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釧路町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月7日

ICT教育を含めた教育予算について

2022年6月7日、釧路町議会の一般質問で、高橋幸弘議員が「ICT教育を含めた教育予算について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、教育支援課長 佐々木晶利が答弁しました。

質問者
高橋幸弘 議員
答弁者
町長 小松茂、教育長 辻川尚志、教育支援課長 佐々木晶利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 高橋幸弘

14番、高橋。私のほうから、ICT教育を含めた教育予算についてということで、今年度の教育予算の細部ではないですけれども、大まかなところで質問していきたいというふうに考えております。1件4問の質問でありますが、1つ目には、今年度のICT教育の向上に向けた進め方について。2点目に、コロナ感染による自宅待機児童への学習指導の進め方は。3点目に、各校へ予算配分されております備品費については、どのような活用のされ方がされているのか。4点目に、学校現場からの意見・要請についての聞き取りは行われているのか。以上でございます。

答弁 町長 小松茂

14番、高橋議員の一般質問にお答えをさせていただきます。ICT教育を含めた教育予算についてということで、今年度、ICT教育の向上に向けた進め方についての御質問でございますが、私は町長就任以来、教育の安心に取り組む、このことを公約に掲げ、様々な施策を推進してまいりました。特にコロナ禍での学びの保障として、ICT機器を最大限活用するため、国が進めるGIGAスクール構想に教育委員会とともにいち早く取り組んでまいりました。本年3月に策定いたしました釧路町教育大綱においても、ICTを活用した教育を推進することを施策の方向性として定め、誰一人取り残さない教育の推進を目指して町として取り組んでまいります。私からは以上であります。

答弁 教育長 辻川尚志

14番、高橋議員のICT教育を含めた教育予算についての御質問の中の1つ目、今年度、ICT教育の向上に向けた進め方はとの御質問でございますが、今年度のICT教育につきましては、各学校へデジタル教科書の導入を拡充するとともに、教職員のスキルアップを図るため、実践交流研究会などを予定しております。また、タブレット端末を日常的に活用した家庭学習ができるように、家庭の協力を得ながら、インターネット環境の整備と国の補助事業に基づくGIGAスクール運営支援センターの設置を進めております。次に、2つ目のコロナ感染による自宅待機児童への学習指導の進め方はについてでございますが、新型コロナウイルス感染症による学校閉鎖や学級閉鎖などになった場合は、タブレット端末を活用したオンライン学習等により学びの保障を行っております。具体的には、教師と児童生徒が双方向で行うオンライン授業や学習支援アプリを活用するなど、効果的な学習を進めております。また、家族の感染等により濃厚接触者となった児童生徒につきましても、各学校が家庭と連絡を取り合いながら、可能な限りオンライン学習に取り組んでおります。次に、3つ目の各校へ予算配分される備品費はどのように活用されているかとの御質問でございますが、各学校の備品購入費につきましては、教育委員会において予算管理及び執行しております。年度当初に入札等により調達し、各学校に配置しているところであります。次に、4つ目の学校現場からの意見・要請についての聞き取りは行われているかとの御質問でございますが、学校現場からの意見や要請等につきましては、管理職や事務職員から都度聞き取りを行っております。また、新年度の予算編成時には、各学校で聞き取りの上、状況も確認して予算に反映させているところであります。以上でございます。

質問 14番 高橋幸弘

1点目のICT教育の向上に向けた進め方についてであります。今、るる町長並びに教育長からも答弁を頂きましたけれども、いずれにいたしましても、ICT教育については、教育長の今年度の教育行政執行方針の中でも、タブレット端末を積極的かつ効果的に活用した授業の改善に取り組んでいくということでございましたので、昨年度からタブレット端末を貸与する中で、今年度については、それを家庭に持ち帰って学習できるという環境をつくってきたと。それにあわせて、インターネット環境の整備等についても支援をしていくというふうなことでございますけれども、その中で、先ほども学習アプリの話が出ましたが、学習アプリをダウンロードすることによって、教育活動の効率化や学力低下問題ということについても一部解消できるのではないかというふうに考えております。今、学習支援アプリなのですが、有料なのか、無料なのか、それをお聞かせください。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

御質問のありました学習支援アプリの件なのですけれども、このアプリにつきましては、ロイロノートといったデータで先生と児童生徒が課題をやり取りできるようなソフトになっていまして、このアプリにつきましては有料となってございます。

質問 14番 高橋幸弘

私が以前、学校現場から聞き及んだ中では、学校での学習の中では無料のアプリを活用してやっていると。授業時間に対して無料アプリだと時間が短いというふうなことで、授業時間前に、授業が終了する前にそのアプリの学習支援アプリが終わってしまうというふうなことを聞いたのですが、したがって、有料であれば1年契約ですよね。そういうふうな中でやったほうが、より充実した学習ができるのではないかというふうに思ったのですが、現状はどういうふうになっているのでしょうか。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

今御質問ありました学習支援アプリの件なのですけれども、多分、オンラインをするアプリのことをおっしゃっていると思われます。今使っているのは、議員おっしゃられたとおり、ビデオ通話ができるミーティングアプリというもの使っているのですけれども、たしか40分までは無料なのですけれども、それ以上経過しますとまた1回切れてしまうような状態になってはおります。各学校で1回切断して、また再度接続し直して対応している学校がほとんどでありまして、時間を延ばすことによりまして各学校で有料になってしまうものですから、その辺は金額的なものもありますし、ICTの費用についても順番的に優先順位をつけているものですから、その辺は各学校の意見を取りまとめて教育委員会に要望するようにお願いしているところでございます。

質問 14番 高橋幸弘

結局、50分の授業の中で40分で中断されると。あとの10分が残ってしまう。もう一度起動し直しをするということですか。というふうなことであれば、やはり有料のアプリのほうがもっと充実したものになるのかなというふうにも思いますし、また、授業の途中で中断することもないのではないか。確かにお金は有料・無料の関係で差は出てくるかとは思いますけれども、ただ、こういったタブレット端末を積極的に活用して授業改善に取り組んでいくというふうにした教育長の本年度の教育行政方針に照らしても、その辺は有料であってもそういったものを活用するということが私は必要ではないのかなというふうに思いますが、再度答弁を求めます。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

議員おっしゃるとおり、確かに40分、授業の途中で切断されるような形であれば不具合は出るかと思うのですけれども、各学校でも、例えば、課題を解いている間に一旦切断してまた入り直していただいているとか、お金のかからない方法で今運営していただいているような状況になっております。ただ、先ほども私述べましたように、教育予算のほうもICTにかける部分でやっぱり優先順位というのがありますので、その辺は各学校の意見等を取りまとめていただいて、そういった面で優先順位をつけながら今後取り組んでまいりたいと考えております。

質問 14番 高橋幸弘

予算的なこともありますから私もあまりくどくど言いたくはないのですけれども、ただ、そういうふうな不具合があるのであれば、やはり次年度に向けてはそのことについての検討も含めてやっていただければなというふうに考えております。そういう意味でいくと、家庭においても今年度からタブレット端末については持ち帰って学習が進められるというふうなことになるというふうに思いますけれども、そういうことで教育長も進めているわけですから、しかしながら、ICTを活用した多様な教育の推進というふうなものについては今後もやっぱり不可欠だろうと思いますし、GIGAスクールの推進というふうな意味合いからも、このことはさらに強化されるべきというふうに考えておりますので、ぜひとも次年度に向けてはそのことも含めてやっていただければというふうに思います。それで、2点目なのですけれども、コロナウイルスの感染によって今年度も待機児童が発生した事象があったのだろうというふうに思っておりますけれども、そういった方への学習の進め方ということでありますけれども、先ほどの学習支援アプリ、これについても、待機している児童に対してのタブレット端末での学習の中で、学習の手だてとしては有効ではないかなと。双方でやり取りするというふうなことと同時に、自習的にそういったアプリを使って自ら学習をするというふうなことも必要だというふうに思っていますし、そうするとやっぱりまたお金のかかる話になってしまうのですけれども、この点については、コロナも大分収束されてきているというふうな状況ではありますけれども、ただ、コロナばっかりではなくて、いろいろな場面で自宅学習を強いられるというふうなことも、今後もやっぱりなきにしもあらずというふうに考えれば、そのことも含めた手だてをこれからもきちんと強化をしていくべきというふうに考えておりますけれども、その辺についてもお聞かせをください。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

御質問のありました学習支援アプリの件なのですけれども、学習ドリルのアプリということで回答させていただきたいと思います。学習ドリルのアプリにつきましては、令和4年度の予算編成時には学校から要望が上がっておりませんでしたが、年度が明けまして数校から学習アプリを導入したいということで御相談がありました。現在につきましては、無料の学習アプリを導入している学校もあります。ただ、有料になりますと、教育委員会としましては、学校間で不公平にならないようにということと、それともう一つが、一度導入してしまいますと毎年費用が発生するものですから、慎重に検討したいと考えております。それで、要望があった学校につきましては、町内学校全体の意見として、校長会や教職員の組織から成ります教育研究所などで、学校全体の意見として要望が欲しいということでお願いしたところでございます。

質問 14番 高橋幸弘

よく分かりました。学習支援アプリの関係でいくと、有料・無料があって、各校の要望の中では有料のアプリを使いたいというふうな学校の要望もあったりするということですけれども、ただ、そうなると、そこら辺のふけさめがあってはいけないので、それが、そういうものを導入するというようなことが決定するのであれば、それは全校一律にそういった活用をさせていただくということがベストだというふうに思っておりますし、これは次年度に向けての検討になるとは思うのですけれども、ぜひそういうふうな格好でやっていただければなというふうに思います。学習アプリについてはもういいので、3点目の各校に配置される予算配分についてはどのように活用されているのかというふうなことで答弁を求めたいというふうに思います。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

各校に予算配分されているものにつきましては、消耗品等につきましては、児童生徒数や教職員数などで、学校規模によって消耗品等を配当しております。備品費につきましては、教育長が御答弁したとおり、教育委員会によって予算管理等を執行しておりまして、毎年、予算編成時期に学校にお伺いして要望等を聞き取りして、次年度に予算計上しているところでございます。

質問 14番 高橋幸弘

結局、消耗品費と備品費の使い分けがなかなか教職員の皆さんにも徹底されていないのかなというふうな気がします。例えば、プリンターだとか放送機材だとかというふうなものの故障、あるいはもう買い換えないといけないというふうになったときに、例えば、パソコンにつなぐプリンターなどというのは、やっぱり新品で買えば2万、3万はするのだろうと思うのですけれども、だとすれば、それを備品費で買うというふうになったときに、結局、なかなか予算がついてこないだとか、あるいは1万円以下に抑えなければ買えないだとかというふうな事象が出てくるのだろうと思うのですけれども、ただ、そのことをやっぱり教職員の皆さんにもきちんと理解していただいた上で、結局、年度中の執行残によってはそういうふうなものも買えますよというふうなことですから、また大きな印刷機だとかそういうふうなものを買ってくれと言っても、それは執行残で賄えるような話ではないので、それは年度当初からそういった予算要望があって、そういうものを取りそろえるというふうなことになると思うのですけれども、だとすれば、年途中に突然故障したとか、あるいはもう使えないというふうになったときには、今言ったような形での要望はできるということで考えますけれども、そういうことでよろしいのでしょうか。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

年度途中にそういった事象が発生した場合なのですけれども、議員おっしゃるとおり、年度当初に教育委員会で各学校の備品の分をまとめて入札かけております。その際に執行残が出た場合につきましては、関係部署と協議いたしまして許可が得られましたら、その分を教育委員会で購入して学校に配置しているところであります。先ほど言った高価なものになりますと、議員おっしゃるとおり、やはり議会にお諮りしまして補正予算等の対応をしなければならないと考えております。

質問 14番 高橋幸弘

ぜひ、その辺のやり取りについて教職員の皆さんと、あるいは、多分お金を管理するのは事務方だと思うのですけれども、その事務方と教職員とでよく話し合った上できちんとした整理をしてもらわないと、どっちかが誤解を生むようなそんな感じになりはしないかなというふうに思うので、その辺は教育委員会としても事務方のほうに今言ったそこの使い分けの問題できちんと言ってやらないと、プリンターが3万する、そうしたら予算では買えないみたいなストレートな話になってしまうので、その辺はもう一度、各学校の事務方のほうにも、そういったことについての周知をしていただければなと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

学校側への周知なのですけれども、年度当初に一度、4月ぐらいに事務職員に対します説明会というのを開催しております。一応そのときに周知はしているのですけれども、議員おっしゃるとおり、また改めてその都度、そういった制度について周知に努めたいと考えております。

質問 14番 高橋幸弘

よろしくお願いをしたいと思います。それで、最後の4番目の問題ですけれども、学校現場からの意見・要望についてどのような聞き取りが行われているのかについて、お答えを頂きたいと思います。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

学校からの意見・要望につきましては、都度、管理職または事務職員を通じて聞き取りを行っております。予算編成に係るものにつきましては、9月中旬ぐらいから日程調整や要望を取りまとめた上で、各学校にお伺いしてヒアリング等をして、現状も確認しながら聞き取り等を行っているところでございます。

質問 14番 高橋幸弘

教育環境の整備、これは生徒さんにも言えることですし、そこで働く教職員の皆さんにも言えることだと思いますので、その中で出されたいろいろな意見だとか要望というふうなものはあると思うのですけれども、それは年度当初の予算の中で反映されるというふうなことだというふうに思っていますけれども、様々な意見・要望等が出てくるとは思うのですが、その辺の可否についてはどのように判断をされているのでしょうか。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

可否についてなのですけれども、先ほど私、御答弁しましたけれども、まず、現状を確認してもう一年使えるかどうかということと、あと、各学校間でやっぱり不公平感がないような形でこちらのほうで精査しているところでございます。また、金額が高額になってしまった場合とかにつきましては、翌年度もう一年使っていただくとか、一応もう一年何とか使っていく等のいただいているような対応を取っているところでございます。

質問 14番 高橋幸弘

その辺についてもきちんと学校現場からいろいろ要望が出されるわけですから、それについて、可否についてもこういうわけでだとかというふうなことで、きちんと教育委員会としても説明する義務があるのではないかなというふうに思いますので、どの辺についてはしっかりと学校の皆さんには説明をしていただければというふうに思っております。そうでなければ、結局、ただ単に金がないからいけないのだとかというふうな一方的なやり取りになってしまうと、学校側の教職員側としても不満が残ってきますから、できなかった理由、あるいはできた理由も含めて、今言ったように全校的な公平感の中でやるというふうなことも当然あるわけですから、その辺の道理についてもきちんと教育委員会として説明するというふうなことが必要だと思いますので、ぜひそういうふうなやり取りをしていただければなと思いますけれども、どうでしょうか。

答弁 教育支援課長 佐々木晶利(教育支援課長は2023年3月まで)

その件につきましては、一応、教育委員会のほうで精査した内容を学校にはお伝えしております。それで、なおかつ、学校のほうでも優先順位をつけて予算化のほうで対応しているところでございます。

質問 14番 高橋幸弘

分かりました。それで、いろいろな意見・要望が出るというふうなことではあると思うのだけれども、毎年のように。学校現場での教職員の聞き取りについては、校長先生や教頭先生のほうに要望を上げていただいて、そこから吸い上げるというふうな形を取っているのだろうというふうに思います。教育長にお伺いしたいのですが、学校現場の中で本音を探ってきちんと今後の教育行政の中に生かしていくというふうに考えれば、アンケート調査みたいなものがあってもいいのではないのかなと思うのですけれども、今までそういうふうなことをやられたことはあったのでしょうか。

答弁 教育長 辻川尚志

学校の備品関係の先生方におけるアンケート調査というものについては、これまで実施したことはございません。ただ、備品購入で学校のほうに要求・要望を取りまとめる際には、学校の校内で恐らく担当の先生だとか、中学校であれば教科担任であるだとか、そういう先生方に購入してほしい備品についての校内調査はやっているかというふうに思います。それをまとめたものが我々のほうの手元に来ると、要望の順位をつけて入ってくるというような形になっておりますので、改めてアンケート調査はしておりませんけれども、先生方のそういう要望につきましては、ある程度は把握できているかなというふうに捉えているところでございます。

質問 14番 高橋幸弘

その辺のところはそうなのでしょうけれども、例えば、学校現場の中でいろいろな事象・出来事があったりして、それは父兄の側にも言えるのだろうと思うのですけれども、要は、父兄も含めて学校全体をよくしていくというふうなことであれば、それはやっぱり直接的に学校現場で働いている先生方からそういったアンケート的なもので聞き取りをしながら、いいものは伸ばしていくし、また、それは駄目だというふうなものについてはきちんと是正をするというふうなことを年度年度やっていくことが教育環境整備にもつながってくるのだろうというふうに思うので、ぜひ、そういうふうなアンケートにこだわるわけではないですけれども、だとすれば日常的な聞き取りの強化だとかというふうなことも含めてぜひやっていただければなと思うのですけれども、この辺、再度答弁を求めて終わりたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

教職員等へのアンケートにつきましては、どういった形があるかというのは検討しなければならないところでありますけれども、少なくとも備品購入、あるいは学校の環境整備におきましては、先生方からのいろいろな要望が上がりやすい形で取りまとめていくように努力してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

出典:釧路町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月7日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる