みんなの議会

釧路町議会 令和元年第1回定例会 2019年3月7日

河川の洪水対策について

2019年3月7日、釧路町議会の一般質問で、佐々木昭広議員が「河川の洪水対策について」質問し、町長 小松茂、まちづくり推進課長 堀切亨、都市建設課長 中川欣哉、副町長 大滝渉が答弁しました。

質問者
佐々木昭広 議員
答弁者
町長 小松茂、まちづくり推進課長 堀切亨、都市建設課長 中川欣哉、副町長 大滝渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 佐々木昭広

それでは、2件目について質問をさせていただきます。河川の洪水対策について、当町は、平成25年の4月の大雨と融雪、9月の台風で町民が被災を受け、各地で被害が発生されました。平成28年に北海道に8月の観測史上初となる3つの台風が上陸し、甚大な被害を受けました。さらに9月の台風接近の影響を受け、特に道東を中心に広範囲で記録的大雨による被害が相次ぎ、本町においても冠水、浸水、土砂崩れ、道路崩壊等の被害が発生し、自然災害の脅威と同時に災害に対する意識を常に持ち、迅速な対応が重要である。このため、防災、減災に向け整備促進に取り組んできた。そこで、今日の気象状況で想定外は想定内と捉えた観点で、次の項目について質問をいたします。1点目として、別保川の改修整備計画で河川管理者との進捗協議状況と当町の洪水対策。2点目として、釧路川の改修整備計画、河川管理者との進捗協議状況と当町の洪水対策は。3点目として、当町河川の改修整備状況と今後の取り組みについて質問をいたします。

答弁 町長 小松茂

別保川の改修整備計画で河川管理者との進捗協議状況と当町の洪水対策についての質問でございます。河川管理者である北海道の整備計画では、釧路川広域河川工事として5.9キロを計画し、平成26年度より立木伐採、平成29年度より暫定掘削に着手しております。平成30年度では左岸部の掘削及び共和川樋門改築を実施をしており、進捗状況として約1.4キロメートルの掘削を行っております。今後も引き続き掘削工、護岸工、樋門改築を実施し、平成46年度の完成予定との回答を得ております。本事業につきましては、北海道を初めとして関係機関に対し、早期完成に向け要望しているところであります。また、当町の洪水対策として共和川の改修工事を平成26年度より実施しております。次に、釧路川の改修整備計画で、河川管理者との進捗協議状況と当町の洪水対策についての御質問でございますが、1問目と同様に北海道の整備計画では、河口からの治水工事が順次進みまして、平成29年度より町域内での工事が実施されております。平成30年度では、両岸の450メートルの築堤工、護岸工、排水工、及び雪裡橋の迂回路を整備しております。今後は、雪裡橋のかけかえ及び築堤工、護岸工の整備を予定しており、平成56年度の完成予定との回答を得ております。こちらにつきましても、北海道を初めとして関係機関に対し、早期完成に向けて要望をしているところであります。次に、当町河川の改修整備状況と今後の取り組みについてでありますが、1問目でお答えをしましたが、現在、共和川の改修を実施中であります。平成31年度の工事により上流部は完了となります。今後は、流末となる国道横断部の改修を予定をしており、早期完成に向けて関係機関と協議をしてまいりたいと思います。以上であります。

質問 10番 佐々木昭広

今、町長の答弁の中で、要するに完成期間が平成46年という。当初は、今までの流れで20年48億という話で新聞等で情報が流れておりました。そういう中で、いろいろと関係機関との町も協議に入ってきて、1回目が26年の11月、2回目が27年の1月という形で詰めてきておりまして、今現在31年ですけれども、その後の委員会というか協議会の中の協議内容がどのように行われているか確認したいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 堀切亨(まちづくり推進課長は2019年3月まで)

国、北海道を初め関係機関との協議の中で、当事業機関の短縮を図りながら早期完成に向けた取り組みの強化について引き続き協議しているところでございます。

質問 10番 佐々木昭広

協議をしているというような話、実質、工期短縮という部分でしたが、それのみではないと思うのです、実際問題として、それで伺います。この要因として別保地区が内水氾濫を起こしたということで、その全体の延長の中でどういう施工の事業をして詰めていくのかということを私は聞きたい要素があったのですけれども、前回もそういう質問をいたしました。現状を見ると、やはり部分的に、当初、河川中の工事は下流から上流に向かってくるのですけれども、やはり地域住民を守るためには危険箇所から手をつけていく、現状、先ほど町長の答弁の今、樋門をやっていますと、それとあと河川の幅が狭いところはそこに手をかけているということで、その結果、どういうような結果はまだ出ない、どういうような状況の話し方をしているのかということを私は確認したかったのです。それで、その協議の部分について必ず町民との意見、要するに別保の住民とのいろいろ意見の形もあったと思うのですけれども、そのようなところをもう一度確認したいと思います。

