美幌町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月11日
特別支援学級の教育環境の整備について
2019年12月11日、美幌町議会の一般質問で、坂田美栄子議員が「特別支援学級の教育環境の整備について」質問し、教育長 矢萩浩、町長 平野浩司が答弁しました。
- 質問者
- 坂田美栄子 議員
- 答弁者
- 教育長 矢萩浩、町長 平野浩司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 坂田美栄子
私は、教育行政について3項目通告してございますので、説明をしながら質問させていただきます。まず最初に、特別支援学級の教育環境の整備についてです。平成17年の発達障害者支援法の施行以来、対象者が、発達障がいだけではなく、障がいにより教育上特別の支援を必要とする全ての児童、生徒に拡大されるなど、教育支援のあり方は大きく変わってきていますが、現実にはまだまだ厳しい状況に置かれています。美幌小学校の特別支援学級は、令和元年全校児童数334人のうち31人、6学級で5教室を使用し、教室の広さも児童数に対して狭く、1教室をパーティションで仕切ったり、廊下で学習したり、段ボールを使って個別スペースをつくり授業が行われています。このような状況をどのように認識されておられるのか。また、特別支援学級の教育環境の整備に対する考え方をお示しいただきたい。二つ目、教材用備品の整備についてです。まず一つ目は、タブレット端末及びWi-Fiの整備について。特別支援学級では視覚支援が必要な児童が多いため、画像や動画を見せながら子供たちへの指導効果を上げるために、タブレット端末は有効であると考えていますが、特別支援学級でのタブレット端末の導入及びWi-Fiの整備について、現状と今後の考え方についてお示しください。二つ目の視聴覚設備の整備について。自閉症、情緒障がい学級、言語障がい学級では、NHKのforschoolを活用していますが、6学級ある特別支援学級には1台もテレビが設置されておらず、その都度借用し、譲り合って使用しているため、使用できないことも多いと聞いています。各学級へのテレビの設置についての考え方をお示しください。三つ目の児童、生徒のコンタクトレンズの使用の状況についてです。コンタクトレンズは、眼鏡と違い目の中に入れて使うため、注意して使わなければ目のトラブルが生じ、ひどい場合には失明することから、厚生労働省では、医療機関の受診やコンタクトレンズの適切な選択と取り扱いについての注意喚起を行っています。2018年9月から10月に日本眼科医会が実施した調査では、コンタクトレンズを使用する小中高校生がふえており、特に小学生では、就寝中に装着することで視力が矯正され、日中を裸眼で過ごせるようになる治療用レンズの使用率が増加し、過去最高の割合となっています。コンタクトレンズを使用し始める年齢の低年齢化や、インターネットでも購入できることから、目に異常を感じても眼科を受診しない子供たちが増加しているなどの課題が出ています。美幌町の児童、生徒のコンタクトレンズの使用状況と子供たちを目のトラブルから守る対応策についての考え方をお示ししていただきたいと思います。以上、第1回目の質問を終わります。
答弁 教育長 矢萩浩
坂田議員の御質問にお答え申し上げます。御質問の1点目、特別支援学級における現状認識と教育環境整備の考え方についてでありますが、授業への集中など、個の特性に応じた方法としてパーティションの仕切りや段ボール使用といった取り組みを行うほか、廊下での学習は児童の体調や学習状況を確認した上で、やむを得ず授業を分けた措置でありますが、支援員の援助のもとで教員の目の届く範囲で実施しております。なお、教育環境の整備については、これまでも施設を有効活用しておりますが、近年は特別な支援を必要とする児童がふえている状況にあります。今後とも学校現場との連携を図り、障がい種別による個の特性に応じた学習提供に取り組んでまいりますので、御理解賜りますようお願いいたします。次に、2点目の教材用備品に係る特別支援学級でのタブレット端末の導入及びWi-Fi整備の現状と今後の考え方についてであります。タブレット端末導入については、小学校で全学級、通常学級、特別支援学級に1台ずつ、中学校では教科担任に1台配備することで順次進めており、来年度に町内全学校に整備される予定であります。あわせて、Wi-Fi整備については、昨年度の美幌小学校と東陽小学校の整備により、町内全学校で完了している状況にあります。なお、視覚支援が必要な児童に対しては、画像や動画を見せることで有意な場合もあることから、今後も児童の状況に応じて導入を考えてまいります。次に、視聴覚設備の整備に係る各学級へのテレビの設置の考え方でありますが、特別支援学級にはテレビの設置がなく、使用の際にはその階にある1台の移動式テレビを融通し合いながら利用している状況にあります。授業を組み立てる上でも、テレビは効果的な教材の一つでありますので、各校の実情を把握した中で計画的に設置してまいります。次に、3点目の児童、生徒のコンタクトレンズの使用状況と子供たちを目のトラブルから守る対応策の考え方でありますが、現状では小学生は2名、中学生は54名の使用を把握しております。このような中、日本眼科医会が実施したアンケート調査によりますと、インターネットや通信販売等により眼科を受診せずコンタクトレンズを容易に購入できるため、眼科医の指導ができないことや児童、生徒自身のコンプライアンスの低下により、目の病気を引き起こすなどのさまざまな問題が生じており、行政としましても憂慮すべき事態と認識しております。このため、トラブルから守る学校の対応策としましては、視力検査時の指導や、中学校では保健体育の授業、目の病気と健康についてを学習する際の指導のほか、保健だよりによる児童、生徒や保護者への注意喚起、電子機器等の使い過ぎによる影響、ドライアイや感染症予防、コンタクトレンズ使用に対する定期受診の勧めも必要と考えているところであります。引き続き、授業や保健だよりなどを通じて注意喚起するよう努めてまいりますので、御理解賜りますようお願いいたします。以上、御答弁申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
再質問 10番 坂田美栄子
まず最初に、教育環境の整備についてから再質問いたします。特別支援学級の児童生徒数というのは、平成29年度から急増している状況にあることは認識されていると思います。学級数に対して教室が不足しているということも十分認識されているのではないかとは思いますが、1教室をパーティションで区切って、複数種別や複数の学級が利用している実態を把握されていたのでしょうか。例えば、一つずつの教室の広さも児童数に対して狭いところが多く、落ちついて学習ができない児童も多く見られますし、廊下で学習をしたり、パーティションのボールベースでさえ準備もしてもらえず、段ボールで仕切って使ったりして個別のスペースをつくって、落ちついて学習できる環境とは言い難いと思っておりますが、最近の子供たちの中には、感覚過敏の子供たちも30名以上いらっしゃいますし、児童が落ちついて学習できる環境を整備していく必要があると思います。そこで、町長にお伺いいたしますが、教育環境の整備については、やはり町長の重点政策ともなっておりますし、どの子も平等に教育を受ける権利があります。その権利をどう保障していくのか、今後の取り組みについて考え方があればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
教育全般のことについては、基本的には教育長にお聞きいただきたいと思っております。ただ、教育環境をどうつくっていくかというのは当然お金がかかることでありますので、それは町としてしっかりやらなければいけないことだと思っています。今回、美幌小学校の例がいろいろ挙げられていますけれども、教育長から答弁させていただいたとおり、ここに至る経過、流れというか、例えば、多くなってきて教室が足りなくなってきたという認識は私はそんなにありません。今までの特別支援教育の仕方、それから普通教室の仕方の考え方が、私はこれ以上触れたくはないのですけれども、今のやり方が本当にいいのかどうかというのが非常に疑問であるところがあります。特別支援の中においては、子供たちを一つの種別によって全て分けられればいいことだと思うのですけれども、本当にそれがいい場合があるかどうか。それから、特別支援ということで、完全に普通の子供たちと切り離してしまうことがいいのかも含めて、これはきちんと考えなければいけない部分が結構あると思っています。そういった中でいけば、私が教育長をやらせていただいた時代から、美幌町の教育において教室が少ないという認識は余りもっていません。私が教育長のときから、指導の中で、その症状に合わせて壁をつくりなさいという指導があったときに、私どもとすれば可能な限り北海道教育局の話も聞きましたけれど、そういう教育の仕方で本当にいいのかという投げかけもかなりしております。ですから、その辺を認識として教室が足りないという部分、それから個々の児童によってやむを得ずやらざるを得ない部分とか、それがあるので捉え方としては、誤解を招くかもしれないですけれども、例えば段ボールでとか、それを聞くとなぜと言われるのですけれど、それも一つの手法として、その先生方がいろいろ考えながらやった手法ということなので、それは評価するものがあるという認識は持っております。
再質問 10番 坂田美栄子
確かに、教育の手法として、障害によってやらざるを得ない対応はあるのだと思います。ただ、廊下で授業を行ったり、仕方なく段ボールで区切って授業を行うことが果たしていいのかという思いを私自身は持っています。授業を受けている子供たちが、どう感じているのか。それで落ちついた環境ができるとすれば、いいのかもしれないですけれど、例えば説明を受けたときに、果たしてそれがいいことなのかとなると、聞いただけの話では納得できないものもあるのかなと私としては感じていたところでございます。どの子供たちも平等に教育を受ける権利という意味では、環境の整備が大事なことではないかという思いがあって、今回町長に質問したのは、財政を握っている町長の権限で、美幌町の特別支援学級の環境を整備することは、やはり首長の仕事ではないかという思いがあって、今回は町長にあえて質問させていただいたところです。私の思いと、町長の思いが食い違っているところがあると認識はいたしますが、学習環境の整備という意味では、しっかり取り組んでいただきたい。そんな思いですが、いかがですか。
答弁 町長 平野浩司
基本としては、今坂田議員がおっしゃったように、やはり皆さんが平等に教育を受ける環境整備をしっかりしていくというのは当然のことでありますし、私は他の町に負けないように整備をしたいと思っています。先ほど言いましたけれど、個々の何でそこに至ったのかということ、段ボールとか、廊下という表面的なことだけではなくて、そこに至ったことも含めてきちんと教育現場の人から聞くのも一つかもしれませんけれども、教育委員会の考え等も含めて、それから学校として校長先生以下でどういう対応をしているかということもしっかり聞いて、判断していただきたい。どうもその部分だけを取ると意味の捉え方が違うのです。私はそういう認識をしていないので、ただ基本的なことについては、坂田議員がおっしゃったとおり、しっかりと環境整備はしたいという思いは強いです。
答弁 教育長 矢萩浩
ただいまのパーティションの仕切りの関係でございますけれども、議員御承知のように、美幌小学校は5クラス特別支援学級がございます。そのうち、パーティションを使用しているクラスは、一つが3年生、3年生は情緒で4人、肢体で1人ということで、3年生は5人おりますけれども、障がいの種別が違うということでパーティションを利用しております。もう一つは、情緒の4年生、5年生、さらに言語の5年生1人、変則的な形でありますが、三つの区分で1クラスという形にしております。この場合は、情緒と言語ということで、障がいの種別が違うのでパーティションを利用しているという状況にあります。また、パーティション、段ボールの関係、町長からもお答え申し上げましたけれども、こちらにつきまして、特別支援学級では特に必要なこととして、教室環境の中で刺激への配慮が求められていると言われております。中でもADHD、注意欠陥多動性障がい、情緒の子供たちに対しては、特に注意集中のしやすい環境、この環境づくりが特に適切である、必要であるということで、オホーツク教育局の学校訪問指導、こちらを通じてもそういうお話がありました。それらを通じて、児童個々のその時々の心理状況だとか、取り組んでいる課題、授業内容に応じて、段ボールだとかパーティション、さらに廊下という活用をさせていただいております。廊下につきましても、当然子供だけ廊下に机を出しているわけではございません。横に支援員もいて、先生から目の届く範囲で授業を受けているという状況でございますので、御理解いただきたくよろしくお願いします。
再質問 10番 坂田美栄子
教育長から答弁いただきましたけれど、廊下で子供たちだけが勉強しているという認識は毛頭思っておりません。ただ、手法として、例えば、子供たちを担当している先生、それから学校の校長だとかそういう人たちと、子供たちと、いろいろを話し合い、打ち合わせ、そういうところで、子供たちが本当に学習しやすい環境をつくってほしいという思いで今回質問させていただいておりますので、子供たちだけがどうこうということではないと私は思っています。とりあえず、学習しやすい環境、どの子も平等にという思いで、環境整備だけはしっかりしてくださいという思いです。次に、教材用備品の整備についてなのですけれど、先ほど答弁で、Wi-Fi、タブレット各学級に1台ずつという説明を受けました。ただ、障がいを持っている子供たちには、学習するときに画像だとか、動画を見せることで学習の意欲が湧いたり、興味関心を持ってもらうことによって学習の意欲につながるということは絶対にあると思うのです。そういうところを狙ってやるために、通常学級で導入されているiPadですと、同一の端末を継続使用させることが難しいということと、情緒的に安定しない児童が使用することによって機器の破損が考えられるということで、そこら辺のことで児童に使わせられないという思いで、現在、先生たちは私物の端末を7台ほどそれぞれ用意して、子供たちに授業をさせているという実態があります。そういう実態を認識されているのでしょうか。その点についてはいかがでしょうか。
答弁 教育長 矢萩浩
申しわけありません。私物のタブレット端末を使っているということは把握していない状況であります。また、私どもはICT教育は非常に有効な教育手段ということで、計画を立てて整備を進めているところでございますが、美幌小学校につきましては教員用のタブレットということで、計画では令和2年、来年度に7台整備する予定であります。この辺についても、今後予算要求の中で協議する予定でありますけれども、いずれにしましても、議員おっしゃるように、動画を使った授業だとか、静止画がだとか、iPadがあれば実物投影機で大型モニターに映しだしたりと非常に効果性が高いと認識しておりますので、この辺についても整備できるよう取り進めてまいりたいと思っております。また、特別支援学級に整備する際に当たっては、その状況に応じた形で、教師並びに児童生徒が使いやすい形を考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
再質問 10番 坂田美栄子
知的学級では、子供たちに視覚支援を必要とする子供たちが多くなってきているという中では、現在、先生方がポケットWi-Fiを3台ほど用意して児童に使わせているという状況もあります。そういう状況は、先生方から教育委員会に報告はないと思うのですけれど、そういうものを使ってでも子供たちに学習をさせる、学習をするということを一生懸命考えて取り組んでいるということでありますので、そこら辺のこともしっかり学校の先生方と特別支援の学級の先生方との話し合いを大事にしていただきたいと思います。それと、自閉症、それから情緒障がいの学級では、時間の見通しを持たせるために、タイマーとかアラームを使用したりしていると聞いています。算数などの教科学習を個別指導するためにもアプリが必要ですという話を聞いております。複数児童が在籍しているところは、自学自習するために教材としても必要となっているということと、交流学習に行けない児童もいるという意味では、そういうところで利用できるもの、そういうものをしっかりと整備していく必要があるのかと思います。あともう一つ、6学級ある特別支援学級にはテレビが1台もないということで、先ほど説明させていただいたのですけれども、複数の学級で同時に使いたいこともあって譲り合って使っているので、全く使えないで授業もなかなか思いどおりに進まないという状況も聞いています。1日に1回以上、NHKのforschoolを使って、国語、算数、理科、社会、生活それから自立、道徳の番組を利用して学習していますが、やはり個別で小人数学級でやらざるを得ないというところもありますので、そういう難しい子供たちには映像を通しての学習をすることによって、個人の学習する意欲、そういうものを湧かせるためには、テレビは必要不可欠なものだと思います。それと、テレビの大きさですが、学級によっては5人から7人ぐらいの人数でテレビを利用するということもあって、小さなテレビだとなかなか画像を見て集中できないので、画像の大きなテレビを必要とすると伺っていますので、そういうことも配慮して、次年度には準備ができるように、財政措置ができるように取り組んでいただきたいと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 教育長 矢萩浩
議員おっしゃるように、大型テレビの要望を承っておりますので、今後予算要求の中で、内部で検討して実現に向けて努力してまいりたいと思っております。いずれにしましても、学校現場と連携、校長、教頭だけでなく、一般教員等を含めた中で、意思疎通を密にして子供の個々の状況に応じて、何が1番望ましいかということを判断して取り組んでいきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
再質問 10番 坂田美栄子
最初から前向きな答弁をいただいているので、しっかり取り組んでいただけると思っています。令和2年度からは、支援学級に入ってくる子供たちが今31人ですけれど、もしかすると34人から40人ぐらいにふえていく状況があるというデータも出ていますので、そういうことも考えて、学級数ですとか、どういう子供たちが入ってくるかによって、使う機器材も多分違ってくるのだろうと思っていますので、そこら辺のこともしっかり学校側と連絡をとって、対応していただけるようにしていただければと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
今、特別支援の関係のお話がありましたけれども、12月中にはあらかた来年度の状況が見えてくる状況にあります。子供の入学状況等、その上で必要な人員、必要な備品を用意していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
再質問 10番 坂田美栄子
そういう状況が今月いっぱいでデータも出そろうということなので、来年度からは、そういう子供たちに対しての学習支援、環境、しっかり取り組んでいただきたいと思います。特別支援学級については、これで質問を終わらせていただきます。次に、コンタクトレンズの関係で再度質問させていただきます。最初に説明しましたけれども、コンタクトレンズは医療機関や隣接の販売店、眼鏡店、薬局やドラッグストア、雑貨店などの店舗で販売されておりますが、最近ではインターネットで購入することができるようになりました。今では使い捨ての製品もありまして、扱い方が簡単で、激しい運動をしてもずれたりしない。それから、目の色を変えるおしゃれの目的で多くの人たちが使用しているコンタクトレンズですが、その使用による目のトラブルが現在では後を絶たない状況になっています。使用している子供たちも増加している状況にありますけれど、病院ですとか、眼科、診療所を受診しない子供たちも増加している状況にあります。使用する子供たちの目をトラブルから守るために取り組むことが喫緊の課題と言われています。現在は、保護者世代もコンタクトレンズを使用することに抵抗がなくなってきていますし、価格や利便性から量販店やインターネットでの購入に流れがちですが、リスクがあるということを余り理解していない状況にあると言えます。コンタクトレンズは、網膜障がいなどの目の異常に気づきにくいとも言われておりますので、目の炎症や感染症で重篤な場合には失明する恐れがあるとも言われています。使用する理由の1番大きなものは、スポーツをするからというのが1番多いようなのですが、やはり、学校でそういうことをチェックする必要もあると思います。美幌町では小学生が2人、中学生が54人ということで、まだまだ少ないと思ってはいますが、これから保護者の感覚もコンタクトレンズに対する抵抗感がないということなので、多分どんどんふえてくる可能性があると思いますので、その点について認識はされていると思いますが、取り組みとしてどんなことを考えているのか、もし考え方があればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
議員おっしゃるように、保護者世代も若くなっており、そういった方々もコンタクトを使用されている方も多く、また、インターネット等で手軽に買えるということもあって、非常に増えているという状況です。しかしながら、議員おっしゃるように、便利な反面、非常にリスクが大きいと思っております。1回目の答弁でもお話しさせていただきましたけれども、保健だより等で児童生徒を含む保護者への注意喚起というのが何より肝要かと思っております。また、参観日だとか懇談会等の直接顔を合わせる場面がありましたら、担任を通じて危険性だとか、上手な使い方、そういったものを周知していき、家庭と一緒になってより良い方向にいければと思っておりますので、よろしくお願いします。
再質問 10番 坂田美栄子
子供が自分で買うということは、中学生、高校生ぐらいになってくると、インターネットを利用して自分で好きなものを購入できるということがあるのですが、コンタクトもただつければいいというものではないのだと思うのです。黒目の大きさ、涙の量だとか、目の曲線とか、いろんなことがその子に合っていないと目を痛める確率がすごく高い。ただ、それに気づかないのが子供たちなので、やはり保護者との連絡を密にしなければいけないのではないかと思っていますし、もう一つには、例えば、学校には養護の先生がいらっしゃいますので、いろんな目の病気だとか、コンタクトを使うことによっての障がい、そういうものをきちんと話をしてもらう。養護の先生が無理であれば、例えば販売店だとか、美幌には眼科の先生もいらっしゃるので、そういう先生たちにも協力をしていただいて、話をする機会を設けることも必要なのかなと思っています。あともう一つは、インターネットで見てみますと、大阪府あたりは子供向け、それから保護者向けでコンタクトレンズを使用する目的、それから、目の病気のこと、トラブル、そういうことを細かくわかりやすい資料つくって親たちに配っているところもあるので、そういうものを参考にしながら取り組んでいくことも一つの方法ではないかと思っていますが、そういうことについては、今後、もし考え方があればお聞かせいただきたいと思いますが、いかがでしょう。
答弁 教育長 矢萩浩
議員おっしゃるように、コンタクトレンズは医療機器ということで、取り扱いの仕方を誤るといろんな病気の可能性があるということを、まずはいろんな形で周知していきたいと思います。その方法としてどんな方法があるかというのは、学校、校長会だとか教頭会を通じて、意見、知恵を出しながら進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
再質問 10番 坂田美栄子
今教育長が言われたように、方法としてはいろいろとあると思うのです。使っている子供たちを常時見つめているわけではないけれど、何となくまぶしくてまばたきの回数が多いとか、授業中でもそうだと思うのですけれど、そういうちょっとした変化を、例えば教室の中でチェックできるものはチェックして、それを保護者に伝えたりするという可能性だってないわけではないと思いますので、そういうところでは、保護者に任せる、それから学校の先生に任せるということではなくて、情報交換をしながら、いろんな取り組みが今後必要になってくると思いますので、そこら辺のことを、これから情報を共有しながら取り組んでいただきたい。子供たちの目は、それでなくとも視力が落ちている現在ですので、大事な目を守る、そういうことに力を注いでいただきたいと思います。
答弁 教育長 矢萩浩
今回のコンタクトレンズ、学校保健のことに限らず、学校教育全ての面で、学校と家庭、地域、教育委員会が一体となって進めていかなければいけないという認識でおりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。