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釧路町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月7日

特別支援学級の学習支援について

2018年3月7日、釧路町議会の一般質問で、茂呂田太一議員が「特別支援学級の学習支援について」質問し、教育長 佐々木喜代孝、管理課長 森祐一、教育部長 佐々木俊司が答弁しました。

質問者
茂呂田太一 議員
答弁者
教育長 佐々木喜代孝、管理課長 森祐一、教育部長 佐々木俊司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 茂呂田太一

それでは、2件目にいきます。2件目は、特別支援学級の学習支援についてということであります。1点目が、平成29年度より導入されたタブレットPCの活用状況は、2点目が、デジタル教科書導入の考え方はについて伺います。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 佐々木喜代孝(教育長は2019年3月まで)

特別支援学級の学習支援についての中で、1問目の平成29年度より導入されたタブレットPCの活用方法はとのお尋ねでございますが、平成29年度に特別支援学級用として、富原小学校、遠矢中学校、富原中学校で計4台のタブレット端末を配置したところであります。これらの活用方法としては、教員が画面を見ながらの説明や児童生徒がタブレットPCを直接操作することに、興味や関心が高めることができ、視覚や聴覚を使ったトレーニング学習により学習意欲や表現力、思考力を高めることができております。次に、デジタル教科書導入の考えはとのお尋ねでございますが、平成29年3月に公示された新学習指導要領に基づき、文部科学省においては、デジタル教科書を本格導入する方針を明らかにしております。このことから、教育委員会としても、今後、町内小中学校での必要性や効果について研究してまいりたいと考えております。

質問 2番 茂呂田太一

ありがとうございます。それでは、タブレットPCのことなのですけれども、以前、28年度でしょうか、導入に向けて一般質問させていただきましたが、29年度は試験的導入ということで、私聞いております。活用方法、これ聞きましたけれども、試験的導入ということで導入をしたので、平成30年度はどういう活用の仕方を考えていられるのか伺いたいと思います。

答弁 管理課長 森祐一(管理課長は2018年3月まで)

平成30年度につきましても、平成29年度同様の活用の仕方ということで、例えば、実際行事に行って、その動画を撮り、その動画の振り返り等、あと教育向けの動画番組、例えば理科でいえば、植物の成長の視聴をして、その成長の過程を学習する等、そういったような状況での活用方法を考えております。

質問 2番 茂呂田太一

同様の使い方ということでありますけれども、なぜちょっとこういう質問をさせていただいたかというと、その配置に当たって、普通であれば、障がい児童生徒向けの専用ソフト、デイジー教科書などがありますけれども、こういったものを導入するものだと私は思っていたのです。そして、先日課長からも答弁いただきましたが、学校のほうにお邪魔をさせていただいて、どういうふうに活用しているのか聞きました。そういったようなことで、同様の答えで返ってきたわけですけれども、私が思っていたのは、教科書の補助教材として活用されているものだと思っていたのです。でも、実際は、動画を見せたり等、これは教科書以外で普通にインターネットで検索をしてやられているのでありますけれども、そういった私がちょっと思い描いていたものではなかったということなのです。なぜ専用ソフト、教科書会社等から出されている、こういったものを入れてなかったのか、もしくは入れなかったのか、入れる予定が今なぜないのか、これをちょっと伺っていきたいと思います。

答弁 管理課長 森祐一(管理課長は2018年3月まで)

平成29年度については試験導入ということでございまして、実際、先生方がどのような使い方をするのかということも含めての検証ということでございました。それで、実際、フリーソフトもございますし、そのフリーソフトの中でもどのようなものが使いやすい等、そういったことを検証していただいたということでございます。

質問 2番 茂呂田太一

複数配置をされている学校にお邪魔させていただいてわかったのが、学校によってばらつきがあるということなのです、この活用の仕方については。とある学校では、外国人の児童に対しての翻訳にしか使っていかなった等といったこともありましたし、バスの時刻表検索等、買い物への道順検索等、こういった社会教育的なものに使われていることが多いということなのです。やはり、教科書を反映をしたデイジー教科書、これはやっぱり入れるべきだったのかなと思うのです。次にお話をするデジタル教科書についても、似ているものでありますけれども、デイジー教科書はより障がいを持った子供に対して特化をした部分ですので、これは入れるべきだと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 管理課長 森祐一(管理課長は2018年3月まで)

デイジー教科書というのは、タブレットあるいはパソコンを利用して、紙媒体の教科書にかわる副教材としてパソコンの画面に音声あるいは文字を表示するというものでございます。それで、このデイジー教科書というのは、文部科学省が委託するNPO法人が、各市町村教育委員会あるいは学校が申請することによって、そういったものを教科書に合わせたデジタルのものを作成するというような仕組みになっておりまして、これは、再生ソフトが必要になってきます。その再生ソフトも、有償のものもあれば無償のものもあるというようなことでございますので、各学校でこのデイジー教科書の有効性について、本当に必要であるということであれば、これは、無償でできるものでございますので、研究することはできるかなと、このように考えております。

質問 2番 茂呂田太一

普通であれば、やはりタブレットPCを学校に配置をする前に、どういう使い方をされるのか、どういうソフトが必要なのか、やっぱりこれ事前に聞いておくべきだったと思うのです。ただ、機械だけ渡して、あと学校で考えて使ってください、これではばらつきが出るのはこれ当然でありますし、やっぱり意見は教育委員会のほうから求められなかったというふうに学校でも言っていますので、ただ機械だけ渡されたと、配置をされたということですから、これは、やっぱり意見を聞くべきだったと思うのです。そういった部分で、当然外国人の児童に対する翻訳機能で役に立っているということはすばらしいことなのですけれども、やはり、一番大事な学習の部分で、やっぱりデイジー教科書というのはこれ必要ですので、有効ですから、これはやっぱり入れるべきだったと思います。ちょっと時間がありませんので、これ以上言いませんが。それでは、2点目のデジタル教科書導入の考えということでお話を伺いたいと思います。2020年度の正式導入、本格導入ということでおっしゃっていましたが、今現在、特別支援学級では使用は認められているのです。デイジー教科書とデジタル教科書とありますが、これは、御存じだと思うので詳しくは言いませんが、似ているものではあるけれども違うものであるということなのです。こういった部分で、デジタル教科書を特別支援学級に先行配置導入するという、こういう考えはいかがでしょうか。

答弁 管理課長 森祐一(管理課長は2018年3月まで)

デジタル教科書というのは、紙媒体の教科書と全く同じものをデジタルに表示できるというようなことで、あと読み書きが苦手なお子さんに対しての機能、文字の拡大や白黒の反転機能、あと挿絵をアニメーション化するというような機能が上げられております。これは、各教科、学年ごと全てデジタル教科書についてはあるということを確認しておりますが、今後、本当にこのような障がいの種別などによって、本当に必要なのかどうかというところは、釧路町における特別支援の担当の先生方と必要性については研究する必要があるのかなというふうに考えております。

質問 2番 茂呂田太一

本当にやっぱり一番今回の件で思ったのは、試験的導入ということで、私聞いていたのであれなのですけれども、本当に現場と意見を交わしていただきたいと、これは強く求めたいと思います。そのデジタル教科書についても、今いろいろ説明をいただきましたが、導入するのは、市町村の教育委員会の判断、それぞれの判断に任せるということになっていますので、入れなければいけないということではないということも承知をしています。その費用負担をどうするのかという、こういった問題もありますので、なかなかライセンス契約の部分もありますので難しいとは思うのですけれども、ぜひ本当に現場の意見を聞いていただきたいということで、最後、教育長にその見解について伺います。

答弁 管理課長 森祐一(管理課長は2018年3月まで)

私の先ほどの答弁の中で、特別支援学校というふうに申し上げたところですが、特別支援学級に訂正させていただきます。

答弁 教育部長 佐々木俊司(教育部長は2019年12月まで)

貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。先ほど茂呂田議員からの、特別支援学級にデジタル教科書を先行導入する考えはないかとの御質問に対し、管理課長の答弁では、今後本当に障がいの種別などによって本当に必要かどうかを特別支援の担当の先生と必要性について研究する必要性があると考えているとの御答弁を申し上げましたところですが、釧路町教育委員会といたしましては、特別支援学級に限らず釧路町の全ての子供たちのために導入について学校と協議しながら検討してまいりたいと考えておりますに答弁を修正させていただきます。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 佐々木喜代孝(教育長は2019年3月まで)

デジタル教科書の導入の背景にはプログラミング教育がありやはり進めていかなければならないというふうに思っております。世界的にもやはり先進国の子供たちはもう既にプログラミング教育を進めておりますし、国内においては、先進地、九州地方を中心にプログラミング教育が進んでおります。北海道にいってはまだ事例はございませんが、こうした中、やはりこのデジタル教科書の導入については釧路町の子供たちにとっては大きな課題と考えております。一方、デジタル教科書導入に当たりましては、当然ハード、ソフト、いわゆる高額な費用が予想されます。しかし私としても、釧路町の子供たちが少なくとも道内先進地の子供たちと同様な環境をとれるよう研究し、事業性の採択も含め、導入に向けて検討してまいりたいと考えております。

出典:釧路町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月7日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる