釧路町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日
除雪課題について
2021年3月10日、釧路町議会の一般質問で、茂呂田太一議員が「除雪課題について」質問し、町長 小松茂、都市建設課長 中川欣哉、介護高齢課長 会沢義裕が答弁しました。
- 質問者
- 茂呂田太一 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、都市建設課長 中川欣哉、介護高齢課長 会沢義裕
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 茂呂田太一
4番、茂呂田でございます。今定例会では1件3項目について通告をさせていただきました。今回は除雪課題についてということであります。1点目が、ルールや苦情、除排雪業者の現状など、現場における諸課題への対応はについて。2点目が、高齢者への対応は。3点目は、住民・行政の役割と協働の在り方はについてであります。どうぞよろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
4番、茂呂田議員の一般質問にお答えをさせていただきます。除雪課題についてということで、ルールや苦情、除排雪業者の現状など、現場における諸課題への対応についての御質問ですが、除雪につきましては、降雪量が10センチメートルを目安に午前2時からの出動としておりますが、天候状況により対応が変更となります。また、令和2年度は町有車両5台、民間車両118台の全123台による実施体制であります。除雪作業による問合せにつきましては、件数は把握しておりませんが、時間の確認や作業後の雪の対応などについてが主なものであります。課題としては、作業時における道路への雪出しにより時間を要し、路線の確保が遅れること、路上駐車による緊急車両の通行に妨げになるなど、影響が大きいことから地域の御協力が必要不可欠であると考えております。次に、高齢者等への対応についてですが、在宅において、日常生活を営むことに支障があり、除雪の労力を確保することが困難な、おおむね65歳以上の独り暮らし、または、高齢夫婦世帯などの方を対象に、玄関から公道まで歩行可能な範囲における除雪支援を実施しておりますが、除雪作業を実施していただくボランティアの方が不足している状況が課題となっております。次に、住民・行政の役割と協働の在り方ですが、除雪の作業順位としては、路線の確保を優先し、歩道及び車線拡幅は二次対応となるため時間を要しますが、対応には限界がありますことを御理解願います。今後も住民の皆さんには1問目で御答弁いたしました課題への御協力と御理解を頂くとともに行政といたしまして安全で迅速な作業に取り組んでまいります。以上であります。
質問 4番 茂呂田太一
ありがとうございました。今回、町長のほうから、今、御答弁を頂きましたが、契約している建設業者などの方々、本当に夜中から住民みんなが寝静まっているときに作業していただいて、また併せまして、職員の皆様も、電話対応やオペレーター、契約業者とのやり取りなど、本当に夜を徹してしていただいていると。降雪量によっては本当に夜中2時からやっているのでしょうが、その日の夕方までかかることもあるかと聞いておりますので、この場をお借りして本当に住民の一人として感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。それでは、再質問に入らせていただきますが、今回の質問の根幹をなす部分でございますので、まず、コスト的なこと、これをお聞きしたいと思うのですが、車両整備などを除きます除排雪にかかる、過去3年、2年はまだ終わっておりませんし、これから、まだ今シーズン中ですので、あるかもしれませんので、平成29年から令和元年まで、この執行額の推移をお伺いしたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
初めに、温かい言葉を頂きましてありがとうございます。今後の励みにさせていただきたいと思います。御質問いただきました除雪費の推移でございます。平成29年度につきましては、1億662万7,000円、平成30年度におきましては1億5,508万9,000円、令和元年度におきましては、1億9,742万9,000円という推移でございます。
質問 4番 茂呂田太一
今回も、先日補正を組んでいらして、本当に2億を超えたのかなというふうに思いますが、令和元年を基準としますと、ごめんなさい。平成29年を基準といたしますと、平成29年と平成30年を比べると1.5倍になっていると。平成29年と令和元年を比較すると約2倍になっているのかなと。相当な勢いでこの除雪費が高騰している。先日、予算委員会の中でもそういった部分がちらっと話は出ましたが。それでは、同様に、過去10年間、分かればで結構なのですが、過去10年といいますと令和元年から10年引いて、平成22年ですね。この中で、最少と最高の執行額と、その支出の経緯、傾向ですね。これをお伺いしたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
執行額につきましては、平成22年度が最低でございます。額としましては5,112万6,000円です。それと、その中での最高額が平成27年度の。失礼しました。平成26年度です。1億3,793万7,000円という状況でございます。
質問 4番 茂呂田太一
それでは、傾向についてはいかがでしょうか。10年前から元年度まで、高上がりしているのか、波があるのか等、そういうのを伺いたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
ここ10年間の出動回数の推移というのはほぼ横ばいに近い状況でございます。支出額からの推計によりますと、主立ったものはやはり雪の量、一度の降雪量が多いとそれだけ時間を要します。過去10年間の傾向はつかんでいませんけれども、例えば、10センチ程度のものが10回の部分と30センチ、40センチが1回というのと比較したときにそこで金額の差が出てきます。まず、それが一つです。過去10年、平成22年の車両台数が64台です、当時。令和元年度につきましては117台。約、倍ぐらい増えている形になりますので、当然、車両に係る経費の部分も増額の要因の一つかなと分析しています。
質問 4番 茂呂田太一
今、車両台数の答弁もありました。そして、雪の降る傾向というか、一度でどかんと降るのか、それとも何回も分けて出動範囲を満たす降雪があるのかということでもまた違うと思いますが、車両台数も今答弁がありましたので、お伺いしたいと思いますが、平成22年が64台、最近でいうと117台ということなのですが、これは年々増えていっていると認識してよろしいのでしょうか。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
平成22年が先ほどお話のとおり64台、それ以降、70台、80台、90台と年々10台もしくは15台レベルで増車がかかっているという状況でございます。
質問 4番 茂呂田太一
やはり車両台数が増えているというのが除雪に係る費用の高騰になっているということなのですが、それでは単価についてお聞きしたいのですが、除雪単価はどのように御算定されているのか、お聞きしたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
除雪単価につきましては、北海道が策定しております建設機械損料、こちらを用いて時間当たり幾らという形でそれぞれ時間計算をしまして、いわゆる最低補償額を算定しているという状況です。
質問 4番 茂呂田太一
北海道の建設機械の損料ということですね。今、答弁を聞いて思ったのが、本当に単価を算定する、本当に大きな基準になるものなのかなと思うのですけれども、多分、恐らくほかの自治体でも、指針にしているのか、算定の基準にしているのかなとは思うのですけれども、それについては、知っている範囲で基準にしているのかどうか、分かる範囲でお答えを頂きたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
この算定につきましては、各自治体それぞれございますので、一概にとは言えませんが、他の自治体の、例えば一例を申しますと、最低補償という契約以外に事前準備金というものを設定している自治体があるようです。そこについては、今お話ししました損料の一部を準備金に充てて総額の額は変わらないという。自社で持っているもの、整備等が発生しますので、そのために準備金を充てて備えるようなシステムを取っている自治体もあるというのは確認しています。
質問 4番 茂呂田太一
分かりました。でも、恐らくほかの自治体の単価の算定基準まで調べるというのはなかなか困難なことでありますので、さっきの北海道の建設機械の部分をお聞きして、しっかりと公平公正に算定しているのかなと大変強く感じたところであります。私も実は客観的に今回の質問の中身をきちんと質問できるように時間をかけて調べさせていただきました。というのは、現在は当町では車道の雪を残さないと。というのは、私は、昔に比べると、議員、こういう立場になる前からも、除雪に関しては、地域の不満というか、声は聞いていたのです。雪がすごく残っていると、昔は。でも、今は逆にそういった話が出なく、逆に、随分、釧路町はきれいにやっているねという、地域からそういう声を結構聞くのです、私個人は。だから、こういう質問になっているわけですが、そこで、車道の雪を残さない方法というのは、逆にそれだけの車道にある雪を横に移動しなければいけないわけですから、どうしても、路肩、歩道、交差点等、これも過去の一般質問でもたびたび出ていますが、どうしても交差点等に雪山が量として残ってしまうということなのです。でも、それはきちんと二次的な対応で排雪していると。答弁もありましたし、そうされていると私も見ています。逆に、例えば、札幌等、雪もたくさん降りますが、そういったところでは、一部、地域を限定して、あえて雪を残すやり方で路肩に雪を積まないと、なるべく。という除雪方法を一部試行的にやっているところがあります。ただ、札幌と釧路では冬場の平均気温が4度ぐらい違うのです。というのは、釧路のほうが、雪が降った後、水分がどうしても多いというのと、寒いと凍結するといったことがありますので、雪を残すというやり方は釧路ではできないと私の中では結論づけたわけです。だから、アスファルトが見えるぐらいやらないと。しかも、さっき車両台数の質問もしましたが、少ない台数だとそれだけ時間がかかる。一気に凍結をする前にたくさんの車両を使ってやらなければいけない。私はこのように判断させていただきました。それで、ただ、そうはいってもその車両台数の増加等ということで、やるべきことはしっかりとやっていただいていると。これからもやっていかなければいけないということにもなるのかなと思うのですが、ただ、やはりコストの高止まりというのは避けられないのかなと思っています。こういったふうに私はちょっと結論づけたわけですが、これに関してはおおむねそのとおりなのか、答弁を頂きたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
やはりここ10年の中で分析する中で、住民意識も除雪に対しては非常にレベルが上がっているといいますか、路面まで出していただいて除雪ですという認識を持たれている方がやはり多くなっているかなと。特に市街地を中心にそういう傾向はあるのかなと思います。ただ、今、議員がおっしゃったように作業には限界がございます。一次除雪の中でできないものについては、さらに経費を投入して排雪等という部分でまたさらに経費が上がってきます。天候によって回数も当然計り知れないものですから、最低限の経費で最大限の効果を生める対応はしているところですが、なかなかそこら辺の要望には全てお答えできていないというのは、現状的にはそういうふうに分析しています。
質問 4番 茂呂田太一
今、御答弁頂いたとおり、本当にぎりぎりな状況の中でやっているのかなと思います。ただ、お金をかけなければいけないところはかけなければいけない、そういう思いも私は透けて見えるわけですけれども、本当に、さっきの雪を残すという方法だと、そういう話をしましたが、凍結して、まず滑ると。わだちができる。凸凹になる。こういったことで交通事故の多発等も考えられますので、これこそ責任問題になるのではないかなというふうに私も思うわけであります。それでは、通告として、ルールや苦情、除排雪業者の現状などというところで通告させていただきましたが、私は目の前でどういうやり取りをしているのかというのはどうしても見えないものですから苦情という表現を使ってしまったわけですが、例えば、降雪時に様々。電話が鳴りやまないという私はイメージなのです。そういった中で、例えば電話におけるいわゆる苦情というのはどういうことなのか、どう対応されているのか、お聞きしたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
主なものについては、作業がいつ来る、自分のエリアなのですが、何時に来る、すぐ来てほしいというのが一番多い傾向です。2番目が、作業後に雪を残していった、置いていった、対応してくださいというものがほとんど占めているところでございます。
質問 4番 茂呂田太一
ということは、いわゆる苦情ではなくて問合せかなと思いました。それが多分ほとんどなのかなというふうに思いました。それでは、問合せのうち、最初の答弁でありました、時間の確認は分かるのですけれども、作業後の雪の対応、これは主にどういうことを指しているのか、お聞きしたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
繰り返しになりますけれども、二次的なまず拡幅を含めた除雪、いわゆる玄関先等に置いていったものの排雪というものの対応が主なものでございます。
質問 4番 茂呂田太一
分かりました。それでは、間口の雪置き、除雪車が入って家の前に雪がどうしても積もってしまうと。これについてはどうされているのかというのを聞きたいのですが、例えば、すぐ病院に行かないと健康問題に関わる等、緊急対応が必要な場合があってすぐ家から出なければいけないということもあるかと思いますが、間口への雪置きへの問合せについてはどのようにされているのでしょうか。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
まず、一次除雪で、路線確保の段階で、大型の車両の後ろに小型の車両をつけて、基本、間口開けというのは、幹線、生活道路については、適時、対応しております。先ほどの問合せの中で、今の病院に行かなければならない等、例えば、透析でというお話も数件ございますので、そこは可能な限り現地と調整をかけながら迅速的に一時的な間口開けという対応はしている状況です。
質問 4番 茂呂田太一
分かりました。引き続き、本当にそこは特によろしくお願いしたいと思います。特に健康に関わることはよろしくお願いしたいと思います。それでは、よく課題として挙げられております道路への雪出しです。私もしょっちゅうそういう現場を目撃するわけです。普通に道路にスコップで投げてしまっている方が結構いるのですが、あとは、路上駐車といったものはここ最近でいうと減ってきているのかどうなのかというのを聞きたいのですが、いかがでしょうか。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
まず、雪出しについては、全て現状を確認しているわけではないので、傾向的にはどうだという御答弁は難しいというのを御理解いただきたいと思います。路上駐車につきましては、市街地、特にセチリ太を中心に路上駐車が確認されています。これは、傾向としては、人の張りつきにもよってその年で台数は変わってくると思いますけれども、少なからず、駐車によって作業が遅れる等、作業等の問合せに結局戻ってしまって、やっていないよという問合せになっているという状況です。
質問 4番 茂呂田太一
分かりました。雪出しなど、路上駐車なども本当にごくごく一部の方なのかなと思いますが、それによって問合せが増えるという負の循環というのですかね、そういったことを減らしていかなければいけないと私は思うわけであります。そこで、周知をすると。皆さんに本当に知っていただきたいということを含めて、例えば、広報紙での周知を強化したり、町内会で例えば回覧板を回して一人一人の方に伝えるということも大事だと思うのです。特に広報紙においては、シーズン前になると必ず掲載されているのは私も確認はしていますが、例えば、やめましょう等、だけではなく、例えば、イラスト入りでかつ、なぜやってはいけないのか、やったらどうなるのかですね。そういったことも含めて分かりやすく。広報紙に載せられるかどうかは別にして、差し込みでも私はいいと思うのです。とにかく皆さんにきちんと配布できるように、そういったことも含めて今後できないのかなと思っているのですが、いかがでしょうか。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
周知の方法の一つとして、今、お話がありました広報での周知は、基本12月号から3月号まで毎月載せています。その中で「除雪作業に関するお願い」ということで、雪出し等、路上駐車というのは、ことごとく、その都度、お話はさせていただいています。それと、セチリ太地区中心なのですが、町内会長宛てに同様なパンフレットを作成して町内会で回覧をしていただくような周知の方法というのを個別にそれはとって皆さん見ていただいているのだろうという部分で、周知が足りないという御指摘があればあれですけれども、今できる範囲の周知方法は対応しているという状況でございます。
質問 4番 茂呂田太一
今、回覧板でも回していると。私が言っておきながら見ていなかったということで、そこは反省したいなと思います。まず、そういう分かりやすい表現ですることによって、本当にごく一部の方だと思うのですが、本当に知らないで普通に雪出しをしている方は私はいらっしゃると思うので、本当にそういう方にお知らせができればいいなと思っております。時間の確認についてなのですが、先ほどの降雪時には本当に電話が鳴りやまないのではないかという勝手なイメージを持って質問させていただきたいのですが、例えば、とある町では除雪情報ダイヤルというのを開設しておりまして、電話をすると録音が流れて、今現在、ここの地区をやっています等、今、こういう進捗状況です等。現在、町でも最近ホームページでもお知らせをするようになりましたし、PokeLにおいても初めて除雪の情報を出していただきましたが、何せ、高齢者の方は特になかなか、ホームページ等、PokeL等というのはまだまだなじみが少ないと思うので、そういう方というのは電話をして直接確認したいわけなのです。しかも、一回一回聞くよりは、対応する職員も労力になりますので、気軽に電話ができて、ただ聞くだけですから、そうしたら気になる方は何回でも電話しても別に差し支えないかなと思うのです。そういった除雪情報ダイヤル、この開設は私はしたほうがいいのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
今、お話があったように、情報提供は1月からホームページ等で進捗状況をお知らせしている傍ら、そういう高齢者、目に留まらない方に対しての対応というのは確かに不足しているのかなという部分はございます。今、お話がありましたものについても、今後、どういうようなものができるのかというのは検討課題として考えていきたいなと思います。
質問 4番 茂呂田太一
それでは、除排雪業者の皆さんの現状などについてお伺いしたいのですが、連絡協議会などで、シーズン前なのでしょうか、いろいろ協議されていると思います。そこで上がってきている課題というのはどういったものがそもそもあるのか、どういったものがあるのか、お聞きをしたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
町の除雪連絡協議会は、毎年10月の末に開催しています。その中で、その年の除雪体制、計画ですね。その辺について再確認、あと、単価ですか。単価についてもそれぞれ確認をして了解を頂いております。その中の課題としましては、やはりオペレーターの高齢化です。これが一番大きな課題で、やはり担い手、次世代の部分というのが不足していると。やはりなかなか特殊な業務ですから、すぐにシフトするのも難しい。それと、自社で例えば持っている車両がやはり老朽化に伴って補修なりあるのですけれども、補修も利かないような車両までも出てきているようですので、その辺の経費の問題等という部分が主な課題としては上がっているところです。
質問 4番 茂呂田太一
分かりました。やはり高齢化なのですね。先ほど除雪台数のことでお聞きしましたが、年々増えていって、それだけ迅速にやらなければいけないという、そういう使命感でそういうふうにしていると思うのですが、それに伴って人員のオペレーターの確保も大変重要になってくると思うのですが、高齢化の波が押し寄せているということでございますので。私が心配しているのは、中長期的に見て除排雪業者の確保はこれからどうなっていくのか。もっともっと大変になるのではないか等。それによって除雪サービスが低下するのではないか等。つまり、質が低下してしまう、もしくは、路線の総延長を減らすということになってしまうのか、もしくは何とかそれをカバーするためにさらにコストをかけなければいけない等、そういった心配があるのですが、当局としても同様の認識でいるのか、お聞きしたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
先ほども御答弁をしたとおり、除雪の質という部分では落とすわけにはいかないと考えています。その中で、オペレーター等の不足によって、当然、車両が減少する、しかし、レベルは変えないとなるとおのずとしわ寄せは時間になります。時間イコール経費という部分でかさみますし、通行可能な時間が今まで短かったのが延びてしまう等、住民生活に支障を来すという状況はこれからも懸念される部分だろうと思います。やはり人材確保という部分ですが、先ほどもお話ししたとおり、なかなかなり手がいないといいますか、これは、当町に限らず、全国、降雪地帯の部分については同じような課題を持たれているだろうなという認識はあります。
質問 4番 茂呂田太一
私もいろいろ調べましたら、やはりそこに行き着くのかなと。どう進んでも苦難しかないと、極端な言い方をすれば。そういうふうに思うわけです。ですから、本当に町長も降雪のたびに気をもんでいるのかなということは本当に容易に想像できるわけですが。分かりました。それでは、この点の延長は3点目でお伺いしたいと思います。次に、2点目なのですが、高齢者等への対応はということについてお聞きします。ここでは、答弁にも頂きましたが、軽度生活支援事業の除雪支援です、ここでお聞きしたいのは。過去3年の利用者の傾向はどのようになっているのか、お聞きしたいと思います。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
過去3年間ぐらいの状況を確認したのですが、傾向としては増加しているという傾向となっております。
質問 4番 茂呂田太一
それでは、そのボランティアの方、サポーターの方というのは、同様に登録数の傾向というのはいかがでしょうか。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
サポーターの方たちの数なのですけれども、近年、一時期ちょっと増えた時期はあったのですが、ここ近年、減少傾向にあるという状況となっております。
質問 4番 茂呂田太一
利用者は増えているが、それを支援する方はやはり減ってきているということであります。そのサポーターが減っている、または確保が難しいという状況の具体的な理由というか、要因は押さえてはいるのでしょうか。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
長年サポーターをやっていただいている方がおられるのですが、その方たちがやはり高齢になってきて、除雪ができないという形で皆さんやめられている方が多くなって。そういうのが現状となっております。
質問 4番 茂呂田太一
ここでのやはり高齢化というのが本当に大きな課題なのかなと思いました。これは一般的なお話ですので誤解を招かないように質問したいと思うのですが、やはり高齢化という問題になると若い方にお願いをしなければいけない、お願いをしたいということになると思うのですが、若い方というのはどうしても現役の世代の方でありますので、当然、雪が降って、その日の午前中から、朝から作業に行くわけでありますが、当然、平日は難しい部分もあると思うのです。ただ、現役の世代が皆さんが皆さんそういうわけではないとは思うのですが、本当に難しい問題だと思います。そこで、例えば、今現在、そういった課題もありますが、サポーターの確保に向けて取り組んでいること、これについてお聞きしたいと思います。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
これもずっと、サポーターの募集というのは町報にも掲示させていただいています。それから、町内会館等にもポスターの掲示も実はさせていただいています。イオンの店内に、今、デジタルサイネージの掲示板ができました。それにも掲示を一応させていただいているという状況でございます。ただ、掲示だけではなく、機会があるごとに声かけ等もやらせていただいているのですが、なかなかサポーターの方が集まってこないというのが現状となっております。
質問 4番 茂呂田太一
それでは、ワンシーズンにおけるサポーターの方が出動される回数、平均というのは大体何回ぐらいなのでしょうか。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
釧路町の道路の除雪が大体年5回ぐらい出ていると思います。生活路線まで入ったときにサポーターが動くという状況となっておりますので、全線、動いたときにはサポーターが動くという状況になっております。それで、年間大体5回ぐらいが大体いいところかなと思ってございます。
質問 4番 茂呂田太一
分かりました。それでは、利用している方は増えている、でも、支援する方は減っているという状況ですので、例えば、実際に出動するに当たって、例えば、例年、前に比べると、なかなか作業が追いつかない等、そういった影響等は今出ているのでしょうか。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
サポーターが持つ件数がやっぱり増えてくるという状況と、やはりそこで対応できない部分というのは、どうしても行政側のほうで支援をしていかなければならないと。職員が出てやっているというのが現状となっております。
質問 4番 茂呂田太一
やむなくということかもしれませんが、職員の方も出動されているということで、ほかにもやるべき、やらなければいけない業務がある中で、ただ、職員自ら出向いて除雪をやるというのは、本当に頭が下がる思いがする一方、そういったように、ほかにやるべき業務がある中でやっていただいている。これはやはり改善はしていかないといけないと思います。やはりこういった状況をお聞きしましたので、ここでやはりどう改善するべきかというふうになるとやはり料金の改定、サポーターへの謝礼金。ボランティアの方の謝礼金ですね。ボランティアで謝礼金というのもちょっとおかしい話かもしれませんが、実際に1人1,000円、1回1日1,000円、1件当たり1,000円ということでお支払いをしてやっていただいているわけですが、どうしても料金の改定が必要なのではないかと思わざるを得ないわけです。平成29年のときに草刈りに関しては私は過去に質問をしまして、同様に「料金の改定を考えてみてはどうですか」と聞いて、「検討する余地がある。検討しなければいけないと思っている」というような答弁を頂きましたが、この除雪に関してはいかがでしょうか。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
この制度はあくまでもボランティアという言い方をさせていただいている経過がございますので、それが一応1,000円という設定をさせていただいています。実際にこのボランティアをしていただける方が、金額を上げたからといって必ずしもやっていただけるかというところもちょっと疑問、私たちはその情報というものも収集していないものですから、そこら辺も含めて検討する余地はあるかなと考えております。
質問 4番 茂呂田太一
29年のとき、草刈りのとき、検討されるような旨の答弁をされていましたが、今回は除雪ですから、その後、検討がどうなったか等はお聞きしませんが、では、それに関連することを3点目で質問をさせていただきたいと思います。では、早速、3点目にいきます。それでは、住民行政の役割と協働の在り方はということについてです。除排雪に対する今日まで町内会と行ってきた協議、今日までされてきたことがあると思うのです。そういった協議の中身はどうなっているのか、お聞きしたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
平成20年度よりセチリ太地区なのですが、除雪事業に係る地区懇談会というものを行っておりました。これについては、平成29年度まで行って、それ以降は行っておりません。その中で、議題としましては、今年度の除雪体制、台数、それと時間というのが主立ったもので、あとは質疑形式という形を取らせていただいて、それぞれ各地区の要望を聞いている内容でございます。
質問 4番 茂呂田太一
1点目で、本当にやはりしっかり住民の皆さんの期待の応えるために除雪をされていると私は思っておりますし、きちんとしっかりと手厚く丁寧にやればやるほどコストがかかるということで、私はここでお聞きしたいのは、やはり住民の皆さんの協力が必要なときに入っているのではないかなというところであります。そこで、今、ちょっと協議の中身をお聞きしましたが、私のイメージとしては、どちらかというと苦言が多いイメージなのですね。直接、参加したことはないのですが、第三者から聞いたお話でやはりそういう苦言的な、要望の場になっているのではないかなと私は勝手に思っているわけです。間違っていたら訂正いたします。こういった型ではなくて、やはり当町の財政的な問題。一般会計の歳出に占める割合でやはり2億というのは本当に多いと思うのですね。それで、ほかの町のも調べました。ここでは時間の関係上、あまり詳しく言いませんが、ほかの町でも決算書類などが公開されていますので詳しく載っているのです、調査費にどれぐらいお金をかけたか等。それで、もちろん当町と似たような環境の町の決算書を調べさせていただきましたが、やはり除雪する距離に対して本当にお金をかけているのです、この町は。それははっきり申し上げておきたいと思いますが、であるからこそ、やはり住民の皆さんに協力を求める。特に除雪に関しては住民みんなの問題だと思うのです。何とか住民の期待に応えよう、そう思って、自分たちで何とかやろうとするその姿勢は大変すばらしいのですが、このまま本当に続けていけるのか、私はちょっと一人心配をしております。そこで、何とか町政懇談会など、地域の皆さんとの会話をまた始めて、対話を始めて、当町の課題を全部お話をして、何とか皆さんの協力を頂きたいと、こういった建設的な議論の場にするべきだと私は思うのです。いかがでしょうか。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
先ほど地区懇談会のお話ですが、正直なところ、8割9割は苦情といいますか、いろいろと問題提起を頂いております。中には非常に、ありがとうございましたというような、非常に温かいお言葉を頂く、そういう方もいらっしゃいますが、ほとんどがその対応等、そういう部分で占められています。それで、29年で1回閉鎖はしているのですが、この経緯については、当初の目的は達しただろうと。それと、もう一つ、今、言ったような、いわゆる苦情を受ける場ではないという認識を持っていただきたいという部分で、当時の連町の会長を通して一時中止させていただきたいという申入れをして了解を頂いているという経緯があります。ただ、今、議員御指摘のとおり、経済状況もかなり圧迫している部分はありますので、地域の方に御協力いただける部分についてはまた再度このような懇談会を設けて、実情を御理解いただくという協力を取っていくというのもまた一つの手段かなと考えています。
質問 4番 茂呂田太一
私はここで述べたいことはたくさんあります。本当に時間をかけて調べてきました。ほかの町との整合性ややり方など、当町が比べてどうなのか、本当に時間をかけて調べてきました。そういった中での今回の私の結論でありますが、やはり当町の財政状況が分からないとそういう苦情型というか、そういうふうになってしまうのかなと思いますので、やはり胸襟を開いて誠実に向き合っていく必要があるのかなということを重ねて申し上げておきます。例えば、ただ求めるにしても、ただお願いしますだけではこれは納得できる方も納得できないこともあるかなと思いますので、私もここで一つ提案をさせていただきたいのですが、これもほかの町をいろいろと調べていたのですが、小型除雪機、これを町で用意して、それを、希望される方に、趣旨などを全部説明をした上で、賛同される町内会に貸出し、もしくは配置をして、そこで今まで業者がやってきていただいたところ、特に歩道です、私がここで思うのは。歩道に関する要望、問合せなども多いと思うので。なるべく歩道をやっていただきたいと。ただ、やっていただくだけではなく、やはり私は交付金的なものを、賛同していただける町内会にです。交付金的なものを、ワンシーズンで幾らが適当なのかは何とも言えませんが、5万なのか10万なのか分かりませんが、町内会に交付をして、町内会でしっかりと管理をしていただいて、そのルールづくりというのは、これは行政で決めないと駄目だと思いますが。その交付金も除雪機械も何とか提供して、やっていただいた方に労務費として町内会の中で出していただく、こういうことが私は必要ではないかなと思います。でも、さっきコストの話もしましたが、やはり建設業者、契約業者の負担軽減にもなるわけなのですね。総じて、今、かけているお金、かかっているお金よりもきちんと下回らないといけないとは思うのですが、片や、コストがどんどん上がっていく中で、上がっていくのは恐らく上がっていくのだと思います。それで、そこで上がり幅を何とか抑えるような効果もあるのかなと思うのですが、そういった考えが議論に値するのかどうかを確認したいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
今、御提案がありました一つの施策としては、対応できる部分もあるかなと考えてはいますが、一方で、やはり各町内会にお任せしたときに、やはり小型除雪機といえども、雪は飛びますから、それをどこに持っていくかと。今の一般的な考えでいくと当然車道に出てくる。それが車道に出てきたことによって車道が今度また影響が出て二次的な作業をしなければならない等、いろいろなそういう部分もあります。それと、機械を貸与したときに、当然、けがや事故等という部分の補償的な部分もございますし、逆に非常にやる気がある町内会が、例えば、除雪が本線に行く前に歩道をやってしまって、車道が後から行って、置いてしまって二度手間ですということもあり得るかなと。いろいろ、今、思うだけでも様々な課題もございます。当然、経費的な部分が一番大きいのですけれども。そういう中でいろいろ御提言としては研究していく部分はあるのですが、なかなかすぐ取り組むというところでは難しいのかなという認識は持っています。
質問 4番 茂呂田太一
本当に様々。特に事故なのです、私も気をつけなければいけないと思うのは。ですから、例えば、地域で除雪機を持っている方、こういった方に労務費をお支払いしてやっていただく等、いろいろな自治体でもそういう除雪機を貸出しして配置してということはやっているところがあるので、ぜひ研究していただきたいと思うのですが、排雪場があるという前提でないと難しいのも分かるのです。ここですと1か所しかございませんので、なかなか難しいというのもありますが、様々な検討、知恵を重ねれば絶対にできないものではないと私は思っておりますので、ぜひ研究をお願いいたします。あと、例えば、何かコストをかけるにしても未来基金などぜひ活用もしていただきたいと思いますが、最後に町長にお聞きして終わりたいと思うのですが、住民全体で取り組む課題である、特に除雪に関しては。というふうに私は思っております。そこで、本当に町長が、例えば町政懇談会などでぜひ住民の皆さんに「うちはこういう状況です。何とか皆さんの協力を頂きたい」と。それについては、必ずしっかりと案を持って、小型除雪機の提案もさせていただきましたが、そういったような提案も持って、ぜひ、町内会、地域の皆さんと協議していただきたいと思うわけでありますが、サービスの持続性です、私が心配しているのか。この先できるのか。あとは、財政調整基金も目減りしていますので、どんどん減っていると。ゼロにするということはないと思うのですが、その代わり、ほかの投資的事業に影響が出るのではないか等、様々な心配をしているわけですが、こういったことも含めて、最後に、町長としてこれからどう地域の皆さんと対話していくか、関わっていくかということについてお聞きして終わりたいと思います。
答弁 町長 小松茂
除雪の課題はこの何年も課題になり、その都度、担当部長を含めていろいろな対応をしてきて今日にあるのだろうと思っています。ただ、それでも課題は残っていますから、今、他のいろいろな自治体の事例なども御提言いただきましたので、いろいろな方法、手法を取り入れられるものは取り入れられるような研究をしながら、また、とにかく、地域住民の方のまず御協力、御理解、ここを頂かなければならないということがありますので、当町のいろいろな実情も踏まえていろいろ説明し、除雪に対する御理解と御協力を頂いていくと。それを前提にしながら、次の他の事例なども含めて、それが導入できるかということも含めてこれからいろいろな話合いをしていくことが必要だと思いますので、御理解いただきたいと思います。