弁したとおり、小さい学校でも様々な工夫をしながら、教育実践をされているというふうに思います。これまでもずっとそういう形で教育実践されてきたのだというふうに思いますけれども、ここ何年間、五、六年でしょうか、小さな学校ではなくて、集団でいろいろな物事ができないからというようなことが理由になっているのですけれども、そういう考え方自体が、もちろん集団でやらなくてはならないし、子供は、集団の中で育つというのはそのとおりだと思うのですけれども、教育というのは一人一人の子供たちがどう成長していくかというところを保障していくというところが大きな視点だというふうに思うのですよね。そういう考え方に至ったら、生まれ育つところがたまたま大都会だった、たまたま山間部だったということだけの違いで、一人一人の子供たちの成長が違うというふうにはならないというふうに思うのですけれども、この辺りはちょっと教育長の御意見も含めて伺いたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

学校教育における児童生徒数の数による教育効果というのは、その大小それぞれの場所によっての違いはあると思いますけれども、またそこにおける子供の成長もそれぞれ違いがありまして、例えば大規模校で生活している子供のほうがいいとか悪いとかということではなくて、その環境の中で子供たちがどう過ごすか、あるいはどういう教育を行うかということが非常に大事な視点になるのではないのかなというふうに考えているところでございます。

質問 3番 中家治子

そういうことで言うと、確かに小中一貫して9年間で子供をどう教育していくかとか、成長させていくかという視点も私は大事な視点だというふうには思っています。しかし、それは、例えば小中一貫校でしかできないのか、今までのように小学校6年間、中学校3年間の中では駄目なのかというふうに思います。今の文部科学省については、小中一貫校、義務教育学校ということで、2015年ぐらいから方針を出して推進をしていますけれども、教育長は、この間の全員協議会の中で、小さい学校は小さい学校で残していくと、そういう選択肢もあるのですよというようなことは適正化計画の中でも盛り込まれているから、それはそのとおりだなと思うし、そうしていただきたいなというふうに思っていますけれども、いかんせん今の文科省の流れの中でどうしていくのかというのは、やっぱり決断が迫られる部分なのかなというふうに思うのですけれども、今の教育を取り巻くそういう情勢の中で、うまく小中をどうしていくかというところだと思うのですけれども、その点についての考え方はいかがですか。

答弁 教育長 辻川尚志

義務教育学校のことにつきましては、文科省は推奨しているわけではないというふうに私は捉えております。そういう方向性もあるということの例を示しているというふうに押さえているところでありますけれども、前回の全員協議会の中でも答弁いたしましたけれども、必ずしも義務教育学校にすることがベストというふうにも考えておりませんし、地域によって、その学校によってできることもあるというふうに考えております。ただ、義務教育学校のメリット、デメリット、いろいろ示されて、既に実践が行われて、メリット、デメリットが出てきている状況でありますけれども、その辺十分に踏まえながら、釧路町として、釧路町それぞれ地域がありますので、地域の中でどういった学校の運営がいいのかということを踏まえながら、学校数を運営していく中ではいろいろな財政面だとか、そういうことも含んで考えなければなりませんけれども、それだけでは出せない答えだというふうに考えておりますので、町で育つ子供たちがどのような環境で育つのが一番いいのかということを地域住民、それから保護者のいろいろな考えなども考慮しながら、考えていきたいなというふうなところでございます。

質問 3番 中家治子

それで、2番目の義務教育学校の必要性の有無ということで言うと、必要性は感じているというのが答弁でありました。その理由として、中1ギャップなどの心理的ストレスが軽減されるなど教育効果が高まるということなのですけれども、どこと特定されたらちょっとあれなので、同等のある義務教育学校に勤めている先生のお話を聞く機会がありました。そこは、4年、3年、2年という区分けです。普通ですと、6・3ですけれども、そういう中で、今5年生、7年生というのは、いわゆる小学校5、6年生と中学校1年生が一緒に6・3制で言うと、そういう状況で、小5ギャップみたいなのがあるということを言われていました。中身は何かというと、小学生と中学校でやっている中身を小学校5年生の子供たち、小学校と言わないのですけれども、5年生の子供がやらなくてはならないというようなことで、本来の成長から言うと、ちょっと大変ではないかというようなこともやらなくてはならないというような状況があるということをちょっとお聞きしました。だから、義務教育学校自体の検証が今それほど多く、増えてはきているけれども、検証が多くあるわけではないですけれども、そういうことをお聞きした中で、これはなかなかそんなにスムーズにいろいろな問題が解決するというふうにはちょっと思えなかったのですけれども、今のお話を聞いて、教育長はどのように思われましたか。

答弁 教育長 辻川尚志

実際の義務教育学校の学校運営について、私自身も経験しておりませんので、詳しいことはここでは申し上げることはできませんけれども、立場的にそういう学校の視察などを行ったことがありますが、先ほど申し上げたとおり、メリットとデメリットがそれぞれありまして、また義務教育学校の学年の分け方もその学校に任されているところがあります。そういうこともありまして、それぞれの学校の運営の中で課題も出てきているということもお聞きしています。そういうことを含めて、慎重に行わなければならないということは私も考えていますけれども、一方で、小学校と中学校という学校種が今現在ありますけれども、それぞれの学校種の中でもいろいろな学校の持ち味といいますか、中学校は中学校、小学校は小学校なりのものもあって、それが一緒になるということは非常に学校運営をしていく中で、非常に難しい面も出てきているということもお聞きしていますので、そう簡単に、いいからそれでというふうにはならないというふうにも思っていますので、その辺は十分に準備等しながら進めていきたいなというふうには考えております。

質問 3番 中家治子

ぜひ慎重によく考慮してということなのですけれども、理由にしている中1ギャップについては、2014年の国立教育政策研究所では、中1ギャップについての科学的根拠はないということを言っていますので、ちょっとこれは有力な理由にはちょっとならないかなということを申し上げたいと思います。3つ目の学校整備計画なのですけれども、前、9月議会でもお聞きして、適正配置計画が出た中で関連してやっていかなくてはいけないけれどもということなのですけれども、考え方としては増築なり修繕なりしていくというところについては、これまでと変わらないという状況で捉えていいのでしょうか。

答弁 管理課長 藤川幸司(管理課長は2023年3月まで)

学校施設につきましては、安全・安心な確保ということが一番ですので、緊急性を要する修繕等につきましては、引き続き実施していきたいというふうに考えています。

質問 3番 中家治子

長寿命化ということだけではなくて、本来だったら建築、築数から言うと、新築なりしたほうがいいという学校も見られますし、全体ではなくて、部分的な部分も含めてあるのですけれども、限りあるお金の中でやりくりをするということなので、引き続き努力していっていただきたいなというふうに思います。

出典:釧路町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる