釧路町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月8日
子育て世代の医療支援について
2017年3月8日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「子育て世代の医療支援について」質問し、町長 佐藤広高、こども健康課長 宍戸牧子が答弁しました。
- 質問者
- 川村真一 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、こども健康課長 宍戸牧子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 川村真一
9番、川村でございます。通告書に沿って2件、6項目について質問させていただきます。国家規模の問題である少子高齢化、働く世代、就労によって収入がある人以外への保障が特に課題とされておりますが、就労前の子供に対しては、わずかな手当しかありません。これは、保護者が働く世代、現役世代で子育てをするという原理からきておりますが、その保護者の収入も安定していない中で、子育てへの支援は十分とは言えません。この日本を築き上げてきてくださいました方々に対しての保障は、当然の保障であり、当事者の高齢者の声を聞き、課題解決へ向けた政策が行われている中、これから生まれてくる子供の声を聞くことはできません。昨日の代表質問の折、町長の答弁では、少子高齢化への対応を述べられていらっしゃいましたが、少子高齢化問題の高齢化対策だけでは根本的な解決にはつながらないのです。根本的問題解決に向けた施策が必要であり、それは少子化対策にあります。町政施行方針にもある、子育てに対する不安感や負担感を緩和、解消し、安心して子供を生み育てられる環境の整備を進めていくことが重要、とあります。子供を生み育てるための施策の充実が安心感につながり、未来の日本を支える子供たちへの当然の保障となるのです。そこで、1件目、子育て世代の医療支援についてお伺いいたします。生活していく上で、住まいや食事、衣類などの贅沢は我慢できても、生きていく上で避けられないのがけがや病気です。これは、我慢をさせることもできないですし、予防には努めるものの、どうしても病院にかかることになります。特に、体力的に弱く、知識が満足ではないがゆえのけがや病気、また、保育や教育環境において、同じ空間で集団行動を行うがゆえの感染等、成人するまでには多くの医療費がかかります。また、児童手当も成長するにつれて減額されていく中で、家庭においては、教育費等もふえ、子育てによる負担がふえてきます。そのような状況を鑑みた中で、1つ目として、釧路町における乳幼児、児童、生徒、学生に対しての医療費助成の現況はどのようになっているのか。2つ目、小学校、中学校、高等学校、各卒業までの医療費を助成した場合の必要予算は幾らになるのか。3つ目、子供に対する医療費助成範囲の拡大予定は今後どのようになっているのか。以上、質問させていただきます。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
9番、川村議員のまず子育て世代への医療支援についてのお尋ねの中で、まず当町における乳幼児、それから児童生徒、学生に対しての医療費助成の現況についてのお尋ねでございます。乳幼児と小学生及びひとり親家庭への医療費助成につきましては、北海道医療給付事業に基づき実施をしてございます。ひとり親家庭につきましては、町独自の上乗せ条例を実施してございまして、3歳未満児と市町村民税非課税世帯の自己負担を無料といたしているところであります。次に、小中高各卒業までの医療費を助成した場合の必要な予算についてのお尋ねでございます。平成27年度の国民健康保険の医療費データに基づき、小中高各校の卒業まで医療費自己負担分を全額助成した場合の試算では、まず、小学生は年間1,200万円ほど、中学生では約900万円ほど、高校生は1,100万円ほどと、このように試算をしてございますし、なお、この助成額には、歯科──歯ですね、それから調剤は含まれておりませんことを御理解いただきたいと存じます。次に、子供に対する医療費助成範囲の拡大の予定についてのお尋ねでございますが、子供医療費の助成拡大につきましては、平成29年8月より小学校入学前児童に対しまして、全額助成を実施いたしたいと、このように考えているところであります。以上です。
質問 9番 川村真一
まず、1項目めに対しての答弁に対してでございますが、北海道の基準に即してということでありますけれども、今現行の助成制度というものは、いつから行われているのか、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
乳幼児医療の助成制度につきましては、昭和48年10月1日より条例で施行しております。内容につきましては、改正等がずっと続いておりますので、現行の制度がいつからかということは、大変申しわけございません、こちらにつきましては、手持ちの資料がないということで御理解願います。
質問 9番 川村真一