答弁 都市建設課長 中川欣哉

別保川の改修につきましては、今、議員おっしゃったように、平成26年度からそういう協議会を立ち上げて、ちょっと済みません、数、回数ちょっとあれですけれども、数回実施していると。その後、先ほどお話しました、まず支障となる立木の伐採から、まず、手をかけさせていただいております。これは、別保市街地を中心にまずやっていると。それと、答弁の中でもございましたけれども、土砂の掘削ということで、まず、これはあくまでも暫定の工事という形で現在進捗しております。その中で、効果的には特に別保市外につきましては、今までのいわゆる河道が1.5倍までとはちょっと正確な部分あれなのですけれども、確実に河道が広がっていると、それに伴いまして、当然、処理できる流量が増大したという部分はあります。それと、25年以降の数度、大雨等毎年ございますけれども、今まで、当然、別保の川にも水位計がございます。これは、今まで急激に上昇を描いていたものが、緩やかといいますか上昇はしますけれども上がっている状況はあるのですが、従前に比べますとかなり軽減されているといいますか、その分、十分のみ込んでいるのであろうというような予測は立っております。それに伴いまして、とりあえず今年度まで実施されている事業については、それなりの効果は出ているというふうな判断はしているところでございます。

質問 10番 佐々木昭広

そのような答弁が欲しかったのですけれども、新聞等でも流化能力が高まってきていると、狭い河道を広げるということで、現在進めているあそこがポイントだとは最初からわかっていたのですが、なかなか管理が北海道なもので町からなかなか進められないというような部分があって、大変苦労をされてある程度の年月かかってきて、ようやくここまでたどり着いたという経緯がありますので、そういうことで期間が長いということのその過程において、また豪雨など大雨等があった場合の町の特に別保地域の対策についてどのように考えているかお願いします。

答弁 都市建設課長 中川欣哉

別保川の改修につきましては、毎年、北海道の建設管理部のほうと町のほうの担当の中でそういう懇談会というような形で社会資本整備要望ということで毎年これはお願いしております。その中で、当然、今、お話ありましたように早期の完成、安心なまちづくりという部分でも、それは毎年重点として要望しております。それに伴いまして、町の施策としましても、現在、進めている共和川の改修、これがある程度31年でめどが立ってきましたので、今後、流末となる別保川に接合する構造物の改修等が、今、近々の課題であるというふうな認識をしておりますし、それもあわせまして北海道関係機関に対しまして要望をかけていきたいなと考えているところでございます。

質問 10番 佐々木昭広

工期を短縮するということは、これは本当に必要なことでありますので、協議についてはしっかりやっていただきたいなと、こう思います。従来、要するに大雨時に、この排水に町としてポンプ等を利用して、またリース関係やって対策をとっていた経緯があるのですけれども、その辺の対策関係は変わらないだろうか。

答弁 都市建設課長 中川欣哉

これまでも大雨による浸水被害を想定して、大きな、今、浸水被害は25年以降出ておりませんけれども、今、おっしゃったようにポンプの体制、それと、それぞれの配置についてはこれまでと変わらず、今後も継続的に対応していきたいと考えております。

質問 10番 佐々木昭広

工期短縮を願えるようにしっかり要望していただきたいと、このように思います。それでは、次、2点目に入りたいと思います。釧路川の改修整備計画の河川管理者との進捗状況と当町の洪水対策ということであります。それで、今まで下流から工事を施工されてきておりまして、その釧路川のかなりの年数。これはもう非常に長い年数の中での改修工事でありますけれども、この工事の終点というところはどの位置に当たるのか確認したいです。

答弁 都市建設課長 中川欣哉

釧路川の、この改修事業につきましては、今の雪裡橋から約1キロぐらい上流の雪裡川と釧路川が合流いたします。そこまでが、一応計画期間ということで伺っております。

質問 10番 佐々木昭広

それで、どうしても改修工事の流れの中で、今、雪裡橋のかけかえ工事が実施されておりますけれども、これの完成、どのぐらいの年数がかかって完了されるのか確認をしたいと思います。

答弁 都市建設課長 中川欣哉

北海道の計画でございますけれども、約10年ぐらいはかかる見通しであるというような回答はいただいております。

質問 10番 佐々木昭広

10年はかなりかかると思いますけれども、それで、その過程において水面貯木場のありまして、この埋め立てが釧路主導、いろいろ協議者なかなか進まないという経緯があるのですけれども、これをもう一度、その辺の確認をしたいので教えていただきたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 堀切亨(まちづくり推進課長は2019年3月まで)

町長のほうから代表質問等でも回答させていただいておりますとおり、今現在、釧路圏域の都市計画の中で土地所有者であります釧路市を初め、北海道などと協議をしているところでございます。

答弁 副町長 大滝渉(副町長は2019年3月まで)

今、まちづくり課長が言ったとおり、町としてはそうですけれども、港湾部のほうでは計画が変更が一部あるということで、その辺の詳細についてはうちの計画にないものですから、どういうふうに計画が変更されたなど、どういうふうに執行するなどというのは打ち合わせていないところでございます。

質問 10番 佐々木昭広

今、釧路川の改修工事の中に、橋は国です。貯木場は釧路市と釧路町という形で、そして、河川は北海道と、これ皆別々な管理部門でありまして、実際、その工期をいかに短縮しようかとよく考えると、やはり全体の協議の中で幾らでもやろうとすれば下流から上げてくるのですから、改修工事を進めれば進められるのですけれども、その辺のところをちょっとできないものかということでちょっと考えたものですから、町としてその辺のところの要望性を多分、何回かこれから協議事項として組まれていくと思いますので、これを何とか話の中で出していただいて、やはり期間が長すぎるので、特にあの部分は流末処理的な河川でありまして、なかなか、あそこのみ込めないということになると大変な被害もありますので、だから、その辺について町はどのように考えているのか確認したいと思います。

答弁 副町長 大滝渉(副町長は2019年3月まで)

まず、事業主体が町ではないということで、町域にはございますけれども、各事業主体が計画を持って工事を行うと、それに対して町は、国、道に要望をかけて早期実施を図ってまいりたいと考えております。

質問 10番 佐々木昭広

これ以上質問する気はないですけれども、やはり、あの河川は早急にやらないと、セチリ太地域の方々は大変被害をこうむるのです。要するに、流末関係がほとんどそれらを流れていくということで、河川自体ものみ込めない。ましてや、潮位関係で水位が大潮なるとどんと上がっていっぱいいっぱいまで上がってくるということになると、幾ら町で排水をやったとしても流れないということで、冠水の状況が今までずっと続いてきているので、そのところはしっかり訴えて早期に完成していただきたいなと、この辺は要望しておきたいと思います。それでは、3点目に移ります。当町河川の改修状況と今度後の取り組みなのですけれども、共和川について先ほど答弁がございました。それで、上流のほうへこれから施工されるということなのですけれども、私もというかずっと心配しておったのですけれども、町の河川が国道を通って鉄橋をとって、そして別保または釧路川へ流れると。それで、国道の入っている横断管の径が小さいと、のみ込めないと。ましてや大雨が降ると、いろいろ立木など詰まる可能性もあるというようなことで、すごく心配しておっていたのですけれども、共和川の下流について国との、国道ですから協議という話、先ほど出ましたけれども、その協議内容というか進行状況をちょっと確認したいと思います。

答弁 都市建設課長 中川欣哉

共和川の改修につきましては、この事業の計画を持った段階で当然、その流末となる国道部の障害物といいますか作工物といいますか、作工物のお話はしております。ちょっと年次はあれなので確認できないのですけれども、その都度、開発建設部のほうに協議等はしております。29年、昨年度から具体的なちょっとお話をしていっている状況なのですが、やはり、国道ということで幹線道路ということでなかなか通行どめ、もしくは規制というのが難しい状況でございます。既存の道路を生かしながらの工事となると、やはり、いわゆる推進工法等という、もしくは仮道などという案が出るのですけれども、やはり、それについても用地的な部分がございますので、なかなか最善の広報というのがありません。ただ、今後いずれにしても、そこだけが今ネックとなっている部分でございますので、早急に方向、それと事業費も含めてある程度の年次も含めて計画を出していきたいなというふうに考えております。

質問 10番 佐々木昭広

多分、そういうような答弁来るかなと思ってはいたのですけれども、何せ相手のあることでありますので、なかなかすぐ言えない部分はありますが、何せせっかく町で改修の整備をやってもそこでとまってしまうというようなことになると効果的な部分は出てきませんので、その辺のところよろしくお願いしたいと。それで、ほかにも町の河川が、前の答弁で77本ぐらいという話があったのですけれど、この国道を通ってなど、そういうような形の中で流れる河川というのは全体で何河川ぐらいあるのでしょうか。

答弁 都市建設課長 中川欣哉

済みません。数字についてちょっと把握してございませんが、重要な部分で言いますと、今の共和川の流末、それと遠野の大八木川の流末が、今、大きくJR、国道をまたぐといいますか、いうような形であっている部分では、その2カ所がとりあえず大きな部分かなというふうに考えております。

質問 10番 佐々木昭広

いずれにしても先ほどから話しているのですけれども、大雨降ると町の河川が土砂を運んだり、倒れた倒木が流れたりして、そこにたまってしまって、地域の民家があると地域の住民のほうに被害をこうむるというような経緯がありますので、そういうところも当町の河川管理としてもそういう上流の部分の維持管理をしていただきたいなと思うのですけれども、その辺のところはどういうふうに進められるか。

答弁 都市建設課長 中川欣哉

今、近々の部分につきましては、これまでお話しているように共和川がまず最優先で整備を進めていきたいと思っております。それと、今、お話しました大八木川につきましても、残っている部分が国道とJRという部分でなかなか、いずれにしても受託工事ということで、経費負担ということになります。こうなりますと、やはり事業費の部分等、やっぱり財源的な部分も確保して行くという課題がございますけれども、安心・安全な住環境という部分で早急に、この辺については対応していかなければならないなというふうには考えております。

質問 10番 佐々木昭広

そのようによろしくお願いしたいと思います。それでは、最後にいたしますけれども、さっきのように町長から答弁いただきたいと思います。北海道は、平成28年の8月末の道内に甚大な被害をもたらした台風で記録的な大雨により河川に土砂が不安定な状態で堆積し、大雨で融雪期に河川の氾濫や土砂災害が起きるおそれがあります。また、開発局の水防対策検討委員会で温暖化による雨量等など、将来の気候変動を考慮して堤防整備対策を充実すると、最終報告では過去の雨量に基づいて従来型治水対策など温暖化による被害、激甚化に耐えられないとして治水対策の必要性をうたい、国は防災、減災、国土強靭化に7兆円の予算を計上されたと、当町は今までの経緯から早急の対応と積極的な要望をすべきではないかということで、最後に町長の答弁をいただきます。

答弁 町長 小松茂

今、佐々木議員のほうから、今、国のいわゆる国土強靭化の対策の中で、特に大雨洪水などで平成28年大きな被害を受けた、そういった事例を元にこの強化対策ということを、今、国が示しております。本年から、この国土強靭化対策としての事業を進めてきていたわけでありますが、特に大きな災害の後のこのいわゆる復旧事業というのは、現況復旧ということが基本ということで言われておりまして、これをやることによって、今、国に指摘をされた以前よりも、その想定を超える災害があった場合、いわゆる現状復旧だけでは間に合わないという、そういった指摘もあるところであります。そういった事態を踏まえて、いわゆる現状復旧ではなくて強化対策という位置づけをしながら、やはりこの災害のいわゆる被害を受けた河川であるなどそういったことについて新たな対策を講じながら、いわゆる同レベル、それを予測するような大雨洪水などがあっても極力この被害を受けないそういった対策、工事の事業内容、こういったことがこれから求められて来るんだろうというふうに思うわけであります。そういった意味においては、議員、指摘のようにしっかり関係機関と協議をしながら町の所管の部分、これはやっぱり災害の教訓としては維持管理ということが常々、やっぱりしっかりやっていくべきだという、そういう指摘もいただいているところであります。当町においての維持管理のあり方、こういったことも含めてやはり河川の洪水対策にしっかり取り組み、被害を最小限に食いとめられるようなそういう対策にしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。

出典:釧路町議会 令和元年第1回定例会 2019年3月7日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる