清里町議会 令和7年第2回定例会 2025年3月11日
少子化対策について
2025年3月11日、清里町議会の一般質問で、岡本英明議員が「少子化対策について」質問し、町長 古谷一夫が答弁しました。
- 質問者
- 岡本英明 議員
- 答弁者
- 町長 古谷一夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 岡本英明
改めまして、岡本でございます。よろしくお願いいたします。私からは少子化問題ということで質問させていただきますが、午前中の近藤議員の質問と若干かぶる部分がありますので、御了承いただきたいと思います。それでは、人口減少、そして、少子高齢化が叫ばれ地域の活力も衰退している現状が、全国的かつ各自治体でも顕著に現れてきていると思います。そんな中、少子化も加速的に進み、2000年には全国的に119万人だった出生数も2024年には約70万人まで減少している中、清里町でも出生数の低下が近年目立ってきているようになってまいりました。要因といたしましては様々言われておりますが、全国的には結婚の晩婚化や経済的な問題など、清里町ではさらに人口減少を伴う中、働く場や出会いの場の減少など課題は多くあると思われます。町としても子供の出産、子育てに関してもこども未来課や保健福祉課、生涯学習課などが中心となり支援を行いながら、子供のライフステージに合わせて町全体で子供の成長を支えている施策は行っていただいておりますが、今後も人口減が予測される中、少子化を止めるのは大変難しい課題であると考えております。基本的にはそれぞれの生活スタイルなどは自由でありまして、結婚する、子供をつくることも国民、町民が選べる問題である以上、それをコントロールするのは国・自治体であっても干渉しづらい部分であると思っております。しかしながら、その選択ができる状況をつくることが、国や自治体としての役割なのだとも考えます。そこで当町としても、少子化という課題に今後どのように向き合い、どのように取り組んでいかれるか、町長のお考えをお伺いいたしまして、1回目の質問といたします。よろしくお願いします。
答弁 町長 古谷一夫
岡本議員の一般質問、少子化対策についてお答えを申し上げます。清里町における少子化問題への取組でありますが、ただいま御質問にありましたとおり、全国的に少子化の進行が顕著であり、2024年の出生数は過去最少の72万988人、9年連続で最小を更新し、明年は70万人割れが予想されているところでございます。清里町の少子化は岡本議員の御指摘のとおり、出生数の減少傾向が続いているのが実情であり、少子化対策の難しさを強く実感をいたしているところでございます。少子化という課題は、出生数だけではなく様々な要因について総合的に対策を講じていくことが求められるものであり、一部の都市圏を除き全国どの地域も同様の状況であり、住民の福祉と地域の振興を担う基礎自治体としては目を背けることのできない重要な課題であることは、引き続き認識をいたしているところでございます。町といたしましても、これまでもこうした課題に対応すべく他町村に先駆け、高校生までの医療費の実質無料化など多くの施策を推進し、少しでも人口減少や少子化にある町への影響が少なくなるよう取組を進めてきたところでもございます。少子化の進行は言うまでもなく地域社会全体の持続可能性に直結する課題であり、少子化の要因は多岐にわたりますが、議員御指摘のとおり、その主なものとしては経済的な不安定さ、育児と仕事の両立の難しさ、教育費の高騰、そして、結婚や出産に対する価値観の変化が一般的に挙げられているところでございます。特に、近年の経済状況や雇用環境の変化は、都市、農村部にかかわらず若い世代が家庭を持つことに対して慎重になる要因とされ、いわゆる晩婚化や晩産化、年を取ってから第一子を産む、そういったことも相まって、合計特殊出生率も全国的には約1.2と極めて低い水準にあります。現在、清里町における令和6年1年間の出生数は13人であり、昨年の10人よりは微増しているものの、今後もその傾向は継続するものと見られ、中でも子供・若者人口の減少が著しい状況となってございます。なお、令和2年に策定した第2期まち・ひと・しごと総合戦略においては、令和3年以降の出生数の数値目標を28名と設定しており、実態は計画の半数にも届いていない状況となってございます。加えて、直近の0歳から14歳の年少人口は391人となっており、引き続き減少傾向が続くことが懸念されるところでもございます。また、清里町に住所のある人の婚姻手続件数は令和5年度10件、令和6年度9件であり、ここ5年間は10件前後で推移し、婚姻数も、僅かではありますが減少いたしてございます。こうした状況の中、清里町総合計画で定める方向性や人口減少対策を定めるまち・ひと・しごと創生総合戦略等における少子化対策に係る取組につきましては必要な見直しを行うとともに、今回新たに策定した清里町こども計画と連動させた施策と事業展開が新たに必要と、認識をいたしているところでございます。少子化対策の取組はこれまでも幅広く実施してきており、出産祝金やお餅購入費助成、子育て支援、医療費に対する助成、保育所・幼稚園費並びに給食費の無償化、不妊治療への助成などの経済的支援のほか、子育て世代包括支援センターによる相談体制の充実など、こども未来課、保健福祉課、教育委員会のみならず関係部署が連携し、多岐にわたる事業推進を図っておりますが、今後はさらに子育て世代や若者世代にさらに寄り添った、安心して子供を産み育てることのできる支援と環境づくりを進めていく必要があると認識をいたしているところでございます。今般策定したこども計画では、子育て世帯や子供、若者自身に意見を聞き施策に反映させていくという、これまでの行政にはない新しい手法も一部取り入れたところでございます。町政施行方針で既に表明させていただいておりますが、新たに新年度はこども家庭センターを設置し、子供の最善の利益を考え、健やかで幸せに成長できるこどもまん中社会に向け、妊娠、出産、子育てに切れ目なく寄り添う、さらなる包括的支援に取り組んでまいる所存でございます。また、子育て中の家庭や若者世代、そして行政のみならず地域や職場、関係機関・団体、行政等が相互に連携し地域社会全体で取り組んでいく意識、環境の醸成が必要であり、個々の取組をより見える化した具体的な方策を講じながら子育て世帯へのサポート体制を充実させ、安心して子供を育てられる環境を整備していくことが極めて大切であり、これらの取組を通して少子化対策を進めてまいる考えでございます。以上、1回目の答弁とさせていただきます。
質問 4番 岡本英明
ありがとうございます。先ほど答弁いただきました中でも、令和5年の婚姻数が5年が10件、令和6年が9件ということで、多いのか少ないかと人口で見たら私もちょっと何とも言えないとこではあるんですが、決して多くはないんだろうと思っております。そんな中で若い人たちが人口減で職場や出会いの場が失われている現状があるということで、昔であれば私の時代も青年団活動などがあり、そういった部分が出会いの場だったりそういった実態があったと思っております。町内だけではなくて網走管内、オホーツク管内を含めた中でも出会いがあり、そういった中で結婚されてきた人も何人か、数名程度いるようにも思っております。その中で清里町といたしましても、そういった取組には打って出ていかなければならない状態ではないかと、個人的には思っております。その中で町でも各施設ございますが、今後、北海道東トレイルなど観光面での新たな事業や江南牧場を再利用した中で、ほしかぜの丘ですとか、その先にはキャンプ場があると、様々な施設やそういったものを活用しながら、私は、ぜひ地域おこし協力隊の方にも──今後増えてくると思います──人数も増えてくるという中で、そういった、あまり婚活という強制的なイメージではなくて、一つのきっかけづくりという場が大変重要になってくると思いますので、そういった部分で地域おこし協力隊の力も借りながら、町としてそういう場をつくり上げていってほしいと思いますが、町長のこれに対する答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 古谷一夫
それでは、岡本議員の再質問にお答え申し上げたいと思います。御質問の趣旨は、多様な出会いの場が結婚に結びつく、そういった形で、どのような形の中で今後現状を踏まえた中、その場、環境をつくっていくか、そういった御質問の趣旨と捉えさせていただきたいと存じます。既に午前中の近藤議員の御質問の中においても、同様の御質問を頂いたところですけれども、特に農業後継者の配偶者対策、御存じのとおり農業関係団体により構成されている担い手育成協議会により、交流会等も毎年開催する中において、少ないとはいえ毎年5組とか6組のカップリングが成立している、こういった状況もございます。そうした中、これらの活動や、先ほど議員から、かつては青年団活動やプライズ活動、それから農業青年部活動という管内広域的な活動、こういった形が非常に当時は盛んでありまして、そういったところでの出会いの場という形も非常に多かった事実がございまして、先日、いろんな資料をちょっと調べていると、昭和50年代、60年代の婚姻数は大体70から90組ぐらいで推移していたのも事実でございますし、その当時の出生数は170から180人、やはり基本的には、議員御指摘のとおり、そういった環境、場を意図的に、または自然発生的にしっかりとつくっていく環境づくり、こういったものが極めて重要になってくる、そのように考えているところでございます。少子化対策とは直接的な目的と趣旨とは違う部分がございますが、昨年から町内の35歳以下の若い世代の方々が集う場所や、交流をしながらまちづくりを実践する清里みらい塾、教育委員会の主管する事業でございますが、新たな方向性で2年間活動し、新年度3年目を迎えるところでございます。基本的には人材育成を目的とした若者世代のコミュニティーの確保、交流の場の確保、また、地域の課題に若い力を注いでいく、そこでしっかりと交流と勉強していく、そういった可能性を広げるプログラムを展開しているところでございます。そういった中で新たな若者同士のネットワーク、そういったものが有機的に機能を発揮できる環境も徐々にできつつあるというふうに考えてございます。特に若い世代の、高齢者等に限らず孤立、孤独化、特にSNS等の新しい文化が広く広がる中において、そこで完結する生活観、価値観というものが広く広がっているわけでございますけれども、今申し上げたような中において、できるだけ交流や出会いが日常の中においてできる環境、そういったものをつくり上げていく結果として若者同士の婚姻ですとか、また、新しい形に結びついていくような形に自然体の中で発展していけば大変ありがたい、このように考えているとこでございます。また、地域おこし協力隊につきましては1期生で4名、新年度4月から6名体制になりまして、また、3期生についても新年度予算の審議を通じて御提案をさせていただきたい、このように考えてございますが、かなり活発に、しっかりと地域に根づこうという方向の中で取組を展開をしていただいているところでございます。既に2月には、町なかの中心商店街に空き店舗を利用した事務所がオープンしているところでございます。そういった活動、みらい塾、既存の農業後継者のための協議会、さらには農協青年部、商工青年部、役場含めた職域全体がお互いに刺激し合い、また交流し合い、内へ目を向けることと外へ目を向けること、同時にそういった働きかけをお互いすることによって、そういった環境、それをしっかり一つ一つ丁寧に醸成していくことが、遠道かもしれませんけれども、最終的には出会いの場、環境、少子化、そういったものに対策に結びついていく可能性が非常に強いのではないか、このように考えているところであり、特に未来への投資という観点から、教育活動、保育・幼稚園、この町のスポーツ少年団、部活、あらゆる部分で時間はかかるかもしれませんけれども、子育て含めた部分でしっかりと、私の与えられた任期の中において、未来への投資、人づくりという観点の中で、子育て、子供たちの投資を継続的に図ってまいる、そのことが結果として、議員から質問あった少子化の解決のための一歩の道筋になるのではないか、このように考えるところでございます。
質問 4番 岡本英明
ありがとうございます。今、時代も変わり、マッチングアプリ等々で出会うカップルも増え、そこでも結婚される方も普通におられるという時代ではありますけども、なかなかそれだけでは大変寂しい部分もあるかなと思っております。先ほどちょっと言い忘れたんですけども、昔ありました青年団も今、参加数も減っていまして女性の方がゼロ人ということで、なかなか寂しい現状であるという実態も認識していただけたらなと思うところではあります。また、地域おこし協力隊の方も実際、様々、個々の目標に向かって皆さん努力されていると思いますので、あまり、困ったときに地域おこし協力隊の名前ばかり出すのも私も失礼かなとは思ってはいるんですが、そういったところにちょっと尽力していただくのも一つのきっかけづくり、まちづくりの一つの役に立っていただければまた幸いかなと思っておりますので、そういう試み等も今後町としても行っていっていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。続きまして、子供の減少とともに町内における、当然、購買力の低下という部分も出てくるのではないか、今現在も間違いなく出ているとは思うんですが、当然子供たちが個々で消費してくれた部分は当然ではありますけども、家庭で子供がいることによって消費していただいた食料品や様々なもの、子供たちがいろんな関わりを持つことによって生まれる物品的消費の関係など──小さいことかもしれませんが、積み重ねていけば大変経済的には大きなマイナスになると私は思っております。そういった観点からも、やはり子供の減少というものは止めていく必要があるのかなと思っております。全国的には静かなる有事という言われ方もしているそうでありますが、本町においてはもう、静かなるどころか、もう際立っているんではないかという部分も思うところであります。そういったところで、少子化とは町の活気を失うものの1つと考えますし、子育て世帯にも様々な経済的な支援、国・町としても行っていっていただいているという部分はありますが、もう1つ踏み込んだ中でインパクトのある施策などもあってもよいんではないかと、私は思うところでもございます。今、子供を1人産み育てていただければ、出産祝い金で5万円という形で町から支給されておりますが、ここら辺の金額ももう少し上げた中で、町としては子供をこの町で産み育ててほしいという一つのメッセージ的なものにもなるのではないかと思います。町も限られた財源の中で町運営はされているわけですが、未来のある子供たちへの投資という部分を兼ねて、こういった施策も行っていっていただければいいのではないかと思いますけども、町長として、この経済的な部分とこの施策、子供に出産祝い金等々のインパクトのある施策について、町長の御答弁を頂けたらと思いますのでよろしくお願いします。
答弁 町長 古谷一夫
子供の数が減ることによる地域経済の影響、併せて、さらに少しインパクトのある施策を打ったらどうか、そういった御質問、御提言を頂いたというふうに受け止めていきたいと思います。特に子供が減少することで当然家庭の数も減ってくる、そういった中において消費そのものが縮小していく、これは事実ではないか。特に教育関連や子供向け商品、サービスの需要、それから食事に行くだとか、家族そろって、あらゆる面で子供が減ることについては地域経済、非常に目に見えないというか、目に見えた打撃、そういったものが生じている、その結果としてお店の、店舗の閉鎖措置とか、また閉店ですとか、雇用の減少、これが引き続き生まれてくる可能性も潜在的にはあるのではないか、このように考えてございますし、子供が少ない将来的な人口減少により、当然地域の活力が低下してくる、そうすると若い世代の方がその地に住んで子育てをしようという勇気、元気も徐々に失われてくる。地域の文化やコミュニティーの機能もやはり低下をしてくる。そういった形になってくると移住者や観光客の呼び込み、町の持っている元気さというものが失われてきますので、非常に少子化というのは経済面においても地域の活性化の面においても、非常に大きな影響があらゆるとこに生じてくる、そのような認識に立っております。そういった中で、地域おこし協力隊に頼ることなくということでもございましたが、まさしく一つ一つの施策、先ほども申し上げたとおり未来への投資の考え方、出産祝い金については昨年の一般質問、たしか私の記憶では柏木議員ではなかったと思うんですけども、100万ぐらいに思いっきり上げてもいいんではないかというお声も頂いたところでございますが、2つの考え方があり、1つはやはり経済的なものが大きな要因なのか、それとも育てていくためのそういった地域全体で子育てをするという仕組み全体のありようなのか。これはなかなか、どちらが正しくてどちらが間違っているという結論はないわけでございますが、現在、前段で1回目の答弁で申し上げたとおり、基本的にはそういったことの祝い金等のインパクトのある必要性は否定はいたしませんけれども、当町としては当面、子供を育てていく未来への投資につきましては子育て環境等を含めた部分、それから乳幼児から幼児、まあ、認定こども園もございますけれども、今後、小学生、中学生、高校生に至る教育の支援、それから、午前中近藤議員から御質問あった、やはり担い手対策等を含めた出会いの場ですとか交流の場、ここを一つ一つ丁寧に行っていくことが、やはり長い目で見た場合についての少子化対策にしっかりつながっていくんではないのかな。経済的なもの、非常に重要だと思います。それと同時に併せて町全体で子育て、それから子供を抱えた家庭、これを支えていく、そういった安心感、それから働く場が地域の中にしっかり、若い人たちが働く場がしっかり形成されていく、今後も持続可能な経済活動が地域の中で行える可能性、そういったものが感じられるまちづくり、そこが極めて重要だと私は認識してございますので、そういった取組をできる限り一つ一つ丁寧に行っていく。その一つの指針として今般子ども未来課が主管してございますけれども、こども計画、新しく策定させていただき、こども家庭センター、包括的な支援のありよう、しっかりと子育て世代、若者世代の声、加えて子供たちの声も受け止めた中で、政策の展開を図らせていただきたい、このように考えるところでございます。
質問 4番 岡本英明
様々、国では児童手当の拡充などありますし、町も様々無償化、給食費もそうですし医療費もそうですし、今度はおむつの手当等と積極的にやっていただいているという認識の中で、なかなかインパクトがあるという部分は厳しい部分はあるのかもしれませんが、この町だったら子育てをしていいなと思っていただけるような、そういった施策、今でもかなり十分な部分はあるんですけども、この町を選んでくれる、子育てするならこの町、清里町を選んでくれるような施策も、また、それをPR、アピールしていけるような、
質問 4番 岡本英明
そういった施策等々をしっかりと、中で、町としてもこういうところに力を入れているんだというアピール等もしていっていただけたらなと思うところであります。続きまして、町としても妊娠・出産・子育てと、子供の成長をしっかり支えていく施策を行っていただいていると思います。国も少子化に力を入れるため、こども家庭庁を創設し様々な子育ての課題に対応する体制づくりを進めておりますが、それに伴い、各自治体でもそれ相応の体制づくりを求められていると認識するところであります。その中でも町政執行方針の中にありました子育て世代包括センターの中の虐待予防等の視点を強化し、新たにこども家庭センターとしてさらなる包括的支援を推進とありますし、これは児童相談所に行く前に町として対応していくという部分だと思いますけども、そういった部分もありますし、今後、令和9年に開設されます認定こども園の開設に伴いまして0歳児保育も始まってくるということで、職員の方には今まで以上の責任というものものしかかってくるんだと思いますので、この辺のマンパワー的な部分の確保等々、町長としてどのようにお考えになるか御答弁いただければと思いますのでよろしくお願いします。
答弁 町長 古谷一夫
前段の部分で子育て、大変支援の厚い町、ここは子育てのしやすい町だ、そういった意味で選んでいただくような対策しっかりやっていきたい、このように考えてございます。やはり総合的な施策が必要ではないか、例えば子育て世帯の住宅の問題も非常に重要ではないか、最近の物価高騰、なかなか戸建て住宅をお一人で建てるという形の経済的負担もございます。そういった中で、まあ、近隣町村でも、高齢者世帯での独居老人等の対策も進めていく必要がございますけれども、併せて子育て世帯の住宅等の対応、こういったことも非常に重要になってくるし、議員御指摘の認定こども園、しっかり6年度補正予算で可決いただきましたので、スピード感を持って子育ての家庭センターの発足と同時に仕組み全体のありよう、これを構築するように新年度取り組んでまいりたい、かように考えてございます。また併せて、その町での子育ての仕方、少し宣伝が、とかPRが、うちは奥ゆかしいというか、下手だという御指摘も一部頂いてございますので、既に所管事務調査で、マンション等を含めてしっかり御覧になってきたというふうに、議会側の所管事務調査の報告書を読ませていただいてございます。そういった意味で、さらに対外的に向けても制度の仕組み、支援の仕組み、こういったものがしっかりなされていることを見える化するように努めて併せていきたい、このように考えてございます。また、国の体制づくり、いろんな部分で動いてございまして、特に御指摘のとおり、虐待防止等、DV等を含めた部分、非常に当町においてもやはりそれに類似する案件等、懸念される案件、そういったものが事実として発生してきている状況にもあるというふうに認識してございます。早期の段階でそういった包括的な相談窓口、また支援、こういったものが非常に重要になってくるというふうに考えてございますので、認定こども園だけで全てをカバーすることはできませんので、当然、切れ目のない個別対応がしっかりできるような体制の構築、そういった意味でそのスタッフ、職員、このありようというのも御質問のとおり、しっかりそれぞれ研修を深めながらそういった場を庁内、それから派遣する研修、または新たな人材を求めながら構築していく、そういったことが必要になってくる、このように考えてございます。限られた人材の中でこういった業務を担っていく、非常に現場では大変な思いをしながら取り組んでいるところでございますが、行政の責任として研修体制、人材の登用、それから研修機会のさらなる拡充、こういったことを意図しながら全体的な体制構築、こういったものを図った中において子育て、安心して清里町任せられるぞ、いつでも相談できるね、やっぱり清里に住むことによって家庭を持って子育てすることが楽しい、そう思ってもらえるような環境の醸成に一つ一つ丁寧に取り組んでいきたい、このように考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 4番 岡本英明
子供の数が減れば本当に大変、町も寂しくなる、町の衰えというものもこれとともに起きてくるのではないかと私は思っているところでもあるんですけども、今後、町としても令和9年に、先ほども言いましたが認定こども園の開設を控えておりますし、今まで以上に子育ての環境、また、支援の整備も求められてくると思いますし、少子化の根本であります若者世代への結婚、定住への取組など町としての役割は今まで以上に大きくなってくると思っております。少子化という課題は国レベルの問題でありますが、地方としてはその影響を大きく受ける問題だと認識しております。清里町も近い将来出生率一桁という時代も、そう遠くない未来ではないかと思うところでもあります。この課題にどれだけあらがえるか、知恵を出していけるかは、いかなければならないとも考えております。町長が掲げます安心して子供を産み育てることのできる町を今後も維持していくためには、町を挙げての若者たちへの支援は必要不可欠だと思いますし、少子化が少しでもよい方向に向かえるような施策を打っていってほしいという願いを込めまして、私からの最後の質問とさせていただきますので、よろしくお願いします。
答弁 町長 古谷一夫
ただいま議員から御指摘いただいたとおり、少子化、人口減少に向けては当然、子育ての環境の整備、次の担い手の育成、さらには若い世代、若者の定住、そして、地道でございますが一つ一つ保育や教育、こういったものに重点を置いたきめ細かな対応の取組、そういったものにあって初めて少子化、人口減少、歯止めがかかるとは申し上げませんけれども、しっかりと人口減少の中においても活力のある清里町を築いていく1つの大きな礎になる、このように考えているところでございます。少子化に対する特効薬や即効薬はなかなかないのが現実でございますが、今、申し上げた様々な取組、さらには議員から御指摘いただいた、御提言いただいた考え方、こういったものを大切にしながら、今後の少子化対策、人口減少対策、しっかりと取り組んでまいりたい、このように考えておりますので、今後とも御理解と御支援をお願いするところでございます。
質問 4番 岡本英明
本当に大変難しい問題でありますし、本当に町長がおっしゃるとおり、特効薬というかそういったものはどれが正解なのかも分からないところで右往左往していく課題だとも思いますが、しかしながら、しっかりと、増えるとまではいきませんが、しっかりとこの人数は最低ライン維持していくような政策も今後とも打っていただき、お願い申し上げまして、私からの質問を終わりたいと思うのでよろしくお願いいたします。