次に、現行の制度、いわゆる小学校入る前の通院、入院、薬代が今出る状態になっていると思いますけれども、これがいつから始まったかというのはわからないということでよろしいですか。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
現行の3歳未満の児童、それから3歳から小学校入学まで、それから小学校の卒業までそれぞれ給付の内容が違いますが、この制度がたび重なる改正によって変わっているはずだと思いますが、現行の改正の年度については明らかではないということで、大変申しわけございません。
質問 9番 川村真一
今、29年度から完全無料化、小学校入学前の子供までですね。今現在、乳幼児に対しての助成というのは、どういったところまでしているのか、通院、入院、薬代というのは、これはホームページで見てわかるのですけれども、それから助成を申請したときに、どこまで助成してくれているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
年齢と助成の内容について区分して御説明いたします。3歳未満の児童につきましては、初診料一部負担だけしていただいて、あとは通院、入院、調剤等、全て助成をしているという状況です。それから、3歳以上小学校入学前の児童につきましては、非課税世帯に対して初診料の一部負担のみとなっております。課税世帯につきましては、1割負担、これは入院、通院、調剤、歯科等、全て助成をしております。小学校の1年生から卒業までにつきましては、これは入院のみになっております。非課税世帯については初診料一部負担金、課税世帯につきましては1割負担をしていただき、以外につきましては助成をしているという状況になっております。
質問 9番 川村真一
今答弁いただいた内容を一般の町民の方が知ろうとした場合は、どのようなところに行けばわかるでしょうか。言うとホームページでどんだけ探っていってもそこにはたどり着かなかったのです。今、一般の方はやっぱりネット等も広まっていますから、そういったとこで、どんな助成を使えるのだろうと調べる方もいると思いますけれども、ホームページ上では今ちょっと見られなかったので、今答弁された内容は、どこに行って、誰に聞いたらわかるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
主な乳幼児医療制度の御紹介といいますか、手続につきましては、出生届を出していただくときに、同時に乳幼児医療の助成制度の概要と申請をしていただくという手続をお願いしております。そのときに、ほとんどの方がこの手続内容についてわからなければ御質問いただきながら手続をしているという状況です。転入の方につきましても、窓口で転入の手続をするときに、この概要について御説明をし、手続のほうをしていただくということで御案内を差し上げているという状況になっております。
質問 9番 川村真一
今の内容をホームページに載せない理由というのは何かあるのでしょうか。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
当課のホームページは、掲載しているものは不十分だというふうに考えております。見直し等も含めて、ホームページのほうの内容の刷新をしなければならないという課題を、これは当課で話をしているところですが、なかなか着手をしていないということで、新年度から早い段階で、いろいろなホームページの内容の刷新を図りたいというふうには考えております。
質問 9番 川村真一
ほかの自治体のホームページ見ると、結構、最初800円かかりますよ等、細かい金額まで、あと、負担額の3分の2まで負担しますよ等という、細かい数字まで出ていますので、ぜひ釧路町もホームページにおいてもそうやってわかりやすいような表示をしていただきたいなというふうに思います。それで、今、現在もそうですけれども、29年度からの完全無料化に対してもそうなのですが、これはやはり窓口では一旦支払いをしてから、後に申請をし、町から口座なり、そこに、負担金の助成分を振り込んでいただくという形でよろしいでしょうか。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
乳幼児医療費の助成の仕方なのですが、現行も現物給付、窓口で御自分が負担しなければならないものは支払っていただきますが、それ以外は、医療費は後ほど給付の形で医療機関に支払われるということで、御自分から手元にお金を出して後から償還をするという形ではないという方法をとっております。これは、新しく全額助成になったときも同じような扱いをしようと考えています。ただ、小さな健康保険組合のところにつきましては、このシステムが働かないということで、全国左官タイル塗装業国保、それから板金、それから建設連合会、こちらについては、現在も償還払いしていると、領収書に基づいてお支払いをしているという状況になっております。
質問 9番 川村真一
ぜひ、やはり手持ちのお金がなくても、急にけがをしたり等というふうにありますので、今後そういったやっぱり対応を続けていただきたいと思います。そして先ほど、町長の答弁にもありましたが、ひとり親の助成についてなのですが、やはりひとり親の父、母に対しては、入院費のみとなっていると思いますけれども、子供に対しては、入院、通院も助成されていますけれども、やはりそこのひとり親の家庭にそういう助成を出すということというのは、家庭の経済的なものがあると思います。子供に対しては、入院、通院までしますけれども、その親に対しては入院のみとなっておりますけれども、そこの隔たりというか、同じ助成ではない理由をちょっとお教え願いたいと思います。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
ひとり親家庭の給付につきましては、北海道の医療制度の中で定められているその給付を適用させて釧路町で実施をしております。子供につきましては、18歳までのお子さんを該当しておりますが、この親御さんについても看護をしている場合に、該当になっているという状況で、こちらにつきましては、いずれも給付が北海道のほうでの基準に従っているという状況なものですから、こちらについては御理解願いたいと思います。
質問 9番 川村真一
了解いたしました。子供に対しても先ほど入院と通院の助成あると思うのですけれども、処方箋による調剤に対しての助成は今ないとなっておると思いますけれども、これもやっぱり北海道の基準に基づくものなのでしょうか。先ほどからある通院、入院、調剤まで見ますよという就学前と、小学生であれば入院しか見ませんよというくくりで、通院と、いわゆる調剤はワンセットになっているような感じもするのですけれども、道のほうではそういうふうに規定をしていないということでよろしいでしょうか。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
ひとり親家庭の保護者の親の関係につきまして、北海道のほうでは、入院に要した医療費というふうになっておりますので、入院の最中に薬剤等が出るかと思いますが、保険適用分につきましては、該当になるということで助成はされているという状況になっております。
質問 9番 川村真一
これでは、来年度の施策で就学前の子供に対しての助成をより手厚くすることになったと思いますが、これは当然よいことだと思いますが、小中学生に対しても、並列でやはりこの助成をふやしていくべきだと思っております。ここで、2番目に入りますけれども、先ほどありました、概算の予算だとは思いますけれども、数字をきちんと出していただきましてありがとうございます。この数字を見て、29年度からの小学生に対して予算つけた分600万だと思います。中学生に対して、今予算出たのは900万ですよね。これを、中学生に助成をつけようというような話は、一切町のほうでは出なかったのかどうかというのを、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
子供の医療費の助成の関係につきましては、代表質問、きのう町長も答弁しておりますけれども、今までの協議の中で、どこまで拡大するかという協議を続けてきました。こちらに町長が今答弁をしました費用には、薬剤、歯科等を入れていない金額で試算をしておりますけれども、まず、着実に継続、一度実施をするということで、実施の継続がきちんとできるということを念頭に置きながら、まず段階的なことを考えるべきだろうということで、できるところからやろうということで、この事業を着手するという判断をしたというとこです。ですから、今後につきましては、また検討していかなければならない部分が残っているかと思いますが、まず平成29年度は就学前の児童について事業を開始したいということで協議をしたというところです。
質問 9番 川村真一
済いません。今の私の質問もあれだったのですけれども、3番のほうにもちょっと入ってきちゃっていますので、3番に対して、また質問させていただきますが、小学生がかかる年間の生活費等、教育費を含めた1人当たりにかかる金額と、高校生にかかる、年間にかかる生活費、教育費含めての1人にかかる金額、これ、小学生と高校生ではどちらのほうが金額かかると思いますか。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
大変申しわけございません。掌握しておりませんが、新聞等の私が見た範囲では、高校生、中学生になりますと、進学のための教育費がかかるというその情報だけは見ておりますので、教育費を含めてとなりますと、そこの部分は、大きくなるのかなというふうには、今の段階では理解しているところです。
質問 9番 川村真一
当然やっぱり子供は大きくなればなるほどお金はかかっていくものと思います。私も実際、今、中学生の子供いますけれども、やはりどんどんお金がかかっていく状態になります。昨日の代表質問の答弁で、町長が、中学生までの医療費無料化は考えていないという答弁されておりましたが、先ほど課長の話によると、検討されたこともあったということでございますが、それはなぜ、きのう町長は答弁のときにそういったこと、私、ちょっときのう正直がっかりしたのです。中学生に関しては全く考えていないという答弁をしておりましたので、町長に、その辺、なぜきのうそういう内容の答弁されたか。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
これは、私は、実施に向けて、実施するということに対しては、今現在考えていないと、こういう趣旨でございます。ただいまこども健康課長が言ったように、担当課長が言ったように、そういった確実な拡大をしていかなければならないということは、庁内的に検討している最中ではございますので、御理解をお願い申し上げます。
質問 9番 川村真一
実現できるかどうかは、今はできないという答弁をいただいたということで、これも町政執行方針に書いてあるのですけれども、子育て世代を切れ目なく支援してまいるというふうに書いているのです。中高生のほうが学費等で家庭からの出費も多くなる中で、より助成が必要になるのではないかと、これは本当待ったなしの施策だと思います。子供は成長を続ける中で、そういった助成を受けられないまま成人になる家庭もあると思います。これは本当タイミングが悪くて、そういうものを一切受けられないまま成人になる家庭も出てくると思います。そういったことを考えると、町民に対して平等にそういった助成を与える、平等に支援するということを考えると、より早く、中学生など特にそうですね。北海道以外の都道府県では、もう、中学生まで、これ、県単位でもう助成しているところもあります。これは北海道やっぱりちょっとおくれていると思いますけれども、そういった部分を考えて、中学生の助成に対して、やっぱり早く助成するべきだという考えは今現在お持ちでしょうか。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
今まで検討をしてきております。ただ、今町長も申し上げましたとおり、確実に継続的にきちんと制度を進めていくということでは、現在、いつの時点で実施ができるかという、そこは御答弁をすることができない、まだ検討の段階であるということを御理解いただきたいと思います。
質問 9番 川村真一
ここはもうこれ以上答弁進まないと思いますので、ちょっと変えますけれども、ほかの自治体の助成の施策等、見本になるべきところ、たくさんあると思います、道内にも。そういった施策は、当然ごらんになっていると思いますけれども、そういったものはごらんになったことはあるのでしょうか。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
医療費の拡大につきましては、毎年、北海道のほうで一覧の公布がございますので、こちらについては確認をしております。
質問 9番 川村真一
ちょっと例として出しますと、釧路町とほぼ人口規模等も同じ芽室町、こちらも、平成28年の4月1日から、中学生の医療費も一部対象としましたという形で、これもホームページ載っています。入院と指定訪問看護については、全額の助成、通院と歯科に関するものは、これもやっぱり課税世帯によって変わってくるのですけれども、そういったものももう既に始まっております。人口規模はちょっと違うのですけれども、南富良野町というところで、こちら、南富良野町の助成の内容はごらんになったことありますでしょうか。
答弁 こども健康課長 宍戸牧子(こども健康課長は2017年3月まで)
新聞等で、こちらのほうについては、大学生までの拡大をすると、それから町外に出ていった子供についても助成をするということは把握をしておりました。
質問 9番 川村真一
そのとおりなのです。大学、22歳まで、南富良野町を出て、住民票をそちらに移していたとしても、これ助成になるわけです。これ、本当、道外に出ていても、これ、助成されるような仕組みになっていまして、この担当されている課の方にちょっとお話を聞いたら、こういうものが最初にどういうふうに町の中ででき上がってきたかという思いを聞いたら、やはり、南富良野町には高校はあるのですけれども、大学はないと。表に出て、より高度な教育を受けて、そういって学ぶ子供たちが町の財産になるという考えからきているようです。そういった教育を受けさせやすいために、町ではこういった助成を始めたということでございます。後に、町の財産となるという思いを聞いた上で、やはりこういった大学生まで後々はやっぱり助成するべきではないかなというふうに思いますけれども、この件に関して、町長、どのように思いますでしょうか。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
そういったことに手をかけられる南富良野町に対しては、私もうらやましく思いますし、できれば、そういう形で当町もできるように、こういった釧路町にしていきたいと、このように思います。
質問 9番 川村真一
今の町長の御答弁、前向きな答弁というふうに捉えさせていただきます。今すぐに実現は不可能かもしれませんけれども、当然町としても、予算も算出したこともあるし、そういう検討もしたことあるというのをやはりこれ町民の皆さんに知ってもらうのもひとつ大事なのではないかなというふうに思います。町民の人は、やっぱりこういう町側の発言がないと、釧路町は何やっているのだと、そういう話になってきてしまいます。そういった前向きな答弁をいただきましたので、ここは、締めさせていただきたいと思います